JP2001153441A - 店舗向け空調システム - Google Patents

店舗向け空調システム

Info

Publication number
JP2001153441A
JP2001153441A JP33714599A JP33714599A JP2001153441A JP 2001153441 A JP2001153441 A JP 2001153441A JP 33714599 A JP33714599 A JP 33714599A JP 33714599 A JP33714599 A JP 33714599A JP 2001153441 A JP2001153441 A JP 2001153441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
store
outside
differential pressure
air supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33714599A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuei Kuramoto
哲英 倉本
Munekazu Maeda
宗万 前田
Kazuhiko Marumoto
一彦 丸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP33714599A priority Critical patent/JP2001153441A/ja
Publication of JP2001153441A publication Critical patent/JP2001153441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗向け空調システムに関し、店舗内の空気
清浄度を保持する。 【解決手段】 店舗内を空調する空気調和機7と、外気
中の粉塵を除去する外気処理フィルター3と、外気処理
フィルター3を介して外気を店舗内に供給する給気ファ
ン12と、店舗内の空気を店舗外に排出する排気ファン
13と、店舗内外の差圧を検出する差圧センサーDPと
を設置し、差圧センサーDPで検出した差圧が正の所定
値(店舗内圧力が店舗外圧力よりも高い状態)になるよ
うに給気量を制御する給気量制御装置CNT1を備えた
ことにより、店舗内への外気の侵入を防止し、店舗内の
空気清浄度を保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は店舗内を冷暖房する
店舗向け空調システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、店舗向け空調システムに対して
は、店舗内に陳列した食品の衛生確保等の観点から、店
舗内の空気清浄度の向上が強く望まれている。従来の店
舗向け空調システムとしては特開平10−311555
号公報に示されているものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の店舗
向け空調システムを説明する。
【0004】図5は、従来の店舗向け空調システムの概
略図である。従来の店舗向け空調システムは図5に示す
ように、壁面で囲まれた店舗1において、外気処理フィ
ルター3,給気ダクト5,給気口6,空気調和機7,排
気口9a,9b,排気ダクト10a,10b,店内吸入
口11とから構成されている。
【0005】以上のように構成された店舗向け空調シス
テムについて、以下その動作を説明する。
【0006】店舗内の空調は、空気調和機7で行う。空
気調和機7は、店舗内に設置した室内機7aと店舗外に
設置した室外機7bとを冷媒配管8を介して接続して構
成している。外気取入口4から取り込んだ外気は、外気
処理フィルター3により空気中の粉塵を除去された後、
給気ダクト5を通って室内機7aに導かれる。
【0007】そして室内機7aでは、除塵された外気
と、室内吸込口11から吸込まれた店舗内空気とが混合
された後に加熱または冷却されて給気口6から店舗内へ
と給気される。一方、店舗内空気の一部は、排気口9
a,9b及び排気ダクト10a,10bを介して店舗外
に排気される。
【0008】このとき、店舗1への外気取入風量を排気
風量よりも多くなるように各機器をあらかじめ設定して
おくことにより、店舗内は店舗外に対して正圧になる。
従って、ドア2が開いても外気中の塵埃が店舗内に侵入
することがなく、店舗内の空気を清浄に保持することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、店舗1への空調システム設置時において給
排気用の各機器の設定を行うため、外気取入風量と室内
吸込口から吸込まれた店舗内空気量と排気風量とが一意
的に固定されてしまう。
【0010】従って、この空調システムを長時間運転し
た場合には、外気処理フィルター3に粉塵が堆積するこ
とにより目詰まりを生じて外気取入風量が減少するた
め、店舗内が店舗外に対して負圧になる可能性がある。
店舗内が負圧になれば、ドア2が開いた場合に外気が店
舗内に侵入し、店舗内の空気清浄度低下に繋がるという
欠点を有していた。
【0011】本発明は従来の課題を解決するもので、外
気処理フィルターで目詰まりが生じても店舗内の空気清
浄度を安定して保持できる店舗向け空調システムを提供
することを目的とする。
【0012】また、上記従来の構成は、店舗1に対して
給気口6または排気口9a,9b以外の部分からの空気
漏れを防止する気密化処理を施していないため、店舗内
から店舗外への空気漏れ量が多い。
【0013】従って、店舗内を店舗外に対して正圧に保
持するためには、店舗1からの空気漏れ量だけ余分に外
気を取入れる必要があった。これは空調負荷の増大、即
ち、空調機器運転に要する電力量の増大を招くという欠
点を有していた。
【0014】本発明の他の目的は、店舗内から店舗外へ
の空気漏れ量を最小限に抑え、空調機器運転に要する電
力量低減、即ち省エネを図る店舗向け空調システムを提
供することである。
【0015】また、上記従来の構成は、店舗外の風速の
影響を考慮していない。通常、店舗外の風速が大きい
(風が強い)場合は、ドアが開いた場合に外気が店舗内
に侵入し易くなる。一方、店舗外の風速が小さい(風が
弱い)場合は、ドアが開いた場合に外気が店舗内に侵入
し難い。
【0016】このような、店舗外の風速の影響とは無関
係に、店舗内の正圧を一意的に固定しているため、店舗
外の風速が大きい場合には外気侵入を防止できなかった
り、また店舗外の風速が小さい場合には店舗内の正圧を
必要以上に保持するため外気を余分に取入れて空調エネ
ルギーロスを生じる可能性があるという欠点を有してい
た。
【0017】本発明の他の目的は、店舗外の風速の変化
に応じて、店舗内外差圧が、店舗内への外気侵入を防止
するための最適値に保持できる店舗向け空調システムを
提供することである。
【0018】また、上記従来の構成は、外気処理フィル
ター3の交換時期を簡易に知る手段がなく、メンテナン
ス性が悪いという欠点を有していた。
【0019】本発明の他の目的は、外気処理フィルター
の交換時期を簡易に知ることができるメンテナンス性が
良い店舗向け空調システムを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、店舗内を空調する空気調和機と、外気中の粉
塵を除去する外気処理フィルターと、前記外気処理フィ
ルターを介して外気を店舗内に供給する給気ファンと、
店舗内の空気を店舗外に排出する排気ファンと、店舗内
外の差圧を検出する差圧センサーとを設置し、前記差圧
センサーで検出した差圧が店舗内圧力が店舗外圧力より
も高い状態となる正の所定値になるように外気取入風量
(以下、給気量と称する)を制御する給気量制御装置を
備えたものである。
【0021】これにより、外気処理フィルターで目詰ま
りが生じた場合には、給気量が減少するため店舗内外差
圧が小さくなるが、給気量制御装置が給気ファンの給気
量を増大させて店舗内外差圧が正の所定値となる様に制
御するので、店舗内の空気清浄度を安定して保持でき
る。
【0022】また、本発明は、店舗における給排気口以
外の部分からの空気の漏れを防止する気密化処理を施し
たものである。
【0023】これにより、店舗内から店舗外への空気漏
れ量を最小限に抑え、空調機器運転に要する電力量低
減、即ち省エネを図ることができる。
【0024】また、本発明は、店舗外の風速を検出する
風速センサーを備え、前記風速センサーで検出した風速
が大きい場合には店舗内外の差圧を大きく、前記風速セ
ンサーで検出した風速が小さい場合には店舗内外の差圧
を小さくするように給気量を制御する差圧制御装置を備
えたものである。
【0025】これにより、店舗外の風速が変化しても、
必要最小限の給気量で店舗内への外気の侵入を防止で
き、店舗内の空気清浄度を保持することができる。
【0026】また、本発明は、店舗出入り用ドアの開閉
状態を検知するドアセンサーを備え、前記ドアセンサー
によりドアが閉状態であることを検出している場合で、
風量制御装置が給気ファンに対して最大給気量を要求し
ており、かつ店舗内が店舗外に対して負圧になっている
場合に、フィルター交換サイン信号を発するフィルター
管理装置を備えたものである。
【0027】これにより、外気処理フィルターの交換時
期を簡易に知ることができ、メンテナンス性が向上す
る。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、店舗内を空調する空気調和機と、外気中の粉塵を除
去する外気処理フィルターと、前記外気処理フィルター
を介して外気を店舗内に供給する給気ファンと、店舗内
の空気を店舗外に排出する排気ファンと、店舗内外の差
圧を検出する差圧センサーとを設置し、前記差圧センサ
ーを検出した差圧が店舗内圧力が店舗外圧よりも高い状
態となる正の所定値になるように給気量を制御する給気
量制御装置を備えたものであり、外気処理フィルターで
目詰まりが生じた場合でも、店舗内の空気清浄度を安定
して保持するという作用を有する。
【0029】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に、さらに、店舗における給排気口以外の部分か
らの空気の漏れを防止する気密化処理を施したものであ
り、店舗内から店舗外への空気漏れ量を最小限に抑え、
空調機器運転に要する電力量低減、即ち省エネを図ると
いう作用を有する。
【0030】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、店舗外の風速を検出す
る風速センサーを備え、前記風速センサーで検出した風
速が大きい場合には店舗内外の差圧を大きく、前記風速
センサーで検出した風速が小さい場合には店舗内外の差
圧を小さくするように給気量を制御する差圧制御装置を
備えたものであり、店舗外の風速が変化しても、必要最
小限の給気量で店舗内への外気の侵入を防止し、店舗内
の空気清浄度を保持するという作用を有する。
【0031】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、店舗出入
り用ドアの開閉状態を検知するドアセンサーを備え、前
記ドアセンサーによりドアが閉状態であることを検出し
ている場合で、風量制御装置が給気ファンに対して最大
給気量を要求しており、かつ店舗内が店舗外に対して負
圧になっている場合に、フィルター交換サイン信号を発
するフィルター管理装置を備えたものであり、外気処理
フィルターの交換時期を簡易に知ることができ、メンテ
ナンス性が向上するという作用を有する。
【0032】
【実施例】以下、本発明による店舗向け空調システムの
実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、
従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0033】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる店舗向け空調システムの概略図である。
【0034】図1において、1は周囲を壁面で囲まれた
店舗であり、出入り用のドア2が設置されている。外気
取入れ口4から取り入れられた外気は、給気ダクト5,
給気ファン12を介して外気処理フィルター3に導か
れ、ここで空気中の粉塵が除去された後に給気口6から
店舗内に供給される。また、排気口9から吸込まれた店
舗内の空気は、排気ファン13,排気ダクト10を介し
て店舗外に排出される。
【0035】通常、給気ファン12,排気ファン13,
給気ダクト5,排気ダクト10等の機器は、天井裏の空
間に設置されることが多い。店舗内の空調は空調機7に
よって行われる。空調機7は、店舗内に設置した室内機
7aと店舗外に設置した室外機7bとを冷媒配管8で接
続して構成されている。
【0036】室内機7aの形態としては、天井面に設置
するカセット型や、床面に設置する床置き型、天井裏に
設置するダクト隠ぺい型などが主である。
【0037】DPは差圧センサーであり、差圧センサー
DPと店舗内及び差圧センサーDPと店舗外を圧力取り
出し管14で接続することにより店舗内外差圧を検出す
る。
【0038】CNT1は、差圧センサーDPで検出した
室内外差圧が正の所定値(即ち店舗内が店舗外に対して
正圧)になるように、給気ファン12に対して外気取入
れ風量(給気量)を制御する給気量制御装置である。
【0039】ここで、給気量の制御方法としては、給気
ファン12にインバータを設置してファンの回転数を変
化させる方法や、給気ダクト5の途中にダンパーを設置
してその開度を調整する方法などがある。
【0040】具体的には、店舗内外の差圧が所定値より
も小さい場合には、給気量制御装置CNT1から給気フ
ァン12に対して給気量を増大させる要求(ファン回転
数の上昇またはダンパー開度の増大)がなされる。ま
た、店舗内外の差圧が所定値よりも大きい場合には、給
気量制御装置CNT1から給気ファン12に対して給気
量を減少させる要求(ファン回転数の低下またはダンパ
ー開度の減少)がなされる。
【0041】給気ファン12を長時間運転すると、外気
処理フィルター3が目詰まりを起こして給気量が減少す
るため店舗内外差圧が小さくなり、更には店舗内が負圧
になり、外気が店舗内に侵入して店舗内の空気清浄度が
低下する恐れがあった。
【0042】そこで、店舗内外差圧が正の所定値になる
ように給気量を制御することにより、常に店舗内への外
気の侵入を防止することができ、店舗内の空気清浄度を
保持することができるのである。
【0043】以上のように本実施例の店舗向け空調シス
テムは、外気処理フィルター3で外気中の粉塵を除去し
て清浄な空気を店舗内に供給すると共に、CNT1によ
り店舗内が店舗外に対して正圧になるように保持するこ
とで、ドア2が開いた際に外気が直接店舗内に侵入して
店舗内の空気清浄度を低下させることがなくなる。従っ
て、店舗内の空気清浄度を安定して保持することができ
る。
【0044】(実施例2)図2は、本発明の実施例2に
よる店舗向け空調システムの概略図である。
【0045】本実施例は、実施例1による店舗向け空調
システムにおいて、店舗1の給排気口以外の部分からの
空気の漏れを防止する気密化処理を施したものである。
【0046】店舗1において、給気口6及び排気口9以
外で店舗内から店舗外に空気が漏れ出す部位としては、
給気ダクト5が店舗1の壁面を貫通する部分15a、排
気ダクト10が店舗1の壁面を貫通する部分15b、冷
媒配管8が店舗1の壁面を貫通する部分16aの隙間等
がある。また、この他に店舗1がビルの1フロアーを占
めるような場合については、ビルの上下階を貫通する水
道・ガス配管と床・天井との隙間等がある。
【0047】これまでの調査によれば、店舗内から壁面
を介して店舗外に漏れ出す量は比較的少なく、上記のよ
うな壁面貫通部分の隙間からの漏れ量が多いことがわか
っている。
【0048】そこで、これらの部分の隙間をモルタルま
たはパテ等により塞ぐことで店舗1の気密化を図り、空
気の漏れ量を低減させる。このことにより、店舗内外の
差圧を所定値に保持するための必要給気量を最小限に抑
えることができる。従って、外気による空調負荷も低減
されて、空調機器運転に要する電力量低減、即ち省エネ
を図ることができる。
【0049】以上のように本実施例の店舗向け空調シス
テムは、店舗1の給排気口以外の部分からの空気の漏れ
を防止する気密化処理を施すことにより、店舗内から店
舗外への空気漏れ量を最小限に抑え、空調機器運転に要
する電力量低減、即ち省エネを図ることができる。
【0050】(実施例3)図3は、本発明の実施例3に
よる店舗向け空調システムの概略図である。
【0051】図3において、17は店舗外の風速を検出
する風速センサーである。CNT2は差圧制御装置であ
り、風速センサー17で検出した風速が相対的に大きい
場合には店舗内外の差圧を大きく、風速センサー17で
検出した風速が相対的に小さい場合には店舗内外の差圧
を小さくするように給気量を制御するものである。
【0052】本実施例は、実施例1または実施例2によ
る店舗向け空調システムに、さらに風速センサー17と
差圧制御装置CNT2を設けたものである。
【0053】通常、店舗外の風速が大きい(風が強い)
場合は、ドアが開いた場合に外気が店舗内に侵入し易く
なる。一方、店舗外の風速が小さい(風が弱い)場合
は、ドアが開いた場合に外気が店舗内に侵入し難い。
【0054】そこで、店舗外の風速の変化に応じて、店
舗内外差圧が、店舗内への外気侵入を防止するための最
適値に保持するように差圧制御装置CNT2で給気量を
制御することにより、必要最小限の給気量で店舗内への
外気の侵入を防止でき、店舗内の空気清浄度を保持でき
る。
【0055】以上のように本実施例の店舗向け空調シス
テムは、店舗外の風速を検出する風速センサー17を備
え、風速センサー17で検出した風速が大きい場合には
店舗内外の差圧を大きく、風速センサー17で検出した
風速が小さい場合には店舗内外の差圧を小さくするよう
に給気量を制御する差圧制御装置CNT2を備えたもの
であり、これにより店舗外の風速が変化しても、必要最
小限の給気量で店舗内への外気の侵入を防止でき、店舗
内の空気清浄度を保持できる。
【0056】(実施例4)図4は、本発明の実施例4に
よる店舗向け空調システムの概略図である。
【0057】図4において、18は店舗出入り用ドア2
の開閉状態を検知するドアセンサーである。19はフィ
ルター管理装置であり、ドアセンサー18によりドアが
閉状態であることを検出している場合で、風量制御装置
CNT1が給気ファン12に対して最大給気量を要求し
ており、かつ店舗内が店舗外に対して負圧になっている
場合に、フィルター交換サイン信号を発するものであ
る。
【0058】本実施例は、実施例1から実施例3のいず
れかによる店舗向け空調システムに、さらにドアセンサ
ー18とフィルター管理装置19を設けたものである。
【0059】フィルター交換サインは、例えば空調機7
のリモコンの液晶画面等、サインを確認し易い場所に表
示するようにすれば良い。
【0060】以上のように本実施例の店舗向け空調シス
テムは、店舗出入り用ドアの開閉状態を検知するドアセ
ンサー18を備え、ドアセンサー18によりドアが閉状
態であることを検出している場合で、風量制御装置CN
T1が給気ファンに対して最大給気量を要求しており、
かつ店舗内が店舗外に対して負圧になっている場合に、
フィルター交換サイン信号を発するフィルター管理装置
19を備えたものであり、これにより、外気処理フィル
ター3の交換時期を簡易に知ることができ、メンテナン
ス性が向上する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項に1記載の発
明は、店舗内を空調する空気調和機と、外気中の粉塵を
除去する外気処理フィルターと、前記外気処理フィルタ
ーを介して外気を店舗内に供給する給気ファンと、店舗
内の空気を店舗外に排出する排気ファンと、店舗内外の
差圧を検出する差圧センサーとを設置し、前記差圧セン
サーで検出した差圧が店舗内圧力が店舗外圧力よりも高
い状態となる正の所定値になるように給気量を制御する
給気量制御装置を備えたもので、これにより、店舗内の
空気清浄度を安定して保持できる。
【0062】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、店舗における給排気口以外の部
分からの空気の漏れを防止する気密化処理を施したもの
で、これにより、店舗内から店舗外への空気漏れ量を最
小限に抑え、空調機器運転に要する電力量低減、即ち省
エネを図ることができる。
【0063】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明に加えて、店舗外の風速を
検出する風速センサーを備え、前記風速センサーで検出
した風速が大きい場合には店舗内外の差圧を大きく、前
記風速センサーで検出した風速が小さい場合には店舗内
外の差圧を小さくするように給気量を制御する差圧制御
装置を備えたもので、これにより、店舗外の風速が変化
しても、必要最小限の給気量で店舗内への外気の侵入を
防止し、店舗内の空気清浄度を保持できる。
【0064】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または請求項2または請求項3に記載の発明に加えて、
店舗出入り用ドアの開閉状態を検知するドアセンサーを
備え、前記ドアセンサーによりドアが閉状態であること
を検出している場合で、風量制御装置が給気ファンに対
して最大給気量を要求しており、かつ店舗内が店舗外に
対して負圧になっている場合に、フィルター交換サイン
信号を発するフィルター管理装置を備えたもので、これ
により、外気処理フィルターの交換時期を簡易に知るこ
とができ、メンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による店舗向け空調システムの実施例1
の概略図
【図2】本発明による店舗向け空調システムの実施例2
の概略図
【図3】本発明による店舗向け空調システムの実施例3
の概略図
【図4】本発明による店舗向け空調システムの実施例4
の概略図
【図5】従来の店舗向け空調システムの概略図
【符号の説明】
3 外気処理フィルター 7a 室内機 7b 室外機 12 給気ファン 13 排気ファン 17 風速センサー 18 ドアセンサー CNT1 給気量制御装置 CNT2 差圧制御装置 DP 差圧センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸本 一彦 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BE02 BF07 BF08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗内を空調する空気調和機と、外気中
    の粉塵を除去する外気処理フィルターと、前記外気処理
    フィルターを介して外気を店舗内に供給する給気ファン
    と、店舗内の空気を店舗外に排出する排気ファンと、店
    舗内外の差圧を検出する差圧センサーとを設置し、前記
    差圧センサーで検出した差圧が店舗内圧力が店舗外圧力
    よりも高い状態となる正の所定値になるように給気量を
    制御する給気量制御装置を備えた店舗向け空調システ
    ム。
  2. 【請求項2】 店舗における給排気口以外の部分からの
    空気の漏れを防止する気密化処理を施した請求項1に記
    載の店舗向け空調システム。
  3. 【請求項3】 店舗外の風速を検出する風速センサーを
    備え、前記風速センサーで検出した風速が相対的に大き
    い場合には店舗内外の差圧を大きく、前記風速センサー
    で検出した風速が相対的に小さい場合には店舗内外の差
    圧を小さくするように給気量を制御する差圧制御装置を
    備えた請求項1または請求項2に記載の店舗向け空調シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 店舗出入り用ドアの開閉状態を検知する
    ドアセンサーを備え、前記ドアセンサーによりドアが閉
    状態であることを検出している場合で、風量制御装置が
    給気ファンに対して最大給気量を要求しており、かつ店
    舗内が店舗外に対して負圧になっている場合に、フィル
    ター交換サイン信号を発するフィルター管理装置を備え
    た請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の店舗向
    け空調システム。
JP33714599A 1999-11-29 1999-11-29 店舗向け空調システム Pending JP2001153441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33714599A JP2001153441A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 店舗向け空調システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33714599A JP2001153441A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 店舗向け空調システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001153441A true JP2001153441A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18305878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33714599A Pending JP2001153441A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 店舗向け空調システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001153441A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164178A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Shimizu Corp 室内圧力制御システム及び室内圧力制御方法
JP2011133199A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Sanyo Electric Co Ltd 店舗の換気装置
JP2019113240A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 シャープ株式会社 ドレン水逆流防止装置
JP2019124388A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 株式会社光商事 清浄空気導入装置及びこれを用いたクリーン住宅設備
KR20200040510A (ko) * 2018-10-10 2020-04-20 삼성중공업 주식회사 기밀구역의 압력 조절 장치 및 방법 그리고 이를 포함하는 해양구조물
JP2020125879A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 富士電機株式会社 給気システム
CN112197899A (zh) * 2020-11-05 2021-01-08 北京舍得叔叔科技有限公司 数字式居室正负压差监测装置
JP2021009009A (ja) * 2019-07-03 2021-01-28 富士電機株式会社 給気システム
JP7404937B2 (ja) 2020-03-06 2023-12-26 富士電機株式会社 給気システム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164178A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Shimizu Corp 室内圧力制御システム及び室内圧力制御方法
JP2011133199A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Sanyo Electric Co Ltd 店舗の換気装置
JP2019113240A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 シャープ株式会社 ドレン水逆流防止装置
JP6993213B2 (ja) 2017-12-22 2022-01-13 シャープ株式会社 ドレン水逆流防止装置
JP2019124388A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 株式会社光商事 清浄空気導入装置及びこれを用いたクリーン住宅設備
KR20200040510A (ko) * 2018-10-10 2020-04-20 삼성중공업 주식회사 기밀구역의 압력 조절 장치 및 방법 그리고 이를 포함하는 해양구조물
KR102439296B1 (ko) * 2018-10-10 2022-09-01 삼성중공업(주) 기밀구역의 압력 조절 장치 및 방법 그리고 이를 포함하는 해양구조물
JP2020125879A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 富士電機株式会社 給気システム
JP2021009009A (ja) * 2019-07-03 2021-01-28 富士電機株式会社 給気システム
JP7404937B2 (ja) 2020-03-06 2023-12-26 富士電機株式会社 給気システム
CN112197899A (zh) * 2020-11-05 2021-01-08 北京舍得叔叔科技有限公司 数字式居室正负压差监测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0741269B1 (en) Air conditioning method in machine room having forced air-cooling equipment houses therein
CN107172861B (zh) 一种气流循环可变的数据中心机房节能冷却系统及其控制方法
JP2001153441A (ja) 店舗向け空調システム
JP4731650B2 (ja) 半導体製造機器の換気方法及び換気設備
JP2012063117A (ja) 空調システム
JP4784181B2 (ja) 換気装置及び建物
JPH10332181A (ja) 換気装置
JP2000088316A (ja) 設定温度決定装置、空気調和装置およびプログラム記録媒体
CN112484120A (zh) 一种用于厨房的补风系统及控制方法
KR101988865B1 (ko) 외기도입관 및 필터의 청소기능을 가지는 급기시스템
JP2001317772A (ja) 店舗向け空調システム
JP5723734B2 (ja) 空気調和機
KR100577204B1 (ko) 압력조절 환기 시스템 및 이를 이용한 환기량 조절방법
JP2004003866A (ja) 換気空調装置
WO2020063812A1 (zh) 厨房空调系统
JP5096788B2 (ja) 換気システム
JPH08226668A (ja) 天井埋込型換気空調ユニット
JP6656043B2 (ja) 換気システムおよび換気装置
JP2007139371A (ja) 自然冷房運転
JP2001012763A (ja) 空調換気システム
KR20160061582A (ko) 수평형 에어커튼을 이용한 냉난방에너지 절약방법
CN214665008U (zh) 一种idc机房热风温度调节系统
CN106225180B (zh) 一种全新风壁挂射流空调机组及其控制方法
CN111256354A (zh) 一种新型厨房用换气系统
JPH09222250A (ja) 複合換気装置及び換気方法