JP4715024B2 - 不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法 Download PDF

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    • G11C16/12Programming voltage switching circuits

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つのワードゲートと、2つのコントロールゲートにより制御される2つの不揮発性メモリ素子を備えたツインメモリセルにて構成される不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法に関する。
【0002】
【背景技術】
不揮発性半導体装置として、チャネルとゲートとの間のゲート絶縁層が、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜及び酸化シリコン膜の積層体からなり、窒化シリコン膜に電荷がトラップされるMONOS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Semiconductorまたは-substrate)型が知られている。
【0003】
このMONOS型不揮発性半導体記憶装置は、文献(Y.Hayashi,et al,2000 Symposiumon VLSI Technology Digest of Technical Papers p.122-p.123)に開示されている。この文献には、1つのワードゲートと、2つのコントロールゲートにより制御される2つの不揮発性メモリ素子(MONOSメモリ素子またはセルともいう)を備えたツインMONOSフラッシュメモリセルが開示されている。すなわち、1つのフラッシュメモリセルが、電荷のトラップサイトを2つ有している。
【0004】
このような構造を有する複数のツインMONOSフラッシュメモリセルを行方向及び列方向にそれぞれ複数配列させて、メモリセルアレイ領域が構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このツインMONOSフラッシュメモリセルを駆動するには、2本のビット線と、1本のワード線と、2本のコントロールゲート線とを要する。ただし、多数のツインメモリセルを駆動するに際して、異なるコントロールゲートであっても同じ電位に設定する場合には、これらの線を共通接続することができる。
【0006】
この種のフラッシュメモリの動作には、データの消去、プログラム及び読み出しがある。データのプログラム及び読み出しは、通常、8ビットまたは16ビットの選択セル(選択された不揮発性メモリ素子)にて同時に実施される。
【0007】
ここで、MONOSフラッシュメモリでは、1本のワード線に、互いに素子分離されていない複数のツインMONOSフラッシュメモリセルが接続される。そして、ある特定の選択セルにデータをプログラムするには、その選択セルを有するツインMONOSフラッシュメモリの電圧設定だけでなく、それと隣接するツインMONOSフラッシュメモリセルを適切に電圧設定しなければならない。
【0008】
ここで、この種の不揮発性メモリでは、データのディスターブが課題となっている。データのディスターブとは、選択セルのコントロールゲート線及びビット線に高電位を印加してプログラムするときに、共用される配線によって非選択のセルにも高電位が印加され、プログラムの度にその状態が繰り返されることで非選択セル(非選択の不揮発性メモリ素子)がプログラムまたは消去されて、非選択セルのデータがディスターブされることを言う。
【0009】
本発明は、選択セルに対してデータをプログラムする際に、その選択セルを含むツインメモリセル及びそれと隣接するツインメモリセルへの電圧を適切に設定して、非選択セルへのディスターブを防止することができる不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様は、1つのワードゲートと、第1,第2のコントロールゲートにより制御される第1,第2の不揮発性メモリ素子とを有するツインメモリセルが複数配列され、1本のワード線に前記ワードゲートが接続された隣接する3つのツインメモリセル(i−1),(i),(i+1)のうち、前記ツインメモリセル(i)の前記第2の不揮発性メモリ素子に対してデータをプログラムする方法であって、
前記ワード線をプログラム用ワード線選択電圧に設定し、
前記ツインメモリセル(i)の前記第2のコントロールゲート及び前記ツインメモリセル(i+1)の前記第1のコントロールゲートをプログラム用コントロールゲート電圧に設定し、
前記ツインメモリセル(i−1)の前記第2のコントロールゲート及び前記ツインメモリセル(i)の前記第1のコントロールゲートをオーバライド電圧に設定し、
前記ツインメモリセル(i)の前記第2の不揮発性メモリ素子及び前記ツインメモリセル(i+1)の前記第1の不揮発性メモリ素子に共通接続されるビット線をプログラム用ビット線電圧に設定し、
前記ツインメモリセル(i+1)の前記第2の不揮発性メモリ素子に接続されるビット線の電圧を0Vより高い電圧に設定することを特徴とする。
【0011】
本発明の他の態様は、1つのワードゲートと、第1,第2のコントロールゲートにより制御される第1,第2の不揮発性メモリ素子とを有するツインメモリセルが複数配列され、1本のワード線に前記ワードゲートが接続された隣接する3つのツインメモリセル(i−1),(i),(i+1)のうち、前記ツインメモリセル(i)の前記第1の不揮発性メモリ素子に対してデータをプログラムする方法であって、
前記ワード線をプログラム用ワード線選択電圧に設定し、
前記ツインメモリセル(i−1)の前記第2のコントロールゲート及び前記ツインメモリセル(i)の前記第1のコントロールゲートをプログラム用コントロールゲート電圧に設定し、
前記ツインメモリセル(i)の前記第2のコントロールゲート及び前記ツインメモリセル(i+1)の前記第1のコントロールゲートをオーバライド電圧に設定し、
前記ツインメモリセル(i−1)の前記第2の不揮発性メモリ素子及び前記ツインメモリセル(i)の前記第1の不揮発性メモリ素子に共通接続されるビット線をプログラム用ビット線電圧に設定し、
前記ツインメモリセル(i−1)の前記第1の不揮発性メモリ素子に接続されるビット線の電圧を0Vより高い電圧に設定することを特徴とする。
【0012】
本発明のいずれの態様においても、データがプログラムされる選択セル(選択された不揮発性メモリ素子)と隣接する非選択のツインメモリセルのソース・ドレイン間(ビット線間)の電位差を小さくし、非選択のツインメモリセルでのパンチスルー電流を防止することで、非選択セル(非選択の不揮発性メモリ素子)でのディスターブを防止することができる。
【0013】
また、ビット線に設定される0Vより高い電圧としては、プログラム用ワード線選択電圧と同等以上とすることが好ましい。こうすると、選択セルの隣の非選択のツインメモリセルでは、ワードゲートを含むトランジスタ部分がオンしにくくなり、パンチスルー電流の流れを阻害することになる。このとこによっても、選択セルに隣接する非選択のツインメモリセルにてディスターブが生ずることを防止できる。
【0014】
また、本発明のいずれの態様においても、プログラム時にビット線に流れ込む電流を定電流源により制限することで、そのビット線の電圧を適切に設定して、プログラム動作を確実に実施することができる。
【0015】
ここで、プログラム用ワード線選択電圧は、選択されたツインメモリセルのソース・ドレイン間に、前記定電流源にて流れる電流以上の電流を流せる程度に高い電圧に設定することが好ましい。このようにしても、プログラム時にビット線に流れ込む電流は、定電流源により一定に制限することができるので、そのビット線の電圧を適切に設定して、プログラム動作を確実に実施することができる。
【0016】
このように、プログラム用ワード線選択電圧を高く設定すると、非選択セルでのディスターブが発生し易くなるが、上述したとおり非選択セルのソース・ドレイン間の電位差を少なくしているので、非選択セルでのディスターブを防止できる。
【0017】
第1,第2の不揮発性メモリ素子の各々は、酸化膜(O)、窒化膜(N)及び酸化膜(O)からなるONO膜を電荷のトラップサイトとして有することができるが、これに限らず他の構造を採用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0019】
(ツインメモリセル構造)
図1は不揮発性半導体記憶装置の一断面を示している。図1において、1つのツインメモリセル100は、P型ウェル102上にゲート酸化膜を介して例えばポリシリコンを含む材料から形成されるワードゲート104と、第1,第2のコントロールゲート106A,106Bと、第1,第2のメモリ素子(MONOSメモリ素子)108A,108Bとを有する。
【0020】
第1,第2のコントロールゲート106A,106Bは、ワードゲート104の両側壁に形成され、ワードゲート104とはそれぞれ電気的に絶縁されている。
【0021】
第1,第2のメモリ素子108A,108Bの各々は、MONOSのM(金属)に相当するポリシリコンにて形成される第1,第2のコントロールゲート106A,106Bの一つと、P型ウェル102との間に、酸化膜(O)、窒化膜(N)及び酸化膜(O)を積層することで構成される。なお、第1,第2のコントロールゲート106A,106Bは、シリサイドなどの導電材で構成することもできる。
【0022】
このように、1つのツインメモリセル100は、スプリットゲート(第1,第2のコントロールゲート106A,106B)を備えた第1,第2のMONOSメモリ素子108A,108Bを有し、第1,第2のMONOSメモリ素子108A,108Bにて一つのワードゲート104を共用している。
【0023】
この第1,第2のMONOSメモリ素子108A,108Bは、それぞれ電荷のトラップサイトとして機能する。第1,第2のMONOSメモリ素子108A,108Bの各々は、ONO膜109にて電荷をトラップすることが可能である。
【0024】
図1に示すように、行方向(図1の第2の方向B)に間隔をおいて配列された複数のワードゲート104は、ポリサイドなどで形成される1本のワード線WLに共通接続されている。
【0025】
また、図1に示すコントロールゲート106A,106Bは、列方向(図1の紙面に垂直な第1の方向A)に沿って延び、列方向に配列される複数のツインメモリセル100にて共用される。よって、符号106A,106Bをコントロールゲート線とも称する。
【0026】
ここで、[i]番目のツインメモリセル100[i]のコントロールゲート線106Bと、[i+1]番目のツインメモリセル100[i+1]のコントロールゲート線106Aとには、例えばワードゲート,コントロールゲート,ワード線よりも上層の金属層で形成されるサブコントロールゲート線SCG[i+1]が接続されている。
【0027】
P型ウェル102には、[i]番目のツインメモリセル100[i]のMONOSメモリ素子108Bと、[i+1]番目のツインメモリセル100[i+1]のMONOSメモリ素子108Aとに共用される[i+1]番目の不純物層110[i+1]が設けられている。
【0028】
これらの不純物層110[i],[i+1],[i+2]は例えばP型ウェル内に形成されるn型不純物層で、列方向(図1の紙面に垂直な第1の方向A方向)に沿って延び、列方向に配列される複数のツインメモリセル100にて共用されるビット線として機能する。よって、符号110[i],[i+1],[i+2]などをビット線BL[i],[i+1],[i+2]とも称する。
【0029】
(不揮発性半導体記憶装置の全体構成)
上述のツインメモリセル100を用いて構成される不揮発性半導体記憶装置の全体構成について、図2(A)〜図2(E)を参照して説明する。
【0030】
図2(A)は1チップの不揮発性半導体記憶装置の平面レイアウト図であり、メモリセルアレイ領域200とグローバルワード線デコーダ201とを有する。メモリセルアレイ領域200は、例えば計64個の第0〜第63のセクタ領域210を有する。
【0031】
64個のセクタ領域210は、図2(A)に示すようにメモリセルアレイ領域200を第2の方向(行方向)Bでそれぞれ分割したもので、各セクタ領域210は第1の方向(列方向)Aを長手方向とする縦長形状を有する。データ消去の最小単位がセクタ領域210であり、セクタ領域210内の記憶データは一括してまたは時分割で消去される。
【0032】
メモリアレイ領域200は、例えば4K本のワード線WLと、4K本のビット線BLとを有する。ここで、本実施の形態では1本のビット線BLに2つのMONOSメモリ素子108A,108Bが接続されるため、4K本のビット線BLは8Kbitの記憶容量を意味する。各セクタ領域210の記憶容量はメモリ全体の記憶容量の1/64であり、(4K本のワード線WL)×(64本のビット線BL)×2で定義される記憶容量を有する。
【0033】
図2(B)は、図2(A)に示す不揮発性半導体記憶装置の隣り合う2つの第0及び第1のセクタ領域210の詳細を示している。図2(B)に示すように、2つのセクタ210の両側に、ローカルドライバ(ローカルコントロールゲートドライバ、ローカルビット線選択ドライバ及びローカルワード線ドライバを含む)220A,220Bが配置されている。また、2つのセクタ210と2つのローカルドライバ220A,220Bの例えば上辺には、セクタ制御回路222が配置されている。
【0034】
各セクタ領域210は第2の方向にて分割され、16ビットのデータをリード・ライト可能にI/O0〜I/O15用の16個のメモリブロック(入出力ビットに対応したメモリブロック)214を有している。各メモリブロック214は、図2(B)に示すように、4K(4096)本のワード線WLを有する。
【0035】
図2(C)に示すように、図2(B)に示す一つのセクタ210は、第1の方向Aにて8個のラージブロック212に分割されている。この各ラージブロック212は、図2(D)に示すように、第1の方向Aにて8個のスモールブロック215に分割されている。
【0036】
各スモールブロック215は、図2(E)に示すように、64本のワード線WLを有する。
【0037】
(セクタ領域の詳細)
図3は、図2(A)に示すセクタ領域0の詳細を示している。図3に示すスモールメモリブロック216は、図4に示すように、ツインメモリセル100を列方向に例えば64個、行方向に例えば4個配列したものである。一つのスモールメモリブロック216には、例えば4本のサブコントロールゲート線SCG0〜SCG3と、データの入出力線である4本のビット線BL0〜BL3と、64本のワード線WLとが接続されている。
【0038】
ここで、偶数のサブコントロールゲート線SCG0,SCG2には、偶数列(第0列または第2列)の複数のツインメモリセルの各々の第2のコントロールゲート106Bと奇数列(第1列または第3列)の複数のツインメモリセルの各々の第1のコントロールゲート106Aとが共通接続されている。同様に、奇数のサブコントロールゲート線SCG1,SCG3には、奇数列(第1列または第3列)の複数のツインメモリセルの各々の第2のコントロールゲート106Bと偶数列(第2列または第4列)の複数のツインメモリセルの各々の第1のコントロールゲート106Aとが共通接続されている。
【0039】
図3に示すように、一つのメモリブロック214内にはスモールメモリブロック216が列方向に64個配列され、16ビットの入出力を行うために、16個のI/O0〜I/O15に対応した16個のメモリブロック214が行方向に配列されている。
【0040】
行方向に配列された16個のスモールメモリブロック216の16本のサブコントロールゲート線SCG0が、行方向にメインコントロールゲート線MCG0に共通接続されている。同様に、16本のサブコントロールゲート線SCG1はメインコントロールゲート線MCG1に、16本のサブコントロールゲート線SCG2はメインコントロールゲート線MCG2に、16本のサブコントロールゲート線SCG3はメインコントロールゲート線MCG3にそれぞれ共通接続されている。
【0041】
このセクタ領域0のコントロールゲート駆動部であるCGドライバ300−0〜300−63が設けられている。このCGドライバ300には、行方向に延びる上述の4本のメインコントロールゲート線MCG0〜MCG3が接続されている。
【0042】
図5は、相隣り合うセクタ領域0とセクタ領域1との関係を示している。セクタ領域0とセクタ領域1とはワード線WLが共用されるが、メインコントロールゲート線MCG及びメインビット線MBLはそれぞれ独立して設けられている。特に図5では、セクタ領域0に対応するCGドライバ300−0,300−1と、セクタ領域1に対応するCGドライバ301−0,301−1とが示され、CGドライバはセクタ領域毎に独立して設けられている。
【0043】
スモールメモリブロック216毎に配置された各ビット線BL0(不純物層)は、金属配線であるメインビット線MBLに共通接続されている。このメインビット線MBLは、列方向に配列されたスモールメモリブロック間で共有されている。このメインビット線MBLからスモールメモリブロック内の各ビット線BL0に至る各経路途中には、ビット線選択ゲート217Aが配置されている。なお、偶数本目のビット線BL0,BL2,BL4…には上述のビット線選択ゲート217Aがそれぞれ接続されるのに対して、奇数本目のビット線BL1,BL3,BL5…には、図5では省略されているが、ビット線選択ゲート217Bが接続される(図10、図15を参照のこと)。
【0044】
隣り合う2つの第0,第1のセクタ領域210内の2つのスモールブロック215及びその両側のローカルドライバ220A,220Bの詳細を図6に示す。図6に示すように、左側のローカルドライバ220Aには、図3及び図5に示すCGドライバ300に相当する4つのローカルコントロールゲート線ドライバCGDRV0〜CGDRV3が配置されている。同様に、右側のローカルドライバ220Bには、図5に示すCGドライバ301に相当する4つのローカルコントロールゲート線ドライバCGDRV0〜CGDRV3が配置されている。
【0045】
また、左側のローカルドライバ220Aには、セクタ0,1内の偶数番目のワード線WL0,2,…62を駆動するローカルワード線ドライバWLDRV0,WLDRV2,…WLDRV62と、セクタ0内の1本の冗長ワード線を駆動するWLDRVR0が配置されている。右側のローカルドライバ220Bには、セクタ0,1内の奇数番目のワード線WL1,3,…63を駆動するローカルワード線ドライバWLDRV1,WLDRV3,…WLDRV63と、セクタ1の1本の冗長ワード線を駆動するWLDRVR1が配置されている。
【0046】
さらに、左側のローカルドライバ220Aには、セクタ0,1の例えば偶数番目のビット線BL0,BL2に接続されたビット線選択ゲート217Aを駆動するローカルビット線ドライバBSRV0が配置されている。右側のローカルドライバ220Bには、セクタ0,1の例えば奇数番目のビット線BL1,BL3に接続されたビット線選択ゲート217Bを駆動するローカルビット線ドライバBSRV1が配置されている。
【0047】
(動作説明)
ここで、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置でのデータ読み出し、データプログラム及びデータ消去動作について説明する。
【0048】
以下の説明において、選択ブロック(Selected Block)、非選択の対向ブロック(Opposite Block)及び非選択ブロック(Unselected Block)なる用語を用いる。これらはスモールブロック215の呼び名の種類である。選択ブロックとは、図7に示すように、例えば一対のセクタ0,1を例に挙げれば、例えばセクタ0内にて選択された一つのスモールブロック215を意味する。非選択の対向ブロックとは、セクタ0と隣接するセクタ1内のスモールブロック215であって、選択ブロックと隣接するスモールブロック215を意味する。非選択ブロックとは、セクタ0,1内の選択ブロック及び対向ブロック以外の全てのスモールブロック215を意味する(セクタ2〜63も含む)。
【0049】
また、リード時またはプログラム時の選択ブロック内には、選択セル(Selected Cell:選択されたツインメモリセル100)と非選択セル(Unselected Cell:選択されなかったツインメモリセル100)とがある。さらに、選択セルには、選択サイド(Selected Side)のメモリ素子108Aまたは108Bと、対向サイド(Opposite side)のメモリ素子108Bまたは108Aとがある。
【0050】
以上のような定義の下で、リード時、プログラム時及び消去(イレーズ)時のコントロールゲート線CG、ビット線BL及びワード線WLの各電位を、下記の表1及び表2に示す。
【0051】
【表1】
Figure 0004715024
【0052】
【表2】
Figure 0004715024
【0053】
以下、表1及び表2に基づいて、各モードの動作について説明する。
【0054】
(メモリセルからのデータ読み出し)
一つのツインメモリセル100は、図8に示すように、ワードゲート104により駆動されるトランジスタT2と、第1,第2のコントロールゲート106A,106Bによりそれぞれ駆動されるトランジスタT1,T3とを直列に接続したものと模式化することができる。
【0055】
ツインメモリセル100の動作を説明するに際して、図9に示すように、例えばセクタ0中のある選択ブロック(選択されたスモールブロック215)内にて隣接する3つのツインメモリセル100[i−1],[i],[i+1],[i+2]の各所の電位の設定についてまず説明する。図9は、ワード線WL1に接続されたツインメモリセル100[i]のワードゲート104の右側のMONOSメモリ素子108B(選択セル)からのデータをリバースモードで読み出す場合について説明する図であり、図10はその時の選択ブロックでの電圧設定を示している。
【0056】
この場合、ツインメモリセル100[i]と同じ行にあるワードゲートWL1に読み出し用ワード線選択電圧としてVdd(例えば1.8V)を印加して、その行の各トランジスタT2をオンさせる。また、ツインメモリセル100[i]の左側(対向セル)のコントロールゲート106Aに、サブコントロールゲート線SCG[i]を介してオーバライド電圧(例えば3V)を印加して、MONOSメモリ素子108Aに相当するトランジスタT1をオンさせる。ツインメモリセル100[i]の右側のコントロールゲート106Bの電圧VCGとして、読み出し電圧Vread(例えば1.5V)を印加する。
【0057】
このとき、ワードゲート104の右側のMONOSメモリ素子108B(選択セル)に電荷が蓄積されていたか否かで、MONOSメモリ素子108Bに相当するトランジスタT3の動作は以下のように分かれる。
【0058】
図11は、ツインメモリセル100[i]の右側(選択セル側)のコントロールゲート106Bへの印加電圧と、それによって制御されるMONOSメモリ素子108B(選択セル)に相当するトランジスタT3のソース−ドレイン間に流れる電流Idsとの関係を示している。
【0059】
図11に示すように、MONOSメモリ素子108B(選択セル)に電荷が蓄積されていない場合には、コントロールゲート電圧VCGが低いしきい値電圧Vlowを超えると電流Idsが流れ始める。これに対して、MONOSメモリ素子108B(選択セル)に電荷が蓄積されている場合には、選択サイドのコントロールゲート電位VCGが高いしきい値電圧Vhighを超えない限り電流Idsが流れ始めない。
【0060】
ここで、データ読み出し時に選択サイドのコントロールゲート106Bに印加される電圧Vreadは、2つのしきい値電圧Vlow,Vhighのほぼ中間電圧に設定されている。
【0061】
従って、MONOSメモリ素子108B(選択セル)に電荷が蓄積されていない場合には電流Idsが流れ、MONOSメモリ素子108B(選択セル)に電荷が蓄積されている場合には電流Idsが流れないことになる。
【0062】
ここで、図10に示すように、データ読み出し時には対向セルに接続されたビット線BL[i](不純物層110[i])をセンスアンプに接続し、他のビット線BL[i−1],[i+1],[i+2]の電位VD[i−1],[i+1],[i+2]を0Vにそれぞれ設定しておく。こうすると、MONOSメモリ素子108B(選択セル)に電荷が蓄積されていない場合には電流Idsが流れるため、オン状態のトランジスタT1,T2を介して、対向サイドのビット線BL[i]に例えば25μA以上の電流が流れる。これに対し、MONOSメモリ素子108B(選択セル)に電荷が蓄積されている場合には電流Idsが流れないため、トランジスタT1,T2がオン状態であっても、対向セルに接続されたビット線BL[i]に流れる電流は例えば10nA未満となる。よって、対向サイドのビット線BL[i]に流れる電流をセンスアンプにて検出することで、ツインメモリセル100[i]のMONOSメモリ素子108B(選択セル)からのデータ読み出しが可能となる。
【0063】
なお本実施の形態では、図10に示すように、ビット線BL[i],[i+2]にはビット線選択トランジスタ(n型MOSトランジスタ)217Aが、ビット線BL[i−1],[i+1]にはビット線選択トランジスタ217Bが接続されている。
【0064】
これらの選択トランジスタ217A,127Bはサイズの関係で電流駆動能力を高く確保することは困難であり、本実施の形態では例えばチャネル幅W=0.9μm、チャネル長L=0.8μmとなっている。
【0065】
センスアンプに接続されるビット線BL[i]には上述の電流を確保する必要上、ビット線選択トランジスタ217Aのゲート電圧を図示しない昇圧回路を介して供給して、例えば4.5Vの電圧を供給している。
【0066】
一方、図10の選択サイドのMONOSメモリ素子108Aのソース側の電圧は0Vに近い電圧(数十〜百mV程度)となる。このため、ビット線選択トランジスタ217Bのバックゲートの影響は少ないので、そのゲート電圧をVddに設定している。このゲートには4.5Vを供給しなくてもよいので、上述の昇圧回路(チャージポンプ)の負荷を少なくできる。
【0067】
なお、選択ブロック内の非選択セルについては、表1の通りの電圧設定となる。
【0068】
次に、セクタ0内の選択ブロックと対向するセクタ1内の対向ブロック(スモールブロック215)では、上述の表2の通りの電圧設定となり、その様子を図12に示す。図12において、各ワード線WLの電圧、ビット線選択トランジスタのゲート電圧は、セクタ0,1で共用されるため、図10に示す選択ブロック内と同じ設定となる。ビット線は全て0Vに設定される。
【0069】
選択ブロック及び対向ブロック以外であって、セクタ0〜63に存在する非選択ブロック(スモールブロック215)では、上述の表2の通りの電圧設定となり、その様子を図13に示す。
【0070】
この非選択ブロックでは、ビット線選択トランジスタ217A,217Bのゲート電圧、ワード線WL、コントロールゲート線CGのいずれもが0Vに設定される。ビット線選択トランジスタ217A,217Bがオフしているので、ビット線BLはフローティング状態となる。
【0071】
(メモリセルのプログラミング)
図14は、ワード線WL1に接続されたツインメモリセル100[i]のワードゲード104の右側のMONOSメモリ素子108B(選択セル)のデータプログラミングについて説明する図であり、図15は選択ブロック内の電圧設定の様子を示している。このデータプログラミング動作の前には、後述するデータ消去動作が実施されている。
【0072】
図14では、図9と同じく、サブコントロールゲート線SCG[i]の電位はオーバライド電位(例えば2.5V)とされ、サブコントロールゲート線SCG[i−1],[i+2]の電位は0Vとされている。ここで、オーバライド電位とは、ツインメモリセル100[i]の左側のMONOSメモリ素子108A(選択側の素子とは反対側の素子)のプログラムの有無に拘わらず、MONOSメモリ素子108Aに相当するトランジスタT1をオンさせてプログラム電流を流すために必要な電位である。また、図15の各ワードゲート104の電位は、ワード線WL1により、電源電圧Vddより低い例えば1.0V程度のプログラム用ワード線選択電圧に設定される。また、ツインメモリセル100[i+1]の右側のコントロールゲート108B(選択セル)の電位は、サブコントロールゲート線SCG[i+1]を介して、プログラム用コントロールゲート電圧である図4に示す書き込み電圧Vwrite(例えば5.5V)に設定される。
【0073】
次に、ビット線BLの電圧設定について、図16を参照して説明する。図16は、ビット線BLに接続されるYパス回路400の内部を概略的に示している。
【0074】
このYパス回路400内には、ビット線BLをセンスアンプまたはビット線ドライバに接続するための第1のトランジスタ401と、それ以外の経路に接続するための第2のトランジスタ402とが設けられる。第1,第2のトランジスタ401,402のゲートには相反する信号YS0,/YSOが入力される。
【0075】
第2のトランジスタ402のソースには、スイッチ403を介して電源電圧Vdd(1.8V)と、例えば5μAの定電流を流す定電流源404が設けられている。
【0076】
プログラム時には、図14及び図15のビット線BL[i+1]の電圧VD[i+1]は、図16の第1のトランジスタ401を介してビット線ドライバに接続されて、プログラム用ビット線電圧である例えば5Vに設定される。
【0077】
また、ビット線BL[i+2]は、図16の第2のトランジスタ402及びスイッチ403を介してVddに設定される。
【0078】
ビット線BL[i−1],[i]は共に、図16の第2のトランジスタ402及びスイッチ403を介して定電流源404に接続される。ただし、ビット線BL[i−1]に接続されたMONOSセルは、そのコントロールゲート線CG[i−1]が0Vのためオフしており、電流が流れないため定電流源404を介して0Vに設定される。
【0079】
こうすると、ツインメモリセル100[i]のトランジスタT1,T2がそれぞれオンして、ビット線BL[i]に向けて電流Idsが流れる一方で、MONOSメモリ素子108BのONO膜109にはチャンネルホットエレクトロン(CHE)がトラップされる。こうして、MONOSメモリ素子108Bのプログラミング動作が実施されて、データの「0」または「1」が書き込まれる。
【0080】
ここで、プログラム用ワード線選択電圧を約1Vでなく0.77V程度に設定し、ビット線BL[i]を0Vとする方法もある。本実施の形態では、プログラム用ワード線選択電圧を約1Vと上げてソース・ドレイン間電流を増やしながらも、プログラム時にビット線BL[i]に流れ込む電流を、定電流源404にて制限しているので、ビット線BL[i]の電圧を最適に(0〜1Vの範囲で本実施形態では0.7V程度)に設定でき、プログラム動作を最適に実施できるようにしている。
【0081】
上述の動作上、非選択のツインメモリセル100[i+1]の右側の不揮発性メモリ素子108Aのコントロールゲートにも5.5Vが印加される。このとき、ツインメモリセル100[i+1]の右側のコントロールゲートCG[i+2]を0Vとしているので、本来ツインメモリセル100[i+1]のソース・ドレイン間(ビット線間)には電流が流れない。しかし、ビット線BL[i+1]には5Vが印加されるので、ツインメモリセル100[i+1]のソース・ドレイン間(ビット線間)に高電界がかかると、パンチスルー電流が流れて、ライトディスターブが生じてしまう。そこで、ビット線BL[i+2]の電圧を0Vでなく、例えばVddとし、ソース・ドレイン間の電位差を小さくして、ライトディスターブを防止している。また、ビット線BL[i+2]の電圧を0Vを超える電圧、好ましくはプログラム時のワード線選択電圧と同等以上とすることで、メモリセル[i+1]のトランジスタT2をオンしにくくなるため、それによってもディスターブを防止することができる。
【0082】
また、ビット線BL[i+1]に5Vを供給する必要があるため、ビット線選択トランジスタ217Bのゲートには、8Vを印加している。一方、ビット線選択トランジスタ217Aのゲートにも同じく8Vを印加した。ビット線BL[i+2]に上述した理由でVddに設定する必要上、トランジスタ217AのゲートにもVddより高い電圧を印加する必要があるため、トランジスタ217Bのゲート電圧と同じ8Vを使用した。なお、ビット線選択トランジスタ217Aのゲート電圧は、Vdd+Vthより高ければよい。
【0083】
なお、選択ブロック内の非選択セルについては、表1の通りの電圧設定となる。
【0084】
次に、セクタ0内の選択ブロックと対向するセクタ1内の対向ブロック(スモールブロック215)では、上述の表2の通りの電圧設定となり、その様子を図17に示す。図17において、各ワード線WLの電圧、ビット線選択トランジスタのゲート電圧は、セクタ0,1で共用されるため、図14に示す選択ブロック内と同じ設定となる。ビット線は全て0Vに設定される。
【0085】
選択ブロック及び対向ブロック以外であって、セクタ0〜63に存在する非選択ブロック(スモールブロック215)では、上述の表2の通りの電圧設定となり、その様子を図18に示す。
【0086】
この非選択ブロックでは、ビット線選択トランジスタ217A,217Bのゲート電圧、ワード線WL、コントロールゲート線CGのいずれもが0Vに設定される。ビット線選択トランジスタ217A,217Bがオフしているので、ビット線BLはフローティング状態となる。
【0087】
ツインメモリセル100[i]の左側のMONOSメモリ素子108Aをプログラムするには、ツインメモリセル100[i−1],[i],[i+1]の各所の電位を、図19に示すように設定すればよい。
【0088】
(メモリセルのデータ消去)
図20は、セクタ0内の全メモリセルを一括してデータ消去するための概略説明図であり、図21にそのセクタ0の一部のメモリセルに対する設定電圧の様子が図示されている。
【0089】
図20では、各ワードゲート104の電位は、ワード線WLによって0Vに設定され、サブコントロールゲート線SCG[i−1],[i],[i+1],[i+2]によって、コントロールゲート106A,106Bの電位は例えば−1〜−3V程度の消去用コントロールゲート線電圧に設定される。さらに、ビット線BL[i−1],[i],[i+1],[i+2]の各電位は、ビット線選択トランジスタ217A,217B,ビット線ドライバにより例えば4.5〜5Vの消去用ビット線電圧に設定される。
【0090】
こうすると、各MONOSメモリ素子108A,108BのONO膜109にトラップされていた電子は、コントロールゲートに印加された消去用コントロールゲート電圧と、ビット線に印加された消去用ビット線電圧とで形成される電界により、トンネル効果により抜かれて消去される。これにより、複数のツインメモリセルにて同時にデータ消去が可能となる。なお、消去動作としては、上述のものとは異なり、ビットとなる不純物層の表面のバンド−バンドトンネリングによりホットホールを形成し、蓄えられていたエレクトロンを消去するものであっても良い。
【0091】
また、セクタ内を一括してデータ消去するものに限らず、時分割でデータ消去しても良い。
【0092】
次に、セクタ0内の選択ブロックと対向するセクタ1内の対向ブロック(スモールブロック215)では、上述の表2の通りの電圧設定となり、その様子を図22に示す。図22において、各ワード線WLの電圧、ビット線選択トランジスタのゲート電圧は、セクタ0,1で共用されるため、図18に示す選択ブロック内と同じ設定となる。ビット線は全て0Vに設定される。この対向ブロック内の各セルでは、コントロールゲート線CGとビット線BLとが共に0Vであるので、ディスターブが生ずることはない。
【0093】
選択ブロック及び対向ブロック以外であって、セクタ0〜63に存在する非選択ブロック(スモールブロック215)では、上述の表2の通りの電圧設定となり、その様子を図23に示す。
【0094】
この非選択ブロックでは、ビット線選択トランジスタ217A,217Bのゲート電圧、ワード線WL、コントロールゲート線CGのいずれもが0Vに設定される。ビット線選択トランジスタ217A,217Bがオフしているので、ビット線BLはフローティング状態となる。ただし、ビット線BLの電圧はほとんど0Vに近い電圧であるので、この非選択ブロック内のセルでもディスターブが生ずるとこはない。
【0095】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0096】
例えば、不揮発性メモリ素子108A,108Bの構造については、MONOS構造に限定されるものではない。1つのワードゲート104と第1,第2のコントロールゲート106A,106Bにより、2箇所にて独立して電荷をトラップできる他の種々のツインメモリセルを用いた不揮発性半導体記憶装置に、本発明を適用することができる。
【0097】
また、上述の実施形態では、セクタ領域の分割数、ラージブロック、スモールブロックの分割数及びスモールメモリブロック内のメモリセル数については一例であり、他の種々の変形実施が可能である。ちなみに、ラージブロックの分割数を8としたのはメタル配線ピッチの制約から決められた。もしメタル配線ピッチを狭く出来れば、分割数をさらに増やすことができる。例えば16分割にすれば、1本のコントロールゲート線の負荷容量(ゲート容量)はさらに減るので、より高速駆動が可能となる。ただし、16分割とするとメインコントロールゲート線の数が増えるので、ライン&スペースを狭くするか、面積を増大させるしかない。また、コントロールゲートドライバの数も増えるので、その分面積が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置に用いられるメモリセルの断面図である。
【図2】図2(A)は図1に示す不揮発性半導体記憶装置全体の平面レイアウト図、図2(B)は図2(A)中の2つのセクタ領域の平面図、図2(C)は図2(B)中の一つのメモリブロックの平面図、図2(D)は図2(C)中の一つのラージブロックの平面図、図2(E)は図2(D)中の一つのスモールブロックの平面図である。
【図3】図2(B)に示す一つのセクタ領域の多数のスモールメモリブロックとその配線とを説明するための概略説明図である。
【図4】図3に示すスモールメモリブロックの回路図である。
【図5】図3に示すスモールメモリブロックとコントロールゲートドライバとの関係を示す回路図である。
【図6】隣接する2セクタ中の2つのメモリブロックとローカルドライバとの関係を示す概略説明図である。
【図7】選択ブロック、それと対向する非選択の対向ブロック、及びその他の非選択ブロックを示す概略説明図である。
【図8】図1に示すメモリセルの等価回路図である。
【図9】図1に示す不揮発性半導体記憶装置でのデータ読み出し動作を説明するための概略説明図である。
【図10】データ読み出し時での選択ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【図11】図1に示すメモリセルでのコントロールゲート電圧VCGとソース−ドレイン電流Idsとの関係を示す特性図である。
【図12】データ読み出し時での非選択の対向ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【図13】データ読み出し時での対向ブロック以外の非選択ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【図14】図1に示す不揮発性半導体記憶装置でのデータ書き込み(プログラム)動作を説明するための概略説明図である。
【図15】データプログラム時での選択ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【図16】ビット線に接続されるYパス回路を概略的に示す回路図である。
【図17】データプログラム時での非選択の対向ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【図18】データプログラム時での対向ブロック以外の非選択ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【図19】図15とは異なる選択サイドのメモリ素子に対するデータプログラム時での選択ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【図20】図1に示す不揮発性半導体記憶装置でのデータ消去動作を説明するための概略説明図である。
【図21】データ消去時での選択ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【図22】データ消去時での非選択の対向ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【図23】データ消去時での対向ブロック以外の非選択ブロック内の電圧設定を説明するための概略説明図である。
【符号の説明】
100 ツインメモリセル
102 P型ウェル
104 ワードゲート
106A,106B コントロールゲート(線)
108A,108B 不揮発性メモリ素子(MONOSメモリ素子)
109 ONO膜
110 不純物層(ビット線)
200 メモリセルアレイ領域
201 グローバルワード線デコーダ
210 セクタ領域
212 ラージブロック
214 メモリブロック
215 スモールブロック
216 スモールメモリブロック
217A,217B ビット線選択トランジスタ
220A,220B ローカルドライバ
300,301 CG(コントロールゲート)ドライバ
400 Yパス回路
401 第1のトランジスタ
402 第2のトランジスタ
403 スイッチ
404 定電流源
WL ワード線
BL ビット線(不純物層)
MBL メインビット線
SCG サブコントロールゲート線
MCG メインコントロールゲート線

Claims (8)

  1. 1つのワードゲートと、第1,第2のコントロールゲートにより制御される第1,第2の不揮発性メモリ素子とを有するツインメモリセルが複数配列され、1本のワード線に前記ワードゲートが接続された隣接する3つのツインメモリセル(i−1),(i),(i+1)のうち、前記ツインメモリセル(i)の前記第2の不揮発性メモリ素子に対してデータをプログラムする方法であって、
    前記ワード線をプログラム用ワード線選択電圧に設定し、
    前記ツインメモリセル(i)の前記第2のコントロールゲート及び前記ツインメモリセル(i+1)の前記第1のコントロールゲートをプログラム用コントロールゲート電圧に設定し、
    前記ツインメモリセル(i−1)の前記第2のコントロールゲート及び前記ツインメモリセル(i)の前記第1のコントロールゲートをオーバライド電圧に設定し、
    前記ツインメモリセル(i)の前記第2の不揮発性メモリ素子及び前記ツインメモリセル(i+1)の前記第1の不揮発性メモリ素子に共通接続されるビット線をプログラム用ビット線電圧に設定し、
    前記ツインメモリセル(i+1)の前記第2の不揮発性メモリ素子に接続されるビット線の電圧を0Vより高く、かつ、前記プログラム用ビット線電圧よりも低い電圧に設定することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法。
  2. 請求項1において、
    前記ツインメモリセル(i+1)の前記第2の不揮発性メモリ素子に接続されるビット線の電圧を、前記プログラム用ワード線選択電圧と同等以上に設定したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記ツインメモリセル(i−1)の前記第1のコントロールゲートを0Vに設定し、
    前記ツインメモリセル(i−1)の前記第2の不揮発性メモリ素子及び前記ツインメモリセル(i)の前記第1の不揮発性メモリ素子に共通接続されるビット線を、定電流源に接続し
    前記ツインメモリセル(i−1)の前記第1の不揮発性メモリ素子に接続されるビット線を、定電流源を介して接地したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法。
  4. 1つのワードゲートと、第1,第2のコントロールゲートにより制御される第1,第2の不揮発性メモリ素子とを有するツインメモリセルが複数配列され、1本のワード線に前記ワードゲートが接続された隣接する3つのツインメモリセル(i−1),(i),(i+1)のうち、前記ツインメモリセル(i)の前記第1の不揮発性メモリ素子に対してデータをプログラムする方法であって、
    前記ワード線をプログラム用ワード線選択電圧に設定し、
    前記ツインメモリセル(i−1)の前記第2のコントロールゲート及び前記ツインメモリセル(i)の前記第1のコントロールゲートをプログラム用コントロールゲート電圧に設定し、
    前記ツインメモリセル(i)の前記第2のコントロールゲート及び前記ツインメモリセル(i+1)の前記第1のコントロールゲートをオーバライド電圧に設定し、
    前記ツインメモリセル(i−1)の前記第2の不揮発性メモリ素子及び前記ツインメモリセル(i)の前記第1の不揮発性メモリ素子に共通接続されるビット線をプログラム用ビット線電圧に設定し、
    前記ツインメモリセル(i−1)の前記第1の不揮発性メモリ素子に接続されるビット線の電圧を0Vより高く、かつ、前記プログラム用ビット線電圧よりも低い電圧に設定することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法。
  5. 請求項4において、
    前記ツインメモリセル(i−1)の前記第1の不揮発性メモリ素子に接続されるビット線の電圧を、前記プログラム用ワード線選択電圧と同等以上に設定したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法。
  6. 請求項4または5において、
    前記ツインメモリセル(i+1)の前記第2のコントロールゲートを0Vに設定し、
    前記ツインメモリセル(i)の前記第2の不揮発性メモリ素子及び前記ツインメモリセル(i+1)の前記第1の不揮発性メモリ素子に共通接続されるビット線を、定電流源に接続し
    前記ツインメモリセル(i+1)の前記第2の不揮発性メモリ素子に接続されるビット線を、定電流源を介して接地したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法。
  7. 請求項3または6において、
    前記プログラム用ワード線選択電圧は、プログラムされる前記不揮発性メモの素子を含む前記ツインメモリセルのソース・ドレイン間に、前記定電流源にて流れる電流以上の電流を流せる程度に高い電圧に設定されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記第1,第2の不揮発性メモリ素子の各々は、酸化膜(O)、窒化膜(N)及び酸化膜(O)からなるONO膜を電荷のトラップサイトとして有し、前記トラップサイトにデータをプログラムすることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のプログラム方法。
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