JP4708582B2 - ベントキャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベントキャップに係り、特に建築物の壁に設けられた通気ダクトに設置される給排気ベントキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10、図11に従来のベントキャップの1例を示すと、図中1は外壁、2はこの外壁1を貫通する外壁貫給排気ダクト、3はダクト吊金物である。
【0003】
このような外壁貫給排気ダクト2の開口に設置するベントキャップ4として、ベース板5の背面側に円筒体のパイプガイド6を設け、さらにベース板5のパイプガイド6内に対応する部分に下向きの防雨ガラリ7を形成している。
【0004】
そして、ベース板5の前面側は横コ字形で上下に開口を有する前面フード8で囲繞し、この前面フード8で囲繞部分の上部内側には、くの字に折れ曲がり、折れ曲がり部分が下向きに傾斜する平板状の(上面)防雨板9を設けた。また、ベース板5の下端側には傾斜板である雨だれ防止板10を設けた。
【0005】
前記パイプガイド6の周面に、一端を固定したくの字の折り曲げ板バネである抜け止め金具11を取り付ける。
【0006】
ベントキャップ4の設置に際しては、パイプガイド6を外壁貫給排気ダクト2の開口に嵌入すれば、抜け止め金具11の押圧で固定される。
【0007】
防雨板9は雨の浸入をガードするものであり、雨がダクト内に浸入しないよう、換気口上部にこの防雨板9を設置し、カサの役割をさせる。
【0008】
また、雨だれ防止板10は雨だれによる建物外壁面の汚れをガードするもので、壁面の汚れに原因の一つであるフードからの雨だれが、壁に伝わるのを防ぐ。
【0009】
前面フード8は、空気の逆戻りを防止するものである。天井部分の空きがフード内に生じる外気の圧力を逃し、これによりダクト内への空気の逆戻りを防止する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
悪天候時、中高層建物に吹き当たった風と雨とは、必ずしも外壁面に沿って吹き下げるルートAのものとは限らず、風向きによっては、下から上へ吹き上げるルートBのことが少なくない。そのような状況に於いては、この図10、図11に示す従来のベントキャップでは、外壁1に設置されている給排気のベントキャップ4から浸入した雨水は、屋外の風圧によって外壁貫給排気ダクト2内を通過して、室内に設置された給排気口から室内に漏水する事故が多い。
【0011】
これをさらに詳しく説明すると、悪天候の強風時、前面フード8内を上部から下部へ抜けるAルートからの外壁貫給排気ダクト2内への雨風の浸入は、下向きに傾斜する平板状の防雨板9と下向きの防雨ガラリ7による防止できる。しかし、下部から上部へ抜けるBルートでの下から吹き上げられた雨風は、下向きの防雨ガラリ7のパネル傾斜と同じ方向の風によってかえって外壁貫給排気ダクト2内へに雨を誘導する作用を生じ、ダクト端部の室内給排気口で漏水する。
【0012】
本発明は前記従来例の不都合を解消し、外壁面を上から下方向に向かって吹き下がる雨や外壁面を横方向から吹き流れる雨の他、外壁面の下から上方向に向かって吹き上げる雨の止水性能を格段に向上させ、また、従来の同一外形サイズのものに比べて給排気の圧力損失が低く、コンパクトな寸法で給排気性能を確保できるベントキャップを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、第1に、ベース板の背面側に筒体のパイプガイドを設け、前面側は上下に開口を有する前面フードで囲繞したベントキャップにおいて、前面フード内の上部内側では、平板状の防雨板と下端部分を樋状に折り曲げて幅方向に断面略U字形の雨樋を設けた雨樋形状の防雨板を多段重ねに配置した上面防雨板で、かつこれら平板状の防雨板と雨樋形状の防雨板はともに下端が前側に近づくような下方への傾斜板である上面防雨板を、下部内側では平板状の防雨板を多段重ねに配置した下面防雨板を設置し、また、前面フードの側部に外気開口窓を形成し、その内側に側面防雨板を配設したこと、第2に、上面防雨板の雨樋形状の防雨板は、多段重ねに配置した上面防雨板のうち、すくなくともベース板側に設置されること、第3に、雨樋形状の防雨板の雨樋は、パイプガイドのベース板側の開口面下端ポイントと雨樋形状の防雨板の前に位置する平板状の防雨板の上端で前面フードの上端ポイントとを結んだ線よりも外側に位置させることを要旨とするものである。
【0014】
第4に、上面防雨板の雨樋形状の防雨板の雨樋端部は側面防雨板の外側に位置することを要旨とするものである。
【0015】
第5に、ベース板の背面側に筒体のパイプガイドを設け、前面側は上下に開口を有する前面フードで囲繞したベントキャップにおいて、前面フード内の上部内側では多段重ねに配置した上面防雨板を設置し、下部内側では多段重ねに配置した下面防雨板を設置し、また、前面フードの側部に外気開口窓を形成し、その内側に側面防雨板を配設し、上面防雨板と下面防雨板と側面防雨板とで囲まれる面に、上面防雨板と下面防雨板と側面防雨板に固定する事により、防鳥網を設けたことを要旨とするものである。
【0016】
請求項1記載の本発明によれば、ベース板のパイプガイド内に対応する部分に設ける下向きの防雨ガラリを無くし、また、前面フードの側部に外気開口窓を形成することで、従来製品より外気に対する開口面積を多く確保することができ、ベントキャップの圧力損失を低減できる。また、下向きの防雨ガラリを無くすことでこの防雨ガラリのパネル傾斜と同じ方向の風によってかえって外壁貫給排気ダクト内へ雨を誘導することが無くなる。
【0017】
また、外気に対する開口面積を多く確保することにより、ベントキャップに浸入する雨水量は増すことになるが、前面フードの上部側では平板状の防雨板と雨樋形状の防雨板を2段重ねに配置した上面防雨板で、また、前面フードの下部側では平板状の防雨板を2段重ねに配置した下面防雨板で、さらに、前面フードの側部では外気開口窓の内側の側面防雨板で、雨風の浸入が阻止される。
【0018】
さらに、前面フードの上部から下部の風の流れで内部に浸入する雨風は、上面防雨板の平板状の防雨板と雨樋形状の防雨板の間を抜け、これら平板状の防雨板と雨樋形状の防雨板に整流されて外壁貫給排気ダクト端から遠のくようにして前面フードの裏面側に近づき、下面防雨板の平板状の防雨板間を抜けてベントキャップ外へ出る。
【0019】
前面フードの下部から上部の風の流れで内部に浸入する雨風は、下面防雨板の平板状の防雨板間を抜け、これら平板状の防雨板に整流されて外壁貫給排気ダクト端から遠のくようにして前面フードの裏面側に近づき、上面防雨板の平板状の防雨板と雨樋形状の防雨板の間を抜けてベントキャップ外へ出る。
【0020】
前面フードの横から外壁面を横方向の風の流れで内部に浸入する雨風は、側面防雨板に整流されて外壁貫給排気ダクト端から遠のくようにして前面フードの裏面側に近づき、また、反対側の側面防雨板に導かれて反対側の外気開口窓から抜けてベントキャップ外へ出る。
【0021】
このように上から下、下から上、左から右、右から左のいずれのルートの雨水の浸入もスムーズに逃がすことにより、ベントキャップに接続する給排気ダクト内への雨水の浸入を防ぐことができる。
【0022】
請求項4記載の本発明によれば、前面フードの開口のどの方向からもパイプガイド内への風雨が遮蔽されるように構成したものであり、これによりベントキャップに接続する給排気ダクト内への雨水の浸入をより確実に防ぐことができる。
【0023】
さらに、前記作用に加えて、上から下への雨は上面防雨板の雨樋形状の防雨板の雨樋端部で受けられ、この雨樋端部で側面防雨板の外側にまで導かれ、前面フードの側部の外気開口窓から外へ出ていく。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明のベントキャップの第1実施形態を示す中央縦断側面図、図2は同上中央横断平面図、図3は同上一部切り欠いた平面図で、前記従来例を示す図10、図11と同一構成要素には同一参照符号を付したものである。
【0025】
本発明のベントキャップも前記従来例と同じく、外壁貫給排気ダクト2の開口に設置するベントキャップ4として、ベース板5の背面側に円筒体のパイプガイド6を設け、ベース板5の前面側は横コ字形で上下に開口を有する前面フード8で囲繞したものである。構成部材は全てステンレス製とし、パイプガイド6はベース板5を貫通し、端部に形成した外向きのフランジをこのベース板5にビス止め等で固定した。前面フード8は湾曲して前方に少し膨らむ前面板と、その左右を折り曲げてなる側面板とからなり、ベース板5の左右に形成した接合フランジにこの側面板端を重ね合わせて、ネジ止で着脱自在に固定する。
【0026】
また、ベース板5の下端側には傾斜板である雨だれ防止板10を一体の折り曲げ成形で設け、前記パイプガイド6の周面に、一端を固定したくの字の折り曲げ板バネである抜け止め金具11を取り付ける点も同一である。雨だれ防止板10の横幅はベース板5の幅よりも大きく左右に少し突出し、端部は折り曲げて立上げフランジ10aとした。例えば、抜け止め金具11は120°間隔で3個を設ける。
【0027】
本発明は、従来とは異なりベース板5のパイプガイド6内に対応する部分に設ける下向きの防雨ガラリ7を無くした。
【0028】
さらに、前面フード8内の上部内側には上面防雨板12を設けるが、この上面防雨板12は平板状の防雨板12aと雨樋形状の防雨板12bを多段(2段)重ねに配置した。これら平板状の防雨板12aと雨樋形状の防雨板12bはともに下端が前側に近づくような下方への傾斜板であり、相互に平行して間隔を存して並ぶ。
【0029】
前記雨樋形状の防雨板12bは、下端部分を樋状に折り曲げて幅方向に断面略U字形の雨樋13を設けたものである。
【0030】
また、前面フード8内の下部内側には下面防雨板14を設けるが、この下面防雨板14は平板状の防雨板14a,14bを多段(2段)重ねに配置した。これら平板状の防雨板14a,14bはともに上端が前側に近づくような上方への傾斜板であり、相互に平行して間隔を存して並ぶ。
【0031】
これに加えて、前面フード8の左右の側部に縦長の略長四角形状の外気開口窓15を形成し、その内側にはほぼ同じ程度の縦長の略長四角形状の側面防雨板16a,16bを配設した。この側面防雨板16a,16bは外気開口窓15の後側側縁辺から前面フード8内に傾斜して入り込むような傾斜平板である。
【0032】
図3に示すように、上面防雨板12の雨樋形状の防雨板12bの雨樋13の端部13aは側面防雨板16a,16bの外側に位置するものとする。なお、上面防雨板12の平板状の防雨板12aと雨樋形状の防雨板12b、下面防雨板14の平板状の防雨板14a,14b、側面防雨板16a,16bはいずれもステンレス製の板で、端部の接合しろを前面フード8内に点付け溶接して前面フード8側に組み込んだ。
【0033】
さらに、これらの部材の位置関係を更に詳細に説明する。上面防雨板12の平板状の防雨板12aは、ポイントA(パイプガイド6のベース板5側の開口面下端ポイント)とポイントB(前面フード8の前面側上端ポイント)と結んだ線よりも外側に位置させ、上面防雨板12の雨樋形状の防雨板12bは、前記ポイントAとポイントC(平板状の防雨板12aの上端で前面フード8の上端ポイント、ポイントBの水平横移動ポイント)を結んだ線よりも外側に位置させる。
【0034】
下面防雨板14の平板状の防雨板14aは、ポイントD(パイプガイド6のベース板5側の開口面上端ポイント)とポイントE(前面フード8の前面側下端ポイント)と結んだ線よりも外側に位置させ、平板状の防雨板14bは、前記ポイントDとポイントF(平板状の防雨板14aの下端で前面フード8の下端ポイント、ポイントEの水平横移動ポイント)を結んだ線よりも外側に位置させる。
【0035】
側面防雨板16aは、ポイントG(パイプガイド6のベース板5側の開口面右端ポイント)とポイントH(前面フード8の左側側面の外気開口窓15の前側縁辺ポイント)とを結んだ線よりも外側に位置させ、側面防雨板16bは、ポイントI(パイプガイド6のベース板5側の開口面左端ポイント)とポイントJ(前面フード8の右側側面の外気開口窓15の前側縁辺ポイント)とを結んだ線よりも外側に位置させた。
【0036】
このようにすることで、上面防雨板12は前面フード8の上開口側から、下面防雨板14は前面フード8の下開口側から、側面防雨板16a,16bは前面フード8の左右側部に形成した外気開口窓15から、それぞれパイプガイド6の開口内が見えないように遮蔽できると同時に上下左右からの風雨の浸入を著しく遮断できる。
【0037】
上面防雨板12の平板状の防雨板12aと雨樋形状の防雨板12b、下面防雨板14の平板状の防雨板14a,14b、外気開口窓15および側面防雨板16a,16bの数は図示のごとく1個づつに限定されるものでなく、全体の大きさに応じて増すことも考えられる。
【0038】
設置については前記従来例と同一であり、図示は省略するが、パイプガイド6を外壁貫給排気ダクト2の開口に嵌入すれば、抜け止め金具11の押圧で固定される。(図10、図11参照)
【0039】
図5は本発明の第2実施形態として、防火ダンパー17を付加した。この防火ダンパー17はパイプガイド6の外側端に垂設した蝶番軸18に回動自在に軸着した2枚の半円形板17aからなり、バネ19で付勢して開き、円形としてパイプガイド6を閉塞する。通常の不使用時は2枚の半円形板17aは重ね合わせて閉じられ、温度ヒューズ20で係止されている。
【0040】
図6、図7は本発明の第3実施形態として、防鳥網21、防虫網22を設けた。防鳥網21は防虫網22に比べて比較的網み目の大きなものでよく、本実施形態では防鳥網21は上面防雨板12の平板状の防雨板12aと下面防雨板14の平板状の防雨板14aと側面防雨板16a,16bとで囲まれる面に設け、防虫網22はパイプガイド6のベース板5側の開口面を覆うように設けた。
【0041】
なお、このような防鳥網21、防虫網22の埃による目詰まり清掃のために前面フード8を外すことができるようにし、その際の落下防止のためにワイヤー23またはチェーンをもってこの前面フード8をベース板5側に繋ぎ止める。
【0042】
また、上面防雨板12の平板状の防雨板12aと雨樋形状の防雨板12bの裏側面に制振部材による雨滴減音材24を貼設し、雨がこれら平板状の防雨板12aと雨樋形状の防雨板12bに直接当たった時に大きな音が出ないようにした。
【0043】
さらに、第4実施形態として、図8、図9に示すようにパイプガイド6と他の部材は軸着構造として、ベース板5や前面フード8をこのパイプガイド6に対して回転させることができるようにする。建物が斜線制限を受ける建物の外壁にベントキャップを設置する場合は、外壁の勾配に合わせて任意の角度に可変できる。
【0044】
【発明の効果】
以上述べたように本発明のベントキャップは、外壁面を上から下方向に向かって吹き下がる雨や外壁面を横方向から吹き流れる雨の他、外壁面の下から上方向に向かって吹き上げる雨の止水性能を格段に向上させ、また、従来の同一外形サイズのものに比べて給排気の圧力損失が低く、コンパクトな寸法で給排気性能を確保できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のベントキャップの第1実施形態を示す中央縦断側面図である。
【図2】 本発明のベントキャップの第1実施形態を示す中央横断平面図である。
【図3】 本発明のベントキャップの第1実施形態を示す一部切り欠いた平面図である。
【図4】 本発明のベントキャップの第1実施形態を示す斜視図である。
【図5】 本発明のベントキャップの第2実施形態を示す縦断側面図である。
【図6】 本発明のベントキャップの第3実施形態を示す一部切り欠いた正面図である。
【図7】 本発明のベントキャップの第3実施形態を示す縦断側面図である。
【図8】 本発明のベントキャップの第4実施形態を示す回転前の縦断側面図である。
【図9】 本発明のベントキャップの第4実施形態を示す回転後の縦断側面図である。
【図10】 従来例を示す透視斜視図である。
【図11】 従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1…外壁 2…外壁貫給排気ダクト
3…ダクト吊金物 4…ベントキャップ
5…ベース板 6…パイプガイド
7…防雨ガラリ 8…前面フード
9…防雨板 10…雨だれ防止板
10a…立上げフランジ
11…抜け止め金具 12…上面防雨板
12a…平板状の防雨板 12b…雨樋形状の防雨板
13…雨樋 13a…端部
14…下面防雨板 14a,14b…平板状の防雨板
15…外気開口窓 16a,16b…側面防雨板
17…防火ダンパー 17a…半円形板
18…蝶番軸 19…バネ
20…温度ヒューズ 21…防鳥網
22…防虫網 23…ワイヤー
24…雨滴減音材

Claims (5)

  1. ベース板の背面側に筒体のパイプガイドを設け、前面側は上下に開口を有する前面フードで囲繞したベントキャップにおいて、前面フード内の上部内側では、平板状の防雨板と下端部分を樋状に折り曲げて幅方向に断面略U字形の雨樋を設けた雨樋形状の防雨板を多段重ねに配置した上面防雨板で、かつこれら平板状の防雨板と雨樋形状の防雨板はともに下端が前側に近づくような下方への傾斜板である上面防雨板を、下部内側では平板状の防雨板を多段重ねに配置した下面防雨板を設置し、また、前面フードの側部に外気開口窓を形成し、その内側に側面防雨板を配設したことを特徴とするベントキャップ。
  2. 上面防雨板の雨樋形状の防雨板は、多段重ねに配置した上面防雨板のうち、すくなくともベース板側に設置される請求項1記載のベントキャップ。
  3. 雨樋形状の防雨板の雨樋は、パイプガイドのベース板側の開口面下端ポイントと雨樋形状の防雨板の前に位置する平板状の防雨板の上端で前面フードの上端ポイントとを結んだ線よりも外側に位置させる請求項1または2記載のベントキャップ。
  4. 上面防雨板の雨樋形状の防雨板の雨樋端部は側面防雨板の外側に位置する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のベントキャップ。
  5. ベース板の背面側に筒体のパイプガイドを設け、前面側は上下に開口を有する前面フードで囲繞したベントキャップにおいて、
    前面フード内の上部内側では多段重ねに配置した上面防雨板を設置し、
    下部内側では多段重ねに配置した下面防雨板を設置し、
    また、前面フードの側部に外気開口窓を形成し、その内側に側面防雨板を配設し、
    上面防雨板と下面防雨板と側面防雨板とで囲まれる面に、上面防雨板と下面防雨板と側面防雨板に固定する事により、防鳥網を設けたことを特徴とするベントキャップ。
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