JP2015190698A - 換気装置 - Google Patents

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Noboru Nonomura
昇 野々村
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【課題】雨水の飛散による建物外壁面の汚れを防ぐことができる換気装置を提供する。【解決手段】フード部および水切り部を備える。フード部は、外壁面の換気口に設けられ、かつ下方空間に臨む通風口を有し、その換気口と通風口とを連通する。水切り部は、フード部の両側面に沿って垂れ落ちる雨水および上記通風口から流出する空気を受け、受けた雨水および空気を外壁面から離れる方向に導くとともに、上記通風口とその通風口の側方空間との間の空気の流通を抑制する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、建物の外壁面に取付けられる換気装置に関する。
一般に、換気装置は、建物の外壁面の換気口に取付けられるフード部を備え、換気口からフード部に流入する空気を下方に導いたり、あるいは周囲の外気をフード部に取込んでそれを換気口を通して建物内に導くことができる。
特開2011−190971号公報 特開2011−58735号公報
フード部に当たる雨水は、フード部の外周面に沿って垂れ落ちる。このとき、垂れ落ちる雨水がフード部の吹き出し空気に当たって飛散する。飛散した雨水は、外壁面に付着して外壁面を汚してしまう。吹き出し空気に汚れ(例えば油汚れ)が含まれている場合は、外壁面の汚れがひどくなる。
本発明の実施形態の目的は、雨水の飛散による建物外壁面の汚れを防ぐことができる換気装置を提供することである。
請求項1の換気装置は、フード部および水切り部を備える。フード部は、外壁面の換気口に設けられ、かつ下方空間に臨む通風口を有し、その換気口と通風口とを連通する。水切り部は、前記フード部の両側面に沿って垂れ落ちる雨水および前記通風口から流出する空気を受け、受けた雨水および空気を前記外壁面から離れる方向に導くとともに、前記通風口とその通風口の側方空間との間の空気の流通を抑制する。
一実施形態の外観を斜め下方向から見た斜視図。 同実施形態の外観を正面から見た図。 同実施形態の外観を側方から見た図。 同実施形態の分解斜視図。 同実施形態の断面図。
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。
斜め下方向から見たフード部の外観を図1に示し、正面から見たフード部の外観を図2に示し、側方から見たフード部の外観および外壁面を図3に示している。さらに、フード部およびベースプレートの構成を図4に分解して示し、フード部およびベースプレートの断面を外壁面の断面と共に図5に示している。
図1〜図5において、フード部(パイプフード部ともいう)1は、前面2、左側面3、右側面4、天井面5で囲まれた箱形形状を有し、かつ、背面側に開口6、下面側に通風口7を有する。通風口7は、フード部1の下方空間に臨む。この通風口7に、螺子13,13を用いてガラリ8が装着される。ガラリ8は、通風口7から出る空気を多数枚の整流板によって前面側斜め下方向に流す。ここで、ガラリ8の整流板は前面2側に位置するものほど、空気の流れを外壁面から遠ざけるように傾斜していることが望ましい。これにより、通風口7から吹出した直後の空気は、外壁面側から前面2側へ向かって拡散するように流れ、通風口7の側面空間への空気の流れを抑えることができる。
図4に示すように、ベースプレート21は、フード部1の開口6に嵌合し得る矩形形状を有し、その嵌合時に開口6の内周面に面接触する折れ曲がり片22,23,24を左側縁部、右側縁部、上縁部にそれぞれ有するとともに、円形の開口25を板面中央に有する。このベースプレート21の背面側に、かつ開口25と対応する位置に、円筒型の筒状部26が螺子止め装着される。
ベースプレート21は、図5に示すように、建物の外壁面40における換気口41に対し、螺子27a,27bの螺合により取付けられる。換気口41にはパイプ42が嵌合されており、ベースプレート21の取付けに伴い、筒状部26がパイプ42の内側に入り込む。
ベースプレート21は、前面の上部に、フード部取付け用の一対のフック28a,28bを有する。フード部1は、天井面5の裏側に爪部9a(9b)を有する。爪部9a(9b)は、ベースプレート21に対するフード部1の取付けに際し、フック28a,28bに係止される。この係止により、フード部1がベースプレート21に保持される。
また、ベースプレート21の下縁部に、水切り部30が一体的に設けられる。水切り部30は、外壁面40側から斜め下方向に傾斜する傾斜面31と、この傾斜面31の両側縁部から上方に立上がる一対の立上がり部32,33とを含み、フード部1の左側面3および右側面4に沿って垂れ落ちる雨水および通風口7から流出する空気を受け、受けた雨水および空気を外壁面40から離れる方向に導くとともに、通風口7とその通風口7の側方空間(立上がり部32,33の外側に存する空間のこと)との間の空気の流通を抑制し、この抑制に伴い通風口7の側方空間から外壁面に向かう空気の流れを阻止する。
フード部1の左側面3および右側面4の内面の下部に、それぞれブラケット11が装着される。ブラケット11は、ガラリ8を装着するための螺子12,12の螺合を受ける。
また、ブラケット11は、ベースプレート21に対するフード部1の取付けに伴い、通風口7を通り、かつ内側に屈曲して水切り部30の傾斜面31の上部板面に面接触する。この面接触の部分に螺子13,13が挿通され、その螺子13,13の先端が外壁面40に螺合される。これにより、ベースプレート21に対するフード部1の取付けが完了し、フード部1および筒状部26が水切り部30と共にベースプレート21に保持された状態となる。そして、ベースプレート21と外壁面40との間の隙間に、コーキング処理が施される。
水切り部30の傾斜面31の角度は、外壁面40に対しほぼ45°である。水切り部30の立上がり部32,33は、外壁面40に対しほぼ直角となる上縁32a,33aを有するとともに、外壁面40に対しほぼ平行となる前縁32b,33bを有する。
水切り部30の傾斜面31は、フード部1の厚み方向における幅が、フード部1の厚み方向における通風口7の幅の少なくとも1/3以上である。
水切り部30の立上がり部32,33の内周面の相互間隔Aは、フード部の左側面3および右側面4の相互間隔Bより大きい。これにより、フード部の左側面3と立上がり部32との間に間隔X[=(A−B)/2]の隙間が確保され、フード部の右側面4と立上がり部33との間にも、同じ間隔Xの隙間が確保される。
水切り部30の立上がり部32,33の上縁32a,33aの高さ位置は、通風口7の開口面の高さ位置よりも、所定長さYだけ高い。
以上のフード部1、ベースプレート21、水切り部30により、換気装置が構成される。
フード部1の左側面3に付着して垂れ落ちる雨水は、左側面3と立上がり部32との間の隙間を通って傾斜面31に落下する。フード部1の右側面4に付着して垂れ落ちる雨水は、右側面4と立上がり部33との間の隙間を通って傾斜面31に落下する。傾斜面31に落下した雨水は、外壁面40から離れていくように水切り部30の傾斜面31に沿って流れ、傾斜面31の前縁から排出される。さらに、通風口7から空気が吹出すと、巻き込み風の発生により、図2に矢印で示すように右側面3及び左側面4に沿いつつ間隔Xの隙間に向かう空気の流れが発生し、右側面3及び左側面4に付着した雨滴をより確実に水切り部30へ落下させることができる。
建物内の例えば換気ファンの排気運転によって換気口41に流入する空気は、換気口41内のパイプ42および筒状部26を通ってフード部1の内部空間に流れる。フード部1の内部空間に流れた空気は、フード部1の通風口7に導かれ、そこからガラリ8を通って吹き出される。吹き出された空気は、外壁面40から離れていくように傾斜面31に沿って流れ、傾斜面31の前縁から排出される。このとき、傾斜面31に沿って流れる空気は、立上り部32,33が壁となって存在するので、外壁面近傍において通風口7の側方空間に流れない。
このように、フード部1から垂れ落ちる雨水および通風口7の吹き出し空気を水切り部30で受けて外壁面40から離れた方向に強制的に導くことにより、垂れ落ちる雨水が飛散して外壁面40に付着する不具合を防ぐことができる。通風口7の吹き出し空気が外壁面40に付着することもない。よって、通風口7の吹き出し空気に含まれる汚れ(例えば油汚れ)が外壁面40に付着することもない。
建物内の例えば換気ファンが吸気運転されると、フード部1の下方空間に存する外気が傾斜面31に沿って通風口7に流れる。通風口7に流れた外気は、通風口7からフード部1の内部空間を通って換気口41に流入し、その換気口41を通って建物の室内空間に流れる。このとき、通風口7の側方に立上り部32,33が壁となって存在するので、通風口7の側方空間に存する外気が通風口7に流れ込まない。よって、雨水や虫が外気といっしょにフード部1に取込まれてそのまま建物内に流れてしまう不具合を防ぐことができる。
[変形例]
上記実施形態では、立上がり部32,33の上縁32a,33aの高さ位置を通風口7の開口面の高さ位置よりも高く設定したが、立上がり部32,33の上縁32a,33aの高さ位置を通風口7の開口面の高さ位置とほぼ同じまたは少し下に設定しても、同様の効果が得られる。要は、通風口7の側方空間から通風口7への空気の流入を抑制できる高さ位置であればよい。
上記実施形態では、傾斜面31の角度を外壁面40に対してほぼ45°としたが、これは実験により得られた最適値である。この最適値については、通風口7の形状や大きさ、フード部1の内部空間の容量、建物内の排気ファンの能力などに応じて適宜に変更可能である。
上記実施形態では、フード部1の厚み方向における傾斜面31の幅を、フード部1の厚み方向における通風口7の幅の少なくとも1/3以上としたが、これは実験により得られた最適値である。この最適値については、通風口7の形状や大きさ、フード部1の内部空間の容量、建物内の排気ファンの能力などに応じて適宜に変更可能である。
上記実施形態では、水切り部30をベースプレート21の下縁部に一体的に設ける構成を例に説明したが、水切り部30をベースプレート21の下縁部に着脱自在に設ける構成としてもよい。
その他、上記各実施形態および変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態や変形は、発明の範囲は要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…フード部、2…前面、3…左側面、4…右側面、5…天井面、6…背面側開口、7…通風口、8…ガラリ、11a…ブラケット、12a,12b,13a,13b…螺子、21…ベースプレート、22,23,24…折れ曲がり片、25…開口、26…筒状部、27a,27b…螺子、30…水切り部、31…傾斜面、32,33…立上がり部、32a,33a…上縁、40…外壁面、41…換気口、42…パイプ

Claims (5)

  1. 外壁面の換気口に設けられ、かつ下方空間に臨む通風口を有し、その換気口と通風口とを連通するフード部と、
    前記フード部の両側面に沿って垂れ落ちる雨水および前記通風口から流出する空気を受け、受けた雨水および空気を前記外壁面から離れる方向に導くとともに、前記通風口とその通風口の側方空間との間の空気の流通を抑制する水切り部と、
    を備えることを特徴とする換気装置。
  2. 前記水切り部は、前記外壁面側から斜め下方向に傾斜する傾斜面と、この傾斜面の両側縁部から上方に立上がる一対の立上がり部とを含み、前記フード部の両側面に沿って垂れ落ちる雨水および前記通風口から流出する空気を前記傾斜面で受け、受けた雨水および空気を同傾斜面により前記外壁面から離れる方向に導くとともに、前記通風口とその通風口の側方空間との間の空気の流通を抑制する
    ことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 前記一対の立上がり部の相互間隔は、前記フード部の両側面の相互間隔より大きく、
    前記一対の立上がり部の上縁の高さ位置は、前記通風口の高さ位置とほぼ同じまたはそれより高い
    ことを特徴とする請求項2記載の換気装置。
  4. 前記フード部の厚み方向における前記傾斜面の幅は、前記フード部の厚み方向における前記通風口の幅の少なくとも1/3以上である
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の換気装置。
  5. 前記外壁面の換気口に入り込む筒状部と、
    前記外壁面に取付けられ、前記フード部、前記水切り部、および前記筒状部を保持するベースプレートと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか記載の換気装置。
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