JPWO2017033241A1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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岳浩 完戸
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祐介 安達
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Abstract

空気調和機の室内機は、前面が開口した箱状の背面ケースと、前記背面ケースの前面に接合された前面ケースと、を有する本体を備え、前記前面ケースの下面の、前記背面ケースと前記前面ケースとの接合部分とは離れた位置に、下方に突出した段差が形成されたものである。

Description

本発明は、壁面に設置される空気調和機の室内機に関する。
従来の空気調和機の室内機においては、例えば、骨組みである枠体本体と、この枠体本体のそれぞれの面に設置された、側面パネル、正面開閉パネル、L型パネルおよび下面パネルと、を有し、下面パネルが枠体本体の下面よりも下方に突出しているものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5388998号公報
空気調和機の室内機を壁面に設置する際には、壁面に取り付けられた据付板に室内機の本体の背面を引っ掛けることで、室内機を壁面に固定する。このような設置作業においては、作業者は、室内機の上部を据付板に引っ掛けた状態で、室内機の下部を壁面とは離れる方向に引き上げる。そして、室内機の下面と壁面との間に据付用の支え棒などを配置することで室内機を壁面から引き上げた状態を保持し、配管接続などの作業を行う。
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和機の室内機は、下面パネルと枠体本体との接合部分が枠体本体の下面よりも下方に突出しており、設置作業において、作業者の手及び設置用の支え棒などが下面パネルと枠体本体との接合部分に当たる。このため、下面パネルと枠体本体との接合部分に力がかかり、下面パネルが枠体本体から外れてしまう、という課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、室内機を壁面に設置する際の作業性を向上することができる空気調和機の室内機を得るものである。
本発明に係る空気調和機の室内機は、前面が開口した箱状の背面ケースと、前記背面ケースの前面に接合された前面ケースと、を有する本体を備え、前記前面ケースの下面の、前記背面ケースと前記前面ケースとの接合部分とは離れた位置に、下方に突出した段差が形成されたものである。
本発明に係る空気調和機の室内機は、背面ケースの下面の、背面ケースと前面ケースとの接合部分とは離れた位置に、下方に突出した段差が形成されている。
このため、室内機を壁面に設置する際に作業者は段差に指を掛けて室内機を引き上げることができる。また、室内機を引き上げた状態で段差と壁面との間に設置用の支え棒などを取り付けることができ、引き上げた状態を保持できる。よって、室内機を壁面に設置する際の作業性を向上することができる。
また、背面ケースと前面ケースとの接合部分に力が掛かることを抑制でき、前面ケースが背面ケースから外れることを抑制できる。
実施の形態1における空気調和機の室内機の外観を示す斜視図である。 図1の室内機の側面を模式的に示す分解図である。 図1の室内機の背面を模式的に示す図である。 図1の室内機の縦断面を模式的に示す図である。 実施の形態1における空気調和機の室内機の設置方法を説明する図である。 実施の形態1における空気調和機の室内機の段差を模式的に示す縦断面である。 実施の形態1における空気調和機の室内機の気流を説明する縦断面である。 図7の要部拡大図である。 実施の形態1における空気調和機の室内機の変形例1を模式的に示す縦断面である。 実施の形態1における空気調和機の室内機の変形例1の気流を説明する縦断面である。 実施の形態1における空気調和機の室内機の変形例2を模式的に示す背面図である。 実施の形態1における空気調和機の室内機の変形例3を模式的に示す縦断面図である。 実施の形態2における空気調和機の室内機の段差を模式的に示す縦断面である。 実施の形態2における空気調和機の室内機の変形例1を模式的に示す縦断面である。 実施の形態2における空気調和機の室内機の変形例2を模式的に示す縦断面図である。
実施の形態1.
以下、本実施の形態1における空気調和機の室内機の構成を、図を用いて説明する。なお、以下説明において、空気調和機の室内機を、単に「室内機」と称する場合がある。
図1は、実施の形態1における空気調和機の室内機の外観を示す斜視図である。図2は、図1の室内機の側面を模式的に示す分解図である。
室内機の本体1は、空調される部屋11の壁面11aに設置される。本体1は、前面ケース1eと背面ケース1fとで構成される。背面ケース1fは、前面が開口した箱状に形成されている。前面ケース1eは背面ケース1fの前面に接合されている。例えば、前面ケース1eの背面側と背面ケース1fとが嵌合する。なお、前面ケース1eと背面ケース1fとの接合方法はこれに限定されない。例えば接着による接合でも良いし、ビス止めによる接合でも良い。
本体1の前面1a側には、前面グリル6が取り付けられている。この前面グリル6は前面ケース1eに着脱可能に取り付けられている。前面グリル6には、本体1の幅方向に、空気が流通する開口である吸込開口部2aが形成されている。前面ケース1eは、上面1b側に、空気か流通する開口である上部吸込口2bが形成されている。
前面ケース1eの下面1ebを含む下方には、空気が吹き出される吹出口3が形成されている。前面ケース1eの吹出口3の下部は下アゴ部10aによって形成されている。つまり、下アゴ部10aは、前面ケース1eと一体形成されており、前面ケース1eの背面側の下端を構成する。下アゴ部10aは、背面ケース1fと接合される。なお、下アゴ部10aを前面ケース1eとは別体で構成しても良い。吹出口3には、上下風向ベーン4aと、後述する左右風向ベーン4bとが設けられている。
前面ケース1eの下面1ebには、下方に突出した段差50が形成されている。この段差50は、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bとは離れた位置に形成されている。
背面ケース1fは、背面1d側が壁面11aに取り付けられる。背面ケース1fの上面1b側には、空気が流通する上部吸込口2bが形成されている。また、背面ケース1fの内部には、ガイドウォール10が形成されている。
図3は、図1の室内機の背面を模式的に示す図である。
図3に示すように、前面ケース1eの下面1ebに形成された段差50は、背面ケース1fの下面1fbよりも下方に突出している。また、段差50は、前面ケース1eの幅方向に沿って延びるように形成されている。
図4は、図1の室内機の縦断面を模式的に示す図である。
図4に示すように、本体1の内部には、空気を送風するファン8が配設されている。ファン8は、吸込開口部2a及び上部吸込口2bから吸込側流路E1に空気を吸込み、吹出口3側の吹出側流路E2へ空気を吹き出す。ファン8は、例えば、貫流ファン、軸流ファンなど任意のファンで構成される。ファン8の上流側には、冷媒と空気との熱交換を行う熱交換器7が配設されている。吸込開口部2a及び上部吸込口2bと、熱交換器7との間には、ホコリを除塵するフィルタ5が配設されている。背面ケース1fには、ファン8の吹出側に、渦巻状のガイドウォール10が形成されている。ガイドウォール10の背面1d側には室外機と接続される冷媒配管12が収納されている。
前面ケース1eには、吸込側流路E1と吹出側流路E2とを分離する舌部9aが形成されている。また、前面ケース1eの舌部9aの前面側には、熱交換器7から滴下される水滴を一時貯水するドレンパン9bが形成されている。また、吹出口3には、上下方向に回動自在な上下風向ベーン4aと、左右方向に回動自在な左右風向ベーン4bとが設けられている。吹出口3は、本体1の前面1a側の下方に開口している。吹出口3は、上部壁を舌部9aのディフューザー3a、側部壁をディフューザー3aから連続して延びる垂直面で構成している。また、吹出口3は、下面をガイドウォール10で構成し、下流端部を下アゴ部10aで構成している。
次に、室内機を部屋11の壁面11aに設置する設置方法について説明する。
図5は、実施の形態1における空気調和機の室内機の設置方法を説明する図である。
なお、図5においては、室内機の下部を壁面11aとは離れる方向に引き上げた状態を示している。なお、図5では本体1の縦断面を模式的に示している。
図5に示すように、室内機を壁面11aに設置する際には、予め、据付板13を壁面11aに取り付ける。そして、据付板13に室内機の本体1の背面1dを引っ掛けることで、室内機を壁面11aに吊り下げる。
室内機の下部を壁面11aとは離れる方向に引き上げる場合、作業者は、室内機の背面1d側の上部を据付板13に引っ掛けた状態で、前面ケース1eの下面1ebに形成された段差50に指を掛けて室内機を引き上げる。
そして、室内機を引き上げた状態で段差50と壁面11aとの間に設置用の支え棒14などを取り付けて、室内機を壁面11aから引き上げた状態を保持する。
作業者は、室内機を壁面11aから引き上げた状態において、例えば室外機との配管接続及び配線接続などの作業を行う。
その後、作業者は、室内機の段差50と壁面との間に配置した据付用の支え棒14を取り外し、前面ケース1eの下面1ebに形成された段差50に指を掛けて室内機を壁面11a側へ移動させ、室内機の本体1を据付板13に固定する。
次に、前面ケース1eの下面1ebに形成された段差50の詳細構成を説明する。
図6は、実施の形態1における空気調和機の室内機の段差を模式的に示す縦断面である。なお、図6は、本体1の吹出口3の位置における縦断面を拡大して示している。なお、図6においては、紙面の左右方向が室内機の本体1の奥行方向を示し、紙面の上下方向が本体1の高さ方向を示す。
図6に示すように、前面ケース1eの下面1ebには、下方に突出した段差50が形成されている。この段差50の高さHdは、作業者の指が引っ掛かる程度の高さが望ましい。また、段差50の高さHdは、設置用の支え棒14などが引っ掛かる程度の高さが望ましい。好ましくは、段差50の高さHdは、4mm以上が良い。一方、段差50の高さHdが大きすぎると本体1の寸法が増加してしまう。また、段差50の高さHdが大きすぎると意匠性が低下する。このことから段差50の高さHdは、大きすぎないことが望ましい。好ましくは、段差50の高さHdは、10mm以下が良い。よって、本実施の形態1の空気調和機の室内機においては、段差50の高さHdは、4mm以上10mm以下に形成する。また、段差50は、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bとは離れた位置に形成されている。段差50と接合部分10bとの距離Ldは、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bに、作業者の指又は設置用の支え棒14などが引っ掛からない程度の距離が望ましい。好ましくは、段差50と接合部分10bとの距離Ldは、10mm以上が良い。
また、下アゴ部10aの下面は、段差50と下アゴ部10aの先端10a1との間に、平坦に形成された平坦部10a2を有している。即ち、平坦部10a2は、前面ケース1eの下面1ebのうち、段差50と吹出口3との間に所定距離で形成されている。なお、段差50と下アゴ部10aの先端10a1との間の全てが平坦で無くても良く、少なくとも一部が平坦に形成されていればよい。
次に、段差50と吹出口3との間に形成された平坦部10a2の作用を説明する。
図7は、実施の形態1における空気調和機の室内機の気流を説明する縦断面である。図8は、図7の要部拡大図である。なお、図7、図8は、本体1の吹出口3の位置における縦断面を模式的に示している。
図7に示すように、ファン8によって吹出側流路E2へ吹き出された空気は、ガイドウォール10によって吹出口3へ導かれ、吹出気流20となって吹出口3から吹き出される。この吹出気流20の流れによって、部屋11内の空気が誘引され、本体1の下方において壁面11a側から吹出口3側へ流れる誘引気流30が生じる。そして、この誘引気流30は、吹出気流20に合流する。
図8に示すように、誘引気流30は、背面ケース1fの下面1fb及び前面ケース1eの下面1ebに沿って流れる。そして誘引気流30が段差50に当たると、一部は下方へ向けて流れる。即ち、誘引気流30は、下アゴ部10aの先端10a1から平坦部10a2の距離を隔てた段差50において、下方へと向きを変える。これにより、誘引気流30は、下アゴ部10aの先端10a1よりも下方の位置で徐々に吹出気流20と合流する。
以上のように本実施の形態1においては、室内機は、前面が開口した箱状の背面ケース1fと、背面ケース1fの前面に接合された前面ケース1eとを有する本体1を備え、前面ケース1eの下面1ebの、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bとは離れた位置に、下方に突出した段差50が形成されている。
このため、室内機を壁面11aに設置する際に作業者は段差50に指を掛けて室内機を引き上げることができる。また、室内機を引き上げた状態で段差50と壁面11aとの間に設置用の支え棒14などを取り付けることができ、室内機を壁面11aから引き上げた状態を保持できる。よって、室内機を壁面11aに設置する際の作業性を向上することができる。従って、作業者による配管接続ミスなどを防止することができる。また、設置用の支え棒14などで室内機を引き上げた状態に保持するので、一人での設置作業ができる。
また、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bに力が掛かることを抑制でき、前面ケース1eが背面ケース1fから外れることを抑制できる。
また本実施の形態1においては、段差50は、前面ケース1eの幅方向に沿って延びるように形成されている。
このため、室内機の本体1の幅方向の任意の位置において、作業者は段差50に指を引っ掛けることができる。また、室内機の本体1の幅方向の任意の位置において、設置用の支え棒14を取り付けることができる。
また本実施の形態1においては、段差50の高さHdは、4mm以上10mm以下である。
このため、段差50に作業者の指を引っ掛けて、室内機を壁面11aから引き上げることができる。また、段差50に設置用の支え棒14などを引っ掛けて、室内機を壁面11aから引き上げた状態に保持できる。
また本実施の形態1においては、段差50は、接合部分10bよりも10mm以上離れた位置に形成されている。
このため、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bに力が掛かることを抑制でき、前面ケース1eが背面ケース1fから外れることを抑制できる。
また本実施の形態1においては、前面ケース1eの下面1ebの、段差50と吹出口3との間に、平坦に形成された平坦部10a2を含んでいる。
このため、下アゴ部10aの先端10a1から平坦部10a2の距離を隔てた段差50において、誘引気流30の一部を下方へと向きを変えることができる。よって、誘引気流30の一部を下アゴ部10aの先端10a1よりも下方で吹出気流20と合成させることができ、下アゴ部10aの先端10a1において吹出気流20に合流する誘引気流30の量を減らすことができる。
従って、冷房運転時において、下アゴ部10aの結露を抑制することができる。即ち、下アゴ部10aの先端10a1において、誘引気流30の空気に含まれる水分が冷却によって凝縮する量を低減でき、下アゴ部10aに付着する結露の量を低減できる。
なお、段差50の一部のみが接合部分10bと離れた位置に形成されていてもよい。例えば、前面ケース1eの幅方向に沿って延びる段差50において、段差50と接合部分10bが奥行き方向で離れている部分と、段差50と接合部分10bが奥行き方向で一致している部分とがあってもよい。この場合、段差50と接合部分10bが奥行き方向で離れている部分において、上述した効果と同様の効果を奏することができる。
(変形例1)
図9は、実施の形態1における空気調和機の室内機の変形例1を模式的に示す縦断面である。
段差50の形状は、下方に垂直に突出した形状に限定されず、任意の形状とすることができる。例えば、図9に示すように、段差50の形状は、本体1の前面側に向かって傾斜した形状でも良い。また、段差50は、断面が直線状に限らず、断面が曲線状に形成されていても良い。つまり、段差50に作業者の指を引っ掛けることが可能な形状であればよい。また、段差50に設置用の支え棒14などを引っ掛けることが可能な形状であればよい。
このような構成においても上述した効果と同様の効果を奏することができる。
図10は、実施の形態1における空気調和機の室内機の変形例1の気流を説明する縦断面である。
図10に示すように、この変形例1においても、前面ケース1eの下面1ebの、段差50と吹出口3との間に、平坦に形成された平坦部10a2を含んでいる。
このため、下アゴ部10aの先端10a1から平坦部10a2の距離を隔てた段差50において、誘引気流30の一部を下方へと向きを変えることができる。
このような構成においても上述した効果と同様の効果を奏することができる。
(変形例2)
図11は、実施の形態1における空気調和機の室内機の変形例2を模式的に示す背面図である。
段差50は、前面ケース1eの幅方向の長さが、前面ケース1eの幅よりも短くても良い。また、段差50は、前面ケース1eの幅方向に複数形成しても良い。
例えば、図11に示すように、前面ケース1eの幅よりも短い2つの段差50を、離して形成しても良い。段差50の幅方向の長さを、例えば少なくとも作業者の1本分の指の幅程度の長さに形成しても良い。また、2つの段差50を、前面ケース1eの幅方向の左右の端部近傍にそれぞれ設けることで、作業者が両手の指をそれぞれ段差50に引っ掛けることができる。
このような構成においても上述した効果と同様の効果を奏することができる。
(変形例3)
図12は、実施の形態1における空気調和機の室内機の変形例3を模式的に示す縦断面図である。
図12に示すように、上述した段差50に代えて、前面ケース1eの下面1ebに、接合部分10bの下端よりも上方に凹んだ溝60を形成しても良い。
即ち、変形例3における空気調和機の室内機は、前面が開口した箱状の背面ケース1fと、背面ケース1fの前面に接合された前面ケース1eとを有する本体1を備え、前面ケース1eの下面1ebの、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bとは離れた位置に、上方に凹んだ溝60が形成されたものである。
このような構成においても、作業者の指又は設置用の支え棒14などを溝60に引っ掛けることができ、上述した効果と同様の効果を奏することができる。
実施の形態2.
本実施の形態2においては、背面ケース1fの下面1fbに段差50が形成されている構成について説明する。
なお、上記実施の形態1と同じ構成には同じ符号を付する。以下、上記実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図13は、実施の形態2における空気調和機の室内機の段差を模式的に示す縦断面である。なお、図13においては、紙面の左右方向が室内機の本体1の奥行方向を示し、紙面の上下方向が本体1の高さ方向を示す。
図13に示すように、背面ケース1fの下面1fbには、下方に突出した段差50が形成されている。この段差50は、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bとは離れた位置に形成されている。例えば段差50の高さHdは、4mm以上10mm以下に形成する。また、段差50と接合部分10bとの距離Ldは、10mm以上に形成する。
以上のように本実施の形態2においては、室内機は、前面が開口した箱状の背面ケース1fと、背面ケース1fの前面に接合された前面ケース1eとを有する本体1を備え、背面ケース1fの下面1fbの、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bとは離れた位置に、下方に突出した段差50が形成されている。
このため、室内機を壁面11aに設置する際に作業者は段差50に指を掛けて室内機を引き上げることができる。また、室内機を引き上げた状態で段差50と壁面11aとの間に設置用の支え棒14などを取り付けることができ、室内機を壁面11aから引き上げた状態を保持できる。よって、室内機を壁面11aに設置する際の作業性を向上することができる。従って、作業者による配管接続ミスなどを防止することができる。また、設置用の支え棒14などで室内機を引き上げた状態に保持するので、一人での設置作業ができる。
また、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bに力が掛かることを抑制でき、前面ケース1eが背面ケース1fから外れることを抑制できる。
また本実施の形態2においては、段差50の高さHdは、4mm以上10mm以下である。
このため、段差50に作業者の指を引っ掛けて、室内機を壁面11aから引き上げることができる。また、段差50に設置用の支え棒14などを引っ掛けて、室内機を壁面11aから引き上げた状態に保持できる。
また本実施の形態2においては、段差50は、接合部分10bよりも10mm以上離れた位置に形成されている。
このため、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bに力が掛かることを抑制でき、前面ケース1eが背面ケース1fから外れることを抑制できる。
なお、段差50は、背面ケース1fの幅方向に沿って延びるように形成されても良い。
これにより、室内機の本体1の幅方向の任意の位置において、作業者は段差50に指を引っ掛けることができる。また、室内機の本体1の幅方向の任意の位置において、設置用の支え棒14を取り付けることができる。
なお、段差50は、背面ケース1fの幅方向の長さが、背面ケース1fの幅よりも短くても良い。また、段差50は、背面ケース1fの幅方向に複数形成しても良い。
例えば、背面ケース1fの幅よりも短い2つの段差50を、離して形成しても良い。段差50の幅方向の長さを、例えば少なくとも作業者の1本分の指の幅程度の長さに形成しても良い。また、2つの段差50を、背面ケース1fの幅方向の左右の端部近傍にそれぞれ設けることで、作業者が両手の指をそれぞれ段差50に引っ掛けることができる。
なお、段差50の一部のみが接合部分10bと離れた位置に形成されていてもよい。例えば、背面ケース1fの幅方向に沿って延びる段差50において、段差50と接合部分10bが奥行き方向で離れている部分と、段差50と接合部分10bが奥行き方向で一致している部分とがあってもよい。この場合、段差50と接合部分10bが奥行き方向で離れている部分において、上述した効果と同様の効果を奏することができる。
(変形例1)
図14は、実施の形態2における空気調和機の室内機の変形例1を模式的に示す縦断面である。
背面ケース1fの下面1fbに形成された段差50の形状は、下方に垂直に突出した形状に限定されず、任意の形状とすることができる。例えば、図14に示すように、段差50の形状は、本体1の前面側に向かって傾斜した形状でも良い。また、段差50は、断面が直線状に限らず、断面が曲線状に形成されていても良い。つまり、段差50に作業者の指を引っ掛けることが可能な形状であればよい。また、段差50に設置用の支え棒14などを引っ掛けることが可能な形状であればよい。
このような構成においても上述した効果と同様の効果を奏することができる。
(変形例2)
図15は、実施の形態2における空気調和機の室内機の変形例2を模式的に示す縦断面図である。
図15に示すように、上述した段差50に代えて、背面ケース1fの下面に、接合部分10bの下端よりも上方に凹んだ溝60を形成しても良い。
即ち、変形例2における空気調和機の室内機は、前面が開口した箱状の背面ケース1fと、背面ケース1fの前面に接合された前面ケース1eとを有する本体1を備え、背面ケース1fの下面1fbの、背面ケース1fと前面ケース1eとの接合部分10bとは離れた位置に、上方に凹んだ溝60が形成されたものである。
このような構成においても、作業者の指又は設置用の支え棒14などを溝60に引っ掛けることができ、上述した効果と同様の効果を奏することができる。
1 本体、1a 前面、1b 上面、1d 背面、1e 前面ケース、1eb 前面ケースの下面、1f 背面ケース、1fb 背面ケースの下面、2a 吸込開口部、2b 上部吸込口、3 吹出口、3a ディフューザー、4a 上下風向ベーン、4b 左右風向ベーン、5 フィルタ、6 前面グリル、7 熱交換器、8 ファン、9a 舌部、9b ドレンパン、10 ガイドウォール、10a 下アゴ部、10a1 先端、10a2 平坦部、10b 接合部分、11 部屋、11a 壁面、12 冷媒配管、13 据付板、14 支え棒、20 吹出気流、30 誘引気流、50 段差、60 溝、E1 吸込側流路、E2 吹出側流路。
本発明に係る空気調和機の室内機は、前面が開口した箱状の背面ケースと、前記背面ケースの前面に接合された前面ケースと、を有する本体を備え、前記前面ケースの下面に段差が形成され前記段差は、前記背面ケースの下面と前記前面ケースの下面との接合部分とは離れた位置に、下方に突出し形成されたものである。

Claims (11)

  1. 前面が開口した箱状の背面ケースと、
    前記背面ケースの前面に接合された前面ケースと、
    を有する本体を備え、
    前記前面ケースの下面の、前記背面ケースと前記前面ケースとの接合部分とは離れた位置に、下方に突出した段差が形成された
    空気調和機の室内機。
  2. 前記段差は、前記前面ケースの幅方向に沿って延びるように形成された
    請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記段差は、前記前面ケースの幅方向の長さが、前記前面ケースの幅よりも短い
    請求項1又は2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記段差は、前記前面ケースの幅方向に複数形成された
    請求項1〜3の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記本体の内部に設けられたファンを備え、
    前記前面ケースの下面に、前記ファンから送風された空気を吹き出す吹出口が形成され、
    前記前面ケースの下面の、前記段差と前記吹出口との間に、平坦に形成された平坦部を含む
    請求項1〜4の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前面が開口した箱状の背面ケースと、
    前記背面ケースの前面に接合された前面ケースと、
    を有する本体を備え、
    前記背面ケースの下面の、前記背面ケースと前記前面ケースとの接合部分とは離れた位置に、下方に突出した段差が形成された
    空気調和機の室内機。
  7. 前記段差は、前記背面ケースの幅方向に沿って延びるように形成された
    請求項6に記載の空気調和機の室内機。
  8. 前記段差は、前記背面ケースの幅方向の長さが、前記背面ケースの幅よりも短い
    請求項6又は7に記載の空気調和機の室内機。
  9. 前記段差は、前記背面ケースの幅方向に複数形成された
    請求項6〜8の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
  10. 前記段差の高さは、4mm以上10mm以下である
    請求項1〜9の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
  11. 前記段差は、前記接合部分よりも10mm以上離れた位置に形成されている
    請求項1〜10の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
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