JP2018054283A - フィルター付送風機 - Google Patents

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JP2018054283A JP2017061047A JP2017061047A JP2018054283A JP 2018054283 A JP2018054283 A JP 2018054283A JP 2017061047 A JP2017061047 A JP 2017061047A JP 2017061047 A JP2017061047 A JP 2017061047A JP 2018054283 A JP2018054283 A JP 2018054283A
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雅之 広川
Masayuki Hirokawa
雅之 広川
橋本 俊彦
Toshihiko Hashimoto
俊彦 橋本
耕次 飯尾
Koji Iio
耕次 飯尾
訓央 清本
Kunihisa Kiyomoto
訓央 清本
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Abstract

【課題】フィルターを取付部から取り外す際に、フィルターに捕集された捕集物がフィルターの外に落下することを抑えるフィルター付送風機を提供する。【解決手段】取付部材40は、空気が通過する開口部60を形成する枠部40bを有し、フィルター枠38と枠部40bとは着脱自在であり、取付部材40と取付部39とは着脱自在であり、スライド部材51は押さえ部51aを含み、取付部材40を介してフィルター36を取付部39に取り付けた状態において、スライド部材51は取付部材40に対してスライドする構成であり、スライド部材51がスライドする場合、押さえ部51aの端部51a1がメッシュ部37の一部を押さえることを特徴とするフィルター付送風機。【選択図】図14

Description

本発明は、フィルターを備えたフィルター付送風機に関する。
フィルター付送風機のフィルターの従来例として、熱交換機器用のフィルターが知られている。
このフィルターは、熱交換機器の本体の吸込口と、本体内部の熱交換素子との間に設けられる。本体内部には、フィルターを本体に取り付けるための取付部が設けられている。
フィルターを取付部から取り外し、フィルターに捕集された捕集物を取り除くことで、熱交換素子の目づまりを防止することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−249290号公報
このような従来のフィルター付送風機においては、フィルターを取付部から取り外す際に、フィルター開口領域が吸込口に対して開いているため、捕集物がフィルターの外に落下してしまうという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、フィルターを取付部から取り外す際に、フィルターに捕集された捕集物がフィルターの外に落下することを抑えるフィルター付送風機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るフィルター付送風機は、吸込口および吹出口を有する箱状の本体と、前記本体内に設けられる送風手段と、前記送風手段により前記吸込口から吸い込まれた空気が通過するフィルターと、前記吸込口の下流側において前記本体内に固定される取付部と、前記フィルターを前記取付部に取り付ける取付部材とを備えたフィルター付送風機であって、前記フィルターはメッシュ部とフィルター枠とを含み、前記フィルター枠は、前記メッシュ部の下部を固定する第1フィルター枠と、前記メッシュ部の上部を固定する第2フィルター枠とを含み、前記フィルター枠と前記取付部材とは着脱自在であり、前記取付部材と前記取付部とは着脱自在であり、前記取付部材は前記吸込口と前記メッシュ部との間において空気が通過する開口部を有し、前記取付部材を介して前記フィルターを前記取付部に取り付けた状態において、前記第1フィルター枠は前記取付部材に対してスライドせず、前記第2フィルター枠は前記取付部材の表面を前記第1フィルター枠の方向に向かってスライドする構成であり、前記第2フィルター枠がスライドする場合、前記第2フィルター枠の上端は前記開口部の下端より下にスライドする構成としたものである。
本発明の他の一態様に係るフィルター付送風機は、吸込口および吹出口を有する箱状の本体と、前記本体内に設けられる送風手段と、前記送風手段により前記吸込口から吸い込まれた空気が通過するフィルターと、前記吸込口の下流側において前記本体内に固定される取付部と、前記フィルターを前記取付部に取り付ける取付部材と、スライド部材とを備えたフィルター付送風機であって、前記フィルターはメッシュ部とフィルター枠とを含み、前記取付部材は、空気が通過する開口部を形成する枠部を有し、前記フィルター枠と前記枠部とは着脱自在であり、前記取付部材と前記取付部とは着脱自在であり、前記スライド部材は押さえ部を含み、前記取付部材を介して前記フィルターを前記取付部に取り付けた状態において、前記スライド部材は前記取付部材に対してスライドする構成であり、前記スライド部材がスライドする場合、前記押さえ部の端部が前記メッシュ部の一部を押さえることとしたものである。
これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、フィルターに捕集された捕集物の落下を抑えながら、フィルターのメンテナンスを行えるフィルター付送風機を提供できる。
本発明の実施の形態1のフィルター付送風機の側面断面を示す構成図 同フィルター付送風機のフィルターの構成を示す斜視図 同フィルター付送風機のフィルターの側面断面を示す構成図 同フィルター付送風機のフィルターにおいて、第2フィルター枠をスライドさせた状態の側面断面を示す構成図 本発明の実施の形態2のフィルター付送風機のフィルターの構成を示す斜視図 同フィルター付送風機のフィルターの構成の他の形態を示す斜視図 本発明の実施の形態3のフィルター付送風機のフィルターの側面断面を示す構成図 本発明の実施の形態4のフィルター付送風機のフィルターの構成を示す斜視図 同フィルター付送風機のフィルターの側面断面を示す構成図 本発明の実施の形態5のフィルター付送風機を示す斜視断面図 同フィルター付送風機の側面断面を示す構成図 同フィルター付送風機のフィルターの側面断面を示す構成図 同フィルター付送風機の取付部材を示す斜視図 他の角度から見た同取付部材を示す斜視図 同フィルター付送風機のフィルターにおいて、スライド部材をスライドさせた状態の側面断面を示す構成図 スライド部材をスライドさせた状態における同取付部材を示す斜視図((a)ある角度から見た斜視図、(b)他の角度から見た斜視図)
本発明の一態様に係るフィルター付送風機は、吸込口および吹出口を有する箱状の本体と、前記本体内に設けられる送風手段と、前記送風手段により前記吸込口から吸い込まれた空気が通過するフィルターと、前記吸込口の下流側において前記本体内に固定される取付部と、前記フィルターを前記取付部に取り付ける取付部材とを備えたフィルター付送風機であって、前記フィルターはメッシュ部とフィルター枠とを含み、前記フィルター枠は、前記メッシュ部の下部を固定する第1フィルター枠と、前記メッシュ部の上部を固定する第2フィルター枠とを含み、前記フィルター枠と前記取付部材とは着脱自在であり、前記取付部材と前記取付部とは着脱自在であり、前記取付部材は前記吸込口と前記メッシュ部との間において空気が通過する開口部を有し、前記取付部材を介して前記フィルターを前記取付部に取り付けた状態において、前記第1フィルター枠は前記取付部材に対してスライドせず、前記第2フィルター枠は前記取付部材の表面を前記第1フィルター枠の方向に向かってスライドする構成であり、前記第2フィルター枠がスライドする場合、前記第2フィルター枠の上端は前記開口部の下端より下にスライドするという構成を有する。
これにより、取付部材を介してフィルターを取付部に取り付けた状態において、フィルター枠により形成されるフィルター開口領域を取付部材の開口部に対して閉じることができるため、フィルターおよび取付部材を本体の取付部から取り外してメンテナンスを行なう際に、フィルターに捕集された捕集物の落下を抑えることができる。すなわち、フィルターに捕集された捕集物の落下を抑えながら、フィルターおよび取付部材を本体の取付部から取り外してメンテナンスを行なうことができる。
また、本発明の他の一態様に係るフィルター付送風機は、吸込口および吹出口を有する箱状の本体と、前記本体内に設けられる送風手段と、前記送風手段により前記吸込口から吸い込まれた空気が通過するフィルターと、前記吸込口の下流側において前記本体内に固定される取付部と、前記フィルターを前記取付部に取り付ける取付部材と、スライド部材とを備えたフィルター付送風機であって、前記フィルターはメッシュ部とフィルター枠とを含み、前記取付部材は、空気が通過する開口部を形成する枠部を有し、前記フィルター枠と前記枠部とは着脱自在であり、前記取付部材と前記取付部とは着脱自在であり、前記スライド部材は押さえ部を含み、前記取付部材を介して前記フィルターを前記取付部に取り付けた状態において、前記スライド部材は前記取付部材に対してスライドする構成であり、前記スライド部材がスライドする場合、前記押さえ部の端部が前記メッシュ部の一部を押さえることとしたものである。
これにより、フィルターおよび取付部材を本体の取付部から取り外してメンテナンスを行なう際に、フィルターに捕集された捕集物の落下を抑えることができる。すなわち、フィルターに捕集された捕集物の落下を抑えながら、フィルターおよび取付部材を本体の取付部から取り外してメンテナンスを行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、フィルター付送風機は、箱状の本体1と、送風手段5と、フィルター6と、取付部9と、取付部材15とを備えている。
本体1の第1の面には吸込口2が設けられ、第2の面には吹出口3が設けられ、第3の面には着脱自在の点検パネル4が設けられる。
送風手段5は、ファンとモータとを含み、本体1内部に設けられる。
フィルター付送風機は、例えば、建物の天井裏等に設置される。
送風手段5によって吸込口2から本体1内に吸い込まれた空気は、吹出口3から吹き出される。この空気の流れは気流11で表される。吸い込まれる空気は、室外空気であっても、室内空気であってもよい。吹き出される空気は、室内へ向かう空気であっても、室外へ向かう空気であってもよい。なお、吸込口2および吹出口3にダクトを接続してもよい。
吸込口2の下流近傍には、本体1内部の送風手段5の保護や、吹き出される空気の浄化等を目的としてフィルター6および取付部材15を備える。フィルター6はメッシュ部7とフィルター枠8とを含む。吸込口2から吸い込まれた空気はメッシュ部7を通過する。フィルター6は吸込口2と送風手段5との間に設けられる。
本体1内部にはフィルター6および取付部材15を取り付けるための取付部9を備える。取付部9は本体1の内壁に固定される。
吸込口2から吸い込まれる空気とともに流れてくる虫や塵埃などをメッシュ部7により捕集する。虫や塵埃などは、捕集物10としてメッシュ部7に溜まっていく。
メッシュ部7のメッシュ間隔は、塵埃を捕集するために例えば0.01mm以上または0.1mm以上であることが望ましく、虫を捕集するために例えば10mm以下または1mm以下が望ましい。
取付部材15と取付部9とは着脱自在である。すなわち、取付部材15は、取付部9に取り付けたり、取付部9から取り外したりすることが自在である。そして、メンテナンス時は点検パネル4を取り外した後、フィルター6と取付部材15を取付部9から取り外し、捕集物10を取り除くことができる構成である。
ここで、図2および図3に示すように、フィルター枠8は、メッシュ部7の下部を固定する第1フィルター枠8aと、メッシュ部の上部を固定する第2フィルター枠8bを含む。
フィルター枠8と取付部材15とは着脱自在である。すなわち、フィルター枠8は、取付部材15に取り付けたり、取付部材15から取り外したりすることが自在である。
取付部材15は吸込口2とメッシュ部7との間において空気が通過する開口部22を有する。
フィルター6および取付部材15を取付部9に取り付けた状態であって、フィルター枠8が取付部材15に係合している状態において、第1フィルター枠8aは取付部材15に対してスライドせず、第2フィルター枠8bは取付部材15の表面を第1フィルター枠8aの方向(スライド方向18)に向かってスライドする構成である。
第2フィルター枠8bがスライドする場合、図4に示すように第2フィルター枠8bの上端は開口部22の下端22aより下にスライドする構成である。
上記構成により、メンテナンスを行なう際に第2フィルター枠8bを開口部22の下端22aより下にスライドすることで、フィルター開口領域17を狭めることができる。このため、フィルター6および取付部材15を取付部9から取り外してメンテナンスを行なう際に、フィルター6に捕集された捕集物10の落下を抑えることができる。
なお、第2フィルター枠8bの下端が第1フィルター枠8aの上端に接触する位置まで第2フィルター枠8bをスライドする構成としても良い。これにより、さらに確実に捕集物10の落下を抑えることができる。
(実施の形態2)
図5に示すように、第2フィルター枠8bに設けられる取っ手12を備え、取っ手12に力を加えることにより、第2フィルター枠8bは取付部材15の表面をスライドする構成とする。
上記構成により、第2フィルター枠8bのスライド操作を簡便に行なえるという作用を有するので、メンテナンス性を向上できるという効果を奏する。
なお、取っ手12は、図5においては第2フィルター枠8bの上部に備えられているが、第2フィルター枠8bに接続されていれば、例えば図6のように第1フィルター枠8aよりも下に備えられていても良い。この場合、下方にある取っ手12を下に下げることにより、第2フィルター枠8bを下へスライドさせることができるため、さらにスライド操作を行いやすくできる。
なお、図6では、メッシュ部7の下部は第1フィルター枠8aに接続され、上部は第2フィルター枠8bに接続されているが、メッシュ部7の側部はフィルター枠8に接続(固定)されていない構成となっている。このような構成にすることにより、第2フィルター枠8bのスライド動作がメッシュ部7により妨げられることを抑制できる。この結果、第2フィルター枠8bをスムーズにスライドすることができる。図6のメッシュ部7の側部の構成については、他の実施形態にも適用できる。ただし、この構成は1例であって、本発明を限定するものではない。
(実施の形態3)
図7に示すように、取付部材15に、第2フィルター枠8bと係合する突起20を備え、突起20が第2フィルター枠8bと係合する状態において、第2フィルター枠8bの上端が開口部22の上端22bより上に位置する構成としたものである。
上記構成により、メンテナンス時以外に第2フィルター枠8bがスライドすることを抑制できるので、フィルター6の設置にずれが生じることを抑制できる。ここで、突起20の高さ(取付部材15から突出する長さ)は、着脱性と保持性の観点から0.5mm〜5mm程度であることが好ましく、突起20の形状は第2フィルター枠8bに沿ったリブ形状のほか、円形であっても良く、また、複数設けられていても良い。
(実施の形態4)
図8および図9に示すように、取付部材15の下部に、吸込口2から吸い込まれる空気の下流方向(気流11方向)に伸びるメッシュ支持部16を備え、捕集物10が捕集されたメッシュ部7をメッシュ支持部16により支持する構成とする。
上記構成により、捕集物10の重みによるメッシュ部7のたるみをメッシュ支持部16で抑制できるので、メンテナンス性を向上できる。ここで、メッシュ支持部16の長さは、メッシュ部の深さ7aの0.1〜2倍程度であることが好ましく、さらに0.5〜1.5倍が好ましい。
以下、実施の形態1〜4について、補足する。
フィルター付送風機は、熱交換機器用のフィルターを備えたフィルター付熱交換機器としてもよい。この場合、フィルターは、熱交換機器の本体の吸込口と、本体内部の熱交換素子との間に設けられる。そして、本体内部には、フィルターを本体に取り付けるための取付部が設けられる。
また、フィルター付送風機は、建物の天井裏等の空間に設置され、ダクトを介し室内の空気を換気する送風機だけではなく、室内に設けられるその他の送風機であってもよい。室内に設けられる場合は、フィルター付送風機は、吸込口2から吸い込んだ室内空気を吹出口3を介して室内へ吹き出し、空気を循環させることになる。
また、取付部材15を細いフレーム形状で構成し、取付部材15の開口部22をなるべく大きくした形状としてもよい。開口部22の形状は、楕円、角が丸い角形状などであってもよい。
実施の形態1〜4について、さらに補足する。
本発明の一態様に係るフィルター付送風機は、吸込口2および吹出口3を有する箱状の本体1と、本体1内に設けられる送風手段5と、送風手段5により吸込口2から吸い込まれた空気が通過するフィルター6と、吸込口2の下流側において本体1内に固定される取付部9と、フィルター6を取付部9に取り付ける取付部材15とを備えたフィルター付送風機であって、フィルター6はメッシュ部7とフィルター枠8とを含み、フィルター枠8は、メッシュ部7の下部を固定する第1フィルター枠8aと、メッシュ部7の上部を固定する第2フィルター枠8bとを含み、フィルター枠8と取付部材15とは着脱自在であり、取付部材15と取付部9とは着脱自在であり、取付部材15は吸込口2とメッシュ部7との間において空気が通過する開口部22を有し、取付部材15を介してフィルター6を取付部9に取り付けた状態において、第1フィルター枠8aは取付部材15に対してスライドせず、第2フィルター枠8bは取付部材15の表面を第1フィルター枠8aの方向に向かってスライドする構成であり、第2フィルター枠8bがスライドする場合、第2フィルター枠8bの上端は開口部22の下端22aより下にスライドするという構成を有する。
これにより、取付部材15を介してフィルター6を取付部9に取り付けた状態において、フィルター枠8により形成されるフィルター開口領域17を取付部材15の開口部22に対して閉じることができるため、フィルターおよび取付部材を本体の取付部から取り外してメンテナンスを行なう際に、フィルターに捕集された捕集物の落下を抑えることができる。すなわち、フィルターに捕集された捕集物の落下を抑えながら、フィルターおよび取付部材を本体の取付部から取り外してメンテナンスを行なうことができる。
また、第2フィルター枠8bに設けられる取っ手12を備え、取っ手12に力を加えることにより、第2フィルター枠8bは取付部材15の表面をスライドするという構成にしてもよい。
これにより、第2フィルター枠のスライド操作を簡便に行なえるので、メンテナンス性を向上できる。すなわち、取っ手に力を加えることによりスムーズに第2フィルター枠をスライドさせることができるため、メンテナンス性を向上できる。
また、取付部材15に、第2フィルター枠8bと係合する突起20を備え、突起20が第2フィルター枠8bと係合する状態において、第2フィルター枠8bの上端が開口部22の上端より上に位置するという構成にしてもよい。
これにより、メンテナンス時以外に第2フィルター枠がスライドすることを抑制できるので、フィルターの設置にずれが生じることを抑制することができる。この結果、安定してフィルターを設置することができる。
また、取付部材15の下部に、吸込口2から吸い込まれる空気の下流方向に伸びるメッシュ支持部16を備え、捕集物を捕集したメッシュ部7をメッシュ支持部16により支持するという構成にしてもよい。
これにより、捕集物の重みによるメッシュ部のたるみを抑制できる。たるまずにメッシュ部が捕集できる捕集物の量を増やすことが可能となるため、メンテナンスの頻度を減らすことができる。
(実施の形態5)
図10に示すように、フィルター付送風機30(熱交換形換気装置)は、箱形の本体31を有する。本体31の例えば側面には、外気吸込口32a、室内空気吹出口33b、および外気吹出口33aが設けられている。本体の例えば下面には、室内空気吸込口32bが設けられている。
外気吹出口33aは、外気吸込口32aまたは室内空気吹出口33bが設けられた側面に対向した側面に設けられる。
外気吸込口32a、室内空気吹出口33b、外気吹出口33aには、それぞれダクト(図示せず)が接続できる形状となっている。外気吸込口32aと室内空気吹出口33bに接続したダクトは建物外壁面まで引き回して建物外の屋外空気と連通する。外気吹出口33aに接続したダクトは居室の天井面または壁面と連通されて室内空気と連通する。
送風手段35は本体31内に設けられている。
送風手段35により吸込口(外気吸込口32a)から吸い込まれた空気がフィルター36を通過する。
取付部39は、吸込口(外気吸込口32a)の下流側において本体31内に固定されている。
取付部材40は、フィルター36を取付部39に取り付けるものである。取付部材40と取付部39とは着脱自在となっている。
図11に示すように、本体31の内部には、給気送風手段35a、排気送風手段35b、および熱交換素子41が設けられている。送風手段35は、給気送風手段35aおよび排気送風手段35bを含む。
フィルター付送風機30(熱交換形換気装置)は、給気送風経路Aおよび排気送風経路Bを有する。
給気送風経路Aは、新鮮な屋外の空気(給気空気)を吸込口(外気吸込口32a)から吸い込み、本体31の内部の熱交換素子41を通って吹出口(外気吹出口33a)から室内に供給する経路である。
排気送風経路Bは、汚染された室内の空気(排気空気)を室内空気吸込口32bから吸い込み、熱交換素子41を通って室内空気吹出口33bから室外に排気する経路である。
熱交換素子41は、排気される空気の熱量を給気される空気に供給する、または、給気される空気の熱量を排気される空気の熱量に供給する、熱回収の機能を有している。熱交換素子41は、給気送風経路Aと排気送風経路Bとが交差する位置に配設される。
なお、図10および図11では、フィルター36は、実際の形状とは異なる直方体で表している。
図12に示すように、フィルター36はメッシュ部37とフィルター枠38とを含む。メッシュ部37はフィルター枠38に取り付けられている。空気の流れは気流61で表される。
図13および図14はメッシュ部37を省略した図面である。
図13に示すように、取付部材40は、基部40aおよび枠部40bを含む。
枠部40bは、空気が通過する開口部60を形成する。枠部40bで囲まれた領域が開口部60となっている。フィルター枠38は外側に向かって延長するツメ38aを含む。枠部40bは外面に凸部40bを含む。
凸部40bにツメ38aを引っ掛けて固定することにより、フィルター枠38は枠部40bに取り付けられている。凸部40bからツメ38aを外すことにより、フィルター枠38は枠部40bから取り外すことができる。このように、フィルター枠38と枠部40bとは着脱自在となっている。
図14に示すように、取付部材40にはスライド部材51が接続されている。スライド部材51は押さえ部51aを含む。
図15に示すように、取付部材40を介してフィルター36を取付部39(図10)に取り付けた状態において、スライド部材51は取付部材40に対してスライドする構成である。スライド部材51がスライドする場合、押さえ部51aの端部51aがメッシュ部37の一部を押さえる構成となっている。
このような構成によれば、フィルター36および取付部材40を本体31の取付部39から取り外してメンテナンスを行なう際に、フィルター36に捕集された捕集物の落下を抑えることができる。すなわち、フィルター36に捕集された捕集物の落下を抑えながら、フィルター36および取付部材40を本体31の取付部39から取り外してメンテナンスを行なうことができる。
なお、図15では、メッシュ部37の形状は実際の形状とは異なり、直方体に類似した形状で表している。メッシュ部37は繊維からなるため、本来の形状は直方体形状ではないが、メッシュ部37の一部が押さえられている状態を模式的に表している。
また、取付部材40は、枠部40bの近傍であって開口部60の下流側に、受け部40cを有し、スライド部材51がスライドする場合、端部51aと受け部40cとの間にメッシュ部37の一部が挟まれる構成にしてもよい。
この構成によれば、フィルター36および取付部材40を本体31の取付部39から取り外してメンテナンスを行なう際に、フィルター36に捕集された捕集物の落下をさらに抑えることができる。
また、スライド部材51は、さらにスライド部51bおよび取っ手部51cを含み、取っ手部51cに力を加えて、スライド部51bが取付部材40の表面をスライドすることにより、スライド部材51は取付部材40に対してスライドする構成としてもよい。
この構成によれば、スライド部材51のスライド操作を簡便に行なえるので、メンテナンス性を向上できる。すなわち、取っ手部51cに力を加えることによりスムーズにスライド部材51をスライドさせることができるため、メンテナンス性を向上できる。
なお、取付部材40に対してスライド部材51がスライドした状態の斜視図も図16に示しておく。図16では、メッシュ部37は省略してある。
以上、本発明に係るフィルター付送風機について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明に係るフィルター付送風機は、フィルターを搭載する換気扇や熱交換機器などの換気送風装置全般などにも適用可能である。
1 本体
2 吸込口
3 吹出口
4 点検パネル
5 送風手段
6 フィルター
7 メッシュ部
7a メッシュ部の深さ
8 フィルター枠
8a 第1フィルター枠
8b 第2フィルター枠
9 取付部
10 捕集物
11 気流
12 取っ手
15 取付部材
16 メッシュ支持部
17 フィルター開口領域
18 スライド方向
20 突起
22 開口部
22a 下端
22b 上端
30 フィルター付送風機
31 本体
32a 外気吸込口
32b 室内空気吸込口
33a 外気吹出口
33b 室内空気吹出口
35 送風手段
35a 給気送風手段
35b 排気送風手段
36 フィルター
37 メッシュ部
38 フィルター枠
38a ツメ
39 取付部
40 取付部材
40a 基部
40b 枠部
40b 凸部
40c 受け部
41 熱交換素子
51 スライド部材
51a 押さえ部
51a 端部
51b スライド部
51c 取っ手部
60 開口部
61 気流
A 給気送風経路
B 排気送風経路

Claims (7)

  1. 吸込口および吹出口を有する箱状の本体と、
    前記本体内に設けられる送風手段と、
    前記送風手段により前記吸込口から吸い込まれた空気が通過するフィルターと、
    前記吸込口の下流側において前記本体内に固定される取付部と、
    前記フィルターを前記取付部に取り付ける取付部材とを備えたフィルター付送風機であって、
    前記フィルターはメッシュ部とフィルター枠とを含み、
    前記フィルター枠は、前記メッシュ部の下部を固定する第1フィルター枠と、前記メッシュ部の上部を固定する第2フィルター枠とを含み、
    前記フィルター枠と前記取付部材とは着脱自在であり、
    前記取付部材と前記取付部とは着脱自在であり、
    前記取付部材は前記吸込口と前記メッシュ部との間において空気が通過する開口部を有し、
    前記取付部材を介して前記フィルターを前記取付部に取り付けた状態において、前記第1フィルター枠は前記取付部材に対してスライドせず、前記第2フィルター枠は前記取付部材の表面を前記第1フィルター枠の方向に向かってスライドする構成であり、
    前記第2フィルター枠がスライドする場合、前記第2フィルター枠の上端は前記開口部の下端より下にスライドすることを特徴とするフィルター付送風機。
  2. 前記第2フィルター枠に設けられる取っ手を備え、
    前記取っ手に力を加えることにより、前記第2フィルター枠は前記取付部材の表面をスライドすることを特徴とする請求項1に記載のフィルター付送風機。
  3. 前記取付部材に、前記第2フィルター枠と係合する突起を備え、
    前記突起が前記第2フィルター枠と係合する状態において、前記第2フィルター枠の上端が前記開口部の上端より上に位置することを特徴とする請求項1または2に記載のフィルター付送風機。
  4. 前記取付部材の下部に、前記吸込口から吸い込まれる空気の下流方向に伸びるメッシュ支持部を備え、
    捕集物を捕集した前記メッシュ部を前記メッシュ支持部により支持することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のフィルター付送風機。
  5. 吸込口および吹出口を有する箱状の本体と、
    前記本体内に設けられる送風手段と、
    前記送風手段により前記吸込口から吸い込まれた空気が通過するフィルターと、
    前記吸込口の下流側において前記本体内に固定される取付部と、
    前記フィルターを前記取付部に取り付ける取付部材と、
    スライド部材とを備えたフィルター付送風機であって、
    前記フィルターはメッシュ部とフィルター枠とを含み、
    前記取付部材は、空気が通過する開口部を形成する枠部を有し、
    前記フィルター枠と前記枠部とは着脱自在であり、
    前記取付部材と前記取付部とは着脱自在であり、
    前記スライド部材は押さえ部を含み、
    前記取付部材を介して前記フィルターを前記取付部に取り付けた状態において、前記スライド部材は前記取付部材に対してスライドする構成であり、
    前記スライド部材がスライドする場合、前記押さえ部の端部が前記メッシュ部の一部を押さえることを特徴とするフィルター付送風機。
  6. 前記取付部材は、前記枠部の近傍であって前記開口部の下流側に、受け部を有し、
    前記スライド部材がスライドする場合、前記端部と前記受け部との間に前記メッシュ部の一部が挟まれることを特徴とする請求項5に記載のフィルター付送風機。
  7. 前記スライド部材は、さらにスライド部および取っ手部を含み、
    前記取っ手部に力を加えて、前記スライド部が前記取付部材の表面をスライドすることにより、前記スライド部材は前記取付部材に対してスライドすることを特徴とする請求項5または6に記載のフィルター付送風機。
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