JP6405524B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は送風性能を向上させることができ、かつ空気清浄が可能な空気調和機に関するものである。
従来、空気清浄が可能な空気調和機としては図6に示すようなものがある(例えば、特許文献1参照)。図6において、室内機の本体101内には送風ファンと熱交換器(いずれも図示せず)と熱交換器の上流に配置されたフィルタ102と電装ユニット103と電装ユニット103を載置するベース基板104と空気清浄フィルタ105が設けられている。
またベース基板104は、本体の内部幅のほぼ全幅に渡って横長に配置されていて、ベース基板104のうち電装ユニット103が載置された以外の部分には、通風抵抗を下げるために開口部106が設けられている。
ここで、空気清浄フィルタ105は、フィルタ102に設けられたフォルダ107に備えられていて、ここを通過する空気に含まれる比較的粒子の小さな塵埃がこの空気清浄フィルタ105によって捕捉されるため、本体101の吸い込み部分から吸い込んだ空気が浄化された上で吹き出し口から吹き出される構成となっている。
特開2012−207910号公報
しかしながら前記従来の構成では、空気清浄フィルタが本体の吸い込み部分の隅に設けられていて、居室の空気を効率良く浄化することが困難であった。また、ベース基板のうち電装ユニットが載置された以外の部分に開口部が設けられているため、長手方向における空気調和機本体への空気の吸い込み時の風速バランスが、開口部のある部分とそれ以外の部分とで崩れていたため、送風性能を悪化させていた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、効率の良い浄化を実現すると共に、送風性能を向上させることを目的とする。また、空気清浄フィルタの着脱や交換をより容易に行えるようにした空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、本体内に設けられたファンと、前記ファンの上流に配置された熱交換器と、電装ユニットと、空気を浄化するための空気清浄フィルタとを備え、前記電装ユニットは前記本体の幅方向に横長に配置されるとともに、前記空気清浄フィルタは前記本体の内部幅のうち前記電装ユニットが載置された以外の部分に設けられたものである。
これにより、より風が通り易い所に空気清浄フィルタが配置されていて、効率的な集塵、浄化が可能となる。また、従来、この開口部が設けられていることによって長手方向における空気調和機本体への空気の吸い込み時の風速バランスが崩れていたのが、開口部上方に空気清浄フィルタを配置することで改善でき、送風性能を向上させることが可能とな
る。
本発明の空気調和機は、効率の良い浄化を実現するとともに、送風性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の断面図 本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の前面パネルを開いた状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1における空気調和機の前面パネルを取り外した状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1における空気調和機の空気清浄フィルタを取り外した状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1における電源ユニットの分解斜視図 本発明の実施の形態1における電源ユニットの要部断面図 本発明の実施の形態1におけるフィルタ台の断面図 本発明の実施の形態1の変形例におけるフィルタ台の断面図 従来の空気調和機の室内機の内部の部品配置を説明する正面図
第1の発明は、本体内に設けられたファンと、前記ファンの上流に配置された熱交換器と、電装ユニットと、空気を浄化するための空気清浄フィルタとを備え、前記電装ユニットは前記本体の幅方向に横長に配置されるとともに、前記空気清浄フィルタは前記本体の内部幅のうち前記電装ユニットが載置された以外の部分に設けられたものである。
これにより、より風が通り易い所に配置されていて効率的な集塵、浄化が可能となる。また、電装ユニットが設けられていることによって本体の長手方向における本体への空気の吸い込み時の風速バランスが崩れていたことが改善でき、送風性能を向上させることが可能である。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記本体の内部幅のほぼ全幅に渡って横長に配置され前記電装ユニットを載置するベース基板を備え、前記ベース基板は、前記電装ユニットを載置する部分以外の部分に開口部を備え、前記空気清浄フィルタを前記開口部に設けたものである。従来、通風抵抗を下げるために設けていたベース基板の開口部の上流側に空気清浄フィルタを配置することで、より風が通り易い所に配置されていて効率的な集塵、浄化が可能となる。また、開口部が設けられていることによって本体の長手方向における本体への空気の吸い込み時の風速バランスが崩れていたことが改善でき、送風性能を向上させることが可能である。
第3の発明は、特に、第2の発明において、前記空気清浄フィルタは、フィルタ台を介して前記ベース基板に固定されたものである。これにより、空気清浄フィルタを新しいものと交換したり、もしくは、本体から一度外して水洗いなどの洗浄を行った後再びフィルタ台に戻したりするなど、空気清浄フィルタをフィルタ台から取り外したりフィルタ台に取り付けを行ったりする場合に、フィルタ台が従来よりも手前に設けられているため、これを容易に実施できる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、前記フィルタ台は、前記空気清浄フィルタを保持する桟部と、前記桟部を前記ベース基板に固定する枠部とを備え、前記桟部の周囲と前記枠部との間に隙間を設けたものである。
これにより、空気清浄の効果は低減するものの、送風性能を向上させてファンモータの入力を低減し省エネとすることができるため、空気清浄フィルタをベース基板開口部上方に配置したことで浄化を効率的に行えるようになった分、空気清浄機能を多少低下させても省エネ性を向上させたい場合に、これを実現することが可能となる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、前記桟部を前記枠部に移動可能に設けたものである。これにより、前記隙間が可変可能となり、空気清浄機能と省エネ性とのバランスを任意に可変することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
実施の形態1の空気調和機は、室内機と室外機が冷媒配管及び制御用配線等により互いに接続された、所謂セパレータ型の空気調和機である。室内機と室外機によりヒートポンプが構成されており、室外機にはコンプレッサが設けられている。実施の形態1の空気調和機における室内機は、室内の壁面に取り付ける壁掛け式室内機である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室内機の概略構成を示す縦断面図である。図2は、同室内機の前面パネルを開いた状態を示す斜視図であり、図3は、前面パネルを取り外した状態を示す斜視図であり、図4は、空気清浄フィルタを取り外した状態を示す斜視図である。
図1、図2において、室内機の外観を構成する本体1は、空気を吸い込む吸い込み口2と、熱交換された空気を吹き出す吹き出し口3とを備えている。吸い込み口2は、本体1の天面部分の吸い込み口2aと前面部分の2bを合わせた部分である。また、本体1は、本体1の前面を覆うように構成される前面パネル10を備えている。なお、図1では、前面パネルを閉じた通常の運転状態を示し、図3では、前面パネルを上方に開いた、本体1内部に設けられた部品をメンテナンスする状態を示している。
本体1の内部には、室内空気に含まれる比較的粒子の大きな塵埃を捕捉するためのフィルタ4と、取り入れた室内空気を熱交換する熱交換器20と、吸い込み口2からフィルタ4を通して取り入れた室内空気を熱交換器20で熱交換して吹き出し口3から室内に吹き出すための気流を発生させる貫流ファンであるファン21とが設けられている。ファン21は、左右両端のいずれかの回転軸において、送風用ファンモータの回転軸に連結されている(図示せず)。
吹き出し口3には、当該吹き出し口3を開閉するとともに、空気の吹き出し方向を上下方向に変更することができる上下羽根22が設けられている。上下羽根22は、上羽根22aと、この上羽根22aの下方に設けられた下羽根22bとを備えている。上羽根22a、下羽根22bはそれぞれ、左右両端のいずれかの回転軸において、ステッピングモータ等からなる駆動モータの回転軸に連結されている(図示せず)。そして、この駆動モータの動作により、上羽根22a、下羽根22bは、それぞれ上下方向に回動する。
また、ファン21の下流側から吹き出し口3の上流側に至る通風路23には、空気の吹き出し方向を左右に変更することができる複数枚の左右羽根24が設けられている。複数枚の左右羽根24は、羽根の動きを連動させる連結桟により連結されている。連結桟はステッピングモータ等からなる駆動モータの回転軸に連結されている(図示せず)。そして、この駆動モータの動作により、複数枚の左右羽根24は、それぞれ左右方向に回動する
熱交換器20は前側熱交換器20aと後側熱交換器20bとを、ファン21の上部で逆V字状に組み合わせて構成されている。前側熱交換器20aは、本体1の長手方向に水平に配置したファン21の回転軸よりも前方に配置されている。前側熱交換器20aは本体1の前方に向かって突出するように断面略く字状に折れ曲がって形成され、前側熱交換器20aの下端部はファン21の下部よりも下方に位置している。前側熱交換器20aの上部は、一定の傾斜角をもった傾斜面20cを形成している。
フィルタ4は、本体1のベースである台枠に設けられたフィルタ枠に取り付けられている。フィルタ4は、前側熱交換器20aと後側熱交換器20bの風上側となる上部から、前側熱交換器20aの傾斜面20cに沿って熱交換器20を囲むように配設されている。フィルタ4のうち、熱交換器20の傾斜面20cに対向する箇所は、熱交換器20の傾斜面20cと同じもしくは同程度の傾斜角をもった傾斜面4aで形成されている。
前面パネル10と本体1の天面とフィルタ4とで、本体1の内部に、機能部品が配置されない空間である角部31を、本体1の長手方向に形成している。角部31は、前側熱交換器20aと熱交換するために室内を循環した空気を吸い込む風回路の一部となる。角部31はファン21よりも上部に形成されている。
角部31には、ファン21を駆動するために用いられる電気部品等を備えた電装ユニット5と、空気を浄化するための空気清浄フィルタ6とが、長手方向に並べて配置されている。電装ユニット5、空気清浄フィルタ6は、図1に示すように、フィルタ4の傾斜面4aに対して略平行に設けられている。これによって電装ユニット5と前側熱交換器20aとの間に通風抵抗の少ない風回路を形成することができる。
電装ユニット5について、図5、図6を用いて説明する。図5は、電装ユニット5の分解斜視図であり、図6は、電装ユニット5の図4のAA断面における要部断面図である。電装ユニット5は、各種電気部品を実装する電装基板5aと、電装基板5aを収納する収納箱5bとを備えている。電装基板5aは収納箱5bの底板となる樹脂性の電装基板保持部5eにより保持されている。
電装基板5aに実装された各種電気部品は角部31方向に向かって実装されており、その実装面は、蓋部5cで覆われている。蓋部5cは、上角部と下角部を面取りした、横断面が台形形状となっている。蓋部5cの主要面と電装基板保持部5eとを、フィルタ4の傾斜面4aと略平行に配置し、蓋部5cの上角部を形成する面を、図1に示すように、本体1の天面と略平行となるように配置することで、本体1の前縁部高さを低くすることができ、本体1のコンパクト化を図ることができる。
収納箱5bと蓋部5cとは、難燃性の樹脂で形成されている。蓋部5cはさらに、金属製のカバー5dで覆われている。収納箱5bは、金属製のベース基板7に載置されている。つまり、電装基板保持部5eの本体1内部側は、ベース基板7で覆われている。これにより、仮に電装ユニットで発火した場合でも、本体1の外部や、本体1の内部の構成部品への延焼を防ぐことができる。
ベース基板7は、本体1の内部幅のほぼ全幅に渡って横長に配置構成するために端部が補強された板状の部材である。ベース基板7は長手方向の両端は、フィルタ4を固定するフィルタ枠、または、本体1の側面部、または、本体1のベースであり熱交換器20が固定された台枠のいずれかに固定されている。
ベース基板7は、一端側(本実施の形態では、ベース基板7の本体1の正面から向かって右端側)に電装ユニット5を保持しており、電装ユニット5とベース基板7の他端との間には、開口部8が設けられている。開口部8により、吸い込み口2から吸い込んだ空気を、フィルタ4や熱交換器20に導く通風路の通風抵抗を下げることができる。
ベース基板7の短手方向の両端には、電装ユニット5を載せる方向に突出する外側リブ7aが設けられている。また、開口部8の周囲には、内側リブ7bが設けられている。外側リブ7a、内側リブ7bは、ベース基板7の形成時にプレス加工により形成されることが望ましい。外側リブ7aや内側リブ7bを設けることで、ベース基板7の変形や、開口部8を設けたことによるベース基板7の強度低下を防止できる。また、図6に示すように、収納箱5bの側壁の外側には、外側側壁5fが形成され2重構造にし、その間にベース基板7の外側リブ7aを差し込むことで、電装ユニット5をベース基板7に確実に保持できるとともに、収納箱5bの側壁を金属製のベース基板7で覆うことができる。
空気清浄フィルタ6について、図4、図7を用いて説明する。空気清浄フィルタ6は、フィルタ4が捕捉する塵埃より小さい塵埃を捕捉し、吹き出し口3から吹き出す空気を浄化するものである。図7は、空気清浄フィルタ6の取付を説明するための、図4のBB断面における要部断面図である。
空気清浄フィルタ6は、樹脂製のフィルタ台9を介してベース基板7に載置されている。フィルタ台9は、開口部8の周囲に位置するベース基板7を覆う枠部9aと、枠部9aの内側に設けられ、複数の開口を形成する桟部9bとを備えている。また、枠部9aの前面側(空気の流れ方向の上流側)には枠部9aの内側に突出する複数のつめ9cを備えている。
図7に示すように、枠部9aの背面側には、ベース基板7の外側リブ7aと内側リブを差し込む2つの溝を備えている。これにより、フィルタ台9はベース基板7に確実に保持されている。
空気清浄フィルタ6は、側面をフィルタ台9の枠部9aに覆われ、背面を桟部9bの桟に載せられることにより保持されている。また、空気清浄フィルタ6の前面側は複数のつめにより、フィルタ台9からの脱落が防止されている。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
ファンが回転駆動すると吸い込み口2から空気が吸い込まれ、熱交換器20で熱交換された後、所定の温度となって吹き出し口3から吹き出される。これにより室内機が設置された空間の温度や湿度をコントロールすることができる。
このとき、この空気に含まれる比較的粒子の大きな塵埃は、吸い込み口2に設けられたフィルタ4によって捕捉されるが、比較的粒子の小さな塵埃はこのフィルタを通過するため捕捉されない。一方、空気清浄フィルタ6を通過する空気に含まれる比較的粒子の小さな塵埃は、空気清浄フィルタ6で捕捉される
空気清浄フィルタ6を通過する空気の風量が増すと浄化の能力も向上する。本実施の形態では、ベース基板7の開口部8の上流側に空気清浄フィルタ6を配置することで、より空気が通り易い位置に配置できるため浄化能力が向上し、効率的な集塵、浄化が可能となる。
また、ファン21としてクロスフローファン(貫流ファン)を用いる場合には、空気が
吸い込み口2から本体1の内部に吸い込まれた後、通風路23を経て吹き出し口3から吹き出されるまでの間において、長手方向(本体横方向)の通風抵抗は均一の方が望ましい。
この理由について以下に説明する。長手方向の通風路の圧損が均一な場合、長手方向のいずれの断面においてもほぼ同様の風の流れとなる2次元流になる。一方、通風路長手方向の圧損の均一性が著しく崩れた場合は、この2次元流が崩れ、風が上流側から下流側に向かって2次元的に流れるのではなく長手方向にも風が流れることとなり、この結果、送風性能が悪化する。また、2次元流が崩れると送風性能悪化するだけでなく、送風量を小さくしたときに吹き出し口3から吹き出される風がバサバサといった脈動音が発生することもある。このような理由から、吸い込み口2から吹き出し口3までの通風路の長手方向の圧損は均一な方が望ましい。
本実施の形態によれば、開口部8の上流側に、空気清浄フィルタ6を配置することで、本体1の長手方向において、電装ユニット5が配置された側と、開口部8が設けられた側とで生じる通風抵抗の不均一性を改善することが可能となり、送風性能を向上させることができる。また、同一の風量を実現するために必要なファンモータ入力を低減することが可能となって省エネとなる。
また、空気清浄フィルタ6はフィルタ台9を介してベース基板7に保持されているため、必要に応じてフィルタ台9から取り外すことができる。普段は閉じている前面パネル10を図3に示すように開いた状態にして、フィルタ台9に配置されている空気清浄フィルタ6を、フィルタ台9にある複数のつめから外すようにして手前に引き出すと、空気清浄フィルタ6はフィルタ台9から取り外すことができる。そして、汚れを水洗いなどで洗浄したり、新しいものと交換したりすることができる。このとき、空気清浄フィルタ6はベース基板7の上流側に配置しているため、使用者にとって手前にせり出した位置にあるため、取り外しや取り付けが容易に行える。
また、空気清浄フィルタ6を通風路内のファン21の高さ方向の中心位置(回転軸の位置)より上側に配置することにより、ファン21による送風性能への悪影響を最大限に低減することができる。
また、空気清浄フィルタ6を通風路内のファン21の外周上部位置より上側の角部31に配置することにより、特に風速の遅い領域への配置となり、送風性能への悪影響をさらに低減することができ、また前側熱交換器20aでの熱交換効率の低下を防止することができるものである。
<変形例1>
次に、フィルタ台9の変形例について、図8を用いて説明する。図8は、変形例におけるフィルタ台の断面図である。図8のフィルタ台9は、桟部9bを、枠部9aの前面より上流側に設けている。そして、桟部9bの周囲と枠部9aとの間に、長手方向の風速バランスを崩さない程度に隙間11を設けている。
これによれば、空気清浄フィルタ6を通過するべき空気の一部を隙間11に流すことができて、浄化の効率は低減するものの送風性能を向上させてファンモータの入力を低減し省エネとすることができる。このため、空気清浄フィルタ6をベース基板7の開口部8上方に配置したことで浄化を効率的に行えるようになった分、空気清浄機能を多少低下させても省エネ性を向上させたい場合に、これを実現することが可能となる。
また、枠部9aと桟部9bとを別体で構成し、桟部9bを枠部9aの内側に挿入するこ
とで、桟部9bの空気清浄フィルタ6の保持面を、枠部9aの前面に対して平行移動可能に設けてもよい。または、枠部9aと桟部9bとを別体で構成し、桟部9bの上部または下部に回転軸を設けて枠部9aに回転可能に設けてもよい。これによれば、隙間11の大きさを変えられることができ、空気清浄機能の浄化性能を高めたいときは隙間11を通過する空気の風量を小さめにして空気清浄フィルタ6を通過する空気の風量を大きくし、逆に、省エネ性を高めたい場合は隙間11を大きくすることで隙間11を通過する空気の風量を大きくして空気清浄フィルタ6を通過する空気の風量を小さくすることができる。このため、空気清浄機能の浄化性能と空気調和機の省エネ性のバランスを任意に決定することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、比較的粒子の小さな塵埃を効率的に集塵できる空気清浄フィルタに関わるもので、空気清浄フィルタを備えた空気調和機などの送風関連技術ならびに商品、設備、部品に適用できる。
1、101 本体
2、2a、2b 吸い込み口
3 吹き出し口
4、102 フィルタ
5、103 電装ユニット
5a 電装基板
5b 収納箱
5c 蓋部
5d カバー
5e 電装基板保持部
5f 外側側壁
6、105 空気清浄フィルタ
7、104 ベース基板
7a 外側リブ
7b 内側リブ
8、106 開口部
9 フィルタ台
9a 枠部
9b 桟部
9c つめ
10 前面パネル
11 隙間
20 熱交換器
21 ファン
22 上下羽根
22a 上羽根
22b 下羽根
23 通風路
24 左右羽根
107 フォルダ

Claims (5)

  1. 本体内に設けられたファンと、前記ファンの上流に配置された熱交換器と、前記熱交換器の風上側に設置されたフィルタと、前記本体の幅方向に横長に配置された電装ユニットと、前記フィルタが捕捉する塵埃よりも小さい塵埃を捕捉し、空気を浄化するための空気清浄フィルタと、前記電装ユニットが載置されるベース基板とを備え、前記ベース基板は、前記本体の内部幅のうち前記電装ユニットが載置された以外の部分に前記空気清浄フィルタを設けることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記本体の内部幅のほぼ全幅に渡って横長に配置され前記電装ユニットを載置する前記ベース基板を備え、前記ベース基板は、前記本体の内部幅のほぼ全幅に渡って横長に配置され、前記電装ユニットを載置する部分以外の部分に開口部を備え、前記空気清浄フィルタを前記開口部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記空気清浄フィルタは、フィルタ台を介して前記ベース基板に固定されたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記フィルタ台は、前記空気清浄フィルタを保持する桟部と、前記桟部を前記ベース基板に固定する枠部とを備え、前記桟部の周囲と前記枠部との間に隙間を設けたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記桟部を前記枠部に移動可能に設けたことを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
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