JP5174949B2 - 同時給排形換気扇 - Google Patents

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Description

本発明は同時給排形換気扇に関し、特に、天井に固定された化粧パネルにて形成されるパネル吸込口から室内の空気を吸い込みながら、パネル吹出口から室内に空気を吹き出す同時給排形換気扇に関する。
室内の状態量の変動の少ない換気を実現するために、同時給排形換気扇を天井に取り付け、熱交換を行いながら同時給排気を行う方法がある。
このような同時給排形換気扇として、特許文献1には、外箱内に角柱状の熱交換器を収納し、この熱交換器を天井面パネルで覆い、室外から給気された外気を熱交換器の流入側から流出側に通して天井面パネルに設けられた室内側吹出口から室内へ吹き出し、天井面パネルに設けられた室内側吸込口から吸い込まれた吸込気流を、熱交換器の流入側から流出側に通して室外へ排気する同時給排形換気扇が開示されている。この同時給排形換気扇では、複数個の熱交換器が長手方向の稜線を対向させて幅方向に並列に配置され、熱交換器の外気流出側および排気流入側がそれぞれ天井面パネルに対向され、天井向パネルの側面の内の三側面に室内側吹出口が設けられるとともに、一側面に室内側吸込口が設けられている。
また、特許文献2には、外箱内に角柱状の熱交換器を収納し、この熱交換器を天井面パネルで覆い、室外から給気された外気を熱交換器の流入側から流出側に通して、天井面パネルに設けられた室内側吹出口から室内へ吹き出し、天井面パネルに設けられた室内側吸込口から吸い込まれた吸込気流を、熱交換器の流入側から流出側に通して室外へ排気する同時給排形換気扇が開示されている。この同時給排形換気扇では、複数個の熱交換器が長手方向の稜線を対向させて幅方向に並列に配置され、熱交換器の外気流出側及び排気流入側がそれぞれ天井面パネルに対向され、天井面パネルの両側部に室内側吹出口が設けられるとともに、中央部に室内側吸込口が設けられている。
また、特許文献3には、室内へ製品本体を取り付け、室外側給気口と給気用送風機を介して、排気用送風機より遠ざかった位置に設けられる給気口と排気用送風機の前方に設けられる排気口とを設けた本体と、この本体の前方側を覆う形状で給気口と連通する室内側給気口を設けた前面パネルとを備え、排気口と連通する室内側排気口を本体の上面と下面および側面に形成する方法が開示されている。
特開昭62−153642号公報 特開昭62−153643号公報 特開2005−274098号公報
しかしながら、特許文献1、2の技術によれば、室内の下面パネルの同一面上もしくは隣り合う位置に室内側吹出口および室内側吸込口が設けられている。そのため、室内側吹出口から室内に吹き出された吹出気流と、室内から室内側吸込口に吸い込まれる吸込気流との間でショートサーキットを起こしやすく、室内の換気による循環が悪化し、換気効率が低下するという問題があった。
また、特許文献1、2の技術によれば、製品本体の下面パネル上に室内側吹出口および室内側吸込口が設けられている。そのため、給気用送風機および排気用送風機からの騒音が、室内側吹出口および室内側吸込口から製品の真下にいる人へ直接届くという問題があった。
また、特許文献1、2の技術によれば、下面パネル上へ室内側吹出口が設けられているため、吹出気流が製品の真下にいる人に直接当たり、特に冬季においてドラフト感が発生するという問題があった。
一方、このようなドラフト感を低減するために、室内側吹出口に吹出気流の風向を調節するルーバーを設置すると、給気口面積を狭め、風路圧損となることから、換気風量が低下するという問題があった。
また、特許文献3の技術によれば、同時給排形換気扇を天井面へ設置した場合、製品本体が天井面から大きく飛び出すようになる。そのため、天井面の意匠性が悪化したり、吹出口もしくは吸込口から製品の真下にいる人へ騒音が直接届いたりするという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、室内に吹き出された吹出気流と、室内から吸い込まれる吸込気流との間でショートサーキットが起こるのを抑制することが可能な同時給排形換気扇を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の同時給排形換気扇は、互いに独立した排気通風路と給気通風路とが形成された外装ケーシングと、前記外装ケーシングの下方に設けられ、パネル吸込口とパネル吹出口とを互いに対向するように形成する下面パネルと、前記外装ケーシングに収容され、前記パネル吸込口に吸い込ませた吸込気流を前記排気通風路に送り、排気流として排気させる排気用送風機と、前記外装ケーシングに収容され、前記給気通風路に給気させた給気流を前記パネル吹出口に送り、吹出気流として吹き出させる給気用送風機とを備え、前記パネル吸込口とパネル吹出口とは、前記下面パネルに沿って吸込気流および吹出気流が形成されるように前記下面パネルの縁部に形成され、前記パネル吸込口側または前記パネル吹出口側のいずれか少なくとも一方の前記下面パネルが天井面と対向するように排気室もしくは給気室より張り出している。
この発明によれば、室内に吹き出された吹出気流と、室内から吸い込まれる吸込気流との間でショートサーキットが起こるのを抑制することが可能という効果を奏する。
図1は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態1の外観構成を示す斜視図である。 図2は、図1の同時給排形換気扇の使用時の状態を示す斜視図である。 図3は、図1の同時給排形換気扇の内部構成の一例を透視して示す斜視図である。 図4は、図3の同時給排形換気扇を吸込気流A1および吹出気流B2の流れる方向に沿って切断して示す断面図である。 図5は、図3の同時給排形換気扇の内部構成の一例を切り欠いて示す斜視図である。 図6は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態2の化粧パネルの取り付け部分の概略構成を分解して示す斜視図である。 図7は、図6の同時給排形換気扇のチャンバ11とセパレータ12との配置状態の一例を模式的に示す断面図である。 図8は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態3を吸込気流A1および吹出気流B2の流れる方向に沿って切断して示す断面図である。 図9は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態4を吸込気流A1および吹出気流B2の流れる方向に沿って切断して示す断面図である。 図10は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態5の下面パネル部分の概略構成を示す斜視図である。 図11は、本発明に係る空調装置の実施の形態6を模式的に示す断面図である。
符号の説明
SI 給気口
SO 排気口
UI、UI´ パネル吸込口
UO、UO´、UO´´ パネル吹出口
A1 吸込気流
A2 排気流
B1 給気流
B2 吹出気流
1、201 外装ケーシング
2、23、202 パネル外装枠
3、33、103、113、123、203 下面パネル
4 本体開口部
5a 排気用電動機
5b 給気用電動機
6a 排気用羽根
6b 給気用羽根
7a 排気用送風機
7b 給気用送風機
8a 排気用ファンケーシング
8b 給気用ファンケーシング
9、205 熱交換器
10 回路基板
12、25、27、35 セパレータ
14a 排気通風路
14b 給気通風路
15a、29a 排気室
15b、29b 給気室
16 給気側除塵フィルタ
17 送風機吹出口
21 パネル取付金具
21a 吸込側開口部
21b 吹出側開口部
22 溝
2a、2b、23a、23b、31a、31b 壁面
24 レール
26、28 嵌め合い構造
32 排気側除塵フィルタ
34 引っ掛け構造
204 ファン
206 給排気通風路
以下に、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態1の外観構成を示す斜視図、図2は、図1の同時給排形換気扇の使用時の状態を示す斜視図である。図1において、同時給排形換気扇には、外装ケーシング1が設けられ、外装ケーシング1の下方には、パネル外装枠2を介して下面パネル3が取り付けられている。なお、パネル外装枠2は、角筒状に構成することができる。また、下面パネル3としては、例えば、化粧パネルを用いることができる。
ここで、外装ケーシング1の側面には、排気流A2を外装ケーシング1外に排気する排気口SOおよび給気流B1を外装ケーシング1内に給気する給気口SIが設けられている。また、外装ケーシング1の下方には、吸込気流A1を吸い込むパネル吸込口UIおよび吹出気流B2を吹き出すパネル吹出口UOが下面パネル3にて形成されている。
ここで、パネル吸込口UIとパネル吹出口UOとは、互いに対向するように下面パネル3にて形成することができる。この場合、パネル吸込口UIとパネル吹出口UOとは、下面パネル3に沿って形成し、パネル吸込口UIに吸い込まれる吸込気流A1の方向と、パネル吹出口UOから吹き出された吹出気流B2の方向とが同一になるように配置することが好ましい。
そして、外装ケーシング1内には、パネル吸込口UIと排気口SOとの間の通風路を確保する排気通風路14aと、給気口SIとパネル吹出口UOとの間の通風路を確保する給気通風路14bとが、互いに独立して設けられている。
そして、同時給排形換気扇を屋内に設置する場合、図2に示すように、下面パネル3を天井面Tから室内側に突出させるようにして、外装ケーシング1を天井裏に配置することができる。ここで、下面パネル3は、天井面Tに対向するように配置することができる。
そして、室内の吸込気流A1がパネル吸込口UIから吸い込まれると、その吸込気流A1は、外装ケーシング1内に導かれる。そして、外装ケーシング1内に導かれた吸込気流A1は、排気通風路14aを通ることで排気口SOに導かれ、排気流A2として室外に排気される。
これと同時に、室外の給気流B1が給気口SIから給気されると、その給気流B1は、外装ケーシング1内に導かれる。そして、外装ケーシング1内に導かれた給気流B1は、給気通風路14bを通ることでパネル吹出口UOに導かれ、吹出気流B2として室内に吹き出される。
これにより、パネル吹出口UOから吹き出された吹出気流B2が、パネル吸込口UIから吸い込まれるのを抑制することができ、吹出気流B2と吸込気流A1との間でショートサーキットが起こるのを抑制することが可能となる。このため、室内の換気による循環を改善することができ、換気効率を向上させることができる。
また、下面パネル3を介してパネル吹出口UOとパネル吸込口UIが互いに対向するように配置することにより、パネル吹出口UOとパネル吸込口UIとの間の間隔を大きくすることができる。このため、吹出気流B2と吸込気流A1との間でショートサーキットが起こるのを抑制することが可能となり、換気効率を向上させることができる。
また、パネル吸込口UIとパネル吹出口UOとを下面パネル3に沿って形成することで、吹出気流B2と吸込気流A1とが天井面Tに沿って水平に流れるようにすることができる。このため、パネル吹出口UO→室内の天井面T→室内の壁面→室内の床面→室内の壁面→室内の天井面T→パネル吸込口UIという経路で屋内を循環するような換気流を生成させることができ、換気の澱みを生じにくくすることが可能となることから、換気効率を向上させることができる。
また、吹出気流B2と吸込気流A1とが天井面Tに沿って水平に流れるようにすることで、吹出気流B2が製品の真下にいる人に直接当たるのを防止することが可能となる。このため、吹出気流B2の風向を調節するルーバーをパネル吹出口UOに設置することなく、特に冬季においてドラフト感を軽減することが可能となる。
図3は、図1の同時給排形換気扇の内部構成の一例を透視して示す斜視図、図4は、図3の同時給排形換気扇を吸込気流A1および吹出気流B2の流れる方向に沿って切断して示す断面図、図5は、図3の同時給排形換気扇の内部構成の一例を切り欠いて示す斜視図である。
図3〜図5において、外装ケーシング1の下面には、パネル吸込口UIに吸い込まれた吸込気流A1を外装ケーシング1内に取り入れたり、外装ケーシング1内に吸気された給気流B1を外装ケーシング1外に排出したりする本体開口部4が形成されている。そして、外装ケーシング1の下方には、パネル外装枠2を介して下面パネル3が本体開口部4を覆うように取り付けられている。ここで、下面パネル3には、パネル吸込口UIから吸い込まれた吸込気流A1と、パネル吹出口UOから吹き出される吹出気流B2とが交わるのを防止するセパレータ12が設けられている。なお、セパレータ12は、仕切り板または隔壁にて構成することができ、吸込気流A1の吸込方向および吹出気流B2の吹出方向と直交するように配置することができる。
また、パネル外装枠2の両側には、吸込気流A1および吹出気流B2の下面パネル3に沿った進行方向を一方方向に規制する壁面2a、2bが形成されている。
また、外装ケーシング1は、排気口SOから排気される排気流A2と、給気口SIから給気された給気流B1が外装ケーシング1内で交わらないように仕切られることで、排気通風路14aと給気通風路14bとが外装ケーシング1内に互いに独立して形成されている。そして、外装ケーシング1には、排気用送風機7a、給気用送風機7b、熱交換器9および回路基板10が収容されている。ここで、排気用送風機7aは、排気通風路14a上に配置されている。給気用送風機7bは、給気通風路14b上に配置されている。熱交換器9は、排気通風路14aおよび給気通風路14b上に配置されている。
この排気用送風機7aは、パネル吸込口UIに吸い込ませた吸込気流A1を排気通風路14aに送り、排気口SOから排気流A2として排気させることができる。なお、排気用送風機7aには、排気流A2を形成する排気用羽根6a、排気用羽根6aを回転させる排気用電動機5aおよび排気用羽根6aと排気用電動機5aを囲むように構成された渦巻状の排気用ファンケーシング8aが設けられている。
また、給気用送風機7bは、給気口SIから給気通風路14bに給気させた給気流B1をパネル吹出口UOに送り、パネル吹出口UOから吹出気流B2として吹き出させることができる。なお、給気用送風機7bには、給気流B1を形成する給気用羽根6b、給気用羽根6bを回転させる給気用電動機5bおよび給気用羽根6bと給気用電動機5bを囲むように構成された渦巻状の給気用ファンケーシング8bが設けられている。また、給気用ファンケーシング8bには、給気流B1を吹き出す送風機吹出口17が下面パネル3に対向するように形成されている。
また、熱交換器9は、排気口SOから排気される排気流A2と、給気口SIから給気された給気流B1との間で熱交換を行わせることができる。なお、熱交換器9は、図5に示すように、互いに直交する通風路が交互に積層された6面体構造をなすことができる。そして、排気流A2については、下面パネル3に対して垂直方向に熱交換器9内の通風路が確保され、給気流B1については、吹出気流B2の吹出方向に熱交換器9内の通風路が確保されるように、熱交換器9を外装ケーシング1内に配置することができる。
また、回路基板10には、排気用電動機5aおよび給気用電動機5bに電源を供給する電源回路や排気用電動機5aおよび給気用電動機5bの回転を制御する制御回路を搭載することができる。
ここで、給気口SIおよび排気口SOは、吸込気流A1の吸込方向および吹出気流B2の吹出方向と直交する方向に並べて配置されている。また、給気口SI、熱交換器9および給気用送風機7bは、吸込気流A1の吸込方向および吹出気流B2の吹出方向に沿ってこの順番で並べて配置されている。また、排気口SO、排気用送風機7aおよび回路基板10は、吸込気流A1の吸込方向および吹出気流B2の吹出方向に沿ってこの順番で並べて配置されている。すなわち、熱交換器9および回路基板10は、外装ケーシング1の一方の対角位置に配置されるとともに、給気用送風機7bおよび排気用送風機7aは、外装ケーシング1の他方の対角位置に配置されている。
また、排気用羽根6aは、熱交換器9に対向するように配置されている。また、排気用電動機5aは熱交換器9側に配置されている。また、排気用ファンケーシング8aは、排気口SOに接続されている。また、給気用羽根6bと給気用電動機5bにより構成されている給気用送風機7bは、熱交換器9に対向するように配置されている。
また、排気口SOと熱交換器9との間には、給気流B1の除塵を行う給気側除塵フィルタ16が設置されている。また、パネル外装枠2にて仕切られた外装ケーシング1下の空間がセパレータ12にて2分割されることで、排気通風路14aに通じる排気室15aと給気通風路14bに通じる給気室15bが形成されている。
そして、排気用電動機5aおよび給気用電動機5bにて排気用羽根6aおよび給気用羽根6bがそれぞれ回転されると、室内の吸込気流A1がパネル吸込口UIから天井面Tに沿って水平に吸い込まれるとともに、室外の給気流B1が給気口SIから給気される。
そして、吸込気流A1がパネル吸込口UIから天井面Tに沿って水平に吸い込まれると、セパレータ12にて前方が塞がれているため、吸込気流A1の進行方向が変えられ、排気流A2として熱交換器9に導かれる。また、室外の給気流B1が給気口SIから給気されると、給気口SIの正面には熱交換器9が設置されているため、その給気流B1が熱交換器9に導かれる。そして、排気流A2および給気流B1が熱交換器9に導かれると、排気流A2と給気流B1との間で熱交換が行われた後、排気流A2は排気用送風機7aに流入するとともに、給気流B1は給気用送風機7bに流入する。ここで、排気流A2と給気流B1との間で熱交換を行わせることで、排気熱を回収させることができ、冷暖房にかかる負荷を軽減することができる。
そして、排気流A2が排気用送風機7aに流入すると、排気用送風機7aにて排気口SOの方向に導かれ、排気口SOから室外に排気される。一方、給気流B1が給気用送風機7bに流入すると、給気用送風機7bにて下面パネル3の方向に導かれ、送風機吹出口17を介して送出される。そして、給気流B1が送風機吹出口17を介して送出されると、前方は下面パネル3にて塞がれ、側方は壁面2a、2bにて塞がれ、後方はセパレータ12にて塞がれているため、パネル吹出口UOから吹出気流B2として天井面Tに沿って室内に水平に吹き出される。
そして、吸込気流A1がパネル吸込口UIから天井面Tに沿って水平に吸い込まれるとともに、吹出気流B2がパネル吹出口UOから天井面Tに沿って水平に吹き出されると、パネル吹出口UO→室内の天井面T→室内の壁面→室内の床面→室内の壁面→室内の天井面T→パネル吸込口UIという経路で屋内を循環するような換気流を生成され、換気の澱みの発生を抑制しつつ、室内の換気を行わせることができる。
また、吹出気流B2と吸込気流A1とが天井面Tに沿って水平に流れるようにすることで、排気用送風機7aおよび給気用送風機7bからの騒音が、パネル吹出口UOおよびパネル吸込口UIから製品の真下にいる人へ直接届くのを防止することが可能となり、静粛性を向上させることができる。
実施の形態2.
図6は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態2の化粧パネルの取り付け部分の概略構成を分解して示す斜視図、図7は、図6の同時給排形換気扇のチャンバ11とセパレータ12との配置状態の一例を模式的に示す断面図である。図6および図7において、外装ケーシング1の下面には、パネル取付金具21が設けられ、外装ケーシング1に固定される。
ここで、パネル取付金具21の外枠は、外装ケーシング1の下面に設けられた本体開口部4の外周に対応するように構成することができ、角筒状の形状を持たせることができる。また、パネル取付金具21の外装ケーシング1に対向する面には、パネル吸込口UIから吸い込まれた吸込気流A1を外装ケーシング1内に導く吸込側開口部21aが設けられるとともに、図3の送風機吹出口17から吹き出された給気流B1を吹出気流B2としてパネル吹出口UOに導く吹出側開口部21bが設けられている。
そして、パネル外装枠23は、パネル取付金具21に対して上下に移動できるようにパネル取付金具21に取り付けられている。ここで、パネル外装枠23の外枠は、パネル取付金具21の外枠に密着させながら、パネル外装枠23とパネル取付金具21とを互いに上下にずらすことができるように構成することができる。
また、パネル外装枠23の両側には、吸込気流A1および吹出気流B2の下面パネル103に沿った進行方向を一方方向に規制する壁面23a、23bが形成されている。また、パネル取付金具21とパネル外装枠23との間に隙間から風漏れが発生しないようにするため、パネル取付金具21とパネル外装枠23との間に緩衝材を設けるようにしてもよい。
ここで、パネル取付金具21に対するパネル外装枠23の移動方向を上下に規制するため、パネル取付金具21には、溝22が上下方向に形成されるとともに、パネル外装枠23には、溝22に嵌め込み可能なレール24が形成されている。なお、パネル取付金具21にレールを形成し、パネル外装枠23に溝を形成するようにしてもよい。
また、パネル取付金具21および下面パネル103には、パネル吸込口UIから吸い込まれた吸込気流A1と、パネル吹出口UOから吹き出される吹出気流B2とが交わるのを防止するセパレータ25、27がそれぞれ設けられている。なお、セパレータ25、27は、仕切り板または隔壁にて構成することができ、下面パネル103に垂直に配置することができる。また、セパレータ25、27は、樹脂などの弾性体で構成することができる。そして、セパレータ25、27には、嵌め合い構造26、28がそれぞれ設けられている。ここで、この嵌め合い構造26、28は、セパレータ25、27を互いに嵌め合わせることでセパレータ25、27同士を互いに密着させつつ、上下にずらすことができるように構成することができる。
そして、下面パネル103の両端付近が壁面23a、23bにて支持されるようにパネル外装枠23に固定されることで、パネル吸込口UIおよびパネル吹出口UOが下面パネル103にて形成される。
また、パネル取付金具21にて仕切られた外装ケーシング1下の空間がセパレータ25、27にて2分割されることで、外装ケーシング1の排気通風路14aに通じる排気室29aと、外装ケーシング1の給気通風路14bに通じる給気室29bが形成される。
そして、パネル吸込口UIから水平に吸い込まれた吸込気流A1は、セパレータ25、27にて進行方向が垂直に変えられ、排気室29aを介して外装ケーシング1の排気通風路14aに導かれる。一方、送風機吹出口17から垂直に送出された給気流B1は、下面パネル103にて進行方向が水平に変えられ、パネル吹出口UOから吹出気流B2として室内に水平に吹き出される。
これにより、送風機吹出口17から送出された給気流B1が吹出気流B2として直接吹き出されるのを防止することが可能となり、給気用送風機7bからの吹き出し音を低減することが可能となる。
また、パネル外装枠23とパネル取付金具21とを互いに上下にずらせるように構成することにより、外装ケーシング1と下面パネル103との間の間隔を調整することが可能となる。このため、施行時に外装ケーシング1と図2の天井面Tとの間の隙間に合わせて、下面パネル103の上下方向の位置を調整することができ、天井面Tの厚みが一定でない場合においても、下面パネル103が天井面Tから出過ぎた位置に固定されたり、下面パネル103が天井面T内に引っ込められた位置に固定されたりするのを防止することができる。
実施の形態3.
図8は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態3を吸込気流A1および吹出気流B2の流れる方向に沿って切断して示す断面図である。図8において、この同時給排形換気扇では、図4の下面パネル3の代わりに下面パネル113が設けられている。ここで、下面パネル113は、吸込気流A1の吸込側と吹出気流B2の吹出側において、パネル外装枠2の外側に水平に張り出すように構成されている。
そして、吸込気流A1の吸込側と吹出気流B2の吹出側において、下面パネル113が天井面Tと対するように配置されることで、パネル吸込口UI´とパネル吹出口UO´が、下面パネル113と天井面Tとの間に形成されている。
そして、パネル吸込口UI´から水平に吸い込まれた吸込気流A1は、セパレータ12にて進行方向が垂直に変えられ、熱交換器9および排気用送風機7aを介して、排気口SOから排気流A2として室外に排気される。
一方、給気口SIから給気された室外の給気流B1は、熱交換器9および給気用送風機7bを介して送風機吹出口17から吹き出される。そして、下面パネル113にて進行方向が水平に変えられ、パネル吹出口UO´から吹出気流B2として室内に水平に吹き出される。
これにより、パネル吸込口UI´およびパネル吹出口UO´からの運転騒音に対して、天井面Tに沿って水平方向に指向性を持たせることが可能となる。このため、パネル吸込口UI´もしくはパネル吹出口UO´から製品の真下にいる人へ騒音が直接届くのを防止することが可能となり、真下にいる人に対して騒音を低減することができる。
なお、パネル外装枠2からの下面パネル113の張り出し量Gは、80mmまでは徐々に騒音が低減される。例えば、喚起風量が500m/hでは、張り出し量Gを30mmに設定すると、騒音低減効果は−2dB、張り出し量Gを80mmに設定すると、騒音低減効果は−3dBになる。
一方、下面パネル113の張り出し量Gが大きいほど騒音低減効果は大きくなるが、張り出し量Gが80mmを超えると、下面パネル113の意匠性が損なわれる上に、騒音低減効果の増大が少なくなる。このため、パネル外装枠2からの下面パネル113の張り出し量Gは、30〜80mmの範囲内に設定することが好ましい。
なお、図8の例では、吸込気流A1の吸込側と吹出気流B2の吹出側の双方において、パネル外装枠2の外側に下面パネル113を水平に張り出させた構成について説明したが、吸込気流A1の吸込側と吹出気流B2の吹出側とのいずれか一方について、パネル外装枠2の外側に下面パネル113を水平に張り出させるようにしてもよい。
実施の形態4.
図9は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態4を吸込気流A1および吹出気流B2の流れる方向に沿って切断して示す断面図である。図9において、この同時給排形換気扇では、図4の下面パネル3の代わりに下面パネル123が設けられている。ここで、下面パネル123は、吹出気流B2の吹出側において、端部が斜め下を向くように構成されることで、パネル吹出口UO´´が下面パネル123にて構成されている。
そして、パネル吸込口UIから水平に吸い込まれた吸込気流A1は、セパレータ12にて進行方向が垂直に変えられ、熱交換器9および排気用送風機7aを介して、排気口SOから排気流A2として室外に排気される。
一方、給気口SIから給気された室外の給気流B1は、熱交換器9および給気用送風機7bを介して送風機吹出口17から吹き出される。そして、下面パネル123にて進行方向が斜め下に変えられ、パネル吹出口UO´´から吹出気流B2として室内に斜め下に吹き出される。
これにより、吹出気流B2が製品の真下にいる人に直接当たるのを防止することが可能となり、特に冬季においてドラフト感を軽減することが可能となるとともに、コアンダ効果によって吹出気流B2が天井面Tに沿って流れるのを防止することができ、吹出気流B2に起因する経年的な天井面Tの汚れを抑制することができる。
なお、吹出気流B2の下面パネル123による助走距離Hは、30〜50mmの範囲内に設定することが好ましい。また、吹出気流B2の吹出角は、天井面Tに対して30〜45度の範囲内に設定することが好ましい。
なお、図9の例では、吹出気流B2の吹出側において、下面パネル123の端部が斜め下を向くように折り曲げた構成について説明したが、吸込気流A1の吸込側と吹出気流B2の吹出側との双方について、下面パネル123の端部が斜め下を向くように折り曲げるようにしてもよい。
実施の形態5.
図10は、本発明に係る同時給排形換気扇の実施の形態5の下面パネル部分の概略構成を示す斜視図である。図10において、図3の外装ケーシング1の下方には、パネル外装枠31を介して下面パネル33を取り付けることができる。ここで、パネル外装枠31の両側には、吸込気流A1および吹出気流B2の進行方向を規定する壁面31a、31bが形成されている。
また、下面パネル33には、吸込気流A1と、吹出気流B2とが交わるのを防止するセパレータ35が設けられている。また、下面パネル33はセパレータ35に沿って2分割され、その境界を支点として片側を外側に折り返すことができるように構成されている。ここで、下面パネル33は、分割された片側を開くことで、熱交換器9を露出させることができる。
そして、下面パネル33には、下面パネル33の片側を折り返した時に下面パネル33をパネル外装枠31にて支持させる引っ掛け構造34が形成されている。
また、パネル外装枠31には、排気側除塵フィルタ32が取り付けられ、図6の吸込側開口部21aとパネル吸込口UIとの間に配置されている。なお、排気側除塵フィルタ32は、セパレータ35にて仕切られたパネル外装枠31のパネル吸込口側全体を覆うことができる。
そして、パネル吸込口UIから水平に吸い込まれた吸込気流A1は、セパレータ35にて進行方向が垂直に変えられ、排気側除塵フィルタ32を通過する。そして、排気側除塵フィルタ32にて除塵されてから、排気流A2として図5の外装ケーシング1に導かれる。そして、図5の熱交換器9および排気用送風機7aを介して、排気口SOから室外に排気される。
一方、給気口SIから給気された室外の給気流B1は、図3の給気側除塵フィルタ16を通過する。そして、給気側除塵フィルタ16にて除塵されてから、熱交換器9および給気用送風機7bを介して送風機吹出口17から吹き出される。そして、下面パネル33にて進行方向が水平に変えられ、パネル吹出口UOから吹出気流B2として室内に水平に吹き出される。
ここで、下面パネル33を2分割し、下面パネル33の片側を外側に折り返すことができるようにすることで、清掃などのメンテナンス時に下面パネル33全体を取り外す必要がなくなり、メンテナンス時の作業性を向上させることができる。
また、下面パネル33を2分割することで、下面パネル33全体を一体的に取り扱う必要がなくなり、下面パネル33の運搬や製造を容易化することができる。
また、図6の吸込側開口部21aとパネル吸込口UIとの間に排気側除塵フィルタ32を配置するとともに、給気口SIと熱交換器9との間に給気側除塵フィルタ16を配置することにより、下面パネル33の片側のみを外側に折り返した場合においても、給気側除塵フィルタ16および排気側除塵フィルタ32を容易に取り出すことが可能となり、メンテナンス時の作業性を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態では、外装ケーシング1に熱交換器9を設置する方法について説明したが、熱交換器9はなくてもよい。
また、熱交換器9をバイパスさせるバイパス通風路および排気通風路14aを閉止した上でバイパス通風路を開放するダンパ装置を設け、熱交換を伴わない普通換気が行えるようにしてもよい。
実施の形態6.
図11は、本発明に係る空調装置の実施の形態6の概略構成を模式的に示す断面図である。図11において、空調装置には、外装ケーシング201が設けられ、外装ケーシング201の下方には、パネル外装枠202を介して下面パネル203が取り付けられている。なお、パネル外装枠202は、角筒状に構成することができる。また、下面パネル203としては、例えば、化粧パネルを用いることができる。
そして、外装ケーシング201の下方には、吸込気流A1を吸い込むパネル吸込口UIおよび吹出気流B2を吹き出すパネル吹出口UOが下面パネル203にて形成されている。
ここで、パネル吸込口UIとパネル吹出口UOとは、互いに対向するように下面パネル203にて形成することができる。この場合、パネル吸込口UIとパネル吹出口UOとは、下面パネル203に沿って形成し、パネル吸込口UIに吸い込まれる吸込気流A1の方向と、パネル吹出口UOから吹き出された吹出気流B2の方向とが同一になるように配置することが好ましい。
そして、外装ケーシング201内には、パネル吸込口UIとパネル吹出口UOとの間の通風路を確保する給排気通風路206が設けられている。また、給排気通風路206上には、ファン204および熱交換器205が設けられている。ここで、熱交換器205は、パネル吸込口UIから吸い込まれた吸込気流A1の温度を調節することができる。この熱交換器205には、例えば、圧縮器、凝縮器および蒸発器を設けることができる。ファン204は、吸込気流A1をパネル吸込口UIに吸い込ませ、吹出気流B2としてパネル吹出口UOから吹き出させることができる。
そして、室内の吸込気流A1がパネル吸込口UIから吸い込まれると、その吸込気流A1は、外装ケーシング201内に導かれる。そして、外装ケーシング201内に導かれた吸込気流A1は、熱交換器205にて熱交換された後、パネル吹出口UOから吹出気流B2として室内に吹き出される。
ここで、パネル吸込口UIとパネル吹出口UOとは、互いに対向するように下面パネル203にて形成することで、パネル吸込口UIに吸い込まれる吸込気流A1の方向と、パネル吹出口UOから吹き出された吹出気流B2の方向とが同一になるようにすることができる。このため、天井面に沿って循環するように吸込気流A1および吹出気流B2を流すことができ、吹出気流B2と吸込気流A1との間でショートサーキットが起こるのを抑制することが可能となることから、空調効率を向上させることができる。
なお、図11の実施の形態6では、空調装置としてエアーコンディショナを例にとって説明したが、熱交換器205の代わりに濾過フィルタを用いることにより、空気清浄機に適用するようにしてもよい。なお、濾過フィルタとしては、例えば、集塵フィルタ、脱臭フィルタ、除菌フィルタなどを用いることができる。
以上のように本発明に係る同時給排形換気扇は、吸込気流および吹出気流が天井面に沿って同一の方向に流れるようにすることができ、室内に吹き出された吹出気流と、室内から吸い込まれる吸込気流との間でショートサーキットが起こるのを抑制する方法に適している。

Claims (8)

  1. 互いに独立した排気通風路と給気通風路とが形成された外装ケーシングと、
    前記外装ケーシングの下方に設けられ、パネル吸込口とパネル吹出口とを互いに対向するように形成する下面パネルと、
    前記外装ケーシングに収容され、前記パネル吸込口に吸い込ませた吸込気流を前記排気通風路に送り、排気流として排気させる排気用送風機と、
    前記外装ケーシングに収容され、前記給気通風路に給気させた給気流を前記パネル吹出口に送り、吹出気流として吹き出させる給気用送風機とを備え、
    前記パネル吸込口とパネル吹出口とは、前記下面パネルに沿って吸込気流および吹出気流が形成されるように前記下面パネルの縁部に形成され、
    前記パネル吸込口側または前記パネル吹出口側のいずれか少なくとも一方の前記下面パネルが天井面と対向するように排気室もしくは給気室より張り出していることを特徴とする同時給排形換気扇。
  2. 前記パネル吸込口とパネル吹出口とは、前記パネル吸込口に吸い込まれる吸込気流の方向と、前記パネル吹出口から吹き出された吹出気流の方向とが同一になるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の同時給排形換気扇。
  3. 前記パネル吸込口とパネル吹出口とは、前記下面パネルと天井面との間に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の同時給排形換気扇。
  4. 前記パネル吹出口は、斜め下に向けられていることを特徴とする請求項1または3に記載の同時給排形換気扇。
  5. 前記下面パネルと前記外装ケーシングとの間に配置され、前記外装ケーシングとの間の間隔を調整可能なパネル外装枠と、
    前記下面パネルに設けられ、前記排気通風路に通じる排気室と、前記給気通風路に通じる給気室を、前記パネル外装枠の壁面とともに互いに独立して形成し、外装ケーシングと下面パネルとの間隔を調整可能なセパレータとをさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の同時給排形換気扇。
  6. 前記パネル吸込口と前記排気用送風機との間に設けられた排気側除塵フィルタと、
    前記給気用送風機の上流側に設けられた給気側除塵フィルタとをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の同時給排形換気扇。
  7. 前記下面パネルは、片側が独立して開くことができるように2分割されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の同時給排形換気扇。
  8. 前記給気用送風機は、前記下面パネルの水平面に向けて前記給気流を送出し、前記給気流が前記下面パネルにて水平方向に向きを変えられて前記パネル吹出口から吹出気流として吹き出されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の同時給排形換気扇。
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