JP6214504B2 - 熱交換換気装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気装置の天板を外した状態を示す斜視図である。本実施の形態に係る熱交換換気装置は、例えば天井裏の空間に取り付けられ、ダクト(図示省略)を通じた給排気により室内を換気する。
図2に示されるように、排気送風機7を運転することにより、室内の還気Aは、ダクトを介して還気吸込口3から排気通風路へ吸い込まれる。排気通風路へ吸い込まれた還気Aは、熱交換エレメント8の排気通路を通過した後、排気Bとして、排気吹出口2からダクトを介して室外へ吹き出される。
図3に示されるように、伝送線15は、熱交換エレメント8を跨ぐようにして、センサー19と制御回路12(図1参照)とを接続している。制御回路12は、伝送線15を介して、センサー19へ電力を供給し信号を受信する。
また、リード線用保持部品16は、本発明における「間隔部材」に相当する。
図6に示されるように、リード線用保持部品16は、空間部23の下部にリード線14の一部を保持するリード線受部24及び保持部22を備える。保持部22は、リード線受部24から略垂直に立設されている。また、リード線カバー20には、天板9、リード線用保持部品16及びガイドレール17で囲まれた空間部23とのシール性を向上させるため、内側にパッキン21を貼り付けている。
なお、本実施の形態1においては、リード線受部24及び保持部22をリード線用保持部品16に設けているが、本発明はこれに限定されず、ガイドレール17に設けても良い。
図7に示されるように、リード線カバー20が熱交換換気装置に取り付けられることで、リード線カバー20に設けられたパッキン21により、天板9、リード線用保持部品16及びガイドレール17で囲まれた空間部23の外装ケーシング5の側面側の開口部、すなわち保持部22側の開口部がシールされる。
図3に示されるように、メンテナンスカバー11及び熱交換エレメント8以外の部品を外装ケーシング5に組み付ける。そして、リード線14を天板9に固定されたリード線用保持部品16の端部に設けられたリード線受部24に這わせた状態とする。この時、リード線14は、リード線用保持部品16のリード線受部24及び保持部22により仮に保持された状態となる。その後、図4に示されるように、外装ケーシング5の外側から、開口部18及びガイドレール17に合わせ、リード線カバー20を外装ケーシング5に取り付ける。このようにすることで、図7に示されるように、リード線14は、リード線用保持部品16、リード線受部24及び保持部22に保持される。
さらに、熱交換換気装置は、本体の別部品としてリード線カバー20を製品正面に設ける。このようにすることで、リード線14及び伝送線15の配線を整備し、外装ケーシング5を組み立てた後にリード線カバー20を取り付けることが可能であるため、組み立て作業を容易にすることができる。
本実施の形態2は、実施の形態1で示したリード線カバー20の形状に関するもので、それ以外の構成は実施の形態1と同じである。従って、実施の形態1と同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略する。
Claims (8)
- 給気送風機及び排気送風機を内蔵し、前記給気送風機の運転により室外から室内へ向かう空気流を通す給気通風路と、前記排気送風機の運転により前記室内から前記室外へ向かう空気流を通し、前記給気通風路に対し全風路に渡り独立した排気通風路と、が内部に形成される外装ケーシングと、
前記給気通風路及び前記排気通風路に設けられ、前記給気通風路を通る空気流と前記排気通風路を通る空気流との間で熱交換を行う熱交換エレメントと、
前記外装ケーシングの側面に設けられ、前記熱交換エレメントを出し入れするための側面開口部と、
前記外装ケーシング内の底面又は上面に設けられ、前記熱交換エレメントを可動自在に支持するガイドレールと、
前記給気送風機及び前記排気送風機の動作を制御する制御回路と、
前記熱交換エレメントを跨ぐように配線され、前記制御回路に一端が接続されるリード線と、
前記外装ケーシングと前記ガイドレールとの間に配置された間隔部材とを備え、
前記間隔部材の一方の端部と、前記ガイドレールと、前記外装ケーシングとで囲まれた空間部が形成され、
前記リード線は、前記空間部を通って配設される
ことを特徴とする熱交換換気装置。 - 前記リード線は、前記制御回路に対して前記熱交換エレメントを挟んで配置された前記給気送風機又は前記排気送風機の少なくとも何れか一方と、前記制御回路とを前記空間部を通って接続する
ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換換気装置。 - 給気送風機及び排気送風機を内蔵し、前記給気送風機の運転により室外から室内へ向かう空気流を通す給気通風路と、前記排気送風機の運転により前記室内から前記室外へ向かう空気流を通し、前記給気通風路に対し全風路に渡り独立した排気通風路と、が内部に形成される外装ケーシングと、
前記給気通風路及び前記排気通風路に設けられ、前記給気通風路を通る空気流と前記排気通風路を通る空気流との間で熱交換を行う熱交換エレメントと、
前記外装ケーシングの側面に設けられ、前記熱交換エレメントを出し入れするための側面開口部と、
前記外装ケーシング内の底面又は上面に設けられ、前記熱交換エレメントを可動自在に支持するガイドレールと、
前記給気通風路に設けられ、前記給気送風機の運転により前記室外から前記室内へ向かう空気流又は前記排気通風路に設けられ、前記排気送風機の運転により前記室内から前記室外へ向かう空気流の温度又は湿度を検出するセンサーと、
前記センサーが検出した前記温度又は前記湿度に基づいて、前記給気送風機及び前記排気送風機の運転の動作を制御する制御回路と、
前記熱交換エレメントを跨ぐように配線され、前記制御回路に一端が接続され、前記センサーに他端が接続された伝送線と、
前記外装ケーシングと前記ガイドレールとの間に配置された間隔部材とを備え、
前記間隔部材の一方の端部と、前記ガイドレールと、前記外装ケーシングとで囲まれた空間部が形成され、
前記伝送線は、前記空間部を通って配設される
ことを特徴とする熱交換換気装置。 - 前記空間部の下部には、前記リード線を載せるリード線受部が設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の熱交換換気装置。 - 前記リード線受部は、前記間隔部材又は前記ガイドレールに取り付けられた
ことを特徴とする請求項4に記載の熱交換換気装置。 - 前記空間部は、前記側面開口部と繋がっている
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の熱交換換気装置。 - 前記空間部の前記外装ケーシングの側面側の開口部をシールするパッキンを備えた
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の熱交換換気装置。 - 前記側面開口部を閉じるメンテナンスカバーを備え、
前記パッキンは、前記メンテナンスカバーと一体となって設けられている
ことを特徴とする請求項7に記載の熱交換換気装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2014188643A Active JP6214504B2 (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 熱交換換気装置 |
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