JP5218689B2 - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍装置の室外ユニットに関し、特に、電装品ユニット内の電気部品の冷却手段に係るものである。
従来より、室内ユニットおよび室外ユニットを備えるセパレート型の空気調和装置が広く普及している。このような室外ユニットでは、ケーシング内に送風ファンや圧縮機等の電気機器が配置されると共に、これらの電気機器を制御する制御基板等の電気部品が収容された電装品ユニットが配置される。
そして、空気調和装置の運転時では、電装品ユニットに収容された電気部品が発熱するため、その発熱により電装品ユニット内部の雰囲気の温度が上昇し、電気部品の故障などが生じるおそれがある。そこで、特許文献1に示すように、ケーシングの内部に設置された電装品ユニットの側面に開口部やスリットを設けて内部に空気の通路を確保することにより、電気部品の冷却が図られている。
ところで、上記特許文献1では、送風ファンによってケーシングの外部へ空気が吹き出されるため、ケーシングの内部の空気圧は大気圧よりも低い空気圧(すなわち、負圧)となる。また、電装品ユニットは、負圧空間が形成されるケーシングの内部に配置されている。そして、上記電装品ユニットの内部では、送風ファンの近傍の空気と、送風ファンの遠くの空気との差圧によって電装品ユニットの内部に空気流れを形成するようにしていた。
特開2007−218534号公報
しかしながら、電装品ユニットは、負圧空間が形成されるケーシング内に配置されているため、送風ファンの近傍の空気と遠くの空気との間で差圧が小さくなる。このため、電装品ユニットの内部を流れる空気風量が少なくなる。これにより、電気部品を十分に冷却することができないという問題があった。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、電装品ユニットの内部を流れる空気風量を増やして内部の電気部品を十分に冷却することを目的とする。
第1の発明は、ケーシング(20)の内部に、室外熱交換器(30)と、該ケーシング(20)の外部に空気を吹き出す送風機(40)と、電気部品(70)が収容された電装品ユニット(60)とが配置された冷凍装置の室外ユニットであって、上記電装品ユニット(60)は、上記送風機(40)の吹出側に連通して該吹出側の空気を電装品ユニット(60)の内部に流入させる流入口(61)と、上記送風機(40)の吸入側に連通して電装品ユニット(60)の内部の空気を流出させる流出口(62)とを備え、上記ケーシング(20)には、上記送風機(40)および電装品ユニット(60)が配置される上部の第1室(2b)と、上記室外熱交換器(30)が配置される下部の第2室(2a)との間に上記電装品ユニット(60)の底部を支えるステー(20a,20d)が設けられ、上記電装品ユニット(60)には、底部に上記流出口(62)が形成される一方、上記ステー(20a,20d)には、上記流出口(62)から流出した空気を第2室(2a)へ導く空気口(28)が形成されているものである。
上記第1の発明では、ケーシング(20)の内部に、室外熱交換器(30)と送風機(40)と電装品ユニット(60)が配置されている。
電装品ユニット(60)には、送風機(40)の吹出側に連通する流入口(61)と、送風機(40)の吸入側に連通する流出口(62)とが設けられている。電装品ユニット(60)は、送風機(40)の吹出側の空気を流入口(61)から流入させる。そして、電装品ユニット(60)は、流入させた空気を流出口(62)から送風機(40)の吸入側へ流出する。
送風機(40)が空気を吹き出すと、ケーシング(20)の内部の送風機(40)の吸入側の空気圧は、大気圧よりも低い圧力(すなわち、負圧)となる。一方、送風機(40)の吹出側の空気圧は、大気圧よりも高い圧力(すなわち、正圧)となる。
このため、送風機(40)の吹出側の空気と吸入側の空気との差圧によって、電装品ユニット(60)の流入口(61)から送風機(40)の吹出側の空気が流入する。流入した空気は、電装品ユニット(60)の内部を通過して流出口(62)から送風機(40)の吸入側へ流れ出る。
ケーシング(20)には、上部の第1室(2b)と、該第1室(2b)よりも下部の第2室(2a)とが形成されている。そして、第1室(2b)には、送風機(40)および電装品ユニット(60)が配置され、第2室(2a)には、室外熱交換器(30)が配置されている。ケーシング(20)には、第1室(2b)と第2室(2a)との間にステー(20a,20d)が設けられている。このステー(20a,20d)は、電装品ユニット(60)の底部を支えている。
電装品ユニット(60)には、底部に流出口(62)が形成される。また、ステー(20a,20d)には、空気口(28)が形成されている。
送風機(40)が空気を吹き出すと、ケーシング(20)内の第2室(2a)の空気圧は大気圧よりも低い圧力(すなわち、負圧)となる。一方、送風機(40)の吹出側の空気圧は大気圧よりも高い圧力(すなわち、正圧)となる。
このため、第1室(2b)の空気と第2室(2a)の空気との差圧によって、電装品ユニット(60)の流入口(61)からケーシング(20)内の第1室(2b)の空気が流入する。流入した空気は、電装品ユニット(60)の内部を通過して流出口(62)から流出する。流出した空気は、ステー(20a,20d)に形成された空気口(28)を介してケーシング(20)の第2室(2a)へ流れ出る。
第2の発明は、ケーシング(20)の内部に、室外熱交換器(30)と、該ケーシング(20)の外部に空気を吹き出す送風機(40)と、電気部品(70)が収容された電装品ユニット(60)とが配置された冷凍装置の室外ユニットであって、上記電装品ユニット(60)は、上記送風機(40)の吹出側に連通して該吹出側の空気を電装品ユニット(60)の内部に流入させる流入口(61)と、上記送風機(40)の吸入側に連通して電装品ユニット(60)の内部の空気を流出させる流出口(62)とを備え、上記ケーシング(20)には、上記送風機(40)および電装品ユニット(60)が配置される上部の第1室(2b)と、上記室外熱交換器(30)が配置される下部の第2室(2a)との間に上記電装品ユニット(60)の底部を支えるステー(20a,20d)が設けられ、上記ステー(20a,20d)には、上記電装品ユニット(60)から延びる電気配線を通過させる配線開口(29)が形成されているものである。
上記第2の発明では、ステー(20a,20d)には、配線開口(29)が形成されている。配線開口(29)は、電装品ユニット(60)から延びる電気配線を通過させる。
の発明は、上記第1又は第2の発明において、上記ケーシング(20)は、側面に空気吸込口(25)を有する一方、上記室外熱交換器(30)は、上記空気吸込口(25)に対向して配置され、上記送風機(40)は、ファン(41)と、該ファン(41)の外周囲を囲むように設けられたベルマウス(43)とを備え、上記ケーシング(20)の内部の上記空気吸込口(25)よりも上部に配置されて上方に空気を吹き出すよう構成される一方、上記ケーシング(20)の内部には、上記ベルマウス(43)の周辺部に位置する電装品ユニット(60)が配置されている。
上記第の発明では、ケーシング(20)の側面には、空気吸込口(25)が形成されている。ケーシング(20)の内部には、空気吸込口(25)に対向して室外熱交換器(30)が配置されている。また、ケーシング(20)の内部には、空気吸込口(25)よりも上部に送風機(40)が配置されている。この送風機(40)は、ファン(41)とベルマウス(43)とを備えている。ベルマウス(43)はファン(41)の外周囲を囲むように配置されている。
ファン(41)の回転によって空気吸込口(25)からケーシング(20)の内部に取り込まれた空気は、室外熱交換器(30)で熱交換され、ベルマウス(43)を通過してケーシング(20)の外部へ吹き出される。
ケーシング(20)の内部には電装品ユニット(60)が、ベルマウス(43)の周辺部に配置されている。このため、ケーシング(20)の内部では、ファン(41)およびベルマウス(43)よりも下方の空間が広くなる。
の発明は、上記第の発明において、上記電装品ユニット(60)は、少なくとも一部が上記ベルマウス(43)と高さ方向に重なり、且つ下端部が上記室外熱交換器(30)よりも上部となる位置に配置されている。
上記第の発明では、電装品ユニット(60)は、少なくとも一部がベルマウス(43)と高さ方向に重なる位置に配置されている。また、電装品ユニット(60)の下端部が室外熱交換器(30)よりも上部となる位置に配置されている
第5の発明は、上記第1の発明において、上記電装品ユニット(60)の流出口(62)と、上記ステー(20a,20d)の空気口(28)とが、互いが水平方向にずらされて配置されている。
上記第の発明では、電装品ユニット(60)の流出口(62)と、ステー(20a,20d)の空気口(28)とを互いに水平方向にずらすように配置した。つまり、上方から視た場合に、流出口(62)と空気口(28)の口同士が重ならないようにしている。このため、例えば、第2室(2a)側の水分が空気口(28)を介して第1室(2b)側へ流入しても、流出口(62)は空気口(28)と水平方向にずれているため、流出口(62)を介して電装品ユニット(60)の内部まで水分が届きにくい。
の発明は、上記第〜第の発明の何れか1つにおいて、上記電装品ユニット(60)が、ケーシング(20)の外部に引き出し可能に構成されると共に、外形が引き出し方向の手前側から奥側に向かって細くなるテーパ状に形成されているものである。
上記第の発明では、電装品ユニット(60)は、ケーシング(20)の外部に引き出し可能に構成されている。一方、電装品ユニット(60)は、引き出し方向の手前から奥側に向かって外形が細くなるテーパ状に形成されている。こうすることで、ケーシング(20)の外部に電装品ユニット(60)を引き出し易くなる。
の発明は、上記第〜第の発明の何れか1つにおいて、上記電装品ユニット(60)は、内側面が上記ベルマウス(43)の外周に沿って形成されている。
上記第の発明では、電装品ユニット(60)の内側面がベルマウス(43)の外周に沿って形成されている。こうすることで、ベルマウス(43)の周りに電装品ユニット(60)を設置し易くなる。
上記第1の発明によれば、電装品ユニット(60)に送風機(40)の吸入側に連通する流出口(62)と送風機(40)の吹出側に連通する流入口(61)とを設けたため、電装品ユニット(60)の流入口(61)の入口の空気と流出口(62)の出口の空気との間の差圧を大きくすることができる。これにより、電装品ユニット(60)を通過する空気の風量を増加させることができる。この結果、電装品ユニット(60)の内部の電気部品(70)などを十分に冷却することができる。
また、上記第1の発明によれば、ステー(20a,20d)を設けたため、電装品ユニット(60)の底部を支えることができる。これにより、電装品ユニット(60)を安定してケーシング(20)に保持することができる。
また、上記第1の発明によれば、電装品ユニット(60)の底部に流出口(62)を形成する一方、ステー(20a,20d)に空気口(28)を形成したため、電装品ユニット(60)の流出口(62)から流出した空気を空気口(28)を介してケーシング(20)の第2室(2a)へ送ることができる。
上記第2の発明によれば、配線開口(29)を設けたため、電装品ユニット(60)から延びる電気配線を第2室(2a)側へ延ばすことができる。これにより、ケーシング(20)の送風機(40)よりも下部に設置した部材の電気部品を電装品ユニット(60)内に配線接続することができる。
上記第および第の発明では、電装品ユニット(60)をベルマウス(43)の周辺部に配置してベルマウス(43)の下方の空間を広くするようにした。このため、電装品ユニット(60)をケーシング(20)から外すことなく、ケーシング(20)のベルマウス(43)よりも下部に設置された機器類のメンテナンスを行うことができる。
また、ケーシング(20)のベルマウス(43)よりも下部に、例えば、圧縮機などの部材を配置することができる。これにより、冷凍装置の室外ユニットをコンパクト化することができる
記第の発明によれば、電装品ユニット(60)の流出口(62)とステー(20a,20d)の空気口(28)とを上方から視た場合に口同士が重ならないように配置したため、第2室(2a)側から空気口(28)を介して水分が第1室(2b)側へ流入しても、電装品ユニット(60)の内部まで水分を届きにくくすることができる。
上記第の発明によれば、電装品ユニット(60)をケーシング(20)の外部に引き出し可能に構成し、且つ引き出し方向の手前側から奥側に向かって細くなるテーパ状に形成したため、ケーシング(20)の外部に電装品ユニット(60)を引き出し易くすることができる。これにより、電装品ユニット(60)のメンテナンス性を向上させることができる。
上記第の発明によれば、電装品ユニット(60)の内側面をベルマウス(43)の外周に沿って形成したため、ベルマウス(43)の周りに電装品ユニット(60)を設置し易くすることができる。ケーシング(20)のベルマウス(43)よりも下部に、例えば、圧縮機などの部材を配置することができる。これにより、冷凍装置の室外ユニットをコンパクト化することができる。
本実施形態1に係る室外ユニットの斜視図である。 本実施形態1に係る室外ユニットをその一部を省略して示す斜視図である。 本実施形態1に係る室外ユニットをその一部を省略して示す斜視図である。 本実施形態1に係る電装品ユニットを示す概略断面図である。 本実施形態1に係る電装品ユニットをその一部を省略して示す斜視図である。 本実施形態2に係る室外ユニットの斜視図である。 本実施形態2に係る室外ユニットをその一部を省略して示す斜視図である。 本実施形態2に係る室外ユニットをその一部を省略して示す斜視図である。 本実施形態2に係る電装品ユニットを示す概略断面図である。 本実施形態2に係る電装品ユニットをその一部を省略して示す斜視図である。 本実施形態2に係る電装品ユニットをその一部を省略して示す側面図である。 本実施形態2に係る電装品ユニットをその一部を省略して示す斜視図である。 本実施形態3に係る室外ユニットを右方側から視た図である。 本実施形態3に係る電装品ユニットの内部構造を示す図である。 本実施形態3に係る電装品ユニットの斜視図である。 本実施形態3に係る電装品ユニットを下側から視た斜視図である。 本実施形態3に係る電装品ユニットの前面側から視た図である。 本実施形態3に係る室外ユニットにおける空気の流れを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〈発明の実施形態1〉
図1〜図3に示すように、本実施形態1の室外ユニット(10)は、冷凍装置である空気調和装置に用いられるものであって、図示しないが、室内ユニットが接続されて蒸気圧縮式冷凍サイクルを構成している。
上記室外ユニット(10)は、例えば、ビルの屋上等に設置され、ケーシング(20)と室外熱交換器(30)と室外ファン(40)と圧縮機構(50)とを備えている。
上記ケーシング(20)は、平面視矩形状に形成され、4本の支柱(21)と底フレーム(22)と側面パネル(23)と天板(24)とを備えている。
上記4つの支柱(21)は、四隅に設けられ、下部に底フレーム(22)が固定されている。
上記側面パネル(23)は、ケーシング(20)の上半部四面を形成する上側面パネル(23a)と、ケーシング(20)の下半部における前面を形成し且つ左半分を形成する前側面パネル(23b)と、ケーシング(20)の下半部における左側の横側面を形成し且つ前半分を形成する横側面パネル(23c)とを備えている。そして、上記ケーシング(20)の側面には、下半部における前面の右半分と、下半部における右側の横側面と、下半部における背面と、下半部における左側の横側面の後半分に吸込口(25)が形成されている。この吸込口(25)は、本発明に係る空気吸込口を構成している。
また、上記天板(24)は、支柱(21)の上端に固定され、吹出口(26)が形成されると共に、吹出口(26)を覆うグリル(24a)を備えている。
上記室外熱交換器(30)は、フィンアンドチューブ型熱交換器であって、室外空気と冷媒とを熱交換するように構成されている。そして、上記室外熱交換器(30)は、上下に起立した状態で設けられ、上記ケーシング(20)の全ての側面に亘る折曲熱交換器に構成されている。さらに、上記室外熱交換器(30)の両側端の間には、ケーシング(20)の前側の左隅角部を挟んで所定の開口(3a)が形成されている。つまり、上記ケーシング(20)は、室外熱交換器(30)の開口(3a)に対応して上記前側面パネル(23b)と横側面パネル(23c)が設けられている。
上記底フレーム(22)には、上記圧縮機構(50)と油分離器(51)とアキュムレータ(52)とが取り付けられ、上記圧縮機構(50)は、2台の圧縮機(5a,5b)で構成されている。
また、上記ケーシング(20)は、室外熱交換器(30)が収納される下部空間(2a)と、室外ファン(40)が収納される上部空間(2b)との間に位置して、水平方向に延びる前側ステー(20a)、側部ステー(20b,20d)および後側ステー(20c)が4面に取り付けられている。尚、前側ステー(20a)については後述する。また、上部空間(2b)は、本発明に係る第1室を構成し、下部空間(2a)は本発明に係る第2室を構成している。
上記上部空間(2b)おける室外ファン(40)の吹出側を流れる空気圧は、大気圧よりも高い圧力(すなわち、正圧)となる。一方、下部空間(2a)は、室外ファン(40)の吸入側の空気が流れる空間である。この下部空間(2a)を流れる空気圧は、大気圧よりも低い圧力(すなわち、負圧)となる。
上記室外ファン(40)は、2台設けられ、プロペラファンに構成されるファン本体(41)とファンモータ(図示なし)とベルマウス(43)とを備えている。ファン本体(41)とファンモータとは、上記前側ステー(20a)および後側ステー(20c)に取り付けられている。尚、上記室外ファン(40)は、本発明に係る送風機を構成している。また、ファン本体(41)は、本発明に係るファンを構成している。
上記ベルマウス(43)は、円筒状に形成される本体部(44)と、平面視で略矩形の板状に形成される基部(45)とを備えている。
上記基部(45)は、その外周囲の4辺が上記各ステー(20a〜20d)に取り付けられている。基部(45)は、その中央に上記本体部(44)と略同径となる通風開口が形成されている。
さらに、上記ケーシング(20)には、圧縮機構(50)等を制御するための電装品が収納される電装品ユニット(60)が取り付けられている。
上記電装品ユニット(60)は、室外熱交換器(30)の前面上方に配置され、室外熱交換器(30)の上端の直近に配置され、上側面パネル(23a)と室外ファン(40)のベルマウス(43)との間に設けられている。また、電装品ユニット(60)は、その下端部が室外熱交換器(30)よりも上部で、且つその一部がベルマウス(43)と高さ方向に重なる位置に配置されている。
具体的に、図2および図4に示すように、上記電装品ユニット(60)は、略矩形平板状の箱体に形成され、前側ステー(20a)に下方から支持されてケーシング(20)に取り付けられている。尚、図示はしないが、電装品ユニット(60)の底部には、四隅に脚部が設けられ、電装品ユニット(60)の底部は前側ステー(20a)の表面から少し離れて配置されている。
電装品ユニット(60)の背面には、後方に向かって膨出する膨出部(64)が形成されている。膨出部(64)の内部には、発熱部材であるリアクトル(71)が設置されている。また、電装品ユニット(60)の内部には、圧縮機(5a,5b)等を制御する制御用基板(70)等が収容されている。
また、電装品ユニット(60)には、電装品ユニット(60)の内部に空気を取り込む流入口(61)および外部に空気を流出させる流出口(62)とが設けられている。
上記流入口(61)は、開口を有し、電装品ユニット(60)の背面側に形成されている。この流入口(61)は、電装品ユニット(60)の内部空間と上部空間(2b)における室外ファン(40)の吹出側とを連通させている。
具体的に、図4および図5に示すように、流入口(61)は、電装品ユニット(60)の背面の膨出部(64)の概ね下部に形成されたスリット(65)と、上記電装品ユニット(60)本体の背面下部の壁部に形成された開口(66)とで構成されている。このスリット(65)が流入口(61)の入口を構成し、開口(66)が流入口(61)の出口を構成することで、流入口(61)をラビリンス構造にすることができ、ケーシング(20)内に浸入した雨水が電装品ユニット(60)の内部へ浸入するのをより確実に防止することができる。
上記流出口(62)は、開口を有し、電装品ユニット(60)の底部で長手方向の他端寄りに形成されている。流出口(62)は、電装品ユニット(60)の内部空間に向かって開口する一方、前側ステー(20a)に向かって開口している。尚、長手方向の一端寄りは図1における正面から視て左寄りをいうものとし、上記長手方向の他端寄りは同図における正面から視て右寄りをいうものとする。
上記前側ステー(20a)は、ケーシング(20)の前側に取り付けられるものであって、本発明に係るステーを構成している。前側ステー(20a)は、平面視で略長方形の平板状に形成されている。前側ステー(20a)は、その両端部がケーシング(20)の前面側の幅方向に立つ2本の支柱(21,21)に取り付けられて水平に保持されている。前側ステー(20a)には、ガイド(27)と切欠部(29)とスリット(28)とが形成されている。
上記ガイド(27)は、ベルマウス(43)の外側面との間で電装品ユニット(60)を位置決めするためのものである。このガイド(27)は、前側ステー(20a)の上面から上方に突出し、前側ステー(20a)の上面の後端部寄りにその長手方向に沿って形成されている。
上記切欠部(29)は、電装品ユニット(60)の内部から延びる配線(ハーネス)および冷媒配管を下部空間(2a)に導くためのものであって、本発明に係る配線開口を構成している。切欠部(29)は、前側ステー(20a)の前端部の長手方向一端寄りを平面視で略長方形状に切り欠いて形成されている。尚、冷媒配管は、内部に冷媒が流れる管に形成され、電装品ユニット(60)の内部の制御用基板(70)等やヒートシンクに当接させてこれらを冷却するためのものである。
上記スリット(28)は、電装品ユニット(60)の流出口(62)から流出した空気を下部空間(2a)へ導く開口であって、本発明に係る空気口を構成している。スリット(28)は、前側ステー(20a)の前端部寄りの長手方向他端側に形成されている。尚、スリット(28)と電装品ユニット(60)の流出口(62)とは、上方から視た場合に開口同士が重ならないように配置されている。すなわち、スリット(28)と電装品ユニット(60)の流出口(62)とは、互いが水平方向にずれるように形成されている。こうすることで、下部空間(2a)からスリット(28)を介して前側ステー(20a)の上部に流れ込んだ水分が、流出口(62)を介して電装品ユニット(60)の内部に侵入するのを防止することができる。
上述したように、ケーシング(20)内は、上部空間(2b)と下部空間(2a)とが、各ステー(20a〜20d)とベルマウス(43)と電装品ユニット(60)とによって仕切られている。これによって、ケーシング(20)内は、上部空間(2b)が正圧に形成され、下部空間(2a)が負圧に形成される。
−室外ユニットにおける運転中の気流−
室外ユニット(10)の運転中は、室外ファン(40)の運転によって、吸込口(25)からケーシング(20)の外部の空気が室外熱交換器(30)を通過して内部の下部空間(2a)に取り込まれる。取り込まれる空気は、室外熱交換器(30)を通過する際に、室外熱交換器(30)を流れる冷媒と熱交換される。そして、下部空間(2a)を流れる空気は、上方に流れ上部空間(2b)に流入し、室外ファン(40)に吸い込まれて吹出口(26)から吹き出される。
−電装品ユニットの内部の気流−
室外ユニット(10)の運転中は、室外ファン(40)の運転によって、電装品ユニット(60)の内部にも空気流れが形成される。
具体的には、図4および図5に示すように、室外ファン(40)の運転によって、上部空間(2b)における室外ファン(40)の吹出側の空気圧は大気圧よりも高い正圧となる一方、下部空間(2a)の空気圧は大気圧よりも低い負圧となる。
このため、電装品ユニット(60)の流入口(61)の入口の空気と、流出口(62)の出口の空気の差圧により、室外ファン(40)の吹出側の空気が流入口(61)のスリット(65)から膨出部(64)の内部に流入し、膨出部(64)を通過してリアクトル(71)を冷却した後、開口(66)から電装品ユニット(60)本体の内部へ流入する。電装品ユニット(60)本体に流入した空気は、内部の制御用基板(70)等を冷却しつつ、下方に向かって流れる。そして、電装品ユニット(60)を流れる空気は、底部の流出口(62)から電装品ユニット(60)の外部へ流れ出る。
次に、流出口(62)の外部へ流れ出た空気は、一部が前側ステー(20a)の切欠部(29)から下部空間(2a)へ流れる一方、残りがスリット(28)を介して下部空間(2a)へ流れ出る。
下部空間(2a)へ流れ出た空気は、室外ファン(40)に吸い込まれて上方に流れてケーシング(20)の外部へ吹き出される。
−実施形態1の効果−
上記実施形態1によれば、電装品ユニット(60)に室外ファン(40)の吸入側に連通する流出口(62)と室外ファン(40)の吹出側に連通する流入口(61)とを設けたため、電装品ユニット(60)の流入口(61)の入口の空気と流出口(62)の出口の空気との間の差圧を大きくすることができる。これにより、電装品ユニット(60)の内部を流れる空気の風量を増加させることができる。この結果、電装品ユニット(60)の内部の制御用基板(70)を十分に冷却することができる。
次に、電装品ユニット(60)をベルマウス(43)の周辺部に配置してベルマウス(43)の下方の空間を広くするようにした。このため、電装品ユニット(60)をケーシング(20)から外すことなく、ケーシング(20)のベルマウス(43)よりも下部に設置された機器類のメンテナンスを行うことができる。
また、ケーシング(20)のベルマウス(43)よりも下部に、圧縮機(5a)などの部材を配置することができる。これにより、冷凍装置の室外ユニット(10)をコンパクト化することができる。
また、前側ステー(20a)を設けたため、電装品ユニット(60)の底部を支えることができる。これにより、電装品ユニット(60)を安定してケーシング(20)に保持することができる。
次に、電装品ユニット(60)の底部に流出口(62)を形成する一方、前側ステー(20a)にスリット(28)を形成したため、電装品ユニット(60)の流出口(62)から流出した空気をスリット(28)を介してケーシング(20)の下部空間(2a)へ送ることができる。
また、切欠部(29)を設けたため、電装品ユニット(60)から延びる電気配線を下部空間(2a)側へ延ばすことができる。これにより、ケーシング(20)の室外ファン(40)よりも下部に設置した部材の電気部品を電装品ユニット(60)内に配線接続することができる。
最後に、電装品ユニット(60)の流出口(62)と前側ステー(20a)のスリット(28)とを上方から視た場合に開口同士が重ならないように配置したため、下部空間(2a)側からスリット(28)を介して水分が上部空間(2b)側へ流入しても、電装品ユニット(60)の内部まで水分を届きにくくすることができる。
〈発明の実施形態2〉
次に、本発明の実施形態2について説明する。図6〜図8に示すように、本実施形態2の室外ユニット(10)は、冷凍装置である空気調和装置に用いられるものであって、図示しないが、室内ユニットが接続されて蒸気圧縮式冷凍サイクルを構成している。
上記室外ユニット(10)は、例えば、ビルの屋上等に設置され、ケーシング(20)と室外熱交換器(30)と室外ファン(40)と圧縮機構(50)とを備えている。
上記ケーシング(20)は、平面視矩形状に形成され、4本の支柱(21)と底フレーム(22)と側面パネル(23)と天板(24)とを備えている。
上記4つの支柱(21)は、四隅に設けられ、下部に底フレーム(22)が固定されている。
上記側面パネル(23)は、ケーシング(20)の上半部四面を形成する上側面パネル(23a)と、ケーシング(20)の下半部における前面を形成し且つ左半分を形成する前側面パネル(23b)と、ケーシング(20)の下半部における左側の横側面を形成し且つ前半分を形成する横側面パネル(23c)とを備えている。そして、上記ケーシング(20)の側面には、下半部における前面の右半分と、下半部における右側の横側面と、下半部における背面と、下半部における左側の横側面の後半分に吸込口(25)が形成されている。
また、上記天板(24)は、支柱(21)の上端に固定され、吹出口(26)が形成されると共に、吹出口(26)を覆うグリル(24a)を備えている。
上記室外熱交換器(30)は、フィンアンドチューブ型熱交換器であって、室外空気と冷媒とを熱交換するように構成されている。図7及び図8に示すように、上記室外熱交換器(30)は、上下に起立した状態で設けられ、上記ケーシング(20)の全ての側面に亘る折曲熱交換器に構成されている。さらに、上記室外熱交換器(30)の両側端の間には、ケーシング(20)の前側の左隅角部を挟んで所定の開口(3a)が形成されている。つまり、上記ケーシング(20)は、室外熱交換器(30)の開口(3a)に対応して上記前側面パネル(23b)と横側面パネル(23c)が設けられている。
上記底フレーム(22)には、圧縮機構(50)と油分離器(51)とアキュムレータ(52)とが取り付けられ、上記圧縮機構(50)は、1台の圧縮機(5a)で構成されている。
また、上記ケーシング(20)は、室外熱交換器(30)が収納される下部空間(2a)と、室外ファン(40)が収納される上部空間(2b)との間に位置して、水平方向に延びる前側ステー(20a)、右側ステー(20b)、左側ステー(20d)および後側ステー(20c)が4面に取り付けられている。尚、左側ステー(20d)については後述する。また、上部空間(2b)は、本発明に係る第1室を構成し、下部空間(2a)は本発明に係る第2室を構成している。
上記上部空間(2b)おける室外ファン(40)の吹出側を流れる空気圧は、大気圧よりも高い圧力(すなわち、正圧)となる。一方、下部空間(2a)は、室外ファン(40)の吸入側の空気が流れる空間である。この下部空間(2a)を流れる空気圧は、大気圧よりも低い圧力(すなわち、負圧)となる。
上記室外ファン(40)は、プロペラファンに構成されるファン本体(41)とファンモータとベルマウス(43)とを備えている。ファン本体(41)とファンモータとは、上記前側ステー(20a)および後側ステー(20c)に取り付けられている。
上記ベルマウス(43)は、円筒状に形成される本体部(44)と、平面視で略矩形の板状に形成される基部(45)とを備えている。
上記基部(45)は、その外周囲の4辺が上記各ステー(20a〜20d)に取り付けられている。基部(45)は、その中央に上記本体部(44)と略同径となる通風開口が形成されている。
さらに、上記ケーシング(20)には、圧縮機構(50)等を制御するための電装品が収納される電装品ユニット(60)が取り付けられている。電装品ユニット(60)は、ケーシング(20)を正面から見て左側に位置する左側ステー(20d)の上に配置され、室外熱交換器(30)の上端の直近に配置され、ケーシング(20)を正面から見て左側に位置する上側面パネル(23a)と室外ファン(40)のベルマウス(43)との間に設けられている。また、電装品ユニット(60)は、その下端部が室外熱交換器(30)よりも上部で、且つその一部がベルマウス(43)と高さ方向に重なる位置に配置されている。
図9〜図12に示すように、上記電装品ユニット(60)は、やや細長い略直方体状の箱体に形成されると共に、一側面の断面積が反対側の他側面の断面積よりも大きく形成されている。電装品ユニット(60)は、左側ステー(20d)に下方から支持され、ベルマウス(43)の左側周辺に沿って配置されている。尚、図示はしないが、電装品ユニット(60)の底部には、各隅に脚部が設けられ、電装品ユニット(60)の底部は左側ステー(20d)の上面から少し離れて配置されている。尚、本実施形態2において、一側面は、ケーシング(20)に電装品ユニット(60)が設置された状態における前面側の面をいうと共に、他側面は、背面側(後側)の面をいう。
電装品ユニット(60)には、一側部寄りの側面に図7における右方向に向かって膨出する第1膨出部(64a)が形成される一方、他側部の後方に向かって膨出する第2膨出部(64b)が形成されている。第1膨出部(64a)の内部には、発熱部材であるリアクトル(71)が設置されている。また、電装品ユニット(60)本体の内部には、圧縮機(5a)等を制御する制御用基板(70)等が収容されている。
また、電装品ユニット(60)の内側面は、平面視においてベルマウス(43)の外周に沿って円弧状の凹部(63)に形成されている。
電装品ユニット(60)の内部には、圧縮機(5a)等を制御する制御用基板(70)等の電装品が収容されている。また、電装品ユニット(60)には、内部に空気を取り込む第1流入口(61a)、第2流入口(61b)および第3流入口(61c)と、外部に空気を流出させる流出口(62)とが設けられている。
上記第1流入口(61a)は、開口を有し、電装品ユニット(60)の一側面寄りの内側部に形成されている。この第1流入口(61a)は、電装品ユニット(60)の内部空間と上部空間(2b)における室外ファン(40)の吹出側とを連通させている。
具体的に、図9および図10に示すように、第1流入口(61a)は、電装品ユニット(60)の側面の第1膨出部(64a)の下部に形成されたスリット(65)と、電装品ユニット(60)本体の側面の壁部の上部に形成された開口(66)とで構成されている。このスリット(65)が第1流入口(61a)の入口を構成し、開口(66)が第1流入口(61a)の出口を構成することで、第1流入口(61a)をラビリンス構造にすることができ、吹出口(26)からケーシング(20)内に浸入した雨水が電装品ユニット(60)内へ浸入するのをより確実に防止することができる。
上記流出口(62)は、開口を有し、電装品ユニット(60)の底部で長手方向の後端寄りに形成されている。流出口(62)は、電装品ユニット(60)の内部空間に向かって開口する一方、左側ステー(20d)に向かって開口している。
上記第2流入口(61b)は、開口を有し、電装品ユニット(60)の他側部に形成されている。この第2流入口(61b)は、電装品ユニット(60)の内部空間と上部空間(2b)における室外ファン(40)の吹出側とを連通させている。
具体的に、図11および図12に示すように、第2流入口(61b)は、電装品ユニット(60)の他側面の第2膨出部(64b)の下部に形成されたスリット(65)と、電装品ユニット(60)本体の他側部に形成された開口(66)とで構成されている。このスリット(65)が第2流入口(61b)の入口を構成し、開口(66)が第2流入口(61b)の出口を構成することで、第2流入口(61b)をラビリンス構造にすることができ、吹出口(26)からケーシング(20)内に浸入した雨水が電装品ユニット(60)内へ浸入するのをより確実に防止することができる。
上記第3流入口(61c)は、複数のスリットを有し、図7における電装品ユニット(60)の左側の側面の概ね上部に形成されている。
上記左側ステー(20d)は、ケーシング(20)の左側に取り付けられるものであって、本発明に係るステーを構成している。左側ステー(20d)は、平面視で略長方形の平板状に形成されている。左側ステー(20d)は、その前後方向の両端部がケーシング(20)の左側の前面側と背面側に立つ2本の支柱(21,21)に取り付けられて水平に保持されている。左側ステー(20d)には、ガイド(図示なし)と切欠部(29)とスリット(28)とが形成されている。
上記ガイドは、ベルマウス(43)の外側面との間で電装品ユニット(60)を位置決めするためのものである。このガイドは、左側ステー(20d)の上面から上方に突出し、左側ステー(20d)の上面の左端部寄りにその長手方向に沿って形成されている。
上記切欠部(29)は、電装品ユニット(60)の内部から延びる配線(ハーネス)および冷媒配管を下部空間(2a)に導くためのものであって、本発明に係る配線開口を構成している。切欠部(29)は、左側ステー(20d)の長手方向の前端寄りを平面視で略矩形状に切り欠いて形成されている。尚、冷媒配管は、内部に冷媒が流れる管に形成され、電装品ユニット(60)の内部の制御用基板(70)等やヒートシンクに当接させてこれらを冷却するためのものである。
上記スリット(28)は、電装品ユニット(60)の流出口(62)から流出した空気を下部空間(2a)へ導く開口であって、本発明に係る空気口を構成している。スリット(28)は、左側ステー(20d)の長手方向の後端部寄りに形成されている。尚、スリット(28)と電装品ユニット(60)の流出口(62)とは、上方から視た場合に開口同士が重ならないように配置されている。すなわち、スリット(28)と電装品ユニット(60)の流出口(62)とは、互いが水平方向にずれるように形成されている。こうすることで、下部空間(2a)からスリット(28)を介して左側ステー(20d)の上部に流れ込んだ水分が、流出口(62)を介して電装品ユニット(60)の内部に侵入するのを防止することができる。
上述したように、ケーシング(20)内は、上部空間(2b)と下部空間(2a)とが、各ステー(20a〜20d)とベルマウス(43)と電装品ユニット(60)とによって仕切られている。これによって、ケーシング(20)内は、上部空間(2b)が正圧に形成され、下部空間(2a)が負圧に形成される。
−電装品ユニットの着脱方法−
上記電装品ユニット(60)のケーシング(20)に対する着脱方法について説明する。電装品ユニット(60)をケーシング(20)に取り付ける際、前側の上側面パネル(23a)を取り外した状態で、左側ステー(20d)に沿って前面側から背面側に向かって押し込むようにして取り付けられる。
一方、電装品ユニット(60)をケーシング(20)から取り外す際、前側の上側面パネル(23a)を取り外した状態で、左側ステー(20d)に沿って背面側から前面側に向かって引き出すようにして取り外される。
−電装品ユニットの内部の気流−
室外ユニット(10)の運転中は、室外ファン(40)の運転によって、電装品ユニット(60)の内部にも空気流れが形成される。
具体的には、図9〜図12に示すように、室外ファン(40)の運転によって、上部空間(2b)における室外ファン(40)の吹出側の空気圧は大気圧よりも高い正圧となる一方、下部空間(2a)の空気圧は大気圧よりも低い負圧となる。
このため、電装品ユニット(60)の第1流入口(61a)の入口の空気と流出口(62)の出口の空気の差圧により、室外ファン(40)の吹出側の空気が第1流入口(61a)を介して電装品ユニット(60)の第1膨出部(64a)の内部へ流入し、該第1膨出部(64a)を通過してリアクトル(71)を冷却した後、開口(66)から電装品ユニット(60)本体の内部へ流入する。電装品ユニット(60)本体に流入した空気は、内部の制御用基板(70)等を冷却しつつ、下方に向かって流れる。そして、電装品ユニット(60)を流れる空気は、底部の流出口(62)から電装品ユニット(60)の外部へ流れ出る。
また、第2流入口(61b)の入口の空気と流出口(62)の出口の空気の差圧により、室外ファン(40)の吹出側の空気が第2流入口(61b)を介して電装品ユニット(60)の第2膨出部(64b)の内部へ流入し、該第2膨出部(64b)を通過し、開口(66)から電装品ユニット(60)本体の内部へ流入する。電装品ユニット(60)本体に流入した空気は、内部の制御用基板(70)等を冷却しつつ、下方に向かって流れる。そして、電装品ユニット(60)を流れる空気は、底部の流出口(62)から電装品ユニット(60)の外部へ流れ出る。
第3流入口(61c)の入口の空気と流出口(62)の出口の空気の差圧により、室外ファン(40)の吹出側の空気が第3流入口(61c)を介して電装品ユニット(60)本体の内部へ流入し、内部の制御用基板(70)等を冷却しつつ、下方に向かって流れる。そして、電装品ユニット(60)を流れる空気は、底部の流出口(62)から電装品ユニット(60)の外部へ流れ出る。
流出口(62)の外部へ流れ出た空気は、一部が左側ステー(20d)の切欠部(29)から、残りがスリット(28)を介して共に下部空間(2a)へ流れ出る。
下部空間(2a)へ流れ出た空気は、室外ファン(40)に吸い込まれて上方に流れてケーシング(20)の外部へ吹き出される。
−実施形態2の効果−
上記実施形態2によれば、左側ステー(20d)を設けたため、電装品ユニット(60)の底部を支えることができる。これにより、電装品ユニット(60)を安定してケーシング(20)に保持することができる。
また、電装品ユニット(60)の底部に流出口(62)を形成する一方、左側ステー(20d)にスリット(28)を形成したため、電装品ユニット(60)の流出口(62)から流出した空気をスリット(28)を介してケーシング(20)の下部空間(2a)へ送ることができる。
また、切欠部(29)を設けたため、電装品ユニット(60)から延びる電気配線を下部空間(2a)側へ延ばすことができる。これにより、ケーシング(20)の室外ファン(40)よりも下部に設置した部材の電気部品を電装品ユニット(60)内に配線接続することができる。
次に、電装品ユニット(60)の流出口(62)と左側ステー(20d)のスリット(28)とを上方から視た場合に開口同士が重ならないように配置したため、下部空間(2a)側からスリット(28)を介して水分が上部空間(2b)側へ流入しても、電装品ユニット(60)の内部まで水分を届きにくくすることができる。
また、電装品ユニット(60)をケーシング(20)の外部に引き出し可能に構成し、且つ引き出し方向の手前側から奥側に向かって細くなるテーパ状に形成したため、ケーシング(20)の外部に電装品ユニット(60)を引き出し易くすることができる。これにより、電装品ユニット(60)のメンテナンス性を向上させることができる。
最後に、電装品ユニット(60)の内側面をベルマウス(43)の外周に沿って形成したため、ベルマウス(43)の周りに電装品ユニット(60)を設置し易くすることができる。ケーシング(20)のベルマウス(43)よりも下部に、空間を設けて他の部材を配置することができる。これにより、冷凍装置の室外ユニット(10)をコンパクト化することができる。その他の構成、作用・効果は実施形態1と同様である。
〈発明の実施形態3〉
次に、本発明の実施形態3について説明する。本実施形態3と上記実施形態1とは、電装品ユニット(60)の構成が異なっている。尚、本実施形態3では、実施形態1と異なる部分についてのみ説明し、共通する部分についての説明を省略する。
図13に示すように、ケーシング(20)には、圧縮機構(50)等を制御するための電装品が収納される電装品ユニット(60)が取り付けられている。上記電装品ユニット(60)は、室外熱交換器(30)の前面上方に配置され、室外熱交換器(30)の上端の直近に配置され、上側面パネル(23a)と室外ファン(40)のベルマウス(43)との間に設けられている。電装品ユニット(60)の鉛直上方には、ケーシング(20)の天板(24)が配置されている。また、電装品ユニット(60)は、その下端部が室外熱交換器(30)よりも上部で、且つその一部がベルマウス(43)と高さ方向に重なる位置に配置されている。電装品ユニット(60)は、その高さがベルマウス(43)よりも高くなるように形成されている。
図14〜図16に示すように、上記電装品ユニット(60)は、略矩形平板状の箱体に形成され、前側ステー(20a)に下方から支持されてケーシング(20)に取り付けられている。尚、図示はしないが、電装品ユニット(60)の底部には、四隅に脚部が設けられ、電装品ユニット(60)の底部は前側ステー(20a)の表面から少し離れて配置されている。
上記電装品ユニット(60)には、内部に空気を取り込む第1流入口(61a)および第2流入口(61b)と、外部に空気を流出させる流出口(62)とが設けられている。具体的には、第1流入口(61a)および第2流入口(61b)は、それぞれが複数のスリットを有して形成され、図15における電装品ユニット(60)の前側面の概ね上部に形成されている。第1流入口(61a)は、5列に並んだ複数のスリットを有して形成され、電装品ユニット(60)の右側に設けられている。第2流入口(61b)は、1列に並んだ複数のスリットを有して形成され、電装品ユニット(60)の左側に設けられている。
上記流出口(62)は、空気を流通させる開口を有して形成され、電装品ユニット(60)の底部で右寄り(長手方向他端側)に形成されている。流出口(62)は、電装品ユニット(60)の内部空間に向かって開口する一方、ケーシング(20)に電装品ユニット(60)が設置された状態において左側ステー(20d)に向かって開口している。
上記電装品ユニット(60)の上面には、第1〜第3端部シール(81,82,83)と、第1および第2接触部材(84,85)とが設けられている。
第1および第2接触部材(84,85)は、振動などにより、天板(24)と電装品ユニット(60)が接触するのを防止するための部材である。第1および第2接触部材(84,85)は、それぞれが断面視で略コの字状に形成され、且つ上面が略矩形状に形成される本体部(86)と、本体部(86)の両端部から水平方向に延びる2つのフランジ部(87,87)とで構成されている。
第1接触部材(84)は、電装品ユニット(60)の上面の右寄りにおいて、第1流入口(61a)の設けられていない領域に対応して設けられている。
第2接触部材(85)は、電装品ユニット(60)の上面の左寄りにおいて、第1流入口(61a)および第2流入口(61b)の設けられていない領域に対応して設けられている。
第1および第2接触部材(84,85)は、フランジ部(87)の長手方向が電装品ユニット(60)の幅方向に沿った向きに配置される。そして、第1および第2接触部材(84,85)は、本体部(86)の上面に、略矩形の平面に形成された面シール材(88)が設けられる。第1および第2接触部材(84,85)は、面シール材(88,88)を介してケーシング(20)の天板(24)と接触している。こうすることで、天板(24)と電装品ユニット(60)とが直接接触することによる音(接触音)を防止することができる。
また、第1および第2接触部材(84,85)には、本体部(86,86)の内側面と電装品ユニット(60)の上面との間に空気通路が形成されている。室外ファン(40)の吹出側の空気は、この空気通路を通過して電装品ユニット(60)の前側面の空間に流れ込む。
上記第1〜第3端部シール(81,82,83)は、第1および第2流入口(61a,61b)への水の侵入を防止するためのものである。第1〜第3端部シール(81,82,83)は、それぞれが断面略L字状に形成されたシール片に構成されている。各端部シール(81,82,83)は、電装品ユニット(60)の上面の前端部に沿って設けられている。各端部シール(81,82,83)は、その上面(L字の一辺)が天板(24)と接触した状態で配置されている。
具体的に、第1端部シール(81)は、電装品ユニット(60)の右端部から第1接触部材(84)との間に対応する寸法に形成されている。第2端部シール(82)は、第1流入口(61a)が形成される範囲に対応する寸法に形成され、第1流入口(61a)の直上に設けられている。第3端部シール(83)は、第2流入口(61b)が形成される範囲に対応する寸法に形成され、第2流入口(61b)の直上に設けられている。
また、電装品ユニット(60)の内部には、圧縮機(5a)等を制御する制御用基板(70)等が収容されている。
−電装品ユニットの内部の気流−
室外ユニット(10)の運転中は、室外ファン(40)の運転によって、電装品ユニット(60)の内部にも空気流れが形成される。
具体的には、図17および図18に示すように、室外ファン(40)の運転によって、上部空間(2b)における室外ファン(40)の吹出側の空気圧は大気圧よりも高い正圧となる一方、下部空間(2a)の空気圧は大気圧よりも低い負圧となる。
このため、電装品ユニット(60)の第1および第2流入口(61a,61b)の入口の空気と、流出口(62)の出口の空気の差圧により、図15に示すように、室外ファン(40)の吹出側の空気が、第1および第2接触部材(84,85)の空気通路、および電装品ユニット(60)の上面の左側を電装品ユニット(60)の後側から前側に向かって流れる。電装品ユニット(60)の前側に流れた空気は、電装品ユニット(60)の前面を流れて回り込み、第1および第2流入口(61a,61b)から電装品ユニット(60)の内部に流入する。電装品ユニット(60)の内部に流入した空気は、内部の制御用基板(70)等を冷却しつつ、下方に向かって流れる。そして、電装品ユニット(60)を流れる空気は、底部の流出口(62)から電装品ユニット(60)の外部へ流れ出る。
次に、流出口(62)の外部へ流れ出た空気は、一部が前側ステー(20a)の切欠部(29)から下部空間(2a)へ流れる一方、残りがスリット(28)を介して下部空間(2a)へ流れ出る。
下部空間(2a)へ流れ出た空気は、室外ファン(40)に吸い込まれて上方に流れてケーシング(20)の外部へ吹き出される。その他の構成、作用・効果は実施形態1と同様である。
〈その他の実施形態〉
また、本発明は、上記実施形態1について、以下のような構成としてもよい。
上記電装品ユニット(60)をケーシング(20)に取り付ける際、左右の支柱(21,21)に沿ってスライドさせて上方から取り付けるようにしてもよい。
また、本発明は、上記実施形態1〜3について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態1および3では、電装品ユニット(60)は、前側ステー(20a)によって下方から支えられるように構成したが、本発明はこれに限られず、前側ステー(20a)に孔部を設け、この孔部に電装品ユニット(60)の下部を嵌入することで、前側ステー(20a)に電装品ユニット(60)を保持するように構成してもよい。この場合、電装品ユニット(60)は、その下端部が前側ステー(20a)から下方に突出した状態で保持される。
上記実施形態2では、電装品ユニット(60)は、左側ステー(20d)によって下方から支えられるように構成したが、本発明はこれに限られず、左側ステー(20d)に孔部を設け、この孔部に電装品ユニット(60)の下部を嵌入することで、左側ステー(20d)に電装品ユニット(60)を保持するように構成してもよい。この場合、電装品ユニット(60)は、その下端部が左側ステー(20d)から下方に突出した状態で保持される。
上記実施形態1〜3では、ケーシング(20)内は、上部空間(2b)と下部空間(2a)とを各ステー(20a〜20d)とベルマウス(43)と電装品ユニット(60)とによって仕切るようにしたが、本発明はこれに限られず、ケーシング(20)内は、上部空間(2b)と下部空間(2a)とを、ベルマウス(43)のみによって仕切るようにしてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、冷媒配管を制御用基板(70)などやヒートシンクに当接させてこれらを冷却するようにしたが、本発明はこれに限られず、ヒートシンクを制御用基板(70)などの電気部品に当接させて冷却するようにしてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、電装品ユニット(60)は、ステー(20a,20d)によって下方から支えられるようにしたが、本発明はこれに限られず、電装品ユニット(60)を支柱(21)に固定するようにしてもよい。
尚、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、冷凍装置の室外ユニットについて有用である。
2a 下部空間
2b 上部空間
20 ケーシング
20a 前側ステー
20d 左側ステー
25 吸込口
28 スリット
29 切欠部
30 室外熱交換器
40 室外ファン
41 ファン本体
43 ベルマウス
60 電装品ユニット
61 流入口
61a 第1流入口
61b 第2流入口
62 流出口

Claims (7)

  1. ケーシング(20)の内部に、室外熱交換器(30)と、該ケーシング(20)の外部に空気を吹き出す送風機(40)と、電気部品(70)が収容された電装品ユニット(60)とが配置された冷凍装置の室外ユニットであって、
    上記電装品ユニット(60)は、上記送風機(40)の吹出側に連通して該吹出側の空気を電装品ユニット(60)の内部に流入させる流入口(61)と、上記送風機(40)の吸入側に連通して電装品ユニット(60)の内部の空気を流出させる流出口(62)とを備え
    上記ケーシング(20)には、上記送風機(40)および電装品ユニット(60)が配置される上部の第1室(2b)と、上記室外熱交換器(30)が配置される下部の第2室(2a)との間に上記電装品ユニット(60)の底部を支えるステー(20a,20d)が設けられ、
    上記電装品ユニット(60)には、底部に上記流出口(62)が形成される一方、
    上記ステー(20a,20d)には、上記流出口(62)から流出した空気を第2室(2a)へ導く空気口(28)が形成されている
    ことを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  2. ケーシング(20)の内部に、室外熱交換器(30)と、該ケーシング(20)の外部に空気を吹き出す送風機(40)と、電気部品(70)が収容された電装品ユニット(60)とが配置された冷凍装置の室外ユニットであって、
    上記電装品ユニット(60)は、上記送風機(40)の吹出側に連通して該吹出側の空気を電装品ユニット(60)の内部に流入させる流入口(61)と、上記送風機(40)の吸入側に連通して電装品ユニット(60)の内部の空気を流出させる流出口(62)とを備え、
    上記ケーシング(20)には、上記送風機(40)および電装品ユニット(60)が配置される上部の第1室(2b)と、上記室外熱交換器(30)が配置される下部の第2室(2a)との間に上記電装品ユニット(60)の底部を支えるステー(20a,20d)が設けられ、
    上記ステー(20a,20d)には、上記電装品ユニット(60)から延びる電気配線を通過させる配線開口(29)が形成されている
    ことを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  3. 請求項1又は2において、
    上記ケーシング(20)は、側面に空気吸込口(25)を有する一方、上記室外熱交換器(30)は、上記空気吸込口(25)に対向して配置され、
    上記送風機(40)は、ファン(41)と、該ファン(41)の外周囲を囲むように設けられたベルマウス(43)とを備え、上記ケーシング(20)の内部の上記空気吸込口(25)よりも上部に配置されて上方に空気を吹き出すよう構成される一方、
    上記ケーシング(20)の内部には、上記ベルマウス(43)の周辺部に位置する電装品ユニット(60)が配置されている
    ことを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  4. 請求項3において、
    上記電装品ユニット(60)は、少なくとも一部が上記ベルマウス(43)と高さ方向に重なり、且つ下端部が上記室外熱交換器(30)よりも上部となる位置に配置されている
    ことを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  5. 請求項1において、
    上記電装品ユニット(60)の流出口(62)と、上記ステー(20a,20d)の空気口(28)とは、互いが水平方向にずらされて配置されている
    ことを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  6. 請求項1〜5の何れか1つにおいて、
    上記電装品ユニット(60)は、ケーシング(20)の外部に引き出し可能に構成されると共に、外形が引き出し方向の手前側から奥側に向かって細くなるテーパ状に形成されている
    ことを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
  7. 請求項1〜6の何れか1つにおいて、
    上記電装品ユニット(60)は、内側面が上記ベルマウス(43)の外周に沿って形成されている
    ことを特徴とする冷凍装置の室外ユニット。
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