JP6429204B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関するものである。
特許文献1には、本体内に送風ファンを備え、送風ファンの下流に、壁面によって画定された吹出風路が形成されている、空気調和機が開示されている。吹出風路は、本体内の前部側に設けられた吹出風路上壁と、本体内の後部側に設けられた吹出風路下壁とによって形成されている。吹出風路の下流部には、吹出口が設けられている。吹出口は、空気調和機の本体の下面と前面とに設けられている。
特開2009−79846号公報
空気調和機の運転時、利用者は、本体内部の機能部品から生じる騒音を不快に感じることがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、騒音問題を改善することができる、空気調和機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の空気調和機は、吸込口および吹出口を有する本体と、前記本体内に設けられた送風部と、前記本体内に設けられた熱交換部とを備え、前記本体は、前面、背面、上面、下面および一対の側面を含んでおり、前記吸込口は、前記前面、前記上面および前記側面の何れかに形成されており、前記吹出口は、前記前面に延びることなく前記下面に形成されており、前記吹出口の上流は、吹出風路であり、前記吹出風路の前記前面側は、ディフューザーによって形成されており、前記ディフューザーは、側面視において、該ディフューザーの下流側ほど、該ディフューザーの上流部の延長方向である仮想線から離れる部分を有する。
本発明の空気調和機によれば、騒音問題を改善することができる。
本発明の実施の形態1を示す空気調和機の、部屋内から見たときの設置状態を示す図である。 図1の空気調和機の内部構造を側方から示す図である。 図1の空気調和機の内部構造を側方から示す図である。 図1の空気調和機の内部構造を側方から示す図である。
以下、本発明に係る空気調和機(室内機)の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。また、室外機については、既存のものを用いることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の部屋から見たときの設置概要図である。図2〜図4は、図1の空気調和機の内部構造を側方から示す図である。なお、図2は、空気調和機の運転停止時の状態を示し、図3は、水平吹き運転時(横吹き時)の状態を示し、図4は、下吹き運転時(縦吹き時)の状態を示す。
図1に図示されるように、空気調和機(室内機)100は、本体1によって、空気調和機100の外郭が構成されている。空気調和機100は、壁掛け型の例であり、空調対象空間である部屋11の壁11aに支持されている。なお、本発明の空気調和機は、一般家庭の部屋に設置されることに限定されるものではなく、たとえば施設のビルの一室や倉庫などに設置されていてもよい。
また、本発明の空気調和機は、いわゆる天井埋込型ではない空気調和機であり、本体の背面が空気調和対象空間を画定している壁面(天井や床を除く壁)に当接しておりまたは近づいており、本体の前面が当該空気調和対象空間側に向いている空気調和機である。換言すれば、本発明の空気調和機は、天井埋込型のように吸込口と吹出口とを同じ面に持たず、空気調和対象空間の中央部を外れて、空気調和対象空間を画定している壁面に寄って配置されていればよい。
本体1は、概ね直方体状に構成されている。具体的には、本体1は、部屋11の壁11aに対面する背面1cと、背面1cの反対側である前面1aと、上面1bと、下面1dと、左右一対の側面1eとを含んでいる。本発明の空気調和機では、吸込口は、本体の前面、上面および側面の何れかに形成されており、吹出口は、前面に延びることなく下面に形成されている。本実施の形態としての具体例をさらに説明する。
本体1の上部を構成する上面1bには、室内空気を空気調和機100内に吸い込むためのグリル型の吸込口2bが形成されている。また、前面1aには、前面グリル6が取り付けられ、前面グリル6の本体高さ方向でいう中央部には、吸込口2aが開口している。吸込口2aは、前面グリル6を、横幅方向に延びている。吸込口2aの下流側には、導風壁6aが設けられている。吸込口2aの下流側の流路の前面側は、前面グリル6の裏面で形成され、吸込口2aの下流側の流路の背面側は、導風壁6aで形成されている。導風壁6aは、吸込口2aの上方の前面グリル6から背面側に延び且つ下方に延びている。
本体1の下部を構成する下面1dには、調整された空気を室内に供給するための吹出口3が形成されている。吹出口3は、下面1dにのみ開口しており、前面1aおよび左右の側面1eには開口していない。
本体1の内部には、羽根車8aを有する貫流ファン(送風部)8と、ガイドウォール10とが配置されている。貫流ファン8は、吸込側風路E1及び吹出側風路E2の間に配置され、吸込口2a、2bから空気を吸い込み、吹出口3へと空気を吹き出す。ガイドウォール10は、貫流ファン8の後方から下方にわたって延びており、貫流ファン8から放出された空気を吹出口3に導く。
さらに、本体1の内部には、吸込口2a、2bから吸い込まれる空気中の塵埃などを除去するフィルタ(通風抵抗体)5と、冷媒の温熱又は冷熱を空気に伝達して空調空気を生成する熱交換器(熱交換部、通風抵抗体)7と、吸込側風路E1及び吹出側風路E2を区画するスタビライザー9とが配置されている。
ガイドウォール10は、スタビライザー9の下面側と協働して、吹出側風路E2を構成するものである。ガイドウォール10は、貫流ファン8から吹出口3にかけて渦巻き面を形成している。
フィルタ5は、たとえば網目状に形成され、吸込口2a、2bから吸い込まれる空気中の塵埃などを除去するものである。フィルタ5は、吸込口2a、2bから吹出口3までの風路のうち、吸込口2a、2bの下流側であって熱交換器7の上流側に設けられている。また、フィルタ5は、熱交換器7の上方から前方にわたって延びている。
熱交換器7(室内熱交換器)は、冷房運転時において、蒸発器として機能して空気を冷却し、暖房運転時において、凝縮器(放熱器)として機能して空気を加温するものである。この熱交換器7は、吸込口2a、2bから吹出口3までの風路(本体1内部の中央部)のうち、フィルタ5の下流側であって貫流ファン8の上流側に設けられている。なお、図2では、熱交換器7の形状は、貫流ファン8の前部及び上部を取り囲むような形状をしているが、あくまでも一例であり、特に限定されるものではない。
熱交換器7は、圧縮機、室外熱交換器、及び絞り装置などを有する周知の態様でよい室外機に接続されて冷凍サイクルを構成しているものとする。また、熱交換器7には、例えば伝熱管と多数のフィンとにより構成されるクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器が用いられている。
吹出風路3aには、上下風向ベーン4aと、左右風向ベーン4bとが設けられている。左右風向ベーン4bは、上下風向ベーン4aと、貫流ファン8との間に回動可能に設けられている。上下風向ベーン4aは、貫流ファン8から吹き出された空気の方向のうちの上下方向を調整するものであり、左右風向ベーン4bは、貫流ファン8から吹き出された空気の方向のうちの左右方向を調整するものである。
上下風向ベーン4aは、第1羽根4a1と、第2羽根4a2とを含んでいる。これら第1羽根4a1および第2羽根4a2は、それぞれ、個別の駆動源を有しており、個別に回動される。
第1羽根4a1は、運転停止時、吹出口3を閉じており、装置ボディの外面を構成している。つまり、第1羽根4a1は、風向制御部と本体外郭意匠部として兼用されている。第1羽根4a1の、運転停止時における上面(風路側面)は、凸形状に形成されている。また、第1羽根4a1は、回動可能に設けられており、第1羽根4a1の回動軸は、吹出風路3a内の下部のガイドウォール寄りに位置している。
第2羽根4a2は、運転停止時、吹出風路3a内に収納されており、第1羽根4a1と貫流ファン8との間に配置されている。第2羽根4a2は、運転停止時、第2羽根4a2の全体が、本体1内に収納されている。一方、第2羽根4a2は、運転時には、吹出口3から外にせり出す。すなわち、第2羽根4a2は、風向制御部として機能し、本体外郭意匠部としては機能しない。
また、後に詳しく説明するが、端的には、第2羽根4a2は、水平吹き時(横吹き時)は、図3に示されるように、第1羽根4a1と直接に並び、下吹き時(縦吹き時)は、図4に示されるように、第1羽根4a1と並列に並ぶ。
また、第2羽根4a2の回動軸は、吹出口3内の上部且つスタビライザー寄りに位置している。そして、第2羽根4a2は、水平吹き時、吹き出し流れの進行方向でいう第1羽根4a1の前に移動し、第1羽根4a1と直列に並ぶ。なお、この第1羽根4a1と第2羽根4a2との直列配置は、図3のような側面視において、第1羽根4a1の上流端Aと第2羽根4a2の下流端Bとを結ぶ仮想線Vよりも、第2羽根4a2の上流端Cが、下方に位置するような状態(仮想線Vに対して本体1から離れる側に位置する状態)であることを要する。これにより、第1羽根4a1および第2羽根4a2は、水平吹き時は、第1羽根4a1および第2羽根4a2それぞれの弦長よりも長い仮想弦長を有した1枚の仮想羽根となり、下吹き時は、個々の弦長を有した2枚の個別の羽根として機能する。すなわち、羽根自体を交換することなく風向により羽根弦長が変化する態様が得られているといえる。
また、水平吹き時、直列に配置された第1羽根4a1と第2羽根4a2との間には、隙間20が確保される。特に、本実施の形態1では、直列に並んだとき、第1羽根4a1の上面(本体側の面)が上向きの凸形状(本体に向けて凸形状)であり、第2羽根4a2の下面(本体と反対側の面)が下向きの凸形状(本体と反対側に向けて凸形状)であるように、第1羽根4a1および第2羽根4a2がそれぞれ回動して移動する。
また、第2羽根4a2は、図4に示されるように、下吹き時は、吹出口3よりも部分的に外に出ると共に、図3に示されるように、水平吹き時には、吹出口3から完全に外へ出る(第2羽根4a2の全体が吹出口3から外に出る)。
一方、第2羽根4a2は、下吹き時、第1羽根4a1と後述するディフューザー3a1の下流部との間の位置に移動し、且つ、これら第1羽根4a1とディフューザー3a1の下流部とほぼ平行な姿勢に移動する。すなわち、第2羽根4a2は、下吹き時、第1羽根4a1と並列に並ぶ。また、このとき、第2羽根4a2における第1羽根4a1と対向する面が、第1羽根4a1に向けて出っ張る凸形状であり、第1羽根4a1における第2羽根4a2と対向する面が、第2羽根4a2に向けて出っ張る凸形状であるように、第1羽根4a1および第2羽根4a2がそれぞれ回動して移動する。
スタビライザー9は、吸込側風路E1と吹出側風路E2とを区画するもので、図2〜図4に図示されるように熱交換器7の下側に設けられている。吸込側風路E1は、スタビライザー9の上方に位置し、吹出側風路E2は、スタビライザー9の下方に位置している。
スタビライザー9は、吸込側流路E1と吹出側流路E2とを分離する舌部9aと、熱交換器7から滴下される水滴を一時貯水するドレンパン9bと、吹出口3の吹出風路3aの上壁面(前面側壁面)であるディフューザー3a1とを有する。
ディフューザー3a1の上流部は、ガイドウォール10の下流部の延びる方向と同じ向きに延びており、ディフューザー3a1の上流部は、側面視において、ガイドウォール10の下流部と概ね平行に並んでいる。また、ディフューザー3a1の上流部は、側面視において、直線部分を有している。図3の側面視において、ディフューザー3a1の上流部の直線部分の延長方向を仮想線Sとすると、当該仮想線Sの前部は、本体1の前面1aと交差するように延びている。また、ディフューザー3a1の下流部3a1’は、仮想線Sから離れ且つ前面1aから離れるように延びている。ディフューザー3a1の下流部3a1’は、側面視において、湾曲または傾斜している。そして、ディフューザー3a1の下流部3a1’は、下流側ほど、仮想線Sから離れる。すなわち、ディフューザー3a1は、側面視において、ディフューザー3a1の下流側ほどディフューザー3a1の上流部の延長方向である仮想線Sから離れる部分を有する。ディフューザー3a1の下流部の端部は、下面1dに達しており、それによって、吹出口3の最前部は、前面1aに達することなく下面1dの範囲内に位置する。
以上のような構成を有する空気調和機においては、吹出口が本体の下面にのみ開口し前面には開口していないので、本体内部の機能部品から生じる騒音(例えば貫流ファンの駆動モータ音、貫流ファンの風切音、熱交換器内の冷媒流通音)が前方に向けて直接漏れることが抑制される。
また、本実施の形態1では、第2羽根4a2は、運転停止時、吹出風路3a内に収納されており、運転時には、吹出口3から外にせり出す。このため、第2羽根4a2は、ボディ外面に要求される意匠的な条件に制約されることなく、風向制御に適した形状を有することができ、風向制御に適した形状の少なくとも一つの風向制御羽根が確実に確保されることとなる。よって、意匠的な条件に制約されない羽根による風向制御性の向上と、上述した騒音抑制との両立が図られている。また、上述したように第2羽根が本体外にせり出し第1羽根と直列的に並ぶので、本体の前面に吹出口を有しない態様でも好適な水平吹きが可能であり、騒音抑制と快適性との両立も図ることができる。
また、本体の外面の意匠の評価としては、運転停止時、外観観察において開閉部として認識できる部分は少ないほど好ましいところ、本実施の形態1では、2枚の羽根を用いておりながら、運転停止時は1枚分の開閉部だけが視認できる意匠を提供することができる。また、運転停止時の開閉部の外縁からは埃等の本体内部への侵入が少なからず懸念されるところ、本実施の形態1では、2枚の羽根を用いておりながら、運転停止時の開閉部を1枚分で抑えることで、好ましくない埃等の本体内部への侵入を抑制することも期待できる。
また、本実施の形態1では、第2羽根4a2は、第1羽根4a1と直列に並ぶ。よって、第1羽根4a1および第2羽根4a2は、水平吹き時は、第1羽根4a1および第2羽根4a2それぞれの弦長よりも長い仮想弦長を有した1枚の仮想羽根となり、下吹き時は、個々の弦長を有した2枚の個別の羽根として機能する。すなわち、羽根自体を交換することなく風向により羽根弦長が変化する態様が得られているといえる。このように個々の羽根の弦長よりも長い仮想弦長を有した仮想羽根が得られるので、水平吹き時、貫流ファンから下向きに放出された空気の流れを、長い仮想弦長を活用して、大きく前方へと転向させることができ、風向制御性を大きく向上させることができる。
また、水平吹き時、直列に配置された第1羽根4a1と第2羽根4a2との間には、隙間20が確保される。このように隙間20が確保された状態で第1羽根4a1と第2羽根4a2とが直列配置されるので、冷房時の風は、第1羽根4a1通過後、第2羽根4a2との隙間20から第2羽根4a2の上下面の両方に流れ、第2羽根4a2の両面での温度差が小さくなるので、結露が抑制され、品質を向上させることができる。特に、本実施の形態1では、直列に並んだとき、第1羽根4a1の上面(本体側の面)が上向きの凸形状(本体に向けて凸形状)であり、第2羽根4a2の下面(本体と反対側の面)が下向きの凸形状(本体と反対側に向けて凸形状)であるように、第1羽根4a1および第2羽根4a2がそれぞれ回動して移動する。このような第1羽根4a1および第2羽根4a2の面の反りの方向の作用によって、さらに、第1羽根4a1と第2羽根4a2との間に気流が流れやすくなっており、結露の抑制効果はより高いものとなっている。
また、第2羽根4a2は、図4に示されるように、下吹き時は、吹出口3よりも部分的に外に出ると共に、図3に示されるように、水平吹き時には、吹出口3から完全に外へ出る(第2羽根4a2の全体が吹出口3から外に出る)。このため、吹出口3から出た第2羽根4a2の部分では、本体1の側面1eの側方からの流れの抑え込み作用から解放されるので、風向制御が行いやすいという利点が得られる。
また、第2羽根4a2は、下吹き時、第1羽根4a1と並列に並ぶ。さらに、第2羽根4a2における第1羽根4a1と対向する面が、第1羽根4a1に向けて出っ張る凸形状であり、第1羽根4a1における第2羽根4a2と対向する面が、第2羽根4a2に向けて出っ張る凸形状であるように、第1羽根4a1および第2羽根4a2がそれぞれ回動して移動する。このため、暖房時、第1羽根4a1と第2羽根4a2との間を流れる気流は、第1羽根4a1の凸形状と第2羽根4a2の凸形状とで囲まれた領域を流れるので、徐々に縮流されることで、剥離渦が抑制された後、さらに、徐々に拡大流れとなることで、流れの乱れが抑制される。よって、総括的にみて、気流の直進性が向上し、気流の床面到達距離が延長されて、利用者の足元まで暖房できる効果が増大する。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
1 本体、1a 前面、1b 上面、1c 背面、1d 下面、1c 背面、2a、2b 吸込口、3 吹出口、3a1 ディフューザー、4a1 第1羽根、4a2 第2羽根、7 熱交換器(熱交換部)、8 貫流ファン(送風部)、100 空気調和機。

Claims (3)

  1. 吸込口および吹出口を有する本体と、
    前記本体内に設けられた送風部と、
    前記本体内に設けられた熱交換部とを備え、
    前記本体は、前面、背面、上面、下面および一対の側面を含んでおり、
    前記吸込口は、前記前面、前記上面および前記側面の何れかに形成されており、
    前記吹出口は、前記前面に延びることなく前記下面に形成されており、
    前記吹出口の上流は、吹出風路であり、
    前記吹出風路の前記前面側は、ディフューザーによって形成されており、
    第1羽根および第2羽根が可動に支持されており、
    前記第1羽根は、運転時、前記吹出口を開き、運転停止時、前記吹出口を閉じており、
    前記第2羽根は、運転停止時、前記本体内に収納されており、運転時には、前記吹出口から外に出ており、
    横吹き時には、前記第2羽根の全体が、前記吹出口から外に出ており、
    前記第2羽根は、横吹き時、吹き出し流れの進行方向について前記第1羽根の前に移動する、
    空気調和機。
  2. 前記ディフューザーは、側面視において、該ディフューザーの下流側ほど、該ディフューザーの上流部の延長方向である仮想線から離れる部分を有する、
    請求項1の空気調和機。
  3. 前記第2羽根は、横吹き時、前記第1羽根の上流端と前記第2羽根の下流端とを結ぶ仮想線よりも、前記第2羽根の上流端が下方に位置し、
    前記第2羽根は、下吹き時、前記第1羽根と並列に並ぶ、
    請求項1または請求項2の空気調和機。
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