JPH086931B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JPH086931B2
JPH086931B2 JP2204450A JP20445090A JPH086931B2 JP H086931 B2 JPH086931 B2 JP H086931B2 JP 2204450 A JP2204450 A JP 2204450A JP 20445090 A JP20445090 A JP 20445090A JP H086931 B2 JPH086931 B2 JP H086931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heat exchanger
air conditioner
body housing
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2204450A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03156221A (ja
Inventor
克宏 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2204450A priority Critical patent/JPH086931B2/ja
Publication of JPH03156221A publication Critical patent/JPH03156221A/ja
Priority to US07/736,443 priority patent/US5211219A/en
Priority to DE69107138T priority patent/DE69107138T2/de
Priority to EP91112828A priority patent/EP0469563B1/en
Publication of JPH086931B2 publication Critical patent/JPH086931B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、空気調和機の構造に関するものである。
(従来の技術) 従来からよく知られている空気調和機の熱交換器に
は、多数本の伝熱管に直交する多数枚のクロスフィンを
共用で配設してなるクロスフィンコイルがある。そし
て、該クロスフィンの空気側伝熱性能を向上させるため
に、例えば該フィンにスリットあるいはルーバを切り起
し、その前縁効果を利用するようにしたものが既に提案
されている(例えば、実公昭58−49503号公報) ところが、更に高性能なクロスフィンコイルを得るた
めには、スリットあるいはルーバの切り巾を狭くする必
要がある。しかし、製造技術的に見て切り巾を狭くする
ことには一般に限界がある。従って、この方法では、伝
熱性能がほぼ上限に近くなっている。
そこで、より一層の伝熱性能を得んとして、スリット
あるいはルーバの切り巾を上記限界を超えて狭くしたの
と同様な効果を期待し得る網目状フィン(例えば金網を
フィンとして用いるようにしたもの・・・実開昭60−21
86号公報)を用いることが考えられている。
しかしながら、従来クロスフィンコイルに使用されて
いる伝熱管の管径は例えば8〜10mm程度と比較的大きい
ために、当然管ピッチも大きくならざるを得ず、高性能
である網目状フィンの長所が十分に活用されないという
問題がある。つまり、網目状フィンの熱伝達率が極めて
高いために管ピッチが大きいと、二つの伝熱管の中央付
近では網目状フィンの温度変化が大になり、フィン効率
が低下してしまうのである。
一方、伝熱管を管径をそのままにした状態で管ピッチ
を小にすると、通風抵抗の増大およびコストアップを招
くおそれがある。
このような事情から本来のフィン効率を低下させるこ
となく、上述の網目状フィン特有の熱伝達性能を最大限
に活用し得るフィン付空気熱交換器を提供することを目
的として、例えば実開昭61−192185号公報に示されるよ
うに、空気貫流可能なパネル状に成形した網目状フィン
を、例えば10〜20mm程度のピッチで配置された外径1〜
4mm程度の多数本の伝熱管の外周面に長手方向に沿って
固着して構成したものがある。
このような構成の熱交換器によると、下記の如き作用
が得られる。
(1)伝熱管の外径を1〜4mm程度の細管とし、しかも
管ピッチを10〜20mm程度と小さくしたことにより、熱伝
達率の高い網目状フィンのフィン効率の低下が確実に防
止される。
(2)伝熱管自体の熱伝達率も大きくなり、且つ形状抵
抗による圧力損失も小さくおさえられる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、最近では一般に上記のような空気調和機、
特にその室内機側ユニットの小型化の傾向の中にあって
壁掛け型ユニット実現の要求が強くなっている。この場
合、上述のような網目状フィン構造の高性能の熱交換器
を使用すると、熱交換効率が高い分だけ室内機ユニット
を小型化することができることになる。
しかし、一般に熱交換器32の形状は、例えば第24図の
ように全体にフラットなものになっており、空気吸い込
み口31に対して可能な限り広い熱交換面積を得ようとす
ると、同熱交換器32の形状は傾斜方向に固定されたもの
となる。したがって、仮に上記の如く熱交換器32自体の
熱交換性能を向上させ、薄形化を図ったとしても、該熱
交換器32自体の薄形化がそのまま室内機ユニットの十分
な薄形化を実現することにはならず、その寄与度が小さ
い問題がある。なお、図中符号30は当該空気調和機本
体、34はエック形送風機、35は空気吹き出し口を各々示
している。
また、熱交換器の薄肉化が室内機ユニットの薄形化に
直結しにくいことはクロスフィンコイルにおいても同様
である。
そこで本願発明は、網状フィンタイプ及びクロスフィ
ンタイプの熱交換器を備えた空気調和機において、高水
準の熱交換性を確しつつ、コンパクト性及び静粛性を確
保せんとしてなされたものである。
(本願発明の技術的背景) 本願発明者は、上記課題の解決手段を研究する過程に
おいて、先ず熱交換器に空気を貫流させる場合、該熱交
換器への空気の吸込角度の大小は熱交換器における伝熱
性能及び通風抵抗にはほとんど影響を与えないという従
来周知の技術事項に着目し、これに基づいて従来一般に
板状に形成されていた熱交換器を山状あるいは波状に屈
曲させて形成し、後述のように伝熱面積を確保しつつ通
風抵抗の低減を図るようにし、さらにこれを発展させ
て、熱交換器を流れる空気流の流れを、空気流通路内に
おける熱交換器の配置状態及び送風機の選定によりスム
ーズならしめ、これらの相乗的作用によって熱交換性能
を確保しつつ、装置のコンパクト化あるいは静粛運転を
実現することに想到したものである。
即ち、第23図のように、空気流通方向に熱交換器を相
前後して二つ配置した場合(同図の(イ)参照)と、屈
曲形成されしかもその伝熱面積は上記(イ)の場合と同
じとした熱交換器を空気流通方向に一つ配置した場合
(同図の(ロ)とについてそれぞれその通風抵抗(Δ
P)を調べると、同図の特性線図(イ),(ロ)に示す
ように、通風抵抗(即ち、風速低下量)は熱交換器を屈
曲構成とした場合の方がはるかに小さくなることが分か
る。
このことは、熱交換器を屈曲構成とした場合には、該
熱交換器を通過する際に風速が低下することによって伝
熱性能が若干低下するが、一方熱交換器自体の伝熱面積
は同じであるにも拘わらず通風抵抗ΔPが大幅に低減さ
れて貫流風速を高く維持できる分だけ更に高い熱交換性
能を得ることが可能であることを示している。
従って、例えば、熱交換器として網目状フィンを適用
したものにあっては、従来構造のものと同様の熱交換性
能を確保しようとすればそれだけ網目状フィンの積層枚
数を減少させて通風抵抗のより一層の低下を図ることが
でき、また逆に通風抵抗を同程度に維持する場合には網
目状フィンの積層層数の増加によって熱交換性能の向上
が図れることとなる。
また一方、熱交換器としてクロスフィンを適用したも
のにあっては、例えば、フィンピッチを同じに設定した
場合には伝熱面積の増大が図れ、また伝熱面積を同じに
した場合にはフィンピッチを拡大して通風抵抗の低減を
図ることができ、いずれにしても伝熱性能の向上に寄与
できることとなる。
(課題を解決するための手段) 本願発明は、かかる背景技術に立脚するものであっ
て、上記の課題を解決するための具体的手段として、 (I)請求項1記載の発明では、第1図に例示するよう
に、送風機6と、該送風機6を収容する本体ハウジング
1の空気流通路4内にこれを横切るようにして配置され
た熱交換器5とを備えた空気調和機において、上記熱交
換器5を、屈曲形状を有し、且つその屈曲凸部5a又は屈
曲凹部5bを上記空気流通路4方向に指向させて配置形成
したことを特徴とし、 (II)請求項2記載の発明では、第1図に例示するよう
に、送風機6と、該送風機6を収容する本体ハウジング
1の空気流通路4内にこれを横切るようにして配置され
た熱交換器5とを備えた空気調和機において、上記空気
流通路4を上記本体ハウジング1内を上下方向に向けて
形成するとともにその空気吹出口3を該本体ハウジング
1の下方に向けて開口させ、さらに上記熱交換器5を、
空気貫流が可能な網目状フィン11,11,・・を複数層に積
層するとともにその内部に伝熱管12,12,・・を配置し且
つこれを屈曲させて構成し、しかもその屈曲凸部5a又は
屈曲凹部5bを上記空気流通路4方向に指向させて配置し
たことを特徴とし、 (III)請求項3記載の発明では、第1図に例示するよ
うに請求項2記載の空気調和機において、送風機をケス
ター形横流ファン6で構成したことを特徴とし、 (IV)請求項4記載の発明では、第10図に例示するよう
に請求項2記載の空気調和機において、送風機をエック
形横流ファン7で構成したことを特徴とし、 (V)請求項5記載の発明では、第11図に例示するよう
に請求項1記載の空気調和機において、熱交換器5を、
空気貫流が可能な網目状フィン11を複数層に積層し且つ
その内部に伝熱管12を配置するとともに、これを山形状
あるいは波状に成形して構成したことを特徴とし、 (VI)請求項6記載の発明では、第13図に例示するよう
に請求項5記載の空気調和機において、複数の伝熱管1
2,12,・・を、熱交換器5の屈曲形態における稜線lに
略直交する方向に向けて配置したことを特徴とし、 (VII)請求項7記載の発明では、第11図、第15図に例
示するように請求項5又は同6記載の空気調和機におい
て、本体ハウジング1内に設けられた空気流通路4の空
気吸込口2を該本体ハウジング1の上部に、また空気吹
出口3を該本体ハウジング1の下部にそれぞれ形成した
ことを特徴とし、 (VIII)請求項8記載の発明では、第18図、第19図に例
示するように請求項5又は同6記載の空気調和機におい
て、本体ハウジング1内に形成される空気流通路4の空
気吸込口2を該本体ハウジング1の背面に、また空気吹
出口3を該本体ハウジング1の前面にそれぞれ形成した
ことを特徴とし、 (IX)請求項9記載の発明では、第21図、第22図に例示
するように請求項5又は同6記載の空気調和機におい
て、本体ハウジング1内に形成される空気流通路4の空
気吸込口2を該本体ハウジング1の後部に、また空気吹
出口3を該本体ハウジング1の前面にそれぞれ形成した
ことを特徴としている。
(作用) このような構成により、本願各発明ではそれぞれ次の
ような作用が得られる。
(i)請求項1記載の空気調和機では、熱交換器5が、
屈曲形状を有し、且つその屈曲凸部5a又は屈曲凹部5bを
上記空気流通路4方向に指向させて配置形成されている
ため、例えば、該熱交換器が矩形状とされている場合に
比して、同一の空気流通路の断面積当たりの伝熱面積が
この熱交換器5の屈曲形態ゆえに効果的に増大せしめら
れ、熱交換の効率の大幅な向上が図れ、また伝熱面積を
一定とした場合には各フィン間隔を大きくして通風抵抗
の低下を図ることが可能となる。
(ii)請求項2記載の空気調和機では、一般的に熱交換
性能が高い網目状フィン11,11,・・をさらに屈曲構造に
形成した上でその屈曲凸部5a又は屈曲凹部5bを上記空気
流通路4方向に指向させて配置しているため、該空気流
通路4の単位空間面積当たりの伝熱面積がより一層増大
せしめられる。
また、空気流通路4が上下方向に向けて形成され且つ
空気吹出口3が下方に開口しているため、運転音が空気
調和機前面側に出るのが抑制されることとなる。
(iii)請求項3記載の空気調和機では、送風機とし
て、直線的な流れに最適なケスター形横流ファン6が採
用されているため、空気流が本体ハウジング1内に上下
方向に形成された空気流通路4をより自然な状態で流
れ、通風騒音が可及的に抑制されることになる。
(iv)請求項4記載の空気調和機では、送風機として、
空気流を直角方向に流すのに最適なエック形横流ファン
7を採用しているため、該送風機から空気吹出口3まで
の上下方向間隔をより短小化することが可能ならしめら
れる。
(v)請求項5記載の空気調和機では、網目状フィン1
1,11,・・を山形状あるいは波状に形成しているため、
請求項1記載の空気調和機の場合に比して、伝熱面積の
増大がより促進される。
(vi)請求項6記載の空気調和機では、上記(v)記載
の作用に加えて、各伝熱管12,12,・・が熱交換器5の屈
曲形態における稜線lの方向に略直交する方向に向けて
配置されているため、ファンとして、一般に空気流通路
4の奥行き方向において風速分布が異なる特性を有する
クロスフローファンを用いた場合でも、該風速分布によ
る熱交換性能への影響が可及的に抑制されるという作用
も得られる。
(vii)請求項7記載の空気調和機では、山形状あるい
は波状に屈曲形成された熱交換器5を上下方向に向けて
形成された空気流通路4内にこれを横切るようにして配
置するとともに、空気を該空気流通路4の上部に形成さ
れた空気吸込口2から下部に形成された空気吹出口3側
に向けて流通させるようにしているため、例えば、熱交
換器5を矩形状に形成した場合に比してこれと同等の伝
熱面積をより少ない奥行き寸法内で確保することが可能
となる。
(viii)請求項8記載の空気調和機では、本体ハウジン
グ1の空気流通路4内をその前面側の空気吸込口2から
背面側の空気吹出口3に向って流れる空気流を横切るよ
うにして山形状あるいは波状に屈曲形成しているため、
装置の上下方向あるいは左右方向の寸法低減が図れる。
(ix)請求項9記載の空気調和機では、本体ハウジング
1の空気流通路4内をその後部側の空気吸込口2から前
面側の空気吹出口3に向って流れる空気流を横切るよう
にして山形状あるいは波状に屈曲形成しているため、装
置の上下方向の寸法低減が図れる。
(発明の効果) 従って、本願各発明のによればそれぞれ次のような効
果が得られる。
請求項1記載の空気調和機では、熱交換器5を屈曲
構造とすることによって、熱交換性能の向上と装置のコ
ンパクト化とを両立し得るという効果がある。
請求項2記載の空気調和機では、熱交換器5が網目
状フィン11,11,・・をもちいた屈曲構造とされていると
ころから高い熱交換性能と装置のコンパクト化が得られ
るとともに、装置の静粛運転が実現されるという効果が
ある。
請求項3記載の空気調和機では、ケスター形横流フ
ァン6の採用により、上記の場合よりもさらに高水準
の静粛性が実現されるという効果がある。
請求項4記載の空気調和機では、エック形横流ファ
ン7の採用により、上記記載の効果に加えて、装置の
コンパクト化が実現できるという効果がある。
請求項5記載の空気調和機では、網目状フィン11,1
1,・・あるいは薄板状フィン13,13,・・を山形状あるい
は波状に形成したことによる伝熱面積の増大により、上
記記載の場合よりさらに高い熱交換性能が確保できる
という効果がある。
請求項6記載の空気調和機では、上記記載の効果
に加えて、熱交換器5を貫流する空気の風速分布が熱交
換性能に与える影響が可及的に抑制されることから、よ
り高水準の熱交換性能の確保が可能ならしめられるとい
う効果も得られる。
請求項7記載の空気調和機では、所要の伝熱面積を
より小さい奥行き寸法内において確保し得るところか
ら、装置の薄形化がより一層促進されるという効果が得
られる。
請求項8記載の空気調和機では、特に空気調和機の
室外機における薄形化を促進し得るという効果が得られ
る。
請求項9記載の空気調和機では、特に天井面に吊下
配置される空気調和機においてその上下方向のコンパク
ト化を促進し得るという効果が得られる。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本願各発明の実施例にかか
る空気調和機をそれぞれ説明する。
第1実施例(第1図〜第9図参照) 第1図〜第3図には本願発明の第1実施例にかかる空
気調和機の全体構成が示されている。この空気調和機
は、本願の請求項1、同2及び同3に記載の発明を室内
機に適用したものであって、上記各図において符号1は
当該空気調和機(室内機)の本体ハウジング、2は該本
体ハウジング1の上面部に形成された空気吸込口、3は
同本体ハウジング1の下面部側に開口された空気吹出口
である。また、この空気吹出口3には風向制御板19が設
けられている。
上記本体ハウジング1は、可及的に扁平な壁掛け形の
ものとして構成されており、その内部には上記空気吸込
口2から上記空気吹出口3方向に向けて上方側から下方
側に延びる略真直ぐな空気流通路4が形成されている。
この空気流通路4には、その最上流側位置から下流側
にかけて順次、後述の熱交換器5、ケスター形横流ファ
ン6(特許請求の範囲中の送風機に該当する)が各々図
示のように設置されている。
上記熱交換器5は、例えば第4図〜第6図に示すよう
な網目状フィン11,11,・・を相互に多層状態に積層し、
それらの間に形成した電熱チューブ嵌装孔17,17・・内
に複数本の可撓性のある電熱チューブ12,12,・・(特許
請求の範囲中の伝熱管に該当する)を貫装してなるフィ
ンユニット10,10,・・を所定間隔で多層に積層して構成
されている。そして、この熱交換器5は、上下に所定の
間隔を保って設けられた複数本の支持棒15,15・・を利
用して上記空気流通路4を横切って上下方向に屈曲せし
められ且つ、その各屈曲凸部5a,5a,・・及び各屈曲凹部
5b,5b,・・をそれぞれ上記空気流通路4方向に指向させ
た状態で装架されている。
そして、上下ジグザグの該屈曲状態において、その電
熱チューブ12,12,・・内のヒータ線には所定値の電流が
流されるとともに上記網目状フィン11,11,・・の部分に
は上記の空気吸込口2から導入された空気流が第4図に
示すように斜面方向に貫流され、上記各電熱チューブ1
2,12,・・内のヒータ線を流れる電流値に応じて生じる
ジュール熱と該貫流空気との間で上記網目状フィン11,1
1,・・を介して極めて効率の良い熱交換が行われる。
さらに、上記ケスター形横流ファン6は、図示のよう
に上方側から空気を吸い込んで下方側に略直線的に空気
を吹き出すようなケーシング構造を有して構成されてお
り、そのディフューザ側流出軸線が上記空気流通路4の
空気吹き出し方向に一致するようにして設置されてい
る。
従って、上記ケスター形横流ファン6の駆動により上
記空気吸込口2より吸い込まれた空気流は、第1図、第
3図及び第4図に各々示すように、屈曲状態の上記熱交
換器5の各フィンユニット10,10,・・に対し、斜面方向
に流入し、かつ斜面方向から流出して行くようになる。
そして、この場合、上記空気吸込口2より吸い込まれる
吸入空気量は基本的に当該空気吸込口2の口径および空
気流通路4の断面積と上記ケスター形横流ファン6の送
風能力とによって決定されるが、該所定の空気量に対し
て接触する熱交換器5の接触面積(伝熱面積)は単に横
方向に直線的(フラット)に架装した場合(従来)に比
べて上記の如く屈曲させたことによって遥かに広く取る
ことができるようになる(例えば図示のような屈曲角θ
=50〜60°の場合で約2倍程度に拡大できる)。
このため、伝熱面積の増大によって熱交換性能を大き
く向上させることができることとなる。
また、このことは上記の「本願発明の技術的背景」の
項で記述の通り、一定の熱交換性能の下においては、上
記網目状フィン11,11,・・の層数をそれだけ減少させて
通風抵抗の低減が図れることをも意味する。従って、こ
の実施例の構成の場合、熱交換器を通過する際に風速が
低下することによって伝熱性能が若干低下するが、その
一方で熱交換器自体の伝熱面積は同じであるにも拘わら
ず通風抵抗が大幅に低減されることから貫流風速を高く
維持でき、結果的に熱交換性能をより一層向上させるこ
とができるものである。また、逆に単純に積層数を所定
の通風抵抗に達するまで増やすことによっても同様に熱
交換性能の向上が図れる。
即ち、この実施例の構成によれば、空気調和機の本体
ユニットをコンパクト化し得て、なお且つ熱交換性能を
向上させ得るという顕著なメリットが生じることにな
る。
さらに、上記構成では、空気吸込口2から空気吹出口
3に至る空気流通路4が上下垂直方向に形成され、それ
に適した送風軸を有するケスター形横流ファン6が送風
機として採用されていることから、特に本体ハウジング
1の薄形化に好都合であるとともに前面側に開口部が形
成されないので騒音低減の面でも有利となる。
ところで、上述した点からも明らかなように、上記熱
交換器5部の熱交換性能は伝熱面積だけでなく、通風抵
抗の大きさによっても大きく影響を受ける。従って、通
風抵抗は、できるだけ小さい方が良いが、本来伝熱面積
の拡大と通風抵抗の低減とは一般に2律背反の関係にあ
る。その意味から言うと、本来通風抵抗となる部分は、
できるだけ効果的に伝熱面として空気流に接触させるべ
きであるということになる。
従って、更に伝熱性能を向上させる手段として管配列
を変化させることによって空気流の乱れを超すと同時に
管自体の性能向上を図ることが考えられ、例えば上述の
第6図の構成のように同一位置に配列するよりは、第7
図〜第9図に示すように相互に位置を変えて配列するこ
とが好ましい。
なお、この実施例では伝熱管として電熱チューブを採
用したが、この伝熱管は例えば液冷媒を通す冷媒管であ
ってもよいことは勿論である。
尚、この場合には、熱交換器5を蒸発器として作用さ
せることでドレンが発生するため、該熱交換器5の各下
端側屈曲面部の下方に位置してドレンパンを配置し、こ
れら各ドレンパンによりドレンを受けて共通に集め、こ
れを例えばドレンポンプを介して外部に排出するよう構
成することで対応することが考えられる。
第2実施例(第10図参照) 第10図には本願発明の第2実施例にかかる空気調和機
が示されている。この実施例のものは、室内機に請求項
1,同2及び同3記載の発明を適用したものであって、具
体的には上記第1実施例の空気調和機においてそのケス
ター形横流ファン6を、空気を直角方向に流すのに好適
な構成をもつエック形横流ファン7に変更した構成とな
っている。
従って、エック形横流ファン7を使用した場合には、
上記第1実施例の場合と同様に、熱交換性能の向上が図
れることは勿論であるが、その他に該エック形横流ファ
ン7の特性上、該エック形横流ファン7と空気吹出口3
との上下方向間隔を可及的に短くすることができること
から、特に空気調和機の上下方向におけるコンパクト化
を促進し得るものである。
第3実施例(第11図〜第13図参照) 第11図には本願発明の第3実施例にかかる空気調和機
が示されている。この空気調和機は、請求項1,同2,同3,
同5,同7及び同8記載の発明を室内機に適用したもので
あって、その狙いとするところは、熱交換性能の向上と
室内機の厚さ方向(前後方向)のコンパクト化及び静粛
運転化にある。具体的には、送風機としてケスター形横
流ファン6を使用して空気流通路4内における空気の流
れを円滑化して静粛化を図る一方、熱交換器5を後述の
ように網目状フィン11,11,・・とし且つこれを山形状に
屈曲させた構造とすることによって熱交換性能の向上を
図っている。
即ち、熱交換器5は、第12図に示すように、網目状フ
ィン11,11,・・とその内部に配置された冷媒の流通する
伝熱管12,12,・・とからなる既述のフィンユニット10を
その巾方向に延びる山形状に屈曲させるとともにこれら
を複数枚積層して構成されている。そして、この熱交換
器5を本体ハウジング1内にその斜面方向が該本体ハウ
ジング1の前後方向に一致するようにして配置してい
る。従って、この実施例のものにおいても、熱交換器5
が矩形状とされている場合に比して、同一の空気流通路
の断面積当たりの伝熱面積がこの熱交換器5の屈曲形態
ゆえに効果的に増大せしめられ、熱交換の大幅な効率の
向上が図れるものである。
また、熱交換器5が本体ハウジング1の前後方向に屈
曲した構成となっているところから、特に室内機の前後
方向のコンパクト化が図れることとなる。
さらに、フィンユニット10を構成する場合の各電熱チ
ューブ12,12,・・の配置方向としては、第12図に示すよ
うに該各電熱チューブ12,12,・・を該フィンユニット10
の屈曲状態における稜線方向に沿わせた状態に配置する
場合と、第13図に示すように該各電熱チューブ12,12,・
・をフィンユニット10の屈曲形態における稜線方向に直
交する方向に配置する場合とが考えられる(尚、この第
13図は、フィンユニット10をその上面側から見た図であ
って、これも第12図に示すものと同様に山形状に屈曲形
成されている)。
そして、特に後者の場合においては、この実施例に示
すように、各伝熱管12,12,・・が相互に独立分流した構
成をとりながら、熱交換器5を貫流する空気の風速分布
の影響をほとんど受けずにより高水準の熱交換性能が達
成される。即ち、第11図に示すようなクロスフロータイ
プのファン6を使用する場合、該クロスフロータイプフ
ァンにおいては一般に空気流通路4の奥行き方向におい
て風速が異なり、奥行き方向手前側(室内側)において
は風速が速く、奥側においては遅くなる特性がある。従
って、このようなものにおいて各伝熱管12,12,・・を熱
交換器5の屈曲形態における稜線lの方向に直交する方
向に配置した場合にはこれら各伝熱管12,12,・・が相互
に独立分流した構成であるにもかかわらず各パス毎の風
速分布や風進行方向の熱負荷(温度変化)の分布はほぼ
同一条件となることから、これらの影響を受けずに各伝
熱管12,12,・・には均一な熱量が供給される。このた
め、例えば分流器(図示省略)において各伝熱管12,12,
・・への冷媒の分配を均等に設定しておきさえすれば、
空気の偏流等に起因する熱負荷の変化による冷媒偏流が
可及的に防止でき、より高水準の熱交換性能の確保が可
能となるものである。
また、この実施例においては熱交換器5を略ヘ字状の
山形に屈曲形成しているが、この屈曲形態はこれに限定
されるものではなく、例えばV字状とかW字状の山形
に、あるいは滑らかに屈曲する波状に成形したりするこ
ともできる。
第4実施例(第14図参照) 第14図には本願発明の第4実施例にかかる空気調和装
置が示されている。この空気調和機は、本願の請求項1,
同2,同4,同5,同7,同8記載の発明を室内機に適用したも
のであって、具体的には上記第3実施例においてそのケ
スター形横流ファン6をエック形横流ファン7に変更し
た構成となっている。
このような構成としたことによって、熱交換器5の屈
曲構成による熱交換性能の向上効果の他に、エック形横
流ファン7の特有の効果として空気調和機の上下方向に
おけるコンパクト化を促進し得ることとなる。
第5実施例(第15図及び第16図参照) 第15図には本願発明の第5実施例にかかる空気調和機
が示されている。この空気調和機は、本願の請求項1,同
6,同8記載の発明を室内機に適用したものであって、本
体ハウジング1の空気流通路4内にケスター形横流ファ
ン6を配置するとともに、該ケスター形横流ファン6の
上方位置に後述の熱交換器5を配置して形成されてい
る。
熱交換器5は、第15図及び第16図に示すように、薄板
をヘ字状に打ち抜いてなる複数枚の薄板状フィン13,13,
・・を、所定間隔で平行配置された複数本の伝熱管12,1
2,・・に対してこれに直交する方向に向けて所定間隔で
取り付けて構成され、全体的に山形状形態を有してい
る。そして、この熱交換器5は、その傾斜面を本体ハウ
ジング1の前後方向に向けた状態で該本体ハウジング1
内に配置されている。従って、空気流通路4内をその上
方から下方の空気吹出口3側に向けて流れる空気流は、
該熱交換器5に対してその斜面部分から流入し且つ斜面
部分から流出することとなる。そして、この熱交換器5
内を通過する間に各伝熱管12,12,・・内の冷媒と熱交換
を行う。
この空気調和機においては、熱交換器5が山形状に屈
曲形成された薄板状フィン13,13,・・で構成されている
ため、例えばこれを直帯状の薄板状フィンで構成する場
合(従来構造の場合)に比して次のような利点が得られ
る。即ち、薄板状フィン13一枚当たりの伝熱面積が大き
いところから、例えば、前薄板状フィン13,13,・・の枚
数を同じにした場合には、その伝熱面積が増大し、これ
によって伝熱性能の向上が図れる。
また、熱交換器5における通風抵抗を従来構造の場合
と同程度とした場合には、薄板状フィン13一枚当たりの
伝熱面積が大きいところから、薄板状フィン13,13,・・
の枚数を減じてそのフィンピッチを増加させもって通風
抵抗の低減を図ることが可能となる。
第6実施例(第17図参照) 第17図には本願発明の第6実施例にかかる空気調和機
が示されている。この空気調和機は、本願の請求項1,同
6,同8記載の発明を室内機に適用したものであって、具
体的には、上記第5実施例ケスター形横流ファン6をエ
ック形横流ファン7に変更した構成となっている。
従って、この実施例の空気調和機においては、上記第
5実施例において得られる作用・効果に加えて、該エッ
ク形横流ファン7を採用したことによる特有の効果とし
て装置の上下方向のコンパクト化が図れるものである。
第7実施例(第18図参照) 第18図には本願発明の第7実施例にかかる空気調和機
が示されている。この実施例の空気調和機は本願の請求
項1,同5及び同9記載の発明を室外機に適用したもので
あって、その前面に空気吸込口2を、背面に空気吹出口
3をそれぞれ形成した本体ハウジング1の空気流通路4
内に、該空気流通路4を横切るようにして後述の熱交換
器5を配置するとともに、その下流側位置に軸流ファン
8(特許請求の範囲中の送風機に該当する)を配置して
構成されている。
上記熱交換器5は、上記第1実施例で用いられたと同
様の網目状フィン11,11,・・からなるフィンユニット1
0,10,・・を複数枚積層し且つこれをW字状の山形に屈
曲して構成されている。そして、この熱交換器5は、そ
の屈曲方向が上下方向に一致するようにして上記本体ハ
ウジング1内に配置されている。
このように構成された空気調和機においては、上記第
1〜第4実施例の如く網目状フィン11,11,・・を屈曲さ
せてなる熱交換器5に特有の作用効果(即ち、伝熱面積
の増大あるいは通風抵抗の減少による伝熱性能の向上効
果)が得られることは勿論のこと、これに加えて該熱交
換器5が上下方向に屈曲していることから装置の上下方
向におけるコンパクト化が図れるという効果も得られる
ものである。
第8実施例(第19図及び第20図参照) 第19図には本願発明の第8実施例にかかる空気調和機
が示されている。この空気調和機は、本願の請求項1,同
6,同9記載の発明を室外機に適用したものであって、具
体的には上記第7実施例のものが熱交換器5として網目
状フィン11,11,・・タイプのものを使用していたのに対
して、該熱交換器5として薄板状フィン13,13,・・タイ
プのものを使用したものである。即ち、この実施例の熱
交換器5は、第20図に示すように、薄板を略W字状に打
ち抜いてなる複数枚の薄板状フィン13,13,・・を、相互
に所定間隔をもって平行配置された複数の各伝熱管12,1
2,・・に対してこれと直交する方向に所定間隔で取り付
けて構成されている。
従って、この実施例の空気調和機においては、薄板状
フィン13,13,・・を使用した上記第5及び第6実施例の
空気調和機と同様の作用効果(即ち、伝熱性能あるいは
エネルギー効率の向上効果)が得られると同時に、上記
第7実施例に特有の作用効果(即ち、装置の上下方向の
コンパクト化)も得ることができるものである。
第9実施例(第21図参照) 第21図には本願発明の第9実施例にかかる空気調和機
が示されている。この空気調和機は、本願の請求項1,同
5,同10記載の発明を天吊りタイプの室内機に適用したも
のであって、その前面に空気吹出口3を、その後部下面
に空気吸込口2をそれぞれ形成した本体ハウジング1内
に、その空気流通路4を横切るようにして山形状に屈曲
形成された後述の熱交換器5を配置するとともに、該熱
交換器5の上流側位置に遠心ファン9を配置して構成さ
れている。
この熱交換器5は、上記第3及び第4実施例に適用さ
れたと同様の網目状フィン11,11,・・からなるフィンユ
ニット10,10,・・を多層状に積層し且つこれを山形状に
屈曲させて構成されている。そして、この熱交換器5
は、上下方向に屈曲させた状態で本体ハウジング1内に
配置されている。
従って、この実施例の空気調和機においては、網目状
フィン11,11,・・タイプの熱交換器5に特有の作用効果
が得られると同時に、該熱交換器5が上下方向に屈曲し
ていることから、該空気調和機の上下方向におけるコン
パクト化を促進することができるものである。
尚、空気吸込口2は、この実施例のように本体ケーシ
ング1の後部下面に形成する他に、例えば、後部背面に
形成することもできるものである。
第10実施例(第22図参照) 第22図には本願発明の第10実施例にかかる空気調和機
が示されている。この空気調和機は、本願の請求項1,同
6,同10記載の発明を天吊りタイプの室内機に適用したも
のであって、具体的には上記第9実施例の空気調和機に
おいて、その熱交換器5を網目状フィン11,11,・・タイ
プのものから薄板状フィン13,13,・・タイプのものに変
更した構成となっている。従って、この実施例の空気調
和機においては、上記第9実施例の空気調和機と同様の
作用効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の第1実施例に係る空気調和機の構成
を示す断面図、第2図は第1図の一部切欠平面図、第3
図は第1図の一部切欠正面図、第4図は同空気調和機の
要部である熱交換器の一部の斜視図、第5図は同熱交換
器のフィン部分の拡大斜視図、第6図〜第9図は同熱交
換器の電熱チューブの配列形態を示す概略断面図、第10
図は本願発明の第2実施例にかかる空気調和機の構成を
示す断面図、第11図は本願発明の第3実施例にかかる空
気調和機の構成を示す断面図、第12図はその熱交換器を
構成するフィンユニットの斜視図、第13図は該フィンユ
ニットの他の実施例を示す平面図、第14図は本願発明の
第4実施例にかかる空気調和機の構成を示す断面図、第
15図は本願発明の第5実施例にかかる空気調和機の構成
を示す断面図、第16図はその熱交換器の構成を示す斜視
図、第17図は本願発明の第6実施例にかかる空気調和機
の構成を示す断面図、第18図は本願発明の第7実施例に
かかる空気調和機の構成を示す断面図、第19図は本願発
明の第8実施例にかかる空気調和機の構成を示す断面
図、第20図はその熱交換器の構成を示す斜視図、第21図
は本願発明の第9実施例にかかる空気調和機の構成を示
す断面図、第22図は本願発明の第10実施例にかかる空気
調和機の構成を示す断面図、第23図は熱交換器の通風抵
抗特性を示すグラフ、第24図は従来の空気調和機の構成
を示す断面図である。 1……本体ハウジング 2……空気吸込口 3……空気吹出口 4……空気流通路 5……熱交換器 6……ケスター形横流ファン 7……エック形横流ファン 8……軸流ファン 9……遠心ファン 10……フィンユニット 11……網目状フィン 12……伝熱管(電熱チューブ) 14……ドレン水受 15……支持棒

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機(6〜9)と、該送風機(6〜9)
    を収容する本体ハウジング(1)の空気流通路(4)内
    にこれを横切るようにして配置された熱交換器(5)と
    を備えた空気調和機であって、上記熱交換器(5)を、
    屈曲形状を有し、且つその屈曲凸部(5a)又は屈曲凹部
    (5b)を上記空気流通路(4)方向に指向させて配置形
    成したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】送風機(6〜9)と、該送風機(6〜9)
    を収容する本体ハウジング(1)の空気流通路(4)内
    にこれを横切るようにして配置された熱交換器(5)と
    を備えた空気調和機であって、上記空気流通路(4)が
    上記本体ハウジング(1)内を上下方向に向けて形成さ
    れるとともにその空気吹出口(3)が該本体ハウジング
    (1)の下方に向けて開口せしめられ、さらに上記熱交
    換器(5)が、空気貫流が可能な網目状フィン(11,11,
    ・・)を複数層に積層するとともにその内部に伝熱管
    (12,12,・・)を配置し且つこれを屈曲させて構成さ
    れ、しかもその屈曲凸部(5a)又は屈曲凹部(5b)を上
    記空気流通路(4)方向に指向させて配置されているこ
    とを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項2において、送風機がケスター形横
    流ファン(6)で構成されていることを特徴とする空気
    調和機。
  4. 【請求項4】請求項2において、送風機がエック形横流
    ファン(7)で構成されていることを特徴とする空気調
    和機。
  5. 【請求項5】請求項1において、熱交換器(5)が、空
    気貫流が可能な網目状フィン(11,11,・・)を複数層に
    積層し且つその内部に伝熱管(12,12,・・)を配置する
    とともにこれを山形状あるいは波状に成形して構成され
    ていることを特徴とする空気調和機。
  6. 【請求項6】請求項5において、複数の伝熱管(12,12,
    ・・)が、熱交換器(5)の屈曲形態における稜線
    (l)に略直交する方向に向けて配置されていることを
    特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】請求項5又は同6において、本体ハウジン
    グ内に設けられた空気流通路の空気吸込み口が該本体ハ
    ウジングの上部に、また空気吹出口が該本体ハウジング
    の下部にそれぞれ形成されていることを特徴とする空気
    調和機。
  8. 【請求項8】請求項5又は同6において、本体ハウジン
    グ(1)内に形成される空気流通路(4)の空気吸込口
    (2)が該本体ハウジングの背面に、また空気吹出口
    (3)が該本体ハウジング(1)の前面にそれぞれ形成
    されていることを特徴とする空気調和機。
  9. 【請求項9】請求項5又は同6において、本体ハウジン
    グ(1)内に形成される空気流通路(4)の空気吸込口
    (2)が該本体ハウジング(1)の後部に、また空気吹
    出口(3)が該本体ハウジング(1)の前面にそれぞれ
    形成されていることを特徴とする空気調和機。
JP2204450A 1989-08-03 1990-07-31 空気調和機 Expired - Lifetime JPH086931B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2204450A JPH086931B2 (ja) 1989-08-03 1990-07-31 空気調和機
US07/736,443 US5211219A (en) 1990-07-31 1991-07-29 Air conditioner
DE69107138T DE69107138T2 (de) 1990-07-31 1991-07-30 Klimagerät.
EP91112828A EP0469563B1 (en) 1990-07-31 1991-07-30 Air conditioner

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-92121 1989-08-03
JP9212189 1989-08-03
JP2204450A JPH086931B2 (ja) 1989-08-03 1990-07-31 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03156221A JPH03156221A (ja) 1991-07-04
JPH086931B2 true JPH086931B2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=26433600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2204450A Expired - Lifetime JPH086931B2 (ja) 1989-08-03 1990-07-31 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH086931B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534469U (ja) * 1991-10-11 1993-05-07 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP3312986B2 (ja) * 1994-02-25 2002-08-12 東芝キヤリア株式会社 熱交換器および熱交換器の製造方法
JP2009074705A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Hitachi Appliances Inc 床置き形空気調和機
WO2014181398A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機、及び空気調和機
EP3128242B1 (en) * 2014-03-28 2020-05-20 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioner
WO2016063397A1 (ja) * 2014-10-23 2016-04-28 三菱電機株式会社 空気調和機
CN109751666B (zh) * 2019-01-14 2022-03-29 青岛海尔空调电子有限公司 一种应用于卡式空调的换热器和卡式空调

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03156221A (ja) 1991-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1326054B1 (en) Decorative panel for air conditioning system, air outlet unit, and air conditioning system
AU2002231424B2 (en) Decorative panel and diffuser unit of air conditioner, and air conditioner
EP1316760B1 (en) Decorative panel for air conditioning system, air outlet blow-off unit, and air conditioning system
JP3091830B2 (ja) 空気調和機
JP2010038400A (ja) フィン付き熱交換器
JPH086931B2 (ja) 空気調和機
JPH09145143A (ja) 天井埋込型空気調和機の室内ユニット
JP5493736B2 (ja) 空調室外機
JP5128221B2 (ja) 室内熱交換器及び空気調和機
EP2280176A1 (en) Cross flow fan and air conditioner equipped with same
JPH06307660A (ja) 空気調和機
JP5506821B2 (ja) 空気調和機
JP2605994B2 (ja) 空気調和機
JP3233551B2 (ja) 空気調和機
JP3530044B2 (ja) 横流ファン及びそれを用いた流体送り装置
JP3170545B2 (ja) 空気調和機
JP3120959B2 (ja) 送風機
JP3308375B2 (ja) 空気調和機
JPH07260181A (ja) 空気調和機
CN111033129A (zh) 空气调节机的室内机
JP2605186B2 (ja) 空気調和機
JP7401802B2 (ja) 熱交換器及び室内機
JPH09229403A (ja) 空気調和機
JP3170547B2 (ja) 空気調和機
JP2009168282A (ja) 空気調和機の室内機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 15