JP2007187336A - 換気口 - Google Patents
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Abstract
【課題】住宅に取り付ける換気口において、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入できる換気口を提供することを目的としている。
【解決手段】ダクト1に挿入される円筒形の風洞2の室外側の下方部に排水口11を有したしきり面9を設け、しきり面9には開閉するシャッター10を設け、風洞2の室内側に一体に構成され風洞2の外周方向に張り出した室内側の壁面に当接されるフランジ3を設け、フランジ3を包み込むように装着される化粧グリル12を設ける構成において、フランジ3にフィルター6を固定するためのフィルター枠7を設け、フィルター枠7の下方にフィルター6の下方が挿入され、室内側の立ち上がり面は風洞2の底部より高く、風洞2側は開放とした受け部8を設けることにより、高湿度時においても連続で使用することのできる換気口を得られる。
【選択図】図1
【解決手段】ダクト1に挿入される円筒形の風洞2の室外側の下方部に排水口11を有したしきり面9を設け、しきり面9には開閉するシャッター10を設け、風洞2の室内側に一体に構成され風洞2の外周方向に張り出した室内側の壁面に当接されるフランジ3を設け、フランジ3を包み込むように装着される化粧グリル12を設ける構成において、フランジ3にフィルター6を固定するためのフィルター枠7を設け、フィルター枠7の下方にフィルター6の下方が挿入され、室内側の立ち上がり面は風洞2の底部より高く、風洞2側は開放とした受け部8を設けることにより、高湿度時においても連続で使用することのできる換気口を得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、住宅に設置されフィルターが装着される換気口における排水の構成に関する。
従来、この種の換気口は、フィルターの下方に堤構造を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気口について、図12を参照しながら説明する。
図に示すように、換気扇本体101の室内側にフィルター枠102およびこの下方に上方のみが開放された堤部103が一体に構成され、このフィルター枠102と堤部103に四角形のフィルター104が取り外し可能に装着され、外気が高湿の場合フィルター104に付着する結露水により室外からの給気が遮断されるとともに、フィルター枠102下方に設けられた堤部103に結露水が保有され室内側に結露水が滴下することはない。一方、外気の湿度が低下した場合フィルター104に付着した結露水が乾くとともに堤部103に保有された結露水もフィルター104に吸い上げられ乾くことになり、ふたたび外気を導入することになる。
特開2005−83587号公報
このような従来の換気口では、フィルター枠下方に設けた堤部に結露水をため、この結露水をフィルターに吸い上げフィルターの通風抵抗を上げ、外気の導入を一時的に遮断して、結露水の室内側への滴下を防止するが、連続的な外気導入ができないという課題がある。
また、堤部に溜まった結露水が乾くまで、フィルターの下部が結露水に浸っているため、フィルターが汚れやすいという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入できる換気口を提供することを目的としている。
また、フィルターが結露水に長時間浸ることなく、汚れが発生しにくい換気口を提供することを目的としている。
本発明の換気口は、上記目的を達成するために、壁面の室内側と室外側を連通するダクトに挿入される円筒形の風洞と、前記風洞の室外側端部に通風口と下方部に排水口を有したしきり面を設け、前記しきり面には前記通風口を開閉するシャッターを設け、前記風洞の前記室内側に一体に構成され前記風洞の外周方向に張り出した前記室内側の壁面に当接されるフランジを設け、前記フランジを包み込むように装着される前面パネルとグリルベースで構成された化粧グリルを設ける構成において、前記フランジに前記風洞の前記通風口に装着されるフィルターを固定するためのフィルター枠を設け、前記フィルター枠の下方に、前記風洞側と上方が開放とし前記フィルターの下方が挿入され、前記室内側の立ち上がり面の上端部は前記風洞の底部より高い受け部を設けたものである。
この手段により、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができる換気口が得られる。
また、他の手段は、壁面の室内側と室外側を連通するダクトに挿入される円筒形の風洞と、前記風洞の室外側端部に通風口と下方部に排水口を有したしきり面を設け、前記しきり面には開閉するシャッターを設け、前記風洞の前記室内側に一体に構成され前記風洞の外周方向に張り出した前記室内側の壁面に当接されるフランジを設け、前記フランジを包み込むように装着される前面パネルとグリルベースで構成された化粧グリルを設ける構成において、前記化粧グリルの前記フランジ側にフィルターを固定するためのフィルター枠と、前記フィルター枠の下方に、前記風洞側と上方が開放とし前記フィルターの下方を挿入する受け部を設け、前記受け部の前記フランジ側に、前記化粧グリルを前記フランジに装着した時に前記風洞に突出するようコ字形状の溝を設けたものである。
この手段により、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができる換気口が得られる。
また、他の手段は、受け部の底部に、フィルターの下端が風洞の底部より高い位置で保持できるようにリブを設けたものである。
この手段により、フィルターが結露水に長時間浸ることなく、汚れを発生しにくくすることができる換気口が得られる。
また、他の手段は、前面パネルのフランジ側にパッキンを有し、受け部の室内側上端部を斜め上方に延長した舌部を設け、化粧グリルを前記フランジに装着した時に前記舌部が前記パッキンに接触するように設けたものである。
この手段により、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができる換気口が得られる。
また、他の手段は、排水口に、対向するように風洞の底部に壁部を設けたものである。
この手段により、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができる換気口が得られる。
また、他の手段は、排水口を、風洞の底部に設けたものである。
この手段により、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができる換気口が得られる。
また、他の手段は、風洞の外周部に、前記風洞とダクトの内壁から室外の水滴を侵入させないシール材を設けたものである。
この手段により、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができる換気口が得られる。
また、他の手段は、閉時のシャッターの一部が、排水口を塞ぐように設けたものである。
この手段により、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができる換気口が得られる。
また、他の手段は、排水口に嵌合するように、シャッターに凸部を設けたものである。
この手段により、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができる換気口が得られる。
本発明によれば、壁面の室内側と室外側を連通するダクトに挿入される円筒形の風洞と、前記風洞の室外側端部に通風口と下方部に排水口を有したしきり面を設け、前記しきり面には前記通風口を開閉するシャッターを設け、前記風洞の前記室内側に一体に構成され前記風洞の外周方向に張り出した前記室内側の壁面に当接されるフランジを設け、前記フランジを包み込むように装着される前面パネルとグリルベースで構成された化粧グリルを設ける構成において、前記フランジに前記風洞の前記通風口に装着されるフィルターを固定するためのフィルター枠を設け、前記フィルター枠の下方に、前記風洞側と上方が開放とし前記フィルターの下方が挿入され、前記室内側の立ち上がり面の上端部は前記風洞の底部より高い受け部を設けた構成とすることにより、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができるという効果のある換気口を提供できる。
また、壁面の室内側と室外側を連通するダクトに挿入される円筒形の風洞と、前記風洞の室外側端部に通風口と下方部に排水口を有したしきり面を設け、前記しきり面には開閉するシャッターを設け、前記風洞の前記室内側に一体に構成され前記風洞の外周方向に張り出した前記室内側の壁面に当接されるフランジを設け、前記フランジを包み込むように装着される前面パネルとグリルベースで構成された化粧グリルを設ける構成において、前記化粧グリルの前記フランジ側にフィルターを固定するためのフィルター枠と、前記フィルター枠の下方に、前記風洞側と上方が開放とし前記フィルターの下方を挿入する受け部を設け、前記受け部の前記フランジ側に、前記化粧グリルを前記フランジに装着した時に前記風洞に突出するようコ字形状の溝を設けた構成とすることにより、外気が高湿度状態にあっても室内側に結露水が滴下することなく、連続で外気導入することができるとともに、受け部の汚れを容易に掃除することができるという効果のある換気口を提供できる。
また、受け部の底部に、フィルターの下端が風洞の底部より高い位置で保持できるようにリブを設けた構成とすることにより、フィルターが結露水に長時間浸ることなく、汚れを発生しにくくすることができるという効果のある換気口を提供できる。
本発明の請求項1記載の換気口は、壁面の室内側と室外側を連通するダクトに挿入される円筒形の風洞と、前記風洞の室外側端部に通風口と下方部に排水口を有したしきり面を設け、前記しきり面には前記通風口を開閉するシャッターを設け、前記風洞の前記室内側に一体に構成され前記風洞の外周方向に張り出した前記室内側の壁面に当接されるフランジを設け、前記フランジを包み込むように装着される前面パネルとグリルベースで構成された化粧グリルを設ける構成において、前記フランジに前記風洞の前記通風口に装着されるフィルターを固定するためのフィルター枠を設け、前記フィルター枠の下方に、前記風洞側と上方が開放とし前記フィルターの下方が挿入され、前記室内側の立ち上がり面の上端部は前記風洞の底部より高い受け部を設けたものであり、フィルターに付着した結露水を一度受け部に受けた後、風洞からダクトに排水されるという作用を有する。
また、壁面の室内側と室外側を連通するダクトに挿入される円筒形の風洞と、前記風洞の室外側端部に通風口と下方部に排水口を有したしきり面を設け、前記しきり面には開閉するシャッターを設け、前記風洞の前記室内側に一体に構成され前記風洞の外周方向に張り出した前記室内側の壁面に当接されるフランジを設け、前記フランジを包み込むように装着される前面パネルとグリルベースで構成された化粧グリルを設ける構成において、前記化粧グリルの前記フランジ側にフィルターを固定するためのフィルター枠と、前記フィルター枠の下方に、前記風洞側と上方が開放とし前記フィルターの下方を挿入する受け部を設け、前記受け部の前記フランジ側に、前記化粧グリルを前記フランジに装着した時に前記風洞に突出するようコ字形状の溝を設けたものであり、化粧グリルを取り外して清掃するという作用を有する。
また、受け部の底部に、フィルターの下端が風洞の底部より高い位置で保持できるようにリブを設けたものであり、フィルターの下端部が受け部にたまった結露水に触れることがないという作用を有する。
また、前面パネルのフランジ側にパッキンを有し、受け部の室内側上端部を斜め上方に延長した舌部を設け、化粧グリルを前記フランジに装着した時に前記舌部が前記パッキンに接触するように設けたものであり、フィルターを通り抜け前面パネルの内側に付着した結露水を受け部で捕集されるという作用を有する。
また、排水口に、対向するように風洞の底部に壁部を設けたものであり、排水口から侵入した室外側の水滴は、壁部でせき止められ室内側に侵入しないという作用を有する。
また、排水口を、風洞の底部に設けたものであり、排水口から侵入した室外側の水滴は、底部の排水口で排水され室内側に侵入しないという作用を有する。
また、風洞の外周部に、前記風洞とダクトの内壁から室外の水滴を侵入させないシール材を設けたものであり、風洞の外径とダクトの内径との間を通じて侵入する室外側の水滴は、シール材でせき止められ室内側に侵入しないという作用を有する。
また、閉時のシャッターの一部が、排水口を塞ぐように設けたものであり、シャッターが閉時に排水口を閉塞し、室外側の水滴は風洞内に侵入させないという作用を有する。
また、排水口に嵌合するように、シャッターに凸部を設けたものであり、シャッター閉時に凸部を排水口に嵌合させて、排水口を塞いだ汚れを取り除くという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、壁面の室内側と室外側を連通するダクト1に挿入される樹脂製で円筒形の風洞2と、この風洞2の室内側に風洞2と一体に構成され、風洞2の外周方向に正方形に張り出したフランジ3を設け、このフランジ3の外周には壁面側に張り出し、壁面に当接するフランジ枠4が構成されている。また、フランジ3には風洞2に連通した円筒状の通風口5が構成され、この通風口5を囲むように左右および上方にフィルター6の厚さに対応し、L形状に構成されたフィルター枠7が設けられている。さらに、通風口5の下方には風洞2側と上方が開放された受け部8が設けられ、フィルター6はこの受け部8に下端を挿入し、フィルター枠7とフランジ3との間に装着される。受け部8は、室内側の立ち上がり面の上端部が風洞2の底部より高くなるよう構成されている。また、風洞2の底部は、室内側に対して室外側が低くなるように構成されるとともに、室外側面にはしきり面9が設けられ、このしきり面9には、室外から給気されるときには室内側に向かって回動して通風口を開口し、換気停止時には閉となるシャッター10が装着されている。また、しきり面9の下端部には、風洞2の底部に接して排水口11が設けられている。また、フランジ枠4を包むように化粧グリル12が着脱可能に取り付けられている。この化粧グリル12は、フランジ枠4に嵌り込むグリルベース13と、このグリルベース13と底面でつながり前記フランジ3に平行に構成された前面パネル14から構成され、この化粧グリル12は左右側面および上面が開放になっている。
図1および図2に示すように、壁面の室内側と室外側を連通するダクト1に挿入される樹脂製で円筒形の風洞2と、この風洞2の室内側に風洞2と一体に構成され、風洞2の外周方向に正方形に張り出したフランジ3を設け、このフランジ3の外周には壁面側に張り出し、壁面に当接するフランジ枠4が構成されている。また、フランジ3には風洞2に連通した円筒状の通風口5が構成され、この通風口5を囲むように左右および上方にフィルター6の厚さに対応し、L形状に構成されたフィルター枠7が設けられている。さらに、通風口5の下方には風洞2側と上方が開放された受け部8が設けられ、フィルター6はこの受け部8に下端を挿入し、フィルター枠7とフランジ3との間に装着される。受け部8は、室内側の立ち上がり面の上端部が風洞2の底部より高くなるよう構成されている。また、風洞2の底部は、室内側に対して室外側が低くなるように構成されるとともに、室外側面にはしきり面9が設けられ、このしきり面9には、室外から給気されるときには室内側に向かって回動して通風口を開口し、換気停止時には閉となるシャッター10が装着されている。また、しきり面9の下端部には、風洞2の底部に接して排水口11が設けられている。また、フランジ枠4を包むように化粧グリル12が着脱可能に取り付けられている。この化粧グリル12は、フランジ枠4に嵌り込むグリルベース13と、このグリルベース13と底面でつながり前記フランジ3に平行に構成された前面パネル14から構成され、この化粧グリル12は左右側面および上面が開放になっている。
上記構成において、雨や霧など外気が高湿度の状態のときに給気をおこなうと、シャッター10を通して風洞2に吸い込まれた水滴は、フィルター6に付着し受け部8に滴下する。受け部8に滴下した水滴は、受け部8の室内側立ち上がり部の上端部が風洞2の底部より高く構成されているため、室内側に滴下する前に風洞2側に流れ、しきり面9の下端部に設けられた排水口11からダクト1に排水され室外へと排水されることになる。
(実施の形態2)
図3において、図1、図2と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図3において、図1、図2と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図3に示すように、フランジ枠4に嵌り込むグリルベース13のフランジ3面側にはフィルター6の厚さに対応し、L形状に構成されたフィルター枠7が構成され、このフィルター枠7の下方にはフィルター6の下端が差し込まれる受け部15が設けられている。また、前面パネル14をフランジ枠4に装着したときに、風洞2に導出するように構成されコ字形状に設けられた溝16が受け部15のフランジ3面側に形成されている。
上記構成において、雨や霧など外気が高湿度の状態のときに給気をおこなうと、シャッター10を通して風洞2に吸い込まれた水滴は、実施の形態1と同様フィルター6に付着し受け部15に滴下する。
受け部15に滴下した水滴は、受け部15の室内側立ち上がり部が風洞2の底部より高く構成されるとともに受け部15に設けられた溝16が風洞2に導出しているため、室内側に滴下する前に溝16を通り風洞2側に流れ、しきり面9の下端部に設けられた排水口11からダクト1に排水され室外へと排水されることになる。
また、前面パネル14を取り外して、受け部15および溝16の内外面を容易に清掃することができる。
(実施の形態3)
図4および図5において、図1〜図3と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図4および図5において、図1〜図3と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図4および図5に示すように、受け部8の底部にフィルター6を装着し、フィルター6の下端が風洞2の円筒底部より高い位置で保持できるようリブ17を設けたものである。
上記構成において、フィルター6に付着した結露水は受け部8に溜まるが、この溜まった結露水は、フィルター6に触れることなく風洞2に流れることになり、フィルター6が結露水に長時間浸ることなく、汚れを発生しにくくすることができる。
(実施の形態4)
図6において、図1〜図5と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図6において、図1〜図5と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図6に示すように、フランジ3に平行で平面状に形成された前面パネル19のフィルター6面側にパッキン20を貼り付けるとともに、フィルター6の下端部が挿入される受け部21の室内側上端部を斜め上方に延長した舌部22を水平方向に設け、化粧グリル18をフランジ枠4に装着時にこの舌部22がパッキン20に接触するよう構成したものである。
上記構成において、外気が高湿度の状態で給気をおこなうと、フィルター6に付着した結露水は受け部21に溜まり風洞2を通じて室外へ排水されるが、外風が強い時などは一部の水滴はフィルター6を通過し、前面パネル19のフィルター6面側に貼り付けられたパッキン20に付着することになる。さらにパッキン20に付着した水滴は滴下し、舌部22を介して受け部21に回収されることになり、室内に滴下することなく風洞2を通じて室外に排水されることになる。
(実施の形態5)
図7および図8において、図1〜図6と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図7および図8において、図1〜図6と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図7および図8に示すように、風洞2の室外側面に設けられたしきり面9に、室外から給気されるときには室内側に向かって開口し、換気停止時および外風が強いときに閉とするシャッター10が装着され、しきり面9の下端部には排水口11が設けられている。また風洞2の底部に、この排水口11に対面する位置に、壁部23が設けられている。
上記構成において、外気の湿度が高くかつ風が強い状態でシャッター10を閉にしたときに室外側からの水滴は排水口11通っても壁部23が抵抗となり、風洞2の室内側に侵入しにくくなる。
(実施の形態6)
図9において、図1〜図8と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図9において、図1〜図8と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図9に示すように、風洞2の室外側にしきり面9を設け、このしきり面9に近接する風洞2の底部に排水口24が設けられている。また、風洞2の外径はダクト1の内径に対し、隙間ができるよう構成されるとともに、室外側から浸入した水滴が風洞2の外径とダクト1の内径との間を通じて室内側に滴下しないように、風洞2の外周にシール材25を貼り付けている。
上記構成において、外気の湿度が高くかつ風が強い状態でシャッター10を閉にしたとき、風洞2内の水滴は室外の風圧を受けることなく排水口24から排水されるとともに、室外側からの水滴は風圧を受ける側に排水口24を設けていないので、排水口24を介して、風洞2内に侵入しにくくなる。
また、風洞2の外径とダクト1の内径との間を通じて侵入する室外側の水滴は、シール材25でせき止められるので、室内側に侵入しない。
(実施の形態7)
図10において、図1〜図9と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図10において、図1〜図9と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図10に示すように、風洞2の室外側面に設けられたしきり面9に、室外から給気されるときには室内側に向かって開口し、換気停止時および外風が強いときに閉とするシャッター26が装着され、しきり面9の下端部には排水口11が設けられている。シャッター26の下端部には、シャッター26が閉時に排水口11を閉塞するように設けられている。
上記構成において、外気の湿度が高くかつ風が強い状態でシャッター26を閉にしたときに室外側からの水滴が排水口11を介して、風洞2に侵入しにくくなる。
(実施の形態8)
図11において、図1〜図10と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図11において、図1〜図10と同一の部分は同一の符号を用い、それらの説明は省略する。
図11に示すように、風洞2の室外側にしきり面9を設け、このしきり面9に室外から給気されるときには室内側にむかって開口し、換気停止時および外風が強いときには閉とするシャッター27が装着され、しきり面9の下端部に風洞2の底部に接するように排水口11を設け、シャッター27が閉時にこのシャッター27の一部が排水口11を塞ぐともに、排水口11に嵌合するよう凸部28をシャッター27に構成したものである。
上記構成において、長時間換気口を使用することにより、風洞2の底部に汚れが溜まり
さらに使用することにより排水口11を汚れで塞ぐことになるが、シャッター27が外風等により開閉することにより、シャッター27に設けた凸部28が排水口11に嵌るため、排水口11の汚れを除去することになる。
さらに使用することにより排水口11を汚れで塞ぐことになるが、シャッター27が外風等により開閉することにより、シャッター27に設けた凸部28が排水口11に嵌るため、排水口11の汚れを除去することになる。
本発明にかかる換気口の排水構造は、室外側に結露水を排出する構造によって、空調機、送風機等に設けられている換気口の排水にも適応できる。
1 ダクト
2 風洞
3 フランジ
5 通風口
6 フィルター
7 フィルター枠
8 受け部
9 しきり面
10 シャッター
11 排水口
12 化粧グリル
13 グリルベース
14 前面パネル
15 受け部
16 溝
17 リブ
18 化粧グリル
19 前面パネル
20 パッキン
21 受け部
22 舌部
23 壁部
24 排水口
25 シール材
26 シャッター
27 シャッター
28 凸部
2 風洞
3 フランジ
5 通風口
6 フィルター
7 フィルター枠
8 受け部
9 しきり面
10 シャッター
11 排水口
12 化粧グリル
13 グリルベース
14 前面パネル
15 受け部
16 溝
17 リブ
18 化粧グリル
19 前面パネル
20 パッキン
21 受け部
22 舌部
23 壁部
24 排水口
25 シール材
26 シャッター
27 シャッター
28 凸部
Claims (9)
- 壁面の室内側と室外側を連通するダクトに挿入される円筒形の風洞と、前記風洞の室外側端部に通風口と下方部に排水口を有したしきり面を設け、前記しきり面には前記通風口を開閉するシャッターを設け、前記風洞の前記室内側に一体に構成され前記風洞の外周方向に張り出した前記室内側の壁面に当接されるフランジを設け、前記フランジを包み込むように装着される前面パネルとグリルベースで構成された化粧グリルを設ける構成において、前記フランジに前記風洞の前記通風口に装着されるフィルターを固定するためのフィルター枠を設け、前記フィルター枠の下方に、前記風洞側と上方が開放とし前記フィルターの下方が挿入され、前記室内側の立ち上がり面の上端部は前記風洞の底部より高い受け部を設けた構成を特徴とする換気口。
- 壁面の室内側と室外側を連通するダクトに挿入される円筒形の風洞と、前記風洞の室外側端部に通風口と下方部に排水口を有したしきり面を設け、前記しきり面には開閉するシャッターを設け、前記風洞の前記室内側に一体に構成され前記風洞の外周方向に張り出した前記室内側の壁面に当接されるフランジを設け、前記フランジを包み込むように装着される前面パネルとグリルベースで構成された化粧グリルを設ける構成において、前記化粧グリルの前記フランジ側にフィルターを固定するためのフィルター枠と、前記フィルター枠の下方に、前記風洞側と上方が開放とし前記フィルターの下方を挿入する受け部を設け、前記受け部の前記フランジ側に、前記化粧グリルを前記フランジに装着した時に前記風洞に突出するようコ字形状の溝を設けた構成を特徴とする換気口。
- 受け部の底部に、フィルターの下端が風洞の底部より高い位置で保持できるようにリブを設けた構成を特徴とする請求項1または2記載の換気口。
- 前面パネルのフランジ側にパッキンを有し、受け部の室内側上端部を斜め上方に延長した舌部を設け、化粧グリルを前記フランジに装着した時に前記舌部が前記パッキンに接触するように設けた構成を特徴とする請求項1または2記載の換気口。
- 排水口に、対向するように風洞の底部に壁部を設けた構成を特徴とする請求項1または2記載の換気口。
- 排水口を、風洞の底部に設けた構成を特徴とする請求項1または2記載の換気口。
- 風洞の外周部に、前記風洞とダクトの内壁から室外の水滴を侵入させないシール材を設けた構成を特徴とする請求項1または2記載の換気口。
- 閉時のシャッターの一部が、排水口を塞ぐように設けた構成を特徴とする請求項1または2記載の換気口。
- 排水口に嵌合するように、シャッターに凸部を設けた構成を特徴とする請求項1、2、8のいずれかに記載の換気口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003385A JP2007187336A (ja) | 2006-01-11 | 2006-01-11 | 換気口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006003385A JP2007187336A (ja) | 2006-01-11 | 2006-01-11 | 換気口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2007187336A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011226702A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 自然給気ユニット |
JP2011226703A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 自然給気ユニット |
-
2006
- 2006-01-11 JP JP2006003385A patent/JP2007187336A/ja active Pending
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JP2011226702A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 自然給気ユニット |
JP2011226703A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 自然給気ユニット |
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