JPWO2018167868A1 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

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Abstract

空気調和機の室内ユニットは、前面から後方に凹み幅方向に延びる凹部が、空気を吸い込む吸入口として形成されている前面意匠パネルを備え、前面意匠パネルは、凹部の下方において幅方向に延在する下部パネルと、凹部の上方において幅方向に延在する上部パネルと、下部パネルの裏面と上部パネルの裏面とを接続する接続部と、を有し、接続部は、下部パネルから後方に延びる底壁と、底壁から上方に延び、上部パネルに接続する内壁と、を有し、底壁は、下部パネルの上端よりも下方に位置している。

Description

本発明は、前面意匠パネルに吸気口が形成された空気調和機の室内ユニットに関する。
従来、空気調和機の室内ユニットとして、前面意匠パネルがフラットな面形状を有しているものが知られている。室内ユニットは、前面意匠パネルがフラットであることによって、インテリアに溶け込むデザインとなっている。ここで、室内ユニットの上部には上部吸入口が形成されており、室内ユニットは、上部吸入口から室内空気を取り込んでいる。室内ユニットの内部には、熱交換器が設けられており、熱交換器は、上下方向に延びた形状をなしている。ここで、室内ユニットの上部吸入口のみから室内空気を取り込もうとすると、室内空気は、先ず熱交換器の上部に流入するものの、その後、熱交換器の下部にまで十分に流れ込み難い。このため、熱交換器の下部に流入する室内空気が不足する。そこで、前面意匠パネルに、幅方向に延びる吸入口が設けられた室内ユニットが提案されている。この室内ユニットは、前面意匠パネルの吸入口から取り込まれた室内空気が、熱交換器の下部にも流入するため、熱交換器の熱交換性能が改善する。また、前面意匠パネルに、幅方向に延びる吸入口が形成されていることによって、室内ユニットのデザインにアクセントが与えられている。
しかし、前面意匠パネルに幅方向に延びる吸入口が形成されることにより、前面意匠パネルが上部と下部とに分断されるため、前面意匠パネルの強度が低下するおそれがある。特許文献1には、前面意匠パネルに凹部からなる吸気口が形成されて上下に分断された前面意匠パネルを有する室内機が開示されている。特許文献1の前面意匠パネルの上部と下部とは、補強部によって接続されている。特許文献1は、補強部が前面意匠パネルの上部と下部とを接続することにより、前面意匠パネルの強度の低下を抑制しようとするものである。なお、補強部の下部は、前面意匠パネルの下部の上端から後方に向かって水平に延びている。
特開2008−121968号公報
しかしながら、特許文献1に開示された室内機において、補強部の下部は、前面意匠パネルの下部の上端から後方に向かって水平に延びているため、補強部の下部に当たった光は、補強部の奥側の壁である内壁に反射する。このため、補強部が設けられた部分は明るくなる。一方、吸入口において補強部が設けられていない部分は、光は反射することなく室内機の内部に進入するため、暗い。このように、前面意匠パネルの吸入口において、明暗の縞が発生し、室内ユニットの意匠性が損なわれる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、意匠性が損なわれない空気調和機の室内ユニットを提供するものである。
本発明に係る空気調和機の室内ユニットは、前面から後方に凹み幅方向に延びる凹部が、空気を吸い込む吸入口として形成されている前面意匠パネルを備え、前面意匠パネルは、凹部の下方において幅方向に延在する下部パネルと、凹部の上方において幅方向に延在する上部パネルと、下部パネルの裏面と上部パネルの裏面とを接続する接続部と、を有し、接続部は、下部パネルから後方に延びる底壁と、底壁から上方に延び、上部パネルに接続する内壁と、を有し、底壁は、下部パネルの上端よりも下方に位置している。
本発明によれば、接続部の底壁が、前面意匠パネルの下部パネルの上端よりも下方に位置しているため、底壁に光が当たって反射すると、内壁のうち低い位置に反射光が当たる。このため、接続部が設けられている部分が明るくなることを抑制することができる。このように、前面意匠パネルの吸入口において、明暗の縞が発生し難いため、室内ユニットの意匠性が損なわれない。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態1における前面意匠パネル7を示す正面図である。 本発明の実施の形態1における前面意匠パネル7を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態1における前面意匠パネル7の接続部14を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態1における前面意匠パネル7の接続部14を示す正面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す斜視断面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態1における光の進行方向を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態1における光の進行方向を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107を示す正面図である。 本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107の接続部10を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107の接続部10を示す正面斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す斜視断面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す側面断面図である。 比較例における光の進行方向を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態2における光の進行方向を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107の接続部10を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107の追加部品13を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3における前面意匠パネル7の接続部214を示す側面断面図である。
実施の形態1.
以下、本発明に係る空気調和機の室内ユニットの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す斜視図、図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す正面図である。この図1及び図2に基づいて、空気調和機の室内ユニット1について説明する。図1及び図2に示すように、空気調和機の室内ユニット1は、背面ケース2と、側面意匠パネル6と、前面意匠パネル7とを備えている。
背面ケース2は、空気調和機の空調対象空間である室内の壁等に取り付けられる板状の部材である。側面意匠パネル6は、背面ケース2の縁部に取り付けられ、背面ケース2から前方に延びる箱状の部材である。側面意匠パネル6のうち、室内ユニット1の上部を構成する部分には、空気を吸い込む上部吸入口6aが形成されている。前面意匠パネル7は、室内ユニット1の前面を構成する板状の部材であり、内部に収納された熱交換器3等を覆うものである。
前面意匠パネル7には、空気を吸い込む吸入口8が形成されている。これにより、室内の空気を吸い込む量を増加させて熱交換器3の熱交換性能を向上させると共に、室内ユニット1のデザインにアクセントが加えられている。なお、前面意匠パネル7は、側面意匠パネル6の両側上部に設けられた軸に回転自在に固定されており、これにより、側面意匠パネル6に対し着脱開閉自在となっている。前面意匠パネル7が開くことにより、据え付け作業、清掃及び点検等がし易くなる。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す側面断面図であり、図2のA−A断面図である。図3に示すように、室内ユニット1の内部には、熱交換器3、送風ファン4、ドレンパン5a及び電気品箱(図示せず)が設けられている。熱交換器3は、室内空気と冷媒との間で熱交換させる機器である。送風ファン4は、上部吸入口6a及び吸入口8から吸い込まれた空気を熱交換器3に送る機器である。ドレンパン5aは、熱交換器3に付着する結露水を受ける部材である。
ドレンパン5aの下方には、熱交換器3によって熱交換された空気が室内に吹き出す吹出口5が形成されている。電気品箱は、送風ファン4等を制御する制御機器が内蔵された箱である。上部吸入口6a及び吸入口8から送風ファン4によって吸い込まれた空気は、熱交換器3によって冷媒との間で熱交換されて加熱又は冷却され、吹出口5から室内に吹き出される。これにより、室内が暖房又は冷房される。
図4は、本発明の実施の形態1における前面意匠パネル7を示す正面図である。図4に示すように、前面意匠パネル7には、前面から後方に凹み幅方向に延びる凹部が、空気を吸い込む吸入口8として形成されている。前面意匠パネル7のうち、凹部の下方において幅方向に延在する部分を、下部パネル7bと呼称し、凹部の上方において幅方向に延在する部分を上部パネル7aと呼称する。なお、下部パネル7bと上部パネル7aとは、前面意匠パネル7の両側部において接続されている。このように、下部パネル7bと上部パネル7aとは、一体的な構造を有している。
図5は、本発明の実施の形態1における前面意匠パネル7を示す背面斜視図である。図5に示すように、上部パネル7aと下部パネル7bとは、前面意匠パネル7の両側部だけではなく、前面意匠パネル7の中央部においても、複数の接続部14によって接続されている。このように、前面意匠パネル7の下部パネル7bの裏面と上部パネル7aの裏面とは、複数の接続部14によって接続されているため、前面意匠パネル7の強度の低下を抑制することができる。なお、接続部14は、上部パネル7a及び下部パネル7bと一体的に形成されている。
図6は、本発明の実施の形態1における前面意匠パネル7の接続部14を示す背面斜視図である。図6に示すように、接続部14は、底壁14aと内壁14bと架橋部14cとを有している。底壁14a及び内壁14bの両側端に設けられ、底壁14a及び内壁14bよりも後方に延び、下部パネル7bと上部パネル7aとを接続する部材である。
図7は、本発明の実施の形態1における前面意匠パネル7の接続部14を示す正面斜視図である。図7に示すように、前面意匠パネル7の吸入口8の一部には、接続部14が設けられている。吸入口8において、接続部14が設けられていない部分が吸入穴8aとなっており、実際に空気が吸い込まれる部分である。
図8は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す斜視断面図であり、図2のA−A断面図である。図8に示すように、下部パネル7bの上端は、若干後方に屈曲している。上部パネル7aの下端は、若干後方に屈曲し、その後、下方に屈曲して上部内壁8bとなっている。これにより、室内にいる人から、室内ユニット1の内部の熱交換器3等の内部部品が見えない。前述の如く、接続部14は、底壁14aと、内壁14bとを有する。底壁14aは、下部パネル7bの上端よりも下方の位置から後方に延びる部材である。内壁14bは、底壁14aの後端から上方に延び、上部パネル7aの上部内壁8bに接続する部材である。ここで、底壁14aは、下部パネル7bの上端よりも下方に位置している。
図9は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニット1を示す側面断面図であり、図2のA−A断面図である。次に、吸入口8から吸い込まれる空気9の流れについて説明する。図9に示すように、吸入口8から吸い込まれた空気9は、吸入口8のうち接続部14が設けられていない吸入穴8aを通過し、熱交換器3に至る。
図10は、本発明の実施の形態1における光の進行方向を示す側面断面図であり、図4のB−B断面図である。次に、吸入口8に進入する光11の進行方向について説明する。図10に示すように、室内ユニット1の上方の天井等に照明が設けられている場合、照明から出射された光11が、室内ユニット1の吸入口8に進入する場合がある。吸入口8のうち接続部14に進入した光11の一部は、底壁14aで反射して、内壁14bに当たる。このとき、底壁14aの表面から垂直に延びる法線Nに対する入射角θと反射角θとは等しい。
底壁14aで反射する光11のうち、内壁14bに当たる位置がもっとも高くなるのは、上部パネル7aの下端と下部パネル7bの上端とを結ぶ線上を通過する光11(図10の実線矢印)である。この光11が底壁14aで反射し、反射光12が内壁14bに当たる位置が、下部パネル7bの上端をとおる水平線Hよりも下方に位置している。このため、内壁14bに当たった反射光12は、室内にいる人からは見え難い。このように、本実施の形態1では、接続部14が設けられている部分が明るくなることを抑制することができる。
なお、室内ユニット1は、概して室内の天井付近に設けられている。このため、室内にいる人が室内ユニット1を見る場合、見上げることが多い。従って、反射光12が水平線Hよりも若干上方に当たっても、反射光12は見え難い。ここで、内壁14b及び上部内壁8bのうち、反射光12が見え難い部分を可視範囲外O、反射光12が見え易い部分を可視範囲Iと呼称する。本実施の形態1では、この反射光12が内壁14bに当たる位置が、下部パネル7bの上端をとおる水平線Hよりも下方に位置するように底壁14aが設けられているが、反射光12が内壁14bに当たる位置が、水平線Hよりも若干上方に位置していてもよい。即ち、反射光12が可視範囲外Oに当たるように、底壁14aが設けられればよい。
図11は、本発明の実施の形態1における光の進行方向を示す側面断面図であり、図4のC−C断面図である。図11に示すように、照明から出射された光11が、吸入口8のうち吸入穴8aに進入した場合、吸入穴8aを通過した後、そのまま室内ユニット1の内部に進入する。このため、室内にいる人は、吸入穴8aが形成されている部分が暗く見える。
図10及び図11に示すように、吸入口8のうち接続部14が設けられている部分も、吸入穴8aが形成されている部分も、いずれも室内にいる人から暗く見える。このため、吸入口8に明暗の縞が発生しない。
本実施の形態1によれば、接続部14の底壁14aが、前面意匠パネル7の下部パネル7bの上端よりも下方に位置しているため、底壁14aに光が当たって反射すると、内壁14bのうち低い位置に反射光が当たる。このため、接続部14が設けられている部分が明るくなることを抑制することができる。このように、前面意匠パネル7の吸入口8において、明暗の縞が発生し難いため、室内ユニット1の意匠性が損なわれない。また、これにより、明暗の縞が発生することなく接続部14の大きさを変更することができるため、吸入穴8aの大きさを減らすことなく、前面意匠パネル7の強度を補強することができ、強度を改善することができる。従って、本実施の形態1において、前面意匠パネル7の意匠性を損なわずに強度を確保し、原価を低減することができる。
実施の形態2.
図12は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す斜視図、図13は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す正面図である。本実施の形態2は、前面意匠パネル107の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図12及び図13に示すように、空気調和機の室内ユニット100は、背面ケース102と、側面意匠パネル106と、前面意匠パネル107とを備えている。背面ケース102は、空調対象空間である室内の壁等に取り付けられる板状の部材である。側面意匠パネル106は、背面ケース102の縁部に取り付けられ、背面ケース102から前方に延びる箱状の部材である。側面意匠パネル106のうち、室内ユニット100の上部を構成する部分には、空気を吸い込む上部吸入口106aが形成されている。
前面意匠パネル107は、側面意匠パネル106の縁部に取り付けられる板状の部材である。前面意匠パネル107には、空気を吸い込む吸入口108が形成されている。これにより、室内の空気を吸い込む量を増加させて熱交換器103の熱交換性能を向上させると共に、室内ユニット100のデザインにアクセントが加えられている。なお、前面意匠パネル107は、側面意匠パネル106の両側上部に設けられた軸に回転自在に固定されており、これにより、側面意匠パネル106に対し着脱開閉自在となっている。前面意匠パネル107が開くことにより、据え付け作業、清掃及び点検等がし易くなる。
図14は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す側面断面図であり、図13のD−D断面図である。図14に示すように、室内ユニット100の内部には、熱交換器103、送風ファン104、ドレンパン105a及び電気品箱(図示せず)が設けられている。熱交換器103は、室内空気と冷媒との間で熱交換させる機器である。送風ファン104は、上部吸入口106a及び吸入口108から吸い込まれた空気を熱交換器103に送る機器である。ドレンパン105aは、熱交換器103に付着する結露水を受ける部材である。
ドレンパン105aの下方には、熱交換器103によって熱交換された空気が室内に吹き出す吹出口105が形成されている。電気品箱は、送風ファン104等を制御する制御機器が内蔵された箱である。上部吸入口106a及び吸入口108から送風ファン104によって吸い込まれた空気は、熱交換器103によって冷媒との間で熱交換されて加熱又は冷却され、吹出口105から室内に吹き出される。これにより、室内が暖房又は冷房される。
図15は、本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107を示す正面図である。図15に示すように、前面意匠パネル107には、前面から後方に凹み幅方向に延びる凹部が、空気を吸い込む吸入口108として形成されている。前面意匠パネル107のうち、凹部の下方において幅方向に延在する部分を、下部パネル107bと呼称し、凹部の上方において幅方向に延在する部分を上部パネル107aと呼称する。なお、下部パネル107bと上部パネル107aとは、前面意匠パネル107の両側部において接続されている。
図16は、本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107を示す背面斜視図である。図16に示すように、上部パネル107aと下部パネル107bとは、前面意匠パネル107の両側部だけではなく、前面意匠パネル107の中央部においても、複数の接続部10によって接続されている。吸入口108が形成されることにより、前面意匠パネル107が上下に分断されるため、強度が低下し、吸入口108の両側端から亀裂、変形又は破損等が生じるおそれがある。前面意匠パネル107の下部パネル107bと上部パネル107aとは、複数の接続部10によって接続されているため、前面意匠パネル107の強度の低下を抑制することができる。なお、接続部10は、上部パネル107a及び下部パネル107bと一体的に形成されている。
図17は、本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107の接続部10を示す背面斜視図である。図17に示すように、接続部10は、底壁10aと、架橋部10cとを有している。架橋部14cは、底壁10aの両側端に設けられ、底壁10aよりも後方に延び、底壁10aと共に下部パネル107bと上部パネル107aとを接続する部材である。
図18は、本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107の接続部10を示す正面斜視図である。図18に示すように、前面意匠パネル107の吸入口108の一部には、接続部10が設けられている。吸入口108において、接続部10が設けられていない部分が吸入穴108aとなっており、実際に空気が吸い込まれる部分である。
図19は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す斜視断面図であり、図13のA−A断面図である。図19に示すように、上部パネル107aの下端は、後方に屈曲し、その後、下方に屈曲して上部内壁108bとなっている。接続部10は、下部パネル107bの上端と内壁14bの下端とを接続する底壁10aを有している。底壁10aは、下部パネル107bの上端と同じ高さに位置している。
図20は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内ユニット100を示す側面断面図であり、図13のA−A断面図である。次に、吸入口108から吸い込まれる空気9の流れについて説明する。図20に示すように、吸入口108から吸い込まれた空気9は、吸入口108のうち接続部10が設けられていない吸入穴108aを通過し、熱交換器103に至る。なお、底壁10aには追加部品13が載置されているが、追加部品13については後述する。
図21は、比較例における光の進行方向を示す側面断面図であり、図15のE−E断面図である。次に、吸入口108に進入する光11の進行方向について説明する。なお、図21は、図20に示す本実施の形態2の室内ユニット100の接続部10から追加部品13が外されている比較例を示す。図21では、接続部10に進入する光11の進行方向について説明する。図21に示すように、吸入口108のうち接続部10に進入した光11の一部は、底壁10aで反射して、上部内壁108bに当たる。底壁10aで反射する光11のうち、上部内壁108bに当たる位置がもっとも高くなるのは、上部パネル107aの下端と下部パネル107bの上端とを結ぶ線上を通過する光11(図21の実線矢印)である。この光11が底壁10aで反射し、反射光12が内壁14bに当たる位置は、底壁10aが下部パネル107bの上端をとおる水平線Hと同じ高さであるため、水平線Hよりも上方に位置している。このため、内壁14bに当たった反射光12は、室内にいる人から見える。このため、吸入口108において、接続部10が設けられている部分が明るく見える。
図22は、本発明の実施の形態2における光の進行方向を示す側面断面図であり、図15のF−F断面図である。図22では、接続部10が設けられていない吸入穴108aに進入する光11の進行方向について説明する。図22に示すように、照明から出射された光11が、吸入口108のうち吸入穴108aに進入した場合、吸入穴108aを通過した後、そのまま室内ユニット100の内部に進入する。このため、室内にいる人は、吸入穴108aが形成されている部分が暗く見える。
図21に示すように、接続部10から追加部品13が外されている場合、吸入口108のうち接続部10が設けられている部分は、室内にいる人から明るく見え、吸入穴108aが形成されている部分は、室内にいる人から暗く見える。このため、吸入口108に明暗の縞が発生し、前面意匠パネル107の意匠性が低下するおそれがある。
図23は、本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107の接続部10を示す側面断面図である。次に、図20で示した追加部品13について説明する。追加部品13は、明暗の縞の発生を抑制する非反射部材である。図23に示すように、接続部10に追加部品13が設置されることにより、接続部10における光の反射を抑制している。
図24は、本発明の実施の形態2における前面意匠パネル107の追加部品13を示す斜視図である。図24に示すように、追加部品13は、幅方向に長い部材であり、両端部に爪部13aが設けられている。爪部13aが接続部10の両端に引っ掛けられることにより、追加部品13が接続部10に取り付けられる。これにより、接続部10における光の反射が抑えられるため、吸入口108のうち接続部10が設けられている部分も、吸入穴108aが形成されている部分も、いずれも室内にいる人から暗く見える。このため、吸入口108に明暗の縞が発生しない。
本実施の形態2によれば、若干のコストをかけて追加部品13を設ける作業を施すだけで、前面意匠パネル107の吸入口108において、明暗の縞が発生し難くなる。これにより、室内ユニット100の意匠性が損なわれない。なお、本実施の形態2では、接続部10に追加部品13を設けているが、接続部10の表面粗さを粗くすることによって、光の反射を抑えるように構成されてもよい。
実施の形態3.
図25は、本発明の実施の形態3における前面意匠パネル7の接続部214を示す側面断面図である。本実施の形態3は、空気調和機の室内ユニット200において、前面意匠パネル7の接続部214の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図25に示すように、接続部214の底壁214aは、下部パネル7bから下方に向かって傾斜している。このとき、底壁214aの表面から垂直に延びる法線Nは、内壁14b側に傾いている。このため、吸入口8に進入する光11が、底壁214aで反射しても、その反射光12が内壁14bに当たる位置が、より低くなる。このため、内壁14bに当たった反射光12は、室内にいる人からより見え難い。従って、吸入口8に明暗の縞が発生することを更に抑制することができる。
1 室内ユニット、2 背面ケース、3 熱交換器、4 送風ファン、5 吹出口、5a ドレンパン、6 側面意匠パネル、6a 上部吸入口、7 前面意匠パネル、7a 上部パネル、7b 下部パネル、8 吸入口、8a 吸入穴、8b 上部内壁、9 空気、10 接続部、10a 底壁、10c 架橋部、11 光、12 反射光、13 追加部品、13a 爪部、14 接続部、14a 底壁、14b 内壁、14c 架橋部、100 室内ユニット、102 背面ケース、103 熱交換器、104 送風ファン、105 吹出口、105a ドレンパン、106 側面意匠パネル、106a 上部吸入口、107 前面意匠パネル、107a 上部パネル、107b 下部パネル、108 吸入口、108a 吸入穴、108b 上部内壁、200 室内ユニット、214 接続部、214a 底壁。
本発明に係る空気調和機の室内ユニットは、前面から後方に凹み幅方向に延びる凹部が、空気を吸い込む吸入口として形成されている前面意匠パネルを備え、前面意匠パネルは、凹部の下方において幅方向に延在する下部パネルと、凹部の上方において幅方向に延在する上部パネルと、下部パネルの裏面と上部パネルの裏面とを接続する接続部と、を有し、接続部は、下部パネルから後方に延びる底壁と、底壁から上方に延び、上部パネルに接続する内壁と、を有し、底壁は、下部パネルの上端よりも下方に位置しており、上部パネルの下端と下部パネルの上端とを結ぶ線上を通過する光が底壁で反射し、反射光が内壁に当たる位置が下部パネルの上端をとおる水平線よりも下方に位置している

Claims (4)

  1. 前面から後方に凹み幅方向に延びる凹部が、空気を吸い込む吸入口として形成されている前面意匠パネルを備え、
    前記前面意匠パネルは、
    前記凹部の下方において幅方向に延在する下部パネルと、
    前記凹部の上方において幅方向に延在する上部パネルと、
    前記下部パネルの裏面と前記上部パネルの裏面とを接続する接続部と、を有し、
    前記接続部は、
    前記下部パネルから後方に延びる底壁と、
    前記底壁から上方に延び、前記上部パネルに接続する内壁と、を有し、
    前記底壁は、前記下部パネルの上端よりも下方に位置している
    空気調和機の室内ユニット。
  2. 前記上部パネルの下端と前記下部パネルの上端とを結ぶ線上を通過する光が前記底壁で反射し、反射光が前記内壁に当たる位置が前記下部パネルの上端をとおる水平線よりも下方に位置している
    請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
  3. 前記底壁は、
    前記下部パネルから後方に向かって下方に傾斜している
    請求項1又は2記載の空気調和機の室内ユニット。
  4. 前記接続部は、
    前記底壁及び前記内壁の両側端に設けられ、前記底壁及び前記内壁よりも後方に延び、前記下部パネルと前記上部パネルとを接続する架橋部を更に有する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機の室内ユニット。
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