JP6225721B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機、特に、空気調和機の室内ユニットの吹出口から吹き出される空気の流れを調整する風向板を備えた空気調和機に関する。
従来、空気調和機の室内ユニットの吹出口から吹き出される空気の流れを調整するために、風向板を回動可能に設けるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。また、吹出口から吹出される風を均一にするため、吹出口の一部に突起部を設けて、風の流れの不均一さを解消している。
しかしながら、近年では、空気調和機の意匠性が重要視されるようになってきており、風向板が閉じた際に、風向板の反り等により風向板の先端と送風路の上壁との間に生じる隙間が目立たないようにすることが望まれている。このため、隙間を隠す目隠しを兼ねて、吹出口の端部に突起を設ける場合がある。このような場合に、突起を設ける位置によっては、冷房時に風を水平に吹き出せなくなる。また暖房時に吹き出された温風が上方に流れることを防げず、温風が直接吸込口に向かってしまうことがある。このため、正確な室温検知ができず、適正な温度制御ができなくなるという問題があった。
実用新案登録2532440号公報
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、風向板が閉じた際に風向板の先端と送風路の上壁との間に生じる隙間を隠して外観を向上させるとともに、冷房時には冷風を水平に吹き出させ、暖房時に温風が上方に流れるのを防止して温度センサで正確な室温検知ができる空気調和機を提供することを目的とする。

(1)本願発明に係る1つの態様は、吸込口と、吹出口と、吸込口と吹出口を結ぶ送風路と、送風路に配置された送風ファンと、吹出口に設けられた送風路からの風の流れを上下に調節する風向板と、からなる空気調和機であって、前記送風路は上面壁と下面壁とを有し送風ファンから送り出される風が流通する送風路と、送風路からの風の流れを上下に調節する風向板とを備え、上面壁は、風向板が閉じられた際にその先端よりも前側となる位置に設けられた第1の突起と、風向板の先端よりも後側に設けられた第2の突起とを有することを特徴とする空気調和機を提供する。
(2)上記(1)に記載の空気調和機において、第2の突起が、第1の突起の下端から送風路の上側に沿って延在する仮想線から突出しない高さを有するものであってもよい。
本発明は、送風路の上側で、風向板の先端よりも前側に第1の突起を設け、また、送風路の上側で、風向板の先端よりも後側に第2の突起を設けたので、送風路と風向板の間に生じる隙間を隠すとともに、送風方向を適切な向きにすることが可能となる。
本発明に係る実施形態の空気調和機の全体斜視図である。 図1中II−II位置の断面図である。 (A)は上下風向板を閉じた状態の概略断面図であり、(B)は(A)中B部分の拡大図である。 冷房時における風の流れを示す概略断面図である。 暖房時における風の流れを示す概略断面図である。
以下、本発明に係る実施形態の空気調和機について、図面を用いて説明する。図1に示すように、本発明に係る実施形態の空気調和機10は、例えば室内の壁11等に取り付けて使用することができる。なお、以下の説明においては、空気調和機10を壁11に取り付けた状態で、天井側を「上」とし、床側を「下」とする。また、壁11に対して室内側を「前」とし、壁11側を「後」として説明する。
図1及び図2に示すように、空気調和機10は、内部の熱交換器14や送風ファン13を覆う外観部品としてハウジング20を有しており、ハウジング20の前面には前面カバー24が、前面カバー24の前面にはオープンパネル24aが設けられている。オープンパネル24aは前面カバー24の下部に保持されており、運転時には前方かつ上方にスライドし、室内の空気を吸入する空気吸入口21(211)を形成する。空気吸入口21としては、このようにしてハウジング20の前面であってオープンパネル24aの内側に設けられている前側空気吸入口211のほかに、ハウジング20の上側に設けられている上側空気吸入口212を有する。なお、前側空気吸入口211及び上側空気吸入口212には、吸入する空気中のホコリ等を除去するフィルタ(図示省略)が設けられている。オープンパネル24aは、停止時には空気吸入口211を塞いで空気調和機10の外観を向上させる。
空気吹出口22は、ハウジング20の下部に設けられており、下方に開口している。空気吹出口22には、上下に回動可能な上下風向板23が設けられており、空気の流れを上下方向に調整している。上下風向板23は、運転時には下方へ開き、風向の調整が可能となっている。上下風向板23は、空気調和機10の運転が停止されると、空気吹出口22を閉じる。また、水平方向に回動可能な左右風向板(図示省略)が設けられており、左右への吹出し方向が調整可能となっている。ハウジング20は、後側面が開口しており、矩形の金属板である取付板12を介して壁11に取り付けられる。
図2に示すように、ハウジング20の中央部分には、クロスフロー型の送風ファン13が配置されている。送風ファン13の上方には、熱交換器14が、送風ファン13を囲うように配置されている。熱交換器14は、送風機の前側に配置される前側熱交換器と、送風機の背面側に配置される後側熱交換器を有している。 前側熱交換器と後側熱交換器は上部が近接し下部が離間するように配置されており、いわゆる逆V字状に配置されている。熱交換器14の前側で前側空気吸入口211の内側には、吸い込む空気の温度を検知する室温センサとしての温度センサ26が設けられており、送風ファン13や後述する上下風向板23を制御する制御部(図示省略)に接続されている。
従って、送風ファン13が回転して室内の空気を吸引すると、ハウジング20の前側空気吸入口211及び上側空気吸入口212から空気が流入する(図2中矢印A1,A2,A3参照)。このとき、温度センサ26が、前側空気吸入口211から吸い込まれる室内の空気の温度を検知する。そして、吸い込まれた空気は熱交換器14を通過して冷媒と熱交換され、送風路25を通って空気吹出口22から室内に排出される(図2中矢印B1,B2参照)。温度センサ26で検知された室内の空気の温度は制御部に伝達され、制御部は送風ファン13や上下風向板23を制御して温度制御を行う。なお、熱交換器14の下方には、熱交換器14から滴下する凝縮水を受ける露受皿15が設けられている。
図2及び図3に示すように、送風ファン13(クロスフローファン)からの風を送り出す送風路25は、送風ファン13の前側から吹出し方向に形成された上面壁251および、送風ファン13の後側から形成される下面壁252から構成されている。送風ファン13からの風を送り出す送風路25の上面壁251における先端には、第1の突起31が設けられている。第1の突起31は、上下風向板23が回動して空気吹出口22を閉じたときの、上下風向板23の前端部232よりも前側に位置するように設けられている。送風路25の上面壁251における第1の突起31の後方には、第2の突起32が設けられている。
第2の突起32は、上下風向板23が回動して空気吹出口22を閉じたときの、上下風向板23の前端部232よりも後側に位置するように設けられている。また、第2の突起32は、第1の突起31の下端311から送風路25の上面壁251に沿って延在する仮想線L1から突出しないように設定されている(図3(B)参照)。すなわち、第2の突起32の送風路25の上面壁251からの突出量は、第1の突起31の突出量と同じか、それより小さく設定されている。なお、第2の突起32は送風路25の上面壁251に一体的に設けることができるが、後から別部材を接着手段により取り付けることも可能である。
次に、空気調和機10の動作について説明する。空気調和機10の停止時には、図3に示すように、上下風向板23は、送風路25において回転中心231を中心として矢印C方向に回転して、前端部232を送風路25の上面壁251に当接して閉じる。このとき、上下風向板23の前端部232は、第1の突起31の後方位置において、送風路25の上面壁251に当接している。
冷房時において水平に風を吹き出す場合には、図4に示すように、上下風向板23を水平になるように回動させる。送風ファン13からの風W1は、送風路25の上面壁251と上下風向板23との間を空気吹出口22に向かって水平に流れる。そして、送風路25の上面壁251に設けられている第2の突起32に衝突すると、一旦、下向きに方向を変え(風W2)、上下風向板23に当たって再び水平に流れる(風W3)。
なお、図4において第2の突起32が設けられていない場合には、送風路25の上面壁251と上下風向板23との間を水平に流れてきた風W1は、上面壁251の先端に設けられている第1の突起31に衝突し、下方に方向を変える(風WB1参照)。この場合、上下風向板23を前方へ延長することにより、下方に向いた風を再び水平方向へ流すことができるが、上下風向板23が第1の突起31よりも前方に位置すると、上下風向板23を閉じた際に上面壁251と上下風向板23との隙間が見えるので、外観上好ましくない。特に、上下風向板23が温度変化により歪んでいる場合には、見栄えが悪い。また、上下風向板23が延長されることで大型化し、 コストアップを招くため、好ましくない。
図5に示すように、暖房時には、上下風向板23を下向きにして、温風は主に下方に吹き出される(風W6参照)。このとき、上下風向板23と送風路25の上面壁251との間から、漏れた温風(風W4)が前方に流れる。漏れた温風(風W4)は、送風路25の上面壁251に沿って前方に流れ、第2の突起32に当たって下方へ方向が変えられる(風W5)。これにより、前方に向かって流れる漏れた温風(風W4)を、下方に向けることができる。
図5において、第2の突起32が設けられていない場合には、風W5は下方に方向を変えずに送風路25の上面壁251に沿って前方に流れる(風WB2)。この風WB2は、第1の突起31で多少下方に向かうものの、多くはハウジング20の前面に沿って上昇し、前側空気吸入口211から内部に吸い込まれる、いわゆるショートサーキットが生じる。温度センサ26は、吸い込まれた風WB2の温度を室内の温度として検知し、図示しない制御部に伝達する。制御部は、室内が暖かくなったと誤認して、送風ファン13や上下風向板23を制御し、適切な室温制御が行えない原因となる。
次に、本発明の空気調和機10の作用効果について説明する。本発明に係る実施形態の空気調和機10によれば、送風ファン13により送風路25に送り出された風は、上下風向板23により流れを上下方向に調整されて、空気吹出口22から吹き出される。
そして、送風路25の上側で、上下風向板23の前端部232よりも後側に第2の突起32を設けたので、送風路の上側で、風向板の先端よりも前側に第1の突起を有していても、冷房時には冷風を水平に吹き出させ、暖房時には温風が上方に流れるのを防止できる。これにより、温度センサ26は正確な室温を検知でき、適正な温度制御を行うことができる。
また、本発明に係る実施形態の空気調和機10によれば、第2の突起32は、第1の突起31の下端311から送風路25の上面壁251に沿って延在する仮想線L1から突出しない高さ、すなわち、第2の突起32の突出量は第1の突起31の突出量と同じかそれより小さい。このため、第2の突起32により、風の流れを大きく乱すことなく、風の方向を下方へ変化させることができる。
本発明の空気調和機は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。例えば、前述した実施形態においては、第2の突起32の形状として矩形の場合を例示したが、変えたい風の流れの方向に応じて最適な形状を採用することができる。
10……空気調和機
13……送風ファン
23……上下風向板
24……前面カバー
24a……オープンパネル
231……回転中心(上下風向板の)
232……先端(上下風向板の)
25……送風路
251……上面壁(送風路の上側)
252……下面壁(送風路の下側)
31……第1の突起
311……下端(第1の突起の)
32……第2の突起
L1……仮想線
C……上下風向板の回転方向

Claims (2)

  1. 吸込口と、吹出口と、前記吸込口と前記吹出口を結ぶ送風路と、前記送風路に配置された送風ファンと、前記吹出口に設けられた前記送風路からの風の流れを上下に調節する風向板と、からなる空気調和機であって、
    前記送風路を形成する上面壁と下面壁とを有し、
    前記上面壁は、前記風向板が閉じられた際にその先端よりも前側かつ下方となるように設けられた第1の突起と、前記風向板の先端よりも後側に設けられた第2の突起とを有することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記第2の突起が、前記第1の突起の下端から前記送風路の上側に沿って延在する仮想線から突出しない高さを有することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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