JPH10148384A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10148384A
JPH10148384A JP8308898A JP30889896A JPH10148384A JP H10148384 A JPH10148384 A JP H10148384A JP 8308898 A JP8308898 A JP 8308898A JP 30889896 A JP30889896 A JP 30889896A JP H10148384 A JPH10148384 A JP H10148384A
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JP
Japan
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wind direction
direction plate
auxiliary
sides
air conditioner
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JP8308898A
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English (en)
Inventor
Atsushi Itagaki
敦 板垣
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹出口の上下風向板を水平位置に向けて回動
した際、同上下風向板の空気抵抗を減少させて、効率よ
く冷気を送出できるようにした空気調和機を提供する。 【解決手段】 上下風向板は、少なくとも両側に支軸部
6aを備えた主上下風向板7と、同主上下風向板の下部
に、長手方向の寸法が大きく形成されるとともに、その
両側に前記主上下風向板の両側に沿う延出部cを有して
凹状に形成され、同延出部が連結部により回動可能に連
結された補助風向板8とからなり、吹出口5の両側は、
これら補助風向板および主上下風向板の両側に沿う段部
5aが形成されてなり、前記主上下風向板を水平位置に向
けて回動した際、前記吹出口の段部に前記補助風向板の
延出部を当接させることにより、同補助風向板を先行さ
せて略水平位置に回動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、冷房運転時に、吹出口の上下風向板
を水平位置に向けて回動した際、同上下風向板の空気抵
抗を減少させて冷気を効果的に送出できるようにした構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図5で示す
ように、本体1に形成した吸込口2と吹出口5とを結ぶ
空気通路に、熱交換器3と送風ファン4とを設け、前記
吹出口5に軸受部6により上下風向板7'を回動自在に軸
支してなり、同上下風向板7'により上下方向の風向を調
節してなる構成であった。
【0003】しかしながら、前記上下風向板7'を、例え
ば冷房運転時に略水平位置に回動した際、図5で示す寸
法a'のように、前記吹出口5が前記上下風向板7'の前後
端によって小さく形成されてしまうことから、空気抵抗
が大きくなって効率のよい送風ができず、快適な冷房運
転を行うことができないという問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記問題点に鑑み、冷房運転時に吹出口の上下風向板を水
平位置に向けて回動した際、同上下風向板の空気抵抗を
減少させて、効率よく冷気を送出できるようにした空気
調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、熱交換器および送風ファンを含む空気流路
を構成するベースと、前記空気流路の出口に対応して前
記ベースの正面下部から底面にかけて開口された吹出口
と、同吹出口に回動自在に軸支された上下風向板とを備
えてなり、前記上下風向板を前記吹出口の正面と底面と
の間で選択的に回動させることにより、同吹出口からの
吹出空気を下吹出しと横吹出しとに切替えるようにして
なる空気調和機において、前記上下風向板は、少なくと
も両側に軸受部を備えた主風向板と、両端に同主風向板
の両側下部に沿う延出部を有して、同主風向板の下部に
連結部により回動可能に連結された凹状の補助風向板と
からなり、前記吹出口の両側は、これら補助風向板およ
び主風向板の両側に沿う段部が形成されてなり、前記主
風向板を水平位置に向けて回動した際、前記吹出口の段
部に前記補助風向板の延出部を当接させることにより、
同補助風向板を先行させて略水平位置に回動するように
した構成となっている。
【0006】また、前記主風向板の下部に前記補助風向
板を取り付ける取付部が、前記風向板の両側に設けた連
結軸と、これに対応して前記補助風向板に設けた連結孔
とからなる構成となっている。
【0007】また、前記主風向板の下部に前記補助風向
板を取り付ける取付部が、前記風向板の両側に設けた連
結孔と、これに対応して前記補助風向板に設けた連結軸
とからなる構成となっている。
【0008】また、前記連結軸および前記連結孔からな
る両連結部の間に、同両連結部と同軸状でなり、前記主
風向板の下部に前記補助風向板を回動可能に連結する補
助連結手段を設けた構成となっている。
【0009】また、前記補助連結手段が、前記主風向板
に設けた凹状の収容部と、同収容部に対応して、前記補
助風向板に設けた凸状の補助連結片と、前記収容部の両
側およびこれに対応する前記補助連結片に設けた雄雌の
補助連結部とからなる構成となっている。
【0010】また、前記雄雌の補助連結部が、前記収容
部の両側に、背面側に挿入口を備えて略U字状に形成し
た補助連結孔と、同補助連結孔に対応して前記補助連結
片に突設した補助連結軸とからなり、同補助連結軸を前
記挿入口から挿入して前記補助連結孔に回動自在に連結
するとともに、前記収容部に前記補助連結片を収容した
構成となっている。
【0011】また、前記雄雌の補助連結部が、前記補助
連結片の両側に、背面側に挿入口を備えて略U字状に形
成した補助連結孔と、同補助連結孔に対応して前記収容
部の両側に突設した補助連結軸とからなり、同補助連結
軸を前記挿入口から挿入して前記補助連結孔に回動自在
に連結するとともに、前記収容部に前記補助連結片を収
容した構成となっている。
【0012】また、前記連結軸の少なくとも一方にコイ
ルばねを装着し、同コイルばねの両端に対応して、前記
主風向板および前記補助風向板にばね受部を設け、同ば
ね受部に前記コイルばねの両端を係合して、前記補助風
向板を回動方向に付勢するようにした構成となってい
る。
【0013】また、前記ばね受部が、前記主風向板およ
び前記補助風向板に設けた係合孔からなる構成となって
いる。
【0014】また、前記係合孔を、前記主風向板および
前記補助風向板の相対向する側部に設けた構成となって
いる。
【0015】また、前記コイルばねおよび前記係合孔か
らなる付勢手段を、前記主風向板および前記補助風向板
の両側部に設けた構成となっている。
【0016】また、前記主風向板および前記補助風向板
の隣り合う両縁に略L字状断面および逆略L字状断面で
形成された位置決め部を設け、同位置決め部を当接し
て、前記主風向板および前記付勢手段により付勢された
前記補助風向板をほぼ面一状に位置決めするようにした
構成となっている。
【0017】また、前記位置決め部を、前記主風向板お
よび前記補助風向板の長手方向にわたって形成した構成
となっている。
【0018】更に、前記主風向板を、駆動モータにより
駆動するようにした構成となっている。
【0019】
【発明の実施の形態】上記構成であるなるば、冷房運転
時に吹出口の上下風向板を水平位置に向けて回動した
際、同上下風向板の空気抵抗を減少させて、効率よく冷
気を送出できるようにした空気調和機となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1と、図2(A)乃至図2(C)と、図
3(A)乃至図3(E)と、図4(A)および図4
(B)とにおいて、1は空気調和機の室内機本体、2は
同本体1の前面および、または上面に設けられた吸込
口、3は同吸込口2と後述する吹出口5とを結ぶ空気通
路に設けられた熱交換器、4は同熱交換器3で熱交換さ
れた吸込空気を吹出口5に送出するための送風ファンで
ある。
【0021】前記吹出口5には、上下方向の吹出し風向
を調節するため、後述する上下風向板が複数の支軸6aを
有して軸受部6により回動自在に軸支された構成となっ
ている。
【0022】前記上下風向板は、少なくとも両側に支軸
6aを受ける軸受部6を備えた主風向板7と、両端に同主
風向板7の両側下部に沿う延出部cを有して、同主風向
板7の下部に後述する連結部により回動可能に連結され
た凹状の補助風向板8とからなり、前記吹出口5の両側
は、これら補助風向板8および主風向板7の両側に沿う
段部5aが形成されてなり、前記主風向板7を水平位置に
向けて回動した際、前記吹出口5の段部5aに前記補助風
向板8の延出部cを当接させることにより、同補助風向
板8を先行させて略水平位置に回動するようにした構成
となっており、これによって、停止時に、図2(A)で
示すように、前記主風向板7および前記補助風向板8に
よって前記吹出口5を閉じることができるようにした構
成となり、暖房運転時に、前記主風向板7を略垂直位置
に回動した際、図2(B)で示すように、同主風向板7
および前記補助風向板8によって暖気を下方に向けて効
果的に送出できるようにした構成となり、冷房運転時
に、前記主風向板7を水平位置に向けて回動した際、図
2(C)で示すように、前記補助風向板8を前記主風向
板7よりも先行して略水平位置に回動するようにした構
成となっており、これによって、上記に従来技術で説明
した図4で示す寸法a'のように、前記吹出口5が前記上
下風向板7'の前後端によって小さく形成されてしまうこ
とがなくなるため、空気抵抗を小さくして効率のよい送
風ができるようになり、快適な冷房運転を行うことがで
きるようにした構造となる。
【0023】また、前記主風向板7の下部に前記補助風
向板8を取り付けるための取付部が、一実施例として図
3(C)で示すように、前記主風向板7の両側に設けた
大径部7aおよび小径部7bで構成される連結軸と、前記補
助風向板8に設けた大径部8aおよび小径部8bで構成され
る連結孔とからなる構成としたことにより、前記連結軸
の大径部7aに後述するコイルばねを装着して前記連結孔
の大径部8aに収容できるようになるとともに、前記連結
軸の小径部7bを前記連結孔の小径部8bで回動可能に連結
できるようにした構造となる。
【0024】また、前記主風向板7の下部に前記補助風
向板8を取り付けるための取付部が、他の実施例として
図4(A)で示すように、前記主風向板7の両側に設け
た大径部7a' および小径部7b' で構成される連結孔と、
前記補助風向板8に設けた大径部8a' および小径部8b'
で構成される連結軸とからなる構成としたことにより、
前記連結軸の大径部8a' に後述するコイルばねを装着し
て前記連結孔の大径部7a' に収容できるようになるとと
もに、前記連結軸の小径部8b' を前記連結孔の小径部7
b' で回動可能に連結できるようにした構造となる。
【0025】なお、上記に説明した一実施例と他の実施
例とは、構成部材の設計上および、または製作上の都合
により、有利と考えられる実施例を選択すればよい。
【0026】また、前記連結軸7aおよび7b、もしくは8
a' および8b' と、前記連結孔8aおよび8b、もしくは7a'
および7b' とからなる前記両連結部9の間に、同連結
部9と同軸状でなり、前記主風向板7の下部に前記補助
風向板8を回動可能に連結するための後述する補助連結
手段を設けたことにより、前記主風向板7に前記補助風
向板8を正確に連結できるようにした構成となってい
る。
【0027】また、前記両連結部9の間に設けられ、前
記主風向板7の下部に前記補助風向板8を回動可能に連
結するための補助連結手段が、前記主風向板7に設けた
凹状の収容部7eと、同収容部7eに対応して、前記補助風
向板8に設けた凸状の補助連結片8eと、前記収容部7eの
両側およびこれに対応する前記補助連結片8eとに設けた
後述する雄雌の補助連結部とからなる構成となってお
り、これによって、前記主風向板7の下部に前記補助風
向板8を、より容易に、且つ強固に連結できるようにし
た構成となっている。
【0028】また、前記収容部7eの両側およびこれに対
応する前記補助連結片8eとに設けた雄雌の補助連結部
が、一実施例として図3(E)で示すように、前記収容
部7eの両側に、背面側に挿入口を備えて略U字状に形成
した補助連結孔7fと、同補助連結孔7fに対応して前記補
助連結片8eに突設した補助連結軸8fとからなり、同補助
連結軸8fを前記挿入口から挿入して前記補助連結孔7fに
回動可能に連結するとともに、前記収容部7eに前記補助
連結片7fを収容するようにした構成となっており、これ
によって、前記補助風向板8を前記主風向板7の下部に
連結する際、同主風向板7を図3で示す矢印aの方向に
弾性変形させ、前記補助連結軸8fを前記挿入口から容易
に挿入して前記補助連結孔7fで正確に軸支できるように
なるとともに、前記補助連結片8eを前記収容部7eに収容
することによって、空気抵抗が大きくならないよう防止
できるようにした構造となる。
【0029】また、前記収容部7eの両側およびこれに対
応する前記補助連結片8eとに設けた雄雌の補助連結部
が、他の実施例として図4(B)で示すように、前記補
助連結片8eの両側に、背面側に挿入口を備えて略U字状
に形成した補助連結孔8f' と、同補助連結孔8f' に対応
して前記収容部7eの両側に突設した補助連結軸7f' とか
らなり、同補助連結軸7f' を前記挿入口から挿入して前
記補助連結孔8f' に回動自在に連結するとともに、前記
収容部7eに前記補助連結片8eを収容するようにした構成
となっており、これによって、前記補助風向板8を前記
主風向板7の下部に連結する際、同主風向板7を図3で
示す矢印aの逆方向に弾性変形させ、前記補助連結軸7
f' を前記挿入口から容易に挿入して前記補助連結孔8f'
で正確に軸支できるようになるとともに、前記補助連
結片8eを前記収容部7eに収容することによって、空気抵
抗が大きくならないよう防止できるようにした構造とな
る。
【0030】なお、上記に説明した一実施例と他の実施
例とは、構成部材の設計上および、または製作上の都合
により、有利と考えられる実施例を選択すればよい。
【0031】また、前記補助風向板8を回動方向に付勢
するための付勢手段を、少なくとも一方の前記連結軸の
大径部7aまたは8a' に装着したコイルばね10と、同コイ
ルばね10の両端10a に対応して、前記主風向板7および
前記補助風向板8に設けた後述するばね受部とで構成
し、同ばね受部に前記コイルばね10の両端10a を係合し
て、前記補助風向板8を回動方向に向けて付勢するよう
にした構成となっており、これによって、前記補助風向
板8を矢印bで示す回動方向に付勢し、後述する位置決
め部により前記主風向板7とほぼ面一状態に位置決めで
きるようにした構造となる。なお、前記連結軸7aまたは
8a' (大径部)に装着されたコイルばね10は、前記連結
孔8aまたは7a' (大径部)に収容されて、前記連結軸7b
または8b' (小径部)が、前記連結孔8bまたは7b' (小
径部)で回動可能に軸支されるようにした構成となって
いる。
【0032】また、前記コイルばね10の両端10a を受け
るばね受部が、前記主風向板7および前記補助風向板8
に設けた後述する係合孔からなる構成となっており、こ
れによって、特別に前記ばね受部を設けることなく、前
記コイルばね10の両端10a を後述する係合孔に挿入する
だけの簡便な構成により容易に係合して、前記補助風向
板8を回動方向に向けて付勢できるようにした構造とな
る。
【0033】また、前記コイルばね10の両端10a を係合
する係合孔7cおよび8cを、前記主風向板7および前記補
助風向板8の相対向する側部に設けたことにより、前記
コイルばね10とともに、その両端10a が外部から見えな
いようにして外観性を損ねないようにした構成となって
いる。
【0034】また、前記コイルばね10および前記係合孔
7cおよび8cによるばね受部からなる前記付勢手段を、前
記主風向板7および前記補助風向板8の両側部に設けた
ことにより、同補助風向板8を回動方向に向けて正確に
付勢できるようにした構成となっている。
【0035】また、前記主風向板7および前記補助風向
板8をほぼ面一状に位置決めするための位置決め手段
が、前記主風向板7および前記補助風向板8の隣り合う
両縁に略L字状断面および逆略L字状断面で形成された
位置決め部7dおよび8dからなり、同位置決め部7dおよび
8dを相互に当接して、前記主風向板7および前記付勢手
段により付勢された前記補助風向板8をほぼ面一状に位
置決めするようにした構成となっており、これによっ
て、前記主風向板7および前記補助風向板8を面一状の
上下風向板として、停止位置では前記吹出口5を正確に
閉じることができ、暖房運転時には略垂直位置に回動し
て暖気を下方に向けて効果的に送出できるようにした構
造となる。
【0036】また、前記位置決め部7dおよび8dを、前記
主風向板7および前記補助風向板8の長手方向にわたっ
て形成したことにより、正確に位置決めできるようにし
た構成となっている。
【0037】更に、前記主風向板7を駆動するための駆
動モータ11を設けたことにより、冷房運転または暖房運
転などの運転状態に応じて、前記主風向板7を適宜自動
的に駆動し回動できるようになるとともに、冷房運転時
に前記主風向板7を水平位置に向けて回動した際、前記
吹出口5の段部5aに前記補助風向板8両側の延出部cを
当接して、上記説明のとおり、前記補助風向板8を先行
して回動し、空気抵抗を減少させて冷気を効果的に送出
できるようにした構成となっている。
【0038】以上の構成により、図1と、図2(A)乃
至図2(C)と、図3(A)乃至図3(E)と、図4
(A)および図4(B)とで示すように、停止時に、前
記主風向板7および前記補助風向板8によって前記吹出
口5を閉じることができるようになり、暖房運転時に、
前記主風向板7を略垂直位置に回動した際、同主風向板
7および前記補助風向板8によって暖気を下方に向けて
効果的に送出できるようになり、冷房運転時に、前記主
風向板7を水平位置に向けて回動した際、前記補助風向
板8を前記主風向板7よりも先行して略水平位置に回動
し、上記に従来技術で説明した図5で示す寸法a'のよう
に、前記吹出口5が前記上下風向板7'の前後端によって
小さく形成されてしまうことがなくなるため、空気抵抗
を小さくして効率のよい送風ができるようになり、快適
な冷房運転を行うことができるようにした空気調和機と
なる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によると、冷房運転
時に吹出口の上下風向板を水平位置に向けて回動した
際、同上下風向板の空気抵抗を減少させて、効率よく冷
気を送出できるようにした空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の室内機の断面図であ
る。
【図2】本発明による空気調和機の室内機の要部断面図
で、(A)は停止時に吹出口を主風向板および補助風向
板で閉じた状態を示し、(B)は暖房運転時に主風向板
および補助風向板を略垂直位置に回動した状態を示し、
(C)は冷房運転時に主風向板よりも先行して補助風向
板を略水平位置に回動した状態を示す。
【図3】本発明による空気調和機の室内機の要部説明図
で、(A)は主風向板および補助風向板を示す斜視図で
あり、(B)は吹出口を示す斜視図であり、(C)は主
風向板および補助風向板の一実施例を示す分解斜視図で
あり、(D)は位置決め部を示す断面図であり、(E)
は補助連結部の一実施例を示す分解斜視図ある。
【図4】本発明による空気調和機の室内機の他の実施例
を示す要部説明図で、(A)は主風向板および補助風向
板の分解斜視図であり、(B)は補助連結部を示す分解
斜視図ある。
【図5】従来例による空気調和機の室内機の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 空気調和機の室内機本体 2 吸込口 3 熱交換器 4 送風ファン 5 吹出口 5a 吹出口の段部 6 支軸部 6a 支軸 7 主風向板 7a,7b 連結軸 7c,8c 係合孔 7d,8d 位置決め部 8 補助風向板 8a,8b 連結孔 9 連結部 10 コイルばね 10a コイルばねの端部 11 駆動モータ c 補助風向板両側の延出部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器および送風ファンを含む空気流
    路を構成するベースと、前記空気流路の出口に対応して
    前記ベースの正面下部から底面にかけて開口された吹出
    口と、同吹出口に回動自在に軸支された上下風向板とを
    備えてなり、前記上下風向板を前記吹出口の正面と底面
    との間で選択的に回動させることにより、同吹出口から
    の吹出空気を下吹出しと横吹出しとに切替えるようにし
    てなる空気調和機において、 前記上下風向板は、少なくとも両側に軸受部を備えた主
    風向板と、両端に同主風向板の両側下部に沿う延出部を
    有して、同主風向板の下部に連結部により回動可能に連
    結された凹状の補助風向板とからなり、前記吹出口の両
    側は、これら補助風向板および主風向板の両側に沿う段
    部が形成されてなり、 前記主風向板を水平位置に向けて回動した際、前記吹出
    口の段部に前記補助風向板の延出部を当接させることに
    より、同補助風向板を先行させて略水平位置に回動する
    ようにしたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記主風向板の下部に前記補助風向板を
    取り付ける取付部が、前記主風向板の両側に設けた連結
    軸と、これに対応して前記補助風向板に設けた連結孔と
    からなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記主風向板の下部に前記補助風向板を
    取り付ける取付部が、前記主風向板の両側に設けた連結
    孔と、これに対応して前記補助風向板に設けた連結軸と
    からなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記連結軸および前記連結孔からなる両
    連結部の間に、同両連結部と同軸状でなり、前記主風向
    板の下部に前記補助風向板を回動可能に連結する補助連
    結手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記補助連結手段が、前記主風向板に設
    けた凹状の収容部と、同収容部に対応して、前記補助風
    向板に設けた凸状の補助連結片と、前記収容部の両側お
    よびこれに対応する前記補助連結片に設けた雄雌の補助
    連結部とからなることを特徴とする請求項4記載の空気
    調和機。
  6. 【請求項6】 前記雄雌の補助連結部が、前記収容部の
    両側に、背面側に挿入口を備えて略U字状に形成した補
    助連結孔と、同補助連結孔に対応して前記補助連結片に
    突設した補助連結軸とからなり、同補助連結軸を前記挿
    入口から挿入して前記補助連結孔に回動自在に連結する
    とともに、前記収容部に前記補助連結片を収容したこと
    を特徴とする請求項5記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記雄雌の補助連結部が、前記補助連結
    片の両側に、背面側に挿入口を備えて略U字状に形成し
    た補助連結孔と、同補助連結孔に対応して前記収容部の
    両側に突設した補助連結軸とからなり、同補助連結軸を
    前記挿入口から挿入して前記補助連結孔に回動自在に連
    結するとともに、前記収容部に前記補助連結片を収容し
    たことを特徴とする請求項5記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記連結軸の少なくとも一方にコイルば
    ねを装着し、同コイルばねの両端に対応して、前記主風
    向板および前記補助風向板にばね受部を設け、同ばね受
    部に前記コイルばねの両端を係合して、前記補助風向板
    を回動方向に付勢するようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項4記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】 前記ばね受部が、前記主風向板および前
    記補助風向板に設けた係合孔からなることを特徴とする
    請求項8記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記係合孔を、前記主風向板および前
    記補助風向板の相対向する側部に設けたことを特徴とす
    る請求項9記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】 前記コイルばねおよび前記係合孔から
    なる付勢手段を、前記主風向板および前記補助風向板の
    両側部に設けたことを特徴とする請求項8乃至請求項1
    0記載の空気調和機。
  12. 【請求項12】 前記主風向板および前記補助風向板の
    隣り合う両縁に略L字状断面および逆略L字状断面で形
    成された位置決め部を設け、同位置決め部を当接して、
    前記主風向板および前記付勢手段により付勢された前記
    補助風向板をほぼ面一状に位置決めするようにしたこと
    を特徴とする請求項8乃至請求項11記載の空気調和
    機。
  13. 【請求項13】 前記位置決め部を、前記主風向板およ
    び前記補助風向板の長手方向にわたって形成したことを
    特徴とする請求項12記載の空気調和機。
  14. 【請求項14】 前記主風向板を、駆動モータにより駆
    動するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    5または請求項8乃至請求項13記載の空気調和機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013035218A1 (ja) * 2011-09-08 2013-03-14 パナソニック株式会社 空気調和機
JP2013057456A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Panasonic Corp 空気調和機
JP2013057457A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Panasonic Corp 空気調和機
JP2015137843A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

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