JP2014047953A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換器を通過する風量を増大させて十分に熱交換することのできる空気調和機の室外機の提供。
【解決手段】室外機本体4に吸込口2及び吹出口3を設ける。吸込口2から吹出口3に至る空気流路5に熱交換器6を配置する。吸込口2から吸い込んだ空気を吹出口3に送る送風機7を設ける。室外機本体4の底板8に補助給気路11を設けて吸込口2に給気する。補助給気路11の吸気口9を底板8の下方に開口する。補助給気路11の排気口10を室外機本体4の外側かつ吸込口2の近傍に開口する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関するものである。
一般に、空気調和機の室外機は、主に背面側に設けられた吸込口から前面側の吹出口に至る空気流路に熱交換器を配置した構造とされ、背面を室外の壁面に対向させて設置して、送風機によって吸込口から吸込んだ空気を吹出口に送ることにより、熱交換器で熱交換するようになっている。
このような空気調和機の室外機について、例えば特許文献1は、熱交換器を通過する風速分布を熱交換器全体で均一にすることにより、熱交換効率の向上などを図るようにした技術を開示している。
特開2008−128553(段落番号0007)
ところで、空気調和気の室外機は、吸込口を設けた背面側を壁面に対向させて設置することが多く、この場合、室外機の上方及び側方の空気が壁面との間を通って回り込むように吸込口に吸い込まれることになるため、特に、吸込口と壁面との間隔が狭くなるほど、熱交換器を通過する風量として、十分な風量を得にくくなりやすい。
これに対して、特許文献1の技術は、風速分布を均一にすることにより、同じ風量における熱交換効率を向上させることができるものの、十分な風量が得られない場合には、十分に熱交換することができず、空気調和機の性能が低下するおそれがある。
本発明は、熱交換器を通過する風量を増大させて十分に熱交換することのできる空気調和機の室外機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る空気調和機の室外機は、吸込口及び吹出口を有する室外機本体と、吸込口から吹出口に至る空気流路に配置された熱交換器と、吸込口から吸い込んだ空気を吹出口に送る送風機とを備えたものであり、室外機本体の底板に、この底板の下方に開口する吸気口から室外機本体の外側かつ吸込口の近傍に開口する排気口に至る補助給気路を設けたものである。
上記構成によれば、室外機本体の底板に補助給気路を設けるので、底板の下方と吸込口の近傍とを連通して、底板の下方の空間の空気を吸込口にスムーズに回り込ませることができる。これにより、室外機の上方及び側方の空気に加えて室外機の下方の空気を吸込口から吸い込むことができ、その分、熱交換器を通過する風量を増大させて十分に熱交換することができる。
さらに、吸気口の開口面積を排気口の開口面積よりも大きく設定するようにしてもよい。この構成によれば、補助給気路の吸気口の開口面積を大きくする分、吸気口の近傍における風速を小さく抑えることができ、底板の下方から空気を吸い込むことによる塵や埃の巻き上げを防止することができる。
さらに、補助給気路の排気口は、吸込口と並設したり吸込口と対向させたりすることもできるが、排気口を上向きに開口するようにしてもよい。この構成によれば、底板の下方から給気した空気を補助給気路の内部又は外部で流れ方向を無理に反転させることなく上向きに排気し、そのまま吸込口から吸い込むことができるので、底板の下方からの給気量を増大させることができ、しかも、補助給気路の構造を簡単にすることができる。
さらに、補助給気路をその天面を傾斜して形成するよういしてもよい。この構成によれば、補助空気路の傾斜した天面に沿わせて、底板の下方の空気を上向きに滑らかに導くことができ、底板の下方から吸込口への給気量を増大させることができる。
また、補助給気路をその天面を階段状に形成するようにしてもよい。この構成によれば、天面を階段状に形成するので、補助空気路の天面を全体として傾斜状にすることができ、底板の下方の空気を上向きにほぼ滑らかに導くと共に、その構造を簡単にすることができる。
以上のとおり、本発明によると、補助給気路を設けて室外機本体の底板の下方と室外機本体の外側かつ吸込口の近傍とを連通するので、底板の下方の空間の空気を吸込口にスムーズに回り込ませることができる。これにより、室外機の上方及び側方の空気に加えて室外機の下方の空気を吸込口に給気して、熱交換器を通過する風量を増大させることができ、十分な熱交換を可能にして空気調和機の性能を向上させることができる。
本発明に係る室外機の正面側から見た斜視図 本発明に係る室外機の背面側から見た斜視図 室外機の正面図 図3のA−A断面図 補助給気路の断面図で、(a)は天面がテーパー状の補助給気路、(b)は天面が上に凸の曲面状の補助給気路、(c)は天面が下に凸の曲面状の補助給気路、(d)は天面が階段状の補助給気路を示す
以下、本発明に係る空気調和機の室外機を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図4に示すように、室外機1は、吸込口2、別の吸込口(図示せず)及び吹出口3を有する室外機本体4と、吸込口2及び別の吸込口から吹出口3に至る空気流路5に配置された熱交換器6と、吸込口2及び別の吸込口から吸い込んだ空気を吹出口3に送る送風機7とを備え、室外機本体4の底板8に、底板8の下方に開口する吸気口9から室外機本体4の外側かつ吸込口2の近傍に開口する排気口10に至る補助給気路11が設けられている。
室外機本体4は、背面側に吸込口2が形成されると共に、一方の側面に背面側の吸込口2とは別の吸込口が形成され、正面側に吹出口3が形成された略直方体の箱状とされ、その内部に、吸込口2及び別の吸込口から吹出口3に至る空気流路5が構成される。室外機本体4の内部には、空気流路5に位置するよう熱交換器6及び送風機7が収容されると共に、仕切板(図示せず)によって空気流路5と仕切られた機械室(図示せず)に圧縮機(図示せず)が収容されている。
熱交換器6は、複数枚のフィン12を伝熱管13が蛇行状に貫通した構造とされ、全体としてL字形に構成される。この熱交換器6は、室外機本体4の内側から背面側の吸込口2及び側面の吸込口に臨むように設置され、背面側の吸込口2及び側面の吸込口から吸い込んだ空気を通過させて熱交換するようになっている。
送風機7は、空気を通過自在に構成された取付板14を介して室外機本体4の内部の空気流路5に取り付けられ、背面側の吸込口2及び側面の吸込口から空気を吸込んで正面側の吹出口3から吹き出すように送風する。
室外機本体4の底板8は、周縁部に下向きに突出する周縁フランジ15が形成された略長方形の板状とされ、その背面側の縁部が吸込口2よりも背面側に突出する大きさに形成されている。この底板8は、脚部16を介して床面などの設置面に設置され、周縁フランジ15の下縁と設置面との間に隙間17が形成される。
補助給気路11は、底板8の背面側で吸込口2よりも背面側に突出する部位に、排気口10を上向きに開口するよう形成すると共に、底板8の周縁フランジ15で囲まれた空間に、背面側ほど高くなる傾斜状の天面18を設けてなり、周縁フランジ15と天面18とで囲まれた空間が吸気口9から排気口10に至る補助給気路11とされる。この補助給気路11の吸気口9は、底板8の周縁フランジ15の下縁によって構成され、吸気口9の開口面積が排気口10の開口面積よりも大きく設定されている。
次に、空気調和機を運転したときの室外機1の様子を説明する。まず、空気調和機の運転時には、送風機7が背面側の吸込口2及び側面の吸込口から空気を吸い込んで正面側の吹出口3から吹き出すように送風する。これにより、吸い込んだ空気が空気調和機の冷凍サイクルの一部を構成する熱交換器6を通過し、この熱交換器6を通過する空気と熱交換器6の伝熱管13の内部を流れる冷媒との間で熱交換される。
室外機1は、例えば背面を室外の壁面に対向させて設置され、背面側の吸込口2には、室外機1の上方及び側方の空気が室外機1の背面側と壁面との間を通って回り込むように吸い込まれる。
さらに、吸込口2がその周囲の空気を吸い込むことにより、底板8の下面側に設けられた補助給気路11の内部の空気が吸込口2の近傍に位置する排気口10から排出されて吸込口2に給気される。また、補助給気路11には、室外機1の設置面付近から底板8の周縁フランジ15の下縁と設置面との間の隙間17を通って底板8の下方に侵入した空気が底板8の下方に開口する吸気口9から給気される。その際、吸気口9の開口面積が排気口10の開口面積よりも大きいので、吸気口9における風速が小さく抑えられ、設置面から塵や埃が舞い上がることがない。
これにより、室外機1の設置面付近の空気が、傾斜状の天面18に沿って滑らかに回り込むように、補助給気路11を通って排気口10から排出され、背面側の吸込口2に給気される。このように、底板8の下面側の補助給気路11を介して室外機1の下方からも吸込口2に給気されるので、吸込口2と背面側の壁面との間隔が狭い場合であっても、熱交換器6を通過する風量として、十分な風量を得ることができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、適宜変更を加えることができる。例えば、図5に示すように、補助給気路11は、その天面18をテーパー状に形成するだけでなく(図5(a)参照)、上に凸の曲面状に形成しても(図5(b)参照)、下に凸の曲面状に形成してもよく(図5(c)参照)、さらに、天面18を階段状に形成してもよい。
1 室外機
2 吸込口
3 吹出口
4 室外機本体
5 空気流路
6 熱交換器
7 送風機
8 底板
9 吸気口
10 排気口
11 補助給気路
12 フィン
13 伝熱管
14 取付板
15 周縁フランジ
16 脚部
17 隙間
18 天面

Claims (5)

  1. 吸込口及び吹出口を有する室外機本体と、前記吸込口から前記吹出口に至る空気流路に配置された熱交換器と、前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口に送る送風機とを備えた室外機であって、前記室外機本体の底板に、該底板の下方に開口する吸気口から前記室外機本体の外側かつ前記吸込口の近傍に開口する排気口に至る補助給気路が設けられたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記吸気口の開口面積が前記排気口の開口面積よりも大きく設定されたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記排気口が上向きに開口されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記補助給気路は、天面が傾斜して形成されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記補助給気路は、天面が階段状に形成されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の空気調和機の室外機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106016680A (zh) * 2016-07-18 2016-10-12 珠海格力电器股份有限公司 一种空调及室外机的出风口防尘机构
JP2016200326A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室外機

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