JP5389076B2 - 送風機および空気調和機の室外機 - Google Patents

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この発明は送風機などに係るものである。特に回転軸が同一方向となるように並んだ複数のプロペラファンが吹き出す気流を回転軸と直交する特定の方向に排気するための案内風路を備える送風機に関するものである。
従来の送風機には、例えば回転軸方向と直交する一方向にプロペラファンの吹き出し気流を案内する風路の中のプロペラファンと対向する位置に、プロペラファンの吹き出し気流を衝突させるようにしたものがある。これにより吹き出し気流の径方向成分を高めて、さらに、その板の背面を風路とすることにより案内風路内において気流が混合することによる損失を抑制し、案内風路の軸方向高さを抑えることができる(例えば、特許文献1参照)。
また、1台のプロペラファンを備える空気調和機ではあるが、プロペラファンと対向する位置に設けた板にプロペラファンの吹き出し気流を衝突させるようにしたものがある。これにより吹き出し気流の径方向成分を高める。そして、さらにその板の背面を風路とすることにより、案内風路内において気流が混合することによる損失を抑制して、空気調和機の上方へ排気させることができる(例えば、特許文献2参照)。
特許第3724273号公報(第1−4図、11図) 特許第3632117号公報(第1−18図)
上記の先行技術では、複数台のプロペラファンからの気流を、回転軸と直交する特定の方向に排気させることができる。ただ、プロペラファンの吹き出し気流をファンと対向する板に衝突させて径方向に向き変えた流れを、その板の背面の風路へ導く際に案内風路の抑制された軸方向の寸法のなかで向きを変えるため、流れの曲率が大きく、大きな曲がり損失を伴ってしまう。曲がり損失を小さくしようとすれば案内風路軸方向寸法が大きくなってしまう、という課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、複数台のプロペラファンの吹き出し気流を回転軸と直交する特定の方向に、限られたスペースの中で効率良く排気することができる送風機を得ることを目的とするものである。
この発明に係る送風機は、回転軸がほぼ平行となるように並び、空気を吹き出す方向が同じ方向となる2台以上のプロペラファンと、プロペラファンが空気を吸い込む側の空間と空気を吹き出す側の空間とを仕切る正面板と、各プロペラファンに対応して設けられ、プロペラファンが吹き出した空気を衝突させて回転軸とほぼ直交する方向に空気の流れを変化させるための案内正面板および回転軸とほぼ直交する方向に流れる空気を誘導して排気口から排気させるための案内側板を有して風路を形成する案内風路手段とを備え、案内風路手段は、案内側板に沿って排気口に向かう空気の流れる距離大きくするために排気口の回転軸と直交する方向における幅を、正面板と案内正面板との間の幅よりも拡げ、隣接するプロペラファンに対応する案内風路手段同士を、回転軸方向に一部重ねて構成し、さらに、排気口に直接向かう流れ成分を多く含む空気の風路となる主案内風路と、案内側板に沿って排気口に向かう流れ成分を多く含む空気の風路となる副案内風路とで案内風路手段を構成し、副案内風路を、隣接するプロペラファンの主案内風路部分に重ねて各プロペラファンの正面板が一列に並ぶようにする。
この発明の送風機は、排気口の回転軸と直交する方向における幅を拡げることで、案内側板に沿って排気口に向かう空気の流れの曲率が小さくなるため、曲がり損失を小さくすることができる。また、案内風路手段を隣接するプロペラファン同士で一部重なるようにするので、幅を拡げたとしても送風機の全体寸法を小さくすることができる。
この発明の実施の形態1における送風機1の正面図である。 この発明の実施の形態1における送風機1の上面図である。 図2に示すA−A’断面図である。 図2に示すB−B’断面図である。 この発明の実施の形態2に係る送風機1の正面図である。 この発明の実施の形態2に係る送風機1の上面図である。 図6に示すC−C’断面図である。 この発明の実施の形態3を示す室外機16の正面図である。 この発明の実施の形態3に係る室外機16の左側面図である。 この発明の実施の形態3に係る室外機16の背面図である。 図8に示すD−D’断面図である。 この発明の実施の形態3に係る室外機16の設置例である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における送風機1の正面図である。図1では、プロペラファン2の回転中心を通過する仮想軸(回転軸)に沿って吹き出し側から吸込み側の方向に見るものである。また、図2は送風機1を上面(図1における紙面上側)から見た図である。図1および図2に基づいて本実施の形態の送風機1の構成などについて説明する。
本実施の形態の送風機1は複数のプロペラファン2を備える。図1などではプロペラファン2を3台搭載した形態の送風機1を例として表している。ここで、それぞれのプロペラファン2およびそれに関連する風路などを区別して表現できるように、必要に応じてi 、ii、iii の記号を添える場合がある。それぞれのプロペラファン2は、プロペラファン2を回転させるファンモータ3と連結している。各プロペラファン2はそれぞれの回転軸が平行になるように配置されている。また、プロペラファン2の吸い込み側の空間である吸い込み空間4と吹き出し側の空間である吹き出し空間5とは気流を通過させる孔を設けた正面板6で分けられている。ここで、プロペラファン2の回転軸と平行となり、相対的な方向として吸い込み空間4側から吹き出し空間5側の方向(向き)を回転軸方向7と呼ぶこととする。回転軸方向7は図1では紙面から紙面垂直に離れる方向になる。
排気方向8は回転軸と垂直な方向に設定される。図1では紙面に対して上方向となり、図2では紙面から紙面垂直に離れる方向になる。プロペラファン2が吹き出す空気を設定した排気方向8から排気させるために、正面板6よりも吹き出し空間5側に、空気を排気する開口部分となるとなる排気口(吐出口)12に導く案内風路手段9を各プロペラファン2に対して備える。案内風路手段9は、案内正面板10、案内背面板11および案内側板14から構成される。案内正面板10は、風路の回転軸方向外向き(空気が吹き出す方向)の壁となり、プロペラファン2が吹き出す空気が回転軸方向外向きへ向かって発散するのを防ぐための板である。案内背面板11は案内正面板10に対向するプロペラファン2側にある板である。また、案内側板14は、ファン回転方向15に沿う形で設けられ、案内背面板11、風路の回転軸方向と直行する方向の壁となる板である。ここで、本実施の形態では、排気口12(排気口12に導く風路)について、回転軸方向7の幅よりも回転軸方向7に直交する方向の幅の方が長い。そして、拡がった分を隣接するプロペラファン2に対応する案内風路手段9と重ねて構成する。
各案内風路手段9により形成される風路は、本実施の形態では主案内風路9aと副案内風路9bに大別される。このため、本実施の形態では、排気口12についても主排気口12aと副排気口12bに分かれている。主案内風路9aは、プロペラファン2から吹き出された空気のうち、排気方向8側に直接流れる成分を多く含む空気を、プロペラファン2との距離が短い主排気口12aに案内する風路である。副案内風路9bはプロペラファン2から吹き出された空気のうち、排気方向8と反対の向き側に流れる成分を多く含む空気を、プロペラファン2との距離が長い副排気口12bに案内する風路である。本実施の形態では、図1のファン回転方向15が示すように、プロペラファン2が図1の正面視で反時計回りに回転するため、副案内風路9bは図1の正面視において、主案内風路9aの右側に位置する風路となる。このため、プロペラファン2i が吹き出した空気を導く副案内風路9bi はプロペラファン2iiが吹き出した空気を排気する主案内風路9aと正面視だと重なって見える。また、プロペラファン2iiが吹き出した空気を導く副案内風路9biiはプロペラファン2iii が吹き出した空気を排気する主案内風路9aと正面視において重なって見える。
また、図2のように上面から見ると、プロペラファン2i が吹き出した空気を排気する副排気口12bi は、プロペラファン2iiの主排気口12aよりも回転軸方向7に対して外側に位置する。また、プロペラファン2iiが吹き出した空気を排気する副排気口12biiはプロペラファン2iii の主排気口12aよりも回転軸方向7に対して外側に位置する。図2の矢印は、プロペラファン2から吹き出し主排気口12a、副排気口12bからそれぞれ排気された空気の流れを表す。このように各案内風路手段9は回転軸方向7について段構成となるが、各プロペラファン2は段構成ではなく、一列に並べることができる。これにより、例えば、プロペラファン2を搭載する筐体内において、回転軸方向7における送風機1の幅を小さくすることができ、筐体内の空間を有効に利用することができる。
図3は図2に示すA―A’断面を示す図である。また、図4は図2のB−B’断面を示す図である。次に送風機1を動作させたときの空気の流れなどについて説明する。図3および図4において、白抜き線の矢印は気流の向きを示す。また、図4において、主案内風路9aから副案内風路9bに向かおうとする空気の流れは破線の矢印で示している。ここで、図が複雑になることを避けるため、便宜上、図3および図4にはプロペラファン2i に係る気流のみを示すものとする。また、説明についても、プロペラファン2i を代表として説明するが、プロペラファン2ii、プロペラファン2iii に関しても同様である。
ファンモータ3が回転駆動することにより、プロペラファン2が回転する。本実施の形態では、図3のファン回転方向15に示すように正面視で反時計回転に回転する。プロペラファン2が回転すると、その昇圧作用により正面板6で分けられた吹き出し空間5の圧力が相対的に高くなり、吸い込み空間4の圧力が相対的に低くなる。プロペラファン2は、吸い込み空間4側の周囲の空気を吸い込み、吹き出し空間5側に吹き出す。吹き出し空間5ではプロペラファン2から排気口12へ向けた流れが生じる。
例えば、吹き出し空間5では、プロペラファン2に対向する案内正面板10により回転軸方向7に対する空間寸法が規定されるので、空気は回転軸方向7に発散されずに径方向に向いて流れる。また、さらにプロペラファン2の吹き出し流れは旋回成分を多分に含むので、吹き出し空間5において、プロペラファン2周りの流れは、図3に示すようにファン回転方向15を向いて流れ、径方向外側に広がる流れとなる。
これらプロペラファン2から吹き出す流れのうち、排気方向8に向いて流れる空気は、主案内風路9aを通り主排気口12aから排気される。排気方向8と反対方向に向いた流れは、図4に示すように、図3の断面位置から、図4の断面位置へ流れる方向を変化させて副案内風路9bを通過し、副排気口12bから排気される。
以上のように、実施の形態1の送風機1は、複数のプロペラファン2からの吹き出し空気を回転軸方向7と直交する排気方向8へ導く際、排気方向8とは反対方向へ向いた流れの空気を、大きな曲率半径を持った副案内風路9bにより、排気方向8へ導くようにした。このとき、大きな曲率半径の案内側板14により空気の流れる向きを変えていって副排気口12bに導くため、空気の流れの曲率を小さくすることができ、曲がり損失を小さくできる。また、吹き出した空気の流れを曲げる方向が隣接するプロペラファン2の方向となるので、排気口12が拡がって案内風路手段9が大きくなっても、案内風路手段9の副案内風路9bの部分と、隣接するプロペラファン2の案内風路手段9の主案内風路9a部分とを重ねて配置するようにすることで、送風機1において、プロペラファン2が並ぶ方向における寸法を小さくすることができる。このため、本実施の形態によれば、複数のプロペラファン2を備えて、回転軸と直交する方向へ空気を排気する場合に、送風機1の動力を小さくしつつ、寸法を小さくすることができる。
実施の形態2.
次に吹き出し空間5側の風路を簡易にした実施の形態を示す。
図5は、この発明の実施の形態2における送風機1を示す正面図であり、プロペラファン2の回転軸に沿って吹き出し側から吸込み側の方向に見るものである。図6は、図5の上面図である。実施の形態2において、図1と同じ符号を付している手段などについては、実施の形態1で説明したことと同様の動作などを行う。
排気方向8は回転軸と垂直な方向に設定され、正面板6の吹き出し空間5にはプロペラファン2が吹き出す空気を排気方向8に対向するように設けられた排気口12に導く案内風路手段9を備える。ここで、実施の形態1の案内風路手段9は、図2に示すように、プロペラファン2(主案内風路9a)を一列に並べつつ、寸法を小さくするために、主排気口12aと、主排気口12aよりも回転軸方向7に対して外側に位置する副排気口12bとを有していた(2つに分けていた)。本実施の形態は、各プロペラファン2の配置を段状に配置するようにしたものである。このため、本実施の形態の案内風路手段9は、図6に示すように、各プロペラファン2から吹き出した空気が排気する排気口12は分かれていない。
このため、本実施の形態の案内風路手段9では、案内背面板11を一枚板で構成することができる。そして、プロペラファン2から吹き出された空気のうち、排気方向8側に流れる空気を排気口12に案内する風路と排気方向8と反対の向き側に流れる空気を排気口12に案内する風路とを同じ平面で構成することができる。このため、排気方向8と反対の向き側に流れる空気と案内背面板11との衝突を抑え、圧力損失を抑えることができる。
図7は図6に示すC―C’断面を示す図である。次に実施の形態2の送風機1を動作させたときの空気の流れなどについて説明する。図7において白抜き線の矢印は気流の向きを示す。ここで、図が複雑になることを避けるため、便宜上、図7にはプロペラファン2i に係る気流のみを示すものとする。また、説明についても、プロペラファン2i を代表として説明するが、プロペラファン2ii、プロペラファン2iii に関しても同様である。
ファンモータ3が回転駆動することにより、プロペラファン2が回転する。本実施の形態では、図7のファン回転方向15に示すように正面視で反時計回転に回転する。プロペラファン2が回転すると、その昇圧作用により正面板6で分けられた吹き出し空間5の圧力が相対的に高くなり、吸い込み空間4の圧力が相対的に低くなる。プロペラファン2は、吸い込み空間4側の周囲の空気を吸い込み、吹き出し空間5側に吹き出す。吹き出し空間5ではプロペラファン2から排気口12へ向けた流れが生じる。
例えば、吹き出し空間5では、プロペラファン2に対向する案内正面板10により回転軸方向7に対する空間寸法が規定されるので、空気の流れは回転軸方向7に発散されずに径方向に向く。また、さらにプロペラファン2の吹き出し流れは旋回成分を多分に含むので、吹き出し空間5において、プロペラファン2周りの流れは、図3に示すようにファン回転方向15を向いて流れ、径方向外側に広がる流れとなる。
これらプロペラファン2から吹き出す空気の流れのうち、排気方向8に向いて流れる空気は排気口12から排気される。また、排気方向8と反対方向に向いた空気の流れは、図7に示すように、弓状の案内側板14に沿って小さな曲率で排気方向8へと向きを変えて排気口12に導かれる。そして、排気口12から空気が排気される。
以上のように、本実施の形態の送風機1は、実施の形態1の送風機1と同様に、排気方向8と反対側に吹き出された空気の曲がり損失を小さくしながら、排気口12に導くことができる案内風路手段9を有することで、プロペラファン2が吹き出す空気を所定の排気方向に効率よく排気させることができる。また、寸法を小さくすることができる。さらに、本実施の形態では、案内背面板11を一枚板となるような構成とすることで、案内風路手段9の構成が簡単で、排気方向8側に流れる空気を排気口12に案内する風路と排気方向8と反対の向き側に流れる空気を排気口12に案内する風路とを同じ平面空間とすることができる。
実施の形態3.
図8は本発明の実施の形態3に係る室外機16の正面図である。また、図9は実施の形態3に係る室外機16を左側からみた側面図である。そして、図10は実施の形態3に係る室外機16の背面図である。そして、図11は図8の室外機16のD−D’断面の上面図である。実施の形態3は、この発明の送風機1を、例えばヒートポンプ装置であるセパレート型空気調和機の室外機16に適用した例を示すものである。
図8などに示す送風機1は、実施の形態1において説明した形態の送風機1としている。プロペラファン2の吸い込み空間4を覆うように熱交換器17を設置する。図9に見る室外機16の側面には外気が熱交換器17へ吸い込まれる際の通路となる複数の側面開口部18がある。また、図10に示すように、背面には外気が熱交換器17へ吸い込まれる際の通路となる複数の背面開口部19がある。ここで、本実施の形態における熱交換器17は、内部を冷媒が循環するパイプの外表面に伝熱用の多層形状のフィンを設けたものである。ただ、熱交換器17の種類はこれに限定するものではない。
図11に示すように、図8から見た側面の反対側の端部にある機械室20には、圧縮機21など熱交換器17と配管接続して冷媒回路を構成する機器、ヒートポンプ装置を制御する電気回路(制御装置、基板)などが格納されている。
次に動作について説明する。実施の形態1で説明したように、ファンモータ3の回転駆動によりプロペラファン2が回転すると吸い込み空間4の圧力が低下する。熱交換器17の吸い込み空間4側と外気側との圧力差に応じて、外気が熱交換器17のフィン間を介して送風機1の吸い込み空間4に流入する。
熱交換器17のパイプ内部には外気温度よりも高温または低温の冷媒が循環し、外気が熱交換器17を通過する際に熱交換を行う。熱交換を行い温度が上昇または低下した空気は、案内風路手段9を通って、排気方向8である上方にある排気口12から排気される。この風量が多いほど熱交換量を多くすることができ、室外機16の効率を高くすることができる。上述したように、送風機1においては損失が少ないため、空気の流れを阻害せず、排気する風量を多くすることができる。
以上のように、実施の形態3の送風機1は、空気調和機の室外機16に適用することにより、排気方向8が回転軸方向7に対してほぼ垂直となる方向(図10では上方)に行う室外機16について、吹き出し気流の損失を小さく実現することができる。図12に示すような建物22と建物22の間の隙間に設置しても、建物22の壁面によって空気の流れを阻害しないため、高い効率を維持できる。以上のようにすることで、設置場所の自由度が高い、効率的な室外機16の構成を実現することができる。
この発明に係る送風機の活用例として、実施の形態3においては、空気調和機の室外機に適用することを例に挙げた。送風機1はこれに限らず、換気装置、屋内空気循環装置などにも広く利用することができる。
1 送風機、2 プロペラファン、3 ファンモータ、4 吸い込み空間、5 吹き出し空間、6 正面板、7 回転軸方向、8 排気方向、9 案内風路手段、9a 主案内風路、9b 副案内風路、10 案内正面板、11 案内背面板、12 排気口、12a 主排気口、12b 副排気口、14 案内側板、15 ファン回転方向、16 室外機、17 熱交換器、18 側面開口部、19 背面開口部、20 機械室、21 圧縮機、22 建物。

Claims (2)

  1. 回転軸がほぼ平行となるように並び、空気を吹き出す方向が同じ方向となる2台以上のプロペラファンと、
    前記プロペラファンが空気を吸い込む側の空間と空気を吹き出す側の空間とを仕切る正面板と、
    各プロペラファンに対応して設けられ、前記プロペラファンが吹き出した空気を衝突させて前記回転軸とほぼ直交する方向に前記空気の流れを変化させるための案内正面板および前記回転軸とほぼ直交する方向に流れる空気を誘導して排気口から排気させるための案内側板を有して風路を形成する案内風路手段とを備え、
    前記案内風路手段は、前記案内側板に沿って前記排気口に向かう空気の流れる距離大きくするために前記排気口の前記回転軸と直交する方向における幅を、前記正面板と前記案内正面板との間の幅よりも拡げ、隣接するプロペラファンに対応する前記案内風路手段同士を、前記回転軸方向に一部重ねて構成し
    さらに、前記排気口に直接向かう流れ成分を多く含む空気の風路となる主案内風路と、前記案内側板に沿って前記排気口に向かう流れ成分を多く含む空気の風路となる副案内風路とで前記案内風路手段を構成し、
    前記副案内風路を、隣接するプロペラファンの主案内風路部分に重ねて各プロペラファンの正面板が一列に並ぶようにすることを特徴とする送風機。
  2. 請求項に記載の送風機と、
    該送風機の空気を吸い込む側に配置された熱交換器と
    を備えることを特徴とする空気調和機の室外機。
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