JP5932966B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機の室外ユニットに関するものである。
従来の空気調和機の室外ユニットは、熱交換器、ファン及び圧縮機等の構成機器とそれらを内蔵する箱状のケーシングで構成される。この室外ユニットは、配管で接続された室内ユニットとの間で冷媒を循環させ、上記熱交換器に通風した空気との間で放熱又は吸熱させることにより、部屋を冷房又は暖房する。このような従来の空気調和機の室外ユニットとしては、放熱又は吸熱効率を上げることにより空気調和機の性能の向上を図ったものとして、箱状のケーシングの2面が利用できるように、当該2面に沿って熱交換器をL字状に配置したり、圧縮機の配置を工夫して3面が利用できるように、当該3面に沿って熱交換器をコの字状に配置にしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−57864号公報
従来の空気調和機の室外ユニットにおいて、ユニットサイズを大きくすることなくさらに性能を向上させるための1つの方法としては、天板や底板面に沿って熱交換器を配置することが考えられる。しかしながら、このような方法では、天板や底板面近傍に十分な吸い込みスペースを設ける必要があるなど、室外ユニットの設置の際に制約を受けてしまう。また、組立が複雑になるなど製造性の低下を招いてしまう。また、上述の通り、熱交換器が配置可能なスペースは限られているため、熱交換器の実装体積の増加に限界がある。
また、従来の空気調和機の室外ユニットにおいて、ユニットサイズを大きくすることなくさらに性能を向上させるための別の方法としては、熱交換器を通風方向に厚く構成することも考えられる。しかしながら、このような方法では、空気の下流側ほど空気と冷媒との温度差は小さくなるため、厚さの増加とともに熱交換性能の向上は飽和する。さらに、通風抵抗つまりファン入力は熱交換器の厚さにほぼ比例して増加するため、熱交換器の厚さを増加して実装体積を増加してもそれに見合うだけの室外ユニットの性能向上は期待できない。また、風量を増加させると上記空気と冷媒との温度差の低下は抑制されほぼ風量に比例して熱交換性能は増加するが、熱交換器の通過風速増加に伴い通風抵抗つまりファン入力はそれ以上に増加するため、効率よく室外ユニットの性能を向上させることができない。
このように、従来の空気調和機の室外ユニットは、効率良く熱交換器を動作させて室外ユニットの性能を向上させるためには、ユニットサイズを大きくせざるを得ないという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、ユニットサイズを大きくすることなく、熱交換器の実装体積を増加させて熱交換性能の向上と通風抵抗の増加の抑制とを両立させ、効率良く性能を向上させることができる室外ユニットを得ることを目的としている。
本発明に係る空気調和機の室外ユニットは、熱交換器、少なくとも1つのファン、圧縮機、及び、これらを内蔵し、吸込み口及び吹出し口が形成され箱状のケーシングを備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、上記熱交換器は複数の熱交換部で構成されており、これら熱交換部は、ジグザグ状に配置され、上記ファンと上記熱交換器は互いに水平方向に配置され、複数の上記熱交換部は、垂直方向に並べられて、ジグザグ状に配置され、上記ファンは、複数の羽根、ボス及びモータを備え、上記羽根の外周部と上記ボスとの間に、隣接する上記羽根を接続する中間リングが形成され、上記ファンの回転軸を含む仮想断面であり、かつ、上記熱交換器を構成する複数の上記熱交換部の並び方向に沿った仮想断面で観察した状態において、隣接する上記熱交換部の端部同士の接続箇所のうちの少なくとも1つの位置は、上記熱交換部の並び方向において、上記中間リングの位置と略一致しているものである。
また、本発明に係る空気調和機の室外ユニットは、熱交換器、少なくとも1つのファン、圧縮機、及び、これらを内蔵し、吸込み口及び吹出し口が形成され箱状のケーシングを備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、上記熱交換器は複数の熱交換部で構成されており、これら熱交換部は、ジグザグ状に配置され、上記ファンと上記熱交換器は互いに水平方向に配置され、複数の上記熱交換部は、垂直方向に並べられて、ジグザグ状に配置され、上記熱交換器は、所定の間隔を介して積層された複数のフィンと、これらフィンを貫通するパイプとを備えるとともに、ジグザグ状に配置された複数の上記熱交換部のフィンは、スリットを有する折り曲げ部で曲がった状態の一体のフィンで構成されているものである。
また、本発明に係る空気調和機の室外ユニットは、熱交換器、少なくとも1つのファン、圧縮機、及び、これらを内蔵し、吸込み口及び吹出し口が形成され箱状のケーシングを備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、上記熱交換器は複数の熱交換部で構成されており、これら熱交換部は、ジグザグ状に配置され、上記ファンは、複数の羽根、ボス及びモータを備え、上記羽根の外周部と上記ボスとの間に、隣接する上記羽根を接続する中間リングが形成されて、上記ファンの回転軸を含む仮想断面であり、かつ、上記熱交換器を構成する複数の上記熱交換部の並び方向に沿った仮想断面で観察した状態において、隣接する上記熱交換部の端部同士の接続箇所のうちの少なくとも1つの位置は、上記熱交換部の並び方向において、上記中間リングの位置と略一致しているものである。
本発明に係る室外ユニットは、ケーシング内に内蔵されている熱交換器を複数の熱交換部で構成し、これら熱交換部をジグザグ状に配置しているので、ユニットサイズを大きくすることなく熱交換器体積を増加させることができる。また、吸い込み面積が大きくなるようにケーシング内に熱交換器が実装されているので、熱交換性能の増加と通風抵抗の低下によるファン入力の低減の両立が図れ、また、風量を増加させても、通風抵抗の増加つまりはファン入力の増大を抑制しつつ熱交換性能の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態1による空気調和機の室外ユニットを示す外観斜視図である。 図1におけるA−A断面模式図である。 本発明の実施の形態1による空気調和機の室外ユニットの別の一例を示す横断面模式図である。 本発明の実施の形態2による空気調和機の室外ユニットを示す外観斜視図である。 図4におけるB−B断面模式図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外ユニットに内蔵される熱交換器の別の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態3による空気調和機の室外ユニットを示す外観斜視図である。 図7におけるE−E断面模式図である。 本発明の実施の形態4による空気調和機の室外ユニットを示す外観斜視図である。 図9におけるF−F断面模式図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による空気調和機の室外ユニットを示す斜視図である。また、図2は、図1におけるA−A断面模式図である。なお、図2に示す白抜き矢印は、室外ユニットを流れる空気の流れを示すものである。
図1において、室外ユニット50は、吸込み口6及び吹出し口2が形成された箱状のケーシング1を備えている。ケーシング1は、例えば、底面部となるベース板1aと、前面部を形成し、吹出し口2が形成されたフロントパネル1bと、側面部及び吸込み口6となる範囲以外の後面部を形成するサイドパネル1cと、天面部を形成する天板1dから構成される。このケーシング1内には、ベース板1a上に、熱交換器7及び圧縮機9が固定され、また、ステーを介してファン4が取り付けられている。このファン4は吹出し口2と対向するように配置されており、吸込み口6の外周部には、ファン4の外周部を取り囲むようにベルマウス3が設けられている。ここで、ケーシング1内には、ファン4が駆動することによって吸込み口6から流入した空気が熱交換器7及びファン4を通って吹出し口2へ流れる風路が形成される。圧縮機9は、この風路以外の箇所に固定されている。なお、本実施の形態1においては、ケーシング1内を、仕切り板8により、圧縮機9が内蔵される機械室10と、熱交換器7及びファン4が内蔵される風路とに仕切っている。
ファン4は軸流ファンであり、ボス4bと、このボス4bの外周部に設けられた複数の羽根4aと、ボス4bの中心を回転軸としてボス4b及び羽根4aを回転させるファンモータ5を備えている。本実施の形態1では、羽根幅を狭くまた羽根枚数を多くして、羽根4aの回転軸方向の厚みが薄くなるように構成している。また、図示しないが、ファンモータ5がボス4b内に内蔵されている。
ここで、熱交換器7は、図2に示すように、5つの熱交換部(熱交換部7a,7b,7c,7d,7e)に分けられ、これら熱交換部7a〜7eを水平方向に並べてジグザグ状に配置している。つまり、本実施の形態1に係る熱交換器7は、4つの折れ曲がり部(熱交換部の端部同士が接続されている箇所)が形成されている。また、熱交換部7b,7c,7d,7eのファン4側の端部はファン4に近接し、熱交換器7の通風面積が十分大きくなるように配置されている。なお、熱交換器7つまり熱交換部7a〜7eは、フィン71と伝熱管(図示せず)で構成されている。フィン71は、紙面直交方向(垂直方向)に伸びた短冊状の板で、空気が流れるすきまが形成されるように一定の間隔を介して水平方向に複数積層されている。
ここで、本実施の形態1で示す「垂直方向」は、重力の方向と厳密に一致する方向を示すものではなく、重力の方向から若干傾いていてもよいものである。つまり、本実施の形態1で示す「垂直方向」は、実質的に垂直方向であることを示していることを付言しておく。また、本実施の形態1で示す「水平方向」は、重力と直角に交わる方向と厳密に一致する方向を示すものではなく、重力と直角に交わる方向から若干傾いていてもよいものである。つまり、本実施の形態1で示す「水平方向」は、実質的に水平方向であることを示していることを付言しておく。
次に、本実施の形態1に係る室外ユニット50の動作について説明する。
図2において白抜き矢印で空気の流れを示すように、ファン4により発生させる空気の流れは、吸込み口6から、ベース板1a、フロントパネル1b、サイドパネル1c及び天板1dで形成された風路に流入し、吹出し口2から排出される。つまり、ファン4が駆動することにより、室外ユニット50近傍の空気は、吸込み口6から風路内に流入し、風路内に配置された熱交換器7のフィン71間を通って、吹出し口2から排出される。熱交換器7のフィン71間を通る空気は、この間、熱交換器7と熱交換する。
このように、本実施の形態1においては、熱交換器7を構成する各熱交換部をジグザグ状に配置しているため、熱交換器7の吸込み面積を十分大きく確保できる。このため、熱交換器7の通風速度を下げて熱交換器7の通風抵抗つまりはファン入力を低減させることができる。また、熱交換器7の体積増加に応じて風量を増加させても、通風面積も同時に増加させているため、熱交換器7の通風速度の増加が抑制され、通風抵抗の増大を招くことなく、効率よく熱交換器7の熱交換性能を向上させることができる。
また、図2中の白抜き矢印からわかるように、本実施の形態1に係る室外ユニット50においては、吸込み口6から吸い込まれた空気は、ほぼ直線状に風路内を通過してファン4から排出される。このため、空気の曲がりや拡大・縮小などに起因する圧力損失、いわゆる形状損失が少なく、風路内での圧力損失の多くは熱交換器を通過する際に発生する圧力損失となるので、ファン入力低減を図ることができる。また、本実施の形態1に係る室外ユニット50においては、ファン4の回転軸にほぼ並行に空気が流入するという、軸流ファンに適した流入条件となるため、ファン効率が向上する。このため、ファン入力が低減するとともに、乱れの少ない流れがファン4に流入するので、騒音も低減することができる。
また、ファン4の回転軸方向厚みを薄く構成したので、熱交換器7を構成する熱交換部7b,7c,7d,7eのファン4側端部をより吸込み口6側(つまり、ファン4側)に近づけることができる。このため、ケーシング1内に設置する熱交換器7の実装体積を通風面積とともに増加させることができる。
なお、本実施の形態1では1台のファン4を用いたが、熱交換器7の実装体積増加に応じて風量を増加させる場合、複数のファン4を用いてもよい。例えば、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(熱交換部7bと熱交換部7cとの間の折れ曲がり部)付近と、熱交換部7dと熱交換部7eとの接続部(熱交換部7dと熱交換部7eとの間の折れ曲がり部)付近が中心位置となるように、2台のファン4を配置してもよい。しかしながら、本実施の形態1では、羽根径を大きくして1台のファン4で所定の風量を発生させるようにしている。羽根径を大きくして1台のファン4で所定の風量を発生させることにより、ファン4を比較的低回転数で効率良く運転でき、また騒音を抑制することができるからである。このように、1台のファン4と対向する範囲に多くの熱交換部をジグザグ状に配置することにより、つまり、1台のファン4と対向する範囲に多くの折れ曲がり部を配置することにより、1台のファン4に対する熱交換器の体積を増加させることができるため、通風抵抗つまりはファン入力を増加させることなく熱交換性能を向上でき、さらにはファン4の効率向上及び低騒音化を図ることもできる。
また、本実施の形態1では熱交換器7の折れ曲がり数(つまり、熱交換器7を構成する熱交換部同士の接続部の数)を4箇所としたが、折れ曲がり数はこの数に限定されるものではない。例えば、熱交換器7の折れ曲がり数を5箇所以上としてもよい。この場合、通風抵抗の増加も伴うため、熱交換器7を薄くするなど、熱交換器7の仕様を適宜選択するとなお良い。
また、本実施の形態1では、熱交換器7を構成する5つの熱交換部(熱交換部7a,7b,7c,7d,7e)を別体で構成しているが、各熱交換部を一体で製造後、折れ曲がり部で曲げてもよい。熱交換部を一体で製造する場合、折れ曲がり部には予めフィン71を取り付けない構成にしてもよい。折れ曲がり部にフィン71を設けなくすることにより、熱交換器7の曲げ加工性が向上する。また、折れ曲がり部はもともと空気が流通しにくく熱交換への寄与は小さいため、熱交換器7の熱交換性能を低下させることなくフィン材料の使用量を削減することができる。
また、本実施の形態1では、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(折れ曲がり部)及び熱交換部7dと熱交換部7eとの接続部(折れ曲がり部)がファン4に近接し、熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(折れ曲がり部)が吸込み口6に近接するように各熱交換部をジグザグ状に配置したが、これら熱交換部の配置はこの配置に限定されるものではない。例えば図3に示すように、熱交換器7を通風方向に沿って反転させ、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(折れ曲がり部)及び熱交換部7dと熱交換部7eとの接続部(折れ曲がり部)が吸込み口6に近接し、熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(折れ曲がり部)がファン4のボス4bに近接するように各熱交換部をジグザグ状に配置してもよい。
また、本実施の形態1ではフィン71を水平方向に積層したが、フィン71を垂直方向に積層してもよい。この場合、フィン71間のすきまが水平方向に拡がっているため、空気は熱交換器7を通過する際水平方向に移動しやすく、このため熱交換器7の通風抵抗がより低減する効果があり、ファン入力をさらに低減することができる。
以上、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、ケーシング1内に内蔵されている熱交換器7を複数の熱交換部で構成し、これら熱交換部をジグザグ状に配置しているので、ユニットサイズを大きくすることなく熱交換器7の実装体積を増加させることができる。また、通風面積が大きくなるように熱交換器7が実装されているので、熱交換性能の増加と通風抵抗(つまりはファン入力)の低減の両立が図れる。また、風量を増加させても、熱交換器7の通風抵抗の増大を抑制しつつ熱交換性能の向上を図ることができる。
また、ケーシングの側面に沿って熱交換器を配置した従来の室外ユニットと、熱交換器7をジグザグ形状にした本実施の形態1に係る室外ユニット50と、を比較すると、次のような効果を奏する。なお、以下では、熱交換器の体積を、「積み幅長(フィンの積層方向において両端部に配置されたフィン間の距離)」×「フィンの長手方向長さ」×「フィンの短手方向長さ」と定義する。本実施の形態1に係る熱交換器7のように複数の熱交換部で構成されたものの場合、各熱交換部の体積の総和を熱交換器7の体積とする。
(1)フィン71が水平方向に積層され、フィン71の長手方向が垂直方向となっている熱交換器7を内蔵した本実施の形態1に係る室外ユニットの場合(図2参照)
従来の室外ユニットと本実施の形態1に係る室外ユニット50のユニットサイズを同じとし、両室外ユニットに内蔵される熱交換器の体積も同一と仮定した場合、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、熱交換器7の積み幅長(つまり、各熱交換器の積み幅長の総和)を従来の室外ユニットよりも長くできるので、フィン71の短手方向長さ(つまり、熱交換器7の厚み)を薄くすることが可能となる。また、フィンの短手方向の長さと、フィンの短手方向沿って配置される伝熱管の列数とは、対応関係がある。このため、従来の室外ユニットと本実施の形態1に係る室外ユニット50のユニットサイズを同じとし、両室外ユニットに内蔵される熱交換器の体積も同一と仮定した場合、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、伝熱管72の列数を少なくすることも可能となる。
(2)フィン71が垂直方向に積層されている熱交換器7を内蔵した本実施の形態1に係る室外ユニットの場合
従来の室外ユニットと本実施の形態1に係る室外ユニット50のユニットサイズを同じとし、両室外ユニットに内蔵される熱交換器の体積も同一と仮定した場合、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、各熱交換器のフィン71の長手方向長さの総和を従来の室外ユニットよりも長くできるので、フィン71の短手方向長さ(つまり、熱交換器7の厚み)を薄くすることが可能となる。このため、上述のように、従来の室外ユニットと本実施の形態1に係る室外ユニット50のユニットサイズを同じとし、両室外ユニットに内蔵される熱交換器の体積も同一と仮定した場合、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、伝熱管72の列数を少なくすることも可能となる。
つまり、上記(1),(2)からわかるように、熱交換器7の体積を同等とすると、本構成の方が、従来に比べ、積み幅方向を長く、フィン71の短手方向を短く(列数を少なく)できるので、熱交換性能の向上と通風抵抗の低減を両立でき、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、従来の室外ユニットと比べ、熱交換器7を効率良く動作させることができるので、ユニットサイズを大きくすることなく室外ユニット50の性能を向上させることができる。換言すると、本実施の形態1に係る室外ユニット50は、従来の室外ユニットと同等の性能を得ようとした場合、性能向上分だけ熱交換器7の体積を削減できるためコストダウンを図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、各熱交換部を水平方向に並べてジグザグ状に配置し、つまり折り曲げ方向を水平方向として熱交換器7を構成していた。これに限らず、例えば次のように構成した熱交換器7をケーシング1に内蔵しても、本発明を実施することができる。なお、本実施の形態2で特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図4は、本発明の実施の形態2による空気調和機の室外ユニットを示す斜視図である。また、図5は、図4におけるB−B断面模式図である。なお、図5に示す白抜き矢印は、室外ユニットを流れる空気の流れを示すものである。
図5に示すように、本実施の形態2に係る熱交換器7は、4つの熱交換部(熱交換部7a,7b,7c,7d)に分けられ、これら熱交換部7a〜7dを垂直方向に並べてジグザグ状に配置している。つまり、本実施の形態2に係る熱交換器7は、3つの折れ曲がり部(熱交換部の端部同士が接続されている箇所)が形成されている。また、熱交換部7a,7b,7c,7dのファン4側の端部はファン4に近接し、熱交換器7の通風面積が十分大きくなるように配置されている。なお、熱交換器7つまり熱交換部7a〜7dは、フィン71と伝熱管72で構成されている。フィン71は、空気が流れるすきまが形成されるように一定の間隔を介して水平方向に複数積層されている。
以上、本実施の形態2のように構成された室外ユニット50においては、実施の形態1で示した効果に加え、フィン71間のすきまが垂直方向に拡がっているため、空気は熱交換器7を通過する際垂直方向に移動しやすく、このため熱交換器7の通風抵抗がより低減する効果があり、ファン入力をさらに低減することができる。また、熱交換器7の実装体積増加に応じて風量を増加させても、通風面積も同時に増加させているため、熱交換器7の通風速度の増加が抑制され、通風抵抗の増大を招くことなく、効率よく熱交換器7の熱交換性能を向上させることができる。
なお、本実施の形態2では熱交換器7の折れ曲がり数(つまり、熱交換器7を構成する熱交換部同士の接続部の数)を3箇所としたが、折れ曲がり数はこの数に限定されるものではない。例えば、熱交換器7の折れ曲がり数を4箇所以上としてもよい。この場合、通風抵抗の増加も伴うため、熱交換器7を薄くするなど、熱交換器7の仕様を適宜選択するとなお良い。
また、本実施の形態2では、熱交換器7を構成する4つの熱交換部(熱交換部7a,7b,7c,7d)を別体で構成しているが、折れ曲がり部に配置されるフィン71にスリットを入れる等して各熱交換部を一体で製造後、折れ曲がり部で曲げてもよい。折れ曲がり部はもともと空気が流通しにくく熱交換への寄与は小さいため、曲げ部にフィン71がなくても熱交換器7の熱交換性能を低下させることなくフィン材料の使用量を削減することができる。
また、本実施の形態2では、熱交換部7aと熱交換部7bとの接続部(折れ曲がり部)及び熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(折れ曲がり部)がファン4に近接し、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(折れ曲がり部)が吸込み口6に近接するように各熱交換部をジグザグ状に配置したが、これら熱交換部の配置はこの配置に限定されるものではない。例えば、熱交換器7を通風方向に沿って反転させ、熱交換部7aと熱交換部7bとの接続部(折れ曲がり部)及び熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(折れ曲がり部)が吸込み口6に近接し、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(折れ曲がり部)がファン4のボス4bに近接するように各熱交換部をジグザグ状に配置してもよい。
また、熱交換器7を図6に示すように構成してもよい。
図6は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外ユニットに内蔵される熱交換器の別の一例を示す説明図である。なお、図6(a)は、図4に示す矢印Cから見た熱交換器7の図(背面図)である。また、図6(b)は、図6(a)におけるD−D断面模式図である。
図6に示す熱交換器7は、仕切り板8と熱交換器7のサイドプレートを共通化して一体成型してある。このように熱交換器7を構成すれば、部品の共通化によるコストダウン及び熱交換器7と仕切り板8の一体化による組立部品点数削減を図ることができ、さらには組立工程の簡素化を図ることができる。また、仕切り板8に熱交換器7、つまり各熱交換部7a〜7dを固定できるため、各熱交換部7a〜7dを垂直方向に所定のジグザグ形状になるように配置するための配置精度が向上する。
実施の形態3.
実施の形態1及び実施の形態2で示した室外ユニット50に、例えば以下に示すようなファン4を採用してもよい。なお、本実施の形態3で特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図7は、本発明の実施の形態3による空気調和機の室外ユニットを示す斜視図である。また、図8は、図7におけるE−E断面模式図である。なお、図8に示す白抜き矢印は、室外ユニットを流れる空気の流れを示すものである。
図7及び図8に示すように、本実施の形態3に係るファン4は、羽根4aの外周部とボス4bとの間に、隣接する羽根4aを接続する中間リング100が形成されている。より詳しくは、羽根4aは、ボス4bと中間リング100との間の内周羽根101と、中間リング100の外周側に設けられた外周羽根102と、で構成されている。また、本実施の形態3では、外周羽根102の枚数を内周羽根101の枚数より多くして、ファン4の空力性能を確保している。また、図8(ファン4の回転軸を含む仮想断面であり、かつ、熱交換器7を構成する熱交換部の並び方向に沿った仮想断面)に示すように、熱交換部7aと熱交換部7bとの接続部(折れ曲がり部)及び熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(折れ曲がり部)の位置が、熱交換部の並び方向において、中間リング100の位置と略一致している。
以上、本実施の形態本実施の形態3のように構成された室外ユニット50においては、実施の形態1及び実施の形態2で示した効果に加えて以下の効果を奏する。
実施の形態1及び実施の形態2で示したファン4は、羽根4aの幅を狭くし、羽根4aの枚数を多くして、回転軸方向の厚みが薄くなるように構成している。本実施の形態3で示したファン4は、中間リング100で羽根4aを中継させることによって羽根4aの根元強度を向上させることができるため、より一層、羽根4aの幅を狭くし、羽根4aの枚数を多くできる。このため、本実施の形態3で示したファン4は、実施の形態1及び実施の形態2で示したファン4よりも、回転軸方向の厚みの薄型化を図ることができる。
このように、ファン4の羽根4aの軸方向厚みがより小さくなるため、室外ユニット50内に熱交換器7を実装するスペースが増加するので、熱交換器7の実装体積が増加する。また、熱交換器7の折れ曲がり部(隣接する熱交換部同士の接続部)付近では比較的空気が流れにくいが、羽根4aのない中間リング100の位置と略一致しているため、中間リング100を設けたことに起因するファン4の空力性能の低下を防止できる。さらに、中間リング100への空気流入がないため、吸い込み空気と中間リング100との干渉による乱れに起因する騒音増加も発生することがない。このように、ファン4の空力性能の低下、騒音の増加を招くことなくファン4の薄型化つまりは熱交換器7の実装体積を増加させることができる。
なお、本実施の形態3では、隣接する羽根4aを接続するリングを羽根4aの略中間部に設けたが、隣接する羽根4aを接続するリングを羽根4aの外周部に設けても勿論よい。この場合、羽根4aの強度をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態3では、ファン4に近接する熱交換器7の折れ曲がり部(熱交換部同士の接続部)の全てを、熱交換部の並び方向において中間リング100の位置と略一致させたが、これら折れ曲がり部のうちの少なくとも1つを中間リング100の位置と略一致させることにより、上記の効果を得ることができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜実施の形態3ではケーシング1の側面部に吹出し口2を形成した室外ユニット50について説明したが、ケーシング1の天面部に吹出し口2を形成した室外ユニット50において本発明を実施することも勿論可能である。なお、本実施の形態4で特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態3と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図9は、本発明の実施の形態4による空気調和機の室外ユニットを示す斜視図である。また、図10は、図9におけるF−F断面模式図である。なお、図10示す白抜き矢印は、室外ユニットを流れる空気の流れを示すものである。また、図10に示す丸内に×が書かれた印は、紙面手前側から奥側へ流れる空気の流れを示すものである。
実施の形態1〜実施の形態3に示した室外ユニット50は、ファン4と熱交換器7とを水平方向に配置して通風するサイドフロー形室外ユニットで構成される場合を示したが、本実施の形態4に係る室外ユニット50は、ファン4及び熱交換器7を丁度90度傾けて上下方向に配置して通風させるトップフロー形室外ユニットで構成される。詳しくは、図9及び図10に示すように、ケーシング1の天面部となる天板1dに吹出し口2が形成され、この吹出し口2に対向してファン4が取り付けられている。そして、熱交換器7は、ファン4の下方に配置されている。また、ケーシング1の4つの側面のそれぞれ一部には、吸込み口6が形成されている。つまり、ケーシング1内には、ファン4が駆動することによって吸込み口6から流入した空気が熱交換器7及びファン4を通って吹出し口へ流れる風路が形成される。圧縮機9は、この風路以外の箇所となるケーシング1の下方に配置されている。なお、本実施の形態4では実施の形態1及び実施の形態2で示したファン4を採用しているが、実施の形態3で示したファン4を採用しても勿論よい。
熱交換器7は、4つの熱交換部(熱交換部7a,7b,7c,7d)に分けられ、これら熱交換部7a〜7dを水平方向に並べてジグザグ状に配置している。つまり、本実施の形態4に係る熱交換器7は、3つの折れ曲がり部(熱交換部の端部同士が接続されている箇所)が形成されている。また、熱交換部7a,7b,7c,7dのファン4側の端部はファン4に近接し、熱交換器7の通風面積が十分大きくなるように配置されている。なお、熱交換器7つまり熱交換部7a〜7dは、フィン71と伝熱管72で構成されている。フィン71は、空気が流れるすきまが形成されるように一定の間隔を介して水平方向に複数積層されている。
次に、本実施の形態4に係る室外ユニット50の動作について説明する。
図10に示すように、室外ユニット50の外部の空気は、4つの側面に設けられた吸込み口6から流入後、流れが上方向に転向され、熱交換器7及びファン4を通過して、吹出し口2から排出される。熱交換器7のフィン71間を通る空気は、この間、熱交換器7と熱交換する。
以上、本実施の形態2のように構成された室外ユニット50においては、実施の形態1で示した効果に加え、フィン71間のすきまが垂直方向に拡がっているため、空気は熱交換器7を通過する際垂直方向に移動しやすく、このため熱交換器7の通風抵抗が低減する効果が大きく、ファン入力を低減することができる。また、熱交換器7の実装体積増加に応じて風量を増加させても、通風面積も同時に増加させているため、熱交換器7の通風速度の増加が抑制され、通風抵抗の増大を招くことなく、効率よく熱交換器7の熱交換性能を向上させることができる。
なお、本実施の形態4では1台のファン4を用いたが、熱交換器7の実装体積増加に応じて風量を増加させる場合、複数のファン4を用いてもよい。例えば、熱交換部7aと熱交換部7bとの接続部(折れ曲がり部)付近と、熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(間の折れ曲がり部)付近が水平方向における中心位置となるように、2台のファン4を配置してもよい。しかしながら、本実施の形態4では、羽根径を大きくして1台のファン4で所定の風量を発生させるようにしている。羽根径を大きくして1台のファン4で所定の風量を発生させることにより、ファン4を比較的低回転数で効率良く運転でき、また騒音を抑制することができるからである。このように、1台のファン4と対向する範囲に多くの熱交換部をジグザグ状に配置することにより、つまり、1台のファン4と対向する範囲に多くの折れ曲がり部を配置することにより、1台のファン4に対する熱交換器の体積を増加させることができるため、通風抵抗つまりはファン入力を増加させることなく熱交換性能を向上でき、さらにはファン4の効率向上及び低騒音化を図ることもできる。
また、本実施の形態4では熱交換器7の折れ曲がり数(つまり、熱交換器7を構成する熱交換部同士の接続部の数)を3箇所としたが、折れ曲がり数はこの数に限定されるものではない。例えば、熱交換器7の折れ曲がり数を4箇所以上としてもよい。この場合、通風抵抗の増加も伴うため、熱交換器7を薄くするなど、熱交換器7の仕様を適宜選択するとなお良い。
また、本実施の形態4では、熱交換器7を構成する4つの熱交換部(熱交換部7a,7b,7c,7d)を別体で構成しているが、折れ曲がり部に配置されるフィン71にスリットを入れる等して各熱交換部を一体で製造後、折れ曲がり部で曲げてもよい。熱交換部を一体で製造する場合、折れ曲がり部には予めフィン71を取り付けない構成にしてもよい。折れ曲がり部にフィン71を設けなくすることにより、熱交換器7の曲げ加工性が向上する。また、折れ曲がり部はもともと空気が流通しにくく熱交換への寄与は小さいため、熱交換器7の熱交換性能を低下させることなくフィン材料の使用量を削減することができる。
また、本実施の形態4では、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(折れ曲がり部)がファン4のボス4bに近接し、熱交換部7aと熱交換部7bとの接続部(折れ曲がり部)及び熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(折れ曲がり部)が吸込み口6に近接するように各熱交換部をジグザグ状に配置したが、これら熱交換部の配置はこの配置に限定されるものではない。例えば、熱交換器7を通風方向に沿って反転させ、熱交換部7bと熱交換部7cとの接続部(折れ曲がり部)が吸込み口6に近接し、熱交換部7aと熱交換部7bとの接続部(折れ曲がり部)及び熱交換部7cと熱交換部7dとの接続部(折れ曲がり部)がファン4に近接するように各熱交換部をジグザグ状に配置してもよい。
以上、上記の実施の形態1から実施の形態4では、ファン4の風上側に熱交換器7を配置した場合を示したが、ファン4の風下側に熱交換器7を配置してもよい。例えば、実施の形態1で示した室外ユニット50の場合、フロントパネル1b側から空気を吸い込み、風下側となる熱交換器7にこの吸込み空気を供給することもできる。この場合、風速の大きいファン4の吹出し気流が熱交換器7に衝突することによる伝熱促進効果も得られるため、熱交換器7熱交換性能がさらに向上する効果がある。
また、上記の実施の形態1から実施の形態4では、ファンモータ5をボス4bに内蔵したファン4を例に本発明の一例を示したが、これに限るものではなく、回転軸方向にボス4bから突出して取り付けられた外付けモータをファンモータとしてもよい。
1 ケーシング、1a ベース板、1b フロントパネル、1c サイドパネル、1d 天板、2 吹出し口、3 ベルマウス、4 ファン、4a 羽根、4b ボス、5 ファンモータ、6 吸込み口、7 熱交換器、7a〜7e 熱交換部、8 仕切り板、9 圧縮機、10 機械室、50 室外ユニット、71 フィン、72 伝熱管、100 中間リング、101 内周羽根、102 外周羽根。

Claims (9)

  1. 熱交換器、少なくとも1つのファン、圧縮機、及び、これらを内蔵し、吸込み口及び吹出し口が形成され箱状のケーシングを備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、
    上記熱交換器は複数の熱交換部で構成されており、
    これら熱交換部は、ジグザグ状に配置され、
    上記ファンと上記熱交換器は互いに水平方向に配置され、
    複数の上記熱交換部は、垂直方向に並べられて、ジグザグ状に配置され
    上記ファンは、複数の羽根、ボス及びモータを備え、上記羽根の外周部と上記ボスとの間に、隣接する上記羽根を接続する中間リングが形成され、
    上記ファンの回転軸を含む仮想断面であり、かつ、上記熱交換器を構成する複数の上記熱交換部の並び方向に沿った仮想断面で観察した状態において、
    隣接する上記熱交換部の端部同士の接続箇所のうちの少なくとも1つの位置は、上記熱交換部の並び方向において、上記中間リングの位置と略一致していることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  2. 熱交換器、少なくとも1つのファン、圧縮機、及び、これらを内蔵し、吸込み口及び吹出し口が形成され箱状のケーシングを備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、
    上記熱交換器は複数の熱交換部で構成されており、
    これら熱交換部は、ジグザグ状に配置され、
    上記ファンと上記熱交換器は互いに水平方向に配置され、
    複数の上記熱交換部は、垂直方向に並べられて、ジグザグ状に配置され
    上記熱交換器は、所定の間隔を介して積層された複数のフィンと、これらフィンを貫通するパイプとを備えるとともに、ジグザグ状に配置された複数の上記熱交換部のフィンは、スリットを有する折り曲げ部で曲がった状態の一体のフィンで構成されていることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  3. 熱交換器、少なくとも1つのファン、圧縮機、及び、これらを内蔵し、吸込み口及び吹出し口が形成され箱状のケーシングを備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、
    上記熱交換器は複数の熱交換部で構成されており、
    これら熱交換部は、ジグザグ状に配置され、
    上記ファンは、複数の羽根、ボス及びモータを備え、上記羽根の外周部と上記ボスとの間に、隣接する上記羽根を接続する中間リングが形成されて、
    上記ファンの回転軸を含む仮想断面であり、かつ、上記熱交換器を構成する複数の上記熱交換部の並び方向に沿った仮想断面で観察した状態において、
    隣接する上記熱交換部の端部同士の接続箇所のうちの少なくとも1つの位置は、上記熱交換部の並び方向において、上記中間リングの位置と略一致していることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  4. 上記圧縮機は、上記吸込み口から流入した空気が上記熱交換器及び上記ファンを通って上記吹出し口へ流れる風路以外の箇所に配置されていることを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室外ユニット。
  5. 1つの上記ファンに対向する範囲の上記熱交換器は、
    上記熱交換部の端部同士の接続箇所である折れ曲がり部が3つ以上形成されるように複数の上記熱交換部がジグザグ状に配置されている、もしくは、複数の上記熱交換部の並び方向に沿った仮想断面において、対向する上記ファン側の端部が当該ファンに近接するようにジグザグ状に配置されていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の空気調和機の室外ユニット。
  6. 上記ファンと上記熱交換器は互いに水平方向に配置され、
    複数の上記熱交換部は、水平方向に並べられて、ジグザグ状に配置されたことを特徴とする請求項〜請求項のいずれか一項に記載の空気調和機の室外ユニット。
  7. 上記熱交換部は、所定の間隔を介して積層された複数のフィンと、これらフィンを貫通するパイプと、を備え、
    上記フィンの積層方向が水平方向であることを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室外ユニット。
  8. 上記ファンと上記熱交換器は互いに垂直方向に配置され、
    複数の上記熱交換部は、水平方向に並べられて、ジグザグ状に配置されたことを特徴とする請求項〜請求項のいずれか一項に記載の空気調和機の室外ユニット。
  9. 上記熱交換部は、所定の間隔を介して積層された複数のフィンと、これらフィンを貫通するパイプと、を備え、
    上記フィンの積層方向が水平方向であることを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室外ユニット。
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