JP2008202869A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気調和機室外機に、各々翼枚数が1枚からなる2重反転ファンを採用し、静圧効率の向上により室外機の2個ファンモータ入力を低減して、COPや期間消費電力を向上させる。
【解決手段】室外機1に縦型圧縮機3、熱交換器2、熱交換促進用のファンとして反回転(互いに反対方向に回転)する翼枚数が1枚からなる2個のプロペラファン5,6を設け、各々1枚の翼20,25と動バランスをとるバランサー30,31を各々のハブ24,29内部に装着し、2個のプロペラファンのうち風上側プロペラファン5を回転させるファンモータ7aと、ファンモータ7aの回転方向とは反転して回転するファンモータ7bとを備え、プロペラファン5,6の各々翼20,25形状が弦形状の湾曲方向が逆であり、同一軸心方向から見てほぼ線対称に形成され、互いに反対方向に回転しながら気流方向は同一となるように構成してなるものである。
【選択図】図1
【解決手段】室外機1に縦型圧縮機3、熱交換器2、熱交換促進用のファンとして反回転(互いに反対方向に回転)する翼枚数が1枚からなる2個のプロペラファン5,6を設け、各々1枚の翼20,25と動バランスをとるバランサー30,31を各々のハブ24,29内部に装着し、2個のプロペラファンのうち風上側プロペラファン5を回転させるファンモータ7aと、ファンモータ7aの回転方向とは反転して回転するファンモータ7bとを備え、プロペラファン5,6の各々翼20,25形状が弦形状の湾曲方向が逆であり、同一軸心方向から見てほぼ線対称に形成され、互いに反対方向に回転しながら気流方向は同一となるように構成してなるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の室外機などに用いられる熱交換促進用の送風機に関するもので、特に送風機のファン効率(静圧効率)向上にの技術に関するものである。
この種の空気調和機は、熱交換器と送風機とを有する室内機と、圧縮機と熱交換器と送風機とを有する室外機とを配管で結んで冷凍サイクルを形成し、冷凍サイクル内に充填した冷媒の熱搬送によって冷房運転又は暖房運転することによって室内の空気調和を行っている。室外機において、送風機は熱交換器の熱交換促進を行うものとしてファンとファンモータとを備えて構成されるが、この送風機の風量は空気調和機の能力を大きく左右するとともに、騒音まで含めた性能に大きな影響がある。特に、暖房運転において室外機の熱交換器に空気中の水分が凝縮して露となって付着し、それが熱交換器を通過する気流を妨げるようになる。其れがさらに低温になると露が氷や霜となって目詰まりするようにな状態となるため、そのような状況でも風量の低下を抑制し、騒音を低減するためにも送風機のファン効率の向上は重要である。
空気調和機の室外機などに用いられる熱交換促進用の送風機と、その動圧を回収してファン効率を高めることを目的として後置静翼に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来の空気調和機の室外機80の横断面図である。83が圧縮機スペース、84が本体外箱、81が熱交換器、82がファンモータ、87がオリフィスであり、熱交換促進用の送風機85とその動圧を回収する後置静翼86をファンモータ82の同一軸心上に風上側から配置して構成している。
特開2002−81695号公報
しかしながら、上記従来の構成では、送風機85の絶対速度C2の周方向成分Vθを後置静翼86で回収しても、静翼86による回収ではVθを回収しきれず、動圧の静圧への変換には限界があった。即ち此処で言う動圧Pd=0.5*ρ*Vθ 2(ρ:密度で単位はKg・sec2・m4であり、C2とVθの単位はm/sec)である。ちなみに、Ф415mmの翼枚数2枚からなる送風機85に後置静翼86を装着した場合、動作点静圧効率の向上は、比率で約7%であった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、送風機のファン効率(静圧効率)を向上して静圧と風量を大きく増加させる、あるいは送風抵抗に対しても風量の低下を抑制し、騒音を低減することができる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の空気調和機の室外機は、圧縮機と、熱交換器と、前記熱交換器の熱交換促進用ファンとして、翼枚数が1枚よりなる2個のプロペラファンを備えて各々1枚の翼と動バランスをとるバランサーを各々のハブ内部に装着し、前記2個のプロペラファンは同軸上に近接して設け、各々のプロペラファンを回転させる2個のファンモータを備え、互いに反対方向に回転しながら気流方向は同一となるように構成したものである。
これによって、2個のプロペラファンのうち風上側となるプロペラファンの後流の回転エネルギー(回転に伴う無駄となるエネルギー)を、近接して反回転(互いに反対方向に回転)する風下側となるプロペラファンで回収し、更に風下側プロペラファン後流の回転流をほぼ零とする事ができる。すなわち、空気調和機の室外機にサイズの大きい(奥行きが本発明のプロペラファン2個分と同等程度の)プロペラファン一つのみ使用する場合に比較して、動作点ファン効率を大きく向上することができて、静圧と風量を大きく増加することが出来る。更に、風上下側プロペラファンそれぞれの翼枚数が1枚であるので、翼面積投入が最も少なくて風上下側プロペラファンの回転作用により充分に空力仕事を果たすことが可能なので、流体摩擦が最も少なくなり結果として、動作点のファン効率(静圧効率)をより更に向上させることができる。その結果、2個のファンモータを投入してもファンモータ入力を大きく低減できて空気調和機のCOPや期間消費電力を低減することが可能となる。
本発明の空気調和機の室外機は、風上側プロペラファン後流の回転エネルギー(回転流に伴う無駄となるエネルギー)を反回転する風下側プロペラファンで回収し、更に風下側プロペラファン後流の回転流をほぼ零とすることができるので、空気調和機の室外機にサイズの大きいプロペラファン一つのみ使用する場合に比較して、静圧と風量を大きく増加させることが出来て、動作点ファン効率を大きく向上させる事が可能となる。更に、風上下側プロペラファンそれぞれの翼枚数が1枚であるので、翼面積投入が最も少なくて充分に空力仕事を果たすことが可能なので、流体摩擦が少なくなり結果として、動作点のファン効率(静圧効率)をより更に向上させることができる。その結果、2個のファンモータ入力を大きく低減できて空気調和機のCOPや期間消費電力を低減することが可能となる。
第一の発明は、圧縮機と、熱交換器と、前記熱交換器の熱交換促進用ファンとして、翼枚数が1枚よりなる2個のプロペラファンを備えて各々1枚の翼と動バランスをとるバランサーを各々のハブ内部に装着し、前記2個のプロペラファンは同軸上に近接して設け、各々のプロペラファンを回転させる2個のファンモータを備え、互いに反対方向に回転しながら気流方向は同一となるように構成したものである。
これによって、2個のプロペラファンのうち風上側となるプロペラファンの後流の回転エネルギー(回転に伴う無駄となるエネルギー)を、近接して反回転(互いに反対方向に回転)する風下側となるプロペラファンで回収し、更に風下側プロペラファン後流の回転流をほぼ零とする事ができる。すなわち、空気調和機の室外機にサイズの大きい(奥行きが本発明のプロペラファン2個分と同等程度の)プロペラファン一つのみ使用する場合に比較して、動作点ファン効率を大きく向上することができて、静圧と風量を大きく増加することが出来る。更に、風上下側プロペラファンそれぞれの翼枚数が1枚であるので、翼面積投入が最も少なくて風上下側プロペラファンの回転作用により充分に空力仕事を果たすことが可能なので、流体摩擦が最も少なくなり結果として、動作点のファン効率(静圧効率)をより更に向上させることができる。その結果、2個のファンモータ入力を大きく低減できて空気調和機のCOPや期間消費電力を低減することが可能となる。
第二の発明は、反回転する2個のファンモータを、2個のプロペラファンのハブ内部に殆ど内挿入したアウターロータ式ファンモータとして空気調和機の室外機を構成してなるものである。反回転する2個のファンモータをファンのハブ内部に殆ど内挿入アウターロータ式ファンモータとすることで、空気調和機の室外機の構成の省スペース化が図れることになる。
第三の発明は、圧縮機、熱交換器、熱交換促進用のファンとして反回転(互いに反対方向に回転)する翼枚数が1枚からなる2個のプロペラファンを設け各々1枚の翼と動バランスをとるバランサーを各々のハブ内部に装着し、2個のプロペラファンのうち風上側プロペラファンを回転させるファンモータと、回転方向を反転する別のファンモータを備え、風上側プロペラファンの同軸上で下流側に反回転する風下側プロペラファンを備え、風上側プロペラファンと風下側プロペラファンとは、各々翼形状が弦形状の湾曲方向が逆であり、同一軸心方向から見てほぼ線対称に形成され、互いに反対方向に回転しながら気流方向は同一となるように構成してなるものである。
上記構成によって、2個のプロペラファンのうち風上側となるプロペラファンの後流の回転エネルギー(回転に伴う無駄となるエネルギー)を、近接して反回転(互いに反対方向に回転)する風下側となるプロペラファンで回収し、更に風下側プロペラファン後流の回転流をほぼ零とする事ができる。すなわち、空気調和機の室外機にサイズの大きい(奥行きが本発明のプロペラファン2個分と同等程度の)プロペラファン一つのみ使用する場合に比較して、動作点ファン効率を大きく向上することができて、静圧と風量を大きく増加することが出来る。更に、風上下側プロペラファンそれぞれの翼枚数が1枚であるので、翼面積投入が最も少なくて風上下側プロペラファンの回転作用により充分に空力仕事を果たすことが可能なので、流体摩擦が最も少なくなり結果として、動作点のファン効率(静圧効率)をより更に向上させることができる。その結果、ファンモータ2個でもその入力を大きく低減できて空気調和機のCOPや期間消費電力を低減することが可能となる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第一の実施の形態における空気調和気の室外機の横断面図である。図2は、同室外機をA方向から見た風上側プロペラファンの平面図である。図3は、同室外機をA方向から見た風下側プロペラファンの平面図である。
図1は、本発明の第一の実施の形態における空気調和気の室外機の横断面図である。図2は、同室外機をA方向から見た風上側プロペラファンの平面図である。図3は、同室外機をA方向から見た風下側プロペラファンの平面図である。
図1において、1は室外機であり、2は熱交換器、3は縦型圧縮機、4は防音版、5は風上側プロペラファン、6は風下側プロペラファン、7a,7bは互いに回転方向が逆であるファンモータ、9はオリフィス、10は前面グリル、11a,11bはファンモータ台である。風上側プロペラファン5と風下側プロペラファン6は、熱交換器2に送風作用を生じ熱交換促進用の送風機(2重反転ファン)として作用する。
図2において、風上側プロペラファン5の翼20は、翼枚数が1枚からなり、21が外周縁を構成するチップ、22が前縁、23が後縁、24がハブである。更に、30が翼20との動バランスをとるバランサーである。図3において、風下側プロペラファン6の翼25は翼枚数が1枚からなり、26がチップ、27が前縁、28が後縁、29がハブであり、31が翼25との動バランスをとるバランサーである。
空気の流動は、それぞれの前縁22、27から流入し、後縁23、28から流出するのを基本としている。前縁22、27は回転方向に前進している。この前縁22、27は螺旋曲線で構成されているが、前縁22、27は直線状で、3角状の翼(3角翼)を直線状に前縁に密着して外周側に取り付け、そして尚、翼20、25の半径をほぼ同一になるように構成しても良い。
すなわち縦型圧縮機3と、熱交換器2と、熱交換器2の熱交換促進用ファンとして、翼枚数が1枚よりなる2個のプロペラファン5,6を備えて各々1枚の翼と動バランスをとるバランサー30,31を各々のハブ24,29内部に装着し、2個のプロペラファン5,6は同軸上に近接して設け、互いに反対方向に回転しながら気流方向は同一となるように構成したものである。ここで、風上下側プロペラファン5,6のどちらか一方でも厚みを有する翼型形状で構成し、前縁が丸みを有し、後縁が尖った形状をした厚みを有する翼
型形状の厚翼で構成しても良い。
型形状の厚翼で構成しても良い。
上記構成によって、2個のプロペラファン5,6のうち風上側となるプロペラファン5の後流の回転エネルギー(回転に伴う無駄となるエネルギー)を、近接して反回転(互いに反対方向に回転)する風下側となるプロペラファン6で回収し、更に風下側プロペラファン6後流の回転流をほぼ零とする事ができる。すなわち、空気調和機の室外機1にサイズの大きい(奥行きが本発明のプロペラファン2個分と同等程度の)プロペラファン一つのみ使用する場合に比較して、動作点ファン効率を大きく向上することができて、静圧と風量を大きく増加することが出来る。更に、風上下側プロペラファン5,6それぞれの翼枚数が1枚であるので、翼面積投入が最も少なくて風上下側プロペラファン5,6の回転作用により充分に空力仕事を果たすことが可能なので、最も流体摩擦が少なくなり結果として、動作点のファン効率(静圧効率)をより更に向上させることができる。その結果、ファンモータ7a,7b入力を大きく低減できて空気調和機のCOPや期間消費電力を低減することが可能となる。風上下側プロペラファン5,6のどちらか一方でも厚翼で構成した場合は、室外機1の送風騒音をより更に低減できるものである。
(実施の形態2)
図1は、本発明の第二の実施の形態における空気調和機の室外機の横断面図として転用できる。図1において、2個のファンモータ7a,7bとは回転方向を互いに反回転するもので、翼枚数が1枚からなる2個のプロペラファン5,6の内、風上側プロペラファン5をファンモータ7aで駆動し、風下側プロペラファン6をファンモータ7bで駆動し、それぞれのハブ24,29に内挿入したアウターロータ式ファンモータで構成したものである。
図1は、本発明の第二の実施の形態における空気調和機の室外機の横断面図として転用できる。図1において、2個のファンモータ7a,7bとは回転方向を互いに反回転するもので、翼枚数が1枚からなる2個のプロペラファン5,6の内、風上側プロペラファン5をファンモータ7aで駆動し、風下側プロペラファン6をファンモータ7bで駆動し、それぞれのハブ24,29に内挿入したアウターロータ式ファンモータで構成したものである。
此れによって、2個のアウターロータ式ファンモータ7a,7bで2個のプロペラファン5,6を互いに反対方向に回転するように駆動することが可能であり、空気調和機の室外機1の構成部品の省スペース化が図れる。
(実施の形態3)
図1は、本発明の第一の実施の形態における空気調和気の室外機の横断面図として転用できる。図2は、同室外機をA方向から見た風上側プロペラファンの平面図である。図3は、同室外機をA方向から見た風下側プロペラファンの平面図である。
図1は、本発明の第一の実施の形態における空気調和気の室外機の横断面図として転用できる。図2は、同室外機をA方向から見た風上側プロペラファンの平面図である。図3は、同室外機をA方向から見た風下側プロペラファンの平面図である。
図1において、室外機1に縦型圧縮機3、熱交換器2、熱交換促進用のファンとして反回転(互いに反対方向に回転)する翼枚数が1枚からなる2個のプロペラファン5,6を設け各々1枚の翼20,25と動バランスをとるバランサー30,31を各々のハブ24,29内部に装着し、2個のプロペラファンのうち風上側プロペラファン5を回転させるファンモータ7aと、反回転するファンモータ7bを備え、風上側プロペラファン5の同軸上で下流側に反回転する風下側プロペラファン6を備え、風上側プロペラファン5と風下側プロペラファン6とは、各々翼20,25形状が弦形状の湾曲方向が逆であり、同一軸心方向から見てほぼ線対称に形成され、互いに反対方向に回転しながら気流方向は同一となるように構成してなるものである。ここで、風上下側プロペラファン5,6のどちらか一方でも厚みを有する翼型形状の厚翼で構成し、前縁は丸みを有し、後縁が尖った形状をした厚みを有する翼型形状の厚翼で構成しても良い。
上記構成によって、2個のプロペラファンのうち風上側となるプロペラファン5の後流の回転エネルギー(回転に伴う無駄となるエネルギー)を、近接して反回転(互いに反対方向に回転)する風下側となるプロペラファン6で回収し、更に風下側プロペラファン6後流の回転流をほぼ零とする事ができる。すなわち、空気調和機の室外機1にサイズの大きい(奥行きが本発明のプロペラファン2個分と同等程度の)プロペラファン一つのみ使
用する場合に比較して、動作点ファン効率を大きく向上することができて、静圧と風量を大きく増加することが出来る。更に、風上下側プロペラファン5,6それぞれの翼枚数が1枚であるので、翼面積投入が最も少なくて風上下側プロペラファン5,6の回転作用により充分に空力仕事を果たすことが可能なので、流体摩擦が最も少なくなり結果として、動作点のファン効率(静圧効率)をより更に向上させることができる。
用する場合に比較して、動作点ファン効率を大きく向上することができて、静圧と風量を大きく増加することが出来る。更に、風上下側プロペラファン5,6それぞれの翼枚数が1枚であるので、翼面積投入が最も少なくて風上下側プロペラファン5,6の回転作用により充分に空力仕事を果たすことが可能なので、流体摩擦が最も少なくなり結果として、動作点のファン効率(静圧効率)をより更に向上させることができる。
その結果、ファンモータ7a,7b入力を大きく低減できて空気調和機のCOPや期間消費電力を低減することが可能となる。ファンモータ7aによって風上側プロペラファン5後流の同一軸心上、ファンモータ7bの軸の回転方向を風下側プロペラファン6に反回転方向として伝達することが可能である。また、プロペラファン5,6のどちらか一方でも厚翼で構成した場合は、室外機1の送風騒音をより更に低減できるものである。
以上のように本発明のかかる、空気調和機の室外機は、風上側プロペラファン後流の回転エネルギー(回転流に伴う無駄となるエネルギー)を反回転する風下側プロペラファンで回収し、更に風下側プロペラファン後流の回転流をほぼ零とすることができるので、空気調和機の室外機にサイズの大きいプロペラファン一つのみ使用する場合に比較して、静圧と風量を大きく増加させることが出来て、動作点ファン効率を大きく向上させる事が可能となる。更に、風上下側プロペラファンそれぞれの翼枚数が1枚であるので、翼面積投入が最も少なくて充分に空力仕事を果たすことが可能なので、流体摩擦が少なくなり結果として、動作点のファン効率(静圧効率)をより更に向上させることができる。その結果、2個のファンモータ入力を大きく低減できて空気調和機のCOPや期間消費電力を低減することが可能となる。この技術は、ルームエアコンや店舗用パケージエアコンなど、各種の空気調和機に適用できるものである。また、この2重反転ファンは、ファンを用いる工業製品である民生用機器に展開可能である。すなわち、換気扇、扇風機、コンピュータ冷却ファンなどとしても展開可能である。
1 空気調和機の室外機
2 熱交換器
3 縦型圧縮機
4 防音版
5 風上側プロペラファン
6 風下側プロペラファン
7a,7b ファンモータ
9 オリフィス
10 前面グリル
11a,11b ファンモータ台
20,25 翼
21,26 チップ
22,27 前縁
23,28 後縁
24,29 ハブ
30,31 バランサー
2 熱交換器
3 縦型圧縮機
4 防音版
5 風上側プロペラファン
6 風下側プロペラファン
7a,7b ファンモータ
9 オリフィス
10 前面グリル
11a,11b ファンモータ台
20,25 翼
21,26 チップ
22,27 前縁
23,28 後縁
24,29 ハブ
30,31 バランサー
Claims (3)
- 圧縮機と、熱交換器と、前記熱交換器の熱交換促進用ファンとして、翼枚数が1枚よりなる2個のプロペラファンを備えて、各々1枚の翼と動バランスをとるバランサーを各々のハブ内部に装着し、前記2個のプロペラファンは同軸上に近接して設け、前記各々のプロペラファンを回転させる2個のファンモータを備え、互いに反対方向に回転しながら気流方向は同一となるように構成したことを特徴とする空気調和機の室外機。
- 反回転する2個のファンモータを、前記2個のプロペラファンのハブ内部に殆ど内挿入したアウターロータ式ファンモータとした請求項1記載の空気調和機の室外機。
- 圧縮機、熱交換器、熱交換促進用のファンとして反回転(互いに反対方向に回転)する翼枚数が1枚からなる2個のプロペラファンを設けて、各々1枚の翼と動バランスをとるバランサーを各々のハブ内部に装着し、前記2個のプロペラファンのうち風上側プロペラファンを回転させるファンモータと、前記ファンモータとは反回転方向に回転する別のファンモータを備え、前記風上側プロペラファンの同軸上で下流側に前記別のファンモータにより反回転する風下側プロペラファンを備え、前記風上側プロペラファンと前記風下側プロペラファンとは、各々翼形状が弦形状の湾曲方向が逆であり、同一軸心方向から見てほぼ線対称に形成され、互いに反対方向に回転しながら気流方向は同一となるように構成したことを特徴とする請求項1或は2記載の空気調和機の室外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007040223A JP2008202869A (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 空気調和機の室外機 |
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JP2007040223A JP2008202869A (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 空気調和機の室外機 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=39780568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007040223A Pending JP2008202869A (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008202869A (ja) |
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2007
- 2007-02-21 JP JP2007040223A patent/JP2008202869A/ja active Pending
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