JP6418122B2 - 室内機 - Google Patents

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本発明は空調された気流を吹き出すための吹出口を備えた室内機に関するものである。
吸込口から吸い込んだ空気を空気調和して吹出口から吹き出す室内機であって、吹出口から吹き出される空気の上側を覆い、且つ、前方に行くほど上方になるように形成された案内面と、案内面の前端から後方に延びる面とを有する室内機が知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる室内機では、室内機のパネルが案内面(コアンダ面)を有し、吹出口から吹き出された空気がコアンダ効果により案内面に沿って上方に向かう。
特開2003−232559号公報
上述のような室内機において、コアンダ面は床面に向く面となり、家財や人が映り込むことがある。また、パネルにおけるコアンダ面の上方には天井を向く面が形成され、照明が映り込むことがある。このようなパネルへの家財や照明の映り込みにより室内のインテリア性が損なわれる。
そこで、本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、パネルへの家財や照明の映り込みにより室内のインテリア性が損なわれるのを防止できる室内機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る室内機は、空調された気流を吹き出すための吹出口と、前記吹出口の前方に配置され且つ水平又は斜め上方に延びる第1面と、前記第1面の上方に配置され且つ後方へ行くほど上方になるように形成された面を有する第2面とを有するパネルとを備え、前記パネルは、前記第1面と前記第2面とを繋ぐ接続部を備え、前記接続部が面であり、前記第1面及び前記第2面には、つや消し加工が施されていると共に、前記接続部には、つや消し加工が施されてないことを特徴とする。
この室内機では、第1面につや消し加工を施すことにより、第1面に対する映り込みにより室内のインテリア性が損なわれるのを防止できる。
この室内機では、第2面につや消し加工を施すことにより、第2面に対する映り込みにより室内のインテリア性が損なわれるのを防止できる。
この室内機では、影面の第1面と光面の第2面との境界面の接続部に、つや消し加工が施されてないことにより、陰影を和らげることができる。
第2の発明に係る室内機は、第1の発明のいずれかにおいて、前記つや消し加工は、シボ加工であることを特徴とする。
この室内機では、つや消し加工が簡略化できる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、第1面につや消し加工を施すことにより、第1面に対する映り込みにより室内のインテリア性が損なわれるのを防止できる。
第1の発明では、第2面につや消し加工を施すことにより、第2面に対する映り込みにより室内のインテリア性が損なわれるのを防止できる。
第1の発明では、影面の第1面と光面の第2面との境界面の接続部に、つや消し加工が施されてないことにより、陰影を和らげることができる。
第2の発明では、つや消し加工が簡略化できる。
本発明の実施形態にかかる室内機の斜視図であり、(a)は斜め上方から見た図、(b)は斜め下方から見た図である。 図1の室内機の横断面図である。 本発明の実施形態にかかる室内機の前面パネルの斜視図であり、(a)は斜め上方から見た図、(b)は斜め下方から見た図である。
以下に、本発明の実施形態について、図1〜図3を参照しつつ説明する。
図1(a)、(b)に示すように、本実施形態の室内機1は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に据え付けられるものである。室内機1は、図示しない室外機と共に空気調和機を構成しており、室内の冷暖房を行う。なお、以下の説明において、室内機1が取り付けられる壁から突出する方向を「前方」と称し、その反対の方向を「後方」と称する。また、室内機1の長手方向を単に「長手方向」と称する。
図2に示すように、室内機1は、ケーシング2、熱交換器3、室内ファン4、フィルタ5、及び2枚の水平羽根6a、6bを主に備えている。
ケーシング2は、略直方体のグリル21と、グリル21の前面を覆う前面パネル22とを有する。ケーシング2の上面には、吸込口21aが形成されている。図1(a)に示すように、吸込口21aはグリル21と前面パネル22とに渡って形成されている。グリル21の下面には吹出口21bが形成されている。図1(b)に示すように、吹出口21bは、長手方向に長い矩形状の開口である。
熱交換器3、室内ファン4、及びフィルタ5は、グリル21の内部に配置されている。室内ファン4は、長手方向に沿って延びており、吸込口21aを介してケーシング2内に空気を吸い込み、吹出口21bからケーシング2内の空気が吹き出されるように構成されている。熱交換器3は、側面視において両端が下方に向かって屈曲した逆V字状に形成され、室内ファン4の上方と前方とを取り囲むように配置されている。熱交換器3では、通過する空気との間で熱交換が行われる。また、熱交換器3の上方及び前方にはフィルタ5が配置されている。フィルタ5は、熱交換器3に向かって流入してくる空気に含まれる塵埃を除去する。
2枚の水平羽根6a、6bは、吹出口21bに配置されている。水平羽根6a、6bは、吹出口21bから吹き出される空気流の上下方向の風向きを変更すると共に、吹出口21bの開閉を行うために設けられている。水平羽根6a、6bは、それぞれ長手方向に長い矩形状の板部材である。水平羽根6aは吹出口21b内の前側部分に配置され、水平羽根6bは吹出口21b内の後側部分に配置されている。
前面パネル22は、上述のようにグリル21の前面を覆うものであり、その上端部が吸込口21aの一部を構成しており、下端部が吹出口21bの前端近傍に位置している。前面パネル22は、前方を向く面であり、吸込口21aの前端近傍から前面パネル22の下端部近傍まで下方に延びる正面22aを有している。前面パネル22の下端部には、吹出口21bの前方に配置されており、斜め上方に延びる第1面23と、第1面23の上方に配置されており、後方に行くほど上方になるように形成される第2面24と、第1面23と第2面24とを繋ぐ平面状の接続部25とが設けられている。第1面23及び第2面24は、下に凸の湾曲面である。
図2において矢印で示すように、吹出口21bから吹き出された吹出気流は第1面23に沿って流れ、第1面23の前端部において第1面23から剥離する。すなわち、第1面23の前端部は吹出口21bからの吹出気流が前面パネル22から剥離する剥離部23aとして機能する。また、前面パネル22の正面22a及び第2面24に沿って下方に流れる室内空気は、第2面24の下端部において第2面24から剥離する。すなわち、第2面24の下端部は室内空気が前面パネル22から剥離する剥離部24aとして機能する。そして、接続部25は、吹出気流の剥離部23aと室内空気の剥離部24aとを繋いでいる。
剥離部23aにおいて前面パネル22から剥離した吹出気流と、剥離部24aにおいて前面パネル22から剥離した室内空気とは、前面パネル22の前方の前面パネルから離れた位置で混ざり合う。接続部25は、図2において破線で示す第1面23の延長面と第2平面24の延長面との内側に配置されている。
室内機1では、図3に示すように、前面パネル22の第1面23と第2面24には、シボ加工が施され、接続部25と上面部26と側面部27には、シボ加工が施されてない。第1面23と第2面24に、シボ加工を施すことにより、第1面23と第2平面24に対する映り込みにより室内のインテリア性が損なわれるのを防止できる。接続部25に、シボ加工が施されてないことにより、影面の第1面23と光面の第2面24との境界面の陰影を和らげることができる。上面部26に、シボ加工が施されてないことにより、ほこりが溜まりやすい上面の拭き掃除が容易である。側面部27に、シボ加工が施されてないことにより、前面パネル22の成形効率を上げることができる。
次に、室内機1の動作について説明する。
室内ファン4を駆動することにより、吸込口21aからケーシング2内に空気が吸い込まれる。ケーシング2内に吸い込まれた空気は、フィルタ5で塵埃の除去が行われた後、熱交換器3を通過して熱交換される。そして、室内ファン4を通過した後、水平羽根6a、6bに沿って流れて、空調された気流が吹出口21bから吹き出される。吹出口21bから吹き出された吹出気流は、コアンダ効果により斜め上方に延びる第1面23に沿って流れた後、第1面23の端部の剥離部23aで第1面23(前面パネル22)から剥離する。前面パネル22から剥離した吹出気流は、剥離部24aにおいて第2面24(前面パネル22)から剥離した室内空気と前面パネル22から離隔した位置で混ざり合った後、天井方向に向かう。
以上のように、本実施形態の室内機1では、第1面23にシボ加工を施すことにより、第1面23に対する映り込みにより室内のインテリア性が損なわれるのを防止できる。
また、本実施形態の室内機1では、第2面24にシボ加工を施すことにより、第2面24に対する映り込みにより室内のインテリア性が損なわれるのを防止できる。
また、本実施形態の室内機1では、影面の第1面23と光面の第2面24との境界面の接続部24に、シボ加工が施されてないことにより、陰影を和らげることができる。
また、本実施形態の室内機1では、つや消し加工としてシボ加工が施されることから、つや消し加工が簡略化できる。
また、本実施形態の室内機1では、前面パネル22が、吹出口21bから吹き出された吹出気流を第1面23から剥離する剥離部23aと、第2面24に沿って流れる室内空気を第2面24から剥離する剥離部24aと、剥離部23aと剥離部24aとを繋ぐ接続部25とが設けられていることから、吹出気流と室内空気とは、第1面23及び第2面24からそれぞれ剥離した後に混ざり合う。よって、冷房運転時に吹出口21bから吹き出される冷気と室内空気の暖気とが混ざり合うことで、室内機1の構造物に結露が発生するのを抑制できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態では、前面パネル22の第1面23と第2面24に、シボ加工が施され、接続部25と上面部26と側面部27に、シボ加工が施されてない場合を説明したが、第1面23と第2面24の少なくとも一方に、シボ加工が施される場合に本発明の効果が得られる。また、第1面23と第2面24の少なくとも一方に、シボ加工が施されると共に、接続部25と上面部26と側面部27の少なくとも1つに、シボ加工が施されてよい。本発明において、つや消し加工は、シボ加工に限られず、その他のつや消し加工であってよい。
本発明を利用すれば、パネルに対する映り込みにより室内のインテリア性が損なわれるのを防止できる。
1 室内機
21b 吹出口
23 第1面
23a 第1剥離部
24 第2面
24a 第2剥離部
25 接続部


Claims (2)

  1. 空調された気流を吹き出すための吹出口と、
    前記吹出口の前方に配置され且つ水平又は斜め上方に延びる第1面と、前記第1面の上方に配置され且つ後方へ行くほど上方になるように形成された面を有する第2面とを有するパネルとを備え、
    前記パネルは、前記第1面と前記第2面とを繋ぐ接続部を備え、
    前記接続部が面であり、
    前記第1面及び前記第2面には、つや消し加工が施されていると共に、
    前記接続部には、つや消し加工が施されてないことを特徴とする室内機。
  2. 前記つや消し加工は、シボ加工であることを特徴とする請求項1に記載の室内機。
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