JP4698862B2 - ボタン付けミシン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボタンと被縫製物を移動しながらボタンを被縫製物に縫着し、ボタン縫着後に固定メスと動メスとにより糸を切断するボタン付けミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボタンを布(被縫製物)に縫いつけるボタン付けミシンは、布を載置する押え板と、ボタンを保持するボタン保持機構とを備え、このボタン保持機構によって支持されるボタンと押え板との間に布を挟持して保持するように構成されている。そして、縫い目によりボタンを布に縫いつけている際に、ボタン保持機構及び押え板を一体にして移動させることによって、ボタンに形成された複数の糸通し孔に所定の順序で針落ちが行われる。
また、単環縫いによりボタンを縫いつけるボタン付けミシンの場合、一対の糸通し孔に掛け渡された縫い糸が、布の裏側において、糸通し孔間のほぼ中心部で結節される。そして、最終針落ちの際の結節部において、例えば、米国特許番号第5,799,599号に記載されているような周知の方法により縫い終わりの結び目が形成される。したがって、二つ以上の糸通し孔を有するボタンの縫着の場合、糸通し孔への針落ちの順序によって結節部の形成の位置がボタンに対して異なる。
【0003】
例えば、四つ穴ボタンの場合、図7(a)に示すように孔13a、13c間、孔13b、13d間の糸がボタンの中心で交差する縫製パターンと、図7(b)に示すように孔13a、13d間、孔13b、13c間の糸が平行に並んでいる縫製パターンとがある。
【0004】
そして布裏に形成される縫い目の結節点は、図7(a)に示された交叉する縫製パターンの場合、ボタン13のほぼ中心部の一個所となり、同個所で最終の結び目が形成される。また、図7(b)に示された並列する縫製パターンの場合、縫い目を掛け渡す二対の糸通し孔間のほぼ中央部の二個所となり、その一方の個所で最終の結び目が形成される。
【0005】
ところで、上記したボタン付けミシンにおいては、図7(a)、(b)に示すように、針板(図示略)に固定的に支持されている固定メス11と、この針板に回転自在に支持されている動メス12と、動メス12に設けられた糸分け部材12Aとから構成されている糸切り装置10を備える。
ボタン縫着後に、動メス12が回動すると、糸分け部材12Aが布に連なる針糸を刃部に案内し、この糸を動メス12の刃部が捕捉して固定メス11へとたぐりよせ、固定メス11と動メス12とが噛み合うことによって、糸を切断している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような糸切り装置10によると、動メス12と固定メス11とが噛み合う前に、動メス12が糸を手繰り寄せている最中に糸を切断してしまうことがあった。特に、最終針落ちによる結節部の位置が固定メス11から離れるにつれて、動メス12が糸を固定メス11にたぐり寄せる距離が長くなるため、固定メス11と動メス12とが噛み合う前に糸が緊張されて動メス12のみにより糸を切断する可能性が高くなる。固定メス11と動メス12とが噛み合う前に、動メス12だけで糸を切断してしまうと、糸の切断端の見栄えが悪いものとなってしまう。
【0007】
また、前記したように図7(a)のX字状或いは図7(b)の並列状のような縫製パターンの違いによって、ボタンに対して最終針落ちの縫い目結節位置が異なる。したがって、ボタンの糸通し孔から固定メスに案内される糸長さが、縫製パターンによって異なるので、切断後にボタンから延びる残り糸の長さが異なり、商品価値を低下させる。
【0008】
そこで、本発明の課題は、動メスと固定メスとが噛み合う前に糸が切断されることを防止することにある。また、残り糸の長さを調整し得るようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく請求項1記載の発明は、
ボタン及び被縫製物を保持した保持手段(布押え機構110)と、
所定の縫製パターンの縫い目により上記ボタンを上記被縫製物に縫いつけるように上記保持手段を移動させる第一駆動モータ(151)と第二駆動モータ(152)を有する送り手段(布送り機構150)と、
針板(210)に固定されている固定メス(230)と、
作動により糸をたぐりよせてから上記固定メスとの協働により糸を切断するように移動する動メス(220)、とを備え、所定数の縫い目によるボタン縫着後に糸を切断するボタン付けミシンにおいて、
上記ボタンに対する最終針落ちにおける糸の結節部から上記固定メスの刃部(231)までの距離(L)を予め設定された値にするために、糸切断前に上記送り手段の駆動を制御して、上記固定メスに対し上記ボタンを移動させる制御手段(300)を備えることを特徴としている。
【0010】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、糸切断前に、固定メスに対するボタンの位置を調節するため、最終針落ちによる結節部と固定メスとの距離を調節することができる。したがって、糸切断後の残り糸の長さを任意に変更することができる。糸切断後の残り糸の長さが長くなると、結び目がほつれにくくなり、例えば、作業用衣類に好適なボタン付けを行うことができる。一方、糸切断後の残り糸の長さが短くなると、結び目の見栄えが良くなり、例えば、ファッション性のある衣類に好適なボタン付けを行うことができる。このように、本発明に係るボタン付けミシンは、被縫製物の使用目的に応じて、当該被縫製物にボタン付けをすることができる。
【0011】
また、縫製終了後にボタンの位置を固定メスに近づけることができ、最終針落ちによる結節部を固定メスに近づけられる。したがって、動メスが糸をたぐり寄せる際に、動メスだけで糸を切断してしまうことを防止する。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のボタン付けミシンであって、
最終針落ちにおける糸の結節部から上記固定メスの刃部までの距離を設定可能な操作パネルを備えることを特徴とする。
【0013】
以上のように、請求項2記載の発明によれば、最終針落ちにおける糸の結節部と固定メスの刃部との距離を設定できる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1記載のボタン付けミシンであって、
上記制御手段が、最終針落ちにおける糸の結節部から上記固定メスの刃部までの距離を変更して糸切断後の糸残り長さを任意に変更自在とするように、上記固定メスに対し上記ボタンを移動させることを特徴とする。
【0015】
以上のように、請求項3記載の発明によれば、縫製パターンに基づき最終針落ちの際の糸の結節部から固定メスの刃部までの距離を変更することができ、これにより、糸切断後の糸残り長さを任意に変更自在とすることができる。糸切断後の残り糸の長さが長くなると、結び目がほつれにくくなり、例えば、作業用衣類に好適なボタン付けを行うことができる。一方、糸切断後の残り糸の長さが短くなると、結び目の見栄えが良くなり、例えば、ファッション性のある衣類に好適なボタン付けを行うことができる。このように、本発明に係るボタン付けミシンは、被縫製物の使用目的に応じて、当該被縫製物にボタン付けをすることができる。特に本発明に係るボタン付けミシンは、様々な使用目的の被縫製物に使用することができる。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のボタン付けミシンであって、
上記最終針落ちにおける糸の結節部から上記固定メスまでの距離を補正するための補正入力手段(309)を備えることを特徴としている。
【0017】
以上のように、請求項4記載の発明によれば、最終針落ちの際の糸の結節部から固定メスまでの距離を補正することができるため、ボタンの大きさや種類などが変更される等して最終針落ちの際の糸の結節部の位置が変化しても、結節部と固定メスとの距離を好適に調整することができる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一つに記載のボタン付けミシンであって、
上記固定メスと上記動メスとが噛み合うまで上記動メスの刃部に糸が接触することを防止する防止手段(ガイド部材260)を上記動メスに設けることを特徴としている。
【0019】
請求項5記載の発明によると、動メスだけで糸を切断してしまうことを防止することができる。このように、糸をたぐり寄せる際に糸の切断を防止しているため、糸の切断部の見栄えが悪化することを防止する。
【0020】
請求項6記載の発明は、請求項5に記載のボタン付けミシンであって、
上記防止手段が、
上記動メスの移動方向に上記動メスの刃部より先行するガイド部(先端ガイド部260A)を構成し、
上記ガイド部が糸に係合して上記固定メスに案内することを特徴としている。
【0021】
以上のように、請求項6記載の発明によれば、ガイド部が動メスの刃部より先行するガイド部が動メスに設けられているため、このガイド部が糸に先に係合し、これにより、動メスの刃部と糸とが接触することを防止することができる。したがって、固定メスと動メスとが噛み合いはじめるまでに、動メスだけで糸を切断してしまうことを防止することができる。糸をたぐり寄せる際に糸の切断を防止しているため、糸の切断部の見栄えが悪化することを防止する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0023】
本実施形態の単糸環縫いボタン付けミシンは、ベッド部、脚注部、アーム部からなる一般的なフレーム構造を持ち、図1に示すような送り装置100と、図2に示すような糸切り装置200とを備えている。
【0024】
上記ベッド部内に配置されたルーパ420(図3)は、針棒下端に固定された針410の上下運動と同期して作動し、針410の糸Tを捕捉して先に形成される糸ループと当該糸ループの次に形成される糸ループとにより単糸環縫い目を形成する。
ボタンB(図8)の二つの糸通し孔B1,B2(図8)間に交互に針410が貫通して単糸環縫い目を形成し、被縫製物W(図8)にボタンを縫着する。そして、最終針落ちの際に、その一つ前の針落ちとほぼ同一個所に最終の結節部を形成する動作が行われて糸の結び目が形成され、その後に糸切り装置200の動メス260がルーパ420と布に連なる側の糸Taを捕捉し、固定メス230との協働により切断する。
【0025】
図1に示すように、送り装置100は、ボタンを挟持するとともに被縫製物を保持する布押え機構110(保持手段)と、布押え機構110を移動させる布送り機構150(送り手段)とにより構成されている。
【0026】
布送り機構150は、以下のような構成をしている。即ち、前記縦胴部側のベッド部内に、パルスモータからなる第一駆動モータ151及び第二駆動モータ152が送り台161に対して左右に対称に並べて配設されている。第一駆動モータ151及び第二駆動モータ152は、それぞれの出力軸153,154が上記ベッド部の上面から上方に突出するように配置されている。
【0027】
出力軸153には出力軸153に固定された偏心部材155と、出力軸153の軸心に対して偏心して偏心部材155に固定された偏心軸157と、偏心軸157に一端部が回転自在に支持されたリンク部材159とよりなる第一の連結機構が設けられている。出力軸154には、前記偏心部材155、偏心軸157、リンク部材159と同様の形状構成である偏心部材156、偏心軸158、リンク部材160からなる第二の連結機構が設けられている。この第一及び第二の連結機構は、送り台161に対して左右に対称に配置されている。
【0028】
送り台161は、基端をリンク部材159、160の各他端部に回転自在に連結支持され、先端をベッド部先端に配置するように、上記ベッド面に沿って延在する。送り台161の中央部には、送り台161長手方向に沿う長穴形状のガイド孔162が形成されている。上記ベッド部に対して支軸163Aを中心に回転自在に支持されているガイド部材163が、このガイド孔162に対して長手方向に摺動自在に係合されている。
この送り台161は、ガイド部材163の支軸163Aを中心に回転し且つガイド部材163とガイド孔162により案内されることにより、ガイド孔162の長手方向範囲内において支軸163Aを中心に揺動可能となるように構成されている。
【0029】
布押え機構110は、被縫製物を支持する送り板111と、ボタンをクランプするとともに被縫製物を押えるつまみ装置112とから構成される。
送り板111が送り台161の先端部に固定され、送り板111には、少なくとも送り台161の延長方向と直交する方向に長い孔111A(図8)が設けられ、該孔111Aに針410が貫通する。
【0030】
つまみ装置112は、その先端部が送り台161に対して起伏自在となるように基端部を送り台161に対して回転自在に支持された支持板113と、支持板113の先端に設けられボタンをクランプして支持するボタンクランプ機構114とを有する。
つまみ装置112は図示略のバネにより下方に付勢され、この付勢力により、ボタンクランプ機構114が送り板111上に圧接され、被縫製物を挟持する。また、ソレノイドやモータ等を駆動源とする駆動装置312(図4に図示)により上記付勢力に対抗して、つまみ装置112を上昇させて被縫製物の挟持の解除が行われるように構成されている。
【0031】
第一駆動モータ151及び第二駆動モータ152の駆動により、偏心部材155,156がそれぞれの出力軸153,154を中心に回転すると、偏心軸157,158に支持されているリンク部材159,160が揺動変位する。これにより、送り台161がガイド孔162の長手方向範囲内において前後動するとともに支軸163Aを中心として左右に揺動され、それに伴い送り板111およびボタンクランプ機構114も前後左右に移動する。
すなわち、第一駆動モータ151および第二駆動モータ152が、それぞれ別個に回転方向および回転量が制御されることにより、送り板111およびボタンクランプ機構114がX−Y平面上の任意の位置に移動する。
【0032】
これにより、ボタンクランプ機構114に支持されたボタンの種類、大きさ、そして縫製パターンに応じて、送り台111およびボタンクランプ機構114をX−Y平面上に移動することにより、針410が所定の順序でボタンBの糸通し孔に貫通し、単糸環縫い目が形成されてボタンBを被縫製物Wに縫いつける。
【0033】
次に、糸切り装置200について説明する。糸切り装置200は、図2および図3(a),(b)に示すように、針板210と、動メス220と、固定メス230と、糸切り腕240と、糸分け部材250と、ガイド部材260等とから構成されている。
【0034】
ベッド部に固定された針板210は、前記送り板111下方に対向配置され、送り板111の前記孔111Aとほぼ同形状の横長状の針孔211が設けられている。
【0035】
刃部231を有する固定メス230は、図8に示すように、前記針孔211の長手方向一端に対向して針板210下面に固定されている。動メス220は、図9に示すように、針板210に固定された支軸220Aを中心に回転自在に支持されている。また、動メス220には、ソレノイドやモータ等の駆動源を備える駆動装置313(図4に図示)が連結されている糸切り腕240が回転自在に連結され、駆動装置313の駆動により糸切り腕240が作動すると、動メス220が支軸220Aを中心に回転し、刃部221が前記針孔211の下方をその長手方向に沿い固定メス230の刃部231に向けて移動する。そして、動メス220の回転により、ルーパ420に捕捉されてルーパ420と布とに連なる糸Taを捕捉し固定メス230にたぐり寄せるとともに、刃部221が固定メス230とかみ合うことにより糸Taを切断する。
なお、動メス220を駆動する上記駆動装置313については、つまみ装置112を上昇させる駆動装置312と同一のソレノイドを駆動源とし、糸切り装置200が作動してから、つまみ装置112による被縫製物Wの挟持の解除が行われるように構成するようにしてもよい。
【0036】
更に、図9に示すように、糸分け部材250が動メス220下面に配置され、ガイド部材260が動メス220上面に配置され、それぞれ動メス220に対して固定されている。糸分け部材250は、図7に示した従来と同様の構成であり、動メス220が移動する際に、糸分け部材250が切断すべき糸のみを捕捉するように糸を捌いて動メス220の刃部221へと送る。
【0037】
防止手段を構成するガイド部材260は、図8および図9に示すように、先端ガイド部260Aが動メス220の刃部221上方を覆うように延出して配置されている。動メス220が固定メス230へと向かって移動する際に、糸分け部材250により捕捉された糸は刃部221へと案内されるが、このガイド部材260の先端ガイド部260Aが刃部221上方において糸と接触することによって、糸と刃部221が接触することを防止する。
【0038】
上述した構成の糸切り装置200の動作について説明する。
縫製が終了した後に糸切り腕240が作動して、動メス220が回転を開始する。動メス220が回転すると、糸分け部材250が切断すべき糸Taを動メス220の刃部221へと案内するが、前記ガイド部材260が糸Taに係合して刃部221に糸Taが接触するのを防止する。更に、動メス220の回転により、ガイド部材260が糸Taを固定メス230へ案内し、そして、動メス220と固定メス230とがかみ合うことによって、糸Taを切断する。なお、つまみ装置112による被縫製物Wの挟持が、糸Taの切断が終了した後に解除される。
【0039】
前記したようにガイド部材260が、動メス220の刃部221への糸Taの接触を防いで、ガイド部材260が固定メス230に案内するので、動メス220の刃部221が固定メス230の刃部231にかみ合いはじめるまでは、糸Taが動メス220の刃部221に接触することがなく、動メス220だけで糸Taを切断してしまうことを防止する。
【0040】
上述のように構成されているミシンは、図4に示すように、送り装置100および糸切り装置200の作動を制御する制御装置300を備えている。この制御装置300は、縫製が終了してから糸切り装置200が作動するまでの間に、送り装置100の作動を制御することによって、固定メス230に対するボタンの位置を変更するものである。なお、この制御装置300は、ミシンの制御装置も兼ねており、ミシンの縫製の制御も行うようになっている。
【0041】
制御装置300は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM303(Randam Access Memory)と、駆動回路304,305,306,307と、起動ペダル308と、操作パネル309とを備え、システムバスにより各部が相互にデータ入出力可能に接続されている。
【0042】
ROM302に格納される制御プログラムや制御データ、および、起動ペダル308や操作パネル309によって入力される信号などに従って、CPU301は制御装置全体の制御や各種データ処理を行う。RAM303は、CPU301の作業領域等として用いられる記憶手段であり、ROM302の格納内容、あるいはCPU301の演算処理結果が格納される。
【0043】
駆動回路304は、ミシンモータ310に接続されており、CPU301の演算処理結果に基づきミシンモータ310の駆動を制御する。なお、ミシンモータ310の駆動により、針410が上下動したり、ルーパ420が回転して縫い目形成が行われる。
【0044】
駆動回路305は、糸切り装置200やつまみ装置112を駆動する駆動装置312、313が接続されており、CPU301の演算処理結果に基づき駆動装置312、313の駆動を制御する。
【0045】
駆動回路306は、第一駆動モータ151に接続されており、CPU301の演算処理結果に基づき第一駆動モータ151の駆動を制御する。駆動回路307は、第二駆動モータ152に接続されており、CPU301の演算処理結果に基づき第二駆動モータ152の駆動を制御する。
【0046】
起動ペダル308は、押下されることによって操作信号をCPU301等に出力し、これによりミシンモータ310が作動する。
【0047】
操作パネル309は、スイッチの操作によって操作信号をCPU301等に出力する。この操作パネル309から、縫製に係る情報を入力することができ、その情報に基づきCPU301が演算処理を行う。この操作パネル309によって、縫製パターンの設定、最終針落ちに形成された結節部と固定メス230との距離L(図8)の設定等を行うことができる。
【0048】
図5は、操作パネル309の一例を示すものである。図5に示すように、操作パネル309の選択スイッチ321を操作することによって、被縫製物Wに縫いつけるボタンBの縫製パターンを設定することができる。そして、選択スイッチ321を操作することによって、縫製パターンに対応するLED322が点灯するように構成されている。
本実施形態では、四つ穴ボタンについてX字状或いは並列状等の三つの縫製パターンおよび、二つ穴ボタンの縫製パターンを選択することができる。操作パネル309を操作して縫製パターンを選択すると、CPU301は操作パネル309からの操作信号に基づきROM302から縫製パターンに応じた縫製プログラムを読み出す。当該縫製プログラムに基づきミシンモータ310、第一駆動モータ151および第二駆動モータ152が制御され、選択された縫製パターンでボタンBを被縫製物Wに縫いつける。
【0049】
また、選択スイッチ323は、最終針落ちに形成された結節部と固定メス230との距離Lを設定するものである。本実施形態では、この距離を「遠い」「やや遠い」「通常」「やや近い」「近い」の五段階に設定できるように構成され、それぞれの段階に応じてLED324が配置されている。選択スイッチ323を操作するごとに選択がシフトされ、それに応じて距離に対応するLED324が点灯するように構成されている。また、各段階における結節部と固定メス230との距離データは距離(数値)としてROM302に格納されており、選択スイッチ323の選択によりCPU301はROM302から距離データを読み出す。当該距離データに基づき第一駆動モータ151および第二駆動モータ152が制御され、固定メス230に対するボタンBの中心位置を調節する。
なお、各段階における結節部と固定メス230の刃部231との距離データは、どの縫製パターンでも同一となっている。
【0050】
本実施形態では、更に、各段階の間を微調整できるように構成されている。即ち、操作パネル309の微調整スイッチ325を操作することによって、予めROM302に記憶されている距離データに対して補正を行う。微調整スイッチ325による補正の値L1は表示部326にて表示される。
【0051】
操作パネル309は設定スイッチ328を備えており、設定スイッチ328の操作により、パターン選択スイッチ321、距離選択スイッチ323および微調整スイッチ325による設定状態を選択することがCPU301に出力される。
【0052】
また、操作パネル309はリセットスイッチ327を備えており、リセットスイッチ327の操作により、パターン選択スイッチ321、距離選択スイッチ323および微調整スイッチ325により設定されたデータをリセットし、デフォルト値に設定することができる。
【0053】
次に、本実施形態のボタン付け単環縫いミシンの動作による縫製の流れについて、図6のフローチャートを参照して説明する。
設定スイッチ328が操作された設定状態では(ステップS1)、リセットスイッチが327が操作されると工場出荷段階で設定されたデフォルト値に設定される(ステップS2−S3)。パターン選択スイッチ321が操作されると(ステップS4)ボタンBのボタン孔に応じて縫製パターンが選択設定される(ステップS5)。また、距離選択スイッチ323の操作が操作されると(ステップS6)、最終針落ちの際の結節部と固定メス230の刃部231との距離Lが選択設定される(ステップS7)。また、必要に応じて微調整スイッチ325が操作されると(ステップS8)、その設定に基づいて結節部と固定メス230の刃部231との距離Lが補正(L±L1)される(ステップS9)。各種設定値がCPU301に出力される。このような設定後或いは設定スイッチ328が操作されないときに、図示略の起動スイッチが操作されると(ステップS10)、縫製のプログラムが起動して縫製動作が行なわれる(ステップS11)。
【0054】
この縫製動作においては、ミシンモータ310、第一駆動モータ151および第二駆動モータ152を制御することにより、選択された縫製パターンによるボタンBの孔B1,B2等への針落ちが成されるように布押え機構110がX−Y方向に移動し、所定縫目数の単糸環縫い目と最終針落ちの糸結びが形成される。
この縫製プログラム中において最終針落ちの糸結び時に周知の針位置検知手段314から針下位置信号が発生すると、前記距離Lの布送りが、第一駆動モータ151および第二駆動モータ152の回転方向および回転角度の制御により行なわれ、固定メス230に対するボタンの位置が調節される(ステップS12)。次いで、駆動装置313が作動されて(ステップS13)、糸切り装置200の動メス220が動き出す。これにより、動メス220が糸Taを捕捉する前にガイド部材260が糸Taを捕捉して、当該捕捉された糸Taを固定メス230へとたぐり寄せ、さらに動メス220が移動することにより動メス220の刃部221が固定メス230の刃部231と噛み合うことにより糸Taを切断する。
その後駆動装置312が作動してつまみ装置112を上昇させる(ステップS14)。
【0055】
本実施形態の第一の特徴は、ボタンBの被縫製物Wへの縫着動作終了時、厳密には最終針落ちが終了してから動メス220が作動するまでの間に、送り装置100によって固定メス230に対するボタンBを移動させてその位置を調節することにある。例えば、ステップS6において、「近い」に設定すると、送り装置100が縫製終了後に固定メス230に対してボタンBを近けることにより、糸切動作時の結節部と固定メス230との距離Lを小さくすることができる。これにより、切断されボタンBの糸通し孔B1から連なる残り糸Taの長さが短くなる。したがって、結び目の見栄えが良くなり、ファッション性のある衣類に好適なボタン付けを行うことができる。
更に、最終針落ちによる結節部を固定メスに近づけられることによって、動メス220が移動する間、糸Taに対して張力を加えることが無く、前記ガイド部材260が無い場合であっても動メス220の刃部221が糸Taをたぐり寄せる際に、動メス220だけで糸を切断してしまうことを防止する。したがって、糸の切断部の見栄えが悪化することを防止する。
【0056】
また、例えば、ステップS6において「遠い」に設定すると、送り装置100が縫製終了後に固定メス230に対してボタンを離すことにより、残り糸の長さを長くすることができる。糸切断後の残り糸の長さが長くなると、結び目がほつれにくくなり、例えば、見栄えをそれほど気にしなくてもよい作業用衣類に好適なボタン付けを行うことができる。
【0057】
上述のように、縫製パターンに基づき固定メス230に対するボタンBの位置を調節することにより、糸切時の縫い目結節部から固定メス230の刃部231との距離Lを変更している。即ち、ステップS4において選択した縫製パターンに基づいて、ステップS6において選択された距離Lになるように、縫製終了後に制御装置300が送り装置100を駆動している。したがって、糸切断後の残り糸の長さを任意に変更することができる。これにより、被縫製物の使用目的に応じて、当該被縫製物にボタン付けをすることができる。
また、上記した実施形態のように、縫い目結節部から固定メス230の刃部231との距離Lを変更するためのボタンの移動を、最終針落ちによる針下位置検知時に開始して針が上位置に上昇停止するまでに行なうようにした場合には、サイクルタイムを短くできる。
また、このボタンの移動は、動メス210の刃部211またはガイド部材260の先端ガイド部260Aが糸Taに係合するまでに終了するように移動開始時期を設定してもよい。
【0058】
本実施形態の第二の特徴は、縫製パターンに基づき固定メス230に対するボタンの位置を調節することにより、最終針落ちの際の糸の結節部から固定メス230の刃部231との距離Lを常に一定にすることにある。ステップS6において選択された距離Lとなるように、選択された縫製パターンに基づき固定メス230に対するボタン位置を調節することにより、如何なる縫製パターンを選択しても最終針落ちの際の糸の結節部と固定メス230の刃部231との距離を、常にステップS6おいて選択された距離Lとすることができる。
【0059】
例えば、四つ穴ボタンにおいて、針410がボタンBの糸通し孔B1,B2を貫通して形成した二つの縫い目が互いに平行である並列状の縫い目となるような縫製パターンを選択して、ステップS6において「近い」を選択すると、ROM302に格納された「近い」に対応する距離データとなるように、縫い目結節部と固定メス230の刃部231との距離Lを制御する。一方、四つ穴ボタンにおいて、針410がボタンBの糸通し孔B1,B2を貫通して形成した二つの縫い目がボタンBの中心で互いに交わるような、X字状の縫製パターンを選択して、ステップS6において「近い」を選択すると、ROM302に格納された「近い」に対応する距離データとなるように、前記距離Lを制御する。各段階における結節部と固定メス230の刃部231との距離データは、どの縫製パターンでも同一となっているため、いずれの縫製パターンを選択しても、前記距離Lは常に一定とすることができる。したがって、いずれの縫製パターンを選択したものとしても、残り糸の長さが常に一定となる。
【0060】
本実施形態の第三の特徴は、操作パネル309の微調整スイッチ325によって、固定メス230の刃部231と結節部との距離Lを微調整することにより、ステップS8において選択された距離Lを補正(L±L1)することにある。このように、固定メス230の刃部231と結節部との距離Lを補正することによって、ボタンの大きさや種類などが変更される等して結節部の位置が変化しても、結節部と固定メス230の刃部231との距離Lを好適に調節することができる。
【0061】
なお、上記の実施形態において、具体的な細部構造等についても、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは勿論である。
送り板111及びつまみ装置112を前後左右に移動させることによりX−Y方向に移動自在とすることができれば、布送り機構150は上述のような構成に限らない。例えば、一の駆動モータによって送り板111及びつまみ装置112を前後に移動させ、他の駆動モータによって送り板111及びつまみ装置112を左右に移動させるようにしても良い。
また、本実施形態においては、固定メス230の刃部231と縫い目結節部との距離Lを、5段階の選択により設定するものを示したが、操作パネルから数値を直接入力設定するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明によると、糸切断後の残り糸の長さを任意に変更することができる。糸切断後の残り糸の長さが長くなると、結び目がほつれにくくなり、例えば、作業用衣類に好適なボタン付けを行うことができる。一方、糸切断後の残り糸の長さが短くなると、結び目の見栄えが良くなり、例えば、ファッション性のある衣類に好適なボタン付けを行うことができる。このように、本発明に係るボタン付けミシンは、被縫製物の使用目的に応じて、当該被縫製物にボタン付けをすることができる。
また、最終針落ちによる結節部を固定メスの刃部に近づけられる。したがって、動メスが糸をたぐり寄せる際に、動メスだけで糸を切断してしまうことを防止する。したがって、糸の切断部の見栄えが悪化することを防止する。
【0063】
また、請求項2記載の発明によると、最終針落ちにおける糸の結節部と固定メスの刃部との距離を設定できる。
【0064】
また、請求項3記載の発明によると、糸切断後の残り糸の長さが長くなると、結び目がほつれにくくなり、例えば、作業用衣類に好適なボタン付けを行うことができる。一方、糸切断後の残り糸の長さが短くなると、結び目の見栄えが良くなり、例えば、ファッション性のある衣類に好適なボタン付けを行うことができる。このように、本発明に係るボタン付けミシンは、被縫製物の使用目的に応じて、当該被縫製物にボタン付けをすることができる。
【0065】
また、請求項4記載の発明によると、ボタンの大きさや種類などが変更される等して最終針落ちの際の糸の結節部の位置が変化しても、結節部と固定メスの距離を好適に調節することができる。
【0066】
また、請求項5記載の発明によると、動メスだけで糸を切断してしまうことを防止することができる。このように、糸をたぐり寄せる際に糸の切断を防止しているため、糸の切断部の見栄えが悪化することを防止する。
【0067】
また、請求項6記載の発明によると、ガイド部が糸をたぐり寄せ、これにより、動メスの刃部と糸とが接触することを防止することができる。したがって、固定メスと動メスとが噛み合いはじめるまでに、動メスだけで糸を切断してしまうことを防止することができる。糸をたぐり寄せる際に糸の切断を防止しているため、糸の切断部の見栄えが悪化することを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における送り装置及び糸切り装置の外観を示す斜視図である。
【図2】上記糸切り装置の主要部を透視して示す斜視図である。
【図3】上記糸切り装置の主要部を示す斜視図である。
【図4】本実施形態のミシンの制御装置を示すブロック図である。
【図5】本実施形態のミシンが備える操作パネルを示す平面図である。
【図6】本実施形態のミシンの動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】従来のミシンが備える糸切り装置を概略して示す図面である。
【図8】本実施形態の糸切り動作状態の糸切り装置と縫合部の断面略図である。
【図9】本実施形態のミシンの糸切り装置の主要部を示す正面図である。
【符号の説明】
110 布押え機構(保持手段)
150 布送り機構(送り手段)
200 糸切り装置
220 動メス
221 刃部
230 固定メス
231 刃部
260 ガイド部材(防止手段)
260A 先端ガイド部(ガイド部)
300 制御装置(制御手段)
309 操作パネル(補正入力手段)
410 針
Claims (6)
- ボタン及び被縫製物を保持した保持手段と、
所定の縫製パターンの縫い目により上記ボタンを上記被縫製物に縫いつけるように上記保持手段を移動させる第一駆動モータと第二駆動モータを有する送り手段と、
針板に固定されている固定メスと、
作動により糸をたぐりよせてから上記固定メスとの協働により糸を切断するように移動する動メス、とを備え、所定数の縫い目によるボタン縫着後に糸を切断するボタン付けミシンにおいて、
上記ボタンに対する最終針落ちにおける糸の結節部から上記固定メスの刃部までの距離を予め設定された値にするために、糸切断前に上記送り手段の駆動を制御して、上記固定メスに対し上記ボタンを移動させる制御手段を備えることを特徴とするボタン付けミシン。 - 最終針落ちにおける糸の結節部から上記固定メスの刃部までの距離を設定可能な操作パネルを備えることを特徴とする請求項1記載のボタン付けミシン。
- 上記制御手段が、最終針落ちにおける糸の結節部から上記固定メスの刃部までの距離を変更して糸切断後の糸残り長さを任意に変更自在とするように、上記固定メスに対し上記ボタンを移動させることを特徴とする請求項1記載のボタン付けミシン。
- 前記最終針落ちにおける糸の結節部から上記固定メスまでの距離を補正するための補正入力手段を備えることを特徴とする請求項3記載のボタン付けミシン。
- 上記動メスに設けられ、上記固定メスと上記動メスとが噛み合うまで上記動メスの刃部に糸が接触することを防止する防止手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のボタン付けミシン。
- 上記防止手段が、
上記動メスの移動方向に上記動メスの刃部より先行するガイド部を有し、
上記ガイド部が糸に係合して上記固定メスに案内することを特徴とする請求項5に記載のボタン付けミシン。
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