JPH079270U - 閂止め縫い目構造 - Google Patents

閂止め縫い目構造

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JPH079270U
JPH079270U JP044366U JP4436693U JPH079270U JP H079270 U JPH079270 U JP H079270U JP 044366 U JP044366 U JP 044366U JP 4436693 U JP4436693 U JP 4436693U JP H079270 U JPH079270 U JP H079270U
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正典 鮎田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 閂止め縫い目構造の提供。 【構成】 ボタン穴Cの周縁に縁かがり縫いBを施した
縫製物29に対し、縁かがり縫いBの始端部分及び終端
部分を覆うように、ボタン穴Cの延在方向とほぼ直交す
る方向の横縫いA1と、該横縫いA1と交差するジグザ
グ縫いA2とからなる閂止め縫いAを施す閂止め縫い目
構造において、ボタン穴Cの端部両側に近接させて形成
されるジグザグ縫いA2の一対の縫い目17,18をボ
タン穴Cの両側にほぼ対称に形成すると共に、一対の該
縫い目17,18を通り、ボタン穴Cの延在方向に延び
る線分L−L,M−M間を避けて、ボタン穴Cの端部両
側に近接して位置する横縫いA1の縫い目2,3をそれ
ぞれ形成する。 【効果】 ボタン穴付近の軟弱な状態の縫製物の箇所に
横縫いの縫い目を形成しない。その結果、安定した、か
つ、均一の閂止め縫いが形成され、縫製品質を向上させ
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、閂止め縫い目構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
本縫い閂止めミシンは、所定の針数で一縫製サイクルを実行し、閂止め、ボタ ン付け等の縫製を行うものであり、閂止め縫いは、この本縫い閂止めミシンを使 用して形成されている。従来、ボタン穴かがり縫いを行う場合、ボタン穴の周囲 に縁かがり縫いを行つた後、縁かがり縫いの縫い始めと縫い終わり部分にこの種 のミシンを使用して閂止め縫いを施している。この閂止め縫いDは、図5に示す ように横方向に1.5往復、つまり3本の横縫いD1を施した後、その上を覆う ように右から左へとカバーしながら縦方向のジグザグ縫いD2を施している。こ の横縫いD1を形成する際、縫い模様の中心付近に2針ないし3針の縫い目2, 4等が形成されている。なお、図5において符号1〜28は、それぞれ縫い目を 示している。
【0003】 このような従来の本縫い閂止めミシンによる閂止め縫いDにあつては、穴かが り縫いの内、縁かがり縫いの形成工程中において、カッターによつてボタン穴C の穴あけ作業が行われ、その後に穴かがり縫いの閂止め縫いを行うことになるが 、横縫いD1を施す際、縫い模様の中心付近、つまり縫製物29が存在しないボ タン穴Cの付近に2〜3針の縫い目2,4等が形成されるため、縫糸の張力によ つて縫製物29の縮みが発生し、この上を右から左にカバーする縦方向のジグザ グ縫いD2を施すため、縫製物29の縮み具合によつてジグザグ模様が均一にな らず、不揃いな縫い模様になるという技術的課題がある。しかして、この閂止め 縫いDを、ボタン穴Cの切れ口の影響を受けないようにボタン穴Cの端部からボ タン穴Cの延在方向に充分に離して形成すれば、不揃いな縫い模様になるという 上記の問題は生じないが、ボタン穴Cの端部に体裁良く閂止め縫いDを含むボタ ン穴かがり縫いを施すことができない。
【0004】 ところで、このような本縫い閂止めミシンによつて閂止め縫いDを形成する際 には、ボタン穴Cを閉じ状態として縫い目を形成しているが、上記の技術的課題 を解消するものではない。なお、ボタン穴Cの閉じ作業は、縫製物を挟持する押 えと送り板とを備える加工物ホルダーを使用し、開き状態の押え(右)と押え( 左)とを縫製物に圧接した後に閉じることで行つている。
【課題を解決するための手段】
【0005】 本願考案は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その 構成は、ボタン穴Cの周縁に縁かがり縫いBを施した縫製物29に対し、縁かが り縫いBの始端部分及び終端部分を覆うように、ボタン穴Cの延在方向とほぼ直 交する方向の横縫いA1と、該横縫いA1と交差するジグザグ縫いA2とからな る閂止め縫いAを施す閂止め縫い目構造において、ボタン穴Cの端部両側に近接 させて形成されるジグザグ縫いA2の一対の縫い目17,18をボタン穴Cの両 側にほぼ対称に形成すると共に、一対の該縫い目17,18を通り、ボタン穴C の延在方向に延びる線分L−L,M−M間を避けて、ボタン穴Cの端部両側に近 接して位置する横縫いA1の縫い目2,3をそれぞれ形成することを特徴とする 閂止め縫い目構造である。
【作用】
【0006】 このように縁かがり縫いBを施した後に閂止め縫いAを施せば、横縫いA1で は、縁かがり縫いBの中心付近には縫い目1〜8を全く形成しないようにするの で、横縫いA1に際し、ボタン穴C付近の軟弱な状態の縫製物29の箇所に縫い 目1〜8が形成されない。これにより、横縫いA1の縫い目1〜8に起因して、 縫製物29が横方向に引つ張られ、ボタン穴C付近に見苦しい縮みを生ずること が防止される。次に、この横縫いA1の糸を案内にして、この上をジグザグに動 きながら縦方向のジグザグ縫いA2が行われるので、横縫いA1が押さえられる 。これにより、ボタン穴C付近に横縫いA1による縫い目1〜8を省略したにも 関わらず、横縫いA1の縫糸が浮き上がり、縫製品質を低下させることが良好に 防止される。
【実施例】
【0007】 以下、本考案の実施例について説明する。 図1〜図4は、本考案の1実施例を示す。先ず、本縫い閂止めミシンの概略に ついて説明する。図3中において符号30はミシン本体を示し、図3に示すよう にミシン本体30に回転自在に支持された上軸39の一端部には、タコジエネレ ータ(発電型速度計)を含む針位置検出器38が設けられ、上軸39の回転角度 位置を検出することで上軸39によつて駆動される針37の位置を検出し、針上 位置信号Nu及び針下位置信号Nd、ひいては針数を表す信号を次々に出力する 。
【0008】 図1に示す43はマイクロコンピュータを内蔵するコントロールボックスで、 足踏みスイッチ31の踏み込み量に応じた踏み込み位置の検出信号、針位置検出 器38による検出信号及びストップセンサー42による速度切換え信号及び糸切 り作動信号が入力され、これらの信号に基づいて、駆動モータ35の回転数を制 御し、或いは図外の糸切り装置を駆動制御する電気信号を出力する。
【0009】 ここで、駆動モータ35は、巻掛伝動装置51を介して上軸39を回転駆動す るものであり、回転の立ち上がり特性、立ち下がり特性及び寸動を与えるインチ ング特性に優れ、回転数の制御が容易であるサーボモータにて構成されている。 また、足踏みスイッチ31は、その踏み込み量に応じて作動する第1スイッチS W1及び第2スイツチSW2を備え、例えば第1スイッチSW1はOFF作動し て信号を出力し、また、第2スイツチSW2はON作動して信号を出力する。
【0010】 40は円板状をなす検出部材で、第2歯車装置54の送りカムギヤ54aに送 りカム36と共に同軸に固定され、上軸39から一対の第1,第2歯車装置52 ,54及びカム駆動軸57を介して所定の減速比によつて減速回転される。カム 駆動軸57は、ミシン本体30に回転自在に支持されている。第1歯車装置52 は、上軸39に固定されたウオームとカム駆動軸57に固定されたウオームホイ ールとからなる。第2歯車装置54は、カム駆動ギヤー54bと、これに噛合す る送りカムギヤー54aとからなり、カム駆動ギヤー54bはカム駆動軸57の 下端部に固定され、送りカムギヤー54aは、図外の支持軸によつてミシン本体 30に回転自在に支持されている。従つて、検出部材40及び送りカム36も、 ミシン本体30に回転自在に支持されている。
【0011】 更に、ミシン本体30側に回転不可能に固設したブラケット41に、ストップ センサー42が装着されている。ストップセンサー42は、少なくとも1個備え られる。送りカム36は、ミシンベッド34上の加工物ホルダー33と連動して 、所定の針数によつて所要の縫い目模様を縫製物29に与える機能を有し、1縫 製サイクルによつて1回転する。
【0012】 検出部材40は、図3に示すように円板状をなし、外周部の一部に半径方向に 突出する検出部である舌部40aが形成され、送りカムギヤー54aに対し、周 方向の取付け位置が調節可能である。具体的には、検出部材40に所定間隔にて 複数個形成した周方向の長孔40bに固定ねじ59を挿入し、この固定ねじ59 を送りカム36に形成した取付け孔を貫通させて送りカムギヤー54aに締め付 けてあり、その検出部材40への締め付け位置の変更により、周方向の連続的な 調整移動が可能である。
【0013】 しかして、送りカム36及び検出部材40は、上軸39の回転駆動に伴つて、 送りカムギヤー54aと共に図3に示す矢印X方向に減速回転駆動される。この ようにして上軸39によつて減速回転される検出部材40は、図4に示す基点a から設定角度α°だけ回動した際、つまり針37が所定回数往復動したとき、対 向して設けられたストップセンサー42がこの回動接近を検出して検出信号(速 度切換え信号)を出力し、これを前記コントロールボックス43に入力する。
【0014】 このストップセンサー42からの検出信号及び針位置検出器38から入力され た信号(針上位置信号Nu等)に基づいて、コントロールボックス43内の上軸 回転数制御装置53は、駆動モータ35の制御電圧を低速運転用に切換えて上軸 39の回転数を低速制御すると同時に、予め記憶設定された針数を経過させ、そ の後、針37を上位置として駆動モータ35を停止させる。このようにして、巻 掛伝動装置51を介して駆動される上軸39の回転駆動速度を変更する。
【0015】 縫製開始により、足踏スイッチ31が第1段目まで踏み込まれると、第1スイ ッチSW1がOFF作動し、この検出信号に基づいて加工物ホルダー33が下降 し、縫製物29が押さえられる。
【0016】 足踏スイッチ31が更に第2段目まで踏み込まれると、第2スイッチがON作 動し、この検出信号に基づいて駆動モータ35が低速回転を開始する。これによ り、ベルト51を介して上軸39が回転してミシンの回転駆動が開始され、送り カム36の送り模様に応じた縫製が低速にて行われる。この駆動モータ35の低 速回転開始時には、針37は上(停止)位置にあり、その後、針位置検出器38 から針上位置信号Nu及び針下位置信号Ndが交互に、かつ、比較的大きな時間 的間隔によつて出力される。針位置検出器38からの信号により、所定の針数縫 製後、駆動モータ35が高速回転に変化し、上軸39つまりミシンは、高速回転 に移行する。
【0017】 1サイクルの縫製作業が終わりに近付けば、検出部材40の検出部である舌部 40aがブラケット41上のストップセンサー42に回動し、近接合致し、検出 信号(速度切換え信号)を発信する。この検出信号に基づいて、コントロールボ ックス43内の上軸回転数制御装置53から駆動モータ35に低速回転を指示す る信号が出力され、ミシンは、低速回転に移行し、所定の針数縫製後、針37が 上位置を採つてミシンが停止する。
【0018】 そして、1サイクルの縫製作業の最終針において糸切り作動が行われる。最終 針になると、検出部材40の舌部40aがブラケット41上のストップセンサー 42に回動し、重なり合うように最も近接する。次いで、離れるとき、検出信号 ONが発信されて糸切り作動が開始される。この検出信号ONに基づいて、1縫 製サイクルの最終針において糸切り作動を開始させ、図外の可動ナイフと固定ナ イフとで糸が切断される。そして、加工物ホルダー33を上昇させ、縫製物29 の押え状態を解除させ、1縫製サイクルが完了し、当初の状態に復帰する。
【0019】 このような1サイクルの閂止めの縫い目模様を形成する本縫い閂止めミシンを 使用して、針37の上下動に同期させて加工物ホルダー33を針37に対して横 方向及び縦方向に相対移動させることにより、閂止め縫いAが形成される。
【0020】 上記のように1縫製サイクルによつて1回転する送りカム36には、次のよう な閂止め縫いAを形成するように、そのカム面が形成されている。すなわち、図 2に示す縁かがり縫いBを、予め穴かがりミシンによつて施すと共に、ボタン穴 Cを形成した縫製物29に、縁かがり縫いBの始端部分と終端部分とを覆うよう に閂止め縫いAが形成されるように、カム面が形成されている。閂止め縫いAは 、ボタン穴Cの延在方向(図2上にて上下方向)の端部の縫製物29及び縁かが り縫いBの端部のほつれを防止する機能を有する。
【0021】 この閂止め縫いAからなる閂止め縫い目構造は、縁かがり縫いBの中心に開く ボタンを入れるボタン穴Cの端部に縫い目を形成することなく、均一の縫い目模 様を形成するようにしてある。閂止め縫いAは、図1に拡大して示すように、ボ タン穴Cの延在方向とほぼ直交する方向に延在せて形成され、符号1〜8にて示 す縫い目を有する横縫いA1と、横縫いA1と交差させて形成され、符号9〜2 8にて示す縫い目を有する縦方向のジグザグ縫いA2とからなる。
【0022】 本縫い閂止めミシンでは、押えと送り板とを備える加工物ホルダー33にて縫 製物29を挟持し、針37の上下動と同期して回転させる送りカム36のカム面 変化に基づき、加工物ホルダー33を針37に対して図1に示す順番で移動させ 、横方向に5本(又は7本)の横縫いA1を形成する。横縫いA1は、横方向の ジグザグ縫いを形成している。この横縫いA1では、縁かがり縫いBの中心付近 に縫い目を形成しないようにする。次に、この横方向の5本(又は7本)の糸を 案内にして、この上をジグザグに動きながら右から左にカバーする縦方向のジグ ザグ縫いA2を行い、閂止め縫いAが形成される。
【0023】 閂止め縫いAの中心は、ボタン穴Cの切り口であり、ジグザグ縫いA2の中心 付近に横縫いA1の縫い目1〜8のいずれもが形成されないようにする。図示の 実施例にあつてはジグザグ縫いA2の縫い目15と縫い目20との間、つまりジ グザグ縫いA2の縫い目15及び縫い目20を通り、ボタン穴Cの延在方向(図 2上にて上下方向)に延びる線分O−O,P−P間に、横縫いA1の縫い目2, 3が形成されないようにしているが、少なくとも中央部に位置するジグザグ縫い A2の2個の縫い目17〜18の間、つまりジグザグ縫いA2の縫い目17及び 縫い目18を通り、ボタン穴Cの延在方向に延びる線分L−L,M−M間に、横 縫いA1の縫い目2,3が形成されないようにすればよい。このボタン穴Cの端 部両側に近接させて形成される一対のジグザグ縫いA2の縫い目17,18は、 ボタン穴Cの両側にほぼ対称に形成する。
【0024】 このようにして、縁かがり縫いBの中心に開くボタン穴Cの端部の両側の近い 位置にあるジグザグ縫いA2の縫い目17及び縫い目18を通り、ボタン穴Cの 延在方向に延びる線分L−L,M−M間に、閂止め縫いAの横縫いA1の縫い目 1〜8が形成されないようにする。この場合、1サイクル28針としたが、他の 針数の場合も同様である。
【0025】 このような縁かがり縫いB及び閂止め縫いAからなるボタン穴かがり縫いによ れば、横縫いA1では、縁かがり縫いBの中心付近には縫い目1〜8を形成しな いようにするので、横縫いA1の縫製に際し、ボタン穴C付近の軟弱な状態の縫 製物29の箇所に縫い目1〜8が形成されない。これにより、横縫いA1の縫い 目1〜8に起因して、縫製物29が横方向に引つ張られ、ボタン穴C付近に見苦 しい縮みを生ずることが良好に防止される。横縫いA1は、5本(又は7本)形 成し、従来例(3本)に比して増加させてあるので、縁かがり縫いBの中心付近 に縫い目1〜8を形成しないことによる強度不足は防止される。次に、この横縫 いA1の糸を案内にして、この上をジグザグに動きながら縦方向のジグザグ縫い A2が行われるので、横縫いA1が押さえられる。かくして、ボタン穴C付近に 横縫いA1による縫い目1〜8を省略したにも関わらず、横縫いA1の縫糸が浮 き上がり、縫製品質を低下させることが防止される。
【0026】 ところで、上記の実施例にあつては針37の上下動と同期して回転させる送り カム36のカム面変化によつて、加工物ホルダー33を針37に対して横方向及 び縦方向に相対移動させることにより、所定の閂止め縫いAを形成したが、送り カム36を使用せず、X(縦方向)−Y(横方向)の電気的制御に基づき、加工 物ホルダー33を針37に対して同様の順番で動かすものに対しても、同様に適 用が可能である。
【考案の効果】
【0027】 以上の説明によつて理解されるように、本考案に係る閂止め縫い目構造によれ ば、次の効果が得られる。 ボタン穴かがり縫いを行うに際し、縁かがり縫いの縫い始め部分と縫い終わり 部分に施す閂止め縫い目構造が、ボタン穴付近の軟弱な状態の縫製物の箇所に横 縫いの縫い目を形成しないようになつている。その結果、ボタン穴の端部に体裁 良く閂止め縫いを施すことが可能になると共に、縫製物に縮みが発生せず、安定 した、かつ、均一の縫い目模様が形成され、縫製品質を向上させることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の1実施例に係る閂止め縫いを拡大し
て示す図。
【図2】 同じく穴かがり縫いを形成したボタン穴を示
す図。
【図3】 同じく本縫い閂止めミシンを示す概略図。
【図4】 同じく送りカムを示す図。
【図5】 従来の閂止め縫いを拡大して示す図。
【符号の説明】
1〜8:(横縫いの)縫い目、9〜28:(ジグザグ縫
いの)縫い目、29:縫製物、A:閂止め縫い、A1:
横縫い、A2:ジグザグ縫い、B:縁かがり縫い、C:
ボタン穴、L−L,M−M:線分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボタン穴(C)の周縁に縁かがり縫い
    (B)を施した縫製物(29)に対し、縁かがり縫い
    (B)の始端部分及び終端部分を覆うように、ボタン穴
    (C)の延在方向とほぼ直交する方向の横縫い(A1)
    と、該横縫い(A1)と交差するジグザグ縫い(A2)
    とからなる閂止め縫い(A)を施す閂止め縫い目構造に
    おいて、ボタン穴(C)の端部両側に近接させて形成さ
    れるジグザグ縫い(A2)の一対の縫い目(17),
    (18)をボタン穴(C)の両側にほぼ対称に形成する
    と共に、一対の該縫い目(17),(18)を通り、ボ
    タン穴(C)の延在方向に延びる線分(L−L,M−
    M)間を避けて、ボタン穴(C)の端部両側に近接して
    位置する横縫い(A1)の縫い目(2),(3)をそれ
    ぞれ形成することを特徴とする閂止め縫い目構造。
JP1993044366U 1993-07-22 1993-07-22 閂止め縫い目構造 Expired - Lifetime JP2592785Y2 (ja)

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