JP2914809B2 - 縫製装置及び縫製方法 - Google Patents

縫製装置及び縫製方法

Info

Publication number
JP2914809B2
JP2914809B2 JP3084792A JP3084792A JP2914809B2 JP 2914809 B2 JP2914809 B2 JP 2914809B2 JP 3084792 A JP3084792 A JP 3084792A JP 3084792 A JP3084792 A JP 3084792A JP 2914809 B2 JP2914809 B2 JP 2914809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
feed
sewing object
sent
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3084792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08187380A (ja
Inventor
茂紀 加藤
孝之 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ei Esu Tei Kk
KOBAYASHI MISHIN SHOKAI KK
Original Assignee
Ei Esu Tei Kk
KOBAYASHI MISHIN SHOKAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ei Esu Tei Kk, KOBAYASHI MISHIN SHOKAI KK filed Critical Ei Esu Tei Kk
Priority to JP3084792A priority Critical patent/JP2914809B2/ja
Publication of JPH08187380A publication Critical patent/JPH08187380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2914809B2 publication Critical patent/JP2914809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫製装置及び縫製方法
に関し、特に曲線縫いに有益な縫製装置及び縫製方法の
改良に関する。
【0002】
【従来技術】従来、このような曲線縫い、例えば、2枚
の布の湾曲した縁を縫い合せていくミシンについて以下
述べる。このミシンは、布送り機構付近で布を縫い合
せ、この布送り機構の布送り方向と直交する方向にずれ
た位置にストッパーを設けている。このストッパーは上
下動可能なものであり、下動して布を押さえつけたとき
には、ストッパーを中心とした曲線状に縫い合せを行う
ことができる。ストッパーが上動して布から離れたとき
には、直線縫いとなる。このストッパーは球タイプのも
のや板タイプのもの等がある。
【0003】また、マニピュレータと呼ばれる機構を用
いたものもある。これはローラ状の布送り装置であり、
上記布送り機構の布送り方向の延長線状に設けられ、布
を上記布送り機構の布送り方向と直交する方向に布を送
るものである。このマニピュレータの布送り方向を、布
送り方向に対し右ずれを起こすように切り換えると、曲
線縫いを外側へ湾曲したアウトカーブとすることができ
る。また、マニピュレータの布送り方向を、布送り方向
に対し左ずれを起こすように切り換えると、曲線縫いを
内側へ湾曲したインカーブとすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
トッパーを用いたものは、曲線縫いを外側へ湾曲したア
ウトカーブとすることができる。しかし、逆の外側へ湾
曲したアウトカーブとすることはできない。曲線縫いを
インカーブにするには、布送り機構と反対側にもストッ
パーを設けなくてはならない。
【0005】また、上記マニピュレータを用いたもの
は、曲線縫いをアウトカーブ、インカーブいずれとする
ことも可能である。しかし、マニピュレータの布送り方
向は、布全体の布送り方向と直交する方向であり、無理
がある。すなわち、送られたきた布がマニピュレータの
ところでつかえてしまい、スムーズに布送りができない
ことがあった。これは、特に布の厚さが厚くなったとき
に顕著である。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、曲線縫いを外側へ湾曲したアウト
カーブとしたり、曲線縫いを内側へ湾曲したインカーブ
とすることができ、しかもスムーズに布送りを行うこと
のできる縫製装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の被縫製物送り機構の被縫製物の送
り方向に対し、直交方向成分にずれを有する位置におい
て、第2の被縫製物送り機構が同じ方向に被縫製物を送
るようにし、上記被縫製物の縁の検出結果に応じて、上
記第1の被縫製物送り機構の被縫製物を送る速度と、上
記第2の被縫製物送り機構の被縫製物を送る速度とを異
なるように制御するようにした。
【0008】
【作用】これにより、第2の被縫製物送り機構の送り速
度が、第1の被縫製物送り機構の送り速度より速くなれ
ば、曲線縫いを内側へ湾曲したアウトカーブとすること
ができ、逆に遅くなれば、曲線縫いを外側へ湾曲したイ
ンカーブとすることができる。なお、この関係は、両送
り機構の設けられる位置が逆になれば、逆となる。
【0009】
【実施例】1.縫製装置の外観 図1は縫製装置の外観を示す。テーブル1上にミシンの
頭部2が設けられ、この頭部2の下より、押え棒3と針
棒4が突出した状態で設けられている。押え棒3の先に
は、「L」字状の押えがね3aが取り付けられている。
この押え棒3は、レバー(図示せず)の操作により、上
下動され、下動されたときには、被縫製物がA、Bが押
えがね3aによって上から押えれる。押えがね3aの下
のテーブル1の開口部内には、送りがね5が設けられ、
この送りがね5はテーブル1の開口部内を上下に揺動し
ながら押えがね3aに接離し、さらに前後に往復動し、
これにより、被縫製物A、Bが後方へ送られる。
【0010】上記針棒4の先端には、針4aが着脱可能
に装着され、この針4aの針穴には、上糸(図示せず)
が通される。この上糸は、糸巻き(図示せず)から供給
される。上記送りがね5の下には、カマ(図示せず)が
設けられており、このカマ内のボビン(図示せず)より
下糸(図示せず)が供給される。上記、針棒4及び送り
がね5は、テーブル1の下に設けられた縫製モータ6に
よって連動され、これにより、被縫製物A、Bが上糸と
下糸とによって縫い合せられる。
【0011】上記テーブル1上には、分離板7がスペー
サ8を介して、テーブル1上に固定されている。この分
離板7の、上記押え棒3、針棒4の付近は切欠されてい
る。スペーサ8は、分離板7の右端に位置し、分離板7
がテーブル1上面よりやや浮いた位置に固定される。分
離板7は金属製で上下両面は滑らかに仕上げられてお
り、被縫製物Aは分離板7の上側に位置し、被縫製物B
は分離板7の下側に位置するようにセットされる。この
セットは、手動または自動で行われる。
【0012】上記頭部2の側面下部には、水平ブラケッ
ト11Aが固定され、この水平ブラケット11Aには、
水平方向に延びる凸レール12Aが固定されている。こ
の凸レール12Aには、凹レール13Aが取り付けら
れ、水平方向にスライド可能となっている。上記水平ブ
ラケット11Aには、水平エアシリンダ14Aが水平方
向に固定されており、この水平エアシリンダ14Aのピ
ストンロッド15Aの先端は、上記凹レール13Aに固
定されている。従って、水平エアシリンダ14Aが作動
すると凹レール13Aが水平方向に移動する。
【0013】上記凹レール13Aには、垂直ブラケット
16Aが固定され、この垂直ブラケット16Aには、垂
直方向に延びる凸レール17Aが固定されている。この
凸レール17Aには、凹レール18Aが取り付けられ、
垂直方向にスライド可能となっている。上記垂直ブラケ
ット16Aには、垂直エアシリンダ19Aが垂直方向に
固定されており、この垂直エアシリンダ19Aのピスト
ンロッド20Aの先端は、上記凹レール18Aに固定さ
れている。従って、垂直エアシリンダ19Aが作動する
と凹レール18Aが水平方向に移動する。
【0014】上記凹レール18Aには垂直に延びるカバ
ー部材21Aが固定されており、このカバー部材21A
内の上方と下方にはプーリ22A、23Aが回転可能に
取り付けられ、このプーリ22A、23Aにはゴム製の
ベルト24Aが架け渡されている。上方のプーリ22A
には、ステップモータである送りモータ25Aが連結さ
れている。また、下方のプーリ23Aには、送りローラ
26Aが連結されている。従って、送りモータ25Aの
駆動により、送りローラ26Aが回転する。
【0015】送りローラ26Aの外周面は粗面に形成さ
れ、被縫製物Aを、上記分離板7に対して、スリップさ
せて送ることができるようになっている。また、これ
ら、送りモータ25A、送りローラ26A、カバー部材
21Aは、上記水平エアシリンダ14A、垂直エアシリ
ンダ19Aの作動により、前後、上下に移動する。凸レ
ール12A、17A、凹レール13A、18Aには、ス
トッパーが設けられており、凸レール12A、17Aか
ら凹レール13A、18Aが離脱しないようになってい
る。
【0016】また、上述した水平ブラケット11A、凸
レール12A、凹レール13A、水平エアシリンダ14
A、ピストンロッド15A、垂直ブラケット16A、凸
レール17A、凹レール18A、垂直エアシリンダ19
A、ピストンロッド20A、カバー部材21A、プーリ
A、ベルト24A、送りモータ25A、送りローラ26
Aと同じものが、分離板7の下にも設けられている。こ
れら、分離板7の下に設けられたものについては、
「A」の符号を「B」に入れ換えて、同一名称、同一番
号で表わす。
【0017】水平ブラケット11Bは、テーブル1の下
のミシン本体のアームに固定され、垂直ブラケット16
B、凸レール17B、凹レール18B、垂直エアシリン
ダ19B、ピストンロッド20B、カバー部材21B、
プーリB、ベルト24B、送りモータ25B、送りロー
ラ26Bは、分離板7の上のものと、分離板7を中心面
として上下対称に設けられている。また、送りローラ2
6Bは、テーブル1に設けられた開口部1aより露出し
て、分離板7の下面に当接可能となっており、被縫製物
Bを、分離板7に対して、スリップさせて送ることがで
きるようになっている。
【0018】上記送りローラ26A、26Bは、上記送
りがね5による被縫製物A、Bの送り方向と同じ方向に
被縫製物A、Bを送ることができる。しかも、送りロー
ラ26A、26Bの位置は、送りがね5の送り方向に対
し、直交方向成分にずれを有する位置である。従って、
送りがね5の送り速度に対し、送りローラ26A、26
Bの送り速度を速くすれば、内側へ湾曲したインカーブ
の曲線縫いを行うことでき、逆に遅くすれば、外側へ湾
曲したアウトカーブの曲線縫いを行うことできる。
【0019】これら、送りローラ26A、26Bの送り
方向は、送りがね5の送り方向と完全な平行であること
が望ましいが、特殊な被縫製物A、Bを縫合するときに
は、必ずしも平行でなくともよい。また、送りローラ2
6A、26Bは、通常押え棒3、針棒4の外側に配置さ
れるが、特殊な被縫製物A、Bを縫い合せするときに
は、内側、例えば頭部2の奥側または手前側に設けても
よい。
【0020】上記テーブル1上の、上記押え棒3、針棒
4の手前には、4個の反射式の光センサが上下に2つ並
んで配置されている。このうち、外側すなわち送りロー
ラ26A、26Bに近い方の上下2つのセンサを外側光
センサ31A、31B、反対側の2つのセンサを内側光
センサ32A、32Bと呼ぶ。これら外側光センサ31
A、31B、内側光センサ32A、32Bの間のセンサ
ラインは、上記針4aの縫合ラインより若干内側へずれ
ている。このずれは、被縫製物A、Bの縫い代に相当す
る。
【0021】これら、外側光センサ31A及び内側光セ
ンサ32Aは、上側の被縫製物Aの縁を検出するための
ものであり、外側光センサ31B及び内側光センサ32
Bは、下側の被縫製物Bの縁を検出するためのものであ
る。外側光センサ31A/31Bを被縫製物A/Bが覆
い、内側光センサ32A/32Bを被縫製物A/Bが覆
っていなければ、送りローラ26A/26Bの送り速度
は変化しない。被縫製物A/Bが、内側光センサ32A
/32Bも覆えば、縫合ラインを内側へ湾曲したインカ
ーブとするため、送りローラ26A/26Bの送り速度
は速くなる。また、被縫製物A/Bが、外側光センサ3
1A/31Bも覆っていなければ、縫合ラインを外側へ
湾曲したアウトカーブとするため、送りローラ26A/
26Bの送り速度は遅くなる。
【0022】また、上記カバー部材21A下面及び21
B上面には、スタート光センサ33A、33Bが設けら
れている。このスタート光センサ33A/33Bは、被
縫製物A/Bの縁を検出し、送りローラ26A/26B
を被縫製物A/Bのある位置まで移動させるためのもの
である。被縫製物A/Bがスタート光センサ33A/3
3Bを覆っていなければ、上記垂直エアシリンダ19A
/19Bが作動し、送りローラ26A/26Bが移動す
る。
【0023】外側光センサ31B及び内側光センサ32
Bの手前のテーブル1上には、エンド光センサ34が設
けられている。このエンド光センサ34は、被縫製物
A、Bの末尾を検出して、自動的に縫製を終了させるた
めのものである。このエンド光センサ34は、被縫製物
A、Bの上下に2つ設けてもよく、上記スタート光セン
サ33A、33Bは、片方だけとしてもよい。また、エ
ンド光センサ34、スタート光センサ33A、33B、
外側光センサ31A、31B及び内側光センサ32A、
32Bを設ける位置は、上記位置に限定されない。
【0024】2.全体回路 図2は、縫製装置内に設けられた制御回路の全体を示
す。スタートスイッチ41は縫製装置全体の回路を作動
させるためのスイッチであり、ストップスイッチ42は
この作動を停止させるためのスイッチである。このスタ
ートスイッチ41、ストップスイッチ42のオンは、ス
イッチ回路43で検出され、入力インターフェイス44
を介して、CPU51にオンイベント信号として送られ
る。また、フットスイッチ47は、縫製装置全体を作動
/停止させるためのスイッチであり、操作ごとにオン/
オフを交互に繰り返す。
【0025】上記外側光センサ31A、31B、内側光
センサ32A、32B、スタート光センサ33A、33
B、エンド光センサ34の検出信号は、センサ回路46
で検出データに変換され、入力インターフェイス44を
介して、CPU51に送られる。この検出データは、被
縫製物A、Bが検出されれば“1”、検出されなければ
“0”のデータの集合である。ロータリエンコーダ回路
35のロータリエンコーダからの信号は進針カウンタ3
6でカウントされ、このカウントデータは進針データI
Nとして、入力インターフェイス44を介して、CPU
51に送られる。進針カウンタ36は、CPU51によ
ってクリア可能である。上記ロータリエンコーダ回路3
5のロータリエンコーダは、縫製装置内のプーリ(図示
せず)に連結され、これにより上記針4aの駆動回数が
検出される。
【0026】ROM52には、後述するフローチャート
に対応し、かつCPU51が実行するプログラム、その
他の処理に対応するプログラムが記憶されている。RA
M53には、CPU51が処理した各種データ、CPU
51が処理を行うのに必要な各種データが記憶される。
【0027】上記送りモータ25A、25B駆動のため
の送り制御データPCは、パルス数を示すデータであ
る。この送り制御データPCは、CPU51から、出力
インターフェイス48を介して、駆動回路56A、56
Bに送られる。送りモータ25A、25Bの正回転(フ
ォワード)/逆回転(バック)の回転データF/Bは、
CPU51から、出力インターフェイス48を介して、
分配回路57A、57Bに送られる。
【0028】駆動回路56A、56Bでは、送られた送
り制御データPCに応じたパルス数のステップパルス信
号SPが一定周期ごとに発生され、分配回路57A、5
7Bへ送られる。このステップパルス信号SPは、分配
回路57A、57Bで、励磁の順番に応じた分配パルス
信号に変換され、さらに励磁回路58A、58Bで送り
モータ25A、25Bの巻線を励磁するための信号に増
幅されて、送りモータ25A、25Bへ送られる。
【0029】また、上記縫製モータ6のスタート/スト
ップの駆動データDR、正回転(フォワード)/逆回転
(バック)の回転データF/Bは、CPU51から、出
力インターフェイス48を介して、モータ駆動回路49
に送られる。この縫製モータ6の駆動によって、被縫製
物A、Bの縫い合せが行われる。また縫製モータ6の逆
転によって、被縫製物A、Bの返し縫いが行われる。縫
製モータ6は直流サーボモータであり、一定速度で回転
する。
【0030】さらに、水平エアシリンダ14A、14
B、垂直エアシリンダ19A、19Bの移動/復帰、下
動/復帰のスタンバイデータSBは、CPU51から、
出力インターフェイス48を介して、ソレノイドドライ
バ回路59に送られ、エアバルブソレノイド60A、6
0B、61A、61Bがオン/オフ制御される。
【0031】エアバルブソレノイド60A、60Bがオ
ン制御されると、エアバルブ(図示せず)が切り換えら
れ、水平エアシリンダ14A、14Bのピストンロッド
15A、15Bが押し出される。エアバルブソレノイド
60A、60Bがオフ制御されると、エアバルブが再切
り換えされ、水平エアシリンダ14A、14Bのピスト
ンロッド15A、15Bが押し戻される。また、エアバ
ルブソレノイド61A、61Bがオン制御されると、エ
アバルブが切り換えられ、垂直エアシリンダ19A、1
9Bのピストンロッド20A、20Bが押し出される。
エアバルブソレノイド61A、61Bがオフ制御される
と、エアバルブが再切り換えされ、垂直エアシリンダ1
9A、19Bのピストンロッド20A、20Bが押し戻
される。
【0032】なお、上記縫製モータ6はステップモータ
としてもよい。図2の回路には、さらにパワースイッチ
(図示せず)が設けられており、このスイッチのオンに
より、図2の各回路に電源が供給される。
【0033】また、押えソレノイド62は、上記押え棒
3に連結されており、押え棒3及び押えがね3aを上下
動させる。この押えソレノイド62の下動/復帰の駆動
データD/Uは、CPU51より出力インターフェイス
48を介して、ソレノイドドライバ回路59に送られ、
押えソレノイド62が駆動される。さらに糸切りソレノ
イド64は、糸切りカッター(図示せず)に連結されて
おり、糸切りカッターを動かして、縫い合せ終了時に上
糸及び下糸を切らせる。この糸切りソレノイド64を駆
動させるためのカッターデータKTは、CPU51より
出力インターフェイス48を介して、上記ソレノイドド
ライバ回路59に送られ、糸切りソレノイド64が駆動
される。
【0034】3.駆動回路56A、56B 図3は上記駆動回路56A、56Bを示す。パルス発生
回路71では、CPU51からスピードラッチ77を介
して送られた、送りスピードデータに応じた周波数のパ
ルス信号が発生される。このパルス信号はアンドゲート
72を介して、上記分配回路57A、57Bへ上記ステ
ップパルス信号SPとして送られる。一方、CPU51
からの上記送り制御データPCは、送りラッチ73にセ
ットされ、コンパレータ74に送られる。また、上記ス
テップパルス信号SPは送りカウンタ75に入力されて
カウントされ、このカウントデータは上記コンパレータ
74に送られる。
【0035】このステップパルス信号SPのカウントデ
ータが上記送り制御データPCに一致すると、一致信号
がフリップフロップ76にリセット信号Rとして送られ
る。このフリップフロップ76の出力信号Qは上記アン
ドゲート72に開成信号として送られる。従って、上記
ステップパルス信号SPは、上記送り制御データPCに
応じたパルス数だけ送られる。上記フリップフロップ7
6には、クロック信号φがセット信号Sとして送られ
る。このクロック信号φの周期は、比較的長く、1〜5
秒である。従って、このクロック信号φの周期ごとに、
上記ステップパルス信号SPは、上記送り制御データP
Cに応じたパルス数だけ送られる。
【0036】CPU51から上記分配回路57A、57
Bへは、上記正回転(フォワード)/逆回転(バック)
の回転データF/Bが正逆ラッチ78を介して送られ、
送りモータ25A、25Bの回転方向が切り換えられ
る。なお、上記パルス発生回路71では、送りスピード
データに関係なく、一定周波数のパルス信号が発生され
るようにしてもよい。
【0037】上記送り制御データPCの値を変えると、
上記クロック信号φの一定周期ごとに出力される上記ス
テップパルス信号SPのパルス数が変化するので、この
結果、全体として送りモータ25A、25Bの回転速度
が変わり、送りローラ26A、26Bの送り速度も変わ
る。この場合、ステップパルス信号SPの周波数自体は
変化していない。なお、送り制御データPCを上記パル
ス発生回路71に送って、送りモータ25A、25Bの
回転速度を変えてもよい。また、駆動回路56A、56
Bとして、スタート/ストップ、加速/減速の切り換え
を行うことの可能な回路を用いてもよい。この回路は、
加速の指示で最高速度に達し、減速の指示で最低速度に
達する。この最高速度/最低速度は回路内の可変抵抗の
制御によって設定可能である。
【0038】4.縫製制御処理 図4及び図5はCPU51によって実行される、縫製制
御処理のフローチャートを示す。この処理は、上記フッ
トスイッチ47のオンによってスタートする。フットス
イッチ47のオンの前には、通常、被縫製物A、Bが分
離板7をはさむようにしてセットされる。この処理で
は、送り制御データPCは、“00…0”の停止PC
0、送りがね5の送り速度にほぼ等しい通常速度PC
n、さらに速い高速度PChの3種類の値をとる。むろ
ん、これ以外の数の種類をとってもよい。
【0039】この処理では、下動のスタンバイデータS
Bが出力インターフェイス48へ送られる(ステップ0
1)。これにより、垂直エアシリンダ19A、19Bよ
りピストンロッド20A、20Bが押し出され、送りロ
ーラ26A、26Bが分離板7に対して被縫製物A、B
をはさんで当接する。そして、CPU51によって、ス
タート光センサ33Aからの検出データが“1”か否
か、すなわち、被縫製物Aが送りローラ26Aの対応位
置に達しているか否か判別される(ステップ02)。検
出データが“0”で、被縫製物Aが送りローラ26Aの
対応位置に達していなければ、移動のスタンバイデータ
SBが出力インターフェイス48へ送られる(ステップ
03)。これにより、水平エアシリンダ14Aよりピス
トンロッド15Aが押し出され、送りローラ26Aが手
前に移動する。こうして、自動的に送りローラ26Aが
被縫製物Aのある位置まで移動する。
【0040】また、CPU51によって、スタート光セ
ンサ33Bからの検出データが“1”か否か、すなわ
ち、被縫製物Bが送りローラ26Bの対応位置に達して
いるか否か判別される(ステップ04)。検出データが
“0”で、被縫製物Bが送りローラ26Bの対応位置に
達していなければ、移動のスタンバイデータSBが出力
インターフェイス48へ送られる(ステップ05)。こ
れにより、水平エアシリンダ14Bよりピストンロッド
15Bが押し出され、送りローラ26Bが手前に移動す
る。こうして、自動的に送りローラ26Bが被縫製物B
のある位置まで移動する。
【0041】次いで、下動の駆動データD/Uが、出力
インターフェイス48を介してソレノイドドライバ回路
63に送られる(ステップ06)。これにより、押えソ
レノイド62が作動して、被縫製物A、Bが押えがね3
aによって押えられる。そして、RAM53、インター
フェイス44、48、カウンタ36、75、ラッチ7
3、77のクリア等のイニシャライズ処理が行われる
(ステップ07)。
【0042】次に、スタートの駆動データDR、逆回転
の回転データF/Bが、出力インターフェイス48を介
してモータ駆動回路49に送られ(ステップ11)、通
常速度PCnの送り制御データPC及び逆回転の回転デ
ータF/Bが、出力インターフェイス48を介して駆動
回路56A、56B、分配回路57A、57Bに送られ
る(ステップ12)。これにより、縫製モータ6及び送
りモータ25A、25Bが逆回転し、被縫製物A、Bの
返し縫いが行われ、ロータリエンコーダ回路35のロー
タリエンコーダが回転して、進針カウンタ36の進針デ
ータINがインクリメントされる。
【0043】進針データINが所定値、例えば5針分の
“5”になれば(ステップ13)、ストップの駆動デー
タDRが、出力インターフェイス48を介してモータ駆
動回路49に送られ(ステップ14)、停止PC0の送
り制御データPCが、出力インターフェイス48を介し
て駆動回路56A、56Bに送られる(ステップ1
5)。これにより、縫製モータ6及び送りモータ25
A、25Bが停止し、被縫製物A、Bの返し縫いが終わ
る。
【0044】次いで、スタートの駆動データDR、正回
転の回転データF/Bが、出力インターフェイス48を
介してモータ駆動回路49に送られ(ステップ21)、
通常速度PCnの送り制御データPC及び正回転の回転
データF/Bが、出力インターフェイス48を介して駆
動回路56A、56B、分配回路57A、57Bに送ら
れる(ステップ22)。これにより、縫製モータ6及び
送りモータ25A、25Bが正回転し、被縫製物A、B
の縫い合せが行われ、ロータリエンコーダ回路35のロ
ータリエンコーダが回転して、進針カウンタ36の進針
データINがインクリメントされる。
【0045】そして、内側光センサ32Aからの検出デ
ータが“1”か否か、すなわち被縫製物Aが内側光セン
サ32Aも覆ってしまっているか否かが判断される(ス
テップ23)。検出データが“1”で、被縫製物Aの縁
が内側へ湾曲したインカーブであれば、高速度PChの
送り制御データPCが出力インターフェイス48を介し
て送りラッチ73へ送られる(ステップ24)。これに
より、送りモータ25Aの回転速度は速くなり、図6
(3)に示すように、縫い合せラインを被縫製物の縁に
沿ったインカーブとすることができる。
【0046】また、外側光センサ31Aからの検出デー
タが“0”か否か、すなわち被縫製物Aが外側光センサ
31Aからもはずれてしまっているか否かが判断される
(ステップ25)。検出データが“0”で、被縫製物A
の縁が外側へ湾曲したアウトカーブであれば、停止PC
0の送り制御データPCが出力インターフェイス48を
介して送りラッチ73へ送られる(ステップ26)。こ
れにより、送りモータ25Aの回転は停止され、図6
(1)に示すように、縫い合せラインを被縫製物の縁に
沿ったアウトカーブとすることができる。
【0047】次いで、内側光センサ32Bからの検出デ
ータが“1”か否か、すなわち被縫製物Bが内側光セン
サ32Bも覆ってしまっているか否かが判断される(ス
テップ27)。検出データが“1”で、被縫製物Bの縁
が内側へ湾曲したインカーブであれば、高速度PChの
送り制御データPCが出力インターフェイス48を介し
て送りラッチ73へ送られる(ステップ28)。これに
より、送りモータ25Bの回転速度は速くなり、図6
(3)に示すように、縫い合せラインを被縫製物の縁に
沿ったインカーブとすることができる。
【0048】また、外側光センサ31Bからの検出デー
タが“0”か否か、すなわち被縫製物Bが外側光センサ
31Bからもはずれてしまっているか否かが判断される
(ステップ29)。検出データが“0”で、被縫製物B
の縁が外側へ湾曲したアウトカーブであれば、停止PC
0の送り制御データPCが出力インターフェイス48を
介して送りラッチ73へ送られる(ステップ30)。こ
れにより、送りモータ25Bの回転は停止され、図6
(1)に示すように、縫い合せラインを被縫製物の縁に
沿ったアウトカーブとすることができる。
【0049】上述した、ステップ23〜30の処理は、
エンド光センサ34より“1”の検出データが送られて
くるまで繰り返される(ステップ31)。これにより、
縫い合せの進行によって被縫製物A、Bの向きや形が変
わっても、その都度送りローラ26A、26Bの位置及
び回転速度が制御され、複雑な形状の被縫製物A、Bを
自動的に縫い合せていくことができる。
【0050】エンド光センサ34より“1”の検出デー
タが送られてくれば(ステップ31)、進針カウンタ3
6がクリアされ(ステップ32)、進針データINが所
定値、例えば8針分の“8”になるまで待機される(ス
テップ33)。この8針分の“8”は、針4aとエンド
光センサ34との距離に応じた値であり、この距離が変
われば値も変わる。進針データINが“8”になれば
(ステップ33)、ストップの駆動データDRが、出力
インターフェイス48を介してモータ駆動回路49に送
られ(ステップ34)、停止PC0の送り制御データP
Cが、出力インターフェイス48を介して駆動回路56
A、56Bに送られる(ステップ35)。これにより、
縫製モータ6及び送りモータ25A、25Bが停止し、
被縫製物A、Bの末尾まで縫い合せが行われる。
【0051】次に、進針カウンタ36がクリアされ(ス
テップ41)、スタートの駆動データDR、逆回転の回
転データF/Bが、出力インターフェイス48を介して
モータ駆動回路49に送られ(ステップ42)、通常速
度PCnの送り制御データPC及び逆回転の回転データ
F/Bが、出力インターフェイス48を介して駆動回路
56A、56B、分配回路57A、57Bに送られる
(ステップ43)。これにより、縫製モータ6及び送り
モータ25A、25Bが逆回転し、被縫製物A、Bの返
し縫いが行われ、ロータリエンコーダ回路35のロータ
リエンコーダが回転して、進針カウンタ36の進針デー
タINがインクリメントされる。
【0052】進針データINが所定値、例えば5針分の
“5”になれば(ステップ44)、ストップの駆動デー
タDRが、出力インターフェイス48を介してモータ駆
動回路49に送られ(ステップ45)、停止PC0の送
り制御データPCが、出力インターフェイス48を介し
て駆動回路56A、56Bに送られる(ステップ4
6)。これにより、縫製モータ6及び送りモータ25
A、25Bが停止し、被縫製物A、Bの返し縫いが終わ
る。
【0053】そして、カッターデータKTが出力インタ
ーフェイス48を介してソレノイドドライバ回路65に
送られる(ステップ47)。これにより、糸切りソレノ
イド64が駆動して、糸切りカッターが上糸及び下糸を
切る。次いで、復帰のスタンバイデータSBが出力イン
ターフェイス48へ送られる(ステップ48)。これに
より、水平エアシリンダ14A、14Bのピストンロッ
ド15A、15Bが押し戻されるとともに、垂直エアシ
リンダ19A、19Bのピストンロッド20A、20B
が押し戻され、送りローラ26A、26Bが元の位置に
戻される。
【0054】最後に、復帰の駆動データD/Uが、出力
インターフェイス48を介してソレノイドドライバ回路
63に送られる(ステップ49)。これにより、押えソ
レノイド62が停止して、押えがね3aが被縫製物A、
Bから離れる。なお、フットスイッチ27がオフされる
と、上記処理が中断され、上記ステップ45、46の縫
製モータ6及び送りモータ25A、25Bの停止処理が
行われる。
【0055】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例え
ば、上記ステップ02〜05の送りローラ26A、26
Bの移動処理は、上記ステップ23〜30の曲線/直線
縫い処理の中でも行ってもよい。また、このステップ0
2〜05、23〜30の処理は、上記ステップ13、3
3、44の返し縫い、末尾縫いの待機処理においても、
行ってもよい。また、送り制御データPCは、停止PC
0、通常速度PCn、高速度PChの3種類以外の値
を、さらにとってもよい。さらに送りモータ25A、2
5Bの送り方向を送りがね3aの送り方向と相違させて
もよい。これにより、縫い合せラインの曲率を種々変え
ることができる。このように、縫い合せラインの曲率を
種々変えるには、外側光センサ31A、31B、内側光
センサ32A、32Bをそれぞれ複数列とし、この各列
のセンサからの検出データの内容に応じて切り換える。
【0056】このほか、図4及び図5の縫製制御処理
は、マイクロコンピュータによる制御であるが、この処
理の一部または全部をシーケンス制御に変えることもで
きる。また、外側光センサ31A、31B、内側光セン
サ32A、32B、スタート光センサ33、エンド光セ
ンサ34は、外方または内方へスライド可能とし、被縫
製物A、Bの形の変化にフレキシブルに対応できるよう
にしてもよい。さらに、スタート光センサ33A、33
Bは複数組とし、送りローラ26A、26Bの移動量を
複数段階に制御できるようにしてもよい。またさらに、
送りローラ26A、26B、送りモータ25A、25B
は、3組以上設けてもよいし、針4aも2つ以上であっ
てもよい。
【0057】このほか、被縫製物A、Bの各縁の形状は
両者一致している必要はなく、特に一方の縁がアウトカ
ーブ、他方の縁がインカーブの場合に有効である。この
場合、縫い合せ後、被縫製物A、Bは立体的に膨らんだ
となる。また、被縫製物A、Bとしては、車輌用シート
の厚手の布が適しているが、これに限られず、厚手、薄
手いずれでもよい。さらに、被縫製物A、Bの材質は、
布以外に、皮革、ウレタンでもよいし、被縫製物Aの下
に厚いウレタン、布等をはさみ込んだものでもよいし、
用途は椅子、ソファ、ベッド、カーテン、カーペット等
の家具、シャツ、スーツ、コート、ジャケット等の被服
(アパレル)、帽子、靴、鞄等の身回品等、縫製品なら
何でもよい。被縫製物は、1枚または3枚以上でもよ
く、縫製は、縫い合せ以外に、刺繍、タフティング等を
含む。
【0058】このほか、送りローラ26A、26Bは、
送りがね5と同じもの、ゴムベルトとローラ等、被縫製
物A、Bを送ることができれば、どのようなものでもよ
い。また、本発明は、ミシンに限定されず、縫製を行う
ことのできる装置すべてに適用可能である。この縫製に
は、糸を使わない、高周波接着による縫い合せも含む。
本発明の実施の態様は以下の通りである。 [A]被縫
製物を送る第1の被縫製物送り機構と、 この第1の被
縫製物送り機構の付近において、上記被縫製物を縫製す
る縫製機構と、 上記第1の被縫製物送り機構の被縫製
物の送り方向に対し、直交方向成分にずれを有する位置
において、上記第1の被縫製物送り機構の被縫製物の送
り方向とほぼ同じ方向に、上記被縫製物を送る第2の被
縫製物送り機構と、 上記送られる被縫製物の縁を検出
する検出手段と、 この検出手段の検出結果に応じて、
上記第1の被縫製物送り機構の被縫製物を送る速度と、
上記第2の被縫製物送り機構の被縫製物を送る速度とを
異なるように、上記第1の被縫製物送り機構または第2
の被縫製物送り機構を制御する速度制御手段とを備えた
ことを特徴とする縫製装置。[B]上記第2の被縫製物
送り機構は、2枚の被縫製物の間に位置する板と、この
板に対し上下から上記2枚の被縫製物を押えて送る機構
とよりなることを特徴とする請求項A記載の縫製装置。
[C]上記第2の被縫製物送り機構は、上記被縫製物
を検出する手段を有し、この検出手段の検出結果に応じ
て、上記第2の被縫製物送り機構は、上記被縫製物のあ
る位置まで移動することを特徴とする請求項A記載の縫
製装置。 [D]上記検出手段によって検出される被縫
製物の縁は、被縫製物の縫い合せラインのほぼ延長上で
あることを特徴とする請求項A記載の縫製装置。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、第1の
被縫製物送り機構の被縫製物の送り方向に対し、直交方
向成分にずれを有する位置において、第2の被縫製物送
り機構が被縫製物を同じ方向に送るようにし、上記被縫
製物の縁の検出結果に応じて、上記第1の被縫製物送り
機構の被縫製物を送る速度と、上記第2の被縫製物送り
機構の被縫製物を送る速度とを異なるように制御するよ
うにした。従って、第2の被縫製物送り機構の送り速度
が、第1の被縫製物送り機構の送り速度より速くなれ
ば、曲線縫いを内側へ湾曲したアウトカーブとすること
ができ、逆に遅くなれば、曲線縫いを外側へ湾曲したイ
ンカーブとすることができる。この結果、被縫製物の縁
が複雑な形状であっても、自動的にたやすく縫い合せる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縫製装置の全体外観図である。
【図2】縫製装置内に設けられた回路図である。
【図3】駆動回路56A(56B)を示す回路図であ
る。
【図4】CPU51で実行される縫製制御処理のフロー
チャートを示す図である。
【図5】CPU51で実行される縫製制御処理のフロー
チャートを示す図である。
【図6】曲線/直線縫いの例を示す図である。
【符号の説明】
1…テーブル、1a…開口部、2…頭部、3…押え棒、
3a…押えがね、4…針棒、4a…針、5…送りがね、
6…縫製モータ、7…分離板、8…スペーサ、11A、
11B…水平ブラケット、12A、12B、17A、1
7B…凸レール、13A、13B、18A、18B…凹
レール、14A、14B…水平エアシリンダ、15A、
15B…ピストンロッド、16A、16B…垂直ブラケ
ット、19A、19B…垂直エアシリンダ、20A、2
0B…ピストンロッド、21A、21B…カバー部材、
22A、22B、23A、23B…プーリ、24A、2
4B…ベルト、25A、25B…送りモータ、26A、
26B…送りローラ、31A、31B…外側光センサ、
32A、32B…内側光センサ、33A、33B…スタ
ート光センサ、34…エンド光センサ、35…ロータリ
エンコーダ回路、36…進針カウンタ、41…スタート
スイッチ、42…ストップスイッチ、43…スイッチ回
路、44…入力インターフェイス、46…センサ回路、
47…フットスイッチ、48…出力インターフェイス、
49…モータ駆動回路、51…CPU、52…ROM、
53…RAM、56A、56B…駆動回路、57A、5
7B…分配回路、58A、58B…励磁回路、59…ソ
レノイドドライバ回路、60A、60B、61A、61
B…エアバルブソレノイド、62…押えソレノイド、6
4…糸切りソレノイド、71…パルス発生回路、73…
送りラッチ、74…コンパレータ、75…送りカウン
タ、77…スピードラッチ、A、B…被縫製物。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被縫製物を送る第1の被縫製物送り機構
    と、 この第1の被縫製物送り機構の付近において、上記被縫
    製物を縫製する縫製機構と、 上記第1の被縫製物送り機構の被縫製物の送り方向に対
    し、直交方向成分にずれを有する位置において、上記第
    1の被縫製物送り機構の被縫製物の送り方向とほぼ同じ
    方向に、上記被縫製物を送る第2の被縫製物送り機構
    と、 上記送られる被縫製物の縁を検出する検出手段と、 この検出手段の検出結果に応じて、上記第1の被縫製物
    送り機構の被縫製物を送る速度と、上記第2の被縫製物
    送り機構の被縫製物を送る速度とを異なるように、上記
    第1の被縫製物送り機構または第2の被縫製物送り機構
    を制御する速度制御手段とを備えたことを特徴とする縫
    製装置。
  2. 【請求項2】被縫製物を送る第1の被縫製物送り機構
    と、 この第1の被縫製物送り機構の付近において、上記被縫
    製物を縫製する縫製機構と、 上記第1の被縫製物送り機構の被縫製物の送り方向に対
    し、直交方向成分にずれを有する位置において、上記第
    1の被縫製物送り機構の被縫製物の送り方向とほぼ同じ
    方向に、上記被縫製物を送る第2の被縫製物送り機構
    と、に対し、 上記送られる被縫製物の縁を検出させ、 この検出結果に応じて、上記第1の被縫製物送り機構の
    被縫製物を送る速度と、上記第2の被縫製物送り機構の
    被縫製物を送る速度とを異なるように、上記第1の被縫
    製物送り機構または第2の被縫製物送り機構を制御させ
    ることを特徴とする縫製方法。
JP3084792A 1992-02-18 1992-02-18 縫製装置及び縫製方法 Expired - Fee Related JP2914809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3084792A JP2914809B2 (ja) 1992-02-18 1992-02-18 縫製装置及び縫製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3084792A JP2914809B2 (ja) 1992-02-18 1992-02-18 縫製装置及び縫製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08187380A JPH08187380A (ja) 1996-07-23
JP2914809B2 true JP2914809B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=12315098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3084792A Expired - Fee Related JP2914809B2 (ja) 1992-02-18 1992-02-18 縫製装置及び縫製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2914809B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101809217B (zh) * 2007-09-04 2012-11-21 金亨基 缝纫机

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101491977B1 (ko) * 2014-10-27 2015-02-12 조은애 카페트용 재봉장치
JP6636741B2 (ja) * 2015-07-31 2020-01-29 Juki株式会社 ミシン
JP2017070503A (ja) * 2015-10-07 2017-04-13 Juki株式会社 ミシン
JP2018202107A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 トヨタ紡織株式会社 ミシン
JP7338946B2 (ja) * 2017-07-25 2023-09-05 Juki株式会社 ミシン
JP7137297B2 (ja) * 2017-07-25 2022-09-14 Juki株式会社 ミシン
CN107460646B (zh) * 2017-08-22 2020-10-27 西安理工大学 一种基于工业缝纫花样拐点单侧减速的控制方法
CN108360158A (zh) * 2018-04-04 2018-08-03 吴江市新科缝制设备有限公司 一种缝纫机新型走料结构
JP7172691B2 (ja) * 2019-02-12 2022-11-16 トヨタ紡織株式会社 ミシン用ワーク送り制御装置
CN115787207A (zh) * 2022-12-16 2023-03-14 浙江美机缝纫机有限公司 一种缝纫机的切料机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101809217B (zh) * 2007-09-04 2012-11-21 金亨基 缝纫机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08187380A (ja) 1996-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2914809B2 (ja) 縫製装置及び縫製方法
US5839382A (en) Electronically geared sewing machine
JP2016152823A (ja) ミシン
JP2592785Y2 (ja) 閂止め縫い目構造
US5676078A (en) Method and apparatus for sewing sleeves on shirt bodies
JP2914818B2 (ja) 縫製装置及び縫製方法
TWI703250B (zh) 縫紉機及縫製裝置、以及縫製方法
JP2003181170A (ja) ボタン穴かがり縫いミシン
JP2798887B2 (ja) 玉縁縫い機
US6135040A (en) Felling machine
US5622125A (en) Automatic coverstitch on circular garment bands
US7047895B2 (en) Corner turning assist device for a sewing machine
JP2698919B2 (ja) 縁かがり縫いミシンにおける空環及びその作製方法
JPH0654972A (ja) 2頭ミシンによる縫製方法とその装置
JPS6241732Y2 (ja)
JP4750954B2 (ja) サイクルミシン
JPH0339187Y2 (ja)
US5582122A (en) Feed system for a sewing machine
JPS599189B2 (ja) ミシンの布制御装置
JPH04146792A (ja) 穴かがりミシン
JPH0314151Y2 (ja)
JP2926360B2 (ja) 自動縫製装置
JPH0424072A (ja) 縫製装置
JPS625390A (ja) プレイバツクミシンにおける定寸縫い装置
JP2003164684A (ja) 自動縫製装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees