JP2005130900A - ボタン付けミシン及びその布押え具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1対のボタン保持腕でボタンを保持しながら加工布に縫付ける縫目に弛みが生じ、糸緩め効果を十分に発揮できるようにすること。
【解決手段】 1対のボタン保持腕38,39は押えアーム20に設けられた開閉機構22を介して、開放位置と保持位置とに切換えられ、これらボタン保持腕38,39の先端部にサイド押え部材47,48が夫々固定され、開閉機構22に有するカム板33に位置決め部材43を介してセンター押え部材46が付設されている。カム板33を前方の作用位置に移動させると、センター押え部材46が押え対象加工布部分WBのうちのボタン領域間のセンター部分Wcを押え、サイド押え部材47,48は、センター押え部材46の両側に隣接する押え対象加工布部分の大部分を押える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ボタン付けミシン及びその布押え具に関し、特にボタンを加工布に縫付ける際に、縫糸を緩く縫付けるようにしたものに関する。
従来、この種のボタン付けミシンにより加工布にボタンを縫付ける場合、ボタンを加工布上に密着状に載置した状態で縫い付けられるため、このように密着状にボタンが縫付けられた衣服を着る際に、ボタンをボタン穴へ通すボタン通しが難しくなり、無理矢理通すような場合には、ボタンがちぎれてしまうことがある。
そこで、ボタン通しを容易に行えるように、ボタンの縫付けを緩くしてボタン付けが可能なミシンが種々提案されている。また、ファッションの流行により、緩くすることが望まれる場合もある。例えば、実公昭61−7659号公報には、ベッド部に設けた送り台に押え腕を揺動可能に枢支し、この押え腕の先端部に、ボタンを左右方向から保持する1対のボタン保持腕を水平面にて開閉可能に枢支するとともに、針板の左右方向中央部に前後方向に延びる溝を形成し、この溝内に断面円形の弛み形成部材を収容して加工布の下側に配置しておく。
この場合、縫付けに供するボタンは、その左右両端部において、1対のボタン保持腕の先端部に夫々形成さた段落ち部に係止させて挟持されているため、ボタンの略全体がその段落ち部の高さだけ、加工布上に浮いた状態で保持されている。ミシンによる縫付けが行われると、縫糸によりボタン穴と加工布と弛み形成部材とが複数回に亙って渡り糸により縫付けられるため、縫付け作業後に弛み形成部材を引き出すことで、ボタンを加工布に縫付ける縫目に弛みを持たせるようにしてある(例えば、特許文献1)。
実公昭61−7659号公報 (第2〜3頁、図3〜図4)
前述したように、実公昭61−7659号公報に記載のボタン付けミシンにおいては、ボタンの左右両端部を、1対のボタン保持腕の先端部に夫々形成さた段落ち部に係止させて挟持するようにしてあるため、ボタンの略全体が段落ち部の高さだけ加工布上に浮いた状態であって、何ら押えられていないため、縫付けにより生じる複数の渡り糸により、弛み形成部材の直ぐ外側の加工布部分がボタン側に引き寄せられて盛り上がるようになり、渡り糸の弛み量が減少するようになり、渡り糸の緩め効果を十分に発揮できないという問題がある。
請求項1のボタン付けミシンは、ベッド部と、このベッド部に対して上下可能に支持された押えアームと、この押えアームに開閉自在に装着され複数のボタン穴を備えたボタンを挟持可能な1対のボタン保持腕と、この1対のボタン保持腕を水平方向へ開閉可能な開閉機構とを備えたボタン付けミシンにおいて、1対のボタン保持腕でボタンを挟持する際にボタンとこのボタンを縫付ける下側の加工布との間に移動し、ボタンの全域に対応する加工布部分のうち複数のボタン穴の近傍の複数のボタン穴領域を除く押え対象加工布部分を押圧する布押え手段を設けたものである。
供給されたボタンを受け取った1対のボタン保持腕が、開閉機構によりその開放位置から保持位置に水平方向に切換えられてボタンを挟持した状態で、押えアームが下方の縫製位置に揺動された場合、ボタンとこのボタンを縫付ける加工布との間に布押え手段が移動する。この場合、加工布上の布押え手段が、ボタンの全域に対応する加工布部分のうち、複数のボタン穴の近傍の複数のボタン穴領域を除く押え対象加工布部分を押圧する。
この押圧状態でボタンが加工布に縫付けられた場合、ボタン側に引き寄せられ易い押え対象加工布部分は、布押え手段で押えられているため盛り上がるようなことがなく、縫糸の糸量として、布押え手段の厚さに相当して確実に確保されている。それ故、ボタンを加工布に縫付ける縫目に弛みが生じる。
ここで、前記布押え手段が、押え対象加工布部分のうちのボタン穴領域間のセンター部分を押えるセンター押え部材と、ボタン穴領域に対応する切欠き部を備えセンター押え部材の両側に隣接する押え対象加工布部分の大部分を押える1対のサイド押え部材とを有する場合(請求項1に従属の請求項2)には、布押え手段をこれらセンター部材と、1対のサイド押え部材の3部品として分割して構成するので、これら1対のサイド押え部材をボタンの大きさに応じて適宜交換できる。また、ボタンが縫付けられた縫糸に邪魔されることなく、つまり縫糸に引っ掛かることなく、センター部材及び1対のサイド押え部材を抜き取れる。
ここで、前記開閉機構が、1対のボタン保持腕に固定された1対のピン部材と、これらピン部材を案内する1対のカム溝を有するカム板であってベッド部の長さ方向に進退可能なカム板を有する場合(請求項1又は2に従属の請求項3)には、手動操作でカム板をベッド部の長さ方向に進退移動でき、カム板のカム溝に案内されたピン部材を介して1対のボタン保持腕が開閉動作する。
ここで、前記1対のサイド押え部材は1対のボタン保持腕の先端部に夫々固定され、センター押え部材は開閉機構のカム板に付設され1対のサイド押え部材の開閉動作に同期して進退する場合(請求項3に従属の請求項4)には、手動操作でカム板をベッド部の長さ方向に進退移動でき、1対のボタン保持腕の先端部に夫々固定されたサイド押え部材は、1対のボタン保持腕の開閉動作に伴って同時に開閉移動するとともに、カム板に付設されたセンター押え部材は、1対のサイド押え部材の開閉動作に同期して進退移動する。
ここで、前記1対のサイド押え部材には、少なくとも、4つ穴ボタン用の1対の第1サイド押え部材と、2つ穴ボタン用の1対の第2サイド押え部材が設けられる場合(請求項4に従属の請求項5)には、縫付けに供するボタンの種類に応じて、つまり4つ穴ボタンの場合には1対の第1サイド押え部材を使用し、2つ穴ボタンの場合には、4つ穴ボタン用の1対の第1サイド押え部材に代えて、1対の第2サイド押え部材を使用する。
ここで、前記第1サイド押え部材がベッド部の長さ方向に並ぶ1対の切欠き部を有し、第2サイド押え部材が1つの切欠き部を有する場合(請求項5に従属の請求項6)には、4つ穴ボタンの縫付けに際して第1サイド押え部材を用いることで、縫針がこれらベッド部の長さ方向に並ぶ1対の切欠き部を挿通できるとともに、2つ穴ボタンの縫付けに際して第2サイド押え部材を用いることで、縫針が1つの切欠き部を挿通できる。
ここで、前記1対の第1サイド押え部材は、センター押え部材と協働して略十字状をなすサイド押え部を有する場合(請求項6に従属の請求項7)には、これらセンター押え部材と、1対の第1サイド押え部材のサイド押え部とにより、相互に直交する2方向に略十字状に加工布を押える。
ここで、前記センター押え部材とサイド押え部材との少なくとも一方が着脱可能である場合(請求項2〜7の何れかに従属の請求項8)には、必要に応じて、センター押え部材とサイド押え部材との少なくとも一方を着脱して縫製を行える。
請求項9のボタン付けミシンの布押え具は、ベッド部と、このベッド部に対して上下可能に支持された押えアームと、この押えアームに開閉自在に装着され複数のボタン穴を備えたボタンを挟持可能な1対のボタン保持腕と、この1対のボタン保持腕を水平方向へ開閉可能な開閉機構とを備えたボタン付けミシンの布押え具であって、1対のボタン保持腕でボタンを挟持する際にボタンとこのボタンを縫付ける加工布との間に移動し、ボタンの全域に対応する加工布部分のうち複数のボタン穴の近傍の複数のボタン穴領域を除く押え対象加工布部分のうちのボタン穴領域間のセンター部分を押えるセンター押え部材と、ボタン穴領域に対応する切欠き部を備えセンター押え部材の両側に隣接する押え対象加工布部分の大部分を押える1対のサイド押え部材とを備えたものである。
供給されたボタンを受け取った1対のボタン保持腕が、開閉機構によりその開放位置から保持位置に水平方向に切換えられてボタンを挟持した状態で、押えアームが下方の縫製位置に揺動された場合、ボタンとこのボタンを縫付ける加工布との間に布押え具が移動し、ボタンの全域に対応する加工布部分のうち、複数のボタン穴の近傍の複数のボタン穴領域を除く押え対象加工布部分を押圧する。
この場合、押え対象加工布部分のうちのボタン穴領域間のセンター部分がセンター押え部材で押えられるとともに、センター押え部材の両側に隣接する押え対象加工布部分の大部分が1対のサイド押え部材で押えられる。
それ故、布押え具による押圧状態でボタンが加工布に縫付けられた場合、ボタン側に引き寄せられ易い押え対象加工布部分は、布押え具で押えられているため盛り上がるようなことがなく、縫糸の糸量として、布押え具の厚さに相当して確実に確保されているため、ボタンを加工布に縫付ける縫目に弛みが生じる。
請求項1の発明によれば、ベッド部と押えアーム部と1対のボタン保持腕と開閉機構とを備えたミシンにおいて、1対のボタン保持腕でボタンを挟持する際にボタンとこのボタンを縫付ける加工布との間に移動し、ボタンの全域に対応する加工布部分のうち複数のボタン穴の近傍の複数のボタン穴領域を除く押え対象加工布部分を押圧する布押え手段を設けたので、その布押え手段でボタンの全域に対応する加工布部分のうち、複数のボタン穴の近傍の複数のボタン穴領域を除く押え対象加工布部分を押圧状態でボタンが加工布に縫付けられた場合、押圧されている押え対象加工布部分の盛り上がりを確実に防止できるため、縫糸の糸量として、布押え手段の厚さに相当して確実に確保でき、ボタンを加工布に縫付ける縫目に弛みが生じ、糸緩め効果を十分に発揮することができる。
請求項2の発明によれば、前記布押え手段は、押え対象加工布部分のうちのボタン穴領域間のセンター部分を押えるセンター押え部材と、ボタン穴領域に対応する切欠き部を備えセンター押え部材の両側に隣接する押え対象加工布部分の大部分を押える1対のサイド押え部材とを有するので、縫付けるボタンの大きさに応じて、1対のサイド押え部材だけを適宜交換することができる。
また、ボタンの縫付け終了に際して、ボタンを縫付けた縫糸に邪魔されることなく、センター部材及び1対のサイド押え部材を容易に抜き取ることができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記開閉機構は、1対のボタン保持腕に固定された1対のピン部材と、これらピン部材を案内する1対のカム溝を有するカム板であってベッド部の長さ方向に進退可能なカム板を有するので、手動操作でカム板をベッド部の長さ方向に進退移動させるだけで、1対のボタン保持腕を開閉動作できるので、操作性が向上する。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、前記1対のサイド押え部材は1対のボタン保持腕の先端部に夫々固定され、センター押え部材は開閉機構のカム板に付設され1対のサイド押え部材の開閉動作に同期して進退するので、手動操作でカム板をベッド部の長さ方向に進退移動させるだけで、1対のボタン保持腕の先端部に夫々固定されたサイド押え部材の開閉動作とセンター押え部材の進退移動とを同期させて作動できるため、操作性が向上する。その他請求項3と同様の効果を奏する。
請求項5の発明によれば、前記1対のサイド押え部材には、少なくとも、4つ穴ボタン用の1対の第1サイド押え部材と、2つ穴ボタン用の1対の第2サイド押え部材が設けられるので、4つ穴ボタンや2つ穴ボタン等、縫付けに供するボタンの種類に応じて最適な第1又は第2サイド押え部材を適宜選択的に取付けでき、殆どの種類のボタンの縫付けが可能になる。その他請求項4と同様の効果を奏する。
請求項6の発明によれば、前記第1サイド押え部材はベッド部の長さ方向に並ぶ1対の切欠き部を有し、第2サイド押え部材は1つの切欠き部を有するので、4つ穴ボタン用の第1サイド押え部材を用いた場合でも、2つ穴ボタン用の第2サイド押え部材を用いた場合でも、縫針が何れかの切欠き部を挿通できるため、縫針による縫付けを何ら支障なく行うことができる。その他請求項5と同様の効果を奏する。
請求項7の発明によれば、前記1対の第1サイド押え部材は、センター押え部材と協働して略十字状をなすサイド押え部を有するので、これらセンター押え部材と、1対の第1サイド押え部材のサイド押え部とにより、相互に直交する2方向に略十字状に、つまり4つ穴ボタンの縫付け時に加工布の盛り上がりを防止する要所を確実に押えることができるため、4つ穴ボタンの糸緩め効果を十分に発揮することができる。その他請求項6と同様の効果を奏する。
請求項8の発明によれば、前記センター押え部材とサイド押え部材との少なくとも一方が着脱可能であるので、必要に応じて、センター押え部材とサイド押え部材との少なくとも一方を着脱して縫製を行うことができ、作業がし易い。その他請求項2〜7の何れかと同様の効果を奏する。
請求項9の発明によれば、ベッド部と押えアーム部と1対のボタン保持腕と開閉機構とを備えたミシンの布押え具であって、1対のボタン保持腕でボタンを挟持する際にボタンとこのボタンを縫付ける加工布との間に移動し、ボタンの全域に対応する加工布部分のうち複数のボタン穴の近傍の複数のボタン穴領域を除く押え対象加工布部分のうちのボタン穴領域間のセンター部分を押えるセンター押え部材と、ボタン穴領域に対応する切欠き部を備えセンター押え部材の両側に隣接する押え対象加工布部分の大部分を押える1対のサイド押え部材とを設けたので、布押え具による押圧状態でボタンが加工布に縫付けられた場合、ボタン側に引き寄せられ易い押え対象加工布部分は、センター押え部材と1対のサイド押え部材により確実に押えられているため、盛り上がるようなことがなく、縫糸の糸量として、布押え具の厚さに相当して確実に確保されているため、ボタンを加工布に縫付ける縫目に弛みが生じ、糸緩め効果を十分に発揮することができる。
本実施形態のボタン付けミシンは、縫付けに供するボタンを両側から保持するボタン保持腕の先端部に布押え部材を夫々固着し、複数のボタン孔及びその近傍部を除く加工布部分を略全体的に押圧するようにしてある。
図示外のボタン供給装置から供給されるボタン29を、身頃生地等の加工布に縫付ける工業用のボタン付けミシン1について説明する。
図1〜図3に示すように、ベッド部2の上面には針板5及び針板5と略同一平面をなす蓋板6とが固着されている。ベッド部2内には、縫針14と協働して縫目を形成する為の周知の糸輪捕捉器8が設けられている。
この糸輪捕捉器8について、図7に基づいて簡単に説明すると、ベッド部2に取付けられた大釜9と、その大釜9の内部に揺動可能に支持されるとともに、先端に剣先10aを有する中釜10と、この中釜10を回転駆動させるドライバー11と、下糸が巻装されたボビン(図示略)を収容するボビンケース12等から構成されている。
一方、ベッド部2に対向状のアーム部3の頭部4には、針棒13が上下動可能に枢支され、その針棒13の下側には、針板5に設けられた針孔5aを挿通する縫針14が着脱可能に取付けられている。
ベッド部2に送り台16が設けられ、この送り台16は、図示外のミシン主軸と連動する送りカム等を有する図示しない公知の駆動機構により、前後方向及び左右方向に移動駆動される。針板5上に送り板17が配置され、この送り板17は、後端部において送り台16に複数のボルト18により固着されている。その送り板17には、縫針14が挿通可能な略正方形の針通過孔17a(図7参照)が形成されている。
ベッド部2上に前後方向向きに配設された押えアーム20は、後端部において支持軸21により送り台16の後端部に上下揺動可能に枢支されている。この押えアーム20の前端部に開閉機構22が設けられ、この開閉機構22に、左右1対のボタン保持腕38,39の後端部が開閉可能に支持されるとともに、ボタン29の後端を位置決めする位置決め部材43の後端部分が固着されている。
押えアーム20の上面部に上下方向向きのバネ受け棒23の下端部が固着され、アーム部3の下側にはブラケット24が固定されている。そこで、固定側のブラケット24のバネ受け部24aと、バネ受け棒23の下端の押えアーム20との間に圧縮コイルバネ25が介設されており、押えアーム20はその圧縮コイルバネ25のバネ力により常に下方に弾性付勢されている。
前後方向に延びる押え上げレバー26は、その略中間部においてブラケット24に回動可能に枢着されるとともに、その前端部において、押えアーム20に固定された正面視L字状の引上げレバー27に下側から係合している。一方、押え上げレバー26の後端部は、ブラケット24の後側に配設された駆動板28に連結されている。
駆動板28はワイヤ等の連結部材を介して手動押え上げペダル(図示略)に連結されている。それ故、オペレータが手動押え上げペダルを操作することにより駆動板28が下降し、押え上げレバー26の前端側が、圧縮コイルバネ25のバネ力に抗して、図1において時計回転方向に上動され、引上げレバー27を介して押えアーム20の前端部が上昇するようになっている。
次に、押えアーム20の前端部に設けられ、両ボタン保持腕38,39を保持位置と開放位置とに夫々切換え可能に開閉する開閉機構22について、図2〜図5に基づいて説明する。
押えアーム20の前端部の下面に、切換えベース板30の後端部がボルト31で固定され、切換えベース板30の下側の後端部に、切換えベース板30の直ぐ下側に配設された左右両ボタン保持腕38,39の後端部が段付きボルト32(図5参照)により夫々回動可能に、つまり図3に2点鎖線で示す示す開放位置(図5に実線で図示)と、実線で示す保持位置(図6に実線で図示)とに切換え可能に枢支されている。
両ボタン保持腕38,39の後半部分の下側に平面視略台形状のカム板33が配設され、このカム板33の上面の中央部に図示しないビスにて固着された位置決め部材43の一部であるスライドブロック34が、切換えベース板30の略中央部に形成された前後方向に長い切欠き穴30aに下側からスライド可能に且つ落下しないように係合されている。両ボタン保持腕38,39の下側には、図5に示すように、短い係合ピン35(これがピン部材に相当する)が夫々固着され、これら係合ピン35がカム板33に形成されたハ字状のカム溝33a,33bに夫々係合している。
ここで、両ボタン保持腕38,39は、図1、図3に示すように、側面視にて略緩やかなクランク状であり、前端部分が低くなっている。これらボタン保持腕38,39の前端部分の上側には、図2、図8に示すように、緩やかなクランク状に沿うように曲げ加工されたバネ材からなる薄板状のバネ板40,41が夫々配設され、その後端部において夫々ビス42で固定されている。それ故、両ボタン保持腕38,39の先端部に供給されたボタン29を、これらバネ板40,41で上側から確実に保持できるようになっている。
切換えベース板30の下側には、更に、前方向きの位置決め部材43の後端部がボルトにより固着されている。この位置決め部材43も、側面視にて略緩やかなクランク状であり、前端部分が段落ち状に形成され、この段落ち部にボタン29の後端を位置規制する後端規制部43aが形成されるとともに、前端部分に、布押え部材45(これら布押え手段に相当する)のうちのセンター押え部材46が一体形成されている。このセンター押え部材46の厚さは約2mmです。
次に、これら両ボタン保持腕38,39の先端部に着脱可能に固着されるサイド押え部材47,48(これがら1対の第1サイド押え部材に相当する)について説明する。
図3、図4、図6に示すように、ボタン保持腕38,39の先端部の下面に、左右対象形のサイド押え部材47,48が夫々アリ溝により連結され、ビス49により夫々着脱可能に固定されている。これらサイド押え部材47,48の厚さは、センター押え部材46と同様に約2mmです。ここで、1つのセンター押え部材46と、1対のサイド押え部材47,48等から布押え具が構成されている。
右サイド押え部材47の内側部分には、ボタン29に有する4つのボタン穴29aのうち右側の2つのボタン穴29aに対応するように、平面視略横向きU字状の2つの切欠き部47a,47bがベッド部2の長さ方向(前後方向)に並べて形成されている。
左サイド押え部材48の内側部分にも同様に、ボタン29に有する4つのボタン穴29aのうち左側の2つのボタン穴29aに対応するように、平面視略横向きU字状の2つの切欠き部48a,48bがベッド部2の長さ方向に並べて形成されている。
手動操作によりカム板33を後方の開き位置(図3にて2点鎖線で図示)へ移動させた場合、位置決め部材43は後方の退避位置に移動するのと同時に、係合ピン35とカム溝33a,33bの係合を介して、1対のボタン保持腕38,39が同期しながら左右対象に外方の開放位置に回動する。このように、ボタン保持腕38,39が開放位置に切換えられたときには、もはやボタン29を保持しなくなる。
一方、カム板33を前方の閉じ位置(図3にて実線で図示)へ移動させた場合には、位置決め部材43は前方の作用位置に移動するのと同時に、1対のボタン保持腕38,39が同期しながら左右対象に内方の保持位置(図3に実線で図示)に切換えられ、図示外のボタン供給装置から供給されたボタン29を両側から同時に保持する。このとき、細長いセンター押え部材46に対して、右サイド押え部材47が右側から密着状に当接するとともに、左サイド押え部材48が左側から密着状に当接する。
次に、このように構成されたボタン付けミシン1の作用及び効果について説明する。
先ず、手動操作によりカム板33を後方の開き位置へ移動させると、位置決め部材43が後方の退避位置に移動し、同時に両ボタン保持腕38,39が左右対象に開放位置に回動する。次に、手動押え上げペダルの踏み込みにより押えアーム20の先端側が圧縮コイルバネ25のバネ力に抗して上方に揺動されるので、ボタン付けに供する加工布Wを送り板17上の所定の縫製位置に載置する。
このとき、図示外のボタン供給装置から所定の渡し位置、つまり両ボタン保持腕38,39で保持可能な位置に供給されるので、カム板33を閉じ位置へ移動させる。それ故、位置決め部材43は前方の作用位置に移動するのと同時に、1対のボタン保持腕38,39が左右対象に内方の保持位置に同時に回動し、ボタン29はこれら両ボタン保持腕38,39と位置決め部材43とによる3点で確実に支持される。
このように、ボタン29の左右両側はボタン保持腕38,39の先端の内面に当接して挟持されるとともに、更に、ボタン29の左右両端部の上側がバネ板40,41で夫々押えられているため、ボタン29を安定姿勢で確実に保持することができる。この場合、供給された4つのボタン穴29aを有するボタン29は、縫付けが可能な所定の向きにてボタン保持腕38,39で挟持されている。
そして、手動押え上げペダルの踏み込み解除により、図1、図7に示すように、押えアーム20の先端側が圧縮コイルバネ25のバネ力により下方に揺動されるので、両ボタン保持腕38,39で保持するボタン29が加工布Wの上側に載置される。
このとき、図6に示すように、ボタン29の全域に対応する略円形の加工布部分のうち、4つのボタン穴29aの近傍の4つのボタン穴領域(右斜め下向きの斜線で図示)WAを除く押え対象加工布部分(左斜め下向きの斜線で図示)WBが布押え部材45により押圧されている。
即ち、図6、図7に示すように、ボタン29と加工布Wとの間において、押え対象加工布部分WBのうち左右2つのボタン穴領域WA間のセンター部分Wcをセンター押え部材46が押え、センター押え部材46の右側に密着状に位置する右サイド押え部材47とセンター押え部材46の左側に密着状に位置する左サイド押え部材48とにより、押え対象加工布部分WBの大部分を押圧する。この場合、1対のサイド押え部材47,48は、図6に示すように、センター押え部材46と協働して略十字状をなすサイド押え部47c,48cを夫々有している。
その後、縫針14と糸輪捕捉器8との協働によりボタン29が加工布Wに縫付けられた場合、ボタン穴29aの近傍のボタン穴領域WAを除いて、ボタン29の全域に対応する加工布部分のうちの大部分の押え対象加工布部分WBが布押え部材45で、つまりこれらセンター押え部材46と、1対の第1サイド押え部材47,48のサイド押え部47c,48cとにより、相互に直交する2方向に略十字状に押えられた状態であるため、ボンタ29を縫付ける縫糸により、押え対象加工布部分WBが盛り上がるようなことがなく、縫糸の糸量として、布押え部材45の厚さ(約2mm) に相当して確実に確保されている。それ故、縫付け作業終了に伴って、布押え部材45が取り外されたとき、ボタン29を加工布Wに縫付ける縫目に弛みを確実に持たせることができる。
このように、布押え部材45でボタン29の全域に対応する加工布部分のうち、複数のボタン穴29aの近傍の複数のボタン穴領域WAを除く押え対象加工布部分WBを押圧状態でボタン29が加工布Wに縫付けられた場合、ボタン29側に引き寄せら易い押え対象加工布部分WBの盛り上がりを確実に防止でき、縫糸の糸量として、布押え部材45の厚さに相当して確実に確保できるため、ボタン29を加工布Wに縫付ける縫目に弛みが生じ、糸緩め効果を十分に発揮することができる。
また、布押え部材45は、押え対象加工布部分WBのうちのボタン穴領域WA間のセンター部分Wcを押えるセンター押え部材46と、ボタン穴領域WAに対応する切欠き部47a,47b、48a,48bを備え、センター押え部材46の両側に隣接する押え対象加工布部分WBの大部分を押える1対のサイド押え部材47,48とを有するので、縫付けるボタン29の大きさに応じて、1対のサイド押え部材47,48だけを適宜交換することができる。しかも、ボタン29の縫付け終了に際して、ボタン29を縫付けた縫糸に邪魔されずに、センター部材46及び1対のサイド押え部材47,48を容易に抜き取ることができる。
また、開閉機構22は、1対のボタン保持腕38,39に固定された1対の係合ピン35と、これら係合ピン35を案内する1対のカム溝33a,33bを有するカム板33であって、ベッド部2の長さ方向(前後方向)に進退可能なカム板33を有するので、手動操作でカム板33を前後方向に進退移動させるだけで、1対のボタン保持腕47,48を開閉動作できるので、操作性が向上する。
また、1対のサイド押え部材47,48は1対のボタン保持腕38,39の先端部に夫々固定され、センター押え部材46は開閉機構22のカム板33に付設され1対のサイド押え部材47,48の開閉動作に同期して進退するので、手動操作でカム板をベッド部の長さ方向に進退移動させるだけで、1対のボタン保持腕38,39の開閉動作とセンター押え部材4ら4つ穴ボタン用のサイド押え部材47,48は、前後方向に並ぶ1対の切欠き部47a,6の進退移動とを同期させて作動できるため、操作性が向上する。
また、これらサイド押え部材47,48には、切欠き部47a,47b、48a,48bを有するので、このサイド押え部材47,48を用いた場合、縫針14が何れかの切欠き部47a,47b、48a,48bを挿通できるため、縫針14による縫付けを何ら支障なく行うことができる
また、1対のサイド押え部材47,47は、センター押え部材46と協働して略十字状をなすサイド押え部47c,48cを有するので、これらセンター押え部材46と、1対のサイド押え部材47,48のサイド押え部47c,48cとにより、相互に直交する2方向に略十字状に、つまり4つ穴ボタン29の縫付け時に加工布Wの盛り上がりを防止する要所を確実に押えることができるため、4つ穴ボタン29の糸緩め効果を十分に発揮することができる。
更に、センター押え部材46とサイド押え部材47,48との少なくとも一方が着脱可能であるので、必要に応じて、センター押え部材46とサイド押え部材47,48との少なくとも一方を着脱して縫製を行うことができ、作業がし易い。しかも、複数種類あるセンター押え部材46とサイド押え部材47,48のうちの最適なものを適宜用いることで、適切に押え対象加工布部分WBを押えることがてきる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。
1〕図8に示すように、前述した4つ穴用のサイド押え部材47,48に代えて、2つ穴用の1対のサイド押え部材47A,48A(これらが第2サイド押え部材に相当する)であってもよい。
右サイド押え部材47Aの内側部分には、ボタン29Aに有する2つのボタン穴29bのうち右側の1つのボタン穴29bに対応するように、平面視略横向きU字状の1つの切欠き部47dがベッド部2の長さ方向(前後方向)に並べて形成されている。左サイド押え部材48Aの内側部分にも同様に、ボタン29Aに有する2つのボタン穴29bのうち左側の1つのボタン穴29bに対応するように、平面視略横向きU字状の1つの切欠き部48dがベッド部2の長さ方向に並べて形成されている。
この場合、2つ穴を有するボタン29Aの全域に対応する略円形の加工布部分のうち、2つのボタン穴29bの近傍の2つのボタン穴領域(右斜め下向きの斜線で図示)WCを除く押え対象加工布部分(左斜め下向きの斜線で図示)WDを布押え部材45Aにより押圧されている。
即ち、ボタン29Aと加工布Wとの間において、押え対象加工布部分WDのうち左右2つのボタン穴領域WC間のセンター部分Wcをセンター押え部材46が押え、センター押え部材46の右側に密着状に位置する右サイド押え部材47Aとセンター押え部材46の左側に密着状に位置する左サイド押え部材48Aとにより、押え対象加工布部分WDの大部分を押圧する。
この場合にも、2つのボタン穴29bの近傍のボタン穴領域WCを除いて、ボタン29Aの全域に対応する加工布部分のうちの大部分の押え対象加工布部分WDが布押え部材45Aで押えられた状態であるため、4つ穴ボタン29と同様に、縫付け作業終了に伴って、布押え部材45Aが取り外されたとき、2つ穴用ボタン29Aを加工布Wに縫付ける縫目に弛みを確実に持たせることができる。
2〕布押え部材45,45Aは、金属製に限らず、合成樹脂製であってもよい。
3〕サイド押え部材47,48、37A,48Aは全く不動に固定する必要はなく、必要に応じて左右方向に移動させたり、弾性変形して押えるように構成してもよい。
4〕サイド押え部材47,48の各々は、3つ突出した部分(外周部47e、47g、48e、48g、中央部47f、48f:図5参照)を有する「E」の文字又はその対象文字の形状であるが、略十字状に押えられるのであれば、サイド押え部材47,48の外周部47e、47g、48e、48gの夫々を無くして、中央部47f、48fのみが突出する文字「T」を反時計回りに90度回動させた形状又はその対象形状に形成してもよい。
5〕センター押え部材46は、位置決め部材43とは別体に設け、サイド押え部材47,48、47A,48Aの開閉動作に同期して進退動作するように構成してもよい。
6〕前記実施形態に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。
7〕押えアーム20は、ベッド部2上において前後方向にスライド可能に構成されてもよい。
8〕スライドブロック34は位置決め部材43の一部であるが、カム板33の上面の中央部に図示しないビスにて固定してもよい。
9〕本案は、1対のボタン保持腕を保持位置と開放位置とに切換え可能な種々のボタン付けミシン及びその保持具に本発明を適用し得ることは勿論である。
本発明の実施形態に係るボタン付けミシンの右側面図である。 押えアーム及びボタン保持腕を示す部分平面図である。 押えアーム及びボタン保持腕の斜視図である。 押えアーム及びボタン保持腕の分解斜視図である。 押えアーム及びボタン保持腕の部分底面図である。 ボタン保持腕及び布押え部材の部分拡大平面ずである。 図6のG−G線縦断正面図である。 変更形態に係る図6相当図である。
符号の説明
1 ボタン付けミシン
2 ベッド部
20 押えアーム
22 開閉機構
29 ボタン
29a ボタン穴
29b ボタン穴
33 カム板
33a カム溝
33b カム溝
35 係合ピン
38 ボタン保持腕
39 ボタン保持腕
45 布押え部材
45A 布押え部材
46 センター押え部材
47 右サイド押え部材
47a 切欠き部
47b 切欠き部
47c サイド押え部
47d 切欠き部
47A 右サイド押え部材
48 左サイド押え部材
48a 切欠き部
48b 切欠き部
48c サイド押え部
48d 切欠き部
48A 左サイド押え部材
WA ボタン穴領域
WB 押え対象加工布部分

Claims (9)

  1. ベッド部と、このベッド部に対して上下可能に支持された押えアームと、この押えアームに開閉自在に装着され複数のボタン穴を備えたボタンを挟持可能な1対のボタン保持腕と、この1対のボタン保持腕を水平方向へ開閉可能な開閉機構とを備えたボタン付けミシンにおいて、
    前記1対のボタン保持腕でボタンを挟持する際にボタンとこのボタンを縫付ける加工布との間に移動し、前記ボタンの全域に対応する加工布部分のうち複数のボタン穴の近傍の複数のボタン穴領域を除く押え対象加工布部分を押圧する布押え手段を設けたことを特徴とするボタン付けミシン。
  2. 前記布押え手段は、前記押え対象加工布部分のうちのボタン穴領域間のセンター部分を押えるセンター押え部材と、前記ボタン穴領域に対応する切欠き部を備え前記センター押え部材の両側に隣接する前記押え対象加工布部分の大部分を押える1対のサイド押え部材とを有することを特徴とする請求項1に記載のボタン付けミシン。
  3. 前記開閉機構は、1対のボタン保持腕に固定された1対のピン部材と、これらピン部材を案内する1対のカム溝を有するカム板であって前記ベッド部の長さ方向に進退可能なカム板を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン付けミシン。
  4. 前記1対のサイド押え部材は1対のボタン保持腕の先端部に夫々固定され、前記センター押え部材は前記開閉機構のカム板に付設され1対のサイド押え部材の開閉動作に同期して進退することを特徴とする請求項3に記載のボタン付けミシン。
  5. 前記1対のサイド押え部材には、少なくとも、4つ穴ボタン用の1対の第1サイド押え部材と、2つ穴ボタン用の1対の第2サイド押え部材が設けられることを特徴とする請求項4に記載のボタン付けミシン。
  6. 前記第1サイド押え部材は前記ベッド部の長さ方向に並ぶ1対の切欠き部を有し、前記第2サイド押え部材は1つの切欠き部を有することを特徴とする請求項5に記載のボタン付けミシン。
  7. 前記1対の第1サイド押え部材は、前記センター押え部材と協働して略十字状をなすサイド押え部を有することを特徴とする請求項6に記載のボタン付けミシン。
  8. 前記センター押え部材と前記サイド押え部材との少なくとも一方が着脱可能であることを特徴とする請求項2〜7の何れかに記載のボタン付けミシン。
  9. ベッド部と、このベッド部に対して上下可能に支持された押えアームと、この押えアームに開閉自在に装着され複数のボタン穴を備えたボタンを挟持可能な1対のボタン保持腕と、この1対のボタン保持腕を水平方向へ開閉可能な開閉機構とを備えたボタン付けミシンの布押え具であって、
    前記1対のボタン保持腕でボタンを挟持する際にボタンとこのボタンを縫付ける加工布との間に移動し、前記ボタンの全域に対応する加工布部分のうち複数のボタン穴の近傍の複数のボタン穴領域を除く押え対象加工布部分のうちのボタン穴領域間のセンター部分を押えるセンター押え部材と、
    前記ボタン穴領域に対応する切欠き部を備え前記センター押え部材の両側に隣接する前記押え対象加工布部分の大部分を押える1対のサイド押え部材と、
    を備えたことを特徴とするボタン付けミシンの布押え具。
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