JP4697043B2 - 流体圧制御装置 - Google Patents
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Description
なお、以下における「閉弁」とは入力ポートが閉じられることであり、「開弁」とは入力ポートが開かれることである。
この種の流体圧制御装置の一例として、特許文献1に開示された電磁油圧制御弁を用いたものが知られている。
特許文献1に開示される電磁油圧制御弁を図8を参照して説明する。なお、実施例と同一機能物は同一符号を付して説明する。
図8(a)に示す電磁油圧制御弁10は、N/L(ノーマリ・ロー:正論理:ノーマリ・クローズ)タイプであり、リターンスプリング14によって閉弁方向に付勢されるスプール12を備えたスプール弁13と、リターンスプリング14の付勢力に抗してスプール12を開弁方向へ移動させる電磁アクチュエータ15とを組み合わせたものである。
なお、N/Lタイプの電磁油圧制御弁10では、リターンスプリング14が閉弁方向駆動手段に相当し、電磁アクチュエータ15が開弁方向駆動手段に相当する。
なお、N/Hタイプの電磁油圧制御弁10では、リターンスプリング14が開弁方向駆動手段に相当し、電磁アクチュエータ15が閉弁方向駆動手段に相当する。
なお、図8、図9では、ノッチ部39がスプール12の入力シールランド23に設けられた例を示すが、ノッチ部39がバルブハウジング11に設けられる場合もある。
従来技術の問題点を、N/Lタイプの電磁油圧制御弁10を参照して説明する。
スプール12は、リターンスプリング14から与えられる力(以下、バネ閉弁力と称す)と、F/B(フィードバック)室27の昇圧により与えられる力(以下、F/B閉弁力と称す)とを受ける。ここで、閉弁時は、F/B室27に出力油圧が発生していない。また、開弁直後は、制御対象室の油圧上昇途中であり、F/B室27に出力油圧があまり発生していない。
また、ノッチ部39を通過して出力室25内に流入した高速流のオイルは、排出シールランド24に衝突して、図9中のY部においてスプール12に閉弁力となる「流体反力(図8中、矢印β参照)」を与えてしまう。
このように、開弁直後はスプール12に「流体反力(β)」が加わってスプール12が閉弁側に押し戻されるため、出力ポート18の昇圧が抑制されてしまい、優れた応答性が得られない。
このため、電磁アクチュエータ15に求められる「駆動開弁力(図8中、矢印γ参照)」が大きくなり、電磁アクチュエータ15の磁気回路を大型化させる必要があるとともに、電磁アクチュエータ15の省電力化が妨げられる。
特に近年では、供給油圧の高圧仕様化が進む環境にあり、高圧化に伴って「流体反力(閉弁力)」も大きくなるため、電磁アクチュエータ15の大型化が進むとともに、消費電力が大きくなる傾向にある。
請求項1の手段を採用する流体圧制御装置は、入力ポートから制御対象室に至る流体経路において流速により負圧を生じさせる負圧発生手段を備え、この負圧発生手段にて生じる負圧をF/B室へ導く負圧導入通路を備える。
これにより、入力ポートが開いた開弁直後において入力ポートから制御対象室に至る流体経路に流速が生じると、負圧がF/B室に作用する。
ここで、F/B室は、流体圧の上昇によりスプールに「閉弁方向の力」を与えるものであるため、F/B室に流体圧の昇圧とは逆の負圧が与えられると、スプールに「開弁方向の力(以下、負圧開弁力と称す)」を発生させる。
また、「流体反力(閉弁力)」を「負圧開弁力」で打ち消すため、流体圧制御装置に搭載されるスプール駆動用のアクチュエータ(N/Lタイプでは開弁方向駆動手段、N/Hタイプでは閉弁方向駆動手段:例えば、電磁アクチュエータ等)の大型化および消費エネルギー(例えば、消費電力等)が大きくなる不具合を回避できる。
このように、流路面積を絞る絞り部によるベンチュリ効果によって、負圧ポート内に負圧を生じさせるものであるため、流体の流れによって負圧を効率良く発生させることができ、「負圧開弁力」を効率良く発生させることができる。
請求項2の手段を採用する流体圧制御装置は、絞り部が、入力ポートとノッチ部との微小連通により形成され、この絞り部の下流に位置する流路が、ノッチ部により形成され、負圧ポートが、ノッチ部から出力ポートに向かう流体の流れのノッチ部の直下において開口する。
このように、既設の入力ポートとノッチ部とを、絞り部およびこの絞り部に続く流路として利用するため、絞り部およびこの絞り部に続く流路として新たな部品を追加しなくて済み、コストの上昇を抑えることができる。
バルブハウジング(例えば、スリーブや、流体のサーキットハウジング等)とスプール(棒状弁体)を備えたスプール弁と、
スプールに開弁方向の力を与える開弁方向駆動手段(N/Lタイプではアクチュエータ、N/Hタイプではリターンスプリング)と、
スプールに閉弁方向の力を与える閉弁方向駆動手段(N/Lタイプではリターンスプリング、N/Hタイプではアクチュエータ)とを具備する。
さらに、流体圧制御装置は、入力ポートから制御対象室(例えば、自動変速機の摩擦係合装置における油圧アクチュエータのサーボ室等)に至る流体経路における流速により負圧を生じさせる負圧発生手段を備えるとともに、この負圧発生手段にて生じる負圧をF/B室へ導く負圧導入通路を備える。
これにより、入力ポートが開いた開弁直後に、入力ポートから制御対象室に至る流体経路に生じる流体の流れにより生じる負圧がF/B室に導かれて、スプールに「負圧開弁力」が発生し、入力ポートが開いた開弁直後にスプールに作用する「流体反力(閉弁力)」を「負圧開弁力」によって打ち消すことができる。
以下、具体的な実施の形態を、5つの実施例について図を参照しながら説明する。ただし、実施例1、2は、本発明が適用された例を示し、実施例3〜5は、本発明が適用されていない例を示す参考例である。
以下の実施例1では、先ず「油圧制御装置の基本構造」を説明し、その後で「実施例1の特徴」を説明する。
自動変速機は、車両走行用の出力を発生するエンジンの出力回転比の変更、回転方向の変更等を行う複数の摩擦係合装置(多板式油圧クラッチ、多板式油圧ブレーキ等)を搭載するとともに、各摩擦係合装置の係脱をコントロールする油圧制御装置を搭載する。
各摩擦係合装置は、摩擦要素(多板等)と、この摩擦要素の係脱を行う油圧アクチュエータ1とから構成される。
そして、シリンダ室内においてピストン3で区画される油圧サーボ5(制御対象室の一例)の油圧が高まることでピストン3が摩擦要素を係合(締結)させる。逆に、油圧サーボ5の油圧が下がることでピストン3による摩擦要素の係合が解除され、摩擦要素が離脱(開放)される。
各油圧サーボ5の供給油圧は、出力通路6を介して電磁油圧制御弁10によってコントロールされる。
実施例1に示す電磁油圧制御弁10は、N/Lタイプであり、バルブハウジング11(筒状のスリーブ、油圧サーキットを形成するハウジング等)とスプール12を備えるスプール弁13と、スプール12を閉弁方向(図示右側)へ付勢するリターンスプリング14(N/Lタイプの電磁油圧制御弁10において閉弁方向駆動手段に相当する)と、スプール12に開弁方向の軸力を与える電磁アクチュエータ15(N/Lタイプの電磁油圧制御弁10において開弁方向駆動手段に相当する)とから構成される。
バルブハウジング11は、油圧サーキットを形成するサーキットハウジングである場合と、サーキットハウジング内に挿入される略円筒形状を呈するスリーブである場合とがある。なお、この実施例1及び後述する実施例3、4では、バルブハウジング11がサーキットハウジングによって設けられる例を示すが、後述する実施例2では、バルブハウジング11がサーキットハウジングに挿入されるスリーブによって設けられる例を示す。
入力ポート17、出力ポート18、排出ポート19等のオイルポートは、挿通穴16の側面に形成されており、挿通穴16の側面には図1左側から図1右側に向けて、バネ室側のドレーンポート21、入力ポート17、出力ポート18、排出ポート19、電磁アクチュエータ15側のドレーンポート22が形成されている。
スプール12は、挿通穴16内において軸方向へ摺動自在に配置されるものであり、入力ポート17をシールする入力シールランド23、排出ポート19をシールする排出シールランド24を有する。そして、入力シールランド23と排出シールランド24の間に出力ポート18と常時連通する出力室(分配室)25が形成される。
また、スプール12は、入力シールランド23の図1左側に、入力シールランド23より小径のF/Bランド26を備え、入力シールランド23とF/Bランド26の間にF/B室27が形成される。
出力圧の発生時、F/B室27に印加される油圧(出力圧)が大きくなり、入力シールランド23とF/Bランド26のランド差による差圧が大きくなるに従って、スプール12に「F/B閉弁力(閉弁方向の力)」が発生する。これによって、出力圧の発生時においてスプール12の変位が安定し、入力圧の変動により出力圧が変動するのを防ぐことができる。
リターンスプリング14は、スプール12に「バネ閉弁力(閉弁方向の力)」を与える筒状に螺旋形成されたコイルスプリングであり、挿通穴16の図1左側のバネ室内に圧縮された状態で配置される。このリターンスプリング14は、一端が挿通穴16の図1左端を閉塞する調整ネジ29の底面に当接し、他端がスプール12の端部に当接するものであり、調整ネジ29の螺合量(ねじ込み量)により「バネ閉弁力」が調整できるようになっている。
なお、スプール12は、リターンスプリング14による「バネ閉弁力」と、F/B室27の圧力によって生じる「F/B閉弁力」と、電磁アクチュエータ15による「駆動開弁力」とが釣り合う位置で静止するものである。
電磁アクチュエータ15の一例を図1を参照して説明する。
電磁アクチュエータ15は、コイル31、プランジャ32、ステータ33、ヨーク34および図示しないコネクタを備える。
コイル31は、通電されると磁力を発生して、プランジャ32と磁気固定子(ステータ33、ヨーク34)を通る磁束ループを形成させるものであり、樹脂性のボビン31aの周囲に、絶縁被覆が施された導線(エナメル線等)を多数巻回したものである。
また、プランジャ32は、ステータ33の軸心(具体的には、後述する吸引ステータ36の軸心)において軸方向へ摺動自在に支持されたシャフト35を介してスプール12と当接するものであり、スプール12に付与される「バネ閉弁力」によってスプール12とともにプランジャ32も図1右側(閉弁方向)に付勢される。
なお、プランジャ32の内部には、軸方向に貫通する呼吸孔32aが形成されている。
吸引ステータ36の一部には、プランジャ32の端部が侵入可能な吸引凹部が設けられ、吸引ステータ36とプランジャ32の一部が軸方向に交差するように設けられている。吸引凹部の外周面にはテーパ面が形成されており、プランジャ32のストローク量に対して磁気吸引力が変化しない特性に設けられている。また、吸引ステータ36の内部には、軸方向に貫通する呼吸孔36aが形成されている。
摺動ステータ38は、プランジャ32の外周を覆う筒形状を呈するものであり、ヨーク34の底部と磁気的に結合されている。この摺動ステータ38は、プランジャ32と直接摺動してプランジャ32を軸方向へ摺動自在に支持するとともに、プランジャ32と径方向の磁束の受け渡しを行うものである。
ヨーク34は、コイル31の周囲を覆って磁束を流す略カップ形状に形成された磁性体金属(例えば、鉄などの強磁性材料)であり、開口端部に形成された爪部をカシメることでバルブハウジング11と強固に結合される。
電子制御装置は、デューティ比制御によって電磁アクチュエータ15のコイル31へ供給する通電量(電流値)を制御するものであり、コイル31への通電量を制御することによって、リターンスプリング14の「バネ閉弁力」およびF/B室27による「F/B閉弁力」に抗する「駆動開弁力」をプランジャ32に発生させて、スプール12の軸方向の位置をリニアに変位させることで、出力ポート18の出力油圧をコントロールするものである。
電磁アクチュエータ15の通電停止状態から、電磁アクチュエータ15に駆動電流を徐々に印加して、電磁アクチュエータ15の「駆動開弁力」を徐々に大きくしていくと、スプール12が通電停止位置(閉弁位置)から開弁方向へ徐々にストロークを開始する。そして、スプール12のストローク量の増加に伴い、入力シールランド23が入力ポート17を閉塞する軸方向の入力シール長が短くなるとともに、排出シールランド24が排出ポート19を閉塞する軸方向の排出シール長が長くなる。
スプール12の位置が出力開始位置に達すると、入力ポート17から出力室25内に導かれるオイル量と、出力室25から排出ポート19へ排出されるオイル量とが釣り合う。 スプール12の位置が出力開始位置よりさらに開弁方向へ移動すると、入力ポート17から出力室25内に導かれるオイル量が、出力室25から排出ポート19へ排出されるオイル量を上回り、出力ポート18から油圧出力を行う。
さらにスプール12の位置が開弁方向へ移動すると、スプール12のストローク量の増加に伴い出力ポート18の油圧出力が大きくなる。
このノッチ部39は、入力シールランド23の出力室25側に形成された切欠部(窪み)であり、ノッチ部39を通過するオイルによりスプール12に偏心力が生じないように、軸対称の位置に複数(実施例では軸対称に2つ)設けられている。
実施例1の電磁油圧制御弁10は、次の技術を採用している。
(a)スプール弁13は、オイルの供給を受ける入力ポート17および油圧サーボ5(制御対象室)に連通する出力ポート18を有するバルブハウジング11、およびこのバルブハウジング11内において移動可能に支持されて入力ポート17を開閉可能な入力シールランド23を有するスプール12を備え、入力シールランド23の移動により入力ポート17が開かれると、この入力ポート17から出力室25内にオイルが流入する。
(b)スプール弁13は、圧力の上昇により、スプール12に閉弁方向の力を与えるF/B室27を備える。
(d)リターンスプリング14は、N/Lタイプにおいてスプール12に「バネ閉弁力(閉弁方向の力)を与える閉弁方向駆動手段に相当する。
(e)電磁油圧制御弁10は、入力ポート17から油圧サーボ5に至るオイル経路の流速により負圧を生じさせる負圧発生手段41を備える。
(f)電磁油圧制御弁10は、負圧発生手段41にて生じる負圧をF/B室27へ導く負圧導入通路42を備える。
(負圧発生手段41の説明)
上記(e)の負圧発生手段41を説明する。
この実施例1および後述する実施例2は、負圧発生手段41がスプール弁13の内部に設けられる例であり、後述する実施例3、4は、負圧発生手段41がスプール弁13の外部に設けられる例である。
実施例1および後述する実施例2、3の負圧発生手段41は、入力ポート17から油圧サーボ5に至る流体経路において流路面積を絞る絞り部(ベンチュリ部)43と、絞り部43により流速が速くなる部分においてオイルの流れ方向に対して鉛直方向に開口する負圧ポート44とを備える。
実施例1および後述する実施例2の絞り部43は、入力ポート17とノッチ部39との微小連通により形成される。
ここで、入力ポート17の閉弁状態から入力ポート17が開弁して、油圧サーボ5の油圧を上昇させる際、充填油圧の増加に伴って入力ポート17から油圧サーボ5へ大きなオイル流量が過渡的に流れる。
この時、入力ポート17とノッチ部39の絞り部43にも過渡的に大きな流量が流れ、入力ポート17とノッチ部39との間、およびノッチ部39の直下に高速のオイル流が生じる。
実施例1および後述する実施例2の負圧ポート44は、上述したF/Bポート28を利用したものである。このように、F/Bポート28における出力室25内の開口は、負圧ポート44の開口を兼ねるものであり、以下にこの開口をF/B導入口45と称す。
F/B導入口45は、F/Bポート28およびF/B室27内に大きな負圧を発生させることを目的として、開弁直後にノッチ部39を通過した高速のオイルが流れるノッチ部39の下流直下に設けられることが望まれる。
また、F/B導入口45の開口位置は、図2(b)に示されるように、ノッチ部39の頂部(入力ポート17を最初に開く部分)との距離Lが短いことが望ましい。
さらに、ノッチ部39の斜面(軸線に対して傾斜したノッチ面)に対するF/Bポート28の対向角度θ2 は、図2(c)に示されるように、ノッチ部39の下流に生じる流速によってF/Bポート28内に負圧が生じる例えば120°〜30°の範囲内に設けられるものであり、好ましくはF/Bポート28内に負圧が効率良く発生する例えば90°前後の範囲内に設けられるものである。
負圧ポート44内に負圧Δpが生じることを、図3を参照して説明する。
流路の途中に絞り部43を設けることにより、絞り部43の流速が高まる。そして、絞り部43の流速が速い部分に、流れ方向に対して鉛直の負圧ポート44を設けると、その負圧ポート44内には、次式(1)により求められる負圧Δpが発生する。
Δp=(1/2)・ρ・(υ2 2−υ1 2) ・・・(1)
ρ:流体密度
A1 :絞り部43上流の通路面積
A2 :絞り部43の通路面積
υ1 :絞り部43上流の流速
υ2 :絞り部43の流速
Q:流量
流速υ1 :Q/A1
流速υ2 :Q/A2
なお、この実施例のように、入力ポート17の通路面積A1 が絞り部43の通路面積A2 に対して非常に大きい場合(υ1 2がυ2 2に対して無視できる程小さい場合)に生じる負圧Δpは次式(2)により求められる。
Δp=(1/2)・ρ・υ2 2 ・・・(2)
次に、上記(f)の負圧導入通路42を説明する。
この実施例1および後述する実施例2は、負圧導入通路42がスプール12の内部(具体的には入力シールランド23の内部)に設けられる例であり、後述する実施例3、4は、負圧導入通路42がスプール12の外部の部材に設けられる例である。
具体的に、実施例1および後述する実施例2の負圧導入通路42は、F/Bポート28を利用したものである。即ち、F/Bポート28は、出力室25の圧力をF/B室27に導く既存の通路機能の他に、負圧ポート44の機能を果たし、さらに、負圧ポート44内に生じた負圧をF/B室27に導く負圧導入通路42の機能を果たすものである。
実施例1の電磁油圧制御弁10は、上述したように、入力ポート17から油圧サーボ5に至るオイルの流れにより負圧を生じさせる負圧発生手段41として「ノッチ部39と入力ポート17による絞り部43」を備えるとともに、絞り部43の直下の流速によって負圧を生じさせる「負圧ポート44」を備える。そして、F/Bポート28は、負圧ポート44と負圧導入通路42の機能を果たすものである。
これにより、入力ポート17が開いた開弁直後に、「ノッチ部39と入力ポート17による絞り部43の直下」に高速のオイル流が生じると、「負圧ポート44内に生じた負圧」がF/Bポート28を介してF/B室27に作用する。
F/B室27は、油圧の上昇によりスプール12に「閉弁方向の力」を与えるものであるため、F/B室27に昇圧とは逆の負圧が与えられると、スプール12には「負圧開弁力」が発生する。
このように、入力ポート17が開いた開弁直後にスプール12に作用する「流体反力(閉弁力)」を「負圧開弁力」が打ち消すため、開弁直後にスプール12が「流体反力(閉弁力)」によって閉弁側に押し戻されることによる出力応答性の劣化を防ぐことができる。
先ず、図8、図9を参照して、本発明が適用されていない電磁油圧制御弁10を例に「流体反力」を説明する。
閉弁状態から入力シールランド23が移動して入力ポート17が出力室25内に連通すると、先ずノッチ部39が開口して、図9(a)の矢印αに示すように、ノッチ部39(入力シールランド23とバルブハウジング11による微小隙間)を高速流のオイルが通過する。
この矢印αに示す流れ方向は、軸方向において閉弁方向に向かうため、ノッチ部39を通過する高速流のオイルがスプール12に閉弁力となる「流体反力(図8中、矢印β参照)」を与えてしまう。
また、ノッチ部39を通過して出力室25内に流入した高速流のオイルは、排出シールランド24に衝突してスプール12に閉弁力となる「流体反力(図8中、矢印β参照)」を与えてしまう。
この結果、開弁直後のスプール12は、「バネ閉弁力(図4中符号A参照)」に「流体反力(図4中矢印B参照)」が加えられた合力(図4中符号C参照)によって閉弁側に押し戻される。
また、本発明が適用されていない電磁油圧制御弁10で優れた出力応答性を得ようとすると、電磁アクチュエータ15には、「バネ閉弁力」に加えて、開弁直後に生じる大きな「流体反力(閉弁力)」に打ち勝つ「駆動開弁力」が要求されることになる。この結果、「流体反力の最大値」において図4(c)の実線Hに示すように、電磁アクチュエータ15の作動電力が大きいものとなる。
このように、実施例1では「負圧開弁力」によって「流体反力」を小さくできるため、開弁直後における所要の出力応答性を得るための「駆動開弁力」を小さくでき、「流体反力の最大値」において図4(c)の一点鎖線Iに示すように、電磁アクチュエータ15の作動電力を小さくすることができ、電磁アクチュエータ15の省電力化を図ることができる。
しかるに、実施例1の電磁油圧制御弁10は、上述したように「負圧開弁力」によって「流体反力」を抑えることができるため、供給圧の高圧化が進んでも、電磁アクチュエータ15に求められる「駆動開弁力」を抑えることができ、電磁アクチュエータ15の大型化および電力消費の悪化を回避することができる。
この実施例1では、流路面積を絞る絞り部43を採用して負圧を生じさせるものであるため、オイルの流れによって絞り部43において負圧を効率良く発生させることができ、「負圧開弁力」を効率良く得ることができる。
また、この実施例1では、絞り部43を入力ポート17とノッチ部39の微小開口によって構成させるため、絞り部43として新たな部品の追加がなく、コストの上昇を抑えることができる。
上記実施例1では、N/Lタイプの電磁油圧制御弁10に本発明を適用する例を示した。
これに対し、この実施例2では、N/Hタイプの電磁油圧制御弁10に本発明を適用したものである。なお、N/Hタイプの電磁油圧制御弁10においては、電磁アクチュエータ15が「駆動閉弁力(閉弁方向の力)」をスプール12に与える閉弁方向駆動手段に相当し、リターンスプリング14が「バネ開弁力(開弁方向の力)」をスプール12に与える開弁方向駆動手段に相当するものである。
このように、N/Hタイプの電磁油圧制御弁10であっても、開弁直後のスプール12には「流体反力」が加わるため、出力応答性が悪化する。
また、出力応答性の悪化を緩和する目的で、「流体反力」に打ち勝つようにリターンスプリング14の「バネ開弁力」を大きくすると、その大きな「バネ開弁力」に打ち勝つ「駆動閉弁力」を電磁アクチュエータ15で発生させる必要が生じるため、結果的に電磁アクチュエータ15が大型化するとともに、作動電力が大きくなってしまう。
このように設けることで、F/B室27は、実施例1と同様に、油圧の上昇によりスプール12に「閉弁方向の力」を与えるものであるため、F/B室27に昇圧とは逆の負圧が与えられると、スプール12には「負圧開弁力」が発生する。
これによって、入力ポート17が開いた開弁直後にスプール12に作用する「流体反力(閉弁力)」が「負圧開弁力」によって打ち消されるため、開弁直後にスプール12が「流体反力(閉弁力)」によって閉弁側に押し戻されることによる出力応答性の劣化を防ぐことができる。
また、入力ポート17の開弁直後においてスプール12に作用する「流体反力」を「負圧開弁力」によって打ち消すことができるため、「バネ開弁力」を大きくする必要がなく、その結果「駆動閉弁力」を小さくすることができ、電磁アクチュエータ15の小型化および省電力化を図ることができる。
上記実施例1、2では、負圧発生手段41および負圧導入通路42がスプール弁13の内部に設けられる例を示した。
これに対し、この実施例3では、負圧発生手段41および負圧導入通路42をスプール弁13の外部に設けたものである。
具体的に、実施例3の絞り部43は、出力通路6の途中に設けられて、出力通路6の通路面積を絞るものであり、この絞り部43の内部には、流れ方向に対して鉛直方向に伸びる小径の負圧ポート44が設けられている。ここで、絞り部43の内径面に対する負圧ポート44の対向角度θ2 は、実施例1のF/Bポート28の対向角度θ2 と同様、絞り部43に生じる流速によって負圧ポート44内に負圧が生じる例えば120°〜30°の範囲内に設けられるものであり、好ましくは負圧が効率良く発生する例えば90°前後の範囲内に設けられるものである。
また、この実施例3では、出力ポート18と油圧サーボ5とを連通する出力通路6に絞り部43を設けるため、絞り部43および負圧ポート44の制約が小さい。このため、絞り部43の形状、および負圧ポート44の配置が自由になり、負圧ポート44内において適切な負圧を発生させることが可能になる。これにより、「流体反力(閉弁力)」を打ち消すのに適した大きさの「負圧開弁力」をスプール12に発生させることができる。
このような逆止弁47を設けることにより、排出ポート19が開かれて油圧サーボ5の充填油圧を排出する際のオイルの流れ抵抗が小さくなり、油圧サーボ5の油圧を低下させる際の油圧下降特性が向上する。なお、この逆止弁47および並列流路46は設けられないものであっても良い。
この実施例3では、電磁油圧制御弁10にN/Lタイプを例示したが、N/Hタイプであっても良い。
上記実施例1〜3の負圧発生手段41は、絞り部43を用いる例を示した。
これに対し、この実施例4の負圧発生手段41は、絞り部43を用いないものである。 この実施例4の負圧発生手段41は、出力ポート18から油圧サーボ5に向かう出力通路6において流路面積が拡がる拡張部(または曲がり部)48と、この拡張部(または曲がり部)48において流体の剥離現象により負圧が発生する流路面に対して鉛直方向に開口する負圧ポート44とを備えるものであり、負圧導入通路42は、上記実施例3と同様、スプール12の外部に形成されて、負圧ポート44とF/B室27とを連通する外部通路である。
また、この実施例4では、絞り部43を出力通路6に設けないため、出力通路6の流路抵抗を往復流(出力ポート18から油圧サーボ5に向かう流れと、油圧サーボ5から出力ポート18に向かう流れの両方)において低く抑えることができる。これによって、油圧サーボ5の油圧を上昇させる際の油圧昇圧特性、および油圧サーボ5の油圧を低下させる際の油圧下降特性が向上する。
なお、この実施例4でも電磁油圧制御弁10にN/Lタイプを例示したが、N/Hタイプであっても良い。
上記実施例1〜4の負圧発生手段41は、流速によって負圧を発生させる手段として負圧ポート44を用いる例を示した。
これに対し、この実施例5は、出力通路6の形状とオイルの流れによって発生する負圧を利用するものであり、例えば出力通路6の「通路窪み部」あるいは「流路曲がり」を用い、その「通路窪み部」あるいは「流路曲がり」に生じる負圧を負圧導入通路42(F/Bポート28)を介してF/B室27に導くものである。ここで、「通路窪み部」あるいは「流路曲がり」は、既存の出力通路6に存在するものをそのまま利用しても良いし、新たに出力通路6に設けるものであっても良い。
上記の実施例では、F/Bポート28と負圧導入通路42とを共通にした例を示したが、別々に設けても良い。即ち、F/Bポート28を有する既存の電磁油圧制御弁10に、本発明を追加しても良い。なお、F/Bポート28とは別に負圧導入通路42を設ける場合、負圧導入通路42からF/B室27に導かれた負圧がF/Bポート28から抜け出るのを抑えるために、F/Bポート28にオリフィス等を設けることが望ましい。
上記の実施例では、制御対象室の一例として自動変速機の油圧サーボ5を示したが、油圧作動バルブの油圧作動室など、油圧により容積が変動する他の制御対象室であっても良い。
上記実施例3〜5のように、負圧発生部41を出力通路6に設ける場合、ノッチ部39はバルブハウジング11に設けられるものであっても良い。
上記の実施例では、スプール弁13の一例として三方弁構造を示したが、二方弁(開閉弁)構造や四方弁構造など、他の構造のスプール弁でも良い。
上記の実施例では、スプール12に駆動力を与える手段として電磁アクチュエータ15を用いる例を示したが、ピエゾアクチュエータ、モータなど他の電動アクチュエータを用いても良いし、流体圧アクチュエータを用いても良い。
上記の実施例では、自動変速機において油圧制御を実施する油圧制御装置に本発明を適用する例を示したが、自動変速機以外の流体圧制御装置に本発明を適用しても良い。
6 出力通路
11 バルブハウジング
12 スプール
13 スプール弁
14 リターンスプリング(N/Lタイプでは閉弁方向駆動手段:N/Hタイプでは開弁方向駆動手段)
15 電磁アクチュエータ(N/Lタイプでは開弁方向駆動手段:N/Hタイプでは閉弁方向駆動手段)
17 入力ポート
18 出力ポート
23 入力シールランド
27 F/B室
28 F/Bポート
39 ノッチ部
41 負圧発生手段
42 負圧導入通路
43 絞り部
44 負圧ポート
48 拡張部あるいは曲がり部
Claims (2)
- (a)流体の供給を受ける入力ポートおよび制御対象室に連通する出力ポートを有するバルブハウジング、およびこのバルブハウジング内において移動可能に支持されて前記入力ポートを開閉可能な入力シールランドを有するスプールを備えるとともに、
圧力の上昇により、前記スプールに前記入力ポートが閉じる閉弁方向の力を与えるフィードバック室を備えるスプール弁と、
(b)前記スプールに前記入力ポートが開く開弁方向の力を与える開弁方向駆動手段と、(c)前記スプールに前記入力ポートが閉じる閉弁方向の力を与える閉弁方向駆動手段と、
を具備する流体圧制御装置において、
前記入力ポートから前記制御対象室に至る流体経路における流速により負圧を生じさせる負圧発生手段と、
前記負圧発生手段にて生じる負圧を前記フィードバック室へ導く負圧導入通路と、
を備えており、
前記負圧発生手段は、前記スプールが開弁位置に達した際に前記入力ポートを微小に開く絞り部と、この絞り部の下流で前記入力シールランドの端面に軸線に対して傾斜させて形成され、前記絞り部にて流速が高められた流体を導く流路と、この流路を流れる高速流体の流れ方向に対し略直角(90°前後)の方向に開口する負圧ポートとから構成され、
前記負圧導入通路は、前記負圧ポートと前記フィードバック室とを連通する通路であることを特徴とする流体圧制御装置。 - 請求項1に記載の流体圧制御装置において、
前記入力シールランドは、前記入力ポートを微小に開くノッチ部を備え、
前記絞り部は、前記入力ポートと前記ノッチ部との微小連通により形成され、
前記流路は、前記ノッチ部により形成され、
前記負圧ポートは、前記ノッチ部から前記出力ポートに向かう流体の流れの前記ノッチ部の直下において開口することを特徴とする流体圧制御装置。
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