JP4688728B2 - 表面保護フィルム剥離方法および表面保護フィルム剥離装置 - Google Patents

表面保護フィルム剥離方法および表面保護フィルム剥離装置 Download PDF

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Description

本発明は、ウェーハの表面に貼付けられた表面保護フィルムを剥離する表面保護フィルム剥離方法、およびこの方法を実施する表面保護フィルム剥離装置に関する。
半導体製造分野においてはウェーハが年々大型化する傾向にあり、また、実装密度を高めるためにウェーハの薄葉化が進んでいる。通常は、半導体素子を保護する表面保護テープをウェーハ表面に貼付けた後で、半導体ウェーハの裏面を研削するバックグラインドを行い、それにより、ウェーハを薄葉化している。
バックグラインドが終了すると、図9に示されるように、ウェーハ20の裏面22にはダイシングテープ3が貼付けられ、それにより、ウェーハ20とリング型のマウントフレーム36とが一体化される。
次いで、図10に示されるように、表面保護フィルム11が上方に位置するようにウェーハ20をテーブル131上に支持させる。このとき、マウントフレーム36とウェーハ20との間にはダイシングテープ3の粘着面3aが環状に露出している。そして、断面が略三角形の貼付部材146に剥離テープ4を繰出して、その貼付部材146を表面保護フィルム11に押付けることにより、剥離テープ4を表面保護フィルム11に貼付ける。次いで、ウェーハ20を支持するテーブル131を水平方向に移動させることにより、剥離テープ4が貼り付けられた場所が剥離開始箇所として機能し、表面保護フィルム11を剥離開始箇所から連続的にウェーハ20より剥離できる。
図10に示されるように、貼付部材146の先端は水平面に対して斜め下向きに位置決めされて表面保護フィルム11に押付けられる。ところが、剥離テープ4を繰出すときに貼付部材146の先端146aに在る剥離テープ4がループ4’を形成するように弛んで粘着面3aに接着する事態が生じうる(実際にはウェーハ20および表面保護フィルム11の厚さは貼付部材146に比べてかなり小さいことに留意されたい)。
しかも、剥離テープ4の粘着面とダイシングテープ3の粘着面とが貼付くことになるので、一旦、これらテープ3、4が接着した場合には、ウェーハ20を破損させることなしに、これらテープ3、4を引剥がすのは極めて困難である。なお、貼付部材146の断面形状が三角形でない場合、例えば断面が円形である場合にも同様な問題が生じうる。
特許文献1には、このような問題を解決するために、特殊剥離コーティングされた邪魔板を支持テーブルに隣接してほぼ同一高さに配置した剥離装置が開示されている。この剥離装置は、剥離テープを把持する剥離ヘッドを主に支持テーブル上で移動させることによって、ウェーハの表面保護フィルム11を剥離するようにしている。
この剥離装置においては、剥離作業の途中で、剥離ヘッドおよび支持テーブルの相対移動を停止させ、次いで、支持テーブルを下降させると共に邪魔板をウェーハの縁部に向かって水平移動させている。これにより、特許文献1の剥離装置においては、マウントフレーム36とウェーハ20との間の粘着面3aが邪魔板により覆われるので、剥離テープ4がダイシングテープ3の粘着面3aに接着するのを防止できる。その後、剥離ヘッドおよび支持テーブルを再び相対移動させることにより、剥離作業が再開される。
特開2003−22986号公報
しかしながら、特許文献1に開示される剥離装置においては、剥離作業を一旦停止させて邪魔板を配置しているので、その分だけ剥離時間が増すことになる。
さらに、剥離ヘッドおよび支持テーブルの相対移動に加えて、支持テーブルの下降と邪魔板の水平移動とを行う必要があるので、特許文献1に開示される剥離装置の構成は複雑になる。このような複雑な構成は動作不良を生じさせやすく、また、剥離装置の価格が上昇することにもつながる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、剥離テープのダイシングテープへの貼付きを防止しつつ、より短時間で表面保護フィルムの剥離を行うことのできる表面保護フィルム剥離方法、およびこの方法を実施する表面保護フィルム剥離装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、ウェーハの表面に貼付けられた表面保護フィルムを剥離する表面保護フィルム剥離方法であって、前記ウェーハの裏面にダイシングテープが貼付けられていて前記ウェーハがマウントフレームと一体化されている、表面保護フィルム剥離方法において、前記表面保護フィルムを上方に向けて前記ウェーハおよび前記マウントフレームを可動テーブル上に支持し、前記ウェーハの一端において前記マウントフレームと前記ウェーハとの間に露出している前記ダイシングテープの粘着面を被覆手段により被覆し、剥離テープを前記ウェーハの前記一端において前記表面保護フィルムに貼付け、前記可動テーブルを前記ウェーハの他端から前記一端に向かう方向に移動させて、前記表面保護フィルムを前記ウェーハの表面から剥離する表面保護フィルム剥離方法が提供される。
すなわち1番目の発明においては、ダイシングテープの露出した粘着面を被覆手段により単に被覆した後においては、剥離テープを貼付けて可動テーブルを移動させる通常の剥離動作によって、剥離テープのダイシングテープへの貼付きを被覆手段により防止しつつ表面保護フィルムを剥離することができる。すなわち、1番目の発明においては、剥離動作の途中で可動テーブルなどを停止させる必要がなく、従って、表面保護フィルムの剥離をより短時間で行うことが可能である。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記可動テーブルの移動時には、前記被覆手段を前記可動テーブルと一体的に移動させるようにした。
すなわち2番目の発明においては、剥離動作の途中において被覆手段が可動テーブル上のマウントフレームおよびウェーハに接触するのを防止できる。また、剥離動作の開始直後だけでなく剥離動作の途中においても、剥離テープがダイシングテープの露出した粘着面に接着するのを防止できる。
3番目の発明によれば、2番目の発明において、前記ウェーハ上に貼付けられた前記表面保護フィルムが所定位置まで剥離されると、前記被覆手段が前記ダイシングテープを被覆しない後退位置まで後退させるようにした。
すなわち3番目の発明においては、剥離動作を行いつつ被覆手段を後退させることにより、剥離動作完了後にウェーハを次工程に直ちに移行することができる。なお、所定位置は、例えば剥離テープがダイシングテープの露出した粘着面に貼付きえない位置を表す。
4番目の発明によれば、ウェーハの表面に貼付けられた表面保護フィルムを剥離する表面保護フィルム剥離装置であって、前記ウェーハの裏面にダイシングテープが貼付けられていて前記ウェーハがマウントフレームと一体化されている、表面保護フィルム剥離装置において、前記表面保護フィルムを上方に向けて前記ウェーハおよび前記マウントフレームを支持すると共に水平方向に移動可能な可動テーブルと、前記ウェーハの一端において前記マウントフレームと前記ウェーハとの間に露出している前記ダイシングテープの粘着面を被覆する被覆手段と、剥離テープを前記ウェーハの前記一端において前記表面保護フィルムに貼付ける貼付手段とを具備し、前記剥離テープの貼付後に前記可動テーブルを前記ウェーハの他端から前記一端に向かう方向に移動させることにより、前記表面保護フィルムを前記ウェーハの表面から剥離する表面保護フィルム剥離装置が提供される。
すなわち4番目の発明においては、ダイシングテープの露出した粘着面を被覆手段により単に被覆した後においては、剥離テープを貼付けて可動テーブルを移動させる通常の剥離動作によって、剥離テープのダイシングテープへの貼付きを被覆手段により防止しつつ表面保護フィルムを剥離することができる。すなわち、4番目の発明においては、剥離動作の途中で可動テーブルなどを停止させる必要がなく、従って、表面保護フィルムの剥離をより短時間で行うことが可能である。さらに、可動テーブルを下降させる必要がないので、剥離装置の構成を単純にすることもできる。
5番目の発明によれば、4番目の発明において、前記被覆手段は、前記可動テーブルの移動時に該可動テーブルと一体的に移動する。
すなわち5番目の発明においては、剥離動作の途中において被覆手段が可動テーブル上のマウントフレームおよびウェーハに接触するのを防止できる。また、剥離動作の開始直後だけでなく剥離動作の途中においても、剥離テープがダイシングテープの露出した粘着面に接着するのを防止できる。
6番目の発明によれば、5番目の発明において、前記ウェーハ上に貼付けられた前記表面保護フィルムが所定位置まで剥離されると、前記被覆手段は前記ダイシングテープを被覆しない後退位置まで後退する。
すなわち6番目の発明においては、剥離動作を行いつつ被覆手段を後退させることにより、剥離動作完了後にウェーハを前記次工程に直ちに移行することができる。なお、所定位置は、例えば剥離テープがダイシングテープの露出した粘着面に貼付きえない位置を表す。
7番目の発明によれば、4番目から6番目のいずれかの発明において、前記被覆手段は、断面が次第に先細になる先端部分を含む。
すなわち7番目の発明においては、ウェーハとマウントフレームとの間の粘着面に先端部分を容易に進入させられる。
8番目の発明によれば、4番目から7番目のいずれかの発明において、前記被覆手段は水平面に対して下方に傾斜している。
すなわち8番目の発明においては、被覆手段の先端をマウントフレームの頂面よりも下方に位置決めできる。このため、裏面研削されたウェーハの厚さがマウントフレームの厚さよりもかなり小さい場合であっても、被覆手段の先端をウェーハの位置まで容易に下降させられる。
9番目の発明によれば、4番目から8番目のいずれかの発明において、前記被覆手段の幅は前記剥離テープの幅以上である。
すなわち9番目の発明においては、被覆手段の先端部分によって剥離テープの幅部分全体を受容することができる。
10番目の発明によれば、4番目から9番目のいずれかの発明において、前記被覆手段の上面には前記可動テーブルの移動方向に延びる複数の隆起部が前記被覆手段の幅に沿って形成されている。
すなわち10番目の発明においては、剥離テープが先端部分に接着したとしても、剥離テープは複数の隆起部の先端部にのみ接着するだけであるので、剥離テープが被覆手段に完全に貼付いてしまうのを防止できる。
11番目の発明によれば、7番目の発明において、前記被覆手段の下面には段部が形成されており、前記先端部分は前記被覆手段のベース部分よりも前記段部の分だけ下方に位置している。
すなわち11番目の発明においては、段部の高さ分だけ、先端部分をさらに下方に位置決めすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づく表面保護フィルム剥離装置の略図である。表面保護フィルム剥離装置10に供給されるウェーハ20は、バックグラインドによりその裏面が表面側の面取部26まで研削されており、ウェーハ20の厚さは例えば100マイクロメートル以下であるものとする。また、公知であるように、ウェーハ20の表面には、回路パターンを保護する表面保護フィルム11が既に貼付けられているものとする。さらに、図9を参照して説明したように、ウェーハ20の研削面22にはダイシングテープ3が貼付けられており、ウェーハ20はダイシングテープ3によってマウントフレーム36と一体化されているものとする。
図1に示される表面保護フィルム剥離装置10は、ウェーハ20の表面保護フィルム11に貼付けられる剥離テープ4を供給する供給部42と、供給部42からの剥離テープ4を巻取る巻取部43とを含んでいる。以下の説明において使用される剥離テープ4は圧力を加えられると粘着作用を呈するいわゆる感圧テープまたは加熱により粘着作用を呈する感熱テープである。
図1に示されるように、供給部42の下流には、剥離テープ4を案内すると共に剥離テープ4に所定の張力を掛けるガイドロール47、65が設けられている。剥離テープ4は表面保護フィルム剥離装置10の貼付部材46を通って巻取部43に導かれている。図示されるように貼付部材46の先端の断面は矩形または三角形であり、ウェーハ20とわずかな面積で接触するような向きに配置されている。さらに、貼付部材46と巻取部43との間には、ガイドロール56、ダンサロール55、一対のガイドロール51および他のダンサロール59が設けられている。これらダンサロール55、59は剥離テープ4の繰出量に応じて運動する。
表面保護フィルム剥離装置10はカバーガイド部63に挿入されたシャフト62を有している。また、カバーガイド部63の上方にはモータ61が取付けられている。図示されるように、貼付部材46はシャフト62の底端部に設けられており、貼付部材46に関連するガイドロール56、65はシャフト62の所定の場所に設けられている。従って、モータ61によってシャフト62がカバーガイド部63に沿って昇降運動すると、これら貼付部材46およびガイドロール56、65も一体的に昇降する。なお、エアシリンダを採用してシャフト62が昇降する構成であってもよい。
さらに、貼付部材46の下方には、ウェーハ20およびマウントフレーム36を支持する支持テーブル31が設けられている。この支持テーブル31は水平方向、つまり図1の左右方向に移動できる。ガイドロール65の後方に配置された位置センサ91は、ウェーハ20の一端28の位置および支持テーブル31の後端39の位置を検出する。
図1においては被覆板ユニット70がシャフト62の左方に配置されている。図示されるように、連結ユニット66がカバーガイド部63から延びており、連結ユニット66の先端にはホルダ67が設けられている。このホルダ67は被覆板ユニット70のカバーガイド部73を保持している。カバーガイド部73において鉛直方向に延びる案内レール74にはスライダ72が係合している。さらに、カバーガイド部73の上方にはスライダ72を摺動させるモータ71aが取付けられている。
シャフト62に向かって延びるブラケット75aがスライダ72の底端部にネジ留めされている。さらに、ブラケット75aの先端には、他のブラケット75bが回動可能に設けられている。図1に示される実施形態においては、他のブラケット75bはブラケット75aの先端から下方に延びている。
図1から分かるように、他のブラケット75bの先端には、スライダ76の一側から延びる延長部76aがネジ留めされている。スライダ76の他側においては他の延長部76bが延長部76aとは反対方向に延びている。
図2は、図1に示される表面保護フィルム剥離装置の一部を示す部分拡大図であり、簡潔にする目的で貼付部材46等を排除している。図1および図2に示されるように、このスライダ76はカバーガイド部77において水平方向に延びる案内レール78に係合している。さらに、カバーガイド部77の基端には、スライダ76を摺動させるモータ71bが設けられている。
図1および図2に示されるように、延長部76bの先端には被覆板80が取付けられている。被覆板80の詳細については後述する。図2に示されるように、マウントフレーム36とウェーハ20との間には、ダイシングテープ3が環状に露出している。この環状の露出部分を、以下、ダイシングテープ3の露出面3aと呼ぶ。なお、図2から分かるように、本発明の表面保護フィルム剥離装置10は寸法の異なるウェーハ20’およびマウントフレーム36’にも適用できることに留意されたい。
図1に示されるモータ71aによってスライダ72をカバーガイド部73の案内レール74に沿って鉛直方向に摺動させると、スライダ76および被覆板80もスライダ72と一体的に鉛直方向に移動する。さらに、モータ71bによってスライダ76をカバーガイド部77の案内レール78に沿って水平方向に摺動させると、被覆板80もスライダ76と一体的に水平方向に移動する。これらモータ71a、71bを駆動することにより、被覆板80を所望の位置まで移動させられる。なお、当然のことながら、モータ71a、71bの代わりにエアシリンダを利用してスライダ72、76を摺動させる構成であってもよい。
図3(a)は被覆板の頂面図であり、図3(b)は被覆板の側面図である。被覆板80は延長部76bの先端に固定するための複数のネジ孔89が形成されたベース部分81と、ベース部分81から前方に向かって下方に湾曲するように延びる先端部分82とを含んでいる。
なお、被覆板80の先端部分82における両側端部87の間の距離は剥離テープ4の幅以上である。これにより、被覆板80の先端部分82が剥離テープ4の幅部分全体を受容することが可能となる。
図3(b)から分かるように、先端部分82の断面は縁部83に向かって次第に先細になっている。図3(b)においては、先端部分82の上面は円柱の一部分に概ね対応した形状であるが、先端部分82の断面が他の形状、例えば三角形状であってもよい。先端部分82の縁部83においては厚さがほとんどなく、また縁部83においては先端部分82はほぼ水平方向に延びている。このような先端部分82の形状は貼付部材46から余分に繰出された剥離テープ4のループ4aを受容するのに適している。
また、図3(b)に示されるように、被覆板80の下面には段部90が形成されており、ベース部分81の下面81aに対して概ね平行な先端部分82の下面84は下面81aよりも下方に位置している。また、ベース部分81の下面81aと段部90との間のなす角度αは鈍角であり、図3(b)においては角度αは約120度である。
また、両側端部87を結ぶ線分に対して垂直な支持テーブル31の移動方向における下面84の長さは、マウントフレーム36の内径とウェーハ20の外径との間の差、つまり環状露出面3aの幅よりもわずかながら短い。このため、被覆板80は露出面3aの一部を容易に被覆することができる。
被覆板80の少なくとも先端部分82は剥離テープ4等の粘着剤が付着し難い非粘着性材料、例えばテフロン(登録商標)(ポリテトラフルオロエチレン)により形成されているか、または少なくとも先端部分82はそのような非粘着性材料によりコーティングされている。これにより、剥離テープ4が被覆板80の先端部分82に接触したとしても、剥離テープ4が先端部分82に付着するのを抑制することができる。
さらに、図3(a)の線A−Aに沿ってみた図3(c)から分かるように、先端部分82の両側端部87の間には、複数の隆起部85が互いに隣接して形成されている。これら隆起部85は先端部分82の上面に沿ってテーブル移動方向に対して平行に延びている。これら隆起部85は対応した形状の複数の溝88を先端部分82の上面に形成することにより作成される。
図示されるように、隆起部85の頂部86と側端部87の頂面とは互いに同一平面にある。先端部分82がこのような構成である場合には、剥離テープ4は各隆起部85の頂部86のみにしか接触しない。従って、剥離テープ4が複数の頂部86に貼付いたとしても、その粘着力は先端部分82の上面が平坦である場合と比較してかなり小さい。このため、剥離テープ4が先端部分82に貼付いたとしても、供給部42および巻取部43を調節すれば剥離テープ4を先端部分82から容易に剥がすことができる。すなわち、本発明においては、複数の隆起部85を備えた被覆板80を採用することによって、剥離テープ4が被覆板80に実際に貼付くことを回避するのが可能である。
図3(c)に示される好ましい実施形態においては、隣接する頂部86の間の距離Xは約2mmであり、隆起部85の高さY(側端部87の高さ)は約1mmである。さらに、隣接する隆起部85の間のなす角度βは90度である。つまり、図3(c)において隆起部85を形成するための溝88の断面は直角三角形である。なお、当然のことながら、隆起部85および対応する溝88の寸法および形状が異なっていてもよく、溝88の断面が他の形状、例えば半円型であってもよい。
図4は本発明に基づく表面保護フィルム剥離装置の動作プログラムを示すフローチャートである。この動作プログラムは表面保護フィルム剥離装置10の図示しない制御部95のメモリに組込まれていて、制御部95によって実行される。
さらに、図5(a)および図5(b)ならびに図6(a)および図6(b)は表面保護フィルム剥離装置の動作を示す図である。以下、これら図面を参照して、本発明の表面保護フィルム剥離装置10の動作を説明する。なお、表面保護フィルム剥離装置10の駆動前には、剥離テープ4は供給部42から貼付部材46を介して巻取部43まで既に繰出されているものとする。
図4に示される動作プログラム100のステップ101においては、ダイシングテープ3によって一体化されたウェーハ20およびマウントフレーム36を支持テーブル31に支持する。
次いでステップ101aにおいて、センサ91によって支持テーブル31上におけるウェーハ20の位置を検出する。その後、ステップ101bにおいて、貼付部材46がウェーハ20の一端28の上方に位置するように、支持テーブル31を水平方向に移動する。あるいは、ウェーハ20を支持する前に、支持テーブル31がそのような位置に予め位置決めされていてもよい。
次いで、被覆板ユニット70のモータ71a、71bを駆動して、図5(a)の矢印A1で示されるように被覆板80をその初期位置から前方に向かって下方に移動させる。これにより、図2および図5(a)に示されるように、被覆板80がダイシングテープ3の露出面3aの上方に配置される(ステップ102)。言い換えれば、ウェーハ20の一端28付近に位置する露出面3aは被覆板80によって被覆される。
ところで、図5(a)等に示されるように、被覆板80は水平面に対してわずかながら下方に傾斜して延長部76bに取付けられている。このため、特に先端部分82の縁部83はベース部分81の後端93よりも下方に位置することになる。このような構成であるために、先端部分82の縁部83をマウントフレーム36の頂面36aよりも下方に位置決めすることが可能である。
前述したようにウェーハ20の裏面22はバックグラインドにより研削されているので、研削後のウェーハ20の厚さ(例えば100マイクロメートル以下)はマウントフレーム36の厚さ(例えば1.6mm)に比較してかなり小さい。つまり、ウェーハの端部28の上面はマウントフレーム36の頂面36aよりも下方に位置している。このため、被覆板80を水平面に対してわずかながら下方に傾斜して取付ける場合には、被覆板80の縁部83をウェーハ20と表面保護フィルム11との間の境界部分まで下降させて境界部分の前方に位置決めすることができる。
図3(b)を参照して前述したように、被覆板80が段部90を備えるのが特に有利である。図3(b)および図5(a)から分かるように、この場合には、段部90の分だけ、先端部分82の下面84をさらに下方に位置決めできる。このことが、研削後のウェーハ20の厚さとマウントフレーム36の厚さとの間の差がかなり大きい場合に有利であるのは明らかであろう。
さらに、図3(b)を参照して前述したように、段部90とベース部分81の下面81aとの間の角度αが鈍角、例えば120度であるのが好ましい。通常はマウントフレーム36の頂面36aと内周面との間の角度は90度であるので、角度αが鈍角である場合には、被覆板80の段部90がマウントフレーム36に接触するのを防止しつつ、被覆板80の縁部83をマウントフレーム36の頂面36aよりも下方に容易に位置決めできる。
次いで、図1に示されるモータ61を駆動して、図5(b)の矢印A2で示されるようにシャフト62を下降させる。これにより、図5(b)に示されるように、シャフト62の底端部に設けられた貼付部材46が剥離テープ4をウェーハ20上の表面保護フィルム11に押付けるようになる。従って、剥離テープ4はウェーハ20の一端28付近に位置する表面保護フィルム11に貼付けられる(ステップ103)。
その後、図6(a)の矢印A3およびA4で示されるように支持テーブル31を被覆板80と一体的にウェーハの他端29から一端28に向かう方向に水平移動させる(ステップ104)。これと同時に、供給部42から剥離テープ4を繰出すと共に巻取部43により剥離テープ4を巻取る。これにより、剥離テープ4が貼付けられた場所が剥離開始箇所として機能し、表面保護フィルム11がウェーハ20の一端28における剥離開始箇所から徐々に剥離されるようになる。
矢印A3および矢印A4で示されるように、支持テーブル31を移動させるときには、モータ71bを駆動して被覆板80を支持テーブル31と一体的に移動させる。つまり、本発明においては、支持テーブル31の移動時であっても、被覆板80とウェーハ20との間の距離および被覆板80とマウントフレーム36との間の距離が変化しないようにしている。これにより、剥離動作の途中において被覆板80がマウントフレーム36およびウェーハ20に接触するのを防止できる。
ところで、図7は表面保護フィルム剥離装置の一部を拡大して示す部分拡大図である。供給部42および巻取部43を駆動する際には、図7に示されるように貼付部材46の先端46aにおける剥離テープ4が弛むことによりループ4aが形成される場合がある。本発明においては、このループ4aは被覆板80の先端部分82の上面に受容されるので、剥離テープ4のループ4aがダイシングテープ3の露出面3aに貼付くのを防止できる。
また、図3(a)を参照して前述したように被覆板80の先端部分82には複数の隆起部85が形成されているので、剥離テープ4のループ4aが先端部分82に接触した場合であっても、ループ4aは隆起部85の頂部86のみに接触する。このため、ループ4aの頂部86への接着力はかなり小さくなるので、供給部42および巻取部43を駆動すれば、剥離テープ4のループ4aを被覆板80の先端部分82から容易に離脱させれらる。
支持テーブル31の移動時には、図1に示される位置センサ91は支持テーブル31の位置を検出している。そして、支持テーブル31の後端39が図6(a)に示される所定の第一位置P1まで移動したことが検出されると、図6(a)の矢印A5で示されるように被覆板80を後退させる(ステップ105〜107)。このように、剥離動作の途中で被覆板80を後退させる場合には、ウェーハ20およびマウントフレーム36を支持テーブル31から剥離動作完了直後に取外すことができるので、剥離動作完了後にウェーハ20およびマウントフレーム36を次工程に直ちに移行することができる。ただし、被覆板80の後退動作は表面保護フィルム11がウェーハ20の全面から完全に剥離された後で行ってもよい。
図6(a)に示される第一位置P1においては貼付部材46がウェーハ20の一端28から或る程度離間しているので、剥離テープ4のループ4aが形成されたとしても、このループ4aが露出面3aまで到達することはない。言い換えれば、第一位置P1は、剥離テープ4のループ4aが露出面3aに到達しえない場所である。
なお、形成されうるループ4aの寸法は剥離テープ4の繰出速度V1、支持テーブル31の移動速度V2および剥離テープ4の材質Mに応じて変化する。従って、図8に示されるように、第一位置P1は、剥離テープ4の繰出速度V1、支持テーブル31の移動速度V2および剥離テープ4の材質Mの関数として予め制御部95のメモリに組込まれている。すなわち、表面保護フィルム剥離装置10を駆動する前に、第一位置P1はマップを用いて予め設定されるものとする。
次いで、図6(a)および図6(b)に示される所定の第二位置P2まで支持テーブル31の後端39が移動すると、表面保護フィルム11がウェーハ20の全面から完全に剥離したものと判断される。従って、支持テーブル31の後端39が第二位置P2まで移動したことが検出されると、剥離テープ4および支持テーブル31が停止して、表面保護フィルム剥離装置10の剥離作業が終了する(ステップ108〜110)。
このように本発明の表面保護フィルム剥離装置10において被覆板80によって露出面3aを単に被覆した後においては、剥離テープ4を貼付けて支持テーブル31を移動させる通常の剥離動作を行うことによって、剥離テープ4の露出面3aへの貼付きを防止しつつ表面保護フィルム11を剥離することが可能となる。
つまり、本発明においては、従来技術のように剥離動作の途中でテーブルなどを停止させて邪魔板を配置する必要がなく、またテーブルを下降させる必要もない。このため、本発明においては、従来技術の場合と比較して表面保護フィルム11の剥離をより短時間で行うことが可能である。さらに、本発明においては、テーブルの下降などが不要であるので、表面保護フィルム剥離装置10全体の構成を単純にでき、その結果、表面保護フィルム剥離装置10の製造費用を抑えることも可能である。
図面を参照して説明した実施形態においてはウェーハ20の裏面が研削されていてウェーハ20の厚さが小さくされているが、裏面研削されていないウェーハ20に貼付けられた表面保護フィルム11を剥離する場合であっても本発明の表面保護フィルム剥離装置10を適用できるのは明らかであろう。
本発明に基づく表面保護フィルム剥離装置の略図である。 図1に示される表面保護フィルム剥離装置の一部を示す部分拡大図である。 (a)被覆板の頂面図である。(b)被覆板の側面図である。(c)図3(a)の線A−Aに沿ってみた断面図である。 本発明に基づく表面保護フィルム剥離装置の動作プログラムを示すフローチャートである。 (a)表面保護フィルム剥離装置の動作を示す第一の図である。(b)表面保護フィルム剥離装置の動作を示す第二の図である。 (a)表面保護フィルム剥離装置の動作を示す第三の図である。(b)表面保護フィルム剥離装置の動作を示す第四の図である。 表面保護フィルム剥離装置の一部を拡大して示す部分拡大図である。 第一位置P1のマップを示す図である。 マウントフレームと一体化されたウェーハの頂面図である。 従来技術において剥離テープをウェーハの表面保護テープに貼付ける状態を示す断面図である。
符号の説明
3 ダイシングテープ
3a 環状露出面
4 剥離テープ
4a ループ
10 表面保護フィルム剥離装置
11 表面保護フィルム
20 ウェーハ
22 研削面(裏面)
28 一端
29 他端
31 支持テーブル
36 マウントフレーム
36a 頂面
39 後端
42 供給部
43 巻取部
46 貼付部材
46a 先端
47、65 ガイドロール
61 モータ
62 シャフト
63 カバーガイド部
66 連結ユニット
67 ホルダ
70 被覆板ユニット
71a、71b モータ
72、76 スライダ
73、77 カバーガイド部
74、78 案内レール
75a、75b ブラケット
76a、76b 延長部
80 被覆板
81 ベース部分
81a 下面
82 先端部分
83 縁部
84 下面
85 隆起部
86 頂部
87 側端部
88 溝
89 ネジ孔
90 段部
91 位置センサ
93 後端
95 制御部
P1 第一位置
P2 第二位置

Claims (10)

  1. ウェーハの表面に貼付けられた表面保護フィルムを剥離する表面保護フィルム剥離方法であって、前記ウェーハの裏面にダイシングテープが貼付けられていて前記ウェーハがマウントフレームと一体化されている、表面保護フィルム剥離方法において、
    前記表面保護フィルムを上方に向けて前記ウェーハおよび前記マウントフレームを可動テーブル上に支持し、
    前記ウェーハの一端において前記マウントフレームと前記ウェーハとの間に露出している前記ダイシングテープの粘着面を被覆手段により被覆し、前記被覆手段の上面には前記可動テーブルの移動方向に延びる複数の隆起部が前記被覆手段の幅に沿って形成されており、
    剥離テープを前記ウェーハの前記一端において前記表面保護フィルムに貼付け、
    前記可動テーブルを前記ウェーハの他端から前記一端に向かう方向に移動させて、前記表面保護フィルムを前記ウェーハの表面から剥離する表面保護フィルム剥離方法。
  2. 前記可動テーブルの移動時には、前記被覆手段を前記可動テーブルと一体的に移動させるようにした請求項1に記載のフィルム剥離方法。
  3. 前記ウェーハ上に貼付けられた前記表面保護フィルムが所定位置まで剥離されると、前記ダイシングテープを被覆しない後退位置まで前記被覆手段を後退させるようにした請求項2に記載のフィルム剥離方法。
  4. ウェーハの表面に貼付けられた表面保護フィルムを剥離する表面保護フィルム剥離装置であって、前記ウェーハの裏面にダイシングテープが貼付けられていて前記ウェーハがマウントフレームと一体化されている、表面保護フィルム剥離装置において、
    前記表面保護フィルムを上方に向けて前記ウェーハおよび前記マウントフレームを支持すると共に水平方向に移動可能な可動テーブルと、
    前記ウェーハの一端において前記マウントフレームと前記ウェーハとの間に露出している前記ダイシングテープの粘着面を被覆する被覆手段と、を具備し、前記被覆手段の上面には前記可動テーブルの移動方向に延びる複数の隆起部が前記被覆手段の幅に沿って形成されており、
    さらに、
    剥離テープを前記ウェーハの前記一端において前記表面保護フィルムに貼付ける貼付手段を具備し、
    前記剥離テープの貼付後に前記可動テーブルを前記ウェーハの他端から前記一端に向かう方向に移動させることにより、前記表面保護フィルムを前記ウェーハの表面から剥離する表面保護フィルム剥離装置。
  5. 前記被覆手段は、前記可動テーブルの移動時に該可動テーブルと一体的に移動する請求項4に記載のフィルム剥離装置。
  6. 前記ウェーハ上に貼付けられた前記表面保護フィルムが所定位置まで剥離されると、前記ダイシングテープを被覆しない後退位置まで前記被覆手段を後退させる請求項5に記載のフィルム剥離装置。
  7. 前記被覆手段は、断面が次第に先細になる先端部分を含む請求項4から6のいずれか一項に記載のフィルム剥離装置。
  8. 前記被覆手段は水平面に対して下方に傾斜している請求項4から7のいずれか一項に記載のフィルム剥離装置。
  9. 前記被覆手段の幅は前記剥離テープの幅以上である請求項4から8のいずれかに一項に記載のフィルム剥離装置。
  10. 前記被覆手段の下面には段部が形成されており、前記先端部分は前記被覆手段のベース部分よりも前記段部の分だけ下方に位置している請求項7に記載のフィルム剥離装置。
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