JP2010165933A - シート貼付装置および貼付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】後工程において半導体ウェハから接着シートが円滑に剥離できるようにマウント用シートを半導体ウェハに貼付できるシート貼付装置および貼付方法を提供すること。
【解決手段】シート貼付装置1でマウント用シートMSをウェハWの裏面WBに貼付する際に、ウェハ押折部WDを折り曲げて凹部23内に退避させることで、このウェハ押折部WDにマウント用シートMSが貼付されないようにできる。従って、後工程で保護シートSを剥離する際の剥離開始時において、保護シートSの端部から離れた位置を引っ張ってしまったり、マウント用シートMSを引っ張ってしまったりすることなく、ウェハ押折部WDに沿った保護シートSの剥離開始位置から確実に剥離することで、ウェハWの起き上がりが抑制でき、ウェハWの破損を防止しつつ円滑に保護シートSを剥離することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体ウェハにシートを貼付するシート貼付装置および貼付方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウェハ(以下、単にウェハという)とリングフレームとを一体化するために、マウント用シート(接着テープ)をウェハとリングフレームとに貼付する貼付装置(マウント装置)が利用されている(例えば、特許文献1参照)。この貼付装置では、先ず、リングフレームの外径形状に合わせて予めカットしたプリカットマウント用シートを、押圧ローラでリングフレームの表面に押圧して貼付する。次に、表面に保護シート(保護テープ、保護フィルム)が貼付されたウェハを、保護シート側からマウントテーブルに支持させるとともに、マウント用シート貼付済みのリングフレームをウェハの裏面に対向して配置し、マウントテーブルを上昇させてウェハの裏面にマウント用シートを貼付することで、ウェハとリングフレームとが一体化されるようになっている。
一方、ウェハの表面に貼付された保護シートをウェハから剥離する剥離装置(剥離方法)として、剥離用テープを繰り出して保護シートの表面に接着しつつ、この剥離用テープとウェハとを相対移動させることで、剥離用テープとともに保護シートを巻き取り、ウェハから保護シートを剥離するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この剥離装置では、ウェハの外縁に対応した保護シートの端縁に剥離用テープを接着し、この端縁から中央方向に向かって順次剥離用テープを接着しつつ巻き取ることで、保護シートをウェハの表面から剥離するようになっている。
特開2005−159044号公報 特開2007−311612号公報
ところで、従来の剥離装置のように、剥離用テープを保護シートに接着して剥離する場合、接着開始点である保護シートの端縁に剥離用テープが正確に接着されていないと、剥離用テープで引っ張られた保護シートの端縁がウェハから剥離できず、剥離不良の原因となる。
一方、上記のような剥離不良を回避するために、剥離用テープを保護シートの端縁ぎりぎりに接着しようとすると、しばしば剥離用テープが保護シートの端縁からはみ出してマウント用シートに接着されてしまう。この状態で剥離用テープを引っ張って剥離動作が行われると、マウント用シートが引っ張られ、それに伴ってウェハも引っ張られてしまって、当該ウェハが破損してしまうという不都合がある。
本発明は、以上のような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、後工程において半導体ウェハから接着シートが円滑に剥離できるようにマウント用シートを半導体ウェハに貼付できるシート貼付装置および貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシート貼付装置は、一方の面に接着シートが貼付された半導体ウェハの他方の面と、この半導体ウェハを囲む開口部を有するリングフレームとにマウント用シートを貼付して一体化するシート貼付装置であって、前記半導体ウェハの外縁の所定領域には、前記他方の面側に突出した剥離切掛け部が形成されており、前記リングフレームの開口部の内側にて前記接着シートの側から前記半導体ウェハを載置して固定する載置手段と、前記マウント用シートを前記リングフレームの面および半導体ウェハの他方の面に沿って繰り出す繰出手段と、前記マウント用シートを前記リングフレームおよび半導体ウェハに押圧して貼付する押圧手段と、前記マウント用シートを介して前記剥離切掛け部を押圧して折り曲げる押折手段とを備える、という構成を採用している。
この際、本発明のシート貼付装置では、前記押圧手段によって前記押折手段の少なくとも一部が構成されていることが好ましい。
また、本発明のシート貼付装置では、前記剥離切掛け部には、前記マウント用シートが貼付されないように非接着手段が設けられることが好ましい。
さらに、本発明のシート貼付装置では、前記載置手段には、前記半導体ウェハの剥離切掛け部に対応して前記折り曲げられた剥離切掛け部を受け入れ可能な凹部が設けられることが好ましい。
一方、本発明のシート貼付方法は、一方の面に接着シートが貼付された半導体ウェハの他方の面と、この半導体ウェハを囲む開口部を有するリングフレームとにマウント用シートを貼付して一体化するシート貼付方法であって、前記半導体ウェハの外縁の所定領域には、前記他方の面側に突出した剥離切掛け部が形成されており、前記リングフレームの開口部の内側にて前記接着シートの側から前記半導体ウェハを載置して固定し、前記マウント用シートを前記リングフレームの面および半導体ウェハの他方の面に沿って繰り出し、前記繰り出したマウント用シートを押圧して前記リングフレームおよび半導体ウェハに貼付するとともに、当該マウント用シートを介して前記剥離切掛け部を押圧して折り曲げることを特徴とする。
以上のような本発明によれば、半導体ウェハの外縁の所定領域に形成した剥離切掛け部を押折手段で押圧して折り曲げることで、この剥離切掛け部にマウント用シートが全面に渡って貼付されることを抑制しつつ、剥離切掛け部以外の半導体ウェハの他方の面およびリングフレームにマウント用シートを貼付することができる。そして、マウント用シートを介してリングフレームと半導体ウェハとを一体化した後の工程において、半導体ウェハから接着シートを剥離する際に、剥離切掛け部が折れ曲がってマウント用シートに貼付されていないことから、この剥離切掛け部から容易に剥離を開始することができる。これにより、接着シートの端縁ぎりぎりに剥離用テープを接着する必要がなくなり、剥離動作時にマウント用シートを引っ張って半導体ウェハを破損してしまうことを防止しつつ円滑に接着シートを剥離することができる。
また、シート貼付装置において、押圧手段を含んで押折手段を構成する、つまり押圧手段で剥離切掛け部を押圧して折り曲げるように構成すれば、マウント用シートの貼付工程に連続して剥離切掛け部を折り曲げることができ、全体工程を短縮化できる。
さらに、剥離切掛け部に非接着手段を設ければ、この剥離切掛け部にマウント用シートが貼付されないようにでき、剥離の際にマウント用シートを引っ張ってしまうことを確実に防止することができる。
また、載置手段に形成した凹部によって折り曲げられた剥離切掛け部を受け入れ可能に構成すれば、マウント用シートを貼付する際に剥離切掛け部を確実に退避させ、剥離切掛け部全面にマウント用シートが貼付されることが防止できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、半導体ウェハにマウント用シートを貼付するシート貼付装置の部分断面図である。
図1において、シート貼付装置1は、一方の面である表面WAに回路が形成された半導体ウェハWの他方の面である裏面WBにマウント用シートMSを貼付し、このマウント用シートMSでウェハWとリングフレームRFとを一体化するものである。ここで、ウェハWの表面WAには、研削工程等において回路面を保護する保護シート(接着シート)Sが貼付されている。また、図1中右側に位置するウェハWの外縁WCの所定領域には、後述する剥離装置によって当該ウェハWから保護シートSを剥離するための剥離切掛け部としてのウェハ押折部WDが形成されている。このウェハ押折部WDは、図示しない研削装置を用いて当該ウェハ押折部WD以外の部分を薄く研削することで、図2にも示すように、裏面WBから突出するとともに、ウェハWの外縁WCとで平面略D字形に形成されている。そして、ウェハ押折部WDにおいて外縁WCの最も突出した部分の幅寸法Lは、回路が形成されることのない余剰領域の幅約3mmを考慮して2.5mmに設定されている。また、ウェハ押折部WDの表面WE(保護シートSと反対側の面)には、背面(接着層の反対面)に剥離剤層が積層された非接着手段としての接着テープTが貼付されている。
シート貼付装置1は、リングフレームRFの開口部ROの内側にて保護シートSの側からウェハWを載置して固定する載置手段としてのテーブル2と、マウント用シートMSをリングフレームRFの上面RAおよびウェハWの裏面WBに沿って繰り出す繰出手段としての繰出ユニット3と、繰り出されたマウント用シートMSをリングフレームRFおよびウェハWに押圧して貼付する押圧手段(押折手段6をも兼ねる)としての押圧ローラ4と、テーブル2と繰出ユニット3および押圧ローラ4とを図1中左右方向に相対移動させる移動手段としての単軸ロボット5とを備えて構成されている。
テーブル2は、図示しない複数の吸引口によって保護シートS側からウェハWを吸着保持する保持面21と、この保持面21の外側にて1段下がって図示しない複数の吸引口によってリングフレームRFを吸着保持する段付き部22と、ウェハ押折部WDに対応した位置に設けられて上方に開口する凹部23とを有して構成されている。保持面21と段付き部22との段差は、ウェハ押折部WD以外の部分のウェハWおよび保護シートSとリングフレームRFとの厚さ寸法の差分に設定され、テーブル2で支持されたウェハWの裏面WBとリングフレームRFの上面RAとが同一平面内に位置するように構成されている。また、凹部23は、折り曲げられたウェハ押折部WDを受け入れ可能になっており、受け入れたウェハ押折部WDにマウント用シートMSが貼付されないように退避させるように構成されている。
繰出ユニット3は、図示しないフレームに支持され、このフレームには、剥離シートRLに貼付されたマウント用シートMSをロール状に巻回して支持する支持ローラ31と、剥離シートRLおよびマウント用シートMSを案内する2個のガイドローラ32と、図1中左下方に傾斜して剥離シートRLからマウント用シートMSを剥離するピールプレート33と、モータ36によって駆動する駆動ローラ34と、駆動ローラ34との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ35と、図示しない駆動手段によって剥離シートRLを回収する回収ローラ37とが設けられている。
単軸ロボット5は、テーブル2の下方において図1の左右方向に延びて設けられ、テーブル2の下面に固定されたスライダ51をスライド駆動することで、テーブル2を図1中左右方向に移動可能に構成されている。そして、テーブル2を図1中左方向に移動させつつ、繰出ユニット3から繰り出したマウント用シートMSを図示しない駆動手段によって昇降可能な押圧ローラ4で押圧することで、このマウント用シートMSがリングフレームRFの上面RAおよびウェハWの裏面WBに貼付されるようになっている。
以上のシート貼付装置1において、ウェハWおよびリングフレームRFにマウント用シートMSを貼付してウェハWとリングフレームRFとを一体化する手順としては、先ず、図1に示すように、テーブル2の段付き部22にリングフレームRFを載置して吸着保持する。次に、保護シートSが貼付されるとともにウェハ押折部WDが形成されたウェハWを保護シートSが下になるように、リングフレームRFの開口部RO内の所定位置におけるテーブル2の保持面21上に載置して吸着保持する。この際、ウェハWは、図1に示すように、ウェハ押折部WDの立ち上がり面WD1が凹部23を構成する1面23Aと同一平面内に位置するように載置される。
次に、図3に示すように、シート貼付装置1は、単軸ロボット5によってテーブル2を図の左方向に移動させるとともに、マウント用シートMSの端部がリングフレームRFの上面RAに位置した状態において、押圧ローラ4を下降させ、マウント用シートMSをリングフレームRFに押圧し、単軸ロボット5によるテーブル2の移動を続行することで、マウント用シートMSをリングフレームRFの上面RAおよびウェハWの裏面WBに押圧して貼付する。
以上のように単軸ロボット5でテーブル2を移動させつつ押圧ローラ4でマウント用シートMSを押圧し、ウェハ押折部WD位置までマウント用シートMSをウェハWの裏面WBに貼付すると、図4に示すように、押圧ローラ4がマウント用シートMSを介してウェハ押折部WDを押圧して折り曲げる。すなわち、押折手段6によって折り曲げられたウェハ押折部WDは、凹部23内部に受容されることで、このウェハ押折部WDにマウント用シートMSが貼付されないようになっている。
以上のようにしてマウント用シートMSの貼付が完了したら、押圧ローラ4を上昇させる。これにより、ウェハWとリングフレームRFとがマウント用シートMSによって一体化される。そして、段付き部22と保持面21とによる吸着を解除することで、ウェハWおよびリングフレームRFがテーブル2から離脱可能となる。そして図示しない搬送手段によってリングフレームRFと一体化されたウェハWが次工程、例えば、図5に示すシート剥離装置7に搬送されることとなるが、この搬送の際、ウェハ押折部WDには接着テープTが貼付されているため、マウント用シートMSと接着しないようになっている。
次に、図5に示すシート剥離装置7では、ウェハWの表面WAから保護シートSを剥離する剥離工程が実施される。
シート剥離装置7は、リングフレームRFと一体化されたウェハWを保持する保持テーブル71と、この保持テーブル71の下方に設けられる単軸ロボット72と、保持テーブル71の上方かつ図5の紙面奥側に設けられた単軸ロボット73と、保持手段74とを備えて構成されている。
保持テーブル71は、図示しない吸引口が設けられ、マウント用シートMS側からウェハWおよびリングフレームRFを吸着保持可能に構成されている。単軸ロボット72は、そのスライダ76が保持テーブル71の下面に固定され、このスライダ76を介して保持テーブル71を図5の左右方向にスライド移動させるように構成されている。また、保持手段74は、単軸ロボット73のスライダ77に上下移動可能に支持されるチャックシリンダ741と、このチャックシリンダ741に開閉可能に支持される一対のチャック部材742とを有して構成されている。この保持手段74は、一対のチャック部材742によって保護シートSおよびウェハ押折部WDを挟持して保持するとともに、単軸ロボット73によって図5の左右方向にスライド移動可能に構成されている。
以上のシート剥離装置7では、図5に示す状態からチャックシリンダ741を下方に移動し、一対のチャック部材742でウェハ押折部WDおよび保護シートSを挟持する。この際、前述したように接着テープTの剥離剤層によってウェハ押折部WDは、マウント用シートMSに接着することなく、ウェハ押折部WDがその厚みによってマウント用シートMSから立ち上がっているため、一対のチャック部材742でウェハ押折部WDを挟持して、容易にマウント用シートMSから剥離できるようになっている。次に、図6に示すように、単軸ロボット72で保持テーブル71を図6の左方向にスライドさせるとともに、単軸ロボット73で保持手段74を図6の右方向にスライドさせることで、保護シートSをウェハWに対して相対移動させ、当該ウェハWの表面WAから保護シートSを剥離することができるようになっている。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、シート貼付装置1でマウント用シートMSをウェハWの裏面WBに貼付する際に、ウェハ押折部WDを折り曲げて凹部23内に退避させることで、このウェハ押折部WDにマウント用シートMSが貼付されず、シート剥離装置7で保護シートSを剥離する剥離開始時に、ウェハ押折部WDを保持手段74で保持して引っ張るだけで、確実に保護シートSを剥離することができる。従って、保護シートSの剥離開始時において、保護シートSの端部から離れた位置を引っ張ってしまったり、マウント用シートMSを引っ張ってしまったりすることなく、ウェハWの破損を防止しつつ円滑に保護シートSを剥離することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、ウェハ押折部WD以外の部分を薄く研削してウェハWの裏面WBから突出したウェハ押折部WDを剥離切掛け部としたが、ウェハWに形成する剥離切掛け部としては、研削によって形成するものに限られない。例えば、ウェハWの裏面WB全面を研削した後に、剥離切掛け部とする部分に裏面WBから突出する突出部を固定し、この突出部を剥離切掛け部として機能させるようにしてもよい。さらに、剥離切掛け部の形態は、前記実施形態のように平面略D字形に限定されず、任意の形態とすることができる。
また、半導体ウェハは、シリコンウェハや化合物ウェハ等が例示でき、このウェハに貼付された接着シートとしては、保護シートSに限らず、任意のシートやフィルム、テープ等、任意の用途、形状の接着シート等が適用できる。
また、前記実施形態では、テーブル2に形成した凹部23でウェハ押折部WDを受け入れるように構成したが、これに限らず、ウェハWの剥離切掛け部以外の部分を支持する面が突出して形成され、この支持面よりも後退した位置に剥離切掛け部を退避させるような構成であってもよい。
さらに、前記実施形態では、押折手段6が押圧ローラ4で構成されたが、本発明の押折手段としては、押圧ローラ(押圧手段)4に限らず、押圧手段とは別の押圧部材によってウェハ押折部(剥離切掛け部)WDを押圧して折り曲げるようにしてもよい。なお、押折手段6としても機能する押圧手段としては、押圧ローラ4以外に、ブレード材等で構成することもでき、押折手段6の機能を有さない押圧手段としては、押圧ローラ(プレスローラ)4に替えて、ブレード材、エア噴き付け、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用することができる。
また、前記実施形態では、ウェハ押折部WDに接着テープ(非接着手段)Tを貼付する例を示したが、非接着手段としては、接着テープTに限らず、各種の剥離剤を剥離切掛け部に塗布して構成されてもよく、また非接着手段は本発明の必須要件ではないため、省略されてもよい。
さらに、接着テープTは、ウェハ押折部WDの立ち上がり面WD1にも貼付されるように構成されてもよい。これにより、ウェハ押折部WDがマウント用シートMSに接着することを確実に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の部分断面図。 図1のシート貼付装置の対象物である半導体ウェハの斜視図。 図1のシート貼付装置の動作説明図。 図1のシート貼付装置の図3に続く動作説明図。 図1のシート貼付装置の後工程で用いるシート剥離装置の部分断面図。 図5のシート剥離装置の動作説明図。
1 シート貼付装置
2 テーブル(載置手段)
3 繰出ユニット(繰出手段)
4 押圧ローラ(押圧手段)
6 押折手段
23 凹部
MS マウント用シート
RF リングフレーム
RO 開口部
S 保護シート(接着シート)
T 接着テープ(非接着手段)
W ウェハ(半導体ウェハ)
WA 表面(一方の面)
WB 裏面(他方の面)
WC 外縁
WD ウェハ押折部(剥離切掛け部)

Claims (5)

  1. 一方の面に接着シートが貼付された半導体ウェハの他方の面と、この半導体ウェハを囲む開口部を有するリングフレームとにマウント用シートを貼付して一体化するシート貼付装置であって、
    前記半導体ウェハの外縁の所定領域には、前記他方の面側に突出した剥離切掛け部が形成されており、
    前記リングフレームの開口部の内側にて前記接着シートの側から前記半導体ウェハを載置して固定する載置手段と、
    前記マウント用シートを前記リングフレームの面および半導体ウェハの他方の面に沿って繰り出す繰出手段と、
    前記マウント用シートを前記リングフレームおよび半導体ウェハに押圧して貼付する押圧手段と、
    前記マウント用シートを介して前記剥離切掛け部を押圧して折り曲げる押折手段とを備えることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記押圧手段によって前記押折手段の少なくとも一部が構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  3. 前記剥離切掛け部には、前記マウント用シートが貼付されないように非接着手段が設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート貼付装置。
  4. 前記載置手段には、前記半導体ウェハの剥離切掛け部に対応して前記折り曲げられた剥離切掛け部を受け入れ可能な凹部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシート貼付装置。
  5. 一方の面に接着シートが貼付された半導体ウェハの他方の面と、この半導体ウェハを囲む開口部を有するリングフレームとにマウント用シートを貼付して一体化するシート貼付方法であって、
    前記半導体ウェハの外縁の所定領域には、前記他方の面側に突出した剥離切掛け部が形成されており、
    前記リングフレームの開口部の内側にて前記接着シートの側から前記半導体ウェハを載置して固定し、
    前記マウント用シートを前記リングフレームの面および半導体ウェハの他方の面に沿って繰り出し、
    前記繰り出したマウント用シートを押圧して前記リングフレームおよび半導体ウェハに貼付するとともに、当該マウント用シートを介して前記剥離切掛け部を押圧して折り曲げることを特徴とするシート貼付方法。
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