JP5103322B2 - シート剥離装置および剥離方法 - Google Patents
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Description
さらに、本発明のシート剥離方法は、前記把持工程に続いて、前記剥離用テープを前記接着シートから切り離す切離し工程を備えることが好ましい。
図1は、本発明の実施形態に係るシート剥離装置1を示す側面図であり、図2は、シート剥離装置1を示す斜視図である。
図1および図2において、シート剥離装置1は、被着体としてのウェハWの表面に貼付された接着シートSを剥離用テープであるテープTを用いて剥離する装置であって、ウェハWを保持する保持手段であるテーブル10と、テープTを繰出す繰出手段である繰出ユニット20と、繰出されたテープTを接着シートSに貼付する貼付手段である貼付ユニット30と、ウェハWとテープTとを相対移動させる移動手段40と、この移動手段40の移動によって剥離した接着シートSの端部を把持する把持手段である把持ユニット50とを備えて構成されている。なお、ウェハWはダイシングテープDを介してリングフレーム12と一体化されている。
ウェハWから接着シートSを剥離する手順としては、先ず、図1に示すように、ウェハWがテーブル10の所定位置に保持された状態において、シート剥離装置1の各部を初期位置に移動させる。そして、図3に示すように、貼付ユニット30は、直動モータ31を作動させて押圧ローラ33をテーブル10に向かって移動させる。この際、モータM2は、停止状態とされてテープTの移動を規制するとともに、モータM1が繰り出しローラ24に適宜なトルクを付加してテープTを支持ローラ22から繰り出すことで、押圧ローラ33位置にテープTの未使用部分を供給する。このようにして押圧ローラ33によりテープTを接着シートSの端縁部分に押圧して貼付する(貼付工程)。
すなわち、テープTによって1次剥離した接着シートSの端部を把持ユニット50で把持し、テープTから接着シートSを引き離してから把持ユニット50とウェハWとを相対移動させて2次剥離を行うことで、テープTを接着シートSの全長に渡って貼付する必要がなくなる。従って、テープTの消費量を低減することができ、接着シートSの剥離に要するランニングコストを抑制することができる。
また、前記実施形態では、剥離用テープとして感圧接着性の接着テープであるテープTを用いたが、これに限らず、各種の接着テープが利用可能である。なお、感熱接着性の接着テープをテープTとして採用した場合、押圧ローラ33にヒータ等の加熱手段を内蔵するように構成すればよい。また、剥離対象の接着シートとして接着シートSを示したが、これに限らず、適宜なシート、フィルム、テープ等であってもよい。
また、前記実施形態のシート剥離装置1において、本願発明の要部ではない部分に関しては、それらの説明を省略または簡略したが、省略した構成や動作としては、前記特許文献1に開示されたものが利用可能である。ただし、必ずしも特許文献1に開示された形態に限定されるものではなく、各部の機能に応じて適宜な改変を加えたものを用いてもよい。
また、前記実施形態では、1次剥離工程において、単軸ロボット41でテーブル10およびウェハWを移動させ、この移動によりウェハWとテープTとを相対移動させたが、これに限らず、ウェハWおよびテープTの両方を互いに逆方向に移動させるように移動手段を構成してもよいし、テーブル10およびウェハWを移動不能にした状態でテープTを移動させるように移動手段を構成してもよい。
さらに、前記実施形態では、2次剥離工程において、単軸ロボット41,51でウェハWと把持ユニット50との両方を移動させたが、これに限らず、ウェハWと把持ユニット50とのいずれか一方のみを移動させるように移動手段を構成してもよい。
10 テーブル(保持手段)
20 繰出ユニット(繰出手段)
30 貼付ユニット(貼付手段)
31 直動モータ(切離し手段)
40 移動手段
50 把持ユニット(把持手段)
53 モータ(引離し手段)
S 接着シート
T テープ(剥離用テープ)
W ウェハ(被着体)
Claims (2)
- 表面に接着シートが貼付された被着体から剥離用テープを用いて前記接着シートを剥離するシート剥離装置であって、
前記被着体を保持する保持手段と、
前記剥離用テープを繰出す繰出手段と、
前記繰出された剥離用テープを前記接着シートに押圧して貼付する貼付手段と、
前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させる移動手段と、
前記移動手段による前記被着体と前記剥離用テープとの相対移動により前記被着体から剥離した前記接着シートの端部を把持する把持手段とを備え、
前記把持手段には、前記把持した接着シートの端部を前記剥離用テープから引き離す引離し手段が設けられ、
前記移動手段により前記被着体と前記把持手段とを相対移動させることで前記被着体から前記接着シートを剥離することを特徴とするシート剥離装置。 - 表面に接着シートが貼付された被着体から剥離用テープを用いて前記接着シートを剥離するシート剥離方法であって、
前記被着体を保持する工程と、
前記剥離用テープを繰出す工程と、
前記繰出された剥離用テープを前記接着シートに押圧して貼付する貼付工程と、
前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させて前記接着シートの端部を剥離する1次剥離工程と、
前記1次剥離工程に続いて、前記剥離した接着シートの端部を把持手段で把持する把持工程と、
前記把持手段に設けられた引離し手段で把持された接着シートの端部を前記剥離用テープから離れる方向に移動させて当該接着シートの端部を前記剥離用テープから引き離す引離し工程と、
前記被着体と前記把持された接着シートの端部とを相対移動させて前記接着シートを剥離する2次剥離工程とを備えることを特徴とするシート剥離方法。
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JP2008206123A JP5103322B2 (ja) | 2008-08-08 | 2008-08-08 | シート剥離装置および剥離方法 |
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