JP2008004712A - 保護テープの剥離方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウエハ表面から保護テープを剥離する際に、非粘着性部材を使用することなくダイシングテープと剥離テープが接着しないようにすると共に、剥離開始端を正確に形成して剥離ミスをなくし、ウエハに曲げ応力が伝わらないよう保護テープを剥離することができる保護テープの剥離方法を提供する。
【解決手段】剥離テープ37より幅が短い貼付ローラ27を利用して剥離テープ37の両側部をウエハ3と離反する方向に傾斜させ、貼付ローラ27より剥離開始端側の剥離テープ37をウエハ3と離反する方向に傾斜させた状態でウエハ3外周端部付近に剥離テープ37を貼り付ける工程と、剥離テープ37の粘着面を剥離ローラ41に巻き付けて、剥離テープ37の張力及び移動量の制御により剥離ローラ41とウエハ3の間で剥離テープ37の略180°の剥離角度を維持しながら剥離テープ37と共に保護テープ5を剥離してゆく工程とを有する。
【選択図】図7
【解決手段】剥離テープ37より幅が短い貼付ローラ27を利用して剥離テープ37の両側部をウエハ3と離反する方向に傾斜させ、貼付ローラ27より剥離開始端側の剥離テープ37をウエハ3と離反する方向に傾斜させた状態でウエハ3外周端部付近に剥離テープ37を貼り付ける工程と、剥離テープ37の粘着面を剥離ローラ41に巻き付けて、剥離テープ37の張力及び移動量の制御により剥離ローラ41とウエハ3の間で剥離テープ37の略180°の剥離角度を維持しながら剥離テープ37と共に保護テープ5を剥離してゆく工程とを有する。
【選択図】図7
Description
この発明は、ダイシングフレームにマウントされたウエハの表面に貼り付けられた保護テープを剥離する方法及び装置に関し、さらに詳しくは、剥離の際のウエハの破損等を防ぐことができる保護テープの剥離方法及び装置に関するものである。
半導体製造工程としてパターンが形成されたウエハのパターン形成面に保護テープを貼り付けた状態で裏面研削を行ってウエハを薄型化し、その後、ダイシングフレームにダイシングテープを介してマウントした後、ダイシング工程によりチップ化することが行われている。
従来、裏面研削を行った後、ウエハをダイシングフレームにマウントする前に保護テープを剥がしていたが、最近はウエハの更なる薄厚化により、先に保護テープを剥がしてウエハをハンドリングするとウエハの強度不足により割れてしまうので、薄いウエハでは保護テープの付いた状態でダイシングフレーム上にダイシングテープを介してマウントし、ダイシング工程前にダイシングフレームにマウントされた状態のウエハから保護テープを剥離することが行われている。
このダイシングフレームにマウントされたウエハから保護テープを剥離する方法は、通常、保護テープ上に剥離テープを貼り付けて保護テープと剥離テープを一体に巻き取ることによって行われているが、剥離テープをウエハ上の保護テープに貼り付ける際には、ウエハ外周部分のダイシングテープの粘着面と剥離テープの粘着面が接することによりダイシングテープと剥離テープが貼り付き、この状態で剥離動作を続けると接着したダイシングテープと共にウエハが持ち上がって破損することがあった。
そこで、ダイシングフレームとウエハ外周部分の間に位置するダイシングテープの粘着面が剥離テープに接しないように、ダイシングテープ上に非粘着性の板状部材を貼り付けたり、非粘着性の板バネを退避位置からダイシングテープの近傍上方位置に変位させたりすることが行われている(例えば特許文献1)。
また、剥離テープがダイシングテープの粘着面と接しないようにウエハ外形に沿った形状の非粘着性マスク部材でダイシングテープの粘着面を覆うと共に、剥離テープで保護テープを剥離する際にウエハの吸着が負けてウエハが持ち上がるのを防止すべく、マスク部材の先端縁部でウエハ外周部分のダイシングテープを押さえるようにすることも行われている(例えば特許文献2)。
また、剥離テープで保護テープの表面に剥離ヘッド内の第1ロール(剥離ローラに相当)で剥離テープを貼り付け、第2のロールで初期剥離角度を形成し、続いて初期剥離角度で初期剥離した後、剥離ヘッドを上昇させることで第1のロール、第2のロールを一体にウエハ表面から上昇させ、上昇位置で第1のロールで次期剥離角度を保ったまま剥離テープを巻き取ってウエハ表面の保護テープを剥離する方法が開示されている(例えば特許文献3)。
特許第3737118号公報
特開2001−319906号公報
特開2006−41160号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至3での保護テープの剥離方法によっても、以下に挙げる問題点が生じていた。
まず、特許文献1のように、ダイシングテープ上に非粘着性板状部材を貼り付けたり、非粘着性板バネを退避位置からダイシングテープの近傍上方位置に変位する方法によれば、最近のウエハ自体の薄厚化(100μm以下)により、非粘着性の板状部材や板バネの厚みがウエハより厚くなっていると、貼付ローラで剥離テープを貼り付ける際に板状部材や板バネの段差に貼付ローラが乗り上げ、ウエハの外周端部分の保護テープに剥離テープを粘着させることができないため、剥離時にウエハ外周端部に無理な力がかかりウエハがチッピングする問題がある。
また、剥離テープ及び貼付ローラの幅が板状部材や板バネより大きいと、これらが板状部材や板バネからはみ出した部分がダイシングテープと接着したり(特許文献1の図2、6参照)、板状部材や板バネ部材がウエハ外周の形状に沿っておらず矩形状であるために剥離テープの幅方向に長くした場合にウエハの円弧に沿わず、板状部材や板バネで覆われない隙間が生じてこの部分で剥離テープやダイシングテープと接着してしまったりして、ウエハ外周部分でウエハが剥離テープに持ち上げられて破損を起こす問題があった。
これらウエハ外周部分で剥離テープ等がダイシングテープの露出面と接触するという問題は、ウエハの薄厚化に伴う板状部材や板バネの厚みの薄厚化により、板状部材や板バネとダイシングテープとの段差が少なくなることでより顕著となり、特に板バネを薄くした場合は板バネの反発力がなくなって板バネが変形することで板バネからはみ出した貼付ローラや剥離テープがダイシングテープに貼り付きやすくなる。
また、別途非粘着性板状部材と板状部材の貼り付け装置や板バネと板バネの変位装置が必要となり、板状部材の場合はダイシングテープに貼り付いているままでは次工程のダイシング工程の妨げとなるため板状部材を除去する必要があり、板バネの場合は非粘着処理が繰り返しの剥離により脱落したり板バネの変形により定期的な交換が必要になったりする等、部材・装置や工程の増加によってコストが高くなるという問題があった。
また、ウエハのマウント位置の精度によっては板状部材や板バネがウエハと干渉し、板状部材の貼り付け時や板バネの変位時にウエハと干渉しウエハを破損する場合があった。
さらに、引用文献1の方法は、剥離テープを巻き取りながら保護テープを剥離する際の剥離テープの巻き取り角度が鈍角であるため、ウエハ外周端部分でウエハの表面に対して垂直方向に力が働き、ウエハが剥離テープに持ち上げられてチッピング等の破損を起こす問題があった。
次に、特許文献2の方法によると、マスク部材でウエハ外周部のダイシングテープ面を押さえるため、ウエハのマウント位置がずれた場合、マスク部材でウエハを挟み、ウエハを破損する場合があった。
また、マスク部材を用意したりマスク部材の回動機構を設ける必要があり、ウエハサイズの変更に伴いマスクを交換する必要があったり、マスク面の非粘着処理が剥離テープの粘着力で徐々に剥がれて非粘着性が弱まった場合、マスク部材に剥離テープが貼り付いてテープ巻き取り不良が発生したり、マスク部材が持ち上がる際にウエハ外周端部が持ち上がりウエハが破損する場合があるために、定期的にマスク部材を交換する必要があるなどコストが高くなる問題があった。
また、マスク部材の形状がウエハ外周に沿った円形状で厚みがあるために貼付ローラがマスク部材の両端部に乗り上げ、ウエハ外周端まで剥離テープを貼り付けることができない問題があり、上記のマスク部材への貼付ローラの乗り上げにより、剥離開始端が密着しない状態で熱圧着するため、精度良く剥離端を形成することが困難であり、剥離初期にウエハがチッピングする場合があった。
さらに、マスク部材でウエハ外周外側のダイシングテープを押さえるために、ダイシングテープに型残りが発生し、ダイシング工程後のチップをピックアップする際のダイシングテープ突き上げにより、ダイシングテープがその部分から破れる場合があった。
次に、特許文献3の方法によれば、特許文献3の図5(A)のように、剥離開始端に第1ローラを下降させる場合、剥離テープがダイシングフレームとウエハの間のダイシングテープの粘着面に貼り付いてしまい、ウエハに曲げ応力が働いてウエハが割れる問題があり、上記の問題を回避するために、剥離テープ貼り付け位置をウエハ内周よりに設定すると、剥離用テープの引き上げ時にウエハの剥離開始端部分が持ち上げられウエハがチッピングする場合があった。
また、最近の100μm以下に薄厚化されたウエハの場合、次期剥離角度α2(ウエハ表面に対して鈍角となる方向)で剥離を行なうと、ウエハ表面の垂直方向に力がかかり、ウエハが持ち上げられて破損する問題がある。
また、第2ローラを剥しヘッドの上昇と共に上昇させているため、薄厚化されたウエハから保護テープを剥離する際に、ウエハ表面に垂直方向の力があまりかからない初期剥離角度α1を保って剥離させることができない問題がある。
また、特許文献3の中図5(E)のように保護テープを剥離させている間に剥離ヘッドを上昇させると、保護テープにテンションが掛かった状態で保護テープが上方に引っ張られるため、ウエハのパターン面にダメージを及ぼしたり、薄厚化されたウエハの場合、ウエハ自体が破損するという問題がある。
また、第1ローラに剥離テープの貼り付け機能と保護テープの剥離機能の両方を持たせているために、剥離テープの幅に合わせて第1ローラの幅方向の長さも長くする必要があり、剥離開始端形成時にウエハ外周端からはみ出した剥離テープがダイシングテープの粘着面に接着するという問題がある。
さらに、剥しヘッドを上昇させて第1ローラにて剥離を行うので、ウエハ後端部分の保護テープを剥離する際、保護テープが上方に跳ね上がり、ウエハ後端部分がチッピングする場合があった。
そこで、この発明の課題は、上記のような特許文献1乃至3が有する問題点を解決し、ウエハ表面から保護テープを剥離する際に、非粘着性部材を使用することなくダイシングテープと剥離テープが接着しないようにすると共に、剥離開始端を正確に形成して剥離ミスをなくし、さらにウエハに曲げ応力が伝わらないよう保護テープを剥離することができる保護テープの剥離方法及び装置を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、表面に保護テープが貼り付けられたウエハを裏面側でダイシングテープを介してダイシングフレームにマウントした状態で、ウエハの表面に剥離テープの粘着面を貼付ローラで押圧して貼り付けてから剥離テープを引き剥がすことで剥離テープと共に保護テープをウエハから剥離する保護テープの剥離方法において、剥離テープより幅が短い貼付ローラを利用して剥離テープの両側部の貼付ローラが当接していない部分をウエハと離反する方向に傾斜させ、かつ貼付ローラより剥離開始端側の剥離テープをウエハと離反する方向に傾斜させた状態でウエハ外周端部付近に剥離テープを貼り付ける工程と、ウエハの外周端部の剥離テープをヒータで圧着・加熱する工程と、貼付ローラをウエハから退避すると共に、ウエハ外周端部より外側の剥離テープの粘着面を剥離ローラに巻き付けて、剥離ローラとウエハの外周端部との間で剥離テープを略180°の角度で折り返す工程と、剥離ローラをウエハ全長にわたって相対移動させつつ剥離テープの張力及び移動量の制御により剥離ローラとウエハの間で剥離テープの略180°の剥離角度を維持しながら剥離テープ及び剥離テープに接着された保護テープをウエハから剥離してゆく工程とからなる構成を採用したものである。
また、請求項2の発明は、表面に保護テープが貼り付けられたウエハを裏面側でダイシングテープを介してダイシングフレームにマウントした状態で保持する吸着テーブルと、吸着テーブル上への剥離テープの供給と回収を行う剥離テープ送り機構と、ウエハの表面に剥離テープの粘着面を押圧する貼付ローラと、ウエハ表面に貼り付いた剥離テープを保護テープと共に引き剥がす剥離機構とを有する保護テープの剥離装置において、剥離テープより幅が短く剥離テープの中央を押圧する貼付ローラと、貼付ローラより剥離開始端側の剥離テープをウエハと離反する方向に傾斜させる剥離テープ送り機構と、ウエハの外周端部に貼り付いた剥離テープを圧着・加熱するヒータと、貼り付け済みの剥離テープのウエハ外周端部より外側の粘着面を巻き付けて、ウエハの外周端部との間で剥離テープを略180°の角度で折り返し、前記吸着テーブルとウエハ全長にわたって相対移動可能な剥離ローラと、剥離テープの貼り付け時は、剥離テープの両側部の貼付ローラが当接していない部分をウエハと離反する方向に傾斜させ、剥離テープの剥離時は、剥離ローラとウエハの間で剥離テープの略180°の剥離角度を維持するように剥離テープの張力及び移動量を制御できる剥離テープ張力調整機構とを有する構成を採用したものである。
上記請求項1または2の発明で、剥離テープより幅が短い貼付ローラにて剥離テープの中央付近を押圧しつつ、剥離テープの張力を調整することで、剥離テープの両側部の貼付ローラが当接していない部分をウエハと離反する側に傾斜させることと、この貼付ローラより剥離開始端側の剥離テープを別途ローラ等で誘導してウエハと離反する方向に傾斜させることで、貼付ローラの側方及び前方の剥離テープは貼付ロール側へ反り返り、貼付ローラがウエハの円弧状の外周端部で剥離テープを押圧した際も、この外周端部の外側や両側部に存在するダイシングテープに剥離テープが接触することがなくなる。
なお、貼付ローラは幅が剥離テープより短いことに加え、その径も比較的小型とするのが好ましく、小径の貼付ローラであれば巻回された剥離テープの立ち上がりが急になり、剥離テープとウエハの外周端部の外側にあるダイシングテープとの接触を防ぐのにより好適となる。
また、剥離ローラにウエハの外周端部より外側の剥離テープの粘着面を巻き付けて、剥離ローラとウエハ外周端部との間で剥離テープを略180°の角度を形成するように折り返し、この状態を保って保護テープを剥離するので、保護テープの剥離方向がウエハ表面と平行となり、ウエハ表面に対して垂直方向の剥離力が加わることによるウエハのチッピング等の破損が防げる。
以上のように、請求項1又は2の発明によると、剥離テープより幅が短い貼付ローラを使用しているので、ウエハの外周端まで剥離テープを接着しても剥離テープがウエハの外側のダイシングテープと接触することがなく、ウエハ外周端部に剥離テープを正確かつ確実に接着することができ、その後に行う加熱ヒータでの熱圧着により剥離開始端を安定に形成できるので、剥離テープの貼付不良による剥離ミスを低減することができる。
また、ウエハの外周端部からからはみ出る剥離テープとダイシングテープが貼り付くことがないので、剥離テープ巻き上げ時のウエハの持ち上がりによるチッピング等の破損を防止することができる。
さらに、マスク部材等の剥離テープとダイシングテープの接着を防止する部材が必要なく、コスト低減を図ることができる。
また、剥離テープと保護テープの剥離時は、剥離テープの張力及び移動量の制御により、保護テープの剥離を絶えず略180°方向に鋭角的に保って行なうので、ウエハ表面に対して垂直方向へ働く力がなくなり、薄厚化したウエハであっても持ち上がりによる破損を防止できると共に、剥離開始時から剥離終了時まで剥離テープが弛んで落下することが無く、落下した剥離テープがダイシングテープと接着することによるウエハの持ち上がりによる破損も防止できる。
また、剥離テープの貼付ローラと剥離ローラを別々にして機能を分離させているので、貼付ローラを上昇させても剥離ローラにて剥し角度を180°方向に保って行なうことができると共に、剥離後端部分は貼付ローラをウエハ表面から退避させているので、剥離後端部分でダイシングテープと剥離テープが貼り付くことによる引き剥がし時の力がウエハに加わることによる破損が生じない。
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図10に基づいて説明する。
図1乃至図6は、この発明を適用したウエハ表面に貼り付けられた保護テープの剥離装置の一実施形態を示すものであり、ダイシングフレーム1にダイシングテープ2を介して貼り付けられたウエハ3のパターン4を有する上面に貼り付けられた保護テープ5をウエハ3から剥離する装置を例にして説明する。
機台6上に平行な2本のレール7、7が水平方向に設けられ、それぞれのレール7に摺動自在に嵌合された一対のスライダ8上には吸着テーブル9が固定されており、この吸着テーブル9は図示しない適宜な駆動手段にてレール7に沿った移動が自在となっている。
該吸着テーブル9上には、図示しないが多数の吸引孔が設けられており、前工程にて保護テープ5の貼付されたウエハ3がダイシングテープ2を介してダイシングフレーム1にマウントされた状態で適宜手段にて位置決めを行った後に載置され、吸引孔からの吸引作用によりダイシングフレーム1およびウエハ3をダイシングテープ2の側から吸着・固定するようになっている。
機台6に隣り合って2本の支柱10、10が立設され、この支柱10、10にはそれぞれ垂直方向に延びるレール11が設けられ、この各レール11に昇降動自在に嵌合された両スライダ12と一体となった昇降枠13が設けられており、支柱10、10の上端部を繋ぐ桟上に設けられた昇降シリンダ14のシリンダ軸は昇降枠13の後方に突設された固定枠15に接続されており、昇降枠13は昇降シリンダ14の作用により、図2中の実線で示す位置から二点鎖線で示す位置までレール11に沿った昇降動が自在となっている。
昇降枠13の背面下部付近には垂直方向に延びるレール16が設けられ、このレール16に昇降動自在に嵌合されたスライダ17と一体に昇降ユニット18が設けられ、この昇降ユニット18は前記昇降枠13の背面に設けられた昇降シリンダ19のシリンダ軸に接続されており、昇降枠13がレール11に沿った昇降動をする際にはそれに従って昇降動すると共に、昇降シリンダ19が作動した際は昇降枠13に対してレール16に沿った昇降動を行えるようになっている。
前記昇降枠13には剥離テープ供給リール20、ガイドローラ21、ピンチローラ22、ガイドローラ23、及び剥離テープ巻取リール24が軸支され、前記昇降ユニット18に接続固定されて昇降枠13の切欠部を通じて前方に突出している支持枠25(図4、図5参照)には、貼付ユニット固定枠26が設けられており、この貼付ユニット固定枠26には貼付ローラ27の貼付ローラ軸28が軸支されており、その右側の若干上方には、テンションローラA29とテンションローラB30がテンションアーム31の両端部に軸支され、テンションローラB30の軸は前記貼付ユニット固定枠26に軸支され、テンションアーム31は貼付ユニット固定枠26に対してテンションローラB30を中心に揺動自在となっている。
このテンションアーム31の揺動は、支持枠25に接続されたシリンダ固定枠32に設けられた軸33に一方端を回動自在に軸支されたテンションシリンダ34のシリンダ軸先端を、テンションアーム31と一体に接続されている連結杆35に軸支することで、テンションシリンダ34の伸縮作動によりテンションアーム31はテンションローラB30を中心に旋回する。
なお、張力の制御は、テンションシリンダ34でテンションアーム31に一定の付勢力を付与しておき、テンションローラA29の上昇位置、下降位置をセンサ等で検知しながら、剥離テープ37の巻き取りや吸着テーブル9の移動量を制御することで行える。
また、貼付ユニット固定枠26の上方には、前記昇降ユニット18に軸支され、昇降枠13の切欠部や窓孔を通じて昇降枠13の前面に突出した1対のガイドローラ36が設けられている。
剥離テープ供給リール20から供給される剥離テープ37は、ガイドローラ21、貼付ローラ27、テンションローラB30、テンションローラA29、ガイドローラ36、ピンチローラ22及びガイドローラ23に順次巻回され、昇降枠13の裏側にある巻取モータ38(図2参照)により駆動される剥離テープ巻取リール24に巻き取られて行くが、剥離テープ37の巻き取り量や巻き取り速度の制御は、巻取モータ38とそれと連動する剥離テープ37を挟んで回転するピンチローラ22が図示しない適宜駆動手段で駆動されることにより行い、剥離テープ供給リール20側ではモータ等適宜手段にて一定の張力で引っ張り抵抗を付勢しておく。
なお、ウエハ3から剥離され剥離テープ37と共に巻き取られていく剥離済み保護テープ5′は(図2参照)、剥離テープ37の両側部からはみ出た部分が反って曲がったりしているので、一対のガイドローラ36に隙間を取っておくことで、ここを通過する剥離済み保護テープ5′の曲がった両側部を広げ、他の部分に巻き込んだりしないようにしてある。
昇降枠13の下端部には水平方向に延びるレール39が設けられ、このレール39に摺動自在に嵌合されたスライダ40が剥離ローラ41の剥離ローラ軸42を軸支しており、この剥離ローラ41は、昇降枠13に固定されたシリンダ43の作用により、昇降枠13に対して左右に進退自在となっている。
この剥離ローラ41は、剥離テープ37の剥離作業の際、その粘着面に接するので、表面に離型処理を行うと共に、図4で示すように等間隔に突条を設けて剥離テープ37と線接触状態となるようにすることで、剥離テープ37が接着しないようにしてある。
前記支持枠25には、ヒータ昇降シリンダ44を介してヒータ45が設けられ、このヒータ45はウエハ3の外周縁の形状に合致する略円弧状をしており、ヒータ昇降シリンダ44の作用により上昇した待機位置から、下降してウエハ3の外周縁部まで下降するようになっている。
次に、ダイシングフレーム1にマウントされたウエハ3の表面の保護テープ5の剥離方法を、図7乃至図10の(a)〜(j)に示す工程図を中心にして説明する。
まず、先の工程にて位置決めされたウエハ3をマウント済みダイシングフレーム1が吸着テーブル9上に移し替えられ、吸着テーブル9はその上面にダイシングフレーム1を吸着したまま、図7(a)に示した昇降枠13の前方の所定位置まで移動した後、昇降枠13が二点鎖線で示す位置から実線で示す下降位置まで下降し、同時に剥離テープ37も昇降枠13と一体に下降し、貼付ローラ27に押圧され最下端にある剥離テープ37はウエハ3の右側外周部付近に当接する。
次に、図7(b)のように、吸着テーブル9が二点鎖線の位置から実線位置へと左方向に若干移動することにより、貼付ローラ27が吸着テーブル9に対して相対的に右に移動しながらウエハ3の最外周端部まで剥離テープ37の粘着面を保護テープ5表面に押圧してゆくことになり、このとき、剥離テープ37の貼り付きによる剥離テープ37に加わる張力は、テンションアーム31の揺動によりテンションローラA29が若干上方に移動することにより吸収される。
この際、テンションアーム31の先端のテンションローラA29が剥離テープ37を押圧してテンションを調整しているので、剥離テープ37は図3で示すように、貼付ローラ27で押圧されていない両側部が上方に引っ張られて浮き上がり、また、テンションローラB30が貼付ローラ27より剥離テープ37の送り方向で若干上の位置にあるので、貼付ローラ27の位置から上方向に傾斜し、剥離テープ37の下面粘着面がダイシングフレーム1のダイシングテープ2に接触して貼り付くといったことが防がれる。
次に、図7(c)のように、吸着テーブル9が図中二点鎖線の位置から実線位置で示す貼付ローラ27の貼付初期位置まで右方向へ戻り、生じた剥離テープ37の弛みは、テンションアーム31の旋回によりテンションローラA29が図中二点鎖線の位置から実線位置まで移動することで剥離テープ37を押し出して吸収する。
次に図8(d)のように、ヒータ45が下降してウエハ3の外周端部に当接し、ヒータ45の加熱作用により剥離テープ37の粘着面を溶融又は粘着剤を柔軟化させて、保護テープ5の端部との接着を確実にする。
ヒータ45を上昇させて定位置に戻すと共に、図8(e)に示すように、剥離テープ巻取リール24の巻き取り動作及びピンチローラ22の回転により、剥離テープ37を回収側に巻き上げながらテンションアーム31を図示二点鎖線の位置から実線で示す位置まで起立させて、後述の剥離ローラ41の進入の際にテンションローラA29と干渉するのを防いでおく。
テンションアーム31を起立させた後、図8(f)のように、シリンダ43を作用させて剥離ローラ41を図示二点鎖線の位置から実線で示す位置まで移動させてウエハ3側に接近させる。
その後、図9(g)で示すように、吸着テーブル9を右側に移動させていくことで、貼付ローラ27が剥離テープ37をウエハ3の内側に向かって貼り付けていくと共に、剥離テープ37の回収側では剥離テープ37がテンションローラB30から離れ、剥離ローラ41にその粘着面が当接することになり、図示のように剥離ローラ41がウエハ3の外周端部の上に達した時点で、ウエハ3の最外周端から外側へ出ている剥離テープ37は、剥離ローラ41に押されてウエハ3と剥離ローラ41との隙間で180°折り曲げられた状態となる。
次に、図9(h)のように、昇降枠13はそのままに昇降ユニット18を上昇させることで、この昇降ユニット18に取り付けられている貼付ローラ27、テンションローラA29、テンションローラB30、テンションアーム31、一対のガイドローラ36、及びヒータ45が図中二点鎖線の位置から実線で示す位置まで上昇する。
その後、図10(i)で示すように、吸着テーブル9を右方向に移動させながら、テンションシリンダ34の制御によりテンションアーム31の揺動角度や剥離テープ37に加える張力を適宜調整しつつ、ピンチローラ22の回転制御により剥離テープ37を適宜制御された速度で回収方向に移動させてゆくことで、剥離ローラ41は剥離テープ37の回収に沿って図示右回転しながら剥離テープ37と共に保護テープ5を巻き上げると共に、ウエハ3と剥離ローラ41との隙間で、略180°の剥離角度を維持するようにする。
この際、保護テープ5の剥離方向は、略180°の角度で折り返しているので、ウエハ3の表面と平行な方向に力が加わることになり、ウエハ3の表面に垂直方向の上向きの力が殆ど加わることがなく、ウエハ3の浮き上がりによるチッピング等の破損が生じない。
さらに、図10(j)で示すように、吸着テーブル9を移動させてゆくと、ウエハ3の左側では貼付ローラ27は剥離テープ37を押圧しておらず、また、適宜の引っ張り力が剥離テープ供給リール20で付与されているので、剥離テープ37はウエハ3から外れ、剥離ローラ41は保護テープ5のみを180°の折り返し角度を保ってウエハ3の表面から剥離してゆく。
ウエハ3の左側の剥離最終端においては、前述の昇降ユニット18が上昇位置にあるので、剥離ローラ26等がウエハ3の表面より上の位置になっており、剥離テープ37は保護テープ5の剥離最終端においてもダイシングテープ2に接触して貼り付いたりしない。
また、剥離ローラ41で保護テープ5を180°の折り返し角度を保って剥離するので、ウエハ3の剥離最終端においてもウエハ3の表面に垂直方向の上向きの力が加わることがなく、ウエハ3の浮き上がりによるチッピング等の破損が生じない。
保護テープ5の剥離工程を終了したウエハ3のマウント済みダイシングフレーム1は、適宜手段にて吸着テーブル9から次工程のダイシング装置等に移送され、吸着テーブル9には表面に保護テープ5が貼り付いた状態でダイシングフレーム1にマウントされた別のウエハ3が渡され、図7(a)の位置に戻って、次の剥離作業を行うことになる。
この発明の実施形態は以上のようなものであるが、この発明は上記実施形態のものに限定されること無く、この発明の目的の範囲内で適宜変更して実施することができる。
なお、本実施形態においては貼付ローラ27の後端の剥離テープ37はガイドローラ21に直接導いたが、貼付ローラ27とガイドローラ21の間で、剥離テープ粘着面側に離型処理を行ったガイドローラ若しくはカイド板等を介在させれば、剥離テープ37に弛みが生じた場合でも剥離テープ37と保護テープ5の接着を防止できる。
また、図10(i)の状態で、貼付ローラ27と剥離テープ37の保護テープ5との接着部との間に離型処理したガイドローラ若しくはガイド板等を介在させるようにすれば、効果的に剥離テープ37の保護テープ5への二度付きを防止でき、剥離終端部分でダイシングテープ2へ剥離テープ37が接着するのを防止できる。
また、保護テープ5の剥離は剥離ローラ41をそのままの位置で、ウエハ3等を吸着して保持している吸着テーブル9を移動させることにより行っていたが、吸着テーブルと剥離ローラが相対的に移動すれば良く、剥離ローラ側のみ、又は、吸着テーブルと剥離ローラの両者を移動させて保護テープを剥離することもできる。
1 ダイシングフレーム
2 ダイシングテープ
3 ウエハ
4 パターン
5 保護テープ
5′ 剥離済み保護テープ
6 機台
7 レール
8 スライダ
9 吸着テーブル
10 支柱
11 レール
12 スライダ
13 昇降枠
14 昇降シリンダ
15 固定枠
16 レール
17 スライダ
18 昇降ユニット
19 昇降シリンダ
20 剥離テープ供給リール
21 ガイドローラ
22 ピンチローラ
23 ガイドローラ
24 剥離テープ巻取リール
25 支持枠
26 貼付ユニット固定枠
27 貼付ローラ
28 貼付ローラ軸
29 テンションローラA
30 テンションローラB
31 テンションアーム
32 シリンダ固定枠
33 軸
34 テンションシリンダ
35 連結杆
36 ガイドローラ
37 剥離テープ
38 巻取モータ
39 レール
40 スライダ
41 剥離ローラ
42 剥離ローラ軸
43 シリンダ
44 ヒータ昇降シリンダ
45 ヒータ
2 ダイシングテープ
3 ウエハ
4 パターン
5 保護テープ
5′ 剥離済み保護テープ
6 機台
7 レール
8 スライダ
9 吸着テーブル
10 支柱
11 レール
12 スライダ
13 昇降枠
14 昇降シリンダ
15 固定枠
16 レール
17 スライダ
18 昇降ユニット
19 昇降シリンダ
20 剥離テープ供給リール
21 ガイドローラ
22 ピンチローラ
23 ガイドローラ
24 剥離テープ巻取リール
25 支持枠
26 貼付ユニット固定枠
27 貼付ローラ
28 貼付ローラ軸
29 テンションローラA
30 テンションローラB
31 テンションアーム
32 シリンダ固定枠
33 軸
34 テンションシリンダ
35 連結杆
36 ガイドローラ
37 剥離テープ
38 巻取モータ
39 レール
40 スライダ
41 剥離ローラ
42 剥離ローラ軸
43 シリンダ
44 ヒータ昇降シリンダ
45 ヒータ
Claims (2)
- 表面に保護テープが貼り付けられたウエハを裏面側でダイシングテープを介してダイシングフレームにマウントした状態で、ウエハの表面に剥離テープの粘着面を貼付ローラで押圧して貼り付けてから剥離テープを引き剥がすことで剥離テープと共に保護テープをウエハから剥離する保護テープの剥離方法において、
剥離テープより幅が短い貼付ローラを利用して剥離テープの両側部の貼付ローラが当接していない部分をウエハと離反する方向に傾斜させ、かつ貼付ローラより剥離開始端側の剥離テープをウエハと離反する方向に傾斜させた状態でウエハ外周端部付近に剥離テープを貼り付ける工程と、
ウエハの外周端部の剥離テープをヒータで圧着・加熱する工程と、
貼付ローラをウエハから退避すると共に、ウエハ外周端部より外側の剥離テープの粘着面を剥離ローラに巻き付けて、剥離ローラとウエハの外周端部との間で剥離テープを略180°の角度で折り返す工程と、
剥離ローラをウエハ全長にわたって相対移動させつつ剥離テープの張力及び移動量の制御により剥離ローラとウエハの間で剥離テープの略180°の剥離角度を維持しながら剥離テープ及び剥離テープに接着された保護テープをウエハから剥離してゆく工程とからなることを特徴とする保護テープの剥離方法。 - 表面に保護テープが貼り付けられたウエハを裏面側でダイシングテープを介してダイシングフレームにマウントした状態で保持する吸着テーブルと、吸着テーブル上への剥離テープの供給と回収を行う剥離テープ送り機構と、ウエハの表面に剥離テープの粘着面を押圧する貼付ローラと、ウエハ表面に貼り付いた剥離テープを保護テープと共に引き剥がす剥離機構とを有する保護テープの剥離装置において、
剥離テープより幅が短く剥離テープの中央を押圧する貼付ローラと、
貼付ローラより剥離開始端側の剥離テープをウエハと離反する方向に傾斜させる剥離テープ送り機構と、
ウエハの外周端部に貼り付いた剥離テープを圧着・加熱するヒータと、
貼り付け済みの剥離テープのウエハ外周端部より外側の粘着面を巻き付けて、ウエハの外周端部との間で剥離テープを略180°の角度で折り返し、前記吸着テーブルとウエハ全長にわたって相対移動可能な剥離ローラと、
剥離テープの貼り付け時は、剥離テープの両側部の貼付ローラが当接していない部分をウエハと離反する方向に傾斜させ、剥離テープの剥離時は、剥離ローラとウエハの間で剥離テープの略180°の剥離角度を維持するように剥離テープの張力及び移動量を制御できる剥離テープ張力調整機構とを有することを特徴とする保護テープの剥離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006172005A JP2008004712A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | 保護テープの剥離方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006172005A JP2008004712A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | 保護テープの剥離方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008004712A true JP2008004712A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=39008864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006172005A Pending JP2008004712A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | 保護テープの剥離方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008004712A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-06-21 JP JP2006172005A patent/JP2008004712A/ja active Pending
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