JP4680004B2 - デエンファシス機能を有する出力バッファ回路 - Google Patents

デエンファシス機能を有する出力バッファ回路 Download PDF

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Description

本発明は、半導体回路に関し、特にデエンファシス機能を有する出力バッファ回路に関する。
出力信号の論理の変化時に強調(エンファシス)された振幅を、信号値が無変化時に該強調された振幅から小さくするデエンファシス機能を備えた出力バッファとして特許文献1、2等が参照される。特許文献1には、メインバッファと、遅延回路と、エンファシスドライバと、差動回路よりなる減算器を備えた構成が開示されている。特許文献2には、CMOSインバータによるエンファシス回路として、エンファシス機能の要否を制御信号に基づき切替制御するトライステート型バッファを備えた構成が開示されている。
図8は、従来のデエンファシス機能を備えた出力バッファ回路の構成を示す図である。なお、以下では、説明のため、特許文献1に記載された構成(差動回路)に、エンファシス機能を活性化する制御信号として、ENABLE信号を導入した場合の構成を例に説明する。また、特許文献1、2には、信号の論理が変化した直後の1ビット目の信号であるトランジションビットで振幅を強調するプリエンファシス機能とトランジションビットにつづくビットで論理が遷移しないとき、振幅を減少させるデエンファシス機能を備えた、出力バッファが開示されているが、以下では、トランジションビットでは電源電位VDDで規定される振幅を出力し、トランジションビットにつづくビットで論理が遷移しないとき、振幅を減少させるデエンファシス機能を備えた出力バッファについて説明する。
図8を参照すると、出力バッファ回路は、データ信号を差動入力する差動入力端子(INP/INN)と、差動入力端子(INP/INN)から入力された差動信号を入力するメインデータ用プリバッファ53と、メインデータ用プリバッファ53からの差動出力57を入力するメインデータ用メインバッファ51と、差動入力端子(INP/INN)に入力された差動信号を入力し遅延させて差動出力する遅延回路55と、遅延回路55からの出力56を差動入力するデエンファシス用プリバッファ54と、デエンファシス用プリバッファ54からの出力58を差動入力するデエンファシス用メインバッファ52を備えている。メインデータ用メインバッファ51の正転出力とデエンファシス用メインバッファ52の反転出力(○印)は正転出力端子OUTPに共通に接続され、メインデータ用メインバッファ51の反転出力とデエンファシス用メインバッファ52の正転出力は反転出力端子OUTNに共通に接続されている。デエンファシス用プリバッファ54とデエンファシス用メインバッファ52は、制御信号ENABLEを受け、制御信号ENABLEが活性状態のとき、活性化され、動作状態となり、制御信号ENABLEが非活性状態のとき、非活性状態とされる。
メインデータ用メインバッファ51とデエンファシス用メインバッファ52により、出力(OUTP/OUTN)する信号の論理の変化時の振幅を強調して出力する。
デエンファシス非設定時には、制御信号ENABLEにより、デエンファシス用メインバッファ52、デエンファシス用プリバッファ54を非活性状態にして、メインデータ用メインバッファ51単体で、伝送線路(OUTP、OUTNに接続される平衡型伝送線路)を駆動できる駆動能力を有する。
メインバッファ50から出力(OUTP/OUTN)する信号の論理が変化した直後の1ビット目の信号であるトランジションビットの振幅は、デエンファシスの設定と非設定で同じである。トランジションビット以降の信号であるノントランジションビットの振幅を減衰させることで、波形強調が行われる。例えばLOWからHIGHに遷移するトランジションビットで出力信号レベルVOHを電源電位VDDとした場合、つづくビットがHIGHの場合(ノントランジションビット)、この信号の振幅VOHをVDDよりも下げる。HIGHからLOWに遷移するトランジションビットで出力信号レベルVOLをGND電位とした場合、つづくビットがLOWの場合(ノントランジションビット)、この信号の振幅VOLをGNDよりも上げる。
図9は、図8のメインデータ用メインバッファ51とデエンファシス用メインバッファ52の構成例を示す図である。図9において、図8のバッファ51が回路60に対応し、図8のバッファ52が回路61に対応する。
図9を参照すると、ソースが共通接続され定電流源I3(電流値は可変に制御される)に接続され、ゲートに、図8のメインデータ57の正転信号(Main data positive)と反転信号(Main data negative)をそれぞれ入力するNチャネルMOSトランジスタ62、63と、ソースが共通接続され定電流源I4(電流値は可変に制御される)に接続され、ゲートに、図8のエンファシスデータ58の正転信号(Emphasis data positive)と反転信号(Emphasis data negative)を入力するNチャネルMOSトランジスタ64、65とを備え、トランジスタ62のドレインとトランジスタ65のドレインは共通接続されて反転端子OUTNに接続されるとともに、抵抗R1を介して電源VDDに接続され、トランジスタ63のドレインとトランジスタ64のドレインは共通接続されて正転端子OUTPに接続されるとともに、抵抗R2を介して電源VDDに接続される。NチャネルMOSトランジスタ64、65の共通ソースとグランド間には、定電流源I4とスイッチSWが直列形態に接続されており、エンファシス非設定時、制御信号ENABLEが非活性状態でスイッチSWはオフする。以下、エンファシス設定時(制御信号ENABLEが活性状態でスイッチSWがオン)の動作を説明する。なお、以下では、HIGHレベルを論理1、LOWレベルを論理0とする。
メインデータ57の正転信号と反転信号が1、0で、エンファシスデータ58の正転信号、反転信号が0、1のとき(メインデータ57の正転信号が0から1へ変化するトランジションビット)、ドレインが共通接続されたトランジスタ62、65がオンし、トランジスタ63、64はオフし、抵抗R1には、定電流源I3とI4の電流和Iに対応する電流が流れる。OUTN=VDD−(I3+I4)×R1、OUTP=VDDとなり、出力信号の振幅は、OUTP−OUTN=(I3+I4)×R1となる。
メインデータ57の正転信号と反転信号が1、0で、エンファシスデータ58の正転信号、反転信号が1、0のとき、トランジスタ62、64がオンし、トランジスタ63、65はオフし、抵抗R1、R2には、I3と、I4に対応する電流が流れ、OUTPとOUTNの差電圧は、OUTN=VDD−R1×I3、OUTP=VDD−R2×I4より、出力信号の振幅は、OUTP−OUTN=R1×I3−R2×I4となる。R1=R2=Rの場合、OUTP−OUTN=R×(I3−I4)となり、図9の回路は、減算回路となる。OUTP−OUTNの振幅は、トランジションビットのとき((I3+I4)×R1)よりも狭まりデエンファシスが行われる。
メインデータ57の正転信号と反転信号が0、1で、エンファシスデータ58の正転信号、反転信号が1、0のとき(メインデータ57の正転信号が1から0へ変化するトランジションビット)、トランジスタ63、64がオンし、トランジスタ62、65はオフし、抵抗R2には、I3とI4の電流和に対応する電流が流れる。OUTP=VDD−(I3+I4)×R2、OUTN=VDDとなり、出力信号の振幅は、OUTP−OUTN=−(I3+I4)×R2となる。メインデータ57の正転信号と反転信号が0、1で、エンファシスデータ58の正転信号、反転信号が0、1のとき、トランジスタ63、65がオンし、トランジスタ62、64はオフし、抵抗R1、R2には、I4と、I3に対応する電流が流れ、OUTPとOUTNの差電圧は、OUTN=VDD−R1×I4、OUTP=VDD−R2×I3より、出力信号の振幅は、OUTP−OUTN=R1×I4−R2×I3となる。R1=R2=Rの場合、OUTP−OUTN=R×(I4−I3)となり、図9の回路は、減算回路となる。OUTP−OUTNの振幅はトランジションビットのときよりも狭まりデエンファシスが行われることがわかる。
エンファシス非設定時、差動回路61は非活性状態とされ、差動回路60のみ動作する。
差動回路60のトランジスタ62、63は、デエンファシス非設定時に、差動回路60単体で、伝送線路を駆動できる回路サイズを有しており、回路61は、デエンファシスレベルにより決まる駆動電流から回路サイズが決まる。
デエンファシス設定時(制御信号ENABLE活性化時)に、差動回路60、61のそれぞれの定電流源I3と定電流源I4に流す電流は、デエンファシスレベルによって決まる比率の関係を有する電流値であり、デエンファシス非設定時には、定電流源I3にのみ、伝送線路を駆動する電流が流れ、定電流源I4には電流が流れない。
そして、デエンファシス設定と、デエンファシス非設定のいずれの場合も、トランジションビットの振幅が同じとなるような構成とした場合、デエンファシス設定時の定電流源I3と定電流源I4の合計の電流値Iと、デエンファシス非設定時の定電流源I3の電流値Iが等しくなるように制御される。例えばデエンファシス非設定時(回路61は非活性)には、回路60の定電流源I3が、デエンファシス設定時における定電流源I3と定電流源I4の合計値Iとなるように、電流値が可変制御される。
ここで、
Aを、伝送線路を駆動するために必要な駆動能力(駆動電流、回路サイズ)、
Bを、回路60の駆動能力、
Cを、回路61の駆動能力、
Dを、エンファシス設定時に必要なエンファシスレベル([dB])とすると、以下の(1)、(2)がなりたつ。
A=B …(1)
D=20*log[(B−C)/(B+C)] (B>C) …(2)
の関係が成り立つ。
具体的な数値を上式(1)、(2)に代入して調べてみる。
仮に、A=120、D=−3.5[dB]とすると、式(1)、(2)より、
B=120、C=24となり、回路60、61の駆動能力の比B:Cは、5:1の関係となる。
また、A=120、D=−6[dB]とすると、式(1)、(2)より、
B=120、C=40となり、回路60、61の駆動能力の比B:Cは、3:1の関係となる。
このように、デエンファシスレベルが−3.5[dB]、−6[dB]の場合、回路60、61の駆動能力の比はそれぞれ、5:1、3:1となる。すなわち、デエンファシスレベルが大きくなる程、デエンファシス用メインバッファのサイズが大きくなり、それに伴いプリバッファサイズも大きくなる。
特開2004−88693号公報 特開2002−94365号公報
デエンファシス非設定時には、デエンファシス用メインバッファをディスエーブル状態にして、メインデータ用メインバッファ単体で、伝送線路を駆動できる駆動能力(回路サイズ)を確保する必要がある。これに伴って、メインバッファ、プリバッファサイズが大型化してレイアウト面積、パワーの面で非常に非効率となる、という課題がある。
また、デエンファシスレベルが大きくなれば大きくなる程、デエンファシス用出力バッファ(メインバッファ、プリバッファ)の回路サイズが大きくなっていく。
このように、デエンファシス用メインバッファ、メインデータ用メインバッファをそれぞれ専用化して設計した場合、デエンファシス非設定時には、デエンファシス用メインバッファを動作させない状態が起きるため、メインデータ用メインバッファ単体で伝送線路を駆動できる駆動能力(回路サイズ)を確保する必要がある。
このため、メインバッファ、プリバッファサイズも大型化してレイアウト面積、パワーの面で非常に非効率となるという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するため、概略以下の構成とされる。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る装置は、データ信号を入力し出力端子から出力するデータ用の第1の出力バッファと、前記出力端子に出力端が接続された第2の出力バッファと、デエンファシス設定とデエンファシス非設定を指示する制御信号を入力し、前記制御信号がデエンファシス非設定を示す時には、前記第2の出力バッファの入力端に前記データ信号を入力してデータ用のバッファとして動作させ、前記制御信号がデエンファシス設定を示す時には、前記第2の出力バッファの入力端に、前記データ信号を遅延させたエンファシスデータを入力してデエンファシス用のバッファとして動作させるように切替制御する選択回路と、を備えている、ことを特徴とする。
本発明において、前記データ信号は差動信号よりなり、前記第1の出力バッファが、差動回路よりなる第1のプリバッファと、前記第1のプリバッファを受ける差動回路よりなる第1のメインバッファと、を備え、前記第2の出力バッファが、差動回路よりなる第2のメインバッファを備え、前記第1のメインバッファの差動出力の正転、反転出力は、前記第2のメインバッファの差動出力の反転、正転出力とそれぞれ共通接続され、前記選択回路には、前記データ信号を反転させた差動信号と、前記データ信号を遅延回路で遅延させた差動信号とを入力し、前記制御信号がデエンファシス設定を示す時には、前記データ信号を前記遅延回路で遅延させた信号を、前記第2のメインバッファの入力端に差動入力し、前記制御信号がデエンファシス非設定を示す時には、前記データ信号を反転した信号を前記第2のメインバッファに入力して、前記第1、第2のメインバッファを加算器として動作させ、前記第2の出力バッファをメインデータ用出力バッファとして動作させる。
本発明の他のアスペクトに係る装置は、データ信号を差動入力して差動出力する第1のバッファと、第2、第3のバッファとを備え、前記第1のバッファの正転、反転出力は、前記第2、第3のバッファの反転、正転出力とそれぞれ共通接続され、前記データ信号を遅延させる遅延回路と、前記データ信号を反転した信号と、前記遅延回路の出力とを入力し、第1の選択制御信号に基づき一方を出力して前記第2のバッファに出力する第1の選択回路と、前記データ信号を反転した信号と、前記遅延回路の出力とを入力し、第2の選択制御信号に基づき一方を出力して前記第3のバッファに出力する第2の選択回路と、を含む。
本発明の他のアスペクトに係る回路は、データ信号を入力して出力する反転回路と、前記反転回路の出力を入力として受け出力端子より出力する第1の反転型の出力バッファと、前記データ信号を遅延させる遅延回路と、前記遅延回路の出力と前記反転回路の出力を入力し、デエンファシス設定とデエンファシス非設定を指示する制御信号を入力し、前記制御信号がデエンファシス非設定を示す時には、前記反転回路の出力を選択して出力し、前記制御信号がデエンファシス設定を示す時には、前記遅延回路の出力を選択して出力する選択回路と、前記選択回路の出力を入力として受け、前記第1の反転型の出力バッファの出力と出力が共通に接続された第2の反転型の出力バッファと、を備えている。
本発明は、デエンファシス(「プリエンファシス」とも呼ばれる)機能を有する出力バッファを構成するメインデータ用出力バッファ(メインバッファとプリバッファ)と、デエンファシス用出力バッファ(メインバッファとプリバッファ)のうち、デエンファシス用出力バッファを、デエンファシス非設定時には、メインデータ用出力バッファとして動作させる。
本発明によれば、デエンファシス用出力バッファを、デエンファシス非設定時には、メインデータ用出力バッファとして動作させることで、プリバッファを含めた回路全体の最適化をはかり、回路素子数を削減すると共に、低消費電力化を可能とする。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく添付図面を参照して説明する。本発明は、図1を参照すると、メインデータ用出力バッファ(13、11)と、デエンファシス用出力バッファ(12)と、デエンファシス設定とデエンファシス非設定を指示する制御信号(SELECT)を入力し、前記制御信号がデエンファシス非設定を示す時には、前記デエンファシス用出力バッファ(12)にメインデータを入力してメインデータ用出力バッファとして動作させ、前記制御信号がデエンファシス設定を示す時には、前記デエンファシス用出力バッファ(12)に、前記メインデータを遅延回路(15)で遅延させたエンファシスデータを入力してデエンファシス用出力バッファとして動作させるように切替制御するセレクタ(14)と、を備えている。
本発明の他の実施の形態に係る回路は、図3を参照すると、データ信号を差動入力して差動出力する第1のバッファ(11)と、第2、第3のバッファ(12、12a)とを備え、前記第1のバッファ(11)の正転、反転出力は、前記第2、第3のバッファ(12、12a)の反転、正転出力とそれぞれ共通接続され、前記データ信号を遅延させる遅延回路(15)と、前記データ信号を反転した信号と、前記遅延回路の出力とを入力し、第1の選択制御信号(SELECT1)に基づき一方を出力して前記第2のバッファに出力する第1の選択回路(14)と、前記データ信号を反転した信号と、前記遅延回路の出力とを入力し、第2の選択制御信号(SELECT2)に基づき一方を出力して前記第3のバッファに出力する第2の選択回路(14a)と、を含む。
本発明の他の実施の形態に係る回路は、図4を参照すると、データ信号を入力して出力する反転回路(23)と、前記反転回路の出力を入力として受け出力端子より出力する第1の反転型の出力バッファ(21)と、前記データ信号を遅延させる遅延回路(25)と、前記遅延回路の出力と前記反転回路の出力を入力し、デエンファシス設定とデエンファシス非設定を指示する制御信号(SELECT)を入力し、前記制御信号がデエンファシス非設定を示す時には、前記反転回路の出力を選択して出力し、前記制御信号(SELECT)がデエンファシス設定を示す時には、前記遅延回路の出力を選択して出力する選択回路24と、前記選択回路(24)の出力を入力として受け、前記第1の反転型の出力バッファ(21)の出力と出力が共通に接続された第2の反転型の出力バッファ(22)と、を備えている。以下各実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照すると、本実施例の出力バッファ回路は、データ信号を差動入力する差動入力端子(INP/INN)と、差動入力端子(INP/INN)から入力されたデータ信号19を差動入力するメインデータ用プリバッファ13と、メインデータ用プリバッファ13の差動出力17を差動で入力するメインデータ用メインバッファ11と、差動入力端子(INP/INN)に入力されたデータ信号19を差動入力し遅延させて出力する遅延回路15と、遅延回路15から差動出力16と、差動入力端子(INP/INN)に入力された差動データ信号19の反転信号19a(正転信号と反転信号を入れ替えた差動信号)とを入力とし、制御信号SELECTによって、いずれか一方の差動信号を出力する選択回路14と、選択回路14の出力18を差動入力するメインバッファ(「デエンファシス用メインバッファ」という)12と、を備えている。
メインデータ用メインバッファ11の正転出力と、デエンファシス用メインバッファ12の反転出力(○印)とは、正転端子OUTPに共通接続され、メインデータ用メインバッファ11の反転出力(○印)と、デエンファシス用メインバッファ12の正転出力とは反転端子OUTNに共通接続されている。メインデータ用メインバッファ11とデエンファシス用メインバッファ12により、出力(OUTP/OUTN)する信号の論理の変化時の振幅を広げて信号を強調して出力する。
メインデータ用メインバッファ11とデエンファシス用メインバッファ12を合わせた駆動能力が、伝送線路を駆動するために必要な駆動能力であり、メインデータ用メインバッファ11とデエンファシス用メインバッファ12それぞれの駆動能力(回路サイズ)は、必要とするデエンファシスレベルの比率により決められる。
メインバッファから出力(OUTP/OUTN)する信号の論理が変化した直後の1ビット目の信号であるトランジションビット(遷移ビット)の振幅は、デエンファシス設定時と、デエンファシス非設定時で同じである。
トランジションビット以降の信号であり、トランジションビットにおける遷移後の論理と同じ論理のノントランジションビット(非遷移ビット)の振幅を減衰させる。
選択回路14は、制御信号SELECTがデエンファシス設定を示す場合、遅延回路15からの信号16を選択する。
選択回路14は、制御信号SELECTがデエンファシス非設定を示す場合には、入力差動信号(INP/INN)19の反転信号19aを選択する。正転入力端子INPと反転入力端子INNの各信号は、選択回路14には、クロスして、反転入力端と正転入力端に入力されており、選択回路14の出力は、デエンファシス用メインバッファ12に入力される。
回路10は、デエンファシス設定時には、差動入力端子(INP/INN)から入力され、プリバッファ13を経由してくる差動信号17と、差動入力端子(INP/INN)から入力され遅延回路15で遅延させた差動信号16との2つの信号の減算を行い、信号の論理の変化時の振幅が強調(エンファシス)された信号を出力する回路である。
一方、メインバッファ回路10は、デエンファシス非設定時には、差動入力端子(INP/INN)から入力された差動データ信号19と、該差動データ信号19の反転信号19aの2つの信号の減算を行い、つまり、差動データ信号19同士の加算を行う。すなわち、減衰した信号は出力せず、常にトランジションビットと、非トランジションビットの振幅が同じ振幅の信号を出力する。
本実施例では、デエンファシス非設定時には、デエンファシス用出力メインバッファ12は、メインデータ用出力バッファとして動作する。
図2は、図1の回路10の構成の一実施例を示す図であり、図2の36は、図1の回路10に対応する。差動出力バッファである場合、メインデータ用メインバッファ11およびデエンファシス用メインバッファ12は、回路30および回路31から構成される。
図2を参照すると、ソースが共通接続され定電流源I1に接続され、ゲートに、メインデータ17の正転信号(Main data positive)と反転信号(Main data negative)をそれぞれ入力するNチャネルMOSトランジスタ32、33と、ソースが共通接続され定電流源I2に接続され、ゲートに、選択回路14の出力18の正転信号と反転信号を入力するNチャネルMOSトランジスタ34、35とを備え、トランジスタ32とトランジスタ35のドレインは共通接続されて反転端子OUTNに接続されるとともに、抵抗R1を介して電源VDDに接続され、トランジスタ33とトランジスタ34のドレインは共通接続されて正転端子OUTPに接続されるとともに、抵抗R2を介して電源VDDに接続される。
図1及び図2を参照して、まずエンファシス設定時の動作を説明する。デエンファシス設定時には、回路36では、差動入力端子(INP/INN)から入力され、図1のプリバッファ13を経由してくる差動信号17と、差動入力端子(INP/INN)から入力され遅延回路15で遅延させた差動信号18の2つの差動信号の減算を行い、信号の論理の変化時の振幅が強調(エンファシス)された信号を出力する。なお、以下では、HIGHレベルを論理1、LOWレベルを論理0とする。
メインデータ17の正転信号と反転信号が1、0で、選択回路14の出力18(遅延回路15の出力16)の正転信号、反転信号が0、1のとき(メインデータ17の正転信号が0から1へ変化するトランジションビット)、ドレインが共通接続されたトランジスタ32、35がオンし、トランジスタ33、34はオフし、抵抗R1には、定電流源I1とI2の電流和に対応する電流が流れる。OUTN=VDD−(I1+I2)×R1、OUTP=VDDとなり、振幅(OUTPとOUTNの差電位)は、OUTP−OUTN=(I1+I2)×R1となる。
メインデータ17の正転信号と反転信号が1、0で、選択回路14の出力18(遅延回路15の出力16)の正転信号、反転信号が1、0のとき、トランジスタ32、34がオンし、トランジスタ33、35はオフし、抵抗R1、R2には、定電流源I1、I2にそれぞれ対応する電流が流れ、OUTN=VDD−R1×I1、OUTP=VDD−R2×I2より、振幅は、OUTP−OUTN=R1×I1−R2×I2となる。R1=R2=Rのとき、OUTP−OUTN=R×(I1−I2)となる。OUTP−OUTNの振幅は、トランジションビットよりも狭まりデエンファシスが行われる。
メインデータ17の正転信号と反転信号が0、1で、選択回路14の出力18(遅延回路15の出力16)の正転信号、反転信号が1、0のとき(メインデータ17の正転信号が1から0へ変化するトランジションビット)、トランジスタ33、34がオンし、トランジスタ32、35はオフし、抵抗R2には、定電流源I1とI2の電流和に対応する電流が流れる。OUTP=VDD−(I1+I2)×R2、OUTN=VDD、したがって、振幅(OUTPとOUTNの差電位)は、OUTP−OUTN=−(I1+I2)×R2となる。
メインデータ17の正転信号と反転信号が0、1で、選択回路14の出力18(遅延回路15の出力16)の正転信号、反転信号が0、1のとき、トランジスタ33、35がオンし、トランジスタ32、34はオフし、抵抗R1、R2には、定電流源I2、定電流源I1に対応する電流が流れ、OUTPとOUTNの差電圧は、OUTN=VDD−R1×I2、OUTP=VDD−R2×I1より、振幅は、OUTP−OUTN=R1×I2−R2×I1となる。R1=R2=Rのとき、OUTP−OUTN=R×(I2−I1)となる。OUTP−OUTNの振幅は、トランジションビットよりも狭まりデエンファシスが行われる。
次に、図1及び図2を参照して、デエンファシス非選択時(SELECTは、反転信号19aを選択)の動作を説明する。
メインデータ17の正転信号と反転信号がそれぞれ1、0のとき、選択回路14の出力18(差動データ信号19の反転信号19a)の正転信号、反転信号はそれぞれ0、1となり、ドレインが共通接続されたトランジスタ32、35がオンし、トランジスタ33、34はオフし、抵抗R1には、I1とI2の電流和に対応する電流が流れる。
OUTN=VDD−(I1+I2)×R1、OUTP=VDDとなり、振幅は、OUTP−OUTN=(I1+I2)×R1となる。
メインデータ17の正転信号と反転信号がそれぞれ0、1で、選択回路14の出力18(差動データ信号19の反転信号19a)の正転信号、反転信号がそれぞれ1、0のとき、トランジスタ33、34がオンし、トランジスタ32、35はオフし、抵抗R2には、I1とI2の電流和に対応する電流が流れる。OUTP=VDD−(I1+I2)×R2、OUTN=VDDとなり、振幅は、OUTP−OUTN=−(I1+I2)×R2となる。
出力信号の値が変化しないノントランジションビットにおいても、エンファシスされた振幅のままとされる。
NチャネルMOSトランジスタ32、33とNチャネルMOSトランジスタ34、35のトランジスタサイズの比率、および、定電流源I1とI2の電流比率は、必要とするエンファシスレベルにより決まり、その合計のトランジスタサイズおよび駆動する合計電流は、デエンファシス非設定時に伝送路を駆動するために必要とする駆動能力から決まる。
ここで決まったそれぞれのメインバッファの駆動電流は、デエンファシスの設定、非設定に関わらず固定である。ただし、エンファシスの設定とは関係なく出力振幅を可変の構成にしている出力バッファの場合は、その制御される振幅に応じてそれぞれの電流は変化するがI1とI2の比率は固定である。
具体的な比率の計算の一例を以下に示す。
Aを、デエンファシス非設定時に伝送路を駆動するために必要な合計の駆動能力(駆動電流、回路サイズ)、
Bを、回路30の駆動能力、
Cを、回路31の駆動能力、
Dを、エンファシス設定時に必要なエンファシスレベル[dB]とすると、以下の式(3)、(4)が成り立つ。
A=B+C …(3)
D=20*log[(B−C)/(B+C)] (B>C) …(4)
本実施例は、上記関係式を持つメインデータ用メインバッファ11とデエンファシス用メインバッファ12を有する。
メインデータ用メインバッファ11とデエンファシス用メインバッファ12のサイズ比率について具体的に数値を当てはめると、
A=120、D=−3.5[dB]とすると、式(3)、(4)より、
B=100、C=20で、メインデータ用メインバッファ11とデエンファシス用メインバッファ12のサイズ比は、5:1の関係となる。
A=120、D=−6[dB]とすると、B=90、C=30で、メインデータ用メインバッファ11とデエンファシス用メインバッファ12のサイズ比は、3:1の関係となる。
このように、伝送線路を駆動するために必要な駆動能力からメインバッファ全体の回路サイズが決まり、必要としているデエンファシスレベルから決まる比率によって設計されたメインデータ用メインバッファ11と、デエンファシス用メインバッファ12を駆動するプリバッファサイズ(図1の13と、セレクタ14内の不図示の出力バッファ)の比率も、ほぼ、メインバッファ11、12の比率と同等になる。
図6及び図7は、メインバッファ11とメインバッファ12に入力される信号の論理と、それらバッファから出力される信号の論理、振幅の関係を模式的に示す波形図である(簡単のため、正転信号のみ示す)。
デエンファシス設定時の波形を示す図6において、信号D1は、メインバッファ11に入力される信号であり、信号D2は遅延回路15により信号D1に対して、遅延時間(図6のdelay)だけ遅延が加えられた信号であり、メインバッファ12に入力される信号であり、信号D3は回路10の出力である。図6に示すように、回路10にて、信号D1と信号D2の減算が行われ、D3に示すように信号の論理の変化時の振幅が強調された出力信号となる。
一方、デエンファシス非設定時の波形を示す図7において、信号D1は、メインバッファ11に入力される信号であり、信号D4は、選択回路14により選択されたD1の反転信号でメインバッファ12に入力される信号であり、信号D5は、回路10の出力である。回路10にて、信号D1とD4の減算が行われ、信号D5に示すように、エンファシス、デエンファシスの行われない(信号の論理の変化時の振幅が強調されず、トランジションビットにつづくビットでデエンファシスもされない)出力信号波形となり、その振幅は、デエンファシス設定時のトランジションビットの振幅と等しい。
デエンファシスレベルが1つの設定の場合の説明を行ったが、2つ以上のデエンファシスレベルを設定することができる出力バッファ回路についても同様に本発明を適用することが可能である。
次に、本発明の別の実施例を説明する。図3は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。この回路は、デエンファシスレベルを、3種類設定ができる出力バッファ回路である。選択回路14aは、選択回路14と同様に、制御信号SELECT2によって遅延回路15で遅延を加えられた信号、あるいは元の差動入力信号19の反転信号を選択する回路である。
第2のデエンファシス用メインバッファ12aは、第1のデエンファシス用メインバッファ12と同様に、メインデータ用メインバッファ11に対して、減算を行う接続になっている。
選択信号SELECT1とSELECT2の論理が1のときに、選択回路14と選択回路14aで選択される信号が、遅延回路15の出力である場合、この2ビットバイナリ符号により、3種類のエンファシス量を設定することができる。選択信号SELECT1とSELECT2が論理0のとき選択回路14と選択回路14aは、データ信号の反転信号を選択し、メインバッファ12、メインバッファ12aは、メインバッファ11とともに、メインデータ用メインバッファとして動作する。
選択信号SELECT1とSELECT2が論理1のときに、選択回路14と選択回路14aは、遅延回路15の出力を選択し、メインバッファ12、メインバッファ12aはデエンファシス用メインバッファとして動作する。
選択信号SELECT1が論理1、選択信号SELECT2が論理0のとき選択回路14は遅延回路15の出力を選択し、選択回路14aは、データ信号の反転信号を選択し、メインバッファ12はデエンファシス用メインバッファ、メインバッファ12aは、メインバッファ11とともに、メインデータ用メインバッファとして動作する。
選択信号SELECT1が論理0、選択信号SELECT2が論理1のとき選択回路14aは遅延回路15の出力を選択し、選択回路14は、データ信号の反転信号を選択し、メインバッファ12aはデエンファシス用メインバッファ、メインバッファ12は、メインバッファ11とともに、メインデータ用メインバッファとして動作する。
メインバッファ11、メインバッファ12、メインバッファ12aの駆動能力(駆動電流、回路サイズ)の比率を、9:2:1とすると設定により、以下のエンファシスレベルを出力するバッファ回路となる。
[SELECT1,SELECT2]=[0,1]のとき、
20×log[(9+2−1)/(9+2+1)]=−1.6[dB]
[SELECT1,SELECT2]=[1,0]のとき、
20×log[(9−2+1)/(9+2+1)]=−3.5[dB]
[SELECT1,SELECT2]=[1,1]のとき、
20×log[(9−2−1)/(9+2+1)]=−6.0[dB]
また、逆に必要とするデエンファシスレベルからメインバッファ11、メインバッファ12、メインバッファ12aの駆動能力を決めることも可能である。
いずれの設定においても、第1のデエンファシス用メインバッファ、第2のデエンファシス用メインバッファは常に動作しており、駆動電流が流れている。
単相の信号で動作する出力バッファにおいても、本発明は適用が可能である。図4は、本発明の第3の実施例の構成を示す図である。図4を参照すると、入力端子INに入力されるデータ信号を反転するインバータ23と、インバータ23の出力を受けるメインデータ用メインバッファ(インバータ)21と、入力端子INに入力されるデータ信号を遅延させる遅延回路25と、インバータ23の出力信号と遅延回路25の出力を入力とし選択制御信号SELECTで一方を選択するセレクタ24と、セレクタ24の出力を受けるデエンファシス用メインバッファ(インバータ)22を備えている。
図5は、図4のメインデータ用メインバッファ(インバータ)21とデエンファシス用メインバッファ(インバータ)22から構成されるメインバッファ20の一例を示す図である。図5を参照すると、メインバッファ21は、メインバッファ40に対応し、メインバッファ22は、メインバッファ41に対応する。図5を参照すると、回路40は、電源VDDにソースが接続されたPチャネルMOSトランジスタ42と、ソースがGNDに接続されたNチャネルMOSトランジスタ43を備え、PチャネルMOSトランジスタ42とNチャネルMOSトランジスタ43のゲートとドレインは、それぞれ、メインデータ端子Main data、出力端子OUTに共通接続されている。回路41は、電源VDDにソースが接続されたPチャネルMOSトランジスタ44と、ソースがGNDに接続されたNチャネルMOSトランジスタ45を備え、PチャネルMOSトランジスタ44とNチャネルMOSトランジスタ45のゲートとドレインは、それぞれ、エンファシスデータ端子Emphasis data、出力端子OUTに共通接続されている。
図4及び図5を参照して、本実施例の動作を説明する。まずデエンファシス非設定時の動作を説明する。なお、以下では、HIGHレベルを論理1、LOWレベルを論理0とする。
デエンファシス非設定時、図4のセレクタ24はインバータ23の出力信号を選択し、入力信号が論理1のとき、メインデータ用メインバッファ21は論理1を出力し、デエンファシス用メインバッファ22は論理1を出力し、デエンファシス用メインバッファ22は、メインデータ用メインバッファとして機能し2つのメインバッファの駆動能力で伝送線路を駆動する。入力信号が論理0のとき、メインデータ用メインバッファ21は論理0を出力し、デエンファシス用メインバッファ22は論理0を出力し、デエンファシス用メインバッファ22は、メインデータ用メインバッファとして機能し、2つのメインバッファの駆動能力で伝送線路を駆動する。
このように、デエンファシス非設定時、図5において、デエンファシス用メインバッファ41のエンファシスデータには、メインデータ用メインバッファ40のメインデータと、同じ信号が入力される。
次に、デエンファシス設定時の動作を説明する。デエンファシス設定時、セレクタ24は、遅延回路25の出力を選択し、入力信号が論理0から論理1に遷移すると、メインデータ用メインバッファ21は論理1を出力し、デエンファシス用メインバッファ22は、遅延回路25の遅延出力0を受けこれを反転して論理1を出力し、信号の論理遷移時(トランジションビット)、電源電位VDD側に振幅が強調される。図5において、メインデータ用メインバッファ40のPチャネルMOSトランジスタ42がオンしNチャネルMOSトランジスタ43がオフし、デエンファシス用メインバッファ41のPチャネルMOSトランジスタ44がオンしNチャネルMOSトランジスタ45がオフし、電源電圧VDDが出力端子OUTに出力される。
つづく入力信号が論理1のとき、メインデータ用メインバッファ21は論理1を出力し、デエンファシス用メインバッファ22は、遅延回路25の出力信号の論理1を受けこれを反転して論理0を出力し、振幅が、電源電位VDDから下がる。図5において、メインデータ用メインバッファ40のPチャネルMOSトランジスタ42がオンしNチャネルMOSトランジスタ43がオフし、デエンファシス用メインバッファ41のNチャネルMOSトランジスタ45がオンしPチャネルMOSトランジスタ44がオフし、PチャネルMOSトランジスタ42とNチャネルMOSトランジスタ45のオン抵抗で規定されるHIGHレベル電圧が出力端子OUTに出力される。
入力信号が論理1から論理0に遷移すると、メインデータ用メインバッファ21は論理0を出力し、デエンファシス用メインバッファ22は、遅延回路25の遅延出力1を受けこれを反転して論理0を出力し、信号の論理遷移時(トランジションビット)、振幅がGND側に強調される。図5において、メインデータ用メインバッファ40のPチャネルMOSトランジスタ42がオフしNチャネルMOSトランジスタ43がオンし、デエンファシス用メインバッファ41のPチャネルMOSトランジスタ44がオフしNチャネルMOSトランジスタ45がオンし、GND電位が出力端子OUTに出力される。
つづく入力信号が論理0のとき、メインデータ用メインバッファ21は論理0を出力し、デエンファシス用メインバッファ22は、遅延回路25の出力信号0を受けこれを反転して論理1を出力し、振幅がGND側から上昇する。図5において、メインデータ用メインバッファ40のPチャネルMOSトランジスタ42がオフしNチャネルMOSトランジスタ43がオンし、デエンファシス用メインバッファ41のNチャネルMOSトランジスタ45がオフしPチャネルMOSトランジスタ44がオンし、PチャネルMOSトランジスタ44とNチャネルMOSトランジスタ43のオン抵抗で規定されるLOWレベル電圧が出力端子OUTに出力される。なお、デエンファシス用メインバッファ41のトランジスタ44、45の電流駆動能力は、デエンファシスの振幅減衰特性に応じて、メインデータ用メインバッファ40のトランジスタ42、43の電流駆動能力よりも小さく設定される。
差動バッファの場合と同様に、伝送線路を駆動するために必要な駆動能力から、メインバッファ全体の回路サイズが決まり、必要とするデエンファシスレベルから、バッファ40、バッファ41のサイズ比率は決められる。
本実施例によれば、メインデータ用メインバッファとデエンファシス用メインバッファ、およびそれらメインバッファを駆動するメインデータ用プリバッファとデエンファシス用プリバッファの回路サイズを最適化することが可能であり、レイアウト面積の縮小化、低消費電力化が可能となる。
デエンファシス用プリバッファ、デエンファシス用メインバッファをデエンファシスの設定を決める制御信号によりメインデータ用プリバッファ、メインデータ用メインバッファとして機能させることが可能となるため、デエンファシス非設定時においてメインデータ用メインバッファとデエンファシス用メインバッファを合わせた回路で伝送線路を駆動させることが可能となり、従来のようにメインデータ用メインバッファ単体で伝送線路を駆動できる回路サイズにする必要がなくなり回路サイズを小さくすることが可能となる。
なお、図3の差動型の出力バッファ回路を、図4、図5を参照して説明したシングルエンド型のデエンファシス機能を備えた出力バッファ回路に適用できることは勿論である。図4において、遅延回路24の出力とインバータ23の出力を入力し第2の選択制御信号で一方を選択する第2の選択回路(図3の14aに対応する)と、第2の選択回路の出力を受け、出力が出力端子OUTに接続されたインバータ(図3の12aに対応する)をさらに設けることで構成される。
図1の本発明と、図8の従来の回路のメインデータ用メインバッファとデエンファシス用メインバッファの合計サイズを比べた場合、次の表1のようになる。
Figure 0004680004
本発明によれば、デエンファシスレベルの大小によらず、同一の回路構成とされ、回路規模の増大を抑止している。これに対して、従来回路では、デエンファシスレベルを−3.5dBから−6.0dBとすると、回路規模は180/144で増大する。
本発明は、シリアル化/デシリアル化(Ser/Des)インタフェース(半導体装置)のシリアル化回路(送信シリアルデータを伝送路に出力)の出力バッファ等に用いて好適とされる。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみに制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の一実施例の構成を示す図である。 図1の回路10の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の構成を示す図である。 本発明のさらに別の実施例の構成を示す図である。 図4の回路20の構成を示す図である。 本発明の一実施例のデエンファシス設定時の動作を示す図である。 本発明の一実施例のデエンファシス非設定時の動作を示す図である。 従来回路を説明する図である。 図8の回路50の構成を示す図である。
符号の説明
10、36 メインバッファ
11、40 メインデータ用メインバッファ
12、12a、41 デエンファシス用メインバッファ
13 メインデータ用プリバッファ
14、14a セレクタ
15 遅延回路
16 差動信号(遅延回路の出力)
17 差動信号(メインデータ)
18 差動信号(セレクタの出力)
19 差動入力(データ信号)
19a 反転信号
20 メインバッファ
21 メインデータ用メインバッファ
22 デエンファシス用メインバッファ
23 インバータ
24 セレクタ
25 遅延回路
26 遅延出力
28 セレクタ出力
30、31 回路
36 メインバッファ回路
32、33、34、35 NチャネルMOSトランジスタ
42、44 PチャネルMOSトランジスタ
43、45 NチャネルMOSトランジスタ

Claims (8)

  1. 出力すべきデータ信号の論理が変化する遷移時点では出力信号の振幅を強調して出力し、前記遷移以降前記データ信号が前記遷移後の論理と同じ論理値をとる非遷移時では出力信号の振幅を減衰させて出力するエンファシス機能を有する出力バッファ回路を構成するデータ用の第1の出力バッファと、デエンファシス用の第2の出力バッファと、を備え、
    デエンファシス非設定時には、デエンファシス用の前記第2の出力バッファをデータ用の出力バッファとして動作させるように切替制御する回路を備えている、ことを特徴とする出力バッファ回路。
  2. データ信号を入力し出力端子から出力するデータ用の第1の出力バッファと、
    前記出力端子に出力端が接続された第2の出力バッファと、
    デエンファシス設定とデエンファシス非設定を指示する制御信号を入力し、前記制御信号がデエンファシス非設定を示す時には、前記第2の出力バッファの入力端に前記データ信号を入力してデータ用のバッファとして動作させ、
    前記制御信号がデエンファシス設定を示す時には、前記第2の出力バッファの入力端に、前記データ信号を遅延させたエンファシスデータを入力してデエンファシス用のバッファとして動作させるように切替制御する選択回路と、
    を備えている、ことを特徴とする出力バッファ回路。
  3. 前記データ信号は差動信号よりなり、
    前記第1の出力バッファが、差動回路よりなる第1のプリバッファと、前記第1のプリバッファを受ける差動回路よりなる第1のメインバッファと、を備え、
    前記第2の出力バッファが、差動回路よりなる第2のメインバッファを備え、
    前記第1のメインバッファの差動出力の正転、反転出力は、前記第2のメインバッファの差動出力の反転、正転出力とそれぞれ共通接続され、差動出力端子の正転、反転端子に接続され、
    前記選択回路には、前記データ信号を反転させた差動信号と、前記データ信号を遅延回路で遅延させた差動信号とを入力し、前記制御信号がデエンファシス設定を示す時には、前記データ信号を前記遅延回路で遅延させた信号を、前記第2のメインバッファの入力端に差動入力し、
    前記制御信号がデエンファシス非設定を示す時には、前記データ信号を反転した信号を前記第2のメインバッファに入力して、前記第1、第2のメインバッファを加算器として動作させ、前記第2の出力バッファをメインデータ用出力バッファとして動作させる、ことを特徴とする請求項1記載の出力バッファ回路。
  4. データ信号を差動入力して差動出力する第1のバッファと、
    第2及び第3のバッファとを少なくとも備え、
    前記第1のバッファの正転、反転出力は、前記第2、第3のバッファの反転、正転出力とそれぞれ共通接続され、
    前記データ信号を遅延させる遅延回路と、
    前記データ信号を反転した信号と、前記遅延回路の出力とを入力し、第1の選択制御信号に基づき一方を選択して出力し前記第2のバッファの入力端に供給する第1の選択回路と、
    前記データ信号を反転した信号と、前記遅延回路の出力とを入力し、第2の選択制御信号に基づき一方を選択して出力し前記第3のバッファの入力端に供給する第2の選択回路と、
    を含む、ことを特徴とする出力バッファ回路。
  5. データ信号を入力して出力する反転回路と、
    前記反転回路の出力を入力として受け出力端子より出力する第1の反転型の出力バッファと、
    前記データ信号を遅延させる遅延回路と、
    前記遅延回路の出力と、前記反転回路の出力を入力し、デエンファシス設定とデエンファシス非設定を指示する制御信号を入力し、前記制御信号がデエンファシス非設定を示す時には、前記反転回路の出力を選択して出力し、前記制御信号がデエンファシス設定を示す時には、前記遅延回路の出力を選択して出力する選択回路と、
    前記選択回路の出力を入力として受け、出力が前記第1の反転型の出力バッファの出力と共通に接続された第2の反転型の出力バッファと、
    を備えている、ことを特徴とする出力バッファ回路。
  6. データ信号を入力して出力する反転回路と、
    前記反転回路の出力を入力として受け出力端子より出力する第1の反転型の出力バッファと、
    前記データ信号を遅延させる遅延回路と、
    前記遅延回路の出力と、前記反転回路の出力を入力し、第1の制御信号に基づき一方を選択して出力する第1の選択回路と、
    前記第1の選択回路の出力を入力として受け、出力が前記第1の反転型の出力バッファの出力と共通に接続された第2の反転型の出力バッファと、
    前記遅延回路の出力と、前記反転回路の出力を入力し、第2の制御信号に基づき一方を選択して出力する第2の選択回路と、
    前記第2の選択回路の出力を入力として受け、出力が前記第1の反転型の出力バッファの出力と共通に接続された第3の反転型の出力バッファと、
    を備えている、ことを特徴とする出力バッファ回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一記載の前記出力バッファ回路を備えた半導体装置。
  8. 請求項1乃至6のいずれか一記載の前記出力バッファ回路を備えたシリアルインタフェース回路。
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