JP4647213B2 - 分割された青色サブピクセルによるサブピクセルレンダリング用カラーフラットパネルディスプレイのサブピクセル構成およびレイアウト - Google Patents

Description

本出願は、ディスプレイのレイアウトの改良に関し、より具体的には、改良されたカラーピクセル構成、ディスプレイで用いられるアドレス指定手段、およびこれらのディスプレイ用のデータフォーマット変換方法に関する。

目の中でフルカラー知覚が生じるのは、コーンと呼ばれるタイプの三原色レセプタ神経細胞による。三つのタイプは、光の異なる波長、すなわち長い波長、中間波長、および短い波長（各々「赤色」、「緑色」、および「青色」）を感じる。これら三つの相対密度は互いにかなり異なる。緑色レセプタよりも赤色レセプタがわずかに多い。赤色および緑色レセプタに比べて青色レセプタは極めて少ない。

人間の視覚システムは、目が感知した情報を輝度、彩度、および運動等、いくつかの知覚チャネルで処理する。運動は、画像生成システムの設計者がフリッカ閾値を決定する際にのみ重要である。輝度チャネルは、赤色および緑色レセプタだけから入力を取り込む。換言すれば、輝度チャネルは「色盲」であり、エッジのコントラストを強調する仕方で情報を処理する。彩度チャネルは、エッジのコントラストを強調しない。輝度チャネルが全ての赤色および緑色レセプタを用いて強調するため、輝度チャネルの解像度は彩度チャネルより数倍高い。従って、輝度知覚への青色レセプタの寄与は無視できる。輝度チャネルは、このように解像度の帯域通過フィルタとして作用する。そのピーク反応は、１度当たり３５サイクル（サイクル／°）である。水平および垂直軸方向の反応の限界は０サイクル／°および５０サイクル／°である。これは、輝度チャネルが視野内の２領域の間の相対的な明度しか区別できないことを意味する。絶対的な明度は区別できない。更に、５０サイクル／°より微細な対象は単に混合してしまう。水平軸方向の限界は垂直軸方向の限界より僅かに高い。対角軸方向の限界はかなり低い。

彩度チャネルが更に２個のサブチャネルに分割されているため、人はフルカラーを見ることができる。これらのチャネルは輝度チャネルとは全く異なり、ローパスフィルタとして作用する。人は、視野いっぱいに広がる物体であっても、それが何色かが常にわかる。赤／緑色彩度サブチャネル解像度の限界は８サイクル／°であり、一方、黄／青色彩度サブチャネルの解像度限界は４サイクル／°である。このように、赤／緑色解像度または黄／青色解像度を１オクターブ下げることによりもたらされる誤差は、Ｘｅｒｏｘ社およびＮＡＳＡのＡｍｅｓ Ｒｅｓｅａｒｃｈ ＣＥＮＴＥＲ（例えばＲ．ＭＡＲＴＩＮ、Ｊ．ＧＩＬＬＥ、Ｊ．ＬＡＲＩＭＥＲによる投影ディスプレイにおける青色ピクセル個数の減少の感知可能性、ＳＩＤ抄録、１９９３を参照）における実験で明らかにされたように、最も視覚の鋭い人でもほとんど気付かないであろう。

輝度チャネルは、空間周波数フーリエ変換成分を解析することにより画像の細部を決定する。信号理論によれば、与えられた任意の信号を、変動する振幅および周波数の一連の正弦波の和として表現することができる。与えられた信号の正弦波成分を数学的に抽出する方法はフーリエ変換と呼ばれる。人間の視覚システムは、２次元画像信号に含まれるこれらの正弦波成分に反応する。

色覚は、「同化」またはフォンベゾルト混色効果と呼ばれるプロセスに影響される。これにより、ディスプレイの（サブピクセルまたはエミッタとしても知られる）別々のカラーピクセルが混合色として知覚できるのである。この混色効果は、与えられた視野の角度距離にわたって生じる。青色レセプタが比較的少ないため、この混色は、赤または緑色よりも青色の角度で広範囲にわたって生じる。この距離は、青色で約０．２５°、一方、赤または緑色では約０.１２°である。視認距離が１２インチの場合、０．２５°はディスプレイ上で５０ミル（１,２７０μ）の長さに相当する。このように、青色ピクセルピッチがこの混色ピッチの半分（６２５μ）未満である場合、色は画質の劣化なしに混ざり合う。この混色効果は、上述の彩度サブチャネル解像度限界に直接関係する。解像度限界を超えなければ個々の色が見え、解像度限界を超えれば合成された色が見える。

以下、各種の実装方式および実施形態を詳しく参照し、それらの実施例を添付の図面に示す。可能な限り、同一または類似部分を参照するのに全図面にわたって同一の参照番号を用いる。
実施例１
図１のサブピクセルエミッタ１００の構成において、８個のサブピクセルが直線状に反復してより巨大なセル群を生成するグルーピング１２０として三原色エミッタを示す。このレイアウトは、第’７３８号仮出願に紹介されており、本明細書で引用している。グルーピング１２０は、赤色サブピクセル１０４、緑色サブピクセル１０６、および青色サブピクセル１０２を含む。これから分かるように、青色サブピクセル１０２は「分割」されている。すなわち赤または緑色サブピクセルのいずれかよりも水平軸方向の幅が狭いが、グルーピングまたは反復セル毎の個数は２倍である。このような「分割」サブピクセルは、非分割サブピクセルよりも面積が小さいサブピクセルを指してよい。青色サブピクセルを分割することにより、ディスプレイの垂直方向に現れる青色のストライプの目立つ影響を解消するのに役立つ。これに関して更に、２００２年１０月２２日に出願された米国特許出願第１０／２７８,３２８号（第’３２８号出願）「青色輝度を低下させて視認性が向上した改良型カラー平面パネルディスプレイのサブピクセル構成のおよびレイアウト」で述べていて、本明細書に引用している。

図１で更にわかるように、赤色および緑色サブピクセルは反復セル自身とともに「格子模様」に配置されている。第’３２８号出願で更に議論されているように、反復セルグルーピング１２０の色割当を変えて、サブピクセル１０２の位置に分割された緑色サブピクセルを配置して、残りの赤色および青色サブピクセルが格子模様を形成することが望ましい場合がある。同様に赤色サブピクセルを分割して、緑色および青色サブピクセルが格子模様を形成することが望ましい場合がある。エミッタの交互する「格子模様」は、赤色および緑色の「格子模様」に類似しており、２０００年７月２８日に出願されて同時係属中の共同出願案件である米国特許出願第０９／９１６，２３２号「アドレス指定が簡素化されたフルカラー画像生成装置用のカラーピクセルの構成」に開示されていて、本明細書で引用している。

図１で「分割された」青色サブピクセルが赤または緑色サブピクセルよりも狭いように描いているが、本発明の別の実施形態では赤色および緑色のサブピクセルと等しい領域寸法を有する青色サブピクセルを採用している点を理解されたい。論理ピクセルの全てのサブピクセルがオンの状態で満足すべき白点を得るためには、２００２年９月１３日に出願され、本明細書で引用している係属出願中かつ共同出願の米国特許出願第１０／２４３，０９４号「サブピクセルのレンダリング用に改良されたエミッタの４色構成」に開示されているように赤色、緑色、および青色エミッタの相対輝度を適切に変更することができる。

図１に示すように、サブピクセルは外観がほぼ長方形である。サブピクセルが他の形状であってもよく、本発明の範囲内に含まれると理解されたい。例えば、製造可能であればサブピクセルがさまざまな規則的または不規則的な形状であってもよく、また望ましい。本明細書に記述するようにサブピクセルレンダリング（ＳＰＲ）目的でアドレス指定可能な色付きサブピクセルの８進グルーピングが存在すれば十分である。

本発明の範囲内でサブピクセルがさまざまな形状を取り得るため、サブピクセルの正確な位置もまた本発明の範囲内でさまざまである。例えば、図１８Ａ、１８Ｂに、多数を占めるストライプ１０２の一方または両方が他のサブピクセル１０４、１０６から（相対的に、または他の仕方で）ずれている同様な８進サブピクセルグルーピングを表わす。他の垂直方向へのずれも可能である。

８進グルーピングの別の実施形態も可能である。図１９Ａ、１９Ｂに、多数を占めるサブピクセル１０２がサブピクセル１０４、１０６の格子模様の内部に散在する８進グルーピングを示す。このような格子模様の内部における多数を占めるサブピクセル配置の別の構成も可能であって、本発明の範囲内に含まれるものと見なされる。

図１９Ａ、１９Ｂでは、ディスプレイをジグザグに配置された列電極を備えていてよい。同解像度のＲＧＢストライプシステムと比較して列ドライバの個数が３分の１節約され、ＲＧＢストライプシステムのサブピクセルの個数と比較してサブピクセルの個数が約３分の２である。

本発明の更に別の実施形態も可能である。例えば、全ての８進サブピクセルグルーピングを９０度回転させて、グルーピングへの行および列ドライバ接続の役割を逆転させることができる。このようなサブピクセルの水平方向の構成が、本明細書に引用している、係属出願中かつ共同出願の「水平方向のサブピクセル構成およびレイアアウトを有するカラーディスプレイ」に更に開示されている。

エミッタの交互する「格子模様」は、赤色および緑色の「格子模様」に類似しており、２００１年７月２５日に出願されて同時係属中の共同出願案件である米国特許出願第０９／９１６，２３２号（第’２３２号出願）「アドレス指定が簡素化されたフルカラー画像生成装置用のカラーピクセルの構成」に開示されていて、本明細書で引用している。

サブピクセル１０２として分割された青色サブピクセルを有する反復セル１２０で実質的に構成されたディスプレイにおいて、領域リサンプリング技術を用いてこのディスプレイ上でサブピクセルのレンダリングを実行することが可能である。当該技術は、本出願人との共同出願でもある２００２年５月１７日出願の米国特許出願第１０／１５０，３５５号（第’３５５号出願）「ガンマ調整によるサブピクセルのレンダリング方法およびシステム」に記述されていて、本明細書でも引用している。領域リサンプリングのこのような実施形態を図２〜７に示す。

図２、３、および４に、赤色、緑色、および青色平面における赤色２００、緑色３００、および青色４００リサンプル領域配列を各々示す。各々の色リサンプル領域配列２００、３００、および４００がリサンプル領域２０６、３０６、および４０４を含み、かつ各々のリサンプル領域にはリサンプル点２０２、３０２、および４０２が関連付けられていることに注意されたい。リサンプル点２０２、３０２、および４０２は、各々の色平面内で赤色１０４、緑色１０６、および青色１０２サブピクセル位置の相対位置に各々合致するが、必ずしもそれらの正確な色平面位相間の関係には合致しない。任意の個数の位相関係が可能であり、それらの位相関係は所与のデータフォーマット変換において有用な特性を備えている。

図５、６に、図１のサブピクセル構成１００に重ね合わされた図２、３の赤色および緑色リサンプル領域配列を各々示す。図７に、サブピクセル構成１００の上に重ね合わされた赤色と緑色リサンプル領域の間で、ある特定の色平面位相間の関係を示す。この特定の色平面位相間の関係は、正方形の青色１０２サブピクセル格子と「１対１」で表示される従来の完全収束した正方形格子状の赤色／緑色／青色のＲＧＢフォーマットを変換する様子を示す。この色平面位相間の関係において、緑色３００、青色４００、および赤色２００のリサンプル領域配列は、赤色２０２および緑色３０２リサンプル点が青色４０２サンプル点に重なるように配置されている。これにより、青色サブピクセル１０２があたかも赤色１０４および緑色１０６サブピクセルの格子模様の真上に、または極めて近接して置かれているように扱われる。

図１１、１３は、図４に示す領域に代わる、別の青色平面リサンプル領域配列を表す。図１２、１４は、これらの各々の青色平面リサンプル領域が図１に示すサブピクセルレイアウト上へどのようにマッピングされるかを示す。図１１、１３は、位相シフトと合わせて青色リサンプル領域４０６の２種の異なる実施形態を示す。この他の位相シフトが本発明の目的を十分満たすことを理解されたい。さらに、本発明の範囲を逸脱することなく、青色ピクセルデータ用の他のリサンプル領域を採用することができる。

これらの図は、説明用に過ぎず、本実施形態におけるリサンプル点、再構成点、リサンプル領域、およびサブピクセル位置の関係をわかりやすくするためだけにある。

第’３５５号出願に記述されているサブピクセルのレンダリング技術を用いて、入来するデータフォーマットを、表示に適したものに変換することができる。このような場合、本方法は以下のように行なわれる。（１）入来する三原色ピクセルデータの各のデータポイント用に示唆されたサンプル域を決定する、（２）ディスプレイ内の各色サブピクセル用のリサンプル領域を決定する、（３）分母がリサンプル領域の関数であって、分子がリサンプル領域に部分的に重なる前記示唆されたサンプル領域の面積の関数である、分数で構成される係数の組を各々の前記リサンプル領域用に形成する、（４）各々の示唆サンプル領域に対する入来ピクセルデータに前記係数を乗算して積を得る、（５）各々の積を加算して各リサンプル領域の輝度値を得る。

本明細書に開示したような各種のサブピクセル構成に対して他のサブピクセルレンダリング手段も適用可能である。例えば、「適応型フィルタリング」として知られる技術を、本明細書でも引用していて本出願人との共同出願である２００２年８月８日出願の米国特許出願第１０／２１５，８４３号「適応型フィルタリングによるサブピクセルのレンダリング方法およびシステム」の記述と同様に利用することができる。適応型フィルタリングを利用することにより、最低２列のメモリを使用する入力データの３×３はサンプルが必要でなくなる。テストは、入力データのより小さいサンプル、例えば１×３または１×２マトリクスに基づいていてよい。入力データをサンプリングして垂直または対角線、ドットおよびエッジ、その他の高コントラスト特徴についてテストが行なわれ、次いでテストの結果に応じて処置がなされる。

テストマスクを用いて画像データと比較して、エッジが検出されたか否かを調べることができる。エッジが検出された場合、赤色および／または青色データに適切な処置を行なう。例えば、ガンマを適用するか、あるいは新しい値または異なるフィルタ係数を適用する。逆に、全く特徴が検出されなかった場合、何らの処置も行なわない。

図１７に、２個のフルカラー入来データピクセルをオンにした結果を示す。２個のピクセルが、さまざまな振幅でオンにされる「論理ピクセル」と呼ばれるサブピクセルの２個のクラスタに変換されている。左側の論理ピクセルは、緑色サブピクセル１０６の真上または近傍に中心が置かれている。右側の論理ピクセルは、赤色サブピクセル１０４の真上または近傍に中心が置かれている。両方の論理ピクセルにおいて、満足な白色が形成されて各々緑色および赤色サブピクセル上に中心が置かれるように各種のサブピクセルが適当な輝度でオンになっている。

図８Ａ、８Ｂに、図１のカラーエミッタサブピクセルを構成するためのドライバ装置８００の２種の可能な模式図を示す。図８Ａに、列ドライバとディスプレイ内の列との１対１対応を示す。しかし、分割された青色サブピクセルがあるため、結線８２０を介して分割された青色サブピクセルの隣接する列を結ぶことが望ましいであろう。図８Ｂから分かるように、このスキームには列ドライバの個数を節約できる利点がある。

便宜上、これらの例は、図１に示したものと同じ個数のサブピクセルを有する。ブロック８１０が１個または数個の電気部品を表わすため、多くの表示技術でこれらのドライブ構成を用いることができる。これらは受動型にアドレス指定される液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、または電子発光（ＥＬ）ディスプレイ用の容量性ディスプレイセル要素を表わすことができる。プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）内のガス放電要素を表わすことができる。受動型な無機発光ダイオードまたは有機発光ダイオードディスプレイの半導体ダイオード要素を表わすことができる。アクティブマトリクス液晶ディスプレイ（ＡＭＬＣＤ）のトランジスタ、蓄電コンデンサおよび容量性セル要素を表わすことができる。アクティブマトリクス有機発光ダイオードディスプレイ（ＡＭＯＬＥＤ）のマルチトランジスタ、蓄電コンデンサ、および発光素子を表わすことができる。一般に、他の公知または未発明のディスプレイ技術に見られるカラーサブピクセルおよび関連電子要素を表わすことができる。

公知のドライブタイミングおよび方法を図に示すようにＮ×Ｍドライブマトリクスに用いてもよい。しかし、特定の色割当て、特にパネル全体にわたる格子模様、または単一列内での中の色の交替による変更が必要にされる場合がある。例えば、受動型ＬＣＤ用にマルチラインアドレス指定として当分野で公知の技術を変更して、行のグルーピングが奇数および偶数行の組合せに限定されるようにできる。２種の交互のカラーサブピクセルを有する列内で一時点に一色しかアドレス指定されないため、色がにじむ可能性が低くなる。

反転スキームは、ディスプレイセル全体にわたって電場極性を切替えて、セル全体にわたり時間平均されたゼロネット場とイオン電流を与えるため、上述の特徴的なサブピクセル構成に利用可能である。図９、１０（図８Ａの模式図に対応）および図１５、１６（図８Ｂの模式図に対応）に、各々「２×１」、「１×１」と呼ばれるアクティブマトリクス液晶ディスプレイ上の２種の「ドット反転」スキームを示し、いずれもうまく動作する。図９、１５に示すスキームは、正および負極性の間に光伝達のわずかなアンバランスが生じる場合、特に目が画面を横切って動く画像の運動を追う場合によりよく動作する。各々の図は、ディスプレイのアドレス指定領域の半分についての極性を示す。残り半分の極性が反転し、全領域で交互に反転する結果、公知のようにネットゼロ電流（ゼロＤＣバイアス）が得られる。

図２０に示すシステム２０００において、本明細書で開示した各種の実施形態に従って構成されたディスプレイが、物理装置２００２にあるサブピクセルレンダリング手段２００４により駆動される。入力画像データストリーム２００８がサブピクセルレンダリング手段２００４へ入力されて、本明細書で開示した方法で変換することができる。各種のサブピクセルを駆動してディスプレイ上で画像を形成すべく、出力画像データストリーム２０１０がディスプレイ装置２００６へ送られる。本明細書で引用しているいくつかの参照文献で述べているように、サブピクセルレンダリング（ＳＰＲ）手段２００４は、ハードウェアおよび／またはソフトウェア、あるいはそれらを組合せて実装することができる。例えば、ＳＰＲ手段２００４はディスプレイ自体に論理（ハードウェアまたはソフトウェア）として存在しても、あるいはグラフィックコントローラチップまたはボードに存在していてもよい。

本発明を実施形態の例を参照しつつ記述してきたが、本発明の範囲から逸脱することなく各種の変更を行ない、その構成要素が等価物で代替可能であることは当業者には理解されよう。さらに、本発明の基本的な範囲から逸脱することなく、特定の状況または材料を本発明の開示に適応させるべく各種の変更を行なうことができる。例えば、上述の実施形態のいくつかを、他のディスプレイ技術、すなわち有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）、電気発光（ＥＬ）、電気泳動、アクティブマトリクス液晶ディスプレイ（ＡＭＬＣＤ）、受動型マトリクス液晶ディスプレイ（ＡＭＬＣＤ）、白熱灯、固体発光ダイオード（ＬＥＤ）、プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）およびイリデセントにより実装することができる。従って本発明は、本発明を実施するために考え得る最良の形態として開示された特定の実施形態に限定されず、本発明は添付の請求項の範囲にある全ての実施形態を含むことを意図している。

本明細書に引用されてその一部を構成する添付の図面に、各種の実装方式および実施形態を示す。
三原色すなわち赤、緑、および青色を含むサブピクセルエミッタの構成を、８個のサブピクセルが反復的により巨大なセル群を生成するグルーピングとして示す。ここに青色サブピクセルは「分割」されている。 図１のサブピクセル構成に各々合致する赤、緑、青色平面用の赤、緑、および青色リサンプル領域配列の実施形態の例を示す。 図１のサブピクセル構成に各々合致する赤、緑、青色平面用の赤、緑、および青色リサンプル領域配列の実施形態の例を示す。 図１のサブピクセル構成に各々合致する赤、緑、青色平面用の赤、緑、および青色リサンプル領域配列の実施形態の例を示す。 各々図１のサブピクセル構成に重ね合わされる図２および３の赤色および緑色リサンプル領域の配列を示す。 各々図１のサブピクセル構成に重ね合わされる図２および３の赤色および緑色リサンプル領域の配列を示す。 図１のサブピクセル構成に重ね合わされた赤色および緑色リサンプル領域の間の特定の色平面位相関係を示す。 図１のカラーエミッタサブピクセルの構成用のドライバ構成の二つの可能な模式図を示す。 図１のカラーエミッタサブピクセルの構成用のドライバ構成の二つの可能な模式図を示す。 一般に「２×１」および「１×１」として知られ、各々図８Ａのスキームに合致する二種の「ドット反転」スキームを示す。 一般に「２×１」および「１×１」として知られ、各々図８Ａのスキームに合致する二種の「ドット反転」スキームを示す。 図４に示すものに代わる青色平面リサンプル領域の配列を示す。 図４に示すものに代わる青色平面リサンプル領域の配列を示す。 図１１および１３の各々の青色平面リサンプル領域が図１に示すサブピクセルレイアウト上へどのようにマッピングされるかを示す。 図１１および１３の各々の青色平面リサンプル領域が図１に示すサブピクセルレイアウト上へどのようにマッピングされるかを示す。 一般に「２×１」および「１×１」として知られ、各々図８Ｂのスキームに合致する二種の「ドット反転」スキームを示す。 一般に「２×１」および「１×１」として知られ、各々図８Ｂのスキームに合致する二種の「ドット反転」スキームを示す。 ２個のフルカラー入来データピクセルをオンにした結果を示す。 サブピクセルを垂直方向にさまざまに変位させた状態で８進サブピクセル構成の他の実施形態を示す。 サブピクセルを垂直方向にさまざまに変位させた状態で８進サブピクセル構成の他の実施形態を示す。 サブピクセルグルーピング内で分割されて多数を占めるサブピクセルをさまざまに変位させた８進サブピクセル構成の更に別の実施形態を示す。 サブピクセルグルーピング内で分割されて多数を占めるサブピクセルをさまざまに変位させた８進サブピクセル構成の更に別の実施形態を示す。 本明細書で述べた各種の実施形態に従って製造されたパネルを駆動するためのサブピクセルレンダリング手段を組み込んだシステムを示す。

符号の説明

１００：サブピクセルエミッタ、１０２青色サブピクセル、１０４：赤色サブピクセル、１０６：緑色サブピクセル、１２０：グルーピング、２００：赤色リサンプル領域配列、２０２：赤色リサンプル点、２０６：赤色リサンプル領域、３００：緑色リサンプル領域配列、３０２：緑色リサンプル点、３０６：緑色リサンプル領域、４００：青色リサンプル領域配列、４０２：青色リサンプル点、４０４：青色リサンプル領域、４０６：青色リサンプル領域、８００：ドライバ装置、８１０：ブロック、８２０：結線、２０００：システム、２００２：物理装置、２００４：サブピクセルレンダリング手段、２００６：ディスプレイ装置、２００８：入力画像データストリーム、２０１０：出力画像データストリーム

Claims (7)

1. 複数のサブピクセルグループを含むディスプレイであって、前記サブピクセルグループが更に２行４列の８個のサブピクセルを含み、各々の前記サブピクセルが赤色サブピクセル、緑色サブピクセル、および青色サブピクセルのうちの１個であり、前記サブピクセルグループが更に、４個の前記青色サブピクセル、２個の前記赤色サブピクセル、および２個の前記緑色サブピクセルを含み、更に２個の非隣接列からなる第一の組が４個の前記青色サブピクセルを含み、２個の非隣接列からなる第二の組が２個の前記赤色サブピクセルおよび２個の前記緑色サブピクセルを含み、前記青色サブピクセルが前記赤色および前記緑色サブピクセルよりも小さい領域からなり、前記赤色サブピクセルおよび前記緑色サブピクセルが更に、市松模様を形成するディスプレイ。
2. 請求項１に記載のディスプレイにおいて、４個の前記青色サブピクセルを含む前記２個の非隣接列が、２個の前記赤色サブピクセルおよび２個の前記緑色サブピクセルを含む前記２個の非隣接列から垂直方向にずれているディスプレイ。
3. 請求項１に記載のディスプレイにおいて、前記青色サブピクセルが、前記赤色サブピクセルおよび前記緑色サブピクセルから形成された前記市松模様に分散配置されているディスプレイ。
4. 請求項１に記載のディスプレイにおいて、前記ディスプレイがアクティブマトリクス液晶ディスプレイであるディスプレイ。
5. 請求項４に記載のディスプレイにおいて、前記ディスプレイが、各サブピクセルグループ内でサブピクセルを駆動するドット反転スキームを適用するディスプレイ。
6. 請求項５に記載のディスプレイにおいて、前記ドット反転スキームが１×１ドット反転であるディスプレイ。
7. 請求項５に記載のディスプレイにおいて、前記ドット反転スキームが２×１ドット反転であるディスプレイ。

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