JP4614248B2 - Pllシンセサイザ監視方法及びlnb装置 - Google Patents

Pllシンセサイザ監視方法及びlnb装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PLLシンセサイザ監視方法、例えばアンテナで受信した衛星信号等をPLLシンセサイザを用いて中間周波信号に変換し受信端に伝送する際のPLLシンセサイザ監視方法及びその方法によりPLLシンセサイザを監視するLNB装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のLNB装置の構成を表したブロック図を図3に示す。図3において、コンバータ部100の入力端子100aは、アンテナから受信した衛星信号の入力端子であり、信号増幅部101に接続されている。増幅された衛星信号を出力する信号増幅部101の出力端と局部発振信号を出力するPLLシンセサイザ部107の出力端は、ミキサ部102に接続され、ミキサ部102の出力端は、中間周波信号成分を抽出する帯域通過フィルタ部103、中間周波信号に変換してそれを増幅する中間周波増幅部104及び中間周波信号のみを通過させる高域通過フィルタ部105を介して、コンバータ部100の出力端子100bに接続されている。又、出力端子100bには直列接続された3つの低域通過フィルタL401,L402,L403の内のL401が接続され、L403の最終端が電源回路部108と接続されている。低域通過フィルタL402とL403は、PLLシンセサイザ部107から出力されるロック検出信号を増幅するロック信号増幅部110の出力端と接続され、低域通過フィルタL401とL402は、電源部200の基準信号発生部202で生成された基準信号のみを通過させる帯域通過フィルタ部106を介して、PLLシンセサイザ部107に接続され、又、電源回路部108は信号増幅部101,中間周波増幅部104,PLLシンセサイザ部107,並びに、PLLシンセサイザ部107を介してロック信号増幅部110に接続されている。
【0003】
コンバータ部100の出力端子100bは一本の伝送線300で電源部200の入力端子200aと接続されている。そして、この入力端子200aからコンバータ部100で変換された中間周波信号を入力し、基準信号を除去する高域通過フィルタ部201を介して、電源部200の出力端子200bと接続され、この出力端子200bから中間周波信号のみが次段回路部へ伝送されている。さらに、入力端子200aは直列に接続された低域通過フィルタL501,L502,L503の最前端素子である低域通過フィルタL501にも接続されている。そして、L503の最終端が電力供給部203と接続されている。低域通過フィルタL501とL502は、コンバータ部100へ伝送されPLLシンセサイザ部107に入力される基準信号を生成する基準信号発生部202と接続され、又低域通過フィルタL502とL503は、コンバータ部100のPLLシンセサイザ部107から出力され電源部200へ伝送されるロック検出信号のみを取り出す帯域通過フィルタ部208を介して、ロック信号検出部209に接続されている。又、電力供給部203は基準信号発生部202,ロック信号検出部209に接続されている。
【0004】
次に、従来のLNB装置の動作を説明する。アンテナから入力された周波数が例えば12.25〜12.75GHzの衛星信号とすると、この衛星信号は信号増幅部101で増幅後、ミキサ部102に入力され、ミキサ部102には、もう一つPLLシンセサイザ部107で生成された局部発振信号が入力されている。ここで、局部発振信号は、PLL周波数シンセサイザ回路、つまり、基準周波数frと比較周波数fpの位相差に応じたパルス幅を持つパルスを出力する位相比較器、位相比較器からの出力信号をDCレベル化する低域通過フィルタ及び電圧によって出力周波数を変化させることができる電圧制御形発振器とで構成される回路並びに逓倍器により生成されている。本LNB装置では、位相比較器の基準周波数fr信号として入力される信号は、電源部200に設けられた基準信号発生部202で生成された周波数frが10MHzの基準信号を伝送線300によりコンバータ部100に送り、帯域通過フィルタ部106により取り出して使用し、また、他方の比較周波数fp信号には電圧制御形発振器出力信号の帰還信号を使用する。
【0005】
よって、このPLLシンセサイザ部107内のPLL周波数シンセサイザ回路により周波数2.26GHzの電圧制御形発振器信号が出力され、後段の逓倍器により5倍に逓倍されて11.3GHzの周波数を持つ局部発振信号がPLLシンセサイザ部107で生成出力されている。そして、ミキサ部102で周波数11.3GHzの局部発振信号と混合された周波数12.25〜12.75GHzの衛星信号は、帯域通過フィルタ部103で中間周波信号成分が抽出され、中間周波増幅部104で周波数950〜1450MHzの中間周波信号に変換されると共に増幅され、高域通過フィルタ部105で基準信号の通過を阻止して中間周波信号のみを通過させ、伝送線300により電源部200へ伝送されている。
【0006】
又、PLLシンセサイザ部107からは、前述した局部発振信号の出力とは別に、PLL周波数シンセサイザ回路から目的の周波数を出力するように電圧制御形発振器が同期制御されているかどうかを示すロック検出信号も出力されている。ここで電圧制御形発振器が同期制御されている状態をロック状態、同期制御されていない状態、すなわち同期外れをアンロック状態とする。尚、ロック検出信号としてパルス信号或いはトーン信号を出力させるように回路構成されている。そして、PLLシンセサイザ部107で生成されたロック検出信号は、ロック信号増幅部110で増幅され、伝送線300により電源部200へ伝送されている。低域通過フィルタL501とL502とで高域信号成分が除去された後、帯域通過フィルタ部208で取り出されたロック検出信号はロック信号検出部209で加工されロック状態かアンロック状態かが判別されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来のLNB装置は、PLLシンセサイザ部107の局部発振信号の同期外れを電源部200で監視する場合、コンバータ部100内には、PLLシンセサイザ部107からのロック検出信号を伝送線300で電源部200に伝送するため、ロック信号増幅部110を設けて増幅する必要があり、又、電源部200内には、伝送後のロック検出信号を伝送線300から取り出すため帯域通過フィルタ部208を設け、さらにロック、アンロック状態を判別可能とするためにロック信号検出部209を設けてロック検出信号を加工する必要があった。したがって、これらの回路スペースを確保するためコンバータ部100及び、電源部200の大型化は避けられず、設置場所が制限され、これらの機器を固定する為の部材も大型化してしまう。そして、部品点数が多ければそれに比例して製造工数も当然に多くなり、又手間もかかるため、製造コストアップの原因になっていた。
【0008】
又、ロック、アンロック状態に関わらず、常にコンバータ部100内の各構成部には電力供給がされており、正常に受信動作がなされていない場合にも、動作に不要な電力が無駄に消費されていた。さらに、受信障害の原因がLNB装置のコンバータ部100にあると予想できても、通常屋外高所のアンテナ給電部に設置されるコンバータ部100の実際の点検確認作業は、高所での作業となり煩雑であった。
【0009】
こうした問題に鑑み、本発明は簡易な回路で、コンバータ機器から離れた電源機器側でコンバータ機器の消費電力の減少から供給電力の減少を検知すると共に同期外れを容易に判断可能なPLLシンセサイザ監視方法及びその方法を用いたLNB装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、PLLシンセサイザを有するコンバータ機器と、該コンバータ機器に電力を供給する電源機器とが別体として形成され、一本の伝送線で双方が接続された周波数変換システムのPLLシンセサイザ監視方法であって、PLLシンセサイザが同期外れになった際にコンバータ機器の電力消費量を減らし、前記電源機器内に電力監視手段を設け、該電力監視手段が、消費電力の減少から供給電力の減少を検知し同期外れを判断することを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、受信信号を所定の中間周波信号に変換するコンバータ部と、該コンバータ部に電力を供給する電源部とが別体として形成され、一本の伝送線で双方が接続されたLNB装置において、前記コンバータ部に、局部発振信号を生成出力すると共に局部発振信号の同期外れに対応した信号を生成出力するPLLシンセサイザ部と、局部発振信号の同期が外れた際に前記コンバータ部の少なくとも一部の回路への電力供給を止めて、消費電力を減少させる電力停止回路を設け、前記電源部に、前記電力停止回路の動作により前記コンバータ部への電力供給量の減少を検出することにより局部発振信号の同期外れを検出する電力監視部を設けて構成される。
【0012】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、局部発振信号の同期が外れた際に、電力供給の止まる回路部が、コンバータ部に内蔵されている信号増幅部と中間周波増幅部であるように構成される。
【0013】
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、電力監視部に、局部発振信号の同期外れを表示する状態モニタ部を設けて構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るPLLシンセサイザ監視方法の一例を図面に基づいて説明する。図1は、PLLシンセサイザを有するコンバータ機器1aと、それに電力を供給する電源機器1cとが別体として一本の伝送線1bで接続されて構成され、PLLシンセサイザの同期外れを電源機器1cの電力供給量の減少で判断するPLLシンセサイザ監視方法を使用した周波数変換システム1を衛星信号受信装置2に用いた場合のシステムブロック図である。
【0015】
この衛星信号受信装置2は、PLLシンセサイザを有したコンバータ機器1aが、屋外高所に設置された例えばパラボラアンテナ2eの給電アーム2b先端に固定される給電部2aと一体に形成され、同軸ケーブル等の伝送線1bを介して、各戸3屋内の受信装置2cからTV、パソコン等の情報表示端末2dに接続される。パラボラアンテナ2eからの受信信号は、コンバータ機器1aで所定の周波数に変換され、情報表示端末2dが表示可能に受信装置2cによって信号加工処理される。そして、PLLシンセサイザの同期外れに影響する類いの受信障害に起因して、情報表示端末2dに異常が発生した場合には、電源機器1c内の電力監視手段1dによりコンバータ機器1aへの電力供給量の減少を検知することでコンバータ機器1aの同期外れが判断される。
【0016】
このように、PLLシンセサイザ監視方法を、例えば衛星信号受信装置2に用いれば、コンバータ機器1aと別体に設けた電源機器1cで、コンバータ機器1aの同期外れを判断できるから、同期外れの確認が容易になる。したがって情報表示端末2dの表示異常の原因が、コンバータ機器1aの同期外れによるものか否かの特定を、電源機器1cで集中管理できる。又、電力監視手段1dは、コンバータ機器1aへの電力供給量の減少を検知するだけの簡易な回路でコンバータ機器1aの同期外れを判断できるから、コンバータ機器1a及び電源機器1cの回路構成を簡略化することが可能である。
【0017】
次に、本発明に係るLNB装置の一例として、そのブロック図を図2に示し、本ブロック図を基に構成及び動作を説明する。図2において、コンバータ部10の入力端子10aは、アンテナから入来した信号の入力端子であり、信号増幅部11に接続される。増幅された信号を出力する信号増幅部11の出力端と、局部発振信号を出力するPLLシンセサイザ部17の出力端は、ミキサ部12に接続され、ミキサ部12の出力端は、中間周波信号成分を抽出する帯域通過フィルタ部13、中間周波信号に変換してそれを増幅する中間周波増幅部14及び中間周波信号のみを通過させる高域通過フィルタ部15を介して、コンバータ部10の出力端子10bに接続されている。又、出力端子10bには直列接続された低域通過フィルタL41,L43のL41が接続され、L43の最終端が電源回路部18と接続されている。低域通過フィルタL41とL43は、電源部20の基準信号発生部22で生成された基準信号のみを通過させる帯域通過フィルタ部16を介して、PLLシンセサイザ部17に接続される。又、電源回路部18は、PLLシンセサイザ部17に直接接続され、一方、信号増幅部11,中間周波増幅部14へは動作電力の供給及び停止のいずれかに切替制御する電力停止回路19を介して接続され、電力を供給している。
【0018】
コンバータ部10の出力端子10bは一本の伝送線30で電源部20の入力端子20aと接続される。そして、電源部20の入力端子20aは、コンバータ部10で変換された中間周波信号を入力し、基準信号を除去する高域通過フィルタ部21を介して次段回路部へ接続される電源部20の出力端子20bと接続され、又、直列に接続された低域通過フィルタL51,L53の最前端素子である低域通過フィルタL51と接続される。低域通過フィルタL51とL53は、コンバータ部10へ伝送されPLLシンセサイザ部17に入力される基準信号を生成する基準信号発生部22と接続される。又、L53は電力供給部23及び電力供給部23の出力電力の増減を監視する電力監視部25に接続され、電力監視部25の出力端はその監視結果を表示する状態モニタ部26に接続される。尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成を適宜に変更して実施することも可能である。
【0019】
次に、本発明に係るLNB装置の動作について説明する。図2に示すように本発明に係るLNB装置では信号増幅部11,中間周波増幅部14への電力供給を電力停止回路19の切替制御により行っており、その制御はPLLシンセサイザ部17から入力されるロック検出信号の状態変化に応じた動作電力の供給又は停止の切替えについて行われる。つまり、PLLシンセサイザ部17から出力される局部発振信号が目的の周波数を維持する同期状態の場合、電力停止回路19は信号増幅部11、中間周波増幅部14に動作電力を供給し、目的の周波数から外れた同期外れの状態の場合、PLLシンセサイザ部17から同期外れの信号が電力停止回路19に出力され、動作電力の供給を停止するように切替える。又、同期外れの発生要因が解消された場合、同期状態或いは同期外れの状態にかかわらず常時電力供給されているPLLシンセサイザ部17は局部発振信号の出力を再開し、それと同時に電力停止回路19へロック検出信号を出力して同期状態への復帰を伝え、信号増幅部11と中間周波増幅部14への電力供給を復活させる。
【0020】
そして、同期状態と同期外れの状態とでは、コンバータ部10の電源回路部18へ電力を供給する電源部20の電力供給部23の出力電力は異なり、同期外れの状態では信号増幅部11及び中間周波増幅部14の電力供給を停止する分、電力供給部23の出力電力は減少する。この同期或いは同期外れの状態に対応した出力電力の増減を電力監視部25で監視して状態モニタ部26で表示する。例えば状態モニタ部26では、同期状態の場合には緑のLEDが、同期外れの状態の場合には赤のLEDが点灯する。
【0021】
このように構成すれば、PLLシンセサイザ部17で生成したロック検出信号をコンバータ部10から電源部20に伝送することなく、コンバータ部10での同期外れを電源部20で監視し判断することができるから、コンバータ部10内のロック検出信号の伝送に必要な回路が不要となり、さらに、電源部20内には、ロック検出信号を取り出して加工する回路を設ける必要がなくなり、よって、コンバータ部10及び電源部20を小型化できる。
【0022】
又、PLLシンセサイザ部17の出力信号が目的の周波数から外れた同期外れの状態の場合、PLLシンセサイザ部17から同期外れの信号が電力停止回路19に出力され、信号増幅部11及び中間周波増幅部14への動作電力の供給を停止するように切替えることができるから、同期外れ時の電力消費を抑えることができる。尚、電力供給が停止される回路は、信号増幅部11だけでも良いし、中間周波増幅部14だけであっても良い。一方、PLLシンセサイザ部17には電力が常時継続して供給されているので、同期或いは同期外れ状態にかかわらず、その状態に対応したロック検出信号を電力停止回路19に出力することができるから、同期外れの発生要因が解消された場合には、電力停止回路19の制御により信号増幅部11及び中間周波増幅部14への電力供給を再開することができ、コンバータ部10の周波数変換機能を自動復旧することが可能となる。
【0023】
さらに、同期或いは同期外れ状態に対応した出力電力の増減を電力監視部25で監視することにより、PLLシンセサイザ部17の同期外れ状態を、電源部20の状態モニタ部26で一見して把握することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、コンバータ機器と別体に設けた電源機器でコンバータ機器の同期外れを判断できるから、電源機器を利用者の見やすい場所に設置すれば同期外れの確認が容易になる。又、コンバータ機器及び電源機器を簡易な回路構成とすることが可能である。
【0025】
請求項2の発明によれば、回路構成を減らすことができるから、コンバータ部及び電源部を簡易な回路構成で小型化することができ、加えて、製造コストを低減することができる。さらに、局部発振信号の同期が外れた際には、コンバータ部の少なくとも一部の回路への電力供給を止めるから、電力消費を抑えることができる。
【0026】
請求項3の発明によれば、請求項2の効果に加えて、同期外れ状態では信号増幅部及び中間周波増幅部への電力供給を停止するから、同期外れ時の電力消費を大きく抑えることができる。一方、PLLシンセサイザ部には電力が常時継続して供給されているから、同期外れの発生要因が解消された場合には、コンバータ部の周波数変換機能を自動復旧することが可能となる。
【0027】
請求項4の発明によれば、請求項2又は3の効果と併せて、PLLシンセサイザ部の同期外れ状態が、状態モニタ部の状態表示で一見して把握することができるから、電源部を利用者の見やすい場所に設置すれば受信障害が起こった場合の原因機器特定やコンバータ部の同期外れの確認が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPLLシンセサイザ監視方法の一例を示す周波数変換システムのブロック図である。
【図2】本発明に係るLNB装置の一例を示す回路のブロック図である。
【図3】従来のLNB装置のブロック図である。
【符号の説明】
1・・周波数変換システム、1a・・コンバータ機器、1b,30・・伝送線、1c・・電源機器、1d・・電力監視手段、10・・コンバータ部、11・・信号増幅部、14・・中間周波増幅部、17・・PLLシンセサイザ部、19・・電力停止回路、20・・電源部、25・・電力監視部、26・・状態モニタ部。

Claims (4)

  1. PLLシンセサイザを有するコンバータ機器と、該コンバータ機器に電力を供給する電源機器とが別体として形成され、一本の伝送線で双方が接続された周波数変換システムのPLLシンセサイザ監視方法であって、
    PLLシンセサイザが同期外れになった際に前記コンバータ機器の消費電力を減らし、前記電源機器内に電力監視手段を設け、該電力監視手段が消費電力の減少から電力供給量の減少を検知し、同期外れを判断することを特徴とするPLLシンセサイザ監視方法。
  2. 受信信号を所定の中間周波信号に変換するコンバータ部と、該コンバータ部に電力を供給する電源部とが別体として形成され、一本の伝送線で双方が接続されたLNB装置において、
    前記コンバータ部に、局部発振信号を生成出力すると共に局部発振信号の同期外れに対応した信号を生成出力するPLLシンセサイザ部と、局部発振信号の同期が外れた際に前記コンバータ部の少なくとも一部の回路への電力供給を止めて、消費電力を減少させる電力停止回路を設け、
    前記電源部に、前記電力停止回路の動作により前記コンバータ部への供給電力の減少を検出することにより局部発振信号の同期外れを検出する電力監視部を設けたことを特徴とするLNB装置。
  3. 局部発振信号の同期が外れた際に、電力供給の止まる回路部が、コンバータ部に内蔵されている信号増幅部と中間周波増幅部であることを特徴とする請求項2記載のLNB装置。
  4. 電力監視部に、局部発振信号の同期外れを表示する状態モニタ部を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載のLNB装置。
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