JP2002319907A - 衛星放送アンテナの故障検出装置 - Google Patents
衛星放送アンテナの故障検出装置Info
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- JP2002319907A JP2002319907A JP2001122301A JP2001122301A JP2002319907A JP 2002319907 A JP2002319907 A JP 2002319907A JP 2001122301 A JP2001122301 A JP 2001122301A JP 2001122301 A JP2001122301 A JP 2001122301A JP 2002319907 A JP2002319907 A JP 2002319907A
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- Japan
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- lnb
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- cable
- antenna
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 LNBやアンテナケーブルの断線、短絡を表
示し、故障修理の便宜を図る。 【解決手段】 LNB1とケーブル3の間に中継コネク
タ2を介挿する。中継コネクタの抵抗器11はLNBの直
流インピーダンスの約数倍の抵抗値とし、受信機4の抵
抗器13は小抵抗値とする。抵抗器13の両端の電圧(負荷
電流Iに比例)を差動増幅器14に入力し、出力信号に基
づき、CPU15により、負荷正常、ケーブル断線、LN
B断線、LNBまたはケーブルの短絡、を判断し、表示
部16のLED17とLED18を、正常時は共に消灯、ケー
ブル断線時はLED18を点灯、LNB断線時はLED17
を点灯、LNBまたはケーブルの短絡時はLED17、18
を共に点灯する。負荷非正常時は負荷への電源出力を停
止し、表示部の表示は保持する。
示し、故障修理の便宜を図る。 【解決手段】 LNB1とケーブル3の間に中継コネク
タ2を介挿する。中継コネクタの抵抗器11はLNBの直
流インピーダンスの約数倍の抵抗値とし、受信機4の抵
抗器13は小抵抗値とする。抵抗器13の両端の電圧(負荷
電流Iに比例)を差動増幅器14に入力し、出力信号に基
づき、CPU15により、負荷正常、ケーブル断線、LN
B断線、LNBまたはケーブルの短絡、を判断し、表示
部16のLED17とLED18を、正常時は共に消灯、ケー
ブル断線時はLED18を点灯、LNB断線時はLED17
を点灯、LNBまたはケーブルの短絡時はLED17、18
を共に点灯する。負荷非正常時は負荷への電源出力を停
止し、表示部の表示は保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星放送アンテナの
故障検出装置に係り、LNB(低雑音周波数変換器)や
アンテナケーブルの短絡・断線(開放)を検出・報知す
るものに関する。
故障検出装置に係り、LNB(低雑音周波数変換器)や
アンテナケーブルの短絡・断線(開放)を検出・報知す
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送(BS、CS)受信機(チュー
ナユニットを含む)では、パラボラアンテナからの信号
伝送用のアンテナケーブル(以降、ケーブルと略す)を
利用して受信機からLNBに電源を供給している。受信
機では、LNBやケーブルで短絡が生じた場合に電源回
路を保護するため、電源電流を監視し、過電流状態にな
った場合はLNBへの電源供給を停止する機能を設けて
いるが、短絡の生じた箇所がLNBなのかケーブルなの
かは、LNBやケーブルをチェックしてみなければわか
らなかった。
ナユニットを含む)では、パラボラアンテナからの信号
伝送用のアンテナケーブル(以降、ケーブルと略す)を
利用して受信機からLNBに電源を供給している。受信
機では、LNBやケーブルで短絡が生じた場合に電源回
路を保護するため、電源電流を監視し、過電流状態にな
った場合はLNBへの電源供給を停止する機能を設けて
いるが、短絡の生じた箇所がLNBなのかケーブルなの
かは、LNBやケーブルをチェックしてみなければわか
らなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】LNBやケーブルの故
障は短絡だけではなく断線(開放)もある。故障が短絡
なのか断線なのか、また、故障箇所がLNBなのかケー
ブルなのかが事前に判れば迅速に対応できる。本発明は
このような点に鑑み、故障の発生箇所、および故障の内
容が短絡なのか断線なのかを検出し報知することを目的
とする。
障は短絡だけではなく断線(開放)もある。故障が短絡
なのか断線なのか、また、故障箇所がLNBなのかケー
ブルなのかが事前に判れば迅速に対応できる。本発明は
このような点に鑑み、故障の発生箇所、および故障の内
容が短絡なのか断線なのかを検出し報知することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の衛星放送アンテナの故障検出装置は、衛星
放送受信アンテナのLNBを動作させるための電源を、
同LNBから衛星放送受信機に受信信号を伝送するため
のケーブルにより同衛星放送受信機から供給するものに
おいて、前記LNBとケーブルとの間に、同LNBの直
流インピーダンスと異なる値の第1抵抗器を接地との間
に接続した中継コネクタを介挿すると共に、前記衛星放
送受信機に、前記LNBへの電源供給路に直列に介挿さ
れた負荷電流を検出するための第2抵抗器と、同第2抵
抗器の両端間に生ずる電圧を入力し、同電圧差を基に負
荷電流に応じた信号を出力する差動増幅器と、同差動増
幅器からの信号と前記電源の電圧とに基づき前記LNB
またはケーブルの短絡または断線を判断するCPUと、
同CPUの判断の結果を表示する表示部とから構成す
る。なお、前記第1抵抗器は前記LNBの直流インピー
ダンスより十分に高い抵抗値とし、前記第2抵抗器は前
記LNBに供給すべき電圧に影響を与えない小さい値と
する。
め、本発明の衛星放送アンテナの故障検出装置は、衛星
放送受信アンテナのLNBを動作させるための電源を、
同LNBから衛星放送受信機に受信信号を伝送するため
のケーブルにより同衛星放送受信機から供給するものに
おいて、前記LNBとケーブルとの間に、同LNBの直
流インピーダンスと異なる値の第1抵抗器を接地との間
に接続した中継コネクタを介挿すると共に、前記衛星放
送受信機に、前記LNBへの電源供給路に直列に介挿さ
れた負荷電流を検出するための第2抵抗器と、同第2抵
抗器の両端間に生ずる電圧を入力し、同電圧差を基に負
荷電流に応じた信号を出力する差動増幅器と、同差動増
幅器からの信号と前記電源の電圧とに基づき前記LNB
またはケーブルの短絡または断線を判断するCPUと、
同CPUの判断の結果を表示する表示部とから構成す
る。なお、前記第1抵抗器は前記LNBの直流インピー
ダンスより十分に高い抵抗値とし、前記第2抵抗器は前
記LNBに供給すべき電圧に影響を与えない小さい値と
する。
【0005】前記CPUにて、前記差動増幅器よりの信
号を基に得られた前記負荷電流が、前記電源の電圧を前
記LNBの直流インピーダンスと前記第1抵抗器との並
列値で除算した値に略等しい場合は前記LNBおよびケ
ーブルは正常であり、前記負荷電流がゼロの場合は前記
ケーブルの断線であり、前記負荷電流が、前記電源の電
圧を前記第1抵抗器の抵抗値で除算した値の場合は前記
LNBの断線であり、前記負荷電流が、前記電源の電圧
を前記LNBの直流インピーダンスと前記第1抵抗器と
の並列値で除算した値より大きい場合は前記LNBまた
はケーブルに短絡箇所があると判断するようにする。
号を基に得られた前記負荷電流が、前記電源の電圧を前
記LNBの直流インピーダンスと前記第1抵抗器との並
列値で除算した値に略等しい場合は前記LNBおよびケ
ーブルは正常であり、前記負荷電流がゼロの場合は前記
ケーブルの断線であり、前記負荷電流が、前記電源の電
圧を前記第1抵抗器の抵抗値で除算した値の場合は前記
LNBの断線であり、前記負荷電流が、前記電源の電圧
を前記LNBの直流インピーダンスと前記第1抵抗器と
の並列値で除算した値より大きい場合は前記LNBまた
はケーブルに短絡箇所があると判断するようにする。
【0006】そして、前記表示部に第1LED(発光ダ
イオード)および第2LEDを設け、前記CPUによ
り、前記LNBおよびケーブルが正常の場合は同第1L
EDおよび同第2LEDを消灯し、前記ケーブルが断線
の場合は同第1LEDを消灯して同第2LEDを点灯
し、前記LNBが断線の場合は同第1LEDを点灯して
同第2LEDを消灯し、前記LNBまたはケーブルに短
絡箇所がある場合は同第1LEDおよび同第2LEDを
点灯するようにする。
イオード)および第2LEDを設け、前記CPUによ
り、前記LNBおよびケーブルが正常の場合は同第1L
EDおよび同第2LEDを消灯し、前記ケーブルが断線
の場合は同第1LEDを消灯して同第2LEDを点灯
し、前記LNBが断線の場合は同第1LEDを点灯して
同第2LEDを消灯し、前記LNBまたはケーブルに短
絡箇所がある場合は同第1LEDおよび同第2LEDを
点灯するようにする。
【0007】前記中継コネクタは、一方の端子をFプラ
グ、他方の端子をFソケットとし、同中継コネクタのF
プラグを前記LNBのFソケットに接続し、同中継コネ
クタのFソケットに前記ケーブルを接続するようにす
る。
グ、他方の端子をFソケットとし、同中継コネクタのF
プラグを前記LNBのFソケットに接続し、同中継コネ
クタのFソケットに前記ケーブルを接続するようにす
る。
【0008】なお、前記LNBまたはケーブルの短絡ま
たは断線が判断された場合、前記CPUにより前記表示
部の表示状態を保持すると共に、前記LNBへの電源出
力を停止するようにする。
たは断線が判断された場合、前記CPUにより前記表示
部の表示状態を保持すると共に、前記LNBへの電源出
力を停止するようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は本発明による衛星放
送アンテナの故障検出装置の概要図、図2は一実施例の
要部ブロック図である。図1の1はLNB(直流インピ
ーダンス:Z0 )、2は中継コネクタ、3はケーブル、
4は衛星放送受信機(チューナユニット)の要部(受信
回路の図示省略)、5および7はFソケット、6および
8はFプラグである。LNB1のFソケット5に中継コ
ネクタ2のFプラグ6を接続し、中継コネクタ2のFソ
ケット7にケーブル3の先端のFプラグ8を接続する。
図2の11は中継コネクタ2の信号路と接地との間に接続
した第1抵抗器で、抵抗値Z1 はLNB1の直流インピ
ーダンスZ0 の数倍程度に設定する(LNB1の電流が
約200mA の場合に第1抵抗器11の電流が数十mA程度にな
るように)。12はLNB1に供給するための電源、13は
負荷電流を検出するための第2抵抗器で、抵抗値Z2
は、LNB1に供給すべき電圧に影響を与えないように
小さい値とする。14は第2抵抗器の両端間の電圧を入力
し、電圧差(負荷電流Iに比例)に応じた信号を出力す
る差動増幅器、15はCPU、16は表示部で、第1LED
17および第2LED18からなる。
き図面を参照して説明する。図1は本発明による衛星放
送アンテナの故障検出装置の概要図、図2は一実施例の
要部ブロック図である。図1の1はLNB(直流インピ
ーダンス:Z0 )、2は中継コネクタ、3はケーブル、
4は衛星放送受信機(チューナユニット)の要部(受信
回路の図示省略)、5および7はFソケット、6および
8はFプラグである。LNB1のFソケット5に中継コ
ネクタ2のFプラグ6を接続し、中継コネクタ2のFソ
ケット7にケーブル3の先端のFプラグ8を接続する。
図2の11は中継コネクタ2の信号路と接地との間に接続
した第1抵抗器で、抵抗値Z1 はLNB1の直流インピ
ーダンスZ0 の数倍程度に設定する(LNB1の電流が
約200mA の場合に第1抵抗器11の電流が数十mA程度にな
るように)。12はLNB1に供給するための電源、13は
負荷電流を検出するための第2抵抗器で、抵抗値Z2
は、LNB1に供給すべき電圧に影響を与えないように
小さい値とする。14は第2抵抗器の両端間の電圧を入力
し、電圧差(負荷電流Iに比例)に応じた信号を出力す
る差動増幅器、15はCPU、16は表示部で、第1LED
17および第2LED18からなる。
【0010】次に、本発明による衛星放送アンテナの故
障検出装置の動作を説明する。電源12の出力電圧Vは、
第2抵抗器13を経てケーブル3によりLNB1に供給さ
れ、同時に中継コネクタ2の第1抵抗器11に供給され
る。差動増幅器14には第2抵抗器13の両端間に生ずる電
圧(負荷電流Iに比例)が入力され、差動増幅器14から
出力される信号に基づき、CPU15により、LNB1
(Fソケット5を含む)およびケーブル3(Fプラグ8
を含む)に短絡や断線等の異常があるか否かを判断し、
表示部16の第1、第2LED17、18を点灯または消灯す
る。すなわち、図3に示すように、負荷電流Iが、LN
B1の直流インピーダンスZ0 と第1抵抗器11の合成抵
抗値で電源電圧Vを除算した値に等しい、すなわち、負
荷電流I=V×(Z1 +Z0)/Z1 ・Z0 の場合、負荷
は正常であると判断し、表示部16の第1LED17および
第2LED18を消灯にし、負荷電流I=0の場合、ケー
ブル3に断線箇所があると判断し、第1LED17を消
灯、第2LED18を点灯し、負荷電流I=V/Z1 (第
1抵抗器11にのみ電流が流れている)の場合はLNB1
に断線(開放)箇所があると判断し、第1LED17を点
灯、第2LED18を消灯し、また、負荷電流Iが正常時
の値より大きい、すなわち、I≫V×(Z1 +Z0)/Z
1 ・Z0 の場合はLNB1またはケーブル3に短絡箇所
があると判断し、第1LED17および第2LED18を点
灯する。
障検出装置の動作を説明する。電源12の出力電圧Vは、
第2抵抗器13を経てケーブル3によりLNB1に供給さ
れ、同時に中継コネクタ2の第1抵抗器11に供給され
る。差動増幅器14には第2抵抗器13の両端間に生ずる電
圧(負荷電流Iに比例)が入力され、差動増幅器14から
出力される信号に基づき、CPU15により、LNB1
(Fソケット5を含む)およびケーブル3(Fプラグ8
を含む)に短絡や断線等の異常があるか否かを判断し、
表示部16の第1、第2LED17、18を点灯または消灯す
る。すなわち、図3に示すように、負荷電流Iが、LN
B1の直流インピーダンスZ0 と第1抵抗器11の合成抵
抗値で電源電圧Vを除算した値に等しい、すなわち、負
荷電流I=V×(Z1 +Z0)/Z1 ・Z0 の場合、負荷
は正常であると判断し、表示部16の第1LED17および
第2LED18を消灯にし、負荷電流I=0の場合、ケー
ブル3に断線箇所があると判断し、第1LED17を消
灯、第2LED18を点灯し、負荷電流I=V/Z1 (第
1抵抗器11にのみ電流が流れている)の場合はLNB1
に断線(開放)箇所があると判断し、第1LED17を点
灯、第2LED18を消灯し、また、負荷電流Iが正常時
の値より大きい、すなわち、I≫V×(Z1 +Z0)/Z
1 ・Z0 の場合はLNB1またはケーブル3に短絡箇所
があると判断し、第1LED17および第2LED18を点
灯する。
【0011】このように、二つのLEDの点灯/消灯に
より、故障の内容がLNB1の断線(開放)であるか、
ケーブル3の断線であるか、あるいはLNB1またはケ
ーブル3の短絡であるかを表示するので、迅速な対応が
可能となる。なお、LNB1またはケーブル3に短絡箇
所または断線箇所があると判断された場合、表示部16の
二つのLEDの表示状態を保ったまま、CPU15により
電源12を制御し、LNB1への電源出力を停止し、特
に、短絡の場合に電源回路を焼損等から保護するように
する。このため、CPU15および表示部16の電源は、電
源12とは別の電源から供給されるようにしておく。
より、故障の内容がLNB1の断線(開放)であるか、
ケーブル3の断線であるか、あるいはLNB1またはケ
ーブル3の短絡であるかを表示するので、迅速な対応が
可能となる。なお、LNB1またはケーブル3に短絡箇
所または断線箇所があると判断された場合、表示部16の
二つのLEDの表示状態を保ったまま、CPU15により
電源12を制御し、LNB1への電源出力を停止し、特
に、短絡の場合に電源回路を焼損等から保護するように
する。このため、CPU15および表示部16の電源は、電
源12とは別の電源から供給されるようにしておく。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による衛
星放送アンテナの故障検出装置によれば、LNBやアン
テナケーブルに断線(開放)や短絡等が生じた場合に、
LNBに断線(開放)箇所があるか、ケーブルが断線し
たか、あるいはLNBまたはケーブルのいずれかに短絡
が生じたかを二つのLEDの点灯または消灯で知らせる
ので、修理作業の前にある程度の準備ができるので、迅
速な対応が可能となる。また、これらの故障が生じた場
合に電源出力を停止するが、LEDの表示は保持される
ので、電源回路は焼損等から保護され、かつ、故障内容
の表示は消えないという便利なものである。また、中継
コネクタ2がプラグ−ソケット接続であるのでその装着
又は取外しが容易という利点も有する。
星放送アンテナの故障検出装置によれば、LNBやアン
テナケーブルに断線(開放)や短絡等が生じた場合に、
LNBに断線(開放)箇所があるか、ケーブルが断線し
たか、あるいはLNBまたはケーブルのいずれかに短絡
が生じたかを二つのLEDの点灯または消灯で知らせる
ので、修理作業の前にある程度の準備ができるので、迅
速な対応が可能となる。また、これらの故障が生じた場
合に電源出力を停止するが、LEDの表示は保持される
ので、電源回路は焼損等から保護され、かつ、故障内容
の表示は消えないという便利なものである。また、中継
コネクタ2がプラグ−ソケット接続であるのでその装着
又は取外しが容易という利点も有する。
【図1】本発明による衛星放送アンテナの故障検出装置
の一実施例の概要図である。
の一実施例の概要図である。
【図2】本発明による衛星放送アンテナの故障検出装置
の一実施例の要部ブロック図である。
の一実施例の要部ブロック図である。
【図3】故障内容の検出・表示の例である。
1 LNB 2 中継コネクタ 3 アンテナケーブル 4 衛星放送受信機(チューナユニット) 5、7 Fソケット 6、8 Fプラグ 11 第1抵抗器 12 電源 13 第2抵抗器 14 差動増幅器 15 CPU 16 表示部 17、18 第1、第2LED
Claims (6)
- 【請求項1】 衛星放送受信アンテナのLNB(低雑音
周波数変換器)を動作させるための電源を、同LNBか
ら衛星放送受信機に受信信号を伝送するためのアンテナ
ケーブルにより同衛星放送受信機から供給するものにお
いて、前記LNBとアンテナケーブルとの間に、同LN
Bの直流インピーダンスと異なる値の第1抵抗器を接地
との間に接続した中継コネクタを介挿すると共に、前記
衛星放送受信機に、前記LNBへの電源供給路に直列に
介挿された負荷電流を検出するための第2抵抗器と、同
第2抵抗器の両端間に生ずる電圧を入力し、同電圧差を
基に負荷電流に応じた信号を出力する差動増幅器と、同
差動増幅器からの信号と前記電源の電圧とに基づき前記
LNBまたはアンテナケーブルの短絡または断線を判断
するCPUと、同CPUの判断の結果を表示する表示部
とからなる衛星放送アンテナの故障検出装置。 - 【請求項2】 前記第1抵抗器は前記LNBの直流イン
ピーダンスより十分に高い抵抗値とし、前記第2抵抗器
は前記LNBに供給すべき電圧に影響を与えない小さい
値とした請求項1記載の衛星放送アンテナの故障検出装
置。 - 【請求項3】 前記CPUにて、前記差動増幅器よりの
信号を基に得られた前記負荷電流が、前記電源の電圧を
前記LNBの直流インピーダンスと前記第1抵抗器との
並列値で除算した値に略等しい場合は前記LNBおよび
アンテナケーブルは正常であり、前記負荷電流がゼロの
場合は前記アンテナケーブルの断線であり、前記負荷電
流が、前記電源の電圧を前記第1抵抗器の抵抗値で除算
した値の場合は前記LNBの断線であり、前記負荷電流
が、前記電源の電圧を前記LNBの直流インピーダンス
と前記第1抵抗器との並列値で除算した値より大きい場
合は前記LNBまたはアンテナケーブルに短絡箇所があ
ると判断するようにした請求項1または2記載の衛星放
送アンテナの故障検出装置。 - 【請求項4】 前記表示部に第1LED(発光ダイオー
ド)および第2LEDを設け、前記CPUにより、前記
LNBおよびアンテナケーブルが正常の場合は同第1L
EDおよび同第2LEDを消灯し、前記アンテナケーブ
ルが断線の場合は同第1LEDを消灯して同第2LED
を点灯し、前記LNBが断線の場合は同第1LEDを点
灯して同第2LEDを消灯し、前記LNBまたはアンテ
ナケーブルに短絡箇所がある場合は同第1LEDおよび
同第2LEDを点灯するようにした請求項1、2または
3記載の衛星放送アンテナの故障検出装置。 - 【請求項5】 前記中継コネクタは、一方の端子をFプ
ラグ、他方の端子をFソケットとし、同中継コネクタの
Fプラグを前記LNBのFソケットに接続し、同中継コ
ネクタのFソケットに前記アンテナケーブルを接続する
ようにした請求項1、2、3または4記載の衛星放送ア
ンテナの故障検出装置。 - 【請求項6】 前記LNBまたはアンテナケーブルの短
絡または断線が判断された場合、前記CPUにより前記
表示部の表示状態を保持すると共に、前記LNBへの電
源出力を停止するようにした請求項1、2、3、4また
は5記載の衛星放送アンテナの故障検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001122301A JP2002319907A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 衛星放送アンテナの故障検出装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001122301A JP2002319907A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 衛星放送アンテナの故障検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002319907A true JP2002319907A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18972034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001122301A Pending JP2002319907A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 衛星放送アンテナの故障検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002319907A (ja) |
Cited By (9)
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---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-04-20 JP JP2001122301A patent/JP2002319907A/ja active Pending
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