JP2843164B2 - 無線通信システムの子局の搬送周波数の設定方法 - Google Patents

無線通信システムの子局の搬送周波数の設定方法

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JP2843164B2 JP7325991A JP7325991A JP2843164B2 JP 2843164 B2 JP2843164 B2 JP 2843164B2 JP 7325991 A JP7325991 A JP 7325991A JP 7325991 A JP7325991 A JP 7325991A JP 2843164 B2 JP2843164 B2 JP 2843164B2
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邦治 竪月
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セキュリティシステム
に用いられ、センサ情報の伝送を行う無線通信システム
における子局の搬送周波数の設定方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】セキュリティシステムでは、防災センサ
や防犯センサなどの防災,防犯装置が接続される複数の
子局と、これら子局から送信される各防災,防犯装置の
動作状態を示す信号を受信して各防災,防犯装置の動作
状態を監視する1つの親局とを備え、子局から親局に無
線により単方向で通信を行うものがある。この種のセキ
ュリティシステムに用いられる無線通信システムでは、
子局の送信回路にシンセサイザ回路を用いることにより
搬送周波数を複数の周波数に適宜設定可能とし、且つ親
局側の受信回路にもシンセサイザ回路を用いることによ
り受信周波数を子局の搬送周波数に合わせて適宜可変で
きるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種の無線通信システムにおける子局の搬送周波数の設定
は、各子局にディップスイッチを設け、このディップス
イッチによる数ビットのデータにより搬送周波数を設定
していた。しかし、ディップスイッチを設けた場合には
子局の小形化の妨げとなるという問題があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、ディップスイッチを用
いずに、容易且つ確実に搬送周波数を設定できる無線通
信システムの子局の搬送周波数の設定方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、子局の電源ラインに有する接続端子に
着脱自在に接続され、電源ラインに搬送周波数の設定デ
ータを重畳して印加する搬送周波数設定装置を備え、こ
の搬送周波数設定装置により電源ラインに重畳された設
定データを検出して搬送周波数を特定の周波数に設定す
る搬送周波数設定手段を子局に設けてある。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように搬送周波数設定装置で
子局の搬送周波数を設定することにより、ディップスイ
ッチを用いずに済むようにして小形化を可能とし、しか
も搬送周波数設定装置で設定を行うことにより、ディッ
プスイッチのように細かなビットデータの設定操作が必
要なくなり、容易且つ確実に搬送周波数を設定できるよ
うにしたものである。
【0007】
【実施例】図1乃至図5に本発明の一実施例を示す。本
発明が適用される一例としてのセキュリティシステムを
図3に示す。このセキュリティシステムにおいては、防
災センサとしての火災センサS1 、ガス漏れ警報センサ
2 及び非常押釦S3 、防犯センサとしての侵入警戒セ
ンサS4 などの防災,防犯装置、あるいは救急通報装置
5 などが夫々接続された子局2と、これら子局2から
無線により送信される各種センサSの動作状態(異常感
知状態)を示す送信信号を受信してセンサSの動作状態
を監視する1つの親局(コントローラ)1とからなる。
なお、図3の場合には子局2が各センサSに一体に組み
込まれた場合を示すものである。親局1は各センサSの
動作状態を個別に表示する表示部1aを備え、異常発生
時等に警報を発報する。なお、この親局1では電話機6
が接続され、この電話機6を用いて異常を電話連絡する
ことができるようにしてある。また、電話回線を通じて
家人の通勤先などに自動的に異常連絡する機能を設けて
あることもある。
【0008】図5は子局2の構成の一例を示すもので、
発振器211 、分周器221 、位相比較器231 、ロー
パスフィルタ241 、VCO251 、プリスケーラ26
1 、プログラマブル分周器271 からなるPLLシンセ
サイザ回路a1を送信回路が備え、制御用のCPU28
にてプリスケーラ26の分周比を制御することにより子
局2の発信信号の搬送周波数を適宜周波数に可変設定で
きる。センサSの情報はCPU28からそのセンサSの
情報を示す変調信号としてスプラッタフィルタ29を介
してVCO251 に与えられ、VCO251 が搬送波に
変調をかけ、プリアンプ30、電力アンプ31及びバン
ドパスフィルタ32を介してアンテナ33から送信され
る。
【0009】図4は親局1の構成の一例を示すもので、
この親局1の受信回路も子局2側と同一構成のPLLシ
ンセサイザ回路a2 を用いてあり、アンテナ11で受信
した信号をバンドパスフィルタ12及びRFアンプ13
を介して第1ミキサ141 に入力し、この第1ミキサ1
1 にPLLシンセサイザ回路a2 の出力を第1局部発
振信号として与え、第1ミキサ141 にて受信信号の周
波数を第1中間周波数に落とし、この第1中間周波数を
バンドパスフィルタ15及びIFアンプ16を介して第
2ミキサ142 に入力して、発信器17から出力される
第2局部発振信号と混合して第2中間周波数にさらに落
とし、この第2中間周波数を復調器18で復調してロー
パスフィルタ19を介して検波出力を得るようにしてあ
る。この検波出力は制御用のCPU20に入力され、火
災の発生や侵入者の存在などの判定が行われ、この判定
に基づいて異常報知などが行われる。この親局1におい
てはプログラマブル分周器272 の分周比を変えること
により、受信周波数を適宜変更可能となっている。
【0010】上述の構成は情報の伝送に必要な回路構成
に関する説明であったが、本実施例の場合には子局2の
搬送周波数の設定を行うために搬送周波数設定装置とし
ての設定ツール4を備えている。この設定ツール4は図
2に示すように接続装置41を備え、この接続装置41
により通常電池Bが接続される電池接続用ソケット6に
着脱自在に接続される。ここで、上記電池接続用ソケッ
ト6は子局2の電池収納部に設けられた裏蓋7を外して
取り出すことができるようになっている。そして、上記
設定ツール4は、図1に示すように、電池42と、直流
カット用のコンデンサC2 を介して電池電圧に搬送周波
数の設定用の信号を重畳する設定信号発生器43とを備
えている。つまり、この設定ツール4を用いて子局2の
搬送周波数を設定する場合には、子局2の電池Bを外し
て設定ツール4を代わりに接続して行うのである。
【0011】そして、この際に設定ツール4から電源ラ
インに与えられる設定信号を検出するために、電源ライ
ンに重畳された交流成分を抽出するコンデンサC1 と、
抽出されたこの交流成分を増幅するアンプ34と、アン
プ34から出力される設定信号から設定データを再生す
るデータ再生器35とを子局2に設けてあり、このデー
タ再生器35の出力はCPU28に与えられる。
【0012】以下、本実施例の子局2の搬送周波数の設
定方法について説明する。なお、この設定はシステム設
定時に行われる。この設定に際しては電池接続用ソケッ
ト6に設定ツール4の接続装置41を接続する。そし
て、この際に例えば緊急通報装置や非常押釦などのよう
にスイッチを備えるものが接続される子局2である場合
には、スイッチを操作して子局2のCPU28に設定開
始指令を与える。なお、図2の場合には緊急通報装置S
5 を示し、この場合にはスイッチSW1 を操作する。ま
た、スイッチを備えていないセンサSが接続される子局
2の場合には、センサSが接続される接続端子を利用
し、この接続端子に信号を印加して設定開始指令を与え
る。つまり、接続端子をセンサSの接続用と設定開始指
令入力端子として兼用するのである。
【0013】このようにして設定開始指令を与えた後
に、設定ツール4に設けられたスイッチSW2 を押す
と、設定データ発生器43から子局2の搬送周波数を設
定するための設定信号が発生し、この設定信号が電源ラ
インを通じて子局2に与えられる。この設定信号はコン
デンサC1 で抽出され、アンプ34を介してデータ再生
器35に入力されて設定データに再生され、CPU28
に与えられる。CPU28ではそのデータを判別し、そ
のデータに基づいた搬送周波数となるようにプリスケー
ラ261 の分周比を調整する。これにより、子局2の搬
送周波数が所定の周波数に設定される。
【0014】このように設定ツール4を用いて子局2の
搬送周波数の設定を行えば、ディップスイッチを用いず
に済むために、子局2を小形にすることができる。しか
も、ディップスイッチのように細かなビットデータの設
定操作が必要ないので、搬送周波数の設定を容易且つ間
違いなく行える。ところで、上述の実施例の場合には搬
送周波数の設定の際に設定開始指令をCPU28に与え
ていたが、データ再生器35からデータが与えられるこ
とをもって上記設定開始指令に代えることも可能であ
る。また、上述の場合には電池電圧が直接に印加される
電源ラインに設定信号を重畳していたが、送信回路に電
源を供給する電源ラインである送信電力ラインに送信電
力検査用のソケットを有するものでは、このソケットに
着脱自在に設定ツール4を接続可能とし、送信電力ライ
ンに搬送周波数設定用の信号を重畳し、設定信号の抽出
用のコンデンサC1 を送信電力ラインに接続すればよ
い。なお、この場合に用いられる設定ツール4では電池
42は不要となる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、子局の電源ライ
ンに有する接続端子に着脱自在に接続され、電源ライン
に搬送周波数の設定データを重畳して印加する搬送周波
数設定装置を備え、この搬送周波数設定装置により電源
ラインに重畳された設定データを検出して搬送周波数を
特定の周波数に設定する搬送周波数設定手段を子局に設
けてあるので、ディップスイッチを用いずに済み、小形
化が可能となり、しかも搬送周波数設定装置で設定を行
うので、ディップスイッチのように細かなビットデータ
の設定操作が必要なくなり、容易且つ確実に搬送周波数
を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の設定ツール及び子局の要部
の回路図である。
【図2】同上の設定ツールの接続方法を示す説明図であ
る。
【図3】同上を備えるセキュリティシステムの構成図で
ある。
【図4】親局の回路構成図である。
【図5】子局の回路構成図である。
【符号の説明】
1 親局 2 子局 4 設定ツール 28 CPU 34 アンプ 35 データ再生器 43 設定信号発生器 S センサ a1 PLLシンセサイザ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防災センサや防犯センサなどの防災,防
    犯装置が接続される複数の子局と、これら子局から送信
    される各防災,防犯装置の動作状態を示す信号を受信し
    て各防災,防犯装置の動作状態を監視する親局とを備
    え、子局から親局に無線により単方向で通信を行い、子
    局の送信回路及び親局の受信回路に夫々シンセサイザ回
    路を用いることにより搬送周波数及び受信周波数を適宜
    設定可能な無線通信システムにおいて、子局の電源ライ
    ンに有する接続端子に着脱自在に接続され、電源ライン
    に搬送周波数の設定データを重畳して印加する搬送周波
    数設定装置を備え、この搬送周波数設定装置により電源
    ラインに重畳された設定データを検出して搬送周波数を
    特定の周波数に設定する搬送周波数設定手段を子局に設
    けて成ることを特徴とする無線通信システムの子局の搬
    送周波数の設定方法。
JP7325991A 1991-04-05 1991-04-05 無線通信システムの子局の搬送周波数の設定方法 Expired - Lifetime JP2843164B2 (ja)

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