JPH05300064A - 衛星通信受信専用局システムの監視用のif分配器 - Google Patents
衛星通信受信専用局システムの監視用のif分配器Info
- Publication number
- JPH05300064A JPH05300064A JP4101478A JP10147892A JPH05300064A JP H05300064 A JPH05300064 A JP H05300064A JP 4101478 A JP4101478 A JP 4101478A JP 10147892 A JP10147892 A JP 10147892A JP H05300064 A JPH05300064 A JP H05300064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lnb
- power
- distributer
- power supply
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 衛星通信受信専用局システムの屋外アンテナ
に設置される低雑音増幅器盤に接続されているIFケー
ブルを外さずに衛星を捕捉する為のLNBの出力レベル
の確認や障害発生時の障害箇所の切分けと屋内装置から
LNBへの給電状況の監視が出来る監視手段の提供。 【構成】 屋外のアンテナ部に設置されている低雑音増
幅器盤LNBと屋内装置へのIFケーブルとの間に監視
用IF分配器(1) を具え、その中の信号線と兼用のDC
電源線のLNB側の出力端に通電時に点灯して外部から
目視できる電源ランプ11と該信号線兼用のDC電源線の
DC分をカットするDCカット12と該DC分をカットし
た信号のみを2つに分岐する2分岐器13とから成り、該
2分岐器により2つに分岐されたLNBから屋内装置へ
の受信信号の一方を受信信号モニタ用に使用し、屋内装
置からLNBへのDC電源の通電時の電源ランプ11の点
灯によりLNBへのDC電源の給電を確認するように構
成する。
に設置される低雑音増幅器盤に接続されているIFケー
ブルを外さずに衛星を捕捉する為のLNBの出力レベル
の確認や障害発生時の障害箇所の切分けと屋内装置から
LNBへの給電状況の監視が出来る監視手段の提供。 【構成】 屋外のアンテナ部に設置されている低雑音増
幅器盤LNBと屋内装置へのIFケーブルとの間に監視
用IF分配器(1) を具え、その中の信号線と兼用のDC
電源線のLNB側の出力端に通電時に点灯して外部から
目視できる電源ランプ11と該信号線兼用のDC電源線の
DC分をカットするDCカット12と該DC分をカットし
た信号のみを2つに分岐する2分岐器13とから成り、該
2分岐器により2つに分岐されたLNBから屋内装置へ
の受信信号の一方を受信信号モニタ用に使用し、屋内装
置からLNBへのDC電源の通電時の電源ランプ11の点
灯によりLNBへのDC電源の給電を確認するように構
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星通信受信専用局シス
テム(Receive Only : RO )に係り、特に屋外アンテナ
に設置されて受信した信号を低雑音増幅する低雑音増幅
器のLNBの監視用のIF分配器に関する。
テム(Receive Only : RO )に係り、特に屋外アンテナ
に設置されて受信した信号を低雑音増幅する低雑音増幅
器のLNBの監視用のIF分配器に関する。
【0002】近年、民間の衛星が打ち上げられて、衛星
を利用して放送プログラム等の配信を行う CATV システ
ムや企業内の衛星通信が盛んに行われるようになり、R
Oが数多く使用されるようになった。企業内の衛星通信
では、単に一つの衛星だけでなく別の衛星に切り替えて
使用するケースが増えたので、最初の通信開始時だけで
なく度々衛星からの送信信号を捕捉し切替える衛星捕捉
が多くなった。また、ROの使用頻度も多くなり、その
障害時には、出来るだけ全体システムを「断」とするこ
となく、其の障害箇所を「切り分ける」監視手段が望ま
れている。
を利用して放送プログラム等の配信を行う CATV システ
ムや企業内の衛星通信が盛んに行われるようになり、R
Oが数多く使用されるようになった。企業内の衛星通信
では、単に一つの衛星だけでなく別の衛星に切り替えて
使用するケースが増えたので、最初の通信開始時だけで
なく度々衛星からの送信信号を捕捉し切替える衛星捕捉
が多くなった。また、ROの使用頻度も多くなり、その
障害時には、出来るだけ全体システムを「断」とするこ
となく、其の障害箇所を「切り分ける」監視手段が望ま
れている。
【0003】
【従来の技術】従来、衛星通信受信専用局システムにて
衛星の捕捉を行う場合は、図3の説明図の如く、屋外の
アンテナ部に設置されている低雑音増幅器のLNBの出
力端に、レベル測定用の所謂IFケーブルを取り付け
て、アンテナを上下左右に動かし、スペクトルアナライ
ザ等で受信信号レベルが最大レベルとなる所を探してい
た。
衛星の捕捉を行う場合は、図3の説明図の如く、屋外の
アンテナ部に設置されている低雑音増幅器のLNBの出
力端に、レベル測定用の所謂IFケーブルを取り付け
て、アンテナを上下左右に動かし、スペクトルアナライ
ザ等で受信信号レベルが最大レベルとなる所を探してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この際の使用衛星の切
替捕捉時や障害発生時の障害箇所の切分け時には、既に
LNBに接続されているIFケーブルを外さねばなら
ず、防水テープ等で巻かれている場合は其の取り外し等
に時間が掛かる。設置場所によっては高所に在る場合も
あるので危険であった。また、LNBへの直流電源の供
給を確認する時も、IFケーブルの芯線とアース間の電
圧をテスタ等で測定しなければならないという問題があ
った。本発明の目的は、既にLNBに接続されているI
Fケーブルを外さずに衛星捕捉の為のLNBの出力レベ
ルの確認や障害発生時の障害箇所の切分けが出来る監視
手段を提供することにある。
替捕捉時や障害発生時の障害箇所の切分け時には、既に
LNBに接続されているIFケーブルを外さねばなら
ず、防水テープ等で巻かれている場合は其の取り外し等
に時間が掛かる。設置場所によっては高所に在る場合も
あるので危険であった。また、LNBへの直流電源の供
給を確認する時も、IFケーブルの芯線とアース間の電
圧をテスタ等で測定しなければならないという問題があ
った。本発明の目的は、既にLNBに接続されているI
Fケーブルを外さずに衛星捕捉の為のLNBの出力レベ
ルの確認や障害発生時の障害箇所の切分けが出来る監視
手段を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的達成のための本
発明の基本構成を、図1の原理図に示す。図中、1は屋
外のアンテナ部に設置されている低雑音増幅器のLNB
と屋内装置へのIFケーブルとの間に設けられる監視用
のIF分配器であって、その中の信号線を兼用するDC
電源線のLNB側の出力端に通電時に点灯して外部から
目視できる電源ランプ11と、該信号線兼用のDC電源線
のDC分をカットするDCカット12と、該DC分をカッ
トした信号を2つに分岐する2分岐器13とから成り、該
2分岐器により2つに分岐されたLNBから屋内装置へ
の受信信号の一方を受信信号モニタに使用し、屋内装置
からLNBへのDC電源の通電時の電源ランプ11の点灯
によりLNBへのDC電源の供給を確認するように構成
する。
発明の基本構成を、図1の原理図に示す。図中、1は屋
外のアンテナ部に設置されている低雑音増幅器のLNB
と屋内装置へのIFケーブルとの間に設けられる監視用
のIF分配器であって、その中の信号線を兼用するDC
電源線のLNB側の出力端に通電時に点灯して外部から
目視できる電源ランプ11と、該信号線兼用のDC電源線
のDC分をカットするDCカット12と、該DC分をカッ
トした信号を2つに分岐する2分岐器13とから成り、該
2分岐器により2つに分岐されたLNBから屋内装置へ
の受信信号の一方を受信信号モニタに使用し、屋内装置
からLNBへのDC電源の通電時の電源ランプ11の点灯
によりLNBへのDC電源の供給を確認するように構成
する。
【0006】
【作用】本発明では、低雑音増幅器のLNBから出力さ
れたIF信号は、監視用の分配器1 のDCカット12を通
り、2分岐器13で2つの信号に分かれ、その一方を受信
信号のモニタ用として衛星捕捉時や障害発生時の受信レ
ベルの確認に使用される。また、LNBを動作させる為
のDC電源は、受信信号と逆方向にIFケーブルから分
配器1 を通り、LNBへ供給される。この時、電源ラン
プ11が点灯することで、LNBへの直流電源の供給が確
認される。
れたIF信号は、監視用の分配器1 のDCカット12を通
り、2分岐器13で2つの信号に分かれ、その一方を受信
信号のモニタ用として衛星捕捉時や障害発生時の受信レ
ベルの確認に使用される。また、LNBを動作させる為
のDC電源は、受信信号と逆方向にIFケーブルから分
配器1 を通り、LNBへ供給される。この時、電源ラン
プ11が点灯することで、LNBへの直流電源の供給が確
認される。
【0007】
【実施例】図2は本発明の実施例の衛星通信受信専用局
システムの構成を示すブロック図である。新設の監視用
のIF分配器1 は、屋外のアンテナ部に設置されている
低雑音増幅器盤LNBと屋内装置へのIFケーブルとの
間に設けられ、図1に示す如く、電源ランプ11とDCカ
ット12と2分配器13とで構成される。屋外のアンテナで
受信された受信信号の低雑音増幅器盤LNBから出力さ
れたIF信号は、分配器1 のDCカット12を通り、2分
配器13で2つの信号に分かれ、その一方が受信信号のレ
ベルモニタ用として外部のスペクトルアナライザ等に接
続されて、衛星を捕捉する時や障害発生時の受信レベル
の確認に使用される。屋内装置からのLNBを動作させ
るためのDC電源の DC15v〜24vは、受信信号と逆方向
にIFケーブルから分配器1 を通り、LNBへ供給され
る。この時、電源ランプ11が点灯するのを目視すること
で、LNBへのDC電源の供給が確認される。
システムの構成を示すブロック図である。新設の監視用
のIF分配器1 は、屋外のアンテナ部に設置されている
低雑音増幅器盤LNBと屋内装置へのIFケーブルとの
間に設けられ、図1に示す如く、電源ランプ11とDCカ
ット12と2分配器13とで構成される。屋外のアンテナで
受信された受信信号の低雑音増幅器盤LNBから出力さ
れたIF信号は、分配器1 のDCカット12を通り、2分
配器13で2つの信号に分かれ、その一方が受信信号のレ
ベルモニタ用として外部のスペクトルアナライザ等に接
続されて、衛星を捕捉する時や障害発生時の受信レベル
の確認に使用される。屋内装置からのLNBを動作させ
るためのDC電源の DC15v〜24vは、受信信号と逆方向
にIFケーブルから分配器1 を通り、LNBへ供給され
る。この時、電源ランプ11が点灯するのを目視すること
で、LNBへのDC電源の供給が確認される。
【0008】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、シ
ステムに障害が発生した時、システム全体を「断」にす
ることなく、その障害箇所の切分けの為の受信レベルの
確認やLNBへの電源供給の有無を簡単に確認すること
が出来るので、従来の方法より作業が安全で迅速になる
効果が得られる。また、新設の監視用のIF分配器の構
成品は、全て市販品を使用できるので低コストで済む効
果が得られる。
ステムに障害が発生した時、システム全体を「断」にす
ることなく、その障害箇所の切分けの為の受信レベルの
確認やLNBへの電源供給の有無を簡単に確認すること
が出来るので、従来の方法より作業が安全で迅速になる
効果が得られる。また、新設の監視用のIF分配器の構
成品は、全て市販品を使用できるので低コストで済む効
果が得られる。
【図1】 本発明の衛星通信受信専用局システムの監視
用のIF分配器の基本構成を示す原理図
用のIF分配器の基本構成を示す原理図
【図2】 本発明の実施例の衛星通信受信専用局システ
ムの構成図
ムの構成図
【図3】 従来の衛星通信受信専用局システムで衛星を
捕捉する方法の説明図
捕捉する方法の説明図
1は監視用のIF分配器、11は電源ランプ、12はDCカ
ット、13は2分岐器である。
ット、13は2分岐器である。
Claims (1)
- 【請求項1】 衛星通信受信専用局システムにおいて、
屋外のアンテナ部に設置されている低雑音増幅器のLN
Bと屋内装置へのIFケーブルとの間に監視用のIF分
配器(1) を具え、その中の信号線を兼用するDC電源線
のLNB側の出力端に通電時に点灯して外部から目視で
きる電源ランプ(11)と該信号線兼用のDC電源線のDC
分をカットするDCカット(12)と該DC分をカットした
信号を2つに分岐する2分岐器(13)とから成り、該2分
岐器により分岐されたLNBから屋内装置への受信信号
の一方を受信信号モニタに使用し屋内装置からLNBへ
のDC電源の通電時の電源ランプ(11)の点灯によりLN
BへのDC電源の供給を確認することを特徴する衛星通
信受信専用局システムの監視用のIF分配器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4101478A JPH05300064A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 衛星通信受信専用局システムの監視用のif分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4101478A JPH05300064A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 衛星通信受信専用局システムの監視用のif分配器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05300064A true JPH05300064A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14301838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4101478A Pending JPH05300064A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 衛星通信受信専用局システムの監視用のif分配器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05300064A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001359018A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Maspro Denkoh Corp | Pllシンセサイザ監視方法及びlnb装置 |
JP2008500769A (ja) * | 2004-05-27 | 2008-01-10 | トムソン ライセンシング | 低雑音ブロック出力電圧を確認するための装置 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP4101478A patent/JPH05300064A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001359018A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Maspro Denkoh Corp | Pllシンセサイザ監視方法及びlnb装置 |
JP4614248B2 (ja) * | 2000-06-14 | 2011-01-19 | マスプロ電工株式会社 | Pllシンセサイザ監視方法及びlnb装置 |
JP2008500769A (ja) * | 2004-05-27 | 2008-01-10 | トムソン ライセンシング | 低雑音ブロック出力電圧を確認するための装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010717 |