JP2992339B2 - 金属被覆ケーブル網の密閉性検査装置 - Google Patents

金属被覆ケーブル網の密閉性検査装置

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JP2992339B2 JP2510509A JP51050990A JP2992339B2 JP 2992339 B2 JP2992339 B2 JP 2992339B2 JP 2510509 A JP2510509 A JP 2510509A JP 51050990 A JP51050990 A JP 51050990A JP 2992339 B2 JP2992339 B2 JP 2992339B2
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    • G01M3/16Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using electric detection means
    • G01M3/18Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using electric detection means for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves; for welds; for containers, e.g. radiators
    • G01M3/181Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using electric detection means for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves; for welds; for containers, e.g. radiators for cables

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属被覆ケーブル網ないし金属線ケーブル
網、とりわけ電気通信システムにおいて開発された光フ
ァイバーケーブル網の密閉性検査のための装置を対象と
する。
周知のように、電気通信ネットワークにおける光ファ
イバーの利用は、既存のケーブルとりわけ同軸ケーブル
に対するこの素材の顕著な利点のため、この数年来広範
に広がっている。光ファイバーはとりわけ三方向広周波
数帯のサポート材であるが、この周波数帯は先端技術に
おいて必要とされており、伝送やケーブルテレビや遠隔
測定などで広く応用されている。
光ファイバーは、一般に、ケーブル心線とポリエチレ
ンカバーの間に金属被覆を有するポリエチレンケーブル
の中に置かれる。光ファイバーケーブルの被覆は一般に
アルミニウムか鋼であり、それぞれ“ALUPE"、“ACIEP
E"という呼び名であるが、これらのケーブルは溝付きス
リーブないしチューブ構造である。
電気通信ネットワークの良好な作動は、当然のことな
がら、用いるケーブルの密閉性に左右される。水の浸透
は長期的にケーブルを劣化させるからである。
光ファイバーケーブルの場合この劣化は、サポートケ
ーブルの初期劣化が伝送用光ファイバーに達するまで長
時間を要するがゆえに、一層深刻な損害を引き起こしか
ねない。従って、密閉性欠陥を示す回線に迅速に対処し
なければならないが、このためにはケーブル網の効果的
な連続検査を行い、この種の欠陥が光ファイバーに達す
る前に直ちに検出できなければならない。ところが現状
では、ケーブル故障は光ファイバーに損害が生じたとき
に初めて認識できるのである。
本発明はこの電気通信ネットワークの欠点に対処する
ことを目的とし、金属被覆ケーブルないし金属線ケーブ
ルの密閉性の効果的な連続検査を可能にする装置、およ
びこれらのケーブルの金属被覆状態の検査によるネット
ワークの老化監視を提案する。
このように本発明の対象は電気通信ケーブル網の密閉
性欠陥の迅速かつ系統的な検出を可能にする装置であ
る。この装置は電気通信センターに設置されるもので、
下記の要素を組み合わせて構成される。
a)検査すべきケーブル集合体を1つ1つ選択するた
めの手段。
b)選択されたケーブル集合体をアースから切り離す
ための手段。
c)選択されたケーブルの接地絶縁抵抗を測定しこの
抵抗値と基準抵抗値と比較するため、また密閉性欠陥に
よって生じる電気化学対を測定するための手段。
d)密閉性欠陥が検出されたら作動するアラーム手
段。
e)上記の装置全体に関する総ての情報を特殊ソフト
ウェアによって管理されるコンピューターから記録し処
理し供給するための手段。
f)監視センターあるいは現場からシステムを点検す
るための手段。
実際には、検査されるケーブル集合体は、ネットワー
クの幾つかの区画とすることもできる。これらの区画は
配電センターに設置された測定セントラルユニットから
順番に選択され、各ネットワーク区画が区画ユニットに
つなげられる。この区画ユニットは、測定セントラルユ
ニットにつながり、セントラルユニットからの指令に応
じて対応する区画のアースからの切り離しと測定点との
接続を行うのに必要な電気装置を備えている。
本発明の装置は2つの相互補完的部分からなる。
− 測定セントラルユニット:測定開始システム、測
定情報収集システム、情報処理システム、アラーム表示
システムからなる。
− 区画ユニット:検査すべきケーブルの始点に配置
されセントラルユニットに個別に接続される。各区画ユ
ニットはケーブルをアースから絶縁しケーブルの絶縁抵
抗を測定するリレーを含む。
本発明の装置の第1実施例によれば、選択されたケー
ブル集合体のアースからの切り離しは、測定セントラル
ユニットに接続される単一の区画ユニット(UB)によっ
てネットワークの先頭で行われ、ネットワークの末端は
アースから切り離されるか過剰電圧防護装置を備えてい
る。
本発明の装置の第2実施例によれば、ネットワークの
総ての末端で接地を行ってから、選択されたケーブル集
合体のアース切り離しを2つの区画ユニット、すなわち
「起点」区画ユニット(UBo)と、ケーブル末端に接続
された「末端」区画ユニット(UBe)によってネットワ
ーク末端で行う。いずれの区画ユニットも各接地点のそ
ばでネットワークから分岐し、「起点」区画ユニットは
さらに測定セントラルユニットにも接続される。
本発明によれば、ネットワーク先頭の各区画ユニット
(UBo)には発信機がある。この発信機は、アース切り
離し後に、アースと金属被覆の間に周波数調整電気パル
スの形態でコードを送り出し、関係するケーブルないし
ケーブル集合体のアースからの切り離しを引き起こす。
「末端」区画ユニットはコードを識別すると直ちにこの
切り離しを実行する。
このため、本発明の装置の各「起点」区画ユニット
(UBo)には、二進法コード発生機とそれに接続するFSK
モジュレータ、周波数調整電気パルス発信装置を備えて
いる。
またこのために、「末端」区画ユニット(UBe)に
は、アースに直列に取り付けられて発信シグナルを受け
取る弱い抵抗と、発信シグナルを分析するデコーダー
と、それに接続し上記抵抗に直列分岐するFSK受信機を
備えている。このデコーダーは適切なコードを識別し、
リレーコマンドにシグナルを送り、これがケーブルない
しケーブル集合体を直ちにアースから切り離す。
リレーコマンドには、タイマーを備えるのが望まし
い。このタイマーの機能は、コマンドの測定時間を、た
とえば1分間だけに限定することである。
本発明に基づいて、いったんアース切り離しを行った
ら、選択された区間の抵抗測定は測定地点に低電圧をか
けて第1電圧値を得ることによって行われる。スイッチ
によって電圧の符号を切り替え、測定地点に第2電圧値
を送る。この2つの測定値により、アースに対する区画
ユニットの絶縁抵抗と電気化学対を算定できる。電気化
学対は極性変換時の電荷の非対称によって表される。こ
の2つの値は調整可能な基準閾値と比較され、閾値を越
えるとアラームが発せられ、選択された区画ユニット中
の密閉性欠陥の存在が通報される。
アラーム始動はアラームランプ点灯により当該区画ユ
ニットにおいて表示させることもできる。また選択ラン
プにより、測定セントラルユニットによりどの区画ユニ
ットが選択されたかを表示することもできる。
本発明の装置には、相連続する2つのアラームを備え
るのが望ましい。これらのランプは種類が異なり、およ
そ5〜10分の間隔をおいて測定を繰り返した後、第2、
第3測定がそれぞれ欠陥を検出した場合に作動する。
アラーム表示は、電荷非対称の測定後の予備アラーム
始動および/あるいは絶縁抵抗測定後のアラーム始動に
よって行うこともできる。
予備アラームはセントラルユニットにおける黄色ラン
プおよび当該区画ユニットにおける赤色ランプとするこ
とができ、またそのアラームはセントラルユニットと区
画ユニットの双方での赤色ランプとすることもできる。
本発明の装置の測定セントラルユニットには端末との
直列接続を備えることが望ましい。この端末は、現場記
録ないし遠隔記録された測定値の読み取り、測定サイク
ルと時計の同期化を行う。
望ましい実施例によれば、この端末は電話線による長
距離情報伝送のできるモデムなどの手段に接続させ、あ
らゆるセントラルユニットから遠距離問い合わせを行え
るようにする。この種のモデムはミニテルやコンピュー
ターであってもよい。
本発明の上記以外の特徴や利点は、後述の添付の図面
による実施例の詳細な記述から明らかにされるが、この
記述は本発明に対する制限的性質を持つものではない。
添付の図面のうち、 − 図1は本発明の検査装置の2つの実施例の概略を
示す。
− 図2は図1の装置の区画ユニットの概略である。
− 図3は本発明の装置の実施例の1つによるネット
ワーク先頭区画ユニットUBoの概略である。
− 図4はこの実施例のネットワーク末端区画ユニッ
トUBeの概略である。
− 図5は本発明の装置の測定セントラルユニットの
概略である。
まず図1では、本発明の検査装置には幾つかの区画ユ
ニットに電気的に接続される1つの測定セントラルユニ
ットUCがあり、それらの区画ユニットのうち互いに接続
されたUBo1とUB2は、それぞれ端末盤B1とB2を介して、
それぞれ幾つかのケーブルC1とC2の金属部分とアースに
つながる。
区画ユニットUBo1はまた、それが検査するケーブルな
いしケーブル集合体C1の末端で、区画ユニットUBe1とつ
ながる。またセントラルユニットUCには、2つのアウト
プットS1とS2があり、S1はアラームにつながり、S2は連
続給電を行う。
図2では、各区画ユニットに端末盤1と端末盤2があ
り、端末盤1は、このユニットを測定セントラルユニッ
トに、端末盤2はこのユニットをポイント3にまとめら
れたケーブルとアースにつなげている。
リレー4はコネクション5と5′を介して測定ユニッ
トにつながり、測定セントラルユニットの指令に基づい
て、ポイント3のケーブルをアースから切り離す。リレ
ー4の上流と下流にある2つのギャップ6と7は過剰電
圧の際に装置を保護する。
ケーブルの共通ポイント3は、通常はアースにつなが
っているが、この場合はコネクション8と8′を通って
セントラルユニット中の測定点につながる。ケーブル3
の絶縁抵抗が測定され、警戒閾値である基準抵抗値と比
較される。
この閾値を越える場合はアラーム装置9がセントラル
ユニットからコネクション12および12′を通して作動
し、区画ユニット正面に赤色ランプを点灯させる。ま
た、セントラルユニットがリレー4に指令すれば直ち
に、区画ユニットへの直流給電用コネクション11および
11′と電気コネクション5の間にアラーム装置10によ
り、セントラルユニットによる選択を表示する白色ない
し緑色ランプを正面に点灯させることもできる。
図3では、「起点」区画ユニットに端末盤1と端末盤
2があり、端末盤1はこのユニットを測定セントラルユ
ニット20につなぎ、端末盤2はこのユニットをポイント
3にまとめられたケーブルとアースにつないでいる。
リレー4はコネクション5と5′を介して測定ユニッ
トにつながり、測定ユニットの指令に基づいて、ポイン
ト3のケーブルをアースから切り離す。リレー4の上流
と下流にある2つのギャップ6と7は過剰電圧の際に装
置を保護する。
ケーブルの共通ポイント3は、通常はアースにつなが
っているが、この場合はコネクション8と8′を通って
セントラルユニット中の測定点につながるので、ケーブ
ル3の絶縁抵抗が測定され、測定セントラルユニットの
中で警戒閾値として前もって設定された抵抗値と比較さ
れる。
この抵抗値を越える場合はアラーム装置9がセントラ
ルユニットからコネクション12および12′を通して作動
し、区画ユニット正面に赤色ランプを点灯させる。ま
た、セントラルユニットがリレー4に指令すれば直ち
に、区画ユニットへの直流給電用コネクション11および
11′と電気コネクション5の間にアラーム装置10によ
り、セントラルユニットによる選択を表示する白色ない
し緑色ランプを正面に点灯させることもできる。
この表示ランプの点灯と共に、測定セントラルユニッ
トが区画ユニットUBoを選択すると、電気コネクション
5−5′を介してこれにつながる発信機が作動する。こ
の発信機は二進法コード発生機113とFSKモジュレーター
114からなり、モジュレーターは発生機113とリレー4の
間にあって区間ケーブルの金属被覆とアースの間に調整
パルスを発信する。
次に図4では、「末端」区画ユニットに、ポイント3
にまとめられたケーブルとアースにこのユニットをつな
ぐ端末盤2の他、リレー4、リレーの両側に置かれた2
つのギャップ6と7、および表示装置10がある。
しかしこの場合、リレー4はコネクション5によって
リレーコマンド117と抵抗118につながっている。リレー
コマンドはデコーダー116とFSK受信機115につながり、
抵抗はアースに直列に取り付けられ、区画ユニットUBo
の発生機からのシグナルを受け取る。
FSK受信機115はこのシグナルを受け取り、デコーダー
116がそれを分析する。デコーダーが適切なコードシグ
ナルを認識すると、リレーコマンド117にシグナルを送
る。そこでリレーコマンドがリレー4に指令してケーブ
ルをアースから切り離す。リレーコマンド117を補完す
るものとしてタイマーがあり、切り離しコマンドの作動
時間を測定時間すなわち約1分間に限定する。これと平
行して、表示装置10が始動し、測定時間を通して作動状
態に置かれる。
各区画ユニットUBeの給電は電源119により現場で行わ
れる。この電源はコネクション11と121を通して内部回
路全体すなわちリレー4、表示装置10、発信機115、デ
コーダー116、リレーコマンド117に電力を供給する。
区画ユニットUBoの発信機のシグナルを受け取る抵抗1
18は10分の数オームの弱い抵抗である。
本発明のこの第2の実施例は、電気通信網のケーブル
のアースからの完全な切り離しを行いながら、金属被覆
か金属線を含む総てのケーブル網の密閉性検査、とりわ
け長距離電気通信網の検査を可能にする。これは既存技
術に対する顕著な進歩である。
次に図5では、本発明の装置の測定セントラルユニッ
トに区画ユニットへのアウトプット端末盤14と直流給電
端末盤15が付けられている。その給電回路のDC/DCコン
バーター16は絶縁されており、一般に直流48Vの給電圧
を、アナログ部分への給電用の+15Vと−15Vの2つの電
圧に変える。コンバーターのインプットとアウトプット
にはギャップ17/17′と18/18′があり、セントラルユニ
ットと給電網を過剰電圧から保護している。一方、+15
Vアウトプットはデジタル部分の回路に給電する5V調整
機13に接続している。
セントラルユニットのアナログ部分では、10V発電機1
9とそれに続く増幅器20が2つの標準電圧+10Vと−10V
を供給し、アナログスイッチ21がいずれか一方を選択す
る。スイッチ21の先には標準抵抗22とアナログマルチプ
レクサー23があり、選択された区画ユニットに接続して
いる。
接続がなされると、測定シグナルは、ノイズ電流を取
り除く高インピーダンス入力フィルター24とフォロアー
24′を通り、アナログデジタルコンバーター25に達し、
そこでセントラルユニットのデジタル部分で使用できる
ように変換される。
セントラルユニットのデジタル部分には、デジタルデ
ータを処理するマイクロプロセッサー26、ソフトウェア
に必要なデータと測定値を蓄えるメモリー27(RAM)、
装置の制御ソフトウェアを入れることができ且つUVによ
り消去可能メモリー28(EPROM)、装置を同期化しモデ
ム35につながっている時計29がある。また、インプット
とアウトプットを管理する2つの周辺機器30と31(PI
A)もある。
周辺機器30(PIA)はアナログマルチプレクサー23と
デジタルマルチプレクサー23′を管理する。このマルチ
プレクサーはコネクション33を通して区画ユニットのリ
レーを制御し、そのアウトプットは出力増加用に開放コ
レクターとして取り付けられたトランジスタ32によって
バッファーされる。またコネクション34を通して区画ユ
ニットのアラームランプを管理し、そのアウトプットも
開放コレクターとして取り付けられたトランジスタ32′
によってバッファーされる。
周辺機器31(PIA2)は区画ユニットのアラームランプ
と始動/停止ランプ、区画ユニットの選択、電圧の基準
閾値、ゼロ再設定ボタンを管理する。
セントラルユニットのデジタル部分にはこの他、電圧
低下検出回路に電池が取り付けられている。給電圧が下
がると時計29とメモリー27は電池から給電されるので、
システム同期化とメモリー27中のデータ保存が保証され
る。
セントラルユニットのデジタル部分にはさらに、マイ
クロプロセッサー26で使われるデータのデマルチプレッ
クス回路、およびシステムに必要な論理を実現する論理
ゲートからなるプログラマブル回路がある。
本発明の装置の作動は下記のとおりである。各区画ユ
ニットは消去可能メモリーに記録されたソフトウェアが
定めるシーケンスにしたがって循環的に試験される。シ
ーケンスの同期化は時計29により、その実行はマイクロ
プロセッサー26によって保証される。
区画ユニット(たとえばUB2)が選択されると、マイ
クロプロセッサー26がバスを介してUB1のリレーの逆転
指令を送る。この指令は周辺機器30(PIA1)によってデ
ジタルマルチプレクサー23′に伝えられる。マルチプレ
クサーは指令をUBに向け、その区画ユニットが直ちにア
ースから切り離される。
ここでマイクロプロセッサー26は、バスと周辺機器30
(PIA1)を介して、アナログマルチプレクサー23に測定
点をUB1に置くという指令を送る。
測定シグナルは、フィルター24と、フォロアー24′を
通過した後に、標準電圧と同様にアナログデジタルコン
バーターによってデジタル化される。この2つの数値か
らUB2の絶縁抵抗が計算され、その値が選択された基準
閾値と比較される。
電気化学対の検査も、標準電圧の符号を変えた後に同
様の方式で行われ、得られた値が前者と比較される。
比較の結果に応じてアラームが作動することもある。
その場合、マイクロプロセッサー26は周辺機器31を介し
てUCのアラームランプリレーの逆転指令を出し、このラ
ンプが点灯する。同じ指令が周辺機器30(PIA1)とデジ
タルマルチプレクサー23′を介してUB2に送られ、UB1に
アラームランプが点灯する。
測定データはマイクロプロセッサー26の指令に基づい
てメモリー27(RAM)に蓄えられるので、ケーブルの老
化を観察できる。
本発明の装置には、既に述べたように、ケーブル網と
りわけ光ファイバー網の密閉性の経時的な効果的検査を
行えるという利点がある。何らかの区画ユニットで異常
が検出されると、欠陥ケーブルを確定し、ネットワーク
の機能に影響を及ぼさずに迅速な補修を行える。
もちろん、本発明の上記の2つの実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で幾つかの改良も可能で
ある。
とりわけ測定値の記録は、時間の経過と気象的変動に
応じたネットワークの老化に関する有益な指示を提供
し、ネットワークの予防的保守計画を立案し、ネットワ
ークの信頼性を高めながら作業負担を平準化できるよう
に製作することもできる。これによりネットワークの運
用コストが大幅に削減される。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アースに対する金属被覆ないし金属部分の
    絶縁抵抗測定に基づいており、下記の要素の組み合わせ
    を含む特徴を有する金属被覆ないし金属部分を持つケー
    ブル網の密閉性検査装置装置。 ネットワークを構成するケーブル集合体を1つ1つ選択
    するための手段、 選択された前記ケーブル集合体を前記アースから切り離
    すための手段、 選択された前記ケーブルの接地絶縁抵抗を測定するため
    の手段、 この測定値を調整可能な基準抵抗値と比較するため手
    段、 密閉性欠陥によって生じる電気化学対を測定するための
    手段、 前記密閉性欠陥が検出されたら作動するアラーム手段、 前記ケーブル集合体に関する総ての情報を記録し処理し
    供給するための手段、 遠隔的に、あるいは、現場でシステムを点検するための
    手段。
  2. 【請求項2】選択された前記ケーブルの抵抗測定手段に
    は、絶対値が同じで符号が反対の2つの直流基準電圧を
    測定点に加えるための手段があり、前記アースに対する
    前記ケーブルの絶縁抵抗と、前記密閉性欠陥によって生
    じる前記電気化学対を測定できる請求項1記載の金属被
    覆ないし金属部分を持つケーブル網の密閉性検査装置。
  3. 【請求項3】測定セントラルユニット(UC)を含み、こ
    のユニットが、前記ネットワークの前記ケーブル集合体
    ないし区画を検査する区画ユニット(UB)につながる請
    求項1記載の金属被覆ないし金属部分を持つケーブル網
    の密閉性検査装置。
  4. 【請求項4】前記各区画ユニット(UB)には、リレーと
    アラームシステムがあり、このリレーは選択された区画
    をネットワーク先頭で、前記アースから切り離し、測定
    点に接触させるものであり、アラームシステムは前記密
    閉性欠陥が現れたら、その正面にランプを点灯させる請
    求項3記載の金属被覆ないし金属部分を持つケーブル網
    の密閉性検査装置。
  5. 【請求項5】検査すべき前記各ケーブルないし前記ケー
    ブル集合体に起点区画ユニット(UBo)と、末端区画ユ
    ニット(UBe)があり、前記起点区画ユニット(UBo)に
    はシグナル発信手段があり、このシグナルは、前記ケー
    ブルの金属被覆ないし金属部分を通って、前記末端区画
    ユニット(UBe)に達し、この末端区画ユニット(UBe)
    には、このシグナルを受け取って分析する手段と、前記
    ケーブルないし前記ケーブル集合体の前記アースからの
    切り離しを指令し実施するための手段がある請求項3記
    載の金属被覆ないし金属部分を持つケーブル網の密閉性
    検査装置。
  6. 【請求項6】前記起点区画ユニット(UBo)は、測定セ
    ントラルユニット(20)によって給電され、二進法コー
    ド発生機(113)から成るシグナル発信機と、それに接
    続するFSKモジュレーター(114)を有し、このモジュレ
    ーター(114)は、前記ケーブル集合体(3)の前記ア
    ースからの切り離しを行うのに適したリレー(4)と並
    列に取り付けられており、前記コード発生機(113)が
    発するシグナルは、前記ケーブル集合体(3)の前記金
    属被覆ないし金属部分に沿って前記末端区画ユニット
    (UBe)に達する請求項5記載の金属被覆ないし金属部
    分を持つケーブル網の密閉性検査装置。
  7. 【請求項7】前記末端区画ユニット(UBe)に弱い抵抗
    (118)が付いており、この抵抗(118)は、前記アース
    に直列に取り付けられ、デコーダ(116)と、リレーコ
    マンド(117)につながっており、前記リレーコマンド
    (117)はコネクション(5)によって、前記ケーブル
    集合体(3)の前記アースからの切り離しを行うための
    リレー(4)につながっており、末端区画ユニット(UB
    e)は、電源(119)によって電力を現場給電される請求
    項3記載の金属被覆ないし金属部分を持つケーブル網の
    密閉性検査装置。
  8. 【請求項8】前記抵抗(118)が10分の数オームの抵抗
    である請求項7記載の金属被覆ないし金属部分を持つケ
    ーブル網の密閉性検査装置。
  9. 【請求項9】前記リレーコマンド(117)にタイマーが
    付いており、切り離しコマンドを測定に要する時間に限
    定する請求項7記載の金属被覆ないし金属部分を持つケ
    ーブル網の密閉性検査装置。
  10. 【請求項10】前記測定セントラルユニットが下記の要
    素から成る請求項3から9のいずれかに記載の金属被覆
    ないし金属部分を持つケーブル網の密閉性検査装置。 測定に用いる反対符号の標準電圧を発生させる給電回
    路、 基準閾値電圧発生回路、 測定開始システム、 測定情報収集処理システム、 アラームシステム。
  11. 【請求項11】前記セントラルユニット(UC)の給電回
    路にDC/DCコンバーター(16)があり、一般に48Vの給電
    圧を+15Vと、−15Vの2つの直流電圧に変換する請求項
    10記載の金属被覆ないし金属部分を持つケーブル網の密
    閉性検査装置。
  12. 【請求項12】前記セントラルユニット(UC)の測定開
    始システムには、周辺機器(30)につながるマイクロプ
    ロセッサー(26)があり、前記周辺機器(30)は、デジ
    タルマルチプレクサー(23′)とアナログマルチプレク
    サー(23)につながっており、前記デジタルマルチプレ
    クサー(23′)は、選択された前記区画ユニットに対応
    するリレー(4)の逆転指令を送り、前記アナログマル
    チプレクサー(23)は、この区画ユニットに測定点を置
    き、前記マイクロプロセッサー(26)は、消去可能メモ
    リーに記録されたソフトウェアが定めるシーケンスの実
    行を保証し、前記シーケンスの同期化は、時計(29)に
    よって保証される請求項10記載の金属被覆ないし金属部
    分を持つケーブル網の密閉性検査装置。
  13. 【請求項13】前記基準閾値電圧発生回路には、10V発
    電機(19)と、その先に増幅器(20)およびアナログス
    イッチ(21)があり、前記アナログスイッチ(21)が供
    給された+10Vと−10Vの電圧のいずれか一方を選択し、
    アナログマルチプレクサー(23)が選択された前記区画
    ユニットとの接続を行う請求項10記載の金属被覆ないし
    金属部分を持つケーブル網の密閉性検査装置。
  14. 【請求項14】測定情報収集処理システムにアナログデ
    ジタルコンバーター(25)があり、測定シグナルと基準
    電圧を受け取って対応するデジタルデータをマイクロプ
    ロセッサ(26)に送り、前記マイクロプロセッサ(26)
    は比較を行い、必要があれば周辺機器(31)を介して、
    選択された前記区画ユニットや前記セントラルユニット
    のアラームを発する指令を与える請求項10記載の金属被
    覆ないし金属部分を持つケーブル網の密閉性検査装置。
  15. 【請求項15】前記アラーム手段に前記測定セントラル
    ユニットと、前記区画ユニットで点灯するランプがあ
    り、アラームが自動的に監視センターにも送られる請求
    項10記載の金属被覆ないし金属部分を持つケーブル網の
    密閉性検査装置。
  16. 【請求項16】特殊ソフトウェアによって制御され、情
    報の遠隔伝送手段を備えたコンピュータを持つ請求項10
    記載の金属被覆ないし金属部分を持つケーブル網の密閉
    性検査装置。
  17. 【請求項17】前記情報の遠隔伝送手段が、モデムであ
    る請求項16記載の金属被覆ないし金属部分を持つケーブ
    ル網の密閉性検査装置。
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