JP4611205B2 - 板材のプレス成形方法およびプレス成形装置 - Google Patents

板材のプレス成形方法およびプレス成形装置 Download PDF

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Description

本発明は、1回のプレス作業の中で板材の形状成形を行いながら、他の二次成形を行うことができる板材のプレス成形方法およびプレス成形装置に関する。
自動車のサイレンサー(消音器)を構成する部品、例えばエンドプレートは、板材のプレス成形で作製されている。従来の典型的な方法は4工程からなり、板材の外周部を切断(トリム加工)して所定のブランク材を成形し、ブランク材の中央部の所定の成形面を絞り加工し、ブランク材の中央部の所定の非成形面hereをピアス加工してピアス孔(パイプの取付け孔)を成形し、最後にブランク材のピアス孔周囲のバーリングおよびブランク材の最外部のベンド加工を行って、エンドプレート製品を得ている。
ところで、板材のプレス成形方法として、板材の絞り加工とともに二次加工を1回のプレス操作で行うプレス成形方法が知られている(例えば、特許文献1の図1参照)。
この公報の成形方法は、弾性手段を介してパンチが取付けられた上型をブランク材がセットされた下型に対し下降させて、上型と下型とで板材を絞り加工し、ついで上型に装着された上切刃を該上型の下降により下方に突出させ、該上切刃と下型に装着された下切刃とで板材の外周部をトリム加工またはトリム加工と下曲げ加工をし、ついで下切刃を該上型の下降により上方に突出させて、上切刃と下切刃とで板材の外周部を上曲げ加工するものである。
この成形方法は、絞り加工と二次加工の外周トリムおよび外周ベンドの3工程を一度のプレス操作で行うことはできるが、それ以上の二次加工は集約されていない。このため、例えば上記したサイレンサーのエンドプレートを作製する場合、別途ピアス加工およびバーリング加工をせねばならず、プレス作業時間の短縮に限りがあり、またピアス加工等のための独立した金型を要し、金型費用の低減も大きくない。
また絞り加工終了後に、外周トリム加工、ついで外周ベンド加工の順の工程となるため、加工ストロークが長くなる欠点もある。さらに、外周抜きの切刃が上下ダイセットに固定されておらず可動のため、バックアップ機構(ガイド機構)等が必要となる問題もある。
特開平8−290219号
したがって、本発明の課題は、板材に対し形状成形を行いながら、トリム、ピアス、バーリング、ベンドおよびコイニング等の複数の二次加工を行うことができ、板材の1回のプレス操作でサイレンサーのエンドプレートなどの構成部品を得ることが可能な板材のプレス成形方法およびプレス成形装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本願の請求項1記載の発明は、板材を絞り加工する金型の一方と、板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの二次成形を行う、前記金型と別体の複数の二次加工部材の一方を備える上型を、前記金型の他方と前記複数の二次加工部材の他方を備える下型に対して下降して、
前記板材の絞り加工による形状成形を行いながら同一工程でトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの複数の二次成形を行う方法において、上絞り型と、パンチと、ブランク押えと、トリム部材を備えた上型を、下絞り型と、ダイと、ブランク押えおよびトリム部材を兼ねる外周絞り型とを備えた下型に対し下降し、前記外周絞り型に載置したブランク材の外周部を該外周絞り型と前記ブランク押えとにより保持し、続けて、前記上絞り型と前記下絞り型との間で前記ブランク材の中央部を押えると共に、前記トリム部材と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の外周部のトリム加工をし、続けて、前記上絞り型と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の外周部の絞り加工を開始し、続けて、前記パンチと前記ダイとより前記ブランク材のピアス加工をすると共に開口されたピアス孔周囲のバーリング加工を開始し、前記上型が下死点に至るに従い、前記ブランク材の外周部の絞り加工および前記バーリング加工を完了することを特徴とする。
本願の請求項2記載の発明は、板材を絞り加工する金型の一方と、板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの二次成形を行う、前記金型と別体の複数の二次加工部材の一方を備える上型を、前記金型の他方と前記複数の二次加工部材の他方を備える下型に対して下降して、前記板材の絞り加工による形状成形を行いながら同一工程でトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの複数の二次成形を行う方法において、上絞り型と、コイニング用凹部を有するピアス周辺型と、パンチと、上ブランク押えとを備えた上型を、パンチ収容穴を有する下絞り型と、コイニングパンチと、下ブランク押えと、ブランク押えを兼ねるトリム部材とを備える下型に対し下降し、前記トリム部材に載置されたブランク材の外周部を該トリム部材と前記上ブランク押えにより保持し、続けて、前記上絞り型と前記下ブランク押えとにより前記ブランク材の外周部のトリム加工をし、続けて、前記上絞り型と前記下絞り型とにより協同して前記ブランク材の絞り加工による全体成形を開始し、続けて、前記ピアス周辺型を下方に加圧して該ピアス周辺型と前記下絞り型とにより協同して前記ブランク材のピアス孔周辺部の絞り加工をし、続けて、前記パンチと前記パンチ収容穴とにより前記ブランク材のピアス加工をし、続けて、前記コイニングパンチと前記コイニング用凹部により前記ブランク材のコイニング加工を開始して、前記上型が下死点に至るに従い、前記ブランク材の全体成形およびコイニング加工を完了することを特徴とする。
本願の請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のプレス成形方法において、
上絞り型と、パンチと、ブランク押えおよびベを兼ねるトリム部材とを備えた上型を、下絞り型と、ダイと、トリム部材およびベンド型を兼ねる外周絞り型と、ブランク押えとを備えた下型に対し下降し、前記ブランク押えに載置したブランク材の外周部を該ブランク押えと前記トリム部材とにより保持し、続けて、前記下絞り型を上方向に加圧して該下絞り型と前記上絞り型とにより前記ブランク材の中央部の絞り加工をし、続けて、前記トリム部材と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の外周部のトリム加工をし、続けて、前記上絞り型と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の外周部の絞り加工による全体成形を開始すると同時に、前記パンチと前記ダイとにより前記ブランク材のピアス加工をすると共に開口されたピアス孔周囲のバーリング加工を開始し、続けて、前記トリム部材と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の最外周部のベンド加工を開始して、前記上型が下死点に至るに従い、前記ブランク材の全体成形、バーリング加工および最外周部のベンド加工を完了することを特徴とする。
本願の請求項4記載の発明は、板材のプレス成形装置であって
下型に対し上型が下降する上下型を具備し、前記上型は、板材を絞り加工する金型の一方と、前記板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの二次の形状成形を行う、前記金型と別体の複数の二次加工部材の一方を備え、前記下型は、前記金型の他方と前記複数の二次加工部材の他方を備え、1回のプレス動作により、板材の絞り加工による形状成形と、前記板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの複数の形状成形を行うことを可能とした板材のプレス成形装置において、前記上型は、上型本体に固定した上絞り型と、該上絞り型を貫通して前記上型本体に上下方向に移動可能に配置すると共に(配置した、前記上型本体に対し下方向に付勢すると共に)下方向に加圧可能とした、コイニング用凹部を有するピアス周辺型と、該ピアス周辺型を貫通して前記上型本体に固定したパンチと、該上絞り型の外周に上下方向に移動可能に配置して前記上型本体に対し下方向に付勢した上可動ブランク押えとを備え、前記下型は、下型本体に上下方向に移動可能に配置して前記下型本体に対し上方向に付勢した、前記上絞り型と協同して前記ブランク材の絞り加工による全体成形をすると共に前記ピアス周辺型と協同して前記ブランク材のピアス孔周辺部を絞り加工する下絞り型と、該下絞り型に形成した、前記パンチと協同して前記ブランク材のピアス加工をするパンチ収容穴と、該下絞り型を貫通して前記下型本体に上下方向に移動可能に配置した、前記コイニング用凹部と協同して前記ブランク材をコイニング加工するコイニングパンチと、該下絞り型の外周に上下方向に移動可能に配置して前記下型本体に対し上方向に付勢した、前記上絞り型と協同して前記ブランク材の外周部を保持する下可動ブランク押えと、該下可動ブランク押えの外周に配置して前記下型本体に固定した、前記上可動ブランク押えとの間で前記ブランク材の外周部を押えると共に前記上絞り型と協同して前記ブランク材の外周部のトリム加工をするブランク押えを兼ねるトリム部材とを備え、さらに前記下型本体に、横方向に移動可能に支持された台形状の横動部材と、該横動部材の一端の傾斜面に当接した傾斜面を有する、前記上型の下降による押圧を受けて下方向に移動する受け部材と、該横動部材の他端の傾斜面に当接した傾斜面を有する、該横動部材の横方向の移動による押圧を受けて上方に移動する上動部材とからなる、コイニングパンチの駆動機構を設置したことを特徴とする。
本願の請求項5記載の発明は、板材のプレス成形装置であって、前記上型は、上型本体に固定した上絞り型と、該上絞り型を貫通して前記上型本体に上下方向に移動可能に配置すると共に下方向に加圧可能とした、コイニング用凹部を有するピアス周辺型と、該ピアス周辺型を貫通して前記上型本体に固定したパンチと、該上絞り型の外周に上下方向に移動可能に配置して前記上型本体に対し下方向に付勢した上可動ブランク押えとを備え、前記下型は、下型本体に上下方向に移動可能に配置して前記下型本体に対し上方向に付勢した、前記上絞り型と協同して前記ブランク材の絞り加工による全体成形をすると共に前記ピアス周辺型と協同して前記ブランク材のピアス孔周辺部を絞り加工する下絞り型と、該下絞り型に形成した、前記パンチと協同して前記ブランク材のピアス加工をするパンチ収容穴と、該下絞り型を貫通して前記下型本体に上下方向に移動可能に配置した、前記コイニング用凹部と協同して前記ブランク材をコイニング加工するコイニングパンチと、該下絞り型の外周に上下方向に移動可能に配置して前記下型本体に対し上方向に付勢した、前記上絞り型と協同して前記ブランク材の外周部を保持する下可動ブランク押えと、該下可動ブランク押えの外周に配置して前記下型本体に固定した、前記上可動ブランク押えとの間で前記ブランク材の外周部を押えると共に前記上絞り型と協同して前記ブランク材の外周部のトリム加工をするブランク押えを兼ねるトリム部材とを備え、さらに前記下型本体に、横方向に移動可能に支持された台形状の横動部材と、該横動部材の一端の傾斜面に当接した傾斜面を有する、前記上型の下降による押圧を受けて下方向に移動する受け部材と、該横動部材の他端の傾斜面に当接した傾斜面を有する、該横動部材の横方向の移動による押圧を受けて上方に移動する上動部材とからなる、コイニングパンチの駆動機構を設置したことを特徴とする。
本願の請求項6記載の発明は、請求項5のプレス成形装置において、
前記上型本体は、天板と、該天板の下方に配置されたホルダーとからなり、前記上絞り型はホルダーに固定され、前記ピアス周辺型は、前記上絞り型およびホルダーを貫通して該ホルダーに吊下げられた、下方向への加圧可能な連結体に取り付けられ、前記パンチは、ピアス周辺型およびホルダーを貫通して前記天板に固定され、前記上可動ブランク押えは、前記ホルダーを貫通して前記天板に固定され、そして、前記ホルダーは、前記天板に取り付けられたばね部材によって下方に付勢されると共に、前記ホルダーを貫通して前記天板に取り付けられたリテーナの下端によって下面を支持され、前記上型を下降する際、前記ブランク材の外周部のトリム加工の際の抵抗力によって、前記天板の下面に設けられた加圧盤が前記ホルダーに当接するまでは前記ホルダーの下降を停止し、前記天板だけを下降させ、その後、前記加圧盤が前記ホルダーに当接し、前記上型全体が下死点まで下降して、前記ブランク材の成形が完了した後、前記上型を上昇する際、前記リテーナの下端が前記ホルダーの下面に当接するまで、前記ホルダーの上昇をなくしたことを特徴とする。
本発明によれば、板材(ブランク材)に対し絞り加工による形状成形を行いながら、トリム、ピアス、バーリング、ベンドあるいはコイニング等の2工程以上の複数の二次加工を行うことができるので、板材の1回のプレス操作でサイレンサーのエンドプレートなどの構成部品を得ることができる。また1回のプレス操作で完了するため、形状に対しての穴、コイニング等の位置精度、バーリングの高さ精度等、製品の精度が向上する。また複数の工程のうち幾つかを同時に開始し、あるいは一つの工程の途中で他の工程を開始するので、加工ストロークが長くなることもない。さらに、板材の外周部をトリム加工するトリム部材が上型本体、下型本体に固定されているため、トリム部材のためのバックアップ機構(ガイド機構)等が必要とならない。
以下、本発明の実施例を詳述する。図1は、本発明の板材のプレス成形装置の一実施例を示す構成図である。本実施例のプレス成形装置は、板材から車両のサイレンサー(消音器)のエンドプレートまたはフロントプレートを作製するプレス成形装置である。
本プレス成形装置は、上型本体11に、パンチ12を設置した上絞り型13と、上可動ブランク押え14と、トリム部材15とを設けた上型10と、下型本体21に、ダイ22を設置した下絞り型23と、外周絞り型24と、下可動ブランク押え25とを設けた下型20とを備え、不動に設置した下型20に対し昇降自在に設置した上型10を下降して板材をプレス成形する。
上型本体11は、下方のホルダー11aと上方の天板11bとを備え、上絞り型13はホルダー11aの中央部に固定設置されている。この上絞り型13の下面の左側は、エンドプレートの内側部の湾曲した外面形状に対応し、外周部にフラット部を有する上に凸の所定の湾曲形状の成形面に形成されている。上絞り型13の下面の右側は、エンドプレートの内側部の平らな外面形状に対応し、フラットな成形面に形成されている。パンチ12は、上絞り型13の右側のフラットな成形面の所定位置に設けた凹孔13a内に取付けられ、先端を上絞り型13のフラットな成形面と同一高さに位置されている。上可動ブランク押え14は、上絞り型13の外周に上下方向に移動可能に配置すると共に、天板11bに設置したダンパ14aにホルダー11aを貫通して取付けることにより、上型本体11に対し下方に付勢されている。トリム部材15は、可動ブランク押え14の外周に配置してホルダー11aに固定している。このトリム部材15は、下端がブランク押えになると共に、その下端内方の段部に下に突出したベンド部15aを設けてベンド型を兼ねている。トリム部材15の下端の内方のエッジは切刃に形成されている。
下型本体21は、上方のホルダー21aと下方の基台21bとを備える。下絞り型23は、下型本体21に対し上下方向に移動自在に配置され、基台21bに設置してホルダー21aから突出した複数のガススプリング、油圧等のダンパ27によって下面を支持することによって、下絞り型23は上方向に付勢されると共に上方向に加圧可能とされている。下絞り型23の上面は上絞り型13の成形面に対応する成形面に形成されている。ダイ22は、下絞り型23の右側のフラット部に設けられた貫通孔23aを通ってホルダー21aに固定されており、ダイ22の先端は貫通孔23a内で下絞り型23のフラットな成形面に臨んでいる。下絞り型23の外周部には、上方向に付勢されたワーク払い出し28が植設されている。外周絞り型24は下絞り型23の外周に配置され、ホルダー21に固定されている。この外周絞り型24は、上端外方のエッジが切刃に形成されてトリム部材の役目を兼ねると共に、上端に下に凹没したベンド部24aを設けてベンド型の機能も兼ねている。下可動ブランク押え25は、ホルダー21aに立設したガイド25bに嵌装することによって、外周絞り型24の外周に上下方向に移動自在に配置され、基台21bに設置してホルダー21aを貫通したダンパ25aに取付けることによって、下型本体21に対し上方に付勢されている。
上記の上型本体11のホルダー11a、下型本体21のホルダー21aの最外部には、上型10の下降によって嵌合して上型10の真直な下降を案内するガイド17、29がそれぞれ設けられている。
該プレス成形装置によって板材のブランク材Bからエンドプレートをプレス成形する動作について、図2〜4を参照して説明する。
図1の下型20の下可動ブランク押え25上にブランク材Bを載置し、上死点にある上型10を下型20に対し下降すると、上型10のトリム部材15がブランク材Bを介して下型20の下ブランク押え25に当接し、トリム部材15と下ブランク押え25とによりブランク材Bの外周部を押える。
上型10がさらに下降すると、図2に示すように、上可動ブランク押え14と下型20の外周絞り型24とがブランク材Bの外周部の内側寄りの部分を挟持し、その状態で上絞り型13がブランク材Bを介して下絞り型23と軽圧で当接し、その当接した時点でダンパ27により下絞り型23を上に向けて加圧して、上絞り型13の成形面と下絞り型23の成形面とでブランク材Bの中央部を絞り、ブランク材Bの左側の部分が上に湾曲した所定形状に成形する。このブランク材Bの中央部の先行成形により、下絞り型23が以後の全体成形時の形状パッドの役目をする。一方、トリム部材15が下ブランク押え25を下方に押し込んで下降しながら、トリム部材15の下端内方のエッジ(切刃)と外周絞り型24の上端外方のエッジ(切刃)とによりブランク材Bの外周部を切断し、ブランク材Bの外周部を所定形状にトリム加工する。
ついで上型10がさらに下降すると、下絞り型23をダンパ27に抗して下方に押し込んで上絞り型13が下降し、図3に示すように、上ブランク押え14と外周絞り型24とで挟持したブランク材Bの外周部の内側を上絞り型13と外周絞り型24とで絞り加して、ブランク材Bの全体成形を開始する。これと同時に、パンチ12の先端がダイ22の内側に入り込んでブランク材Bを打ち抜き、ブランク材Bの右側の所定位置にピアス孔を成形し、さらに上型10が下降するにつれて、パンチ12の先端部周囲の空隙がダイ22の先端部を受容し、上絞り型13の凹孔13aを画成する内壁面とダイ22の外壁面との間でブランク材Bのピアス孔周囲の部分を絞って、ピアス孔周囲に上方向のバーリング加工を開始する。
上型10がさらに下降すると、図4に示すように、トリム部材15のベンド部15aが、ブランク材Bの最外部を介して外周絞り型24のベンド部24aに当接して加圧し、ブランク材Bの最外部を上方に小さく曲げてベンド加工し、上型10が下死点に至るまでにブランク材Bの最外部のベンド加工を完了する。またブランク材Bの全体成形およびピアス孔周囲のバーリング加工も完了し、かくして、エンドプレート成形品が完成する。得られた成形品は、上型10を上昇させて加圧を解くと、下絞り型23のワーク払い出し28により上に持ち上げられ、プレス成形装置から取り出し可能になる。
以上のように、本実施例によれば、板材(ブランク材)に対し絞り加工による形状成形を行いながら、トリム、ベンド、ピアス、バーリングの二次加工の形状成形を行い、板材の1回のプレス操作でサイレンサーのエンドプレートを作製することができる。また複数の工程のうち幾つかを同時に開始し、あるいは一つの工程の途中で他の工程を開始するので、加工ストロークが長くなることもない。さらに、板材の外周部をトリム加工するトリム部材が上型本体、下型本体に固定されているため、トリム部材のためのバックアップ機構(ガイド機構)等が必要とならない。
本発明の他の実施例を図5〜8に示す。本実施例は、サイレンサーのセパレータのプレス成形について述べる。図5は、セパレータを成形するプレス成形装置を示す構成図、図6〜図8は、同装置によるセパレータのプレス成形動作を示す図である。本プレス成形装置は、上型本体31に、パンチ32を設置した上絞り型33と、可動ブランク押え34と、トリム部材35とを設けた上型30と、下型本体41に、ダイ42を設置した下絞り型43と、外周絞り型44とを設けた下型40とを備える。
上絞り型33は、上型本体31の下部のホルダー31aの中央部に固定設置され、この上絞り型33は、下面がフラットな成形面に形成されている。パンチ32は、上絞り型33の右側の所定位置に設けられた貫通孔33aを通ってホルダー31aに取付けられ、先端を上絞り型33の成形面と同一高さに位置されている。上可動ブランク押え34は、上絞り型33の外周に上下方向に移動可能に配置すると共に、上型本体31の上部の天板31bに設置したダンパ34aにホルダー31aを貫通して取付けることにより、上型本体31に対し下方向に付勢されている。トリム部材35は、可動ブランク押え34の外周に配置してホルダー31aに固定している。このトリム部材35の下端の内方のエッジは切刃に形成されている。
下絞り型43は、下型本体41のホルダー41aを貫通したガイド45bで支持して、上下方向に移動自在に設けると共に、ホルダー41aを貫通して基台41bに設置したダンパ45aに取付けることによって、下型本体41に対し上方に付勢されている。下絞り型43の上面は上絞り型33の成形面と同様フラットな成形面に形成されている。ダイ42は、下絞り型43の右側の所定位置に設けられた貫通孔42aを通って基台41bに固定されており、ダイ42の先端は貫通孔42a内で下絞り型43の成形面に臨んでいる。外周絞り型44は、下絞り型43の外周に配置してホルダー41bに固定している。この外周絞り型44は、上端がブランク押えを兼ねると共に上端外方のエッジが切刃に形成されてトリム部材を兼ねている。
ホルダー41aの外周絞り型44の外周には2ヶ所以上にスクラップカッター46が設けられており、ブランク材Bのトリム加工によって型44の外周に発生した環状のスクラップを分断し、型内にスクラップが残らないようにしている。
該プレス成形装置によって、つぎのように板材のブランク材Bからサイレンサーのセパレーターがプレス成形される。図5の下型40の外周絞り型44上にブランク材Bを載置し、上型30を下型40に対し下降すると、上型30の可動ブランク押え34がブランク材Bを介して下型40の外周絞り型44に当接し、可動ブランク押え34と外周絞り型44とによりブランク材Bの外周部を押える。上型30がさらに下降すると、図6に示すように、可動ブランク押え34と外周絞り型44とがブランク材Bの外周部の内側寄りの部分を挟持し、その状態でトリム部材35が下降して、トリム部材35のエッジ(切刃)と外周絞り型44のエッジ(切刃)とによりブランク材Bの外周部を切断し、ブランク材Bの外周部を所定形状にトリム加工する。上絞り型33はブランク材Bを介して下絞り型43に当接し、形状パッドの役目をする絞り型33、43によりブランク材Bの中央部を押える。
ついで上型30がさらに下降すると、下絞り型43をダンパ45aに抗して下方に押し込んで上絞り型33が下降し、図7に示すように、可動ブランク押え34と外周絞り型44とで挟持したブランク材材Bの外周部分を引き出しながら、上絞り型33と外周絞り型44とでブランク材Bの外周部を絞り起てるように絞り加工し、ブランク材Bの外周部をブランク材Bの中央部の面に対し垂直に起立したベンドに成形し始める。
さらに上型30が下降すると、図8に示すように、パンチ32の先端部がダイ42の内側に入り込んでブランク材Bを打ち抜き、ブランク材Bの右側の所定位置にピアス孔を成形し、さらに上型30が下降するにつれて、パンチ32の先端部周囲の空隙がダイ42の先端部を受容し、上絞り型33の貫通孔33aの先端部の内壁面とダイ42の先端部の外壁面との間でブランク材Bのピアス孔周囲の部分を絞って、ピアス孔周囲に上方向のバーリング加工を開始する。そして上型30が下死点に至るまでに、ブランク材Bのピアス孔周囲のバーリング加工および外周部のベンド加工が完了し、かくして、セパレーター成形品が完成する。
以上のように、本実施例によれば、板材から1回のプレス動作でサイレンサーのセパレーターが作製でき、前の実施例と同様な効果を奏する。
本発明のさらに他の実施例を図9〜図19により説明する。本実施例は、トルクコンバータのポンプインペラーまたはタービンランナーのシェルをプレス成形する例で、図9は、シェルを成形するプレス成形装置を示す構成図、図10〜図13は、同装置によるシェルのプレス成形動作を示す説明図である。
本実施例のプレス成形装置は、上型本体51に、ピアス周辺型52とパンチ53とを設置した上絞り型54と、上可動ブランク押え55とを設けた上型50と、下型本体61に、コイニングパンチ62を設置した下絞り型64と、下可動ブランク押え65と、外周型66とを設けた下型60とを備える。
上型本体51は、長方形の天板51bと、該天板51bの下方に配置された若干小さい長方形のホルダー51aとを備え、ホルダー51aの下面には、周囲に4辺の厚板状の加圧盤51c、中央に円筒状の加圧盤51dが設けられ、加圧盤51cの内側には、ホルダー51aを下方に付勢するばね部材57aと、ホルダー51aを貫通してその下面を下端の支持部57b1で支持するリテーナ57bとが設けられている。リテーナ57bによって支持されたホルダー51aは、天板51bに加圧盤51c、51dと所定間隔を開けて吊下げられている。
上絞り型54は環状体からなり、下面がシェルの外周のフランジを含む外面形状に対応した上に凸の皿状の成形面に形成されている。上絞り型54は、スペーサ54aを介してホルダー51aに固定されている。
ピアス周辺型52は環状体からなり、下面が上絞り型54の成形面に連なる、シェルのピアス孔周辺部に対応した成形面に形成されている。ピアス周辺型52は、上絞り型54の内側に同心に配置され、周方向に間隔を開けて配置した複数の連結シャフト52bの下端に取り付けて、上下方向に移動自在に設置されている。複数の連結シャフト52bはホルダー51aを貫通し、それらの上端を連結したリング52b1をホルダー51aの上面に引っ掛けて、ホルダー51aに吊り下げられている。加圧盤51d内には、上昇した連結シャフト52bを頭部のリング52b1を介して押え込んで、連結シャフト52bをダンパとして作用させるばね部材58が周方向に沿って複数個取り付けられている。ばね部材58は天板51bの下面に取り付けられている。なお、ばね部材58を設けずに、ダンパで連結シャフト52bを形成して、連結シャフト自体にダンパ機能を持たせてもよい。ピアス周辺型52は、連結シャフト52bがホルダー51aに懸架されたフリーの状態で上絞り型54の下面の湾曲内に突出している。ピアス周辺型52の成形面の中心寄りの位置には、小さなコイニング用凹部52aが周方向に沿って複数個設けられている。
パンチ53は、ピアス周辺型52の内側に同心に配置され、ホルダー51aを貫通して加圧盤51dにボルト固定されている。パンチ53の先端は、上絞り型54の成形面と同一高さでピアス周辺型52の下面に臨んでいる。上可動ブランク押え55は、上絞り型54の外周に配置された環状体からなり、下方向に付勢する複数個のダンパ55aの下端に取り付けて、上下方向に移動可能に設置されている。この状態で、上可動ブランク押え55は、上絞り型54より下方向に突出されている。ダンパ55aは、ホルダー51aを貫通して天板51bの下面に取り付けられている。
ホルダー51aの下面の四隅には、下型60のガイドロッド73と嵌合して、上型50の真直な下降を案内するガイド筒59が設けられている。またホルダー51bの下面の左右両側には、下型60のコイニングパンチ駆動機構72を作動させる押しアーム56が取り付けられている。
下型本体61は、上方のホルダー61aと下方の基台61bとを備え、ホルダー61aは、該基台61b上に支持盤61cを介して固定されている。下絞り型64は環状体からなり、上面がシェルの外周のフランジを除く外面形状に対応した上に凸の鍔なしの皿状成形面に形成されている。下絞り型64の成形面の内周部は、シェルのピアス孔周辺部に対応した浅い凹部形状に形成され、その中央部にはパンチ53に対応した貫通穴63が形成されている。この下絞り型64は、ホルダー61aの上面に設けた支持台67上に固定されている。
コイニングパンチ62は、ホルダー61aを貫通した上下方向に移動可能な上動部材69にパンチ62の下端を取付けて、下絞り型64に形成した貫通孔62aに上下方向に移動可能に配設されており、パンチ62の先端は、下絞り型64の内周部の上面に臨んでいる。上動部材69は、コインニングパンチ62の駆動機構72を構成する。
下可動ブランク押え65は、下絞り型64の外周に配置された環状体からなり、上方向に付勢する複数個のダンパ65aの上端に取り付けて、上下方向に移動可能に設置されている。この状態で、下可動ブランク押え65の上端は、下絞り型64より若干上に位置されている。ダンパ65aは、ホルダー61aを貫通して下型本体61の支持盤61dに固定される。
トリム部材66は、上端の内方のエッジが切断刃の役目をすると共に、下ブランク押えも兼ねる環状部材で、下可動ブランク押え65の外周に配置してホルダー61aに固定されている。ガイドロッド73は、ホルダー61aの四隅に、上型50のガイド筒59に対応して設けられている。
コイニングパンチ駆動機構72は1種のカム機構で、下型本体の左右両側にそれぞれ設置されている。コイニングパンチ駆動機構72は、縦方向の受け部材70と、横方向の横動部材71と、縦方向の前記の上動部材69とを備え、台形状の横動部材71を基台61bに左右横方向に移動可能に配設し、受け部材70を上型50の押しアーム56の下方位置でホルダー61aを貫通させて上下方向に移動可能に配設すると共に、下型本体61に設けられた縦部材61cの側面に当接してガイドさせる。そして受け部材70の下端の傾斜面70aを横動部材71の一端の傾斜面71aに当接させ、上動部材69の下端の傾斜面69aを横動部材71の他端の傾斜面71aに当接して、カム機構を構成している。上動部材69は、下型本体61の支持盤61d内に配設された戻しばね74によって下方向に付勢されている。上型50の下降により押しアーム56が受け部材70に当接し、受け部材70が押されて下降すると、受け部材70により横動部材71が押されて横方向内側へ移動し、横動部材71により上動部材69がばね74に抗して上方向に押されて移動し、上動部材69に取り付けられたコイニングパンチ62が上絞り型64の貫通孔62aの先端から突出する。
本プレス成形装置によって、シェルはつぎのように成形される。図9に示すように、上型50が上死点にある状態で、下型60の下可動ブランク押え65とトリム部材66上にブランク材Bを載置し、上型50の天板51bに取り付けられた図示しない昇降手段によって天板51bを下降すると、ばね部材57に押圧されたホルダー51aを含めて上型50の全体が下型60に対し下降する。そして、図10に示すように、上型50の上可動ブランク押え55がブランク材Bを介してトリム部材66に当接して、上可動ブランク押え55とトリム部材66とによりブランク材Bの外周部を押え、ついで上絞り型54のフラットな外周部がブランク材Bの外周部の内側部分を介して下可動ブランク押え65に当接する。
すると、上絞り型54の外周のエッジ(切刃)とトリム部材66の内周のエッジ(切刃)とにより外周部を切られるブランク材Bの抵抗力によってホルダー51aが下降を一端停止し、天板51bだけが下降して、図11に示すように、天板51bに取り付けた加圧盤51c、51dがホルダー51aに当接し、ホルダー51aを押圧して下降させる。これにより、上絞り型54のフラットな外周部が下可動ブランク押え65を下に押し込み、上絞り型54の外周のエッジ(切刃)とトリム部材66の内周のエッジ(切刃)とがブランク材Bの外周部を切断し、ブランク材Bの外周部が所定の円形状にトリム加工される。またばね部材58の押えパッド58aが、連結シャフト52bのリング52b1に当接し、連結シャフト52bを下方向に向けて押さえ込む。
上型50がさらに下降すると、図12に示すように、上絞り型54の外周部が下可動ブランク押え65を下方にさらに押し込んで、上絞り型54の外周部とブランク押え65との間でブランク材Bの外周部を挟持し、その状態で、上絞り型54と下絞り型64とによりブランク材Bを下絞り型64に沿って絞る全体成形を開始する。これと同時に、連結シャフト52bの下端のピアス周辺型52がブランク材Bを介して下絞り型64の内周部に当接し、ピアス周辺型52がブランク材Bを下方向に加圧して、ブランク材Bの内周部を所定形状に絞り成形し、ピアス孔周辺部加工が完了する。このブランク材Bのピアス周辺部の先行成形により、ピアス周辺型52がピアス穿孔時および全体成形時の形状パッドの役目をする。
ついで上型50がさらに下降すると、図13に示すように、上型50のばね部材58の押えパッド58aがブランク材Bからの反力で後退し、パンチ53および上絞り型54だけが下降する。これにより、パンチ53の先端部が下絞り型64の穴63の内側に入り込んでブランク材Bを打ち抜き、ブランク材Bの中央にピアス孔を成形する。また上絞り型54の外周部が、下可動ブランク押え65を下方にさらに押し込んで、ブランク材Bの中央部の絞り加工、つまり全体成形が進展する。この時点で、上型50の押しアーム56が下型60の受け部材70に当接する。
上型50がさらに下がると、図14に示すように、コイニングパンチ駆動機構72の受け部材70が下方に移動し、横動部材71が横方向内側に移動し、上動部材69が上方向に移動する。これにより、コイニングパンチ62が上方に突き上げられ、パンチ62の先端が下絞り型64の貫通孔62aの先端から突出し、ブランク材Bを介してピアス周辺型52の凹部52aに圧入され、ブランク材Bのピアス孔周辺部にコイニング、即ちブレード位置決め用の溝の成形加工が開始される。そして図15に示すように、上型50が下死点に至った時点で、全体成形(シェルの湾曲形状と外周フランジ)およびピアス孔周辺部のコイニングが完了し、シェルSが完成する。
以上のシェルSの完成後、上型50を下死点から上昇させれば、シェルSを取り出すことができるが、ピアス周辺型52でシェルSのピアス周辺部を上から押えたまま、上型50を上昇してシェルSのフランジに上から当接していた上絞り型54の外周部を上昇させると、下型60の下可動ブランク押え65によってシェルSのフランジが上方向の押圧を受け、フランジが変形する恐れがある。
本実施例では、上型50のホルダー51aと天板51bとを固定せず、天板51bに設けたばね部材57aとリテーナ57bとによって、下死点にある上型50から初めに天板51bおよび加圧盤51c等の天板の付属部材だけが上昇するようにしているので、上型50の上昇過程でシェルSのフランジの変形を確実に防ぐことができる。以下説明する。
下死点にある上型50の天板51bを図示しない昇降手段で上昇すると、図16に示すように、天板51bのばね部材57aによって下方向に付勢されたホルダー51aは移動しないので、天板51bに取り付けたリテーナ57bの支持部57b1がホルダー51bの下面に当接し、ホルダー51bに掛かる。ピアス周辺型52を取り付けた連結シャフト52bは、天板51bのばね部材58の伸長した押え部58aによって下方に加圧されているので、シェルSのピアス周辺部に当接したピアス周辺型52はシェルSを押えたままである。上絞り型50は、ホルダー51aが上昇していないので、シェルSを押えたままである。
天板51bがさらに上昇すると、図17に示すように、ホルダー51aがリテーナ57bで吊り上げられて、上型50の全体が上昇する。シェルSはフランジを含む全体が、上絞り型54およびピアス周辺型52によって押えられたまま、シェルSのフランジを押す下型60の下可動ブランク押え65によって持ち上げられる。したがって、上型50の上昇時、シェルSのフランジを押す下可動ブランク65によってフランジが変形することがない。またホルダー51aの押しアーム56がコインニングパンチ作動機構72の受け部材70から離れ、戻しばね74によって上動部材69が下がり、上動部材69のコイニングパンチ62が下がる。また上動部材69によって横動部材71が横方向外方に移動し、横動部材71によって受け部材70が上昇し、コイニングパンチ駆動機構72が元の位置に復帰する。
上型50がさらに上昇すると、図18に示すように、下可動ブランク押え65が初めの上端位置まで伸長し、これ以上のシェルSの押上がなくなるので、上型50がさらに上昇すると、図19に示すように、シェルSが自重で下可動ブランク押え65上に落下し、上死点に達した上型50と下型60との間からシェルSが取り出される。
以上のように、本実施例によれば、板材から1回のプレス動作でトルクコンバータのポンプインペラーもしくはタービンランナーのシェル成形品が作製でき、これまでの実施例と同様な効果を奏する。
本発明のプレス成形装置の一実施例を示す構成図である。 図1の装置のプレス動作を示す説明図である。 図2の続きを示す説明図である。 図3の続きを示す説明図である。 本発明のプレス成形装置の他の実施例を示す構成図である。 図5の装置のプレス動作を示す説明図である。 図6の続きを示す説明図である。 図7の続きを示す説明図である。 本発明のプレス成形装置のさらに他の実施例を示す構成図である。 図9の装置のプレス動作を示す説明図である。 図10続きを示す説明図である。 図11の続きを示す説明図である。 図12の続きを示す説明図である。 図13の続きを示す説明図である。 図14の続きを示す説明図である。 図15の装置のプレス動作を示す説明図である。 図16の続きを示す説明図である。 図17の続きを示す説明図である。 図18の続きを示す説明図である。
符号の説明
10、30、50:上型 11、31、51:上型本体
12、32、53:パンチ 13、33、54:上絞り型
14、25、34、55、65:可動ブランク押え
15、35、66:トリム部材 20、40、60:下型
21、41、61:下型本体 22、42:ダイ
23、43、64:下絞り型 24、44:外周絞り型
52:ピアス周辺型 52a:コイニング用凹部
52b:連結シャフト 57a:ばね部材
57b:リテーナ、 58:ばね部材
62:コイニングパンチ 63:パンチ収容穴
65:ブランク押え 66:トリム部材
72:コイニングパンチ駆動機構

Claims (6)

  1. 板材を絞り加工する金型の一方と、板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの二次成形を行う、前記金型と別体の複数の二次加工部材の一方を備える上型を、前記金型の他方と前記複数の二次加工部材の他方を備える下型に対して下降して、
    前記板材の絞り加工による形状成形を行いながら同一工程でトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの複数の二次成形を行う方法において、
    上絞り型と、パンチと、ブランク押えと、トリム部材を備えた上型を、下絞り型と、ダイと、ブランク押えおよびトリム部材を兼ねる外周絞り型とを備えた下型に対し下降し、
    前記外周絞り型に載置したブランク材の外周部を該外周絞り型と前記ブランク押えとにより保持し、
    続けて、前記上絞り型と前記下絞り型との間で前記ブランク材の中央部を押えると共に、前記トリム部材と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の外周部のトリム加工をし、
    続けて、前記上絞り型と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の外周部の絞り加工を開始し、
    続けて、前記パンチと前記ダイとより前記ブランク材のピアス加工をすると共に開口されたピアス孔周囲のバーリング加工を開始し、
    前記上型が下死点に至るに従い、前記ブランク材の外周部の絞り加工および前記バーリング加工を完了することを特徴とする板材のプレス成形方法。
  2. 板材を絞り加工する金型の一方と、板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの二次成形を行う、前記金型と別体の複数の二次加工部材の一方を備える上型を、前記金型の他方と前記複数の二次加工部材の他方を備える下型に対して下降して、
    前記板材の絞り加工による形状成形を行いながら同一工程でトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの複数の二次成形を行う方法において、
    上絞り型と、コイニング用凹部を有するピアス周辺型と、パンチと、上ブランク押えとを備えた上型を、パンチ収容穴を有する下絞り型と、コイニングパンチと、下ブランク押えと、ブランク押えを兼ねるトリム部材とを備える下型に対し下降し、
    前記トリム部材に載置されたブランク材の外周部を該トリム部材と前記上ブランク押えにより保持し、
    続けて、前記上絞り型と前記下ブランク押えとにより前記ブランク材の外周部のトリム加工をし、
    続けて、前記上絞り型と前記下絞り型とにより協同して前記ブランク材の絞り加工による全体成形を開始し、
    続けて、前記ピアス周辺型を下方に加圧して該ピアス周辺型と前記下絞り型とにより協同して前記ブランク材のピアス孔周辺部の絞り加工をし、
    続けて、前記パンチと前記パンチ収容穴とにより前記ブランク材のピアス加工をし、
    続けて、前記コイニングパンチと前記コイニング用凹部により前記ブランク材のコイニング加工を開始して、
    前記上型が下死点に至るに従い、前記ブランク材の全体成形およびコイニング加工を完了することを特徴とする板材のプレス成形方法。
  3. 上絞り型と、パンチと、ブランク押えおよびベンド型を兼ねるトリム部材とを備えた上型を、下絞り型と、ダイと、トリム部材およびベンド型を兼ねる外周絞り型と、ブランク押えとを備えた下型に対し下降し、
    前記ブランク押えに載置したブランク材の外周部を該ブランク押えと前記トリム部材とにより保持し、
    続けて、前記下絞り型を上方向に加圧して該下絞り型と前記上絞り型とにより前記ブランク材の中央部の絞り加工をし、
    続けて、前記トリム部材と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の外周部のトリム加工をし、
    続けて、前記上絞り型と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の外周部の絞り加工による全体成形を開始すると同時に、前記パンチと前記ダイとにより前記ブランク材のピアス加工をすると共に開口されたピアス孔周囲のバーリング加工を開始し、
    続けて、前記トリム部材と前記外周絞り型とにより前記ブランク材の最外周部のベンド加工を開始して、
    前記上型が下死点に至るに従い、前記ブランク材の全体成形、バーリング加工および最外周部のベンド加工を完了することを特徴とする請求項1又は2記載の板材のプレス成形方法。
  4. 下型に対し上型が下降する上下型を具備し、
    前記上型は、板材を絞り加工する金型の一方と、前記板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの二次の形状成形を行う、前記金型と別体の複数の二次加工部材の一方を備え、前記下型は、前記金型の他方と前記複数の二次加工部材の他方を備え、
    1回のプレス動作により、板材の絞り加工による形状成形と、前記板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの複数の形状成形を行うことを可能とした板材のプレス成形装置において、
    前記上型は、上型本体に固定した上絞り型と、
    該上絞り型を貫通して前記上型本体に固定したパンチと、
    該上絞り型の外周に上下方向に移動可能に配置して前記上型本体に対し下方向に付勢した可動ブランク押えと、
    該可動ブランク押えの外周に配置して前記上型本体に固定したトリム部材とを備え、
    前記下型は、下型本体に上下方向に移動可能に配置して前記下型本体に対し上方向に付勢した、前記上絞り型との間で前記ブランク材の中央部を押える下絞り型と、
    該下絞り型を貫通して前記下型本体に固定した、前記パンチと協同して前記ブランク材のピアス加工をすると共に開口されたピアス孔周囲のバーリング加工をするダイと、
    該下絞り型の外周に配置して前記下型本体に固定した、前記可動ブランク押えとの間で前記ブランク材の外周部を保持すると共に、前記トリム部材と協同して前記ブランク材の外周部のトリム加工をし、さらに前記上絞り型と共同して前記ブランク材の外周部を絞り加工するブランク押えおよびトリム部材を兼ねる外周絞り型とを備えることを特徴とする板材のプレス成形装置。
  5. 下型に対し上型が下降する上下型を具備し、
    前記上型は、板材を絞り加工する金型の一方と、前記板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの二次の形状成形を行う、前記金型と別体の複数の二次加工部材の一方を備え、前記下型は、前記金型の他方と前記複数の二次加工部材の他方を備え、
    1回のプレス動作により、板材の絞り加工による形状成形と、前記板材のトリム、ピアス、バーリング、ベンドまたはコイニングの複数の形状成形を行うことを可能とした板材のプレス成形装置において、
    前記上型は、上型本体に固定した上絞り型と、
    該上絞り型を貫通して前記上型本体に上下方向に移動可能に配置すると共に(配置した、前記上型本体に対し下方向に付勢すると共に)下方向に加圧可能とした、コイニング用凹部を有するピアス周辺型と、
    該ピアス周辺型を貫通して前記上型本体に固定したパンチと、
    該上絞り型の外周に上下方向に移動可能に配置して前記上型本体に対し下方向に付勢した上可動ブランク押えとを備え、
    前記下型は、下型本体に上下方向に移動可能に配置して前記下型本体に対し上方向に付勢した、前記上絞り型と協同して前記ブランク材の絞り加工による全体成形をすると共に前記ピアス周辺型と協同して前記ブランク材のピアス孔周辺部を絞り加工する下絞り型と、
    該下絞り型に形成した、前記パンチと協同して前記ブランク材のピアス加工をするパンチ収容穴と、
    該下絞り型を貫通して前記下型本体に上下方向に移動可能に配置した、前記コイニング用凹部と協同して前記ブランク材をコイニング加工するコイニングパンチと、
    該下絞り型の外周に上下方向に移動可能に配置して前記下型本体に対し上方向に付勢した、前記上絞り型と協同して前記ブランク材の外周部を保持する下可動ブランク押えと、
    該下可動ブランク押えの外周に配置して前記下型本体に固定した、前記上可動ブランク押えとの間で前記ブランク材の外周部を押えると共に前記上絞り型と協同して前記ブランク材の外周部のトリム加工をするブランク押えを兼ねるトリム部材とを備え、
    さらに前記下型本体に、横方向に移動可能に支持された台形状の横動部材と、該横動部材の一端の傾斜面に当接した傾斜面を有する、前記上型の下降による押圧を受けて下方向に移動する受け部材と、該横動部材の他端の傾斜面に当接した傾斜面を有する、該横動部材の横方向の移動による押圧を受けて上方に移動する上動部材とからなる、コイニングパンチの駆動機構を設置したことを特徴とする板材のプレス成形装置。
  6. 前記上型本体は、天板と、該天板の下方に配置されたホルダーとからなり、
    前記上絞り型はホルダーに固定され、
    前記ピアス周辺型は、前記上絞り型およびホルダーを貫通して該ホルダーに吊下げられた、下方向への加圧可能な連結体に取り付けられ、
    前記パンチは、ピアス周辺型およびホルダーを貫通して前記天板に固定され、
    前記上可動ブランク押えは、前記ホルダーを貫通して前記天板に固定され、
    そして、前記ホルダーは、前記天板に取り付けられたばね部材によって下方に付勢されると共に、前記ホルダーを貫通して前記天板に取り付けられたリテーナの下端によって下面を支持され、
    前記上型を下降する際、前記ブランク材の外周部のトリム加工の際の抵抗力によって、前記天板の下面に設けられた加圧盤が前記ホルダーに当接するまでは前記ホルダーの下降を停止し、前記天板だけを下降させ、
    その後、前記加圧盤が前記ホルダーに当接し、前記上型全体が下死点まで下降して、前記ブランク材の成形が完了した後、前記上型を上昇する際、前記リテーナの下端が前記ホルダーの下面に当接するまで、前記ホルダーの上昇をなくしたことを特徴とする請求項5記載の板材のプレス成形装置。
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