JPH06328157A - プレス加工装置 - Google Patents

プレス加工装置

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JPH06328157A
JPH06328157A JP5137002A JP13700293A JPH06328157A JP H06328157 A JPH06328157 A JP H06328157A JP 5137002 A JP5137002 A JP 5137002A JP 13700293 A JP13700293 A JP 13700293A JP H06328157 A JPH06328157 A JP H06328157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
pad
lower die
punch
cutting blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP5137002A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadatoshi Kinoshita
忠俊 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP5137002A priority Critical patent/JPH06328157A/ja
Publication of JPH06328157A publication Critical patent/JPH06328157A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、1つの型で1工程により板状ワーク
の絞り加工と同時に穴明加工及びトリム加工を可能と
し、生産性を向上したプレス加工装置を提供する。 【構成】下型20に、その上面に穴明用のダイス21を
設け、周囲に下型切刃22を備え、ブランクホルダ23
を設置し、上型28に、前記ブランクホルダ23と対接
するシワ押え面34を設け、このシワ押え面34に前記
下型切刃22と対応する上型切刃31を備え、前記下型
20に対接するパット29を加圧力を付与する圧力ユニ
ット30を介して上下動可能に設け、このパッド29の
上昇ストロークSを規制するストッパ32と、前記パッ
ド29を貫通してパッド29と相対移動可能に設けら
れ、前記ダイス21と対応するパンチ35とを備え、前
記下型20に、前記上型28が当接して絞り形状ポンチ
内の外形成形に用いる可動ポンチ26をスプリング27
により上昇方向に押圧付勢して設けた構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状ワークを絞り加工
と同時に穴明加工及びトリム加工を可能にしたプレス加
工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5で示すように、板状ワークWを所定
の形状に絞り加工し、穴Hを明けてトリムラインCを切
断加工するプレス成形品がある。従来、このようなプレ
ス成形品を加工する場合には、図6で示す絞り成形型A
と、図7で示す穴明,切断型Bとの2種類のプレス成形
型が用いられている。
【0003】上記絞り成形型Aは、凹溝5を上面に有す
るブランクホルダ2を備えた下型1と、前記凹溝5に嵌
合する凸起4を有し、前記ブランクホルダ2に対接する
シワ押え面を備え、前記下型1に対接する上型3とから
構成されている。
【0004】上記穴明,切断型Bは、下型切刃9と穴明
用のダイス11とを備えた下型1と、前記下型切刃9と
対応する上型切刃8と、クッションスプリング7を介し
て設けられたパット6と、このバッド6を貫通して前記
ダイス11と対応するパンチ10とを備えた上型3とか
ら構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来では図5
のようなワークWをプレス成形加工するためには、2種
類のプレス成形型をを用い、2工程を必要としている。
そのため、プレス成形型の費用が高くなり、作業工数が
多く、生産性が悪く、コストが高くなっている問題があ
った。
【0006】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
したプレス加工装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の特徴とする構成は、上面に穴明用のダイス
を有し、周囲に下型切刃を備え、ブランクホルダが設置
された下型と、前記ブランクホルダと対接するシワ押え
面を有し、このシワ押え面に前記下型切刃と対応する上
型切刃を備え、加圧力を付与する圧力ユニットを介して
上下動可能に設けられ、前記下型に対接するパットと、
このパットの上昇ストロークを規制するストッパと、前
記パットを貫通してパットと相対移動可能に設けられ、
前記ダイスと対応するパンチとを備えた上型とから成る
ものである。
【0008】また、上面に穴明用のダイスを有し、周囲
に下型切刃を備え、ブランクホルダが設置された下型
と、前記ブランクホルダと対接するシワ押え面を有し、
このシワ押え面に前記下型切刃と対応する上型切刃を備
え、加圧力を付与する圧力ユニットを介して上下動可能
に設けられ、前記下型に対接するパットと、このパッド
の上昇ストロークを規制するストッパと、前記パッドを
貫通してパッドと相対移動可能に設けられ、前記ダイス
と対応するパンチとを備えた上型とから構成し、前記下
型に、前記上型が当接して絞り形状ポンチ内の外形成形
に用いる可動ポンチをスプリングにより上昇方向に押圧
付勢して設けたものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、1つの型で1工程により板
状ワークの絞り加工と同時に穴明加工及びトリム加工を
可能とし、型数,工数を削減する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、20は下型であり、28は上型であ
る。
【0011】上記下型20は、上面に穴明用のダイス2
1を有し、周囲に下型切刃22を備え、凹溝24を有す
るブランクホルダ23が設置された構成である。25は
ブランクホルダ23を支持しているクッションピンであ
る。26は絞り形状ポンチ内にトリム線を有する場合、
下型ポンチの代用をする可動ポンチであり、スプリング
27によって下型20と同一面又は1mm程度持ち上げ
られている。
【0012】前記上型28は、前記ブランクホルダ23
の凹溝24に嵌合する凸起33を有し、前記ブランクホ
ルダ23と対接するシワ押え面34を有し、このシワ押
え面34に前記下型切刃22と対応する上型切刃31を
備え、加圧力を付与する圧力ユニット30を介して上下
動可能に設けられ、前記下型20に対接するパット29
と、このパット29の上昇ストロークSを規制するスト
ッパ32と、前記パット29を貫通してパット29と相
対移動可能に設けられ、前記ダイス21と対応するパン
チ35とを備えた構成である。
【0013】前記圧力ユニット30は図3で示すよう
に、ケーシング30a内に挿入された皿バネ30bと、
この皿バネ30bに当接し、かつパット29に当接して
いる押圧部材30cとから構成されている。尚、前記皿
バネ30bはコイルバネに代えてもよい。
【0014】この圧力ユニット30によって前記パット
29はシワ押え面34と同一面又は2〜3mm下方に出
っ張った状態に保持され、圧力ユニット30の力はパッ
ト29で成形されるワークの成形圧に略匹敵する。
【0015】上記構成による本発明装置の動作について
説明する。上型28の下降によりシワ押え面34がブラ
ンクホルダ23に当接してワークの周囲を挾持し、クッ
ションピン25の圧力を受けながらブランクホルダ23
が下降して、パット29が下型20に当接し、ワークは
下型20及び可動ポンチ26を有する場合には可動ポン
チ26に押し付けられ、成形されて行く。
【0016】さらに上型28の下降が進むと、パット2
9は下型20とワークを介して押し付けられ、圧力ユニ
ット30の皿バネ30bを圧縮し、上型28はパット2
9と相対移動して下死点まで下降動する。
【0017】上記上型28の下死点では図2で示すよう
に、パット29はストッパ32に当接し、パット29が
ストッパ32に当接する上型28とパット29と相対移
動によるパット29の上昇ストロークSによってパンチ
35がダイス21に進入してワークに穴明を行う。
【0018】この穴明と同時にワークの周囲を挾持して
いるシワ押え面34とブランクホルダ23は、ブランク
ホルダ23の下降によって図4で示すように、下型切刃
22と上型切刃31でワークを切断し、トリミングされ
る。
【0019】上記上型28が下死点から上昇するときに
前記トリミングされたワークの周囲のスクラップと成形
品がパット29とブランクホルダ23とにより分離さ
れ、スクラップは排出装置で型外に排出され、成形品は
取り出し装置により型外に取り出される。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、下型に、そ
の上面に穴明用のダイスを設け、周囲に下型切刃を備
え、ブランクホルダが設置し、上型に、前記ブランクホ
ルダと対接するシワ押え面を設け、このシワ押え面に前
記下型切刃と対応する上型切刃を備え、前記下型に対接
するパットを加圧力を付与する圧力ユニットを介して上
下動可能に設け、このパッドの上昇ストロークを規制す
るストッパと、前記パッドを貫通してパッドと相対移動
可能に設けられ、前記ダイスと対応するパンチとを備え
た構成であるから、1つの型で1工程により板状ワーク
の絞り加工と同時に穴明加工及びトリム加工を可能と
し、型数,工数の削減と生産性を向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】上型の上昇状態における本発明装置の断面図
【図2】上型の下死点状態における本発明装置の断面図
【図3】圧力ユニットの断面図
【図4】図2のC部拡大図
【図5】プレス成形するワークの説明図
【図6】従来の絞り成形型
【図7】従来の穴明,切断型
【符号の説明】
20 下型 21 ダイス 22 下型切刃 23 ブランクホルダ 26 可動ポンチ 28 上型 29 パット 30 圧力ユニット 31 上型切刃 32 ストッパ 34 シワ押え面 35 パンチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に穴明用のダイスを有し、周囲に下
    型切刃を備え、ブランクホルダが設置された下型と、前
    記ブランクホルダと対接するシワ押え面を有し、このシ
    ワ押え面に前記下型切刃と対応する上型切刃を備え、加
    圧力を付与する圧力ユニットを介して上下動可能に設け
    られ、前記下型に対接するパットと、このパッドの上昇
    ストロークを規制するストッパと、前記パッドを貫通し
    てパッドと相対移動可能に設けられ、前記ダイスと対応
    するパンチとを備えた上型とから構成したことを特徴と
    するプレス加工装置。
  2. 【請求項2】 上面に穴明用のダイスを有し、周囲に下
    型切刃を備え、ブランクホルダが設置された下型と、前
    記ブランクホルダと対接するシワ押え面を有し、このシ
    ワ押え面に前記下型切刃と対応する上型切刃を備え、加
    圧力を付与する圧力ユニットを介して上下動可能に設け
    られ、前記下型に対接するパットと、このパッドの上昇
    ストロークを規制するストッパと、前記パッドを貫通し
    てパッドと相対移動可能に設けられ、前記ダイスと対応
    するパンチとを備えた上型とから構成し、前記下型に、
    前記上型が当接して絞り形状ポンチ内の外形成形に用い
    る可動ポンチをスプリングにより上昇方向に押圧付勢し
    て設けたことを特徴とするプレス加工装置。
JP5137002A 1993-05-17 1993-05-17 プレス加工装置 Pending JPH06328157A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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