JPH0340421Y2 - - Google Patents

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JPH0340421Y2
JPH0340421Y2 JP1986050886U JP5088686U JPH0340421Y2 JP H0340421 Y2 JPH0340421 Y2 JP H0340421Y2 JP 1986050886 U JP1986050886 U JP 1986050886U JP 5088686 U JP5088686 U JP 5088686U JP H0340421 Y2 JPH0340421 Y2 JP H0340421Y2
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JP
Japan
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slide cam
workpiece
flange
punch
presser
Prior art date
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JP1986050886U
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English (en)
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JPS62165022U (ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフランジ成形と孔あけとを1つの型で
行うためのプレス金型に関する。
(従来技術) 従来、例えば特開昭58−138527号公報に開示さ
れているように、ワークに対するフランジ成形と
このフランジ部に対する孔あけとを1つの型で連
続的に行いうるプレス金型が知られている。この
プレス金型は、フランジ成形用ダイとしてのフラ
ンジ成形用部材とピアスパンチとを備えており、
上型に設けられたドライバカムが上型とともに下
降して、下型に設けられたスライドカムに係合
し、このスライドカムをワーク方向に前進させ、
それに伴つてスライドカムに取付けられた上記フ
ランジ成形用部材がワークの側部をスライドカム
の前進移動方向から、すなわち水平方向から加圧
して、このフランジ成形用部材がワークの側部を
下型に圧着してフランジ部を形成し、さらに上記
スライドカムの前端に設けられたピアスパンチが
前進して上記フランジ部に孔を形成する構成を有
する。このような構成によれば、フランジ成形と
孔あけ加工とを1工程で、かつ孔の変形を伴うこ
となしに孔を形成することができる利点を有す
る。
ところで、上記ピアスパンチは所定回数の孔あ
け後に研磨あるいは交換の必要を生じるものであ
るが、上記構成においては、フランジ成形用ダイ
としての部材がスライドカムにピアスパンチとと
もに取付けられているため、上記ピアスパンチの
研磨および交換に際してフランジ成形用部材が邪
魔になり、したがつてこれらの作業が困難である
欠点も有していた。
(考案の目的) そこで本考案は、ピアスパンチの研磨および交
換を容易に行いうるこの種のプレス金型を提供す
ることを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、上型に設けられたドライバカムが前
記上型とともに下降して、下型に設けられたスラ
イドカムに係合しかつこのスライドカムをワーク
方向に前進させ、このスライドカムの前進に伴つ
てワーク側部をこのスライドカムの前進移動方向
から加圧して前記ワーク側部にフランジ部を形成
し、さらにこのフランジ部に、前記スライドカム
の前端に設けられたパンチにより孔を形成するよ
うになされたプレス金型において、前記ワーク側
部にフランジ部を形成するフランジ成形用部材が
前記上型に、前記スライドカムの移動方向に移動
自在に設けられており、このフランジ成形用部材
は、前記スライドカムの前進に伴いこのスライド
カムに押圧されて前記ワーク側部をこのスライド
カムの前進移動方向から加圧して前記ワーク側部
にフランジ部を形成するように構成されている。
(考案の効果) 本考案によれば、上型を上昇させることによ
り、フランジ成形用部材が下型から上昇し、した
がつてこの部材をピアスパンチから離すことがで
きるので、ピアスパンチの研磨および交換が容易
となる効果がある。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の一実施例について
詳細に説明する。
第1図において、1は下型2に取付けられたパ
ンチで、その側面にフランジ成形部1aを有し、
またワークWの孔あけのためのボタンダイ3が取
りつけられている。上型は、上下動可能な本体4
と、この本体4にばねのような弾性体5を介して
取付けられかつ本体4に対して上下方向に摺動可
能な上プレツサ6とよりなる。7はパンチ1のフ
ランジ成形部1aと協働してワークWにフランジ
部Waを形成するためのフランジ成形部7aを備
えたプレツサ7で、上プレツサ6に設けられたガ
イド8に水平方向に移動可能に取付けられ、かつ
ばね9によつて図の右方に、すなわちパンチ1か
ら離れる方向に付勢されている。
10は傾斜したカム面10aを有して基台11
上を水平方向に往復移動するスライドカムで、こ
のスライドカム10の前端壁に、前記ボタンダイ
3と協働してワークWのフランジ部Waに孔を形
成するためのピアスパンチ12がパンチ1側に向
つて水平方向に延長して突設されている。このス
ライドカム10は、そのカム面10aに係合しう
るカム面13aを有して上型の本体4に垂設され
たドライバカム13によつて駆動される。さら
に、スライドカム10の前端壁のピアスパンチ1
2の周囲には、プレツサ7に当接してワークWを
フランジ成形部7aとパンチ1のフランジ成形部
1aとの間に圧着してフランジ部Waを形成する
ためのゴムのような弾性パツド14が突設されて
いる。また、プレツサ7にはピアスパンチ12の
先端が挿通される孔15が形成されている。
以上の構成において、まずワークWをパンチ1
にかぶせた後、プレスを作動させると、上型の下
降に伴つて上プレツサ6がプレツサ7とともに下
降して、上プレツサ6がワークWをパンチ1に押
圧する。この場合、ワークWのプレツサ7側の端
部は、上プレツサ6とパンチ1との係合面から斜
め下方に向つて突出している。さらに上型が下降
すると、ドライバカム13のカム面13aがスラ
イドカム10のカム面に係合して第1図に示す状
態となる。第1図においては、プレツサ7はパン
チ1から離れた位置にあり、またスライドカム1
0に設けられた弾性パツド14はプレツサ7に当
接しない状態にある。
そしてドライバカム13が下降すると、スライ
ドカム10がワークWに向つて前進し、弾性パツ
ド14がプレツサ7に当接してプレツサ7をばね
9の付勢力に抗してパンチ1側に移動させ、これ
により第2図に示すように、ワークWの側部をス
ライドカム10の前進移動方向から、すなわち水
平方向から加圧するから、パンチ1のフランジ成
形部1aとプレツサ7のフランジ成形部7aとに
よつてワークWにフランジ部Waが形成される。
さらにドライバカム13が下降すると、プレツ
サ7はワークWのフランジ部Waを介してパンチ
1に圧接されているため、スライドカム10は弾
性パツド14をたわませながらさらに前進し、第
3図に示すように、ピアスパンチ12がワークW
のフランジ部Waに孔を形成するとともに、プレ
ツサ7は弾性パツド14を介して最終的に加圧さ
れ、ワークWのフランジ部形成と孔あけとの両加
工を終了する。
次に加工が終了して上型が上昇するとドライバ
カム13も上昇するため、スライドカム10は弾
性パツド14の復元力とリターンスプリング(図
示せず)の作用で第2図に示す位置に後退し、し
たがつてピアスパンチ12はワークWのフランジ
部Waから後退するが、この時点では、プレツサ
7は弾性パツド14によつてフランジ部Waに押
しつけられているので、プレツサ7はピアスパン
チ12より早くワークWのフランジ部Waから離
れることはない。
さらに上型が上昇するとスライドカム10は第
1図に示す状態に復帰するから、プレツサ7はば
ね9によつて図の右方へ移動してワークWのフラ
ンジ部Waから離れる。さらに上型を上昇させれ
ば、上プレツサ6も上昇するため、加工済みのワ
ークWをパンチ1から容易に取外すことができ
る。また、プレツサ7は上プレツサ6に取付けら
れているため、上プレツサ6の上昇に伴つてプレ
ツサ7が上昇するため、ピアスパンチ12の研磨
および交換を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図および第3図はその動作を説明するための縦
断面図である。 1……パンチ、1a……パンチのフランジ成形
部、3……ボタンダイ、6……上プレツサ、7…
…プレツサ、7a……プレツサのフランジ成形
部、8……ガイド、10……スライドカム、12
……ピアスパンチ、14……弾性パツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上型に設けられたドライバカムが前記上型と共
    に下降して、下型に設けられたスライドカムに係
    合しかつこのスライドカムをワーク方向に前進さ
    せ、このスライドカムの前進に伴つてワーク側部
    をこのスライドカムの前進移動方向から加圧して
    前記ワーク側部にフランジ部を形成し、さらにこ
    のフランジ部に、前記スライドカムの前端に設け
    られたパンチにより孔を形成するようになされた
    プレス金型において、前記スライドカムの前進に
    伴いこのスライドカムに押圧されて前記ワーク側
    部をこのスライドカムの前進移動方向から加圧し
    て前記ワーク側部にフランジ部を形成するための
    フランジ成形用部材を前記上型に、前記スライド
    カムの移動方向に移動自在に設けたことを特徴と
    するプレス金型。
JP1986050886U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH0340421Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986050886U JPH0340421Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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JP1986050886U JPH0340421Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62165022U JPS62165022U (ja) 1987-10-20
JPH0340421Y2 true JPH0340421Y2 (ja) 1991-08-26

Family

ID=30874652

Family Applications (1)

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JP1986050886U Expired JPH0340421Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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JPS62165022U (ja) 1987-10-20

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