JPH08290219A - プレス成形方法及びその装置 - Google Patents

プレス成形方法及びその装置

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JPH08290219A
JPH08290219A JP7092660A JP9266095A JPH08290219A JP H08290219 A JPH08290219 A JP H08290219A JP 7092660 A JP7092660 A JP 7092660A JP 9266095 A JP9266095 A JP 9266095A JP H08290219 A JPH08290219 A JP H08290219A
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JP
Japan
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blade
punching
pad
forming
upper die
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Application number
JP7092660A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Miyaki
利孝 宮木
Masaharu Ito
雅晴 伊藤
Masahiko Ochi
政彦 越智
Isao Nojiri
勲 野尻
Shinichi Iwagami
眞市 岩上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絞り加工と抜き成形及び上曲げとを一回のプ
レス作業で行えるようにして、作業効率を向上させる。 【構成】 本発明に係るプレス成形方法は、成形パッド
36が吊設された上型34を下降させてその成形パッド
36と下型24とで素材を絞り成形する工程と、絞り成
形後にさらに上型34を下降させ、成形パッド36に対
して相対移動可能な状態で上型34に装着された抜刃3
4aと昇降可能な状態で下型24に装着された抜曲刃2
4hとによって素材の抜き成形をする工程と、抜き成形
後にさらに上型34を下降させ、その上型34の下降力
で抜曲刃24hを上昇させて素材の抜き成形された部位
を上曲げする工程とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネルの絞り成形を行
うとともに、絞り成形後のパネルに対して二次加工を施
すためのプレス成形方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これに関連する従来のプレス成形装置が
特開昭64−22421号公報に記載されており、その
縦断面図が図7に示されている。前記プレス成形装置1
の上型2は、しわ押さえ面3mを備える上型枠3と、パ
ネル成形面4mを備える成形パッド4とに分割されてお
り、前記成形パッド4がウレタンバネ5によって前記上
型枠3の内部中央に吊設されている。また、前記成形パ
ッド4にはその周囲にトリミング加工を施すためのベン
ドポンチ6が装着されている。前記ベンドポンチ6は成
形パッド4に対して上下動できるようになっており、そ
の上面に固定されたピン6pが成形パッド4の端部を貫
通して上方に突出している。そして、前記ウレタンバネ
5が所定量を超えて押し縮められた状態で、前記ピン6
pの上端が前記上型枠3の下面に当接し、ベンドポンチ
6はその上型枠3によって直接押圧されようになる。一
方、下型7は、上型2の成形パッド4と協働して素材
(図示されていない)の絞り成形を行う主ポンチ8と、
前記上型2のベンドポンチ6と協働して素材のトリミン
グ加工を行う可動ポンチ8kと、前記上型枠3のしわ押
さえ面3mと協働して素材の縁部を拘束するクッション
リング9とから構成されている。
【0003】前記上型2が下降すると先ず素材の縁部が
上型枠3のしわ押さえ面3mとクッションリング9とに
よって拘束され、さらに、成形パッド4のパネル成形面
4mがウレタンバネ5のバネ力に起因した力で主ポンチ
8のパネル成形面8mと衝合することによりその素材が
絞り成形される。この状態から前記上型枠3が引き続き
下降すると、成形パッド4が主ポンチ8に当接したまま
の状態で前記ウレタンバネ5が押し縮められ、ベンドポ
ンチ6のピン6pが上型枠3の下面に当接する。これに
よって、そのベンドポンチ6が上型枠3によって直接押
圧されるようになり、絞り成形されたパネルの周囲がト
リミングおよび下曲げ加工される。即ち、絞り加工をす
る第1工程とトリミングおよび下曲げ加工をする第2工
程とを一回のプレス作業で行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の技術によると、前記下型7には上型2の下降に伴
って素材を押し上げるような機構が設けられていないた
め、絞り加工と上曲げとを一回のプレス作業で行うこと
はできない。このため、上曲げを行う場合には上曲げ用
のプレス成形装置を使用する必要がある。また、素材の
絞り成形がウレタンバネ5のバネ力に起因した力で行わ
れるために大きな衝撃力を得ることが難しいという問題
がある。本発明の技術的課題は、上型の下降に伴って素
材を押し上げるような機構を下型に設けることにより、
一回のプレス作業で絞り加工と上曲げとを行えるように
すること、また、絞り成形時に上型と成形パッドとの間
を剛体に近い状態にすることにより大きな衝撃力を得ら
れるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用、効果】 〔課題を解決するための請求項1に係る手段〕上記した
課題は、以下の特徴を有するプレス成形方法によって解
決される。即ち、請求項1に係るプレス成形方法は、成
形パッドが吊設された上型を下降させてその成形パッド
と下型とで素材を絞り成形する工程と、絞り成形後にさ
らに上型を下降させ、成形パッドに対して相対移動可能
な状態で前記上型に装着された抜刃と昇降可能な状態で
下型に装着された抜曲刃とによって素材の抜き成形をす
る工程と、抜き成形後に前記抜曲刃を上昇させて素材の
抜き成形された部位を上曲げする工程と、を有してい
る。 〔請求項1に記載された発明の作用〕本発明によると、
上型の成形パッドと下型とで素材を絞り成形した後に上
型が下降することにより、成形パッドがその位置に保持
されたままで抜刃が下降し、その抜刃と下型の抜曲刃と
によって素材の抜き成形が行われる。さらに、抜き成形
後に前記抜曲刃が上昇することにより、素材の抜き成形
された部位が上曲げされる。したがって、一回のプレス
作業で絞り成形と抜き成形及び上曲げとが行えるように
なる。 〔請求項1に記載された発明の効果〕本発明によると、
従来は別々の工程で行われていた絞り加工と抜き成形及
び上曲げとが一回のプレス作業で行えるために作業効率
が向上し、プレス時間が短縮される。
【0006】〔課題を解決するための請求項2に係る手
段〕このプレス成形方法は、請求項1に記載されたプレ
ス成形方法において、前記抜曲刃が上昇する際に前記抜
刃が上型に対して上昇することを特徴とする。 〔請求項2に記載された発明の作用〕本発明によると、
抜曲刃が上昇する際に抜刃が上型に対して上昇するため
に、抜曲刃と抜刃とを当接させた状態で素材の上曲げを
実施できるようになる。仮に、抜刃が上昇しない構造で
あれば、抜曲刃が上昇する際にその抜曲刃が抜刃に当た
らないようにする必要がある。このため、限られたスペ
ース内で抜曲刃用のスペースと抜刃用のスペースとに分
ける必要があり、抜曲刃及び抜刃を細く製作しなければ
ならない。しかしながら本発明によると、このような制
約がないため、限られたスペースを抜曲刃と抜刃とで分
ける必要がなくなり、前記抜曲刃、抜刃を必要最小限の
長さで太く製作できるようになる。 〔請求項2に記載された発明の効果〕本発明によると、
抜曲刃および抜刃を必要最小限の長さで太く製作できる
ために、これらの刃の強度を確保することができる。
【0007】〔課題を解決するための請求項3に係る手
段〕このプレス成形方法は、請求項1に記載されたプレ
ス成形方法において、絞り成形時に、前記成形パッドが
上型に対して相対移動不能な状態で吊設されることを特
徴とする。 〔請求項3に記載された発明の作用〕本発明によると、
絞り成形時に成形パッドが上型に対して相対移動不能な
状態となるため、成形パッドには上型からの押圧力が直
接加わることになる。このため、大きな大きな衝撃力で
絞り成形を行うことができるようになる。 〔請求項3に記載された発明の効果〕本発明によると、
大きな衝撃力で絞り成形を行えるため、シャープな絞り
形状が得られプレス製品の品質が向上する。
【0008】〔課題を解決するための請求項4に係る手
段〕このプレス成形装置は、昇降可能な上型と、前記上
型に吊設された成形パッドと、前記成形パッドに対して
プレス方向に相対移動可能な状態で前記上型に装着され
た抜刃と、前記成形パッドと協働して素材の絞り成形を
行う下型と、昇降可能な状態で前記下型に装着されてお
り、前記抜刃と協働して抜き成形を行うとともに、上昇
することにより抜き成形された部位の上曲げを行う抜曲
刃と、前記抜曲刃を上昇させる上昇機構と、を有してい
る。 〔請求項4に記載された発明の作用〕本発明によると、
上型に吊設された成形パッドと下型とによって素材の絞
り成形が行われる。さらに、上型には成形パッドに対し
てプレス方向に相対移動可能な状態で抜刃が装着されて
おり、下型にはその抜刃と協働して抜き成形を行うため
の抜曲刃が装着されている。このため、素材の絞り成形
後に上型が下降することにより素材の抜き成形を行うこ
とができる。また、上昇機構の働きにより抜曲刃を上昇
させることができるため、抜き成形された部位を引き続
き上曲げすることができる。即ち、本発明に係るプレス
成形装置によって請求項1に記載された発明を実施する
ことができる。 〔請求項4に記載された発明の効果〕本発明によると請
求項1に記載された発明と同様な効果を得ることができ
る。さらに、従来は別々のプレス成形装置で行われてい
た絞り成形等及び上曲げが一台のプレス成形装置で行え
るために設備コストが低減する。
【0009】〔課題を解決するための請求項5に係る手
段〕このプレス成形装置は請求項4に記載されたプレス
成形装置において、前記抜刃は前記上型に対して昇降可
能に設けられており、前記抜曲刃が上昇する際にその抜
刃が上昇される構造である。 〔請求項5に記載された発明の作用〕本発明によると、
抜曲刃が上昇する際に抜刃が上昇するため、素材を上曲
げする際に抜曲刃と抜刃とを当接させた状態で実施でき
るようになる。即ち、本発明に係るプレス成形装置によ
って請求項2に記載された発明を実施することができ
る。 〔請求項5に記載された発明の効果〕本発明によると請
求項2に記載された発明と同様な効果を得ることができ
る。
【0010】〔課題を解決するための請求項6に係る手
段〕このプレス成形装置は、請求項4に記載されたプレ
ス成形装置において、前記上型と成形パッドとの間に
は、絞り成形時に成形パッドが上型に対して相対移動し
ないように保持するロック機構が設けられている。 〔請求項6に記載された発明の作用〕本発明によると、
ロック機構の働きにより絞り成形時に成形パッドが上型
に対して相対移動しないように保持される。即ち、本発
明に係るプレス成形装置によって請求項3に記載された
発明を実施することができる。 〔請求項6に記載された発明の効果〕本発明によると請
求項3に記載された発明と同様な効果を得ることができ
る。 〔好ましい実施態様〕請求項1の抜き成形後に前記抜曲
刃を上昇させて素材の抜き成形された部位を上曲げする
工程は、抜き成形後さらに上型を下降させてその上型の
下降力で前記抜曲刃を上昇させるようにすることがで
き、この場合、抜曲刃を駆動するための別の駆動源を用
いる必要がないので設備費を低減することができる。ま
た、請求項4の抜曲刃を上昇させる上昇機構も同様に、
抜き成形後の上型の下降力を利用して前記抜曲刃を上昇
させる機構とすることができ、この場合も抜曲刃を駆動
するための別の駆動源を用いる必要がないので設備費を
低減することができる。
【0011】
【実施例】
〔第一実施例〕以下、図1、図2に基づいて本発明の第
一実施例に係るプレス成形方法及びその装置の説明を行
う。ここで、図1は本実施例に係るプレス成形装置10
の縦断面図を表しているとともに、そのプレス成形装置
10によって素材であるパネル(図示されていない)を
成形する際の各成形工程を表している。プレス成形装置
10は、図1に示されるように、上型30と下型20と
を備えており、その上型30はスライド32に固定され
た上型枠34とその上型枠34に弾性体35を介して吊
設された成形パッド36とから構成されている。なお、
弾性体としてはウレタン等の弾性物質や油圧システム等
が好適に使用される。前記成形パッド36は、後記する
下型20の主ポンチ24と協働してパネルを絞り成形す
るための型であり、その下面にはパネル絞り成形面36
mが形成されている。さらに、そのパネル成形面36m
の周囲には前記パネルの縁部を拘束するしわ押さえ面3
6nが形成されている。また、成形パッド36の所定部
位には第一開口部36jと第二開口部36kがプレス方
向に形成されている。
【0012】前記上型枠34には、その中央の凸部に第
一抜刃34aと第二抜曲刃34bが装着されており、こ
れらの抜刃34a,抜曲刃34bがそれぞれ成形パッド
36の第一開口部36jと第二開口部36kに挿通され
るようになっている。したがって、前記弾性体35が押
し縮められて成形パッド36が上型枠34に接近する
と、図1(C),(D)に示されるように、第一抜刃3
4aと第二抜曲刃34bとの先端部が第一開口部36
j、第二開口部36kから突出するようになる。また、
上型枠34の縁部には、前記成形パッド36と干渉しな
いように縦壁部34wが形成されており、その縦壁部3
4wの下面所定位置に後記する抜曲刃駆動用シリンダ2
8のピストンロッド28pを押圧する押圧板34dが固
定されている。即ち、前記上型枠34が本発明の上型に
相当する。
【0013】前記プレス成形装置10の下型20は、ボ
ルスタ22上に固定された主ポンチ24と、その主ポン
チ24の周囲に配置されたクッションリング25とから
構成されている。前記クッションリング25は成形パッ
ド36と協働してパネルの縁部を拘束するための部材で
あって、その上面にはしわ押さえ面25mが形成されて
おり、図示されていないダイクッションに連結されたク
ッションピン25pによって昇降可能な状態で支持され
ている。
【0014】前記主ポンチ24は、前述のように上型3
0の成形パッド36と協働してパネルの成形を行うため
の型であり、その上面がパネル成形面24mとなってい
る。さらに、前記主ポンチ24には、図1(B)に示さ
れる絞り成形時に、成形パッド36の第一開口部36j
と第二開口部36kにそれぞれ連続する位置に第一凹部
24jと第二凹部24kが形成されている。そして、前
記第一凹部24jの内部に前記成形パッド36の第一抜
刃34aと協働してパネルの抜き成形と上曲げを行うた
めの第一抜曲刃24hが収納されている。前記第一抜曲
刃24hは第一凹部24jの内部に縦に設置された上昇
シリンダ24yに取付けられており、上昇する際に前記
第一抜刃34aと当接しないように水平方向に位置をず
らした状態で設置されている。
【0015】また、前記第二凹部24kの内部には、成
形パッド36の第二抜曲刃34bと協働してパネルの抜
き成形と下曲げを行うための第二抜刃24eが収納され
ている。前記第二抜刃24eは第二凹部24kの内部に
縦に設置された支持シリンダ24xによって支持されて
いる。前記支持シリンダ24xは第二抜刃24eを下方
から支える弾性体としての働きをするものであり、ガス
スプリングやウレタン等の弾性体でも支持シリンダ24
xの代用は可能である。
【0016】前記下型20を支持するボルスタ22上に
は、上型枠34に設けられた縦壁部34wの真下の位置
に前述の抜曲刃駆動用シリンダ28が縦向きに設置され
ており、図1(C)に示されるように、上型枠34がパ
ネルの下曲げ位置まで下降した状態で前記縦壁部34w
に固定された押圧板34dがそのピストンロッド28p
の上端面に当接するようになっている。前記抜曲刃駆動
用シリンダ28は、第一抜曲刃24hの上昇シリンダ2
4yを作動させるためのシリンダであり、両シリンダ2
8,24hが油圧コントロールユニット(図示されてい
ない)を介した状態で油圧配管29によって接続されて
いる。前記油圧コントロールユニットは圧力を蓄積する
とともに油圧を伝達するためのユニットであり、この油
圧コントロールユニットによって、前記抜曲刃駆動用シ
リンダ28のピストンロッド28pに加えられた押圧力
が油圧に変換されて上昇シリンダ24yに伝達される。
【0017】即ち、上型枠34が下降する際にその上型
枠34の縦壁部34wが抜曲刃駆動用シリンダ28のピ
ストンロッド28pを押し下げると、そのピストンロッ
ド28pに加えられた押圧力が油圧に変換されて上昇シ
リンダ24yに伝達され、これによって上昇シリンダ2
4yは第一抜曲刃24hを上昇させる。また、前記抜曲
刃駆動用シリンダ28に上型枠34からの押圧力が加わ
っていない状態では、上昇シリンダ24yに内蔵された
戻しスプリングの反力によりその上昇シリンダ24yの
ピストンロッド24pは押し下げられ、そのときの油圧
が抜曲刃駆動用シリンダ28に伝達されて抜曲刃駆動用
シリンダ28のピストンロッド28pは最大限突出する
ようになる。即ち、抜曲刃駆動用シリンダ28、上昇シ
リンダ24y及び油圧配管29等が本発明の上昇機構に
相当する。
【0018】次に、本実施例に係るプレス成形装置10
の動作を説明しながら図2の加工フローチャートに従っ
てプレス成形方法の説明を行う。図1(A)に示される
ように、スライド32が上死点から所定量だけ下降した
状態で( 図2において I) 、下型20の上にパネル(図
示されていない)がセットされる。このとき、下型20
の第一抜曲刃24hは下限位置まで下降しており、抜曲
刃駆動用シリンダ28のピストンロッド28pは最大限
突出している。また、第二抜刃24eは支持シリンダ2
4xによって上限位置に保持されている。
【0019】次に、スライド32が下降することによ
り、先ず、前記パネルの縁部が成形パッド36のしわ押
さえ面36nとクッションリング25のしわ押さえ面2
5mとによって拘束される。さらに、この状態から引き
続きスライド32が下降することにより、図1(B)に
示されるように、成形パッド36のパネル成形面36m
が弾性体35のバネ力に起因した力により主ポンチ24
のパネル成形面24mと衝合し、前記パネルの絞り成形
が行われる(図2において II)。
【0020】パネルの絞り成形後さらにスライド32が
下降すると、成形パッド36がその位置に保持された状
態で上型枠34が下降し、その上型枠34が下降した分
だけ成形パッド36を吊設する弾性体35が押し縮めら
れる。そして、上型枠34に装着された第一抜刃34a
の先端と第二抜曲刃34bの先端とが成形パッド36の
第一開口36jと第二開口36kから突出し、これらの
抜刃34a,抜曲刃34bが下型20の第一抜曲刃24
h、第二抜刃24eとそれぞれ協働することによりパネ
ルの二箇所で抜き成形が行われる(図2において III)
。さらに、この位置から上型枠34が所定量だけ下降
することにより、上型枠34の第二抜曲刃34bが下型
20の第二抜刃24eを押し下げながらパネルの抜き成
形した部位を下曲げするとともに(図2において IV)、
上型枠34の縦壁部34wに設けられた押圧板34d
が、図1(C)に示されるように、抜曲刃駆動用シリン
ダ28のピストンロッド28pの上端面に当接する。
【0021】パネルの下曲げ後さらにスライド32が下
降すると、上型枠34によって抜曲刃駆動用シリンダ2
8のピストンロッド28pが押し下げられる。上型枠3
4によって前記ピストンロッド28pに加えられた押圧
力は油圧コントロールユニットによって圧力として蓄積
されてスライド32が下死点まで下降した段階でその油
圧が上昇シリンダ24yに伝達される( 図2において
V) 。これによって、図1(D)に示されるように、前
記上昇シリンダ24yは第一抜曲刃24hを上昇させて
パネルの抜き成形した部位を上曲げする( 図2において
VI,VII) 。前記スライド32が上昇すると、前述のよう
に、上昇シリンダ24yに内蔵された戻しスプリングの
反力によりその上昇シリンダ24yのピストンロッド2
4pは押し下げられ、そのときの油圧が抜曲刃駆動用シ
リンダ28に伝達されて抜曲刃駆動用シリンダ28のピ
ストンロッド28pは最大限突出する。また、第二抜刃
24eは支持シリンダ24xによって上限位置に戻され
る。
【0022】このように、本実施例に係るプレス成形方
法及びその装置によると、一回のプレス作業で絞り成形
と抜き成形及び上曲げとが行えるため、従来は最低二回
必要であったプレス作業が一回で良くなり作業効率が向
上してプレス時間が短縮される。また、一台のプレス成
形装置で絞り成形と抜き成形及び上曲げとが行えるため
に設備コストが低減する。
【0023】〔第二実施例〕以下、図3に基づいて本発
明の第二実施例に係るプレス成形方法及びその装置の説
明を行う。本実施例に係るプレス成形装置210は、第
一実施例に係るプレス成形装置10の成形パッド36の
吊設構造を改良したものであり、その他の構造は第一実
施例に係るプレス成形装置10と同様である。本実施例
に係るプレス成形装置210では、上型枠234は油圧
クッション内蔵型台235の台本体236を介してスラ
イド232に取付けられており、前記スライド232と
一体で昇降できるようになっている。これに対して、成
形パッド239は油圧クッション内蔵型台235に収納
された複数の油圧シリンダ237によって吊設されてお
り、それらの油圧シリンダ237がロック状態のときに
はスライド232及び上型枠234と一体に昇降する。
しかしながら、前記油圧シリンダ237のロック状態が
解除されたときには、成形パッド239はスライド23
2及び上型枠234に対して相対移動が可能となる。
【0024】油圧コントロールユニット238は、図示
されていない制御装置からのロック信号を受けて前記油
圧シリンダ237をロック状態に保持するとともに、ロ
ック解除信号によりそれらの油圧シリンダ237に圧力
を残しながら徐々にロック状態を解除する働きをする。
ここで、前記制御装置は、スライド232が上死点から
絞り成形位置まで下降するまでの間は油圧コントロール
ユニット238に対してロック信号を出力しており、絞
り成形後は油圧コントロールユニット238に対してロ
ック解除信号を出力する。即ち、前記油圧シリンダ23
7、油圧コントロールユニット238等が本発明のロッ
ク機構として機能する。
【0025】このように、本実施例に係るプレス成形装
置210では、絞り成形時に油圧シリンダ237がロッ
ク状態に保持されるため、成形パッド239はスライド
232に対して相対移動が不能となる。このため、絞り
成形時には成形パッド239に対してスライド232か
らの押圧力が直接加わるようになり、成形パッド239
が主ポンチ224と衝合する際に大きな衝撃力が得られ
るようになる。この結果、パネルの絞り成形においてシ
ャープな絞り形状が得られるようになる。一方、絞り成
形後は油圧シリンダ237のロック状態が解除されるた
め、成形パッド239はスライド232に対して相対移
動が可能となる。このため、スライド232が下降して
も成形パッド239は所定の力で主ポンチ224と合わ
された状態のまま上型枠234のみが下降し、第一実施
例の場合と同様に抜き成形、下曲げ及び上曲げが連続し
て行われる。
【0026】〔第三実施例〕以下、図4に基づいて本発
明の第三実施例に係るプレス成形方法及びその装置の説
明を行う。本実施例に係るプレス成形装置310は、第
一実施例に係るプレス成形装置10の第一抜刃34aの
支持方式及び第一抜刃34a、第一抜曲刃24hの構造
を改良したものであり、その他の構造は第一実施例に係
るプレス成形装置10と同様である。
【0027】即ち、本実施例に係るプレス成形装置31
0の第一抜刃334aは弾性体334xを介して上型枠
334に装着されており、その上型枠334に対して相
対移動が可能となっている。このため、パネルの上曲げ
時に第一抜曲刃324hが上昇して第一抜刃334aに
当接しても、前記第一抜刃334aは弾性体334xの
バネ力に抗して上昇できるため支障はない。仮に、第一
抜刃334aが第一実施例のように上型枠334に対し
て相対移動ができない構造であれば、その第一抜刃33
4aを第一抜曲刃324hに当接させないようにしなけ
ればならない。このため、図4(E)に示されるよう
に、第一抜刃334aの刃先長さαが第一抜曲刃324
hのストローク分だけ必要となる。このため、第一抜刃
334aの刃先の強度を確保するためには刃先厚さβを
大きくとる必要がある。しかしながら、刃先厚さβを大
きくとると素材の歩留りを低下させてしまう。これに対
して本実施例のように第一抜刃334aが上昇できるよ
うになっていれば、刃先長さαは抜き成形に必要な寸
法、即ち、抜刃の食い込み代(素材の板厚+1mm 程度)
だけあれば良く、刃先厚さβを小さくしても刃先の強度
は確保できる。したがって、刃先厚さβを小さくできる
ようになり素材の歩留りが低下することはない。
【0028】本実施例に係るプレス成形方法では、絞り
成形、抜き成形及び下曲げまでが第一実施例の場合と同
様に行われる。なお、第一抜刃334aと第一抜曲刃3
24hとによってパネルの抜き成形を行うときには、第
一抜刃334aは弾性体334xのバネ力に起因した力
によって第一抜曲刃324hと衝合する。パネルの下曲
げ後さらに上型枠334が下降すると、第一実施例の場
合と同様に、上型枠334によって抜曲刃駆動用シリン
ダ328のピストンロッド328pが押し下げられ、そ
のピストンロッド328pに加えられた押圧力が油圧に
変換されて上昇シリンダ324yに伝達される。これに
よって、図4(D)に示されるように、前記上昇シリン
ダ324yは第一抜曲刃324hを上昇させてパネルの
抜き成形した部位を上曲げするとともに、第一抜刃33
4aを弾性体334xのバネ力に抗して上昇させる。そ
して、上型枠334が下死点まで下降した段階で上曲げ
が完了する。
【0029】このように本実施例に係るプレス成形装置
310では、第一抜刃334aの刃先長さαを抜き成形
に必要な最小限の寸法に設定できるため刃先厚さβを小
さくしても刃先の強度は確保できる。このため、刃先厚
さβを極力小さくでき素材の歩留りを向上させることが
できる。
【0030】〔第四実施例〕以下、図5に基づいて本発
明の第四実施例に係るプレス成形方法及びその装置の説
明を行う。本実施例に係るプレス成形装置410は、第
一実施例に係るプレス成形装置10の第一抜曲刃24h
を上昇させる上昇シリンダ24yの作動方式を改良した
ものであり、その他の構造は第一実施例に係るプレス成
形装置10と同様である。
【0031】即ち、本実施例に係るプレス成形装置41
0では、第二抜刃424eを支える支持シリンダ424
xが上昇シリンダ424yを作動させる抜曲刃駆動用シ
リンダとして機能する。このため、前記上昇シリンダ4
24yと支持シリンダ424xとが油圧コントロールユ
ニット428を介した状態で油圧配管429によって接
続されている。前記油圧コントロールユニット428は
圧力を蓄積するとともに油圧を伝達するためのユニット
であり、この油圧コントロールユニット428によって
第二抜刃424eを支える支持シリンダ424xに加え
られた押圧力が油圧に変換されて上昇シリンダ424y
に伝達される。
【0032】本実施例に係るプレス成形装置410で
は、パネルの絞り成形(図5(B)参照)、抜き成形及
び下曲げ(図5(C)参照)までが第一実施例の場合と
同様に行われる。そして、下曲げが行われた後にさらに
スライド432が下降することにより、上型枠434に
装着された第二抜曲刃434bによって第二抜刃424
eが押し下げられる。これによって、第二抜刃424
e、支持シリンダ424xに加えられた押圧力が油圧コ
ントロールユニット428によって圧力として蓄積さ
れ、油圧に変換されて上昇シリンダ424yに伝達され
る。この結果、図5(D)に示されるように、前記上昇
シリンダ424yは第一抜曲刃424hを上昇させてパ
ネルの抜き成形した部位を上曲げする。即ち、第二抜刃
424e、支持シリンダ424x及び上昇シリンダ42
4y等が本発明の上昇機構に相当する。
【0033】このように、本実施例に係るプレス成形装
置410では、第二抜刃424eを支える支持シリンダ
424xが上昇シリンダ424yを作動させる抜曲刃駆
動用シリンダとしても働くため、抜曲刃駆動用シリンダ
を特別に設ける必要がなくなり設備費が低減する。
【0034】〔第五実施例〕以下、図6に基づいて本発
明の第五実施例に係るプレス成形方法及びその装置の説
明を行う。本実施例に係るプレス成形装置510は、第
三実施例に係るプレス成形装置310の第一抜曲刃32
4hを上昇させる上昇シリンダ324yの作動構造を第
四実施例のように改良したものであり、その他の構造は
第三実施例に係るプレス成形装置310の場合と同様で
ある。
【0035】即ち、本実施例に係るプレス成形装置51
0では、第二抜刃524eを支える支持シリンダ524
xが上昇シリンダ524yを作動させる抜曲刃駆動用シ
リンダとして機能する。このため、前記上昇シリンダ5
24yと支持シリンダ524xとが油圧コントロールユ
ニット528を介した状態で油圧配管529によって接
続されている。前記油圧コントロールユニット528は
圧力を蓄積するとともに油圧を伝達するためのユニット
であり、この油圧コントロールユニット528によって
第二抜刃524eを支える支持シリンダ524xに加え
られた押圧力が油圧に変換されて上昇シリンダ524y
に伝達される。
【0036】これによって、第四実施例の場合と同様
に、下曲げ後にスライド532が下降することにより、
上型枠534に装着された第二抜曲刃534bによって
第二抜刃524eが押し下げられ、第二抜刃524e、
支持シリンダ524xに加えられた押圧力が油圧コント
ロールユニット528によって圧力として蓄積され、油
圧に変換されて上昇シリンダ524yに伝達される。こ
の結果、図6(D)に示されるように、前記上昇シリン
ダ524yは第一抜曲刃524hを上昇させてパネルの
抜き成形した部位を上曲げする。
【0037】なお、第一抜曲刃524hが上昇する際に
第一抜刃534aに当接しても、前記第一抜刃534a
は弾性体534xのバネ力に抗して上昇できるため特に
支障はない。このように、本実施例に係るプレス成形装
置510でも、第二抜刃524eを支える支持シリンダ
524xが上昇シリンダ524yを作動させる抜曲刃駆
動用シリンダとして働くため、抜曲刃駆動用シリンダを
特別に設ける必要がなくなり、設備費が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るプレス成形装置の縦
断面図及び各成形工程を表す図面である。
【図2】本発明の第一実施例に係るプレス成形方法を表
す加工フローチャートである。
【図3】本発明の第二実施例に係るプレス成形装置の縦
断面図である。
【図4】本発明の第三実施例に係るプレス成形装置の縦
断面図及び各成形工程を表す図面である。
【図5】本発明の第四実施例に係るプレス成形装置の縦
断面図及び各成形工程を表す図面である。
【図6】本発明の第五実施例に係るプレス成形装置の縦
断面図及び各成形工程を表す図面である。
【図7】従来のプレス成形装置の縦断面図である。
【符号の説明】
20 下型 24 主ポンチ 24h 第一抜曲刃 24y 上昇シリンダ(上昇機構) 24e 第二抜刃 24x 支持シリンダ 25 クッションリング 28 抜曲刃駆動用シリンダ(上昇機構) 29 油圧配管(上昇機構) 30 上型 32 スライド 34 上型枠 34a 第一抜刃 36 成形パッド 235 油圧クッション内蔵型台 237 油圧シリンダ(ロック機構) 238 油圧コントロールユニット(ロック機構) 334x弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21D 35/00 B21D 35/00 (72)発明者 野尻 勲 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 岩上 眞市 神奈川県横浜市金沢区富岡東6−6−14 メゾン富岡102号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形パッドが吊設された上型を下降させ
    てその成形パッドと下型とで素材を絞り成形する工程
    と、 絞り成形後にさらに上型を下降させ、成形パッドに対し
    て相対移動可能な状態で前記上型に装着された抜刃と昇
    降可能な状態で下型に装着された抜曲刃とによって素材
    の抜き成形をする工程と、 抜き成形後に前記抜曲刃を上昇させて素材の抜き成形さ
    れた部位を上曲げする工程と、を有することを特徴とす
    るプレス成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたプレス成形方法に
    おいて、 前記抜曲刃が上昇する際に前記抜刃が上型に対して上昇
    することを特徴とするプレス成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたプレス成形方法に
    おいて、 絞り成形時に、前記成形パッドが上型に対して相対移動
    不能な状態で吊設されることを特徴とするプレス成形方
    法。
  4. 【請求項4】 昇降可能な上型と、 前記上型に吊設された成形パッドと、 前記成形パッドに対してプレス方向に相対移動可能な状
    態で前記上型に装着された抜刃と、 前記成形パッドと協働して素材の絞り成形を行う下型
    と、 昇降可能な状態で前記下型に装着されており、前記抜刃
    と協働して抜き成形を行うとともに、上昇することによ
    り抜き成形された部位の上曲げを行う抜曲刃と、 前記抜曲刃を上昇させる上昇機構と、を有することを特
    徴とするプレス成形装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されたプレス成形装置に
    おいて、 前記抜刃は前記上型に対して昇降可能に設けられてお
    り、前記抜曲刃が上昇する際にその抜刃が上昇される構
    造であることを特徴とするプレス成形装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載されたプレス成形装置に
    おいて、 前記上型と成形パッドとの間には、絞り成形時に成形パ
    ッドが上型に対して相対移動しないように保持するロッ
    ク機構が設けられていることを特徴とするプレス成形装
    置。
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