JP4595632B2 - ビスアゾ化合物又はその塩 - Google Patents

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Description

本発明は、セルロース系繊維材料等の染色又は捺染に有用な紺色のビスアゾ化合物又はその塩、及び、それらの繊維材料への適用に関するものである。
セルロース系繊維材料等の染色及び捺染の分野に使用される紺色の反応染料は、例えば、特許文献1や特許文献2により公知である。
しかしながら、セルロース系繊維材料等の染色又は捺染において、低塩濃度での染色性、染色再現性、均染性及び染色性能(ビルドアップ性、有効染着率やウォッシュオフ性等)がより良好であり、且つ、諸堅牢度(耐塩素性、耐光性、耐汗性、耐汗日光性、耐酸加水分解性、耐アルカリ性、耐洗濯性及び耐過酸化洗濯性等)に優れた紺色の染色物を与えるようなビスアゾ化合物又はその塩は見出されていない。
特開昭57−78458号公報 特開昭57−198757号公報
本発明者らは、セルロース系繊維材料等の染色又は捺染において、低塩濃度での染色性、染色再現性、均染性及び上記染色性能がより良好であり、且つ、諸堅牢度に優れた紺色の染色物を与えるようなビスアゾ化合物又はその塩を提供すべく鋭意研究した結果、2つのトリアジン環を有し、該環のいずれか一方に2価の結合基を介して1つのビニルスルホン系繊維反応基を有する特定構造の化合物又はその塩が上記目的を達成することを見出して、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、イ)下式(1)で示されるビスアゾ化合物又はその塩、及び、ロ)該化合物又はその塩を用いて繊維材料を染色又は捺染する方法を提供するものである。
[式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、ヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる置換基で置換されてもよい炭素数1〜4のアルキル又は水素原子を表し、Uは下式(2b)又は(2c)で示される基を表す。
{式中、R4及びR5は、それぞれ独立に、水素原子を表すか、ヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる置換基で置換されてもよい炭素数1〜4のアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表す。
2は炭素数1〜4のアルキル、ハロゲノ、ヒドロキシ、スルホ、シアノ及び炭素数1〜4のアルコキシからなる群より選ばれる置換基で置換されてもよい炭素数2〜4のアルキレンを表す。
1は−O−、−S−又は−NR6−を表す。
6はヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる置換基で置換されてもよい炭素数1〜4のアルキル、スルホで置換されてもよいフェニル又は水素原子を表す。
r及びsは、それぞれ独立に2、3又は4を表す。
2及びZ3はそれぞれ独立に、下式(3a)又は(3b)で示される繊維反応性基を表す。}
[式中、Y1及びY2は−CH=CH2又は−CH2CH2Lを表し、Lはアルカリの作用で脱離する基であり、R7は水素又は炭素数1〜4のアルキルを表し、mは1〜6の整数である。]
1及びX2は、それぞれ独立に置換されてもよいピリジニオ、フルオロ又はクロロであり、Tは下式(4a)、(4b)又は(4c)で示される非繊維反応性基を表す。
{式中、R8はヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる1又は2個の置換基により置換されてもよい炭素数1〜4のアルキル、又は水素原子を表す。
はヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる1又は2個の置換基により置換されてもよい炭素数1〜4のアルキルを表すか、又は、Rは炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、カルボキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ、カルバモイル、カルボン酸エステル、アミノ、アシルアミノ及びアルキル(炭素数1〜4)アミノの群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてもよいフェニルを表す。
10はヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる1又は2個の置換基により置換されてもよい炭素数1〜4のアルキルを表すか、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、スルホ、カルボキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ、カルバモイル、スルファモイル、カルボン酸エステル、2−ヒドロキシエチルスルホニル、アミノ、炭素数2〜5のアルキルカルボニルアミノ、アルキル(炭素数1〜4)アミノの群から選ばれる1又は2個の置換基で置換されていてもよいフェニルを表すか、又は水素原子を表す。
2は−CH2−、−O−、−S−、−SO2−又は−NR11−を表す。
11はハロゲノあるいは炭素数1〜4アルコキシで置換されてもよいアルキル、又は水素原子を表す。nは1、2又は3である。}
但し、[ ]内に示した2つの*印は、一方は−Uとの結合であり、他方は−Tとの結合を表す。]
本発明化合物は、特にセルロース繊維材料を染色又は捺染する際に再現性に優れており、均染性やウオッシュオフ性が良好であり、高いビルドアップ性を有し、且つ、有効染着率が高いものである。また、低塩濃度で染色し得るという利点がある。
さらに、本発明化合物を用いることにより、各種の堅牢度、特に耐塩素性、耐光性、耐汗性、耐汗日光性、耐酸加水分解性、耐アルカリ性、耐洗濯性や耐過酸化洗濯性が良好な染色物及び捺染物が得られる。
本発明におけるビスアゾ化合物(1)又はその塩は、以下に説明するものである。
式(1)におけるR1及びR2は、それぞれ独立に水素又は置換されてもよいアルキルを表す。
上記のアルキルは炭素数1〜4のものであり、炭素数1〜4のアルキルの置換基としては、例えば、ヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ、及びスルホが挙げられる。
炭素数1〜4のアルキル、及び炭素数1〜4のアルキルの置換基である炭素数1〜4のアルコキシは直鎖状でもよく、分岐状でもよい。
1及びR2で表されるアルキルとしては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、3−メトキシプロピル、3−エトキシプロピル、2−ヒドロキシブチル、3−ヒドロキシブチル、1−ヒドロキシメチル−1−メチルエチル、1,1−ジ(ヒドロキシメチル)エチル、1,1−ジ(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル、4−ヒドロキシブチル、2,3−ジヒドロキシプロピル、3,4−ジヒドロキシブチル、シアノメチル、2−シアノエチル、3−シアノプロピル、メトキシメチル、エトキシメチル、2−メトキシエチル、2−エトキシエチル、3−メトキシプロピル、3−エトキシプロピル、2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル、クロロメチル、ブロモメチル、2−クロロエチル、2−ブロモエチル、3−クロロプロピル、3−ブロモプロピル、4−クロロブチル、4−ブロモブチル、カルボキシメチル、2−カルボキシエチル、3−カルボキシプロピル、4−カルボキシブチル、1,2−ジカルボキシエチル、スルホメチル、2−スルホエチル、3−スルホプロピルや4−スルホブチル等が挙げられる。
1及びR2としては、水素原子、メチル又はエチルが好ましく、水素原子が特に好ましい。
本発明のビスアゾ化合物(1)又はその塩において、Uは上式(2b)又は(2c)で示される基である。
上式(2b)及び(2c)におけるR4及びR5は、それぞれ独立に、水素原子を表すか、ヒドロキシ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる置換基で置換されてもよい炭素数1〜4のアルキル基または置換されていてもよいフェニルを表す。
4及びR5としては、水素原子、メチル又はエチルが好ましい。
式(2b)におけるA2は、炭素数2〜4のアルキレンを表すが、このアルキレンは炭素数1〜4のアルキル、ハロゲノ、ヒドロキシ、スルホ、シアノ及び炭素数1〜4のアルコキシの群から選ばれる置換基により置換されてもよい。
2で表されるアルキレンとしては、無置換の炭素数2〜4のアルキレンが好ましく、エチレン及びトリメチレンが特に好ましい。
式(2c)におけるQ1は、−O−、−S−又は−NR6−を表し、R6は水素原子、置換されてもよいアルキル又は置換されてもよいフェニルを表す。
6で表されるアルキルとしては、例えば、置換可能な炭素数1〜4のアルキル等を挙げることができる。置換可能な炭素数1〜4のアルキルの具体例は、前記R1及びR2で例示したものと同様である。
また、R6で表される置換可能なフェニルとしては、スルホで置換されてもよいフェニルが挙げられる。好ましいR6は、水素原子、メチル又はエチルである。
式(2c)中、r及びsはそれぞれ独立に2、3又は4である。r及びsがそれぞれ独立に2又は3であり、Q1が−O−である基が好ましい。具体的には、
**−CH2CH2−O−CH2CH2
**−CH2CH2−O−CH2CH2CH2
**−CH2CH2CH2−O−CH2CH2
**−CH2CH2CH2−O−CH2CH2CH2
[式中、**印は−NR5−に接続する結合を意味する。R5は前記の意味を有する。]
が好ましく、とりわけ、**−CH2CH2−O−CH2CH2−で示される基が特に好ましい。
Uで示される基としては、式(2b)で示される基が好ましい。また、Uが式(2b)で示される基である場合、A2がエチレン又はトリメチレンであり、R4が水素原子、メチル又はエチルである基が好ましい。
式(2b)又は(2c)中のZ2及びZ3は、前記式(3a)又は(3b)で示される繊維反応性基を表し、Y1及びY2は−SO2CH=CH2及び−SO2CH2CH2L(Lはアルカリの作用で脱離する基)を表すが、Lとしては、例えば硫酸エステル、チオ硫酸エステル、燐酸エステル、酢酸エステル等の基やハロゲノ等を挙げることができる。中でも、硫酸エステル基及びクロロが好ましい。
2及びZ3としては、−CH=CH2、−CH2CH2Cl又は−CH2CH2OSO3H等が好ましく、−CH=CH2及び−CH2CH2OSO3Hが特に好ましい。
上式(3b)中のmは1〜6の整数であり、R7は水素原子又は置換されてもよいアルキルを表す。置換されてもよいアルキルとしては、例えば、前記R1及びR2で例示したものと同様の炭素数1〜4のアルキル等を挙げることができる。
式(3b)で示される基としては、R7が水素であり、mが2又は3であるものが特に好ましい。
2及びZ3で示される基としては、上式(3a)で示される基が特に好ましい。
上式(1)におけるX1及びX2は、それぞれ独立にフルオロ、クロロ、置換されてもよいピリジニオを表す。
置換されてもよいピリジニオとしては、例えば、ピリジニオ、2−、3−又は4−カルボキシピリジニオ、2−、3−又は4−カルバモイルピリジニオ、3−スルホピリジニオ、4−(2−スルホエチル)ピリジニオ、3−(2−ヒドロキシエチル)ピリジニオ、4−クロロピリジニオ、3−メチルピリジニオ及び3,5−ジカルボキシピリジニオ等が挙げられる。これらのうち、3−又は4−カルボキシピリジニオが特に好ましい。
上記のX1及びX2としては、フルオロやクロロが特に好ましい。
上式(1)におけるTは、上式(4a)、(4b)又は(4c)で示される非繊維反応性基を表す。式(4a)におけるR8は、水素、置換されてもよいアルキルを表し、該アルキルは直鎖又は分岐状の炭素数1〜4のものが好ましい。
上記の置換されてもよいアルキルとしては、炭素数1〜4のアルコキシ、スルホ、カルボキシ、ヒドロキシ、ハロゲノ(クロロ、ブロモ等)及びシアノの群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてもよい炭素数1〜4のアルキル等を挙げることができる。
8における置換されてもよいアルキルの具体例としては、R1やR2において例示したものと同様の基等を挙げることができる。この置換されてもよいアルキルとしては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、2−ヒドロキシエチル、2−スルホエチル、2−メトキシエチルや2−カルボキシエチルル等が好ましい。
上式(4a)におけるR9は、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、カルボキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ、カルバモイル、カルボン酸エステル、アミノ、アシルアミノ及びアルキルアミノ(炭素数1〜4)の群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてもよいフェニルや置換されてもよいアルキルを表す。
9における置換されてもよいアルキルとしては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、2−ヒドロキシエチル、2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル、1−ヒドロキシメチル−1−メチルエチル、1,1−ジ(ヒドロキシメチル)エチル、1,1−ジ(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル、2−スルホエチル、2−メトキシエチル、2−カルボキシエチル等が好ましい。
9における炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、カルボキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ、カルバモイル、カルボン酸エステル、アミノ、アシルアミノ[好ましくは、アルキル(炭素数1〜4)カルボニルアミノ]及び炭素数1〜4のアルキルアミノの群から選ばれる1又は2個の置換基で置換されてもよいフェニルとしては、フェニル、2−、3−又は4−メチルフェニル、2−、3−又は4−メトキシフェニル、2−、3−又は4−エチルフェニル、2−、3−又は4−エトキシフェニル、2−、3−又は4−イソプロピルフェニル、2−、3−又は4−カルボキシフェニル、2−、3−又は4−カルバモイルフェニル、2−、3−又は4−クロロフェニル、2−、3−又は4−ヒドロキシフェニル、2−カルボキシ−4−アセチルアミノフェニル、2−メトキシ−5−メチルフェニル、2,4−ジメトキシフェニルや2,5−ジメトキシフェニル等が好ましい。
式(4a)としては、R8が水素、メチル又はエチルであって、R9が置換されてもよいアルキルである場合が好ましい。
上式(4c)におけるR10は水素原子、置換されてもよいアルキル又は置換されてもよいフェニルを表す。上記の置換されてもよいアルキルとしては、前記R8で例示したものと同様の基が挙げられる。
また、R10で表されるよいフェニルとしては、例えば、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、スルホ、カルボキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ、カルバモイル、スルファモイル、カルボン酸エステル、2−ヒドロキシエチルスルホニル、アミノ、アシルアミノ[好ましくは、アルキル(炭素数1〜4)カルボニルアミノ]及び炭素数1〜4のアルキルアミノの群から選ばれる1又は2個の置換基で置換されてもよいフェニル等を挙げることができる。
上記の置換されてもよいフェニルとしては、フェニル、2−、3−又は4−メチルフェニル、2−、3−又は4−メトキシフェニル、2−、3−又は4−エチルフェニル、2−、3−又は4−エトキシフェニル、2−、3−又は4−イソプロピルフェニル、2−、3−又は4−カルボキシフェニル、2−、3−又は4−カルバモイルフェニル、2−、3−又は4−クロロフェニル、2−、3−又は4−スルホフェニル、2−、3−又は4−ヒドロキシフェニル、2−スルホ−4−メトキシフェニル、2−スルホ−4−アセチルアミノフェニル、2−カルボキシ−4−アセチルアミノフェニル、2−メトキシ−5−メチルフェニル、2,4−ジメトキシフェニルや2,5−ジメトキシフェニル等が好ましい。
上式(1)におけるTが式(4a)で示される基である場合、この基を形成するのに用いられる式 HNR89で示されるアミン化合物としては、例えば次の化合物が挙げられる。
イ)下記の芳香族アミン類:
1−アミノベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−メチルベンゼン、1−アミノ−2,4−、−3,4−又は−3,5−ジメチルベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−エチルベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−メトキシベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−エトキシベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−プロピルベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−イソプロピルベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−クロロベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−ブロモベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−フルオロベンゼン、1−アミノ−2,4−又は−2,5−ジメトキシベンゼン、1−アミノ−2−メトキシ−5−メチルベンゼン、2−、3−又は4−アミノ安息香酸、2−、3−又は4−カルバモイルアニリン、1−アミノ−2−カルボキシ−4−アセチルアミノベンゼン、5−アミノベンゼン−1,3−ジカルボン酸、N−メチルアミノベンゼン、N−エチルアミノベンゼン、1−メチルアミノ−3−又は−4−メチルベンゼン、1−エチルアミノ−3−又は−4−メチルベンゼン、1−メチルアミノ−2−、−3−又は−4−クロロベンゼン、1−エチルアミノ−2−、−3−又は−4−クロロベンゼン、1−(2−ヒロドキシエチル)アミノ−3−メチルベンゼン、3−又は−メチルアミノ安息香酸、1−アミノ−2−メトキシ−5−メチルベンゼン、1−アミノ−2,5−ジメトキシベンゼン、2−、3−又は4−アミノフェノール、1−アミノ−3−又は−4−アセチルアミノベンゼン。
ロ)下記の脂肪族アミン類:
メチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン、イソブチルアミン、sec−ブチルアミン、tert−ブチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、メチルエチルアミン、アリルアミン、2−クロロエチルアミン、2−メトキシエチルアミン、2−アミノエタノール、2−メチルアミノエタノール、ビス(2−ヒドロキシエチル)アミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、1−アミノ−2−プロパノール、3−メトキシプロピルアミン、1−アミノ−3−ジメチルアミノプロパン、2−アミノエタンスルホン酸、アミノメタンスルホン酸、(2−メチルアミノ)エタンスルホン酸、3−アミノ−1−プロパンスルホン酸、アミノ酢酸、メチルアミノ酢酸、3−アミノプロピオン酸。
上記イ)及びロ)のアミン類として、例えば1−アミノベンゼン、N−メチルアミノベンゼン、N−エチルアミノベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−クロロベンゼン、1−メチルアミノ−2−、−3−又は−4−クロロベンゼン、1−エチルアミノ−2−、−3−又は−4−クロロベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−メチルベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−エチルベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−メトキシベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−エトキシベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−プロピルベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−イソプロピルベンゼン、2−、3−又は4−アミノフェノール、2−、3−又は4−アミノ安息香酸、2−、3−又は4−カルバモイルアニリン、1−アミノ−2,4−又は−2,5−ジメトキシベンゼン、1−アミノ−2−カルボキシ−4−アセチルアミノベンゼン、1−アミノ−2−メトキシ−5−メチルベンゼン、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、イソブチルアミン、sec−ブチルアミン、tert−ブチルアミン、ジエチルアミン、メチルエチルアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノエタンスルホン酸、(2−メチルアミノ)エタンスルホン酸、2−メチルアミノエタノール、ビス(2−ヒドロキシエチル)アミン、アミノ酢酸、メチルアミノ酢酸や3−アミノプロピオン酸等が好ましい。
これらのうち、1−アミノベンゼン、N−メチルアミノベンゼン、N−エチルアミノベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4−エチルベンゼン、2−、3−又は4−アミノ安息香酸、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、tert−ブチルアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノエタンスルホン酸、(2−メチルアミノ)エタンスルホン酸、2−メチルアミノエタノール、ビス(2−ヒドロキシエチル)アミンやアミノ酢酸等が特に好ましい。
10としては、水素又は炭素数1〜4のアルキルが好ましく、中でも、メチル又はエチルが特に好ましい。
式(1)におけるTが式(4c)で示される基である場合、この基を形成するのに用いられるHOR10で示される化合物としては、例えば次のようなものが挙げられる。
ニ)下記のフェノール類:
フェノール、1−ヒドロキシ−2−、−3−又は−4−メチルベンゼン、1−ヒドロキシ−3,4−又は−3,5−ジメチルベンゼン、1−ヒドロキシ−2−、−3−又は−4−エチルベンゼン、1−ヒドロキシ−2−、−3−又は−4−メトキシベンゼン、1−ヒドロキシ−2−、−3−又は−4−エトキシベンゼン、1−ヒドロキシ−2−、−3−又は−4−クロロベンゼン、3−又は4−ヒドロキシフェニルメタンスルホン酸、3−又は4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、5−ヒドロキシベンゼン−1,3−ジスルホン酸、2−ヒドロキシベンゼン−1,4−ジスルホン酸、4−ヒドロキシベンゼン−1,2−ジスルホン酸、4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼン−1,2−ジスルホン酸、3−又は4−ヒドロキシ安息香酸、5−ヒドロキシベンゼン−1,3−ジカルボン酸や5−ヒドロキシ−2−エトキシベンゼンスルホン酸。
ホ)下記の脂肪族アルコール類:
メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、2−クロロエタノール、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、3−メトキシプロパノール、3−エトキシプロパノール、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、3−ヒドロキシ−1−プロパンスルホン酸、2−シアノエタノール、2−スルファートエタノール、グリコール酸、3−ヒドロキシプロピオン酸、ベンジルアルコール、2−、3−又は4−クロロベンジルアルコール、4−メチルベンジルアルコール、2−、3−又は4−スルホベンジルアルコール、2−フェニルエタノールや1−フェニル−2−プロパノール。
上式(4b)におけるQ2は−CH2−、−O−、−S−、−SO2−又は−NR11−を表し、R11は水素原子又は置換されていてもよいアルキルを表し、nは1、2又は3である。
11で表されるアルキルは、炭素数1〜4のものが好ましい。
11で表されるアルキルの置換基としては、例えば、ハロゲノ(クロロ、ブロモ等)や炭素数1〜4のアルコキシが挙げられる。
11としては、水素原子や直鎖又は分岐状の炭素数1〜4のアルキル等が好ましく、水素、メチルやエチルが特に好ましい。
式(4b)で表される基としては、例えばピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、n−アルキルピペラジン及びモルホリン等の残基を挙げることができる。中でも、モルホリノ又はピペリジノが特に好ましい。
Tで示される基としては、上式(4a)又は(4c)が特に好ましい。
本発明のビスアゾ化合物(1)又はその塩としては、それらの混合物の形であってもよい。好ましくは、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及びこれらを含有する混合物の形であり、特に好ましくは、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩及びそれらを含有する混合物が好ましい。
本発明におけるビスアゾ化合物(1)としては、下式(1a−1)又は(1a−2)で示されるものが好ましい。
[式中、*印、R1、R2、X1、X2、U及びTは前記の意味を表す。]
式(1a−1)又は(1a−2)の化合物のうち、(一)R1及びR2が水素であり、(二)X1及びX2がフルオロ又はクロロであり、(三)Tが式(4a)又は(4c)であり、式(4a)中のR8が水素であるか、或いは、Tが式(4c)であり、該式中のR10がメチル又はエチルである化合物が特に好ましい。
本発明のビスアゾ化合物(1)又はその塩は、例えば、次のようにして製造することができる。
先ず、ビスアゾ化合物(1)のうち、X1及びX2がクロロ又はフルオロであるものは、例えば、遊離酸の形が下式(5)
H−T (5)
[式中、Tは前記の意味を有する。]
で示される化合物と下式(6)
[式中、R1は前記の意味を有する。]
で示されるジアミン化合物を、2,4,6−トリハロゲノ−s−トリアジンと公知の方法に準じて縮合させることにより、下式(7)
[式中、R1及びTは前記の意味を表し、X1aはフルオロ又はクロロを表す。]
を得ることができる。
一方、下式(8)
H−U (8)
[式中、Uは前記の意味を有する。]
で示される化合物及び下式(9)
[式中、R2は前記の意味を有する。]
で示されるジアミン化合物を、2,4,6−トリハロゲノ−s−トリアジンと公知の方法に準じて縮合させることにより、下式(10)
[式中、R2及びUは前記の意味を表し、X2aはフルオロ又はクロロを表す。]
を得ることができる。
上式(7)及び(10)で示されるアミン化合物を各々常法に従ってジアゾ化し、得られたジアゾ化物のうち後者のものを、遊離酸の形で表すと、下式(11)
で示される1−アミノ−8−ナフトール化合物と、温度−10℃〜30℃でpH0〜4に調整しながらカップリングし、次いで、得られたカップリング反応生成物に前者のジアゾ化物を、0℃〜40℃でpH2〜8に調整しながらカップリングすることにより、下式(12)で示される化合物又はその塩を得ることができる。
[式中、R1、R2、T及びUは前記の意味を表し、X1a、X2aはフルオロ又はクロロを表す。]
を得ることができる。
また、本発明のビスアゾ化合物(1)は、例えば、次のようにして製造することもできる。
先ず、遊離酸の形で表すと、上式(6)と(8)で示される化合物を、2,4,6−トリハロゲノ−s−トリアジンと公知の方法に準じて縮合させることにより下式(13)
[式中、R1及びUは前記の意味を表し、X1aはフルオロ又はクロロを表す。]
で示される化合物を得る。
別途、上式(5)及び(9)で示されるアミン化合物を各々2,4,6−トリハロゲノ−s−トリアジンと公知の方法に準じて縮合させることにより、下式(14)
[式中、R2及びTは前記の意味を表し、X2aはフルオロ又はクロロを表す。]
の化合物を得る。
上式(13)及び(14)で示されるアミン化合物を、各々常法に従ってジアゾ化し、先ず後者のジアゾ化物を上式(11)で示される1−アミノ−8−ナフトール化合物と温度−10℃〜30℃でpH0〜4に調整しながらカップリングさせ、次いで、得られた生成物を前者のジアゾ化物と0℃〜40℃でpH2〜8に調整しながらカップリングすることにより、下式(15)で示される化合物又はその塩を得ることができる。
[式中、R1、R2、T及びUは前記の意味を表し、X1a及びX2aはフルオロ又はクロロを表す。]
の化合物を得ることができる。
さらに、本発明のビスアゾ化合物(1)のうち、X1及びX2が置換されてもよいピリジニオであるものは、例えば、遊離酸の形で表すと、上式(12)の化合物を上述と同様の方法で合成し、置換されていてもよいピリジニオに対応するピリジン化合物を温度10℃〜100℃でpH2〜9の条件下で反応させることにより、下式(16)の化合物を得ることができる。
[式中、R1、R2、T及びUは前記の意味を表し、X1b、X2bは置換されていてもよいピリジニオを表す。]
上述した製造方法において2,4,6−トリハロゲノ−s−トリアジンとの縮合反応においては、その順序や反応条件は特に制限されないが、例えば、一番目の縮合反応は温度−10℃〜40℃、pH1〜10の条件下で実施し、二番目の縮合反応は温度0℃〜70℃、pH2〜10の条件下で実施することができる。
本発明のビスアゾ化合物(1)又はその塩のうち、式(3a)及び(3b)中のY1及びY2で表される基が−CH2CH2Lであって、該Lが硫酸エステルや燐酸エステルのようなエステル基であるビスアゾ化合物又はその塩は、例えば、前記縮合反応の後に得られるβ−ヒドロキシエチルスルホニル基を有する前駆体化合物と硫酸や燐酸とのエステル化反応により前記エステル基に変換しても、上式(1)の化合物又はその塩を得ることができる。
2,4,6−トリハロゲノ−s−トリアジンとしては、塩化シアヌル又はフッ化シアヌルが好ましい。
上式(11)で示される1−アミノ−8−ナフトール化合物としては、H酸及びK酸が好ましく、H酸が特に好ましい。
本発明のビスアゾ化合物(1)又はその塩は、例えば、繊維材料を染色又は捺染する染料として用いることができる。かかる材料としては、ヒドロキシ基及び/又はカルボンアミド基を含有するものであれば特に限定されないが、例えば、天然又は再生セルロース繊維材料、天然又は合成ポリアミド繊維材料、ポリウレタン繊維材料、皮革、及びこれらを含有する混紡材料等を挙げることができる。
天然セルロース繊維材料として、具体的には、木綿、あるいはその他の植物繊維、例えばリネン、麻、ジュート及びラミー繊維等を挙げることができる。
再生セルロース繊維材料としては、例えばレーヨン、ポリノジック、キュプラ繊維、及び商品名「テンセル」、「タフセル」、「モダール」、「セルティマ」等を挙げることができる。
天然又は合成ポリアミド繊維材料として、具体的には、羊毛、その他の動物毛、絹、ポリアミド−6,6、ポリアミド−6、ポリアミド−11、ポリアミド−4等を挙げることができる。
また、これらを含有する混紡材料としては、これらの繊維材料の混紡材料の他、これらの繊維材料と、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維との混紡材料等も例示することができる。
本発明化合物は、上述の材料上に、特に上述の繊維材料上に、物理化学的性状に応じた方法で染色又は捺染することができる。
具体的には、例えば、上述の繊維材料上に、吸尽染色法、コールドバッチアップ法、連続染色法、捺染法等の方法により染色又は捺染する方法を挙げることができる。
例えばセルロース繊維材料上に吸尽染色する場合、炭酸ソーダ、第三燐酸ソーダ、重炭酸ソーダ、苛性ソーダのような酸結合剤の存在下、必要に応じて、芒硝や食塩等の中性塩を加え、さらに必要に応じて、溶解助剤、浸透剤又は均染剤等を併用し、30〜100℃程度の温度で染色する方法等が例示される。ここで酸結合剤、中性塩等の添加は、一度に行ってもよく、又常法により分割して行ってもよい。
セルロース繊維上にコールドバッチアップ法で染色する場合においては、芒硝や食塩等の中性塩、及び、苛性ソーダやケイ酸ソーダ等の酸結合剤を用いてパジング後、密閉包装材料中に一定温度で放置して処理する方法等が例示される。
セルロース繊維上に連続染色法で染色する場合においては、炭酸ソーダや重炭酸ソーダ等の酸結合剤の存在下、公知の方法で室温又は高められた温度でパジング後、スチーミング又は乾熱により処理する一相パジング法や、本発明の化合物が溶解されているパジング液に繊維を浸漬後、芒硝や食塩等の中性塩、及び、苛性ソーダやケイ酸ソーダ等の酸結合剤をパジングし、スチーミング又は乾熱することにより処理する二相パジング法等が例示される。
セルロース繊維上に捺染を行う場合においては、一相で、重曹等の結合剤を含有する捺染ペーストで印捺し、次いで80℃以上の高温でスチーミングする方法や、二相で、例えば中性又は弱酸性の捺染ペーストで印捺し、これを電解質含有のアルカリ性浴に通過させた後、又はアルカリ性の電解質含有パジング液でオーバーパジングし、その後スチーミング又は乾熱することにより処理する方法等が例示される。ここで、捺染ペーストには、例えばアルギン酸ソーダや澱粉エーテル等の糊剤及び/又は乳化剤を含んでいてもよく、また必要に応じて、例えば尿素等の捺染助剤及び/又は分散剤を含んでいてもよい。
セルロース繊維上に本発明化合物を染色又は捺染する場合、用いられる酸結合剤は特に限定されないが、例えば、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属と無機又は有機酸との水溶性塩基性塩、あるいは加熱状態でアルカリを遊離する化合物等を例示できる。特に、アルカリ金属の水酸化物及び弱ないし中程度の強さの無機又は有機酸のアルカリ金属塩が挙げられ、これらの中でも、ナトリウム又はカリウムの水酸化物、ナトリウム塩及びカリウム塩が好ましい。このような酸結合剤として具体的には、上述した炭酸ソーダ、第三燐酸ソーダ、重炭酸ソーダ、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、ケイ酸ソーダ、重曹の他に、苛性カリ、蟻酸ソーダ、炭酸カリ、第一又は第二燐酸ソーダやトリクロロ酢酸ソーダ等も挙げられる。
合成又は天然のポリアミド繊維上や、ポリウレタン繊維上に吸尽染色する場合においては、酸性〜弱酸性の染浴中、pH値の制御下、本発明の化合物を吸尽させ、次いで60〜120℃程度の温度下、中性〜アルカリ性のpH値に変化させる方法等が例示される。ここで必要に応じて、均染剤等、例えば塩化シアヌルと3倍モル量のアミノベンゼンスルホン酸又はアミノナフタレンスルホン酸との縮合生成物、或いは、ステアリルアミンとエチレンオキサイドとの付加生成物等のような均染剤等を用いてもよい。
本発明化合物は、所望の色相を得るために、必要に応じて本発明の特徴を損なわない範囲で、他の染料と混合して使用することができる。混合して使用する染料としては、反応染料であれば特に制約はないが、例えば、反応基としてスルファトエチルスルホン基、ビニルスルホン基、モノクロロトリアジン基、モノフルオロトリアジン基、モノニコチン酸トリアジン基、ジクロロトリアジン基、ジフルオロモノクロロピリミジン基、および、トリクロロピリミジン基の少なくとも1種を、少なくとも1つ以上有する染料、又はSumifix、Sumifix Supra、 Sumifix HF、Remazol、Levafix、Procion、Cibacron、Basilen、Drimarene、Kayacion、Kayacelon Reactなどの冠称名で市販されている染料、さらには、特開昭50−178号公報、特開昭51−17538号公報、特開昭56−9483号公報、特開昭56−15481号公報、特開昭56−118976号公報、特開昭56−128380号公報、特開昭57−2365号公報、特開昭57−89679号公報、特開昭57−143360号公報、特開昭58−191755号公報、特開昭59−15451号公報、特開昭59−96174号公報、特開昭59−161463号公報、特開昭60−6754号公報、特開昭60−123559号公報、特開昭60−229957号公報、特開昭60−260654号公報、特開昭61−126175号公報、特開昭61−155469号公報、特開昭61−225256号公報、特開昭63−77974号公報、特開昭63−225664号公報、特開平1−185370号公報、特開平3−770号公報、特開平5−247366号公報及び特開平6−287463号公報に記載されている染料及びC.I.Reactive Blue19、C.I.Reactive Black5で表される染料等が例示される。
以下、例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。例中、部は重量部を表す。
参考例1
塩化シアヌル3.69部と1−アミノベンゼン−4−β−スルファートエチルスルホン5.63部を水性媒体中で常法により、pH2〜6,温度−5℃〜20℃で縮合させ、次に、2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸3.76部を、pH3〜7、10℃〜40℃で縮合させることにより、下式(17)の化合物を得た。
次に、常法により、塩化シアヌル3.69部と2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸3.76部をpH1〜4、−10℃〜20℃で縮合させ、次に、2−エチルアニリン2.42部をpH2.5〜7、0℃〜30℃で縮合させることにより、下式(18)の化合物を得た。
上式(17)の化合物を常法によりジアゾ化し、得られたジアゾ化物を1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸6.39部と、pH1〜3.5、0℃〜30℃でカップリングさせ、カップリング生成物を得た。
別途、式(18)の化合物を常法によりジアゾ化し、該ジアゾ化物を上記カップリング生成物とpH4〜8、0℃〜30℃でカップリング反応させ、次いで、得られた生成物を常法により塩析又は蒸発乾燥し、遊離酸の形で表すと、下式(19)で示される化合物を得た。
(λmax=606nm、水性媒体中)
参考例2
塩化シアヌル3.69部と1−アミノベンゼン−4−β−スルファートエチルスルホン5.63部を水性媒体中で常法により、pH2〜6,温度−5℃〜20℃で縮合させ、次に、2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸3.76部を、pH3〜7、10℃〜40℃で縮合させることにより、上式(17)の化合物を得た。
次に、常法により、塩化シアヌル3.69部と2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸3.76部をpH1〜4、−10℃〜20℃で縮合させ、次に、シアナミド0.84部をpH8〜11、20℃〜60℃で縮合させることにより、下式(20)の化合物を得た。
上式(17)の化合物を常法によりジアゾ化し、得られたジアゾ化物を1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸6.39部と、pH1〜3.5、0℃〜30℃でカップリングさせ、カップリング生成物を得た。
別途、式(20)の化合物を常法によりジアゾ化し、該ジアゾ化物を上記カップリング生成物とpH4〜8、0℃〜30℃でカップリング反応させ、次いで、得られた生成物を常法により塩析又は蒸発乾燥し、遊離酸の形で表すと、下式(21)で示される化合物を得た。
(λmax=606nm、水性媒体中)
参考例3
塩化シアヌル3.69部と1−アミノベンゼン−4−β−スルファートエチルスルホン5.63部を水性媒体中で常法により、pH2〜6,温度−5℃〜20℃で縮合させ、次に、2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸3.76部をpH3〜7、10℃〜40℃で縮合させることにより、上式(17)の化合物を得た。
次に、常法により、塩化シアヌル3.69部と2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸3.76部をpH1〜4、−10℃〜20℃で縮合させ、次に、tert−ブチルアミン1.46部をpH7〜11、20℃〜60℃で縮合させることにより、下式(22)の化合物を得た。
上式(17)の化合物を常法によりジアゾ化し、得られたジアゾ化物を1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸6.39部と、pH1〜3.5、0℃〜30℃でカップリングさせ、カップリング生成物を得た。
別途、式(22)の化合物を常法によりジアゾ化し、該ジアゾ化物を上記カップリング生成物とpH4〜8、0℃〜30℃でカップリング反応させ、次いで、得られた生成物を常法により塩析又は蒸発乾燥し、遊離酸の形で表すと、下式(23)で示される化合物を得た。
(λmax=608nm、水性媒体中)
実施例1〜
前記式(17)の化合物の代わりに下記の表1における第4欄の化合物を、1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸の代わりに同表の第3欄の化合物を、前記式(18)の化合物の代わりに同表の第2欄の化合物を、各々用いる以外は参考例1と同様の方法で合成すると、各々、対応するビスアゾ化合物を得ることができる。




































参考例4
例1と同様にして上式(17)及び(18)の化合物を合成する。上式(18)の化合物を常法によりジアゾ化して得たジアゾ化物と1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸6.39部とをpH1〜3.5、0℃〜30℃でカップリング反応させ、反応生成物を得る。
別途、上式(17)の化合物を常法によりジアゾ化して、ジアゾ化合物を得る。
上記で得たカップリング反応生成物を上記化合物(17)のジアゾ化物と、pH4〜8、0℃〜30℃でカップリング反応させる。得られる生成物を塩析又は蒸発乾燥する。遊離酸の形で表すと、下式(24)で示されるビスアゾ化合物が得られる。
実施例8〜
前記式(17)の化合物の代わりに下記の表2における第2欄の化合物を、1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸の代わりに同表の第3欄の化合物を、前記式(18)の化合物の代わりに同表の第4欄の化合物を、各々用いる以外は参考例4と同様の方法で合成すると、各々、対応するビスアゾ化合物が得られる。
参考例5
例1と同様に化合物(19)を合成し、これに3−カルボキシピリジン4.92部をpH2〜4、40℃〜100℃で縮合させて得られる生成物を塩析又は蒸発乾燥すると、遊離酸の形で表すと、下記化合物(25)が得られる。
化合物(19)の代わりに実施例1〜10記載の対応する化合物を各々用いて、参考例5と同様の方法で合成すると、各々、対応するビスアゾ化合物が得られる。
染色例1
実施例7で得た化合物の各0.3部を、各々200部の水に溶解し、芒硝20部を加え、さらに木綿10部を添加し、その後60℃に昇温する。60℃で30分保持後、炭酸ソーダ4部を加え、60℃度で1時間染色後、水洗い及びソーピングを行った。水洗いとソーピング時のウォッシュオフ性は良好であり、染色排水の着色量は僅かであった。得られた染色物は、均一で、濃い紺色であった。また、得られた染色物の諸堅牢度(耐塩素性、耐光性、耐汗性、耐汗日光性、耐酸加水分解性、耐アルカリ性、耐洗濯性、耐過酸化洗濯性)はいずれも良好であった。
染色例2
芒硝の使用量を20部から10部に変更する以外は染色例1と同様に染色を行う。得られる染色物は、各々、染色例1で得た染色物と同等の品質である。
染色例3
芒硝の使用量を20部から4部に変更する以外は染色例1と同様に染色を行う。
得られる染色物は、各々、染色例1で得た染色物と同等の品質である。
染色例4
染色温度を60℃から70℃に変更する以外は、染色例1〜3と同様に染色を行う。得られる染色物は、各々、染色例1〜3と同等の品質である。
染色例5
染色温度を60℃から80℃に変更する以外は、染色例1〜3と同様に染色を行う。得られる染色物は、各々、染色例1〜3の染色物と同等の品質である。
染色例6
各化合物0.3部を用いる代わりに、各化合物0.3部及びメチルナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドの縮合物のナトリウム塩(スルホン化度110%、平均重合度1.8)0.06部の混合物を用いる以外は染色例1〜5と同様に染色を行う。得られる染色物は、各々染色例1〜5の染色物と同等の品質である。
捺染例1
実施例7で得られる各ビスアゾ化合物を用い、以下の組成をもつ色糊を作る。
色糊組成
化合物 5部
尿素 5部
アルギン酸ソーダ(5%)元糊 50部
熱湯 25部
重曹 2部
バランス(水) 13部
この色糊をシルケット加工綿ブロード上に印捺し、中間乾燥後、100℃で5分間スチーミングを行い、湯洗い、ソーピング、湯洗い、そして乾燥して、仕上げる。この捺染物は均一で、濃い紺色である。又、該捺染物の諸堅牢度(耐塩素性、耐光性、耐汗性、耐汗日光性、耐酸加水分解性、耐アルカリ性、耐洗濯性、耐過酸化洗濯性)は、いずれも良好である。
実施例7のビスアゾ化合物の代わりに実施例1〜6及び8〜10のビスアゾ化合物又は混合物を用いる以外は、染色例1〜6又は捺染例1と同様に染色又は捺染を行う。得られる染色物又は捺染物は、各々、上記例で得られる染色物又は捺染物と同等の品質である。
本発明の染色方法により得られる染色物は、衣料として有用である。

Claims (11)

  1. 下式(1)で示されるビスアゾ化合物又はその塩。
    [式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、ヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる置換基で置換されてもよい炭素数1〜4のアルキル基又は水素原子を表し、Uは下式(2b)又は(2c)で示される基を表す。
    {式中、R及びRは、それぞれ独立に、水素原子を表すか、フェニルを表すか、ヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる置換基で置換されてもよい炭素数1〜4のアルキルを表す。
    2は炭素数1〜4のアルキル、ハロゲノ、ヒドロキシ、スルホ、シアノ及び炭素数1〜4のアルコキシからなる群より選ばれる置換基で置換されてもよい炭素数2〜4のアルキレンを表す。
    1は−O−、−S−又は−NR6−を表す。
    6はヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる置換基で置換されてもよい炭素数1〜4のアルキル、スルホで置換されてもよいフェニル又は水素原子を表す。
    r及びsは、それぞれ独立に2、3又は4を表す。
    2及びZ3は、それぞれ独立に下式(3a)又は(3b)で示される繊維反応性基を表す。
    (式中、Y1及びY2は−CH=CH2又は−CH2CH2Lを表し、Lはアルカリの作用で脱離する基であり、R7は水素原子又は炭素数1〜4のアルキルを表し、mは1〜6の整数である。)}
    1及びX2は、それぞれ独立に、置換されていてもよいピリジニオ、フルオロ又はクロロを表す。
    Tは下式(4a)、(4b)又は(4c)で示される非繊維反応性基を表す。
    (式中、R8はヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる1又は2個の置換基により置換されてもよい炭素数1〜4のアルキル又は水素原子を表す。
    9はヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる1又は2個の置換基により置換されてもよい炭素数1〜4のアルキルを表すか、又は、R9は炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、カルボキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ、カルバモイル、カルボン酸エステル、アミノ、アシルアミノ及び炭素数1〜4のアルキルアミノからなる群より選ばれる1又は2個の置換基により置換されていてもよいフェニルを表す。
    10はヒドロキシ、シアノ、炭素数1〜4のアルコキシ、ハロゲノ、カルボキシ及びスルホからなる群より選ばれる1又は2個の置換基により置換されてもよい炭素数1〜4のアルキルを表すか、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、スルホ、カルボキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ、カルバモイル、スルファモイル、カルボン酸エステル、2−ヒドロキシエチルスルホニル、アミノ、炭素数2〜5のアルキルカルボニルアミノ及び炭素数1〜4のアルキルアミノの群から選ばれる1又は2個の置換基で置換されていてもよいフェニルを表すか、又は水素原子を表す。
    2は−CH2−、−O−、−S−、−SO2−又は−NR11−を表す。nは1、2又は3である。
    11はハロゲノあるいは炭素数1〜4のアルコキシで置換されてもよいアルキル、又は水素原子を表す。)]
    但し、[ ]内に示した2つの*印は、一方は−Uとの結合であり、他方は−Tとの結合を表す。]
  2. 下式(1a)で示される請求項1に記載の化合物又はその塩。
    (式中、R1、R2、X1、X2、U及びTは請求項1に記載の意味を表す。また、[ ]内に示した2つの*印は、一方は−Uとの結合を表し、他方は−Tとの結合を表す。)
  3. 1及びR2が、水素原子である請求項1又は2に記載の化合物又はその塩。
  4. 1及びX2が、それぞれ独立にフルオロ又はクロロである請求項1〜3のいずれかに記載の化合物又はその塩。
  5. 1及びX2が、置換されていてもよいピリジニオである請求項1〜3のいずれかに記載の化合物又はその塩。
  6. Uが、上式(2b)で示される基である請求項1〜5のいずれかに記載の化合物又はその塩。
  7. 2 及びZ 3 が、上式(3a)で示される基である請求項6に記載の化合物又はその塩。
  8. Tが、式(4a)で示される基である請求項1〜7のいずれかに記載の化合物又はその塩。
  9. Tが、式(4b)で示される基である請求項1〜7のいずれかに記載の化合物又はその塩。
  10. Tが、式(4c)で示される基である請求項1〜7のいずれかに記載の化合物又はその塩。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の化合物又はその塩を用いることを特徴とする繊維材料の染色又は捺染方法。
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