JP4523815B2 - 重荷重用空気入りタイヤ及びその製造方法 - Google Patents

重荷重用空気入りタイヤ及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、主溝の溝底においてしわやクラックの発生を効果的に防止しうる重荷重用空気入りタイヤ及びその製造方法に関する。
トラック、バスなどに使用される重荷重用空気入りタイヤのトレッドゴムには、通常、耐摩耗性に優れた非常に硬いゴムが用いられる。しかし、摩耗中期ないし後期に至ると、主溝の深さの減少に伴い、ブロックやリブといった陸部の剛性が著しく高くなる。このため、溝底に大きな応力が集中して作用し、その表面にしわや傷が付きやすく、タイヤの外観を著しく悪化させる。
このため、トレッドゴムを粘弾性特性が異なる複数種類で構成することが考えられる。図6(A)には、その一例として重荷重用空気入りタイヤの部分断面図が示される。該重荷重用空気入りタイヤは、粘弾性特性が異なる3種類のゴムを用いた3層構造のトレッドゴムa1が設けられる。即ち、トレッドゴムa1は、タイヤ半径方向外側から内側に順次配されたキャップ層b、ミドル層c及びベース層dで構成される。キャップ層bには例えば耐摩耗性に優れたゴムが、ミドル層cには低発熱性のゴムが、さらにベース層dには接着性に優れたゴムがそれぞれ用いられる。
図6(B)には、前記トレッドゴムa1を作るために用いられる未加硫のトレッドゴムa2の部分断面図が示される。該トレッドゴムa2は、通常、独立した3つのヘッドを有したトリプルヘッド型のゴム押出機を用い、それぞれのヘッドで混練された各ゴム層b、c及びdの材料ゴムを、例えば一つのゴム押出口の手前で合流させて一体化することにより成形される。
しかしながら、このような一体押出し成形されたトレッドゴムa2は、その輪郭形状はほぼ一定に仕上げることはできるが、各ゴム層b、c及びdが可塑性を有し、かつ、他の層との合流時の圧力等の影響を受けるため、各ゴム層同士の界面位置が安定しないという欠点がある。このため、各ゴム層b、c及びdの厚さにバラツキが生じやすい。
他方、トレッドゴムa2は金型での加硫成形時、熱と大きな圧力を受けてほぼ流動状態になって金型に沿う。とりわけ金型に設けられた主溝eを成形するための主溝成形用突起と接触する部分はゴム流れが非常に大きい。このため、例えばトレッドゴムa2において、キャップ層bの厚さtが薄く成形された部分fが前記主溝成形用突起(図示省略)に一致すると、図7に拡大して示されるように、主溝eの溝底においてキャップ層bが途切れて形成されないか、又は非常に薄い厚さで成形されてしまう。またこのような問題は、キャップ層以外でも生じる。
主溝eの溝底には、走行中に常時歪が生じるため、そこに十分な厚さのキャップ層bが形成されていないと、溝底に多数のしわやクラックが発生し、タイヤの外観を著しく損ねるという問題がある。なお先行技術としては次のものを挙げる。
特開2000−94542号公報 特開2002−187219号公報 特開2003−104013号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、トレッドゴムに設けられた主溝の溝底位置において各ゴム層の厚さをコントロール可能とすることにより、主溝の溝底でのしわやクラックの発生を効果的に防止しうる重荷重用空気入りタイヤを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアで折り返されかつスチールコードからなる少なくとも1枚のカーカスプライを含むカーカスと、
このカーカスのタイヤ半径方向外側に配されかつスチールコードからなる少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト層と、
前記ベルト層の外側に配されかつタイヤ周方向に連続してのびる主溝が形成されたトレッドゴムとを有する重荷重用空気入りタイヤであって、
前記トレッドゴムは、タイヤ半径方向の最外側に配されかつ複素弾性率E*1が5.0〜7.0MPaかつ損失正接tanδが0.08〜0.15のキャップゴムからなるキャップ層と、
タイヤ半径方向の最内側に配されかつ複素弾性率E*3が4.5〜5.5MPaかつ前記キャップゴムとは異なるベースゴムからなるベース層と、
前記キャップゴムと前記ベースゴムとの間に配されかつ複素弾性率E*2が5.3〜6.0MPaかつ損失正接tanδが0.08〜0.12のミドルゴムからなるミドル層とを有し、
かつ前記各層は、テープ状の未加硫のゴムストリップを螺旋状に巻回したストリップ積層体からなり、
前記キャップゴムのJISデュロメータA硬さHd1は60度以上であり、かつ、前記ミドルゴムのJISデュロメータA硬さHd2及び前記ベースゴムのJISデュロメータA硬さHd3は、下記の関係を満たすとともに、
Hd1≧Hd2>Hd3
ミドルゴムとベースゴムとの硬さの差(Hd2−Hd3)は0.5〜2.0度であり、
しかも前記トレッドゴムは、前記主溝の溝底位置において、全厚さが4.0〜6.0mmでかつキャップゴム層の厚さが1.3mm以上しかも前記ベースゴム層及びミドル層の各厚さが0.5mm以上であることを特徴としている。
本明細書において、ゴムの複素弾性率及び損失正接tanδのような粘弾性特性は、測定試料を粘弾性スペクトロメータを用いて、測定温度70℃、周波数10Hz、初期伸長歪10%、片振幅1%にて測定して得られる。また測定試料は、例えばタイヤを解体して当該部位から幅4mm、長さ30mm、厚さ1mmのサイズで切り出し、表面の凹凸をバフ掛けして平滑化されたものが用いられる。
また請求項2記載の発明は、前記トレッドゴムは、前記ベースゴムの複素弾性率E*3が最も小さく、前記キャップゴムの複素弾性率E*1が最も大きい請求項1記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また請求項記載の発明は、前記ゴムストリップは、幅15〜30mmかつ厚さ0.7〜1.4mmの矩形断面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアで折り返されかつスチールコードからなる少なくとも1枚のカーカスプライを含むカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつトレッド部の内部に配置されかつスチールコードからなる少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト層と、前記ベルト層のタイヤ半径方向外側にタイヤ周方向に連続してのびる主溝が形成されたトレッドゴムを有する重荷重用空気入りタイヤの製造方法であって、テープ状の未加硫のゴムストリップを前記ベルト層の外側に螺旋状に巻回したストリップ積層体からなる未加硫のトレッドゴムを成形する工程と、この未加硫トレッドゴムを用いて生タイヤを成形する工程と、前記生タイヤを金型で加硫成形することにより前記トレッドゴムに前記主溝を形成する工程とを含み、前記トレッドゴムの成形工程は、粘弾性特性が異なる3種類のゴムストリップを用いてタイヤ半径方向の最も内側に配されたベースゴムからなるベース層と、そのタイヤ半径方向外側に配されるミドル層と、該ミドル層の外側に配されトレッド面を形成するキャップ層とをそれぞれ形成するとともに、前記ミドル層を形成する第2のゴムストリップ及び前記ベース層を形成する第3のゴムストリップは、ともにタイヤ軸方向の一端A側から他端B側に向かって一方向に螺旋状に巻き付けられ、前記第3のゴムストリップの巻き付け開始後から巻き付け終了までの間で、第2のゴムストリップの巻き付けが開始されることを特徴としている。
本発明では、3層で構成されるトレッドゴムが、テープ状をなす未加硫のゴムストリップを螺旋状に巻回したストリップ積層体から形成される。ゴムストリップの巻き付けピッチ、巻回数などをコントロールすることにより、未加硫のトレッドゴムの各層の厚さは押出し方式に比べて正確にコントロールできる。従って、従来のように未加硫のトレッドゴムの厚さのバラツキをなくすことができる。その結果、主溝の溝底位置においても1.3mm以上の厚さを有したキャップ層を安定して形成することができる。キャップ層を構成するキャップゴムは、耐クラック性に優れた特定の粘弾性特性を持っているため、主溝の溝底位置でクラックないしはその予兆とも言えるしわの発生を効果的に防止しうる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1には、本実施形態の重荷重用空気入りタイヤ1の断面図が示され、図2はその要部拡大図が示される。重荷重用空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、その両端からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部3と、各サイドウオール部3の内方端に位置するビード部4とが設けられる。また重荷重用空気入りタイヤ1は、前記ビード部4、4間を跨るトロイド状のカーカス6と、このカーカス6の外側に配されたベルト層7とが設けられる。
前記カーカス6は、前記トレッド部2からサイドウオール部3をへてビード部4のビードコア5に至る本体部6aと、この本体部6aに連なり前記ビードコア5の廻りを本例ではタイヤ軸方向内側から外側に向けて折り返された折返し部6bとを有する1枚のカーカスプライ6Aで構成される。カーカスプライ6Aは、スチールコードをタイヤ赤道Cに対して例えば75〜90°の角度で配列される。また本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外方に先細状でのびるビードエーペックス8が設けられ、ビード部4が適宜補強される。なお本実施形態の重荷重用空気入りタイヤ1は、カーカス6の内側面にインナーライナゴムが配されたチューブレスタイプのものが例示される。
前記ベルト層7は、少なくとも2枚、この例では4枚のベルトプライ7A〜7Cから構成される。各ベルトプライは、平行に配列されたスチールコードをタイヤ赤道Cに対して傾けて配される。少なくとも2枚のベルトプライは、前記スチールコードがタイヤ赤道Cに対して15〜40°程度の角度を有しかつ互いに交差する向きに重ねられている。
ベルト層7のタイヤ半径方向外側にはトレッドゴムTg1が配されている。トレッドゴムTg1は、路面と接地するトレッド面2aと、このトレッド面2aから凹みタイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本、この例では3本の主溝9とが設けられる。主溝9の深さは特に限定されないが、好ましくは6.0mm以上の深さで形成されるのが望ましい。またこの重荷重用空気入りタイヤ1は、いわゆるSOT(Sidewall Over Tread )構造であり、トレッドゴムTg1のタイヤ軸方向の両端部は、サイドウォールゴムSgによって覆われている。
またトレッドゴムTg1は、材料が異なる3種類のゴムの層を有する。即ちトレッドゴムTg1は、タイヤ半径方向の最外側に配されたキャップゴムからなるキャップ層10と、タイヤ半径方向の最内側に配されたベースゴムからなるベース層12と、キャップゴム層10とベースゴム層12との間に配されたミドルゴムからなるミドル層11とで構成されている。この実施形態では、キャップ層10及びミドル層11は、サイドウォールゴムSgを除いてトレッド部2の実質的な全幅、即ち主溝の溝壁及び溝底を含んで配される。ベース層12は、少なくともベルト層7よりも広い幅を持っているが、キャップ層10よりも僅かに小さい幅で形成されている。
図3には、加硫前である未加硫のトレッドゴムTg2の断面図が示されている。加硫後のトレッドゴムTg1の前記各層10、11及び12は、未加硫のゴムストリップ15を螺旋状に巻回した第1、第2及び第3のストリップ積層体10a、11a及び12aで形成される。未加硫のトレッドゴムTg2は、タイヤ半径方向外側から内側に向かって第1のストリップ積層体10a、第2のストリップ積層体11a及び第3のストリップ積層体12aが順次重ねられて構成される。
未加硫のゴムストリップ15は、例えば図4に示されるように、矩形断面を持ったテープ状であり、図示しない押出し装置から連続して供給される。供給されてくるゴムトリップ15は、アプリケータによってガイドされつつ巻き付け先となる成形フォーマに対するタイヤ軸方向の位置が制御される。また前記成形フォーマには、予めベルト層7が巻き付けられており、その外側に直接又はクッションゴムCg等を介してゴムストリップ15が螺旋状に巻回される。これにより、前記第1ないし第3のストリップ積層体10a、11a及び12aが順次形成される。
各積層体10a、11a及び12aは、各々、第1ないし第3のゴムストリップ15A、15B及び15Cの螺旋状の巻き付けピッチ(タイヤ軸方向へのストリップ15の移動量)を適宜変化させることにより、理想とする横断面形状で仕上げられている。換言すれば、各積層体毎の理想の横断面形状に応じて、各ゴムストリップ15の巻き付けピッチが予め決定され、それらはアプリケータの制御装置等にプログラムされる。アプリケータは、その信号に基づいてゴムストリップ15の巻回ピッチを正確に変化させる。
前記各ゴムストリップ15の幅W及び厚さHは、特に限定されないが、好ましくは15〜30mmの幅W及び0.7〜1.4mmの厚さHを有するものが好ましい。ゴムストリップ15の幅Wが15mm未満の場合又は厚さHが0.7mm未満の場合、積層体を形成するためにゴムストリップ15の巻回数が著しく増加して生産性が低下する傾向があり、逆に幅Wが30mmを超える場合又は厚さHが1.4mmを超える場合、タイヤ軸方向で隣り合うゴムストリップ15の重なり量が増し、微妙な断面形状を作るのが困難になる傾向がある。
本実施形態では、先ずベースゴムからなる第3のゴムストリップ15Cを用いて第3のストリップ積層体12aが形成される。巻き付け方法は、特に限定されないが、この例では、第3のゴムストリップ15Cが、タイヤ軸方向の一端A側から他端B側に向かって一方向に螺旋状に巻き付けられる。第3のストリップ積層体12aの厚さは、この例では実質的に一定の厚さで形成される。
第3のストリップ積層体12aの外側には、ミドルゴムからなる第2のゴムストリップ15Bを用いて第2のストリップ積層体11aが形成される。巻き付け方法は、特に限定されないが、この例でも第2のゴムストリップ15Bが、タイヤ軸方向の一端A側から他端B側に向かって一方向に螺旋状に巻き付けられる。第2のストリップ積層体11aの厚さも、この例では実質的に一定の厚さで形成される。
第2のストリップ積層体11aは、第3のストリップ積層体12aの巻き付けが完了した後で巻き付け始めても良いが、その場合、アイドル時間が発生し、生産性を低下させるおそれがある。好ましくは、図5に示されるように、第3のゴムストリップ15Cの巻き付け開始後から巻き付け終了までの間で、第2のゴムストリップ15Bの巻き付けが開始されるのが望ましい。即ち、図5(A)に示されるように、先ず第3のゴムストリップ15Cが成形フォーマ上に巻き付けられるが、所定幅を成形した時点でゴムストリップ15Cの巻き付けを一端停止し、第2のゴムストリップ15Bの巻き付け始端をその外側に固定する(図5(B))。しかる後、第3のゴムストリップ15C及び第2のゴムストリップ15Bを同時に他端B側に向かって巻き付けることが望ましい。これによれば、ゴムストリップ15の巻き付け時間を短縮でき、生産性がさらに向上する。
第2のストリップ積層体11aの外側には、キャップゴムからなる第1のゴムストリップ15Aを用いて第1のストリップ積層体10aが形成される。この例では、第1のゴムストリップ15Aは、タイヤ軸方向の他端B側から一端A側に向かって連続的に巻き付けられ、その厚さはタイヤ軸方向の両端部でやや大きく、中間部は実質的に一定の厚さで形成されている。ただし、各層の厚さ、巻き付ける方向などは、図示の形状に限定されるわけではない。
各ストリップ積層体10a、11a及び12aを重ねて作られた未加硫のトレッドゴムTg2は、図6(B)に示された一体押出しのトレッドゴムa2に比べると、各積層体10a、11a及び12aの厚さを精度良く仕上げることができ、タイヤ毎に厚さのバラツキが実質的に生じない。従って、例えば許容公差を著しく逸脱するような厚さの薄い部分がキャップ積層体10aに形成されることもない。このような未加硫のトレッドゴムTg2を用いて成形された生タイヤは、金型で加硫成形され主溝9が形成されるが、加硫後のトレッドゴムTg1には、従来の加硫成形による溝底位置でのキャップ層10の消失ないし過度の薄肉化といった不具合が生じ難い。
前記キャップ層10を形成するキャップゴムは、複素弾性率E*1が5.0MPa以上、より好ましくは5.5MPa以上が望ましく、上限についてはは好ましくは7.0MPa以下、より好ましくは6.5MPa以下が望ましい。またキャップゴムの損失正接tanδは、好ましくは0.08以上、より好ましくは0.10以上であり、上限については好ましくは0.15以下、より好ましくは0.13以下が望ましい。
キャップゴムは、トレッド面2Aを形成しかつ主溝9の溝底などを覆う。従って、耐摩耗性、操縦安定性、耐クラック性などを具えることが必要になる。キャップゴムの複素弾性率E*1が5.0MPa未満の場合、ゴムが柔軟化し耐摩耗性が低下する傾向があり、逆に7.0MPaを超えるとゴムが過度に硬質になって耐クラック性や操縦安定性が低下する傾向がある。またキャップゴムの損失正接tanδが0.08未満の場合、ウエット性能が悪化する傾向があり、逆に0.15を超える場合、燃費性能を悪化させる傾向がある。
前記ミドル層11を形成するミドルゴムは、新品時から摩耗中期までの間はキャップ層10で覆われトレッドゴムTg1の内部に配されるが、摩耗中期から摩耗終期にかけては、溝底位置を除いてその一部が外部に露出する。このようなミドルゴムには、内部発熱を抑制するための低発熱性と、摩耗終期で主溝深さが小さくなったときの陸部剛性の過度の上昇を防ぐために、適度な柔軟性が要求される。このような観点より、ミドルゴムの複素弾性率E*2は、好ましくは5.0MPa以上、より好ましくは5.3MPa以上が望ましく、上限については、好ましくは7.0MPa以下、より好ましくは6.0MPa以下が望ましい。また、ミドルゴムの損失正接tanδは、0.08以上0.12以下が望ましい。
前記ベース層12を形成するベースゴムは、摩耗終期までトレッドゴムTg1の内部に配される。このため、内部発熱を抑制するための低発熱性と、剛性の大きいベルト層7との剥離を防ぐために高い接着性が要求される。このような観点より、ベースゴムの複素弾性率E*3は、好ましくは4.0MPa以上、より好ましくは4.5MPa以上が望ましく、上限については、好ましくは6.0MPa以下、より好ましくは5.5MPa以下が望ましい。また、ミドルゴムの損失正接tanδは、好ましくは0.02以上、より好ましくは0.04以上が望ましく、上限については好ましくは0.10以下、より好ましくは0.08以下が望ましい。
またキャップゴムのJISデュロメータA硬さHd1は、好ましくは60度以上、より好ましくは63度以上が望ましい。前記硬さHd1が60度未満になると、使用条件等にもよるが早期摩耗を招き易い傾向がある。また硬さHd1の上限は特に定めないが、概ね72度以下に抑えられる。
また前記ミドルゴムのJISデュロメータA硬さHd2及び前記ベースゴムのJISデュロメータA硬さHd3は、下記の関係を満たすことが望ましい。
Hd1≧Hd2>Hd3
即ち、ミドルゴムは、キャップゴムと同じ硬さないしはそれよりも小さい硬さを持っているが、ベースゴムの硬さは、ミドルゴムよりも小さい。これにより、乗り心地の向上が得られる。なおミドルゴムとベースゴムとの硬さの差(Hd2−Hd3)が過度に大きくなると、両者の界面に応力集中が生じ耐久性を損ねる傾向がある。このような観点より、前記硬さの差(Hd2−Hd3)は0.5〜2.0度、より好ましくは1.0〜1.5度が望ましい。
またトレッドゴムTg1は、前記主溝9の溝底位置において、全厚さTが4.0〜6.0mmに形成される。前記全厚さTが4.0mmに満たないと、トレッドゴムTg1において溝底での剛性が十分に得られず、この部分により大きな歪が集中してしまう。逆に前記全厚さTが6.0mmを超えると、内部発熱が生じやすく好ましくない。なお主溝9の溝底が例えば断面凹円弧状をなすような場合には、前記全厚さTは最も主溝の深さが大きい位置での厚さとする。
また主溝9の溝底において、キャップゴム層10の厚さt1は1.3mm以上で形成され、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは1.8mm以上である。キャップゴム層10の厚さtが1.3mm未満であると、その部分に走行時の歪が集中し、溝底においてしわが多数発生して外観を著しく悪化させる傾向がある。またこのようなしわは、さらにクラックへと早期に進行するおそれがある。また主溝9の溝底において、ミドル層11及びベース層の各厚さt2及びt3は、いずれも0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上である。前記各厚さt2及びt3が、0.5mmに満たないと、歪が集中し界面での剥離が生じ易い傾向がある。なお各ゴム層の厚さの上限は、前記全厚さTの制限によって定められる。
以上本発明の実施形態について説明したが、ストリップ積層体の巻き付け方法などは、例示の態様に限定されるものではなく、種々の方法で行うことができる。
図1に示す構造を有したサイズ11R22.5Rの重荷重用空気入りタイヤを表1の仕様に基づいて試作し、その耐摩耗性、耐クラック性、トレッドゴムの各層の厚さについて評価を行った。評価の方法は、次の通りである。
<耐摩耗性・耐クラック性>
各供試タイヤをJATMAの適用リム(7.50×22.5)に装着し、規格空気圧(700kPa)を充填し、タイヤ1本当たりの負荷が規格荷重(24.5kN)となるように荷を積載したトラックに装着して20万kmを走行させた。そして、耐摩耗性については、主溝の深さを周上10カ所で測定しその平均値を得、従来例の値を100とする指数で表示した。数値がおおきいほど良好である。また耐クラック性については、目視により溝底にクラック、しわの有無を確認し、以下の基準で評価した。
◎:目視で観察できるしわがない
○:目視で観察できるしわがわずかにある
△:目視で観察できるしわはかなりあるが、クラックには至っていない
×:クラックがある
<トレッドゴムの各層の厚さ>
各タイヤについて主溝の溝中心線の位置でタイヤ周上10カ所の各ゴム層の厚さを測定し、その平均値と最小値とを求めた。
テスト結果等は表1に示される。
Figure 0004523815
本発明の実施形態を示す重荷重用空気入りタイヤの断面図である。 そのトレッド部の部分拡大図である。 未加硫のトレッドゴムの断面図である。 ゴムストリップの斜視図である。 他の実施形態を示すゴムストリップの斜視図である。 (A)は従来の重荷重用空気入りタイヤのトレッド部の部分断面図、(B)は未加硫のトレッドゴムの部分断面図である。 図6(A)の主溝付近の拡大図である。
符号の説明
1 重荷重用空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
10 キャップ層
11 ミドル層
12 ベース層
10a 第1のストリップ積層体
11a 第2のストリップ積層体
12a 第3のストリップ積層体
15、15A、15B、15C ゴムストリップ
Tg1 トレッドゴム(加硫済)
Tg2 トレッドゴム(未加硫)

Claims (4)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアで折り返されかつスチールコードからなる少なくとも1枚のカーカスプライを含むカーカスと、
    このカーカスのタイヤ半径方向外側に配されかつスチールコードからなる少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト層と、
    前記ベルト層の外側に配されかつタイヤ周方向に連続してのびる主溝が形成されたトレッドゴムとを有する重荷重用空気入りタイヤであって、
    前記トレッドゴムは、タイヤ半径方向の最外側に配されかつ複素弾性率E*1が5.0〜7.0MPaかつ損失正接tanδが0.08〜0.15のキャップゴムからなるキャップ層と、
    タイヤ半径方向の最内側に配されかつ複素弾性率E*3が4.5〜5.5MPaかつ前記キャップゴムとは異なるベースゴムからなるベース層と、
    前記キャップゴムと前記ベースゴムとの間に配されかつ複素弾性率E*2が5.3〜6.0MPaかつ損失正接tanδが0.08〜0.12のミドルゴムからなるミドル層とを有し、
    かつ前記各層は、テープ状の未加硫のゴムストリップを螺旋状に巻回したストリップ積層体からなり、
    前記キャップゴムのJISデュロメータA硬さHd1は60度以上であり、かつ、前記ミドルゴムのJISデュロメータA硬さHd2及び前記ベースゴムのJISデュロメータA硬さHd3は、下記の関係を満たすとともに、
    Hd1≧Hd2>Hd3
    ミドルゴムとベースゴムとの硬さの差(Hd2−Hd3)は0.5〜2.0度であり、
    しかも前記トレッドゴムは、前記主溝の溝底位置において、全厚さが4.0〜6.0mmでかつキャップゴム層の厚さが1.3mm以上しかも前記ベースゴム層及びミドル層の各厚さが0.5mm以上であることを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
  2. 前記トレッドゴムは、前記ベースゴムの複素弾性率E*3が最も小さく、前記キャップゴムの複素弾性率E*1が最も大きい請求項1記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  3. 前記ゴムストリップは、幅15〜30mmかつ厚さ0.7〜1.4mmの矩形断面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ
  4. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアで折り返されかつスチールコードからなる少なくとも1枚のカーカスプライを含むカーカスと、
    このカーカスのタイヤ半径方向外側かつトレッド部の内部に配置されかつスチールコードからなる少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト層と、
    前記ベルト層のタイヤ半径方向外側にタイヤ周方向に連続してのびる主溝が形成されたトレッドゴムを有する重荷重用空気入りタイヤの製造方法であって、
    テープ状の未加硫のゴムストリップを前記ベルト層の外側に螺旋状に巻回したストリップ積層体からなる未加硫のトレッドゴムを成形する工程と、
    この未加硫トレッドゴムを用いて生タイヤを成形する工程と、
    前記生タイヤを金型で加硫成形することにより前記トレッドゴムに前記主溝を形成する工程とを含み、
    前記トレッドゴムの成形工程は、粘弾性特性が異なる3種類のゴムストリップを用いてタイヤ半径方向の最も内側に配されたベースゴムからなるベース層と、そのタイヤ半径方向外側に配されるミドル層と、該ミドル層の外側に配されトレッド面を形成するキャップ層とをそれぞれ形成するとともに、
    前記ミドル層を形成する第2のゴムストリップ及び前記ベース層を形成する第3のゴムストリップは、ともにタイヤ軸方向の一端A側から他端B側に向かって一方向に螺旋状に巻き付けられ、
    前記第3のゴムストリップの巻き付け開始後から巻き付け終了までの間で、第2のゴムストリップの巻き付けが開始されることを特徴とする重荷重用空気入りタイヤの製造方法。
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