JP4464917B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、導電性ゴム材からなるリボン状のゴムストリップの巻回により通電路を形成し、静電気の蓄積を防止した空気入りタイヤに関する。
自動車の低燃費性を高め、かつ排気ガスの低減化を促進するために、カーボンに代えてシリカをトレッドゴムの補強剤として用いたタイヤが提案されている。このものは、低温側でのヒステリシスロスが高く維持されるため、優れたウエットグリップ性能を発揮する一方、高温側でのヒステリシスロスが低いため、転がり抵抗が減じるなど低転がり抵抗性能とウエットグリップ性能とを両立させるという利点がある。しかしその反面、シリカは電気絶縁性が高いため、タイヤの電気抵抗の増加を招き、静電気が車両に蓄積されることによりラジオノイズ等の電波障害を引き起こすなど、多くの電気的誤動作の原因となる。
そこで、係る静電気の蓄積を防止するため、例えば図8に図示する如く、トレッドゴムaを、高シリカ配合とした絶縁性ゴム材からなるキャップゴム層bと、その半径方向内側に配されかつ高カーボン配合とした導電性ゴム材からなるベースゴム層cとの2層構造とするとともに、このべ―スゴム層cに、前記キャップゴム層bを貫通してのびトレッド接地面asで露出する貫通端子部c1を形成する構造(所謂ベースペン構造)が提案されている(例えば特許文献1参照)。この構造を採用することにより、車両内の静電気を、リムからタイヤゴム部材を通り、前記べースゴム層cから貫通端子部c1を経て路面に放電することが可能となる。
特開平9−71112号公報
しかし近年、限りある資源である石油材料から石油外の材料への関心も高まっており、又タイヤ性能のさらなる向上を目的として、トレッドゴムへのシリカ適用の他、他のタイヤゴム部材、例えばサイドウォールゴム、クリンチゴム、カーカスやベルト等のコード層におけるトッピングゴムなどへのシリカ適用の要求がある。しかしこのように他のタイヤゴム部材を高シリカ配合の絶縁性ゴムで形成した場合には、前記ベースペン構造で対応することが困難であり、新規なタイヤ構造が望まれる。
そこで本発明は、導電性ゴム材からなるゴムストリップをタイヤ軸芯を中心として渦巻き状に巻回することにより、トレッド接地面で露出する露出部から、サイドウォールゴムとカーカスとの間を通ってリンチゴムに通電する通電路を形成することを基本として、タイヤ性能への影響を最小限に抑えながら、タイヤの電気抵抗を減じることができ、トレッドゴム以外の他のタイヤゴム部材にも高シリカ配合の絶縁性ゴム材を採用したタイヤにおいても、静電気の蓄積を防止しうる空気入りタイヤを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカス、及びこのカーカスの外側に配されかつトレッド部外面をなすトレッドゴムとサイドウォール部外面をなすサイドウォールゴムとビード部外面をなすクリンチゴムとを含むタイヤゴム部材を具える空気入りタイヤであって、
少なくとも前記トレッドゴムとサイドウォールゴムとは、体積固有抵抗が1×108 Ωcm以上の絶縁性ゴム材からなり、
かつタイヤに、トレッド接地面で露出する露出部と、この露出部から前記サイドウォールゴムとカーカスとの間を通って前記クリンチゴムに至る主部とを有する通電路を設けるとともに、
該通電路は、体積固有抵抗が1×107 Ωcm以下の導電性ゴム材からなるリボン状のゴムストリップを、タイヤ軸芯を中心として前記クリンチゴムから前記露出部に向かって渦巻き状に巻回することにより形成したことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記クリンチゴムは導電性ゴム材からなり、かつ通電路は前記クリンチゴムの内面に接して終端することを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記クリンチゴムは、絶縁性ゴム材からなり、かつ前記通電路は、クリンチゴムを貫通してビード部外面かつリムとの接触面に露出する貫通部を延設したことを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記ゴムストリップは、前記主部においては、半径方向内外に隣り合う周回部分の間に間隔を有して渦巻き状に巻回されることを特徴としている。
本明細書において、ゴムの体積固有抵抗値は、15cm四方かつ厚さ2mmのゴムの試料を用い、印加電圧500V、気温25℃、湿度50%の条件でADVANTESTER8340Aの電気抵抗測定器を用いて測定した値で表示している。
又前記「トレッド接地面」とは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した正規内圧状態のタイヤに、正規荷重を負荷した時に、トレッド面が接地しうる領域を意味する。又前記リムとの接触面とは、ビード部外面のうちで前記正規内圧においてリムと接触する面を意味する。
又前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" を意味するが、乗用車用タイヤの場合には180kPaとする。前記「正規荷重」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"である。
本発明は叙上の如く、導電性ゴム材からなるゴムストリップをタイヤ軸芯を中心として渦巻き状に巻回することにより、トレッド接地面で露出する露出部からサイドウォールゴムとカーカスとの間を通ってクリンチゴムに通電する通電路を形成している。そのため、タイヤ性能への影響を最小限に抑えながら、タイヤの電気抵抗を減じることができ、トレッドゴム以外の他のタイヤゴム部材にも、シリカ配合等の絶縁性ゴム材を採用したタイヤにおいても、静電気の蓄積を防止しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明の空気入りタイヤの正規内圧状態を示す断面図である。
図1に示すように、空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6、及びこのカーカス6の外側に配されかつトレッド部外面をなすトレッドゴム2Gと、サイドウォール部外面をなすサイドウォールゴム3Gと、ビード部外面をなすクリンチゴム4Gとを含むタイヤゴム部材Gを少なくとも具えて構成される。
前記カーカス6は、タイヤ周方向に対して例えば70〜90度の角度で配列したカーカスコードをトッピングゴムにて被覆した1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。このカーカスプライ6Aは、ビードコア5、5間を跨るトロイド状のプライ本体部6aの両側に、前記ビードコア5の周りをタイヤ軸方向内側から外側に向けて折り返されたプライ折返し部6bを一連に具える。また前記プライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間には、前記ビードコア5から半径方向外側にのびるビード補強用のビードエーペックスゴム8が配設される。
又前記カーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部には、トレッド補強コード層10が設けられる。このトレッド補強コード層10は、本例では、前記カーカス6に重置されるベルト7と、そのさらに外側に重置されるバンド9とからなる。前記ベルト7は、タイヤ周方向に対して例えば15〜40度の角度で配列したベルトコードを、トッピングゴムにて被覆した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bから形成され、各ベルトコードがプライ間相互で交差することによりベルト剛性を高めトレッド部2の略全巾をタガ効果を有して補強する。又前記バンド9は、タイヤ周方向に対して5度以下の角度で螺旋状に巻回されるバンドコードをトッピングゴムにて被覆した1枚以上のバンドプライ9Aからなり、前記ベルト7を拘束し、操縦安定性、高速耐久性等を向上させる。前記バンドプライ9Aとしては、ベルト7のタイヤ軸方向外端部のみを被覆する左右一対のエッジバンドプライ、及びベルト7の略全巾を覆うフルバンドプライがあり、これらを単独で或いは組み合わせて使用される。本例では、バンド9が1枚のフルバンドプライからなるものを例示している。なお前記トレッド補強コード層10として、ベルト7のみで形成することも、又はバンド9のみで形成することもできる。
次に、前記タイヤゴム部材Gのうちの前記クリンチゴム4Gは、周知の如く、耐摩耗性に優れる高弾性のゴムからなり、図2(A)に示すように、リムRのリムシートに沿う底部4G1と、この底部4G1に連なりビードヒールからリムフランジに沿って半径方向外方に立ち上がる立ち上げ部4G2とからなる略L字状の断面形状を有する。そして、少なくともリムRとの接触面S(以下リム接触面Sと呼ぶ)を含むビード部外面をなすことにより、リムズレによるビード損傷を防止する。
又前記サイドウォールゴム3Gは、屈曲性に優れた比較的低弾性のゴムからなり、タイヤ変形に追従して柔軟に屈曲することのより、サイドウォール部外面におけるクラックの発生を防止する。このサイドウォールゴム3Gの半径方向内端部は、本例では、サイドウォール部外面上の半径方向内端点PLから、カーカス6に向かって半径方向外方に傾斜してのびる境界面Q1によって、前記クリンチゴム4Gと隣接する。
又本実施形態の空気入りタイヤ1では、図2(B)に示すように、前記サイドウォールゴム3Gの半径方向外端部が、前記トレッドゴム2Gのタイヤ軸方向外端部を覆って配される所謂SOT(サイドウォール・オーバー・トレッド)構造で形成される。従って、サイドウォールゴム3Gとトレッドゴム2Gとは、サイドウォール部外面上の半径方向外端点PUからカーカス6に向かって半径方向内方に傾斜してのびる境界面Q2によって互いに隣接している。
そしてタイヤゴム部材Gのうち、少なくとも前記トレッドゴム2Gとサイドウォールゴム3Gとが、体積固有抵抗が1×108 Ωcm以上と電気抵抗が高い絶縁性ゴム材20によって形成されている。特に本例では、トレッドゴム2Gと、サイドウォールゴム3Gと、前記カーカス6のトッピングゴムとをそれぞれ絶縁性ゴム材20によって形成した場合を例示している。
この絶縁性ゴム材20として、本例では、ゴム成分100質量部に対するカーボンの配合量を15質量部未満に低く抑える代わりに、シリカの配合量を高めて必要なゴム硬度、ゴム弾性等を確保した高シリカ配合ゴムを使用している。このような高シリカ配合ゴムをトレッドゴム2Gに使用することにより、前述の如く、低転がり抵抗性能とウエットグリップ性能とを両立して高めることが可能となる。又前記サイドウォールゴム3G及びトッピングゴムにも使用することで、低転がり抵抗性能をさらに高めることができる。
なお前記ゴム成分としては、例えば天然ゴム(NR)、ブタジエンの重合体であるブタジエンゴム(BR)、いわゆる乳化重合のスチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合のスチレンブタジエンゴム(S−SBR)、イソプレンの重合体である合成ポリイソプレンゴム(IR)、ブタジエンとアクリロニトリルとの共重合体であるニトリルゴム(NBR)、クロロプレンの重合体であるクロロプレンゴム(CR)などを挙げることができ、これらを単独で、又は2種以上をブレンドして使用する。
又シリカの配合量は、当然ではあるが、各タイヤゴム部材Gに要求されるゴム物性に応じて適宜設定される。配合するシリカとしても、特に限定はされないが、窒素吸着比表面積(BET)が100〜200m2 /gの範囲、かつフタル酸ジブチル(DBP)吸油量が150ml/100g以上のコロイダル特性を示すものが、ゴムへの補強効果及びゴム加工性等の点で好ましい。なおシランカップリング剤としては、ビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、α−メルカプトプロピルトリメトキシシランが好適である。又前記絶縁性ゴム材には、例えば、加硫剤,加硫促進剤,加硫助剤,軟化剤などタイヤゴム部材に一般的に使用される添加剤を使用することができる。
そして、このよう絶縁性ゴム材20を前記タイヤゴム部材Gに使用することによって高まるタイヤの電気抵抗を減じるために、タイヤ1に、通電路21を形成している。
この通電路21は、トレッド接地面TSで露出する露出部21Aと、この露出部21Aから前記サイドウォールゴム3Gとカーカス6との間を通って前記クリンチゴム4Gに至る主部21Bとを少なくとも具えるとともに、該通電路21を、体積固有抵抗が1×107 Ωcm以下と電気抵抗が低い導電性ゴム材22からなるリボン状のゴムストリップ23を、タイヤ軸芯を中心として前記クリンチゴム4Gから前記露出部21Aに向かって渦巻き状に巻回することにより形成している。
ここで、前記クリンチゴム4Gが、サイドウォールゴム3Gと同様に前記絶縁性ゴム材20で形成される第1実施形態の場合には、前記通電路21は、本例の如く、前記主部21Bに、前記クリンチゴム4Gを貫通して前記リム接触面Sに露出する貫通部21Cを延設することが必要である。しかし、前記クリンチゴム4Gが、導電性ゴム材22で形成される第2実施形態の場合には、前記主部21Bにて終端させることができる。なお前記導電性ゴム材22は、本例では、ゴム成分100質量部に対してカーボンの配合量を15質量部以上に高めることにより電気抵抗を減じた高カーボン配合ゴムを使用している。
次にクリンチゴム4Gが絶縁性ゴム材20で形成される第1実施形態の場合を具体的に説明する。本実施形態では、通電路21は、前記露出部21Aと主部21Bと貫通部21Cとから形成される。
前記露出部21Aは、前記トレッド接地面TSで露出する接地露出部分21Aaを少なくとも含み、この接地露出部分21Aaからトレッド接地端Teを越えてトレッド部外面のタイヤ軸方向外端まで露出しながらタイヤ軸方向外方にのびる。又前記主部21Bは、前記露出部21Aから前記境界面Q2に沿ってタイヤ内部に入り込むとともに、前記サイドウォールゴム3Gとカーカス6との間を通って前記クリンチゴム4Gの内面に接して半径方向内方に延在する。又貫通部21Cは、前記主部21Bに連なり、かつクリンチゴム4Gを貫通してリム接触面Sに露出する。なお前記貫通部21Cは、本例の如く、クリンチゴム4Gの前記底部4G1を貫通し、リム接触面Sのうちでリムシートと接触するビード底面に露出するのが好ましい。これは、ビード底面の方が、リムフランジと接触するビード外側面よりもリムとの接触圧が高くかつリムズレが少ないため、リムとの導通をより確実化しうるからである。
ここで、前記構造のタイヤを形成する場合、前記通電路21とクリンチゴム4Gとサイドウォールゴム3Gとを3軸押出機により一体押出することが望まれる。しかし一体押出する場合、各ゴムの物性、主に粘度が大きく相違するため、ゴム毎の吐出量にバラツキが生じ、特に厚さが小な通電路21において厚さの変化が顕著となる。そのため、タイヤのユニフォミティー等に悪影響を与える。
そこで本発明では、図3に概念的に示すように、前記通電路21を、導電性ゴム材22からなるゴムストリップ23を、タイヤ軸芯を中心として渦巻き状に巻回することにより形成している。このように、一定幅、一定厚さを有するゴムストリップ23の巻回によって通電路21を形成しているため、該通電路21の巾及び厚さを一定に保つことができ、タイヤのユニフォミティー等を高く維持することが可能となる。又本例の如く、前記主部21Bにおいて、半径方向内外に隣り合うゴムストリップ23の周回部分の間に、間隔gを設けることができる。このときには、最小限のゴム材料にて通電路21を形成しうるため、通電路21のゴムが、タイヤ性能に与える影響を最小限に抑えることができ、タイヤ品質及び性能を高く確保することができる。又逆に、通電路21に用いるゴム材として導電性に特出したゴムの使用が可能となるため、タイヤの電気抵抗の低減効果をより高く発揮することができる。又周回部分の間に間隔gを設けた場合には、タイヤ性能に与える影響が最小限に抑えられるため、左右両側のサイドウォール部3のうちの一方のみに通電路21を形成することも可能となる。
なお通電路21においては、路面との良好な導通を得るために、前記露出部21Aにおいては、図2(B)の如く、半径方向内外に隣り合うゴムストリップ23の周回部分の間に間隔を設けることなく、例えば周回部分を互いに密着させて、又は周回部分の一部を互いに重ならせて巻回するのが好ましい。又露出部21Aのタイヤ軸方向内端部において、ゴムストリップ23を周方向に沿って一周巻きさせて終端させるのも好ましい。又リムとの良好な導通を得るために、前記貫通部21Cの半径方向内端部において、ゴムストリップ23を周方向に沿って一周巻きさせて終端させるのが好ましい。
なお前記ゴムストリップ23としては、図4に示すように、巾Wが5〜30mm、かつ厚さtが0.5〜2.0mmのものが好適に使用しうる。
次に、このような通電路21は、図5に示すように、生タイヤ形成時、クリンチゴム4Gとサイドウォールゴム3Gとを成形ドラムD上で円筒状に形成する際に設けることができる。本例では、絶縁性ゴム材20からなる生のゴムストリップ30n、31nを、成形ドラムD上で、螺旋状にかつストリップ側縁部を互いに重ね合わせて巻回することにより、生のクリンチゴム4Gnと生のサイドウォールゴム3Gnとを順次所定断面形状を有して円筒状に形成する。このとき、生のクリンチゴム4Gnにおいては、前記底部4G1を形成する部分に、通電路貫通用の隙間部分32を形成する。しかる後、この隙間部分32から、前記生のサイドウォールゴム3Gnの軸方向外側かつ前記露出部21Aをなす位置に至る領域において、導電性ゴム材22からなる生のゴムストリップ23nを螺旋状に巻回することにより、生の通電路21nを形成することができる。なお生のクリンチゴム4Gnと生のサイドウォールゴム3Gnは、2軸押出機により一体押出し成形された押出し成型品を用い、この押出し成型品を周方向に一周巻きすることにより形成しても良い。
次に、前記クリンチゴム4Gが導電性ゴム材22で形成される第2実施形態を、図6に示す。本実施形態では、前記通電路21は、前記露出部21Aと主部21Bとから形成されるとともに、該主部21Bは、前記クリンチゴム4Gの内面に接して終端する。このとき前記主部21Bの半径方向内端部では、クリンチゴム4Gとの良好な導通を得るために、ゴムストリップ23を周方向に沿って一周巻きさせて終端させるのが好ましい。このような通電路21は、第1実施形態の場合と同様、生タイヤ形成時、クリンチゴム4Gとサイドウォールゴム3Gとを成形ドラムD上で円筒状に形成する際に設けることができる。
なお本例では、前記通電路21の主部21Bにおいて、ゴムストリップ23の周回部分間に間隔gが形成された場合を例示しているが、前記間隔gを有することなくゴムストリップ23を密に巻回することにより、前記通電路21をシート状に形成することもできる。
又本例では、前記絶縁性ゴム材20として高シリカ配合ゴムを、又導電性ゴム材22として高カーボン配合ゴムを例示している。しかし、前記導電性ゴム材22として、高シリカ配合ゴムにおいて、例えばリチューム塩などのイオン導電材を添加して体積固有抵抗を1×107 Ωcm以下に減じたものなど、要求するタイヤ性能に応じて、絶縁性ゴム材20、導電性ゴム材22に種々なゴム材を採用することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1に示す基本構造を有する空気入りタイヤ(サイズ:225/55R16)を表1の仕様で試作するとともに、各試作タイヤの電気抵抗を測定し、その結果を表1に記載した。表1の仕様以外は、互いに同仕様である。
なお比較例、及び実施例1は、通電路以外の全てのタイヤゴム部材、及びトッピングゴムを、ゴム成分(天然ゴム)100質量部に対してシリカを30質量部配合した体積固有抵抗が1×108 Ωcm以上の絶縁性ゴム材にて形成している。又通電路は、ゴム成分(天然ゴム)100質量部に対してカーボンを30質量部配合した体積固有抵抗が2.2×106 Ωcmの導電性ゴム材にて形成している。又実施例2では、クリンチゴムを前記絶縁性ゴム材に代えて、体積固有抵抗が3.2×106 Ωcmの導電性ゴム材を使用した。
(2)タイヤの電気抵抗;
図7に示すように、アースされた絶縁板51と、該絶縁板51に配された導電性の金属板52と、タイヤTを保持する導電性のタイヤ取付軸53と、電気抵抗測定器54とを具えた測定装置を用い、JATMA規定に準拠してタイヤとリムの組立体の電気抵抗値を測定した。
タイヤTは、予め表面の離型剤や汚れが十分に除去され、且つ十分に乾燥されるとともに、アルミニウム合金からなる導電性のリム(16×7JJ)に装着されかつ、内圧(200kPa)、荷重(5.3kN:最大負荷能カの80%の荷重)が負荷される。試験環境温度(試験室温度)は25℃、湿度は50%に設定される。金属板52は、表面が滑らかに研磨され、その電気抵抗値は10Ω以下に設定される。絶縁板51は、その電気抵抗値が1012Ω以上に設定される。電気抵抗測定器54の測定範囲は、1.0×103 〜1.6×1016であり、試験電圧(印可電圧)が1000Vに設定される。
試験は、次の要領で行われる。
<1> 前述のように予め離型剤や汚れが十分に除去され、かつ十分に乾燥されたタイヤTに石けん水を用いてリムが装着される。
<2> タイヤTは、試験室内において2時間放置された後、タイヤ取付軸53に取り付けられる。
<3> 慣らし負荷作業、具体的には、タイヤTに前記荷重を0.5分間負荷し、解放後にさらに0.5分間、解放後にさらに2分間が負荷される。
<4> その後、前記試験電圧(1000V)が印可され、5分経過した時点で、タイヤ取付軸53と金属板52との間の電気抵抗値を電気抵抗測定器54によって測定する。前記測定は、タイヤ周方向に90°づつ隔たる4位置で行われ、そのうちの最大値が当該タイヤTの電気抵抗値(測定値)として採用される。
Figure 0004464917
本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す断面図である。 (A)、(B)は、その一部を拡大して示す断面図である。 ゴムストリップの巻回状体を概念的に示す側面図である。 ゴムストリップの断面形状を示す断面図である。 生タイヤ形成時における通電路の形成方法を説明する断面図である。 通電路の他の実施例を示すビード部の拡大断面図である。 タイヤの電気抵抗測定装置を概念的に示す略断面図である。 背景技術を説明するトレッド部の略断面図である。
符号の説明
2 トレッド部
2G トレッドゴム
3 サイドウォール部
3G サイドウォールゴム
4 ビード部
4G クリンチゴム
5 ビードコア
6 カーカス
20 絶縁性ゴム材
21 通電路
21A 露出部
21B 主部
21C 貫通部
22 導電性ゴム材
23 ゴムストリップ
G タイヤゴム部材
TS トレッド接地面

Claims (4)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカス、及びこのカーカスの外側に配されかつトレッド部外面をなすトレッドゴムとサイドウォール部外面をなすサイドウォールゴムとビード部外面をなすクリンチゴムとを含むタイヤゴム部材を具える空気入りタイヤであって、
    少なくとも前記トレッドゴムとサイドウォールゴムとは、体積固有抵抗が1×108 Ωcm以上の絶縁性ゴム材からなり、
    かつタイヤに、トレッド接地面で露出する露出部と、この露出部から前記サイドウォールゴムとカーカスとの間を通って前記クリンチゴムに至る主部とを有する通電路を設けるとともに、
    該通電路は、体積固有抵抗が1×107 Ωcm以下の導電性ゴム材からなるリボン状のゴムストリップを、タイヤ軸芯を中心として前記クリンチゴムから前記露出部に向かって渦巻き状に巻回することにより形成したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記クリンチゴムは、導電性ゴム材からなり、かつ通電路は前記クリンチゴムの内面に接して終端することを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記クリンチゴムは、絶縁性ゴム材からなり、かつ前記通電路は、クリンチゴムを貫通してビード部外面かつリムとの接触面に露出する貫通部を延設したことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ゴムストリップは、前記主部においては、半径方向内外に隣り合う周回部分の間に間隔を有して渦巻き状に巻回されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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