JP4353265B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は印刷装置に関する。
特許文献1に従来の印刷装置が開示されている。この印刷装置は、ジョブに基づいてカラーモード又はモノクロモードで被記録媒体に画像を印刷する印刷手段と、カラーページを印刷する際にはカラーモードに、モノクロページを印刷する際にはモノクロモードに切り替える切替処理を行う切替手段と、印刷所要時間を短縮するために前記切替処理を制限する制限手段とを備えている。
このような構成である従来の印刷装置では、特許文献1の図5(b)(c)、図6(b)(c)、及び図7(b)(c)に示すように、カラーページとモノクロページとが混在するジョブについて、制限手段により前記切替処理を制限して全ページをカラーモードで印刷することにより、印刷所要時間を短縮することができる。このため、この印刷装置によれば、所定の制限時刻までに印刷を完了しなければならない場合において、前記切替処理を忠実に実行していたのでは制限時刻に間に合わないときでも、制限手段により印刷所要時間を短縮して間に合わせることが可能となっている。
特開2003−326774号公報
ところで、上記従来の印刷装置においては、ランニングコストの削減のため、被記録媒体に画像を印刷する際に消耗する消耗材の寿命を極力延ばすことが求められている。具体的には、印刷装置がレーザプリンタである場合、印刷の実行により着色材としてのトナー、現像ローラ及び感光体等が消耗するため、トナーの補充や部品交換が必要であり、ランニングコストが高くなり易い。しかしながら、上記従来の印刷装置では、印刷所要時間を短縮しようとして切替処理を制限すれば、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数が単純に増加する。このため、上記従来の印刷装置は、印刷所要時間を短縮することと、消耗材の寿命を極力延ばすこととをともに実現することが難しい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、印刷所要時間を短縮できるとともに、消耗材の寿命を極力延ばすことが可能な印刷装置を提供することを解決すべき課題としている。
第1発明の印刷装置は、ダイレクトタンデム式の印刷装置であって、ジョブに基づいてカラーモード又はモノクロモードで被記録媒体に画像を印刷する印刷手段と、カラーページを印刷する際には前記カラーモードに、モノクロページを印刷する際には前記モノクロモードに切り替える切替処理を行う切替手段と、前記切替処理に要する切替時間に基づき、前記ジョブについて、印刷開始時刻から印刷終了時刻までの印刷所要時間(T)が前記印刷開始時刻から所定の制限時刻までの第1制限時間(TL1)以下となる最大切替回数(M)を算出する第1算出手段と、前記第1算出手段により算出された前記最大切替回数(M)に基づいて、本来前記モノクロモードで印刷すべき前記モノクロページを前記カラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らすように、前記ジョブについての前記切替処理を制限する第1制限手段とを備え
前記第1制限手段は、前記ジョブにおける前記モノクロページが連続するページ群のうち、1又は2以上の前記ページ群を前記カラーモードに変更する場合に前記最大切替回数(M)と一致する切替回数で前記切替処理を行わせる前記ページ群の組合せが抽出された場合、ページ数の総和が最小である前記組合せを構成する前記ページ群を前記カラーモードで印刷するように設定を変更し、
前記第1制限手段は、前記組合せの抽出数が0である場合には、前記最大切替回数(M)を1回減算することを特徴とする(請求項1)。
このような構成である第1発明の印刷装置は、第1算出手段及び第1制限手段により、制限時刻までに印刷を完了できる範囲で、切替処理における切替回数を減らすことができるので、その分だけ切替時間を削減して印刷所要時間を短縮できる。
さらに、この印刷装置は、第1算出手段及び第1制限手段により、前記制限時刻に対して切替回数を減らし過ぎることがないので、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らして、カラーモードでの印刷の実行を抑制することができる。
したがって、第1発明の印刷装置は、印刷所要時間を短縮できるとともに、消耗材の寿命を極力延ばすことができる。
被記録媒体に画像を印刷する際に消耗する消耗材としては、例えば、印刷装置がレーザプリンタである場合、トナー、現像ローラ、感光体等であり、印刷装置がインクジェットプリンタである場合、インク、インク吐出ユニット等である。
制限時刻としてはどのようなものでもかまわないが、例えば、印刷装置の自動電源OFFの時刻、自動補正開始時刻、自動クリーニング開始時刻、自動FAX受信時刻、ユーザが設定した印刷制限時刻等などが挙げられる。
第1発明の印刷装置において、制限時刻は、他のジョブの印刷開始時刻であり得る(請求項2)。
印刷装置では、他のジョブの印刷開始時刻が指定されることが比較的多いので、このような場合に第1発明の作用効果を確実に享受できる。
ページ群には、複数ページからなるものだけでなく、1ページのみからなるものも含まれる。
第1発明の印刷装置において、第1制限手段により切替処理を制限されるジョブの印刷開始時刻を指定する第1指定手段と、最大切替回数(M)が0回であっても、前記ジョブの印刷所要時間(T)が第1制限時間(TL1)である他のジョブの印刷開始時刻を超える場合には、第1指定手段による前記ジョブの印刷開始時刻の指定を禁止する禁止手段とを備え得る(請求項)。
この場合、この印刷装置は、ジョブの印刷処理と、第1制限時間後に実行しなければいけない他のジョブの印刷処理とが重なることを防止できる。
第2発明の印刷装置は、ダイレクトタンデム式の印刷装置であって、ジョブに基づいてカラーモード又はモノクロモードで被記録媒体に画像を印刷する印刷手段と、カラーページを印刷する際には前記カラーモードに、モノクロページを印刷する際には前記モノクロモードに切り替える切替処理を行う切替手段と、前記ジョブについて、前記切替処理における切替回数を予め定めた割合で減らし調整切替回数(MC)を算出する第3算出手段と、前記割合をユーザに設定させる設定手段と、前記調整切替回数(MC)に基づいて、本来前記モノクロモードで印刷すべき前記モノクロページを前記カラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らすように、前記ジョブについての前記切替処理を制限する第3制限手段とを備え
前記第3制限手段は、前記ジョブにおける前記モノクロページが連続するページ群のうち、1又は2以上の前記ページ群を前記カラーモードに変更する場合に前記調整切替回数(MC)と一致する切替回数で前記切替処理を行わせる前記ページ群の組合せが抽出された場合、ページ数の総和が最小である前記組合せを構成する前記ページ群を前記カラーモードで印刷するように設定を変更し、
前記第3制限手段は、前記組合せの抽出数が0である場合には、前記調整切替回数(MC)を1回減算することを特徴とする(請求項)。
このような構成である第2発明の印刷装置は、ユーザが前記割合を任意に設定することにより、ジョブの印刷所要時間の短縮の程度を調整できる。このため、ユーザがジョブの印刷を開始するよう指示したが、制限時刻までに印刷を完了できないとして指示を拒絶された場合でも、ユーザの手動操作により、制限時刻までに印刷を完了できる範囲で、切替回数を減らすことができるので、その分だけ切替時間を削減して印刷所要時間を短縮できる。
さらに、この印刷装置は、前記制限時刻に対して切替回数を減らし過ぎないように、ユーザが割合を設定することにより、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らして、カラーモードでの印刷の実行を抑制することができる。
したがって、第2発明の印刷装置は、印刷所要時間を短縮できるとともに、消耗材の寿命を極力延ばすことができる。
また、この印刷装置において制限時刻が定められていない場合でも、ユーザが印刷時間短縮又はトナー消費抑制を優先したいときには、状況に応じて割合を増減させて、切替処理の制限の程度を調整することもできる。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
実施例1の印刷装置はダイレクトタンデム式のカラーレーザプリンタである。まず印刷装置の構成について説明する。
1.印刷装置の構成
印刷装置は、図1に示す印刷手段70と、切替手段と、その他の構成要素を制御する制御手段とを備えている。なお、印刷手段70、切替手段及び制御手段における周知な構成要素については、説明を省略又は簡略する。
1.1 印刷手段
印刷手段70は、図1(a)に示すように4体のプロセスカートリッジ70C、70M、70Y、70Kと、被記録媒体としての用紙やOHPシート(以下、単に「用紙」という。)を搬送経路Pに沿って搬送する搬送手段79とを備えている。
プロセスカートリッジ70C、70M、70Y、70Kは、4色の着色材としてのトナー(シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))に対応するものであり、トナー収納室73C、73M、73Y、73K、現像ローラ72C、72M、72Y、72K及び感光体71C、71M、71Y、71K等を有する周知の構成である。4体の感光体71C、71M、71Y、71Kは、搬送経路Pに沿って直列に配置されている。
そして、外部の情報端末装置等から伝達されるジョブを制御手段が受信すれば、そのジョブに基づいて、制御手段が印刷手段70を制御して、搬送手段79及び各プロセスカートリッジ70C、70M、70Y、70Kを適宜稼動させる。そして、感光体70C、70M、70Y、70Kに静電潜像が形成され、その静電潜像に対応して、トナー収納室73C、73M、73Y、73Kから各色のトナーが現像ローラ72C、72M、72Y、72Kを介して、感光体70C、70M、70Y、70Kに供給され、用紙に転写される。こうして、印刷手段70は、4色のトナーを使用して、用紙にカラー画像を印刷することが可能となっている。図1(a)に示す状態がカラーモードである。
また、印刷手段70は、図1(b)に示すように、後述の切替手段により、感光体70K以外の3体の感光体70C、70M、70Yを搬送経路Pから離反する状態として、ブラック(K)のトナーのみを使用して用紙にモノクロ画像を印刷することが可能となっている。図1(b)に示す状態がモノクロモードである。
1.2 切替手段
切替手段は、図示しない昇降機構を有して構成されており、図1(a)に示すように、3体の感光体70C、70M、70Yを下降させて搬送経路Pに接近させたり、図1(b)に示すように、3体の感光体70C、70M、70Yを上昇させて搬送経路Pから離反させることにより、印刷手段70をカラーモード又はモノクロモードに切り替えるものである。
そして、外部の情報端末装置等から伝達されるジョブを制御手段が受信すれば、そのジョブに基づいて、制御手段が切替手段を制御して適宜稼動させる。そして、切替手段は、感光体70C、70M、70Yを昇降させて、カラーページを印刷する際には図1(a)に示すようなカラーモードに、モノクロページを印刷する際には図1(b)に示すようなモノクロモードに切り替える切替処理を行うようになっている。なお、切替処理の開始から完了までには、切替時間TC(一般的には、数秒〜数十秒程度)を要する。
2.制御手段
制御手段は、上述の通り、印刷手段70、切替手段その他の構成要素を制御するものであるとともに、図2及び図3に示すように、切替手段による切替処理を制限する切替処理制限ルーチン(ステップS100〜ステップS130)を適宜実行するものである。
具体的には、切替処理制限ルーチンは、印刷手段70がジョブに基づいて用紙に画像を印刷する際、制限時刻が定められているときに実行される。そして、下記に詳述する通り、切替処理制限ルーチンは、制限時刻までに印刷を完了できる範囲で、切替回数を減らし、その分だけ切替時間を削減して印刷所要時間を短縮するようになっている。また、切替処理制限ルーチンは、制限時刻に対して切替回数を減らし過ぎないようにして、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らして、カラーモードでの印刷の実行を抑制するようになっている。
ここで、制限時刻とは、印刷装置の自動電源OFFの時刻、自動補正開始時刻、自動クリーニング開始時刻、自動FAX受信時刻、ユーザが設定した印刷制限時刻等の少なくとも1つが指定されている場合に、それらの中で最先に到来する時刻として制御手段が抽出するものである。本実施例では、制限時刻が次のジョブの印刷開始時刻である場合について説明する。
より詳しくは、「次のジョブの印刷開始時刻」とは、制御手段が受信して処理を開始しようとする現在のジョブ(以下、「ジョブ1」という。)より先に別のジョブ(以下、「ジョブ2」という。)を受信していた場合において、ジョブ2に付随する制御情報に時間指定印刷の設定が含まれている場合に、制御手段が時間指定印刷の設定に基づいて算出するジョブ2の印刷開始時刻をいう。
ここで、ジョブについての時間指定印刷の設定について説明する。ジョブについての時間指定印刷の設定は、例えば、図5に示す「時間指定印刷設定」ユーザインターフェース90により行われる。
ユーザインターフェース90は、ユーザが操作する情報端末装置等の表示装置に表示されるものである。ユーザインターフェース90の最上段には、「時間指定印刷実行」チェックボタン91が配置されている。ユーザは、印刷しようとするジョブについて時間指定印刷を実行する場合に、チェックボタン91をチェックする。
チェックボタン91の下方には、「印刷開始時間を指定する」チェックボタン92aが配置されている。ユーザは、印刷開始時間を指定する場合には、チェックボタン92aをチェックし、チェックボタン92aの右側の「何分後に印刷開始」設定欄92bにおいて、印刷開始時間を設定する。チェックボタン92a及び設定欄92bが印刷開始時刻を指定する第1指定手段に相当する。
チェックボタン92aの下方には、「印刷終了時間を指定する」チェックボタン93aが配置されている。ユーザは、印刷終了時間を指定する場合には、チェックボタン93aをチェックし、チェックボタン93aの右側の「何分後に印刷終了」設定欄93bにおいて、印刷終了時間を設定する。チェックボタン93a及び設定欄93bが印刷終了時刻を指定する第2指定手段に相当する。
チェックボタン93aの下方には、「印刷時間を守るためには印刷画質を低下させてもよい」チェックボタン94が配置されている。切替処理を制限して、モノクロページをカラーモードで印刷する場合には印刷画質が低下するので、ユーザは印刷画質の低下が許容できるときには、チェックボタン94をチェックする。チェックボタン94がチェックされていない状態では、印刷画質の低下が許容されないファインモードとなる。
こうして、ユーザがユーザインターフェース90を使用して設定した時間指定印刷の設定内容は、ジョブに付随する制御情報に反映されるようになっている。そして、制御手段は、制御情報が付随するジョブを受信すると、制御情報を処理して、ジョブの印刷開始時刻を算出するようになっている。例えば、ジョブに「**分後に印刷終了」という制御情報が付随していれば、制御手段は、ジョブの受信時刻から**分後の時刻をそのジョブの印刷終了時刻として算出し、さらにジョブの印刷所要時間を考慮して、ジョブの印刷開始時刻を算出するようになっている。なお、印刷開始時刻又は印刷終了時刻の指定方法は、上記のような現在の時刻から「**分後」という形ではなく、具体的な時刻「**時**分」(但し、現在時刻以降〜印刷予約可能時刻まで)で指定する形態であってもよい。
ジョブ2について、上述の時間指定印刷設定により印刷開始時刻(又は印刷終了時刻)が指定されており、制限手段がジョブ2を受信した後にジョブ1を受信した場合、図2及び図3に示す切替処理制限ルーチンが実施される。
まず、ステップS100により切替処理制限ルーチンが開始されると、ステップS101において、ジョブ1について初期状態の印刷所要時間TSを計算する。
ここで、初期状態の印刷所要時間TSとは、ジョブ1を切替処理の制限をすることなしに、カラーページはカラーモードで、モノクロページはモノクロモードで印刷する場合の印刷開始時刻から印刷終了時刻までに要する時間のことであり、切替処理に要する切替時間TCに基づき、算出される。
具体的には、ジョブ1が図8に示す構成例1のページ群(P1〜P7)からなる場合、初期状態の印刷所要時間TS=[カラーページが連続するページ群(P2、P4、P6)のページ数の総和(6ページ)]×[カラーページ1枚の印刷所要時間]+[モノクロページが連続するページ群(P1、P3、P5、P7)のページ数の総和(10ページ)]×[モノクロページ1枚の印刷所要時間]+[切替時間TC×切替回数(6回)]である。
次に、ステップS102において、第1制限時間TL1を計算する。ここで、第1制限時間TL1とは、ジョブ1の印刷開始時刻から制限時刻としてのジョブ2の印刷開始時刻までの時間である。
次に、ステップS103において、初期状態の印刷所要時間TSが第1制限時間TL1以下であれば、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了できるということを意味するので、ステップS121に移行する。そして、ステップS121において、切替処理を制限することなしにジョブ1の印刷を実行するように設定され、ステップS130(図3参照)に移行して、切替処理制限ルーチンを終了する。
他方、ステップS103において、初期状態の印刷所要時間TSが第1制限時間TL1を超えていれば、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了できないということを意味するので、ステップS104に移行する。
次に、ステップS104において、ジョブ1に対して印刷画質の低下を許容しないファインモードが設定されているか否か、即ち、チェックボタン94がチェックされていない状態か否かが判断される。ここで、切替処理を制限することにより、モノクロページがカラーページで印刷されると印刷画質が低下する。このため、ジョブ1に対してファインモードが設定されている場合には、切替処理を制限することはできないので、ステップS127(図3参照)に移行し、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了できないとして、印刷スケジュールエラー処理(図4に示すステップS141〜ステップS144。詳細は後述する。)を行い、ステップS130に移行して、切替処理制限ルーチンを終了する。
他方、ステップS104において、ファインモードが設定されていない場合には、ステップS105に移行する。
次に、ステップS105において、ジョブ1について切替処理が設定されているか否かが判断される。この切替処理の設定は、例えば、ユーザがジョブ1を送信する前の印刷設定において行われる。そして、ジョブ1について切替処理が設定されていない場合には、ステップS127(図3参照)に移行し、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了できないとして、印刷スケジュールエラー処理を行い、ステップS130に移行して、切替処理制限ルーチンを終了する。
他方、ステップS105において、ジョブ1について切替処理が設定されている場合には、ステップS106に移行する。
ステップS106では、ジョブ1について初期状態の切替回数MSを算出する。ここで、初期状態の切替回数MSとは、ジョブ1について切替処理を制限することなく、忠実に切替処理を実施する場合の切替回数をいう。なお、忠実に切替処理を実施するとは、カラーページからモノクロページ、又はモノクロページからカラーページへ印刷処理が移行する度に、必ず印刷モードをカラーモードからモノクロモード、又はモノクロモードからカラーモードに切り替えることである。
具体的には、ジョブ1が図8に示す構成例1のページ群(P1〜P7)からなる場合、初期状態の切替回数MSは、6回となる。
次に、ステップS107において、切替制限回数Nについて、N=1として初期設定をする。
次に、ステップS108において、切替制限回数Nが初期状態の切替回数MSを超えている場合には、ステップS127(図3参照)に移行し、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了できないとして、印刷スケジュールエラー処理を行い、ステップS130に移行して、切替処理制限ルーチンを終了する。
他方、ステップS108において、切替制限回数Nが初期状態の切替回数MS以下である場合には、ステップS109に移行する。
次に、ステップS109において、切替処理をN回制限した場合の印刷所要時間Tを算出する。具体的には、印刷所要時間T=[初期状態の印刷所要時間TS]−[切替時間TC]×[切替制限回数N]である。
次に、ステップS110において、印刷所要時間Tが第1制限時間TL1を超える場合には、切替処理をN回制限しても、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了できないということを意味するので、ステップS123に移行して、Nに1を加算し、再びステップS108〜ステップS110を繰り返す。
他方、ステップS110において、印刷所要時間Tが第1制限時間TL1以下である場合には、切替処理をN回制限することにより、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了できるということを意味するので、ステップS111に移行する。
次に、ステップS111において、印刷所要時間Tが第1制限時間TL1以下となる最大の切替回数Mを設定する。ここで、最大の切替回数M=[初期状態の切替回数MS]−[切替制限回数N]である。なお、ステップS111において設定した最大の切替回数Mは、後述するステップS115の判定結果により、ステップS129において修正され得る。
次に、図3に示すステップS112において、ジョブ1を構成するページ群[PG1〜PGn]の中から、モノクロページが連続するページ群を全て抽出する。
次に、ステップS113において、モノクロページが連続するページ群の各々について、ページ数を得る。
次に、ステップS114において、『モノクロページが連続するページ群のうち、1又は2以上のページ群をカラーモードに変更する場合に省略できる切替回数が切替制限回数Nと一致する』という条件を満たす1又は2以上のページ群の組合せを全て抽出する。
次に、ステップS115において、上記組合せの抽出数が0である場合には、ステップS111において設定した最大の切替回数Mが現実には実施不可能であることを意味するので、ステップS125に移行して、切替制限回数Nに1を加算する。
そして、ステップS126において、切替制限回数Nが初期状態の切替回数MS以下である場合には、ステップS129に移行して最大の切替回数Mを再設定し、ステップS114に戻る。
他方、ステップS126において、切替制限回数Nが初期状態の切替回数MSを超える場合には、ステップS127に移行し、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了できないとして、印刷スケジュールエラー処理を行い、ステップS130に移行して、切替処理制限ルーチンを終了する。
一方、上記組合せの抽出数が0でない場合には、ステップS111において設定した最大の切替回数Mが現実に実施可能であることを意味するので、ステップS116に移行して、各上記組合せのうち、ページ数の総和が最小である組合せを最適な組合せとして1つ抽出する。
次に、ステップS117において、上記最適な組合せを構成するページ群をカラーモードで印刷するように設定を変更し、ステップS130に移行して、切替処理制限ルーチンを終了する。
具体的には、ジョブ1が図8に示す構成例1のページ群(P1〜P7)からなり、ステップS111において、最大切替回数M=2、切替制限回数N=4となった場合、ステップS112において、P1、P3、P5、P7が抽出され、S114において、[P1&P3&P7]、[P1&P5&P7]、[P3&P5]の3つの組合せが抽出される。
そして、S115において「No」となり、ステップS116において、[P1&P3&P7]のページ数の総和=6ページ、[P1&P5&P7]のページ数の総和=7ページ、[P3&P5]のページ数の総和=7ページであるから、[P1&P3&P7]のページ数の総和が最小となり、最適な組合せとして抽出される。その結果、ページ群P1、P3、P7は、モノクロモードからカラーモードに印刷設定が変更され、切替1、切替2、切替3、切替6が省略される。その結果、切替時間TC×4の分だけ、ジョブ1の印刷所要時間が短縮されることとなる。
また、ジョブ1が図8に示す構成例2のページ群(P1〜P7)からなり、ステップS111において、最大切替回数M=3、切替制限回数N=3となった場合、ステップS112において、P2、P4、P6が抽出される。しかしながら、各P2、P4、P6について、モノクロモードからカラーモードに設定を変更すれば、切替回数が2つずつ(偶数回)省略されるので、S114において、省略できる切替回数が切替制限回数N=3と一致する組合せを抽出することはできない。このため、S115において「Yes」となり、ステップS125において、Nに1が加算されてN=4となる。そして、ステップS126において、N=4≦MS=6であるから「Yes」となり、ステップS129において、Mが再設定され、最大切替回数M=2、切替制限回数N=4として、ステップS114に戻る。S114以降の処理は、上述の構成例1の場合と同様であるので、説明は省略する。
ステップS106〜S111、S112〜S115、S123、S125〜126が、切替時間TCに基づき、ジョブ1の印刷所要時間Tが第1制限時間TL1以下となる最大の切替回数Mを算出する第1算出手段に相当する。
また、ステップS112〜S117が、第1算出手段により算出された最大の切替回数Mに基づいて、切替処理を制限する第1制限手段に相当する。
さらに、ステップS127が、切替回数が0回であってもジョブ1の印刷所要時間Tが第1制限時間TL1を超える場合には、第1指定手段による指定を禁止する禁止手段に相当する。
次に、ステップS127において行われる印刷スケジュールエラー処理(図4に示すステップS141〜ステップS144)について説明する。
ステップS141では、ジョブ2について印刷終了時刻が指定されているか否かが判断される。図5に示すチェックボタン93a及び設定欄93b(第2指定手段に相当する。)により、ジョブ2について印刷終了時刻が指定されていない場合には、チェックボタン92a及び設定欄92b(第1指定手段に相当する。)により、ジョブ2について印刷開始時刻が指定されているということで、ジョブ2について印刷開始時刻を厳守しなければならず、第1制限時間TL1を延長することができない。そのため、ステップS144に移行して、図7に示すユーザインターフェース99をユーザが操作する情報端末装置等に表示する。そして、設定しようとしている印刷開始時刻では、ジョブ2の印刷開始時刻までにジョブ1の印刷を完了させる時間が足りないので、印刷開始時刻を設定し直す必要がある旨をユーザに対して報知した後、印刷スケジュールエラー処理を終了する。
他方、ステップS141において、例えば、上述のチェックボタン93a及び設定欄93bにより、ジョブ2について印刷終了時刻が指定されている場合には、ステップS142に移行する。
そして、ステップS142において、ジョブ2について印刷開始時刻が変更可能か否かが判断される。ここでは、図6に示すユーザインターフェース98をユーザが操作する情報端末装置等に表示して、「Yes」ボタン、又は「No」ボタンをユーザに選択させる。ジョブ2の印刷時間を短縮してもよいとして「Yes」ボタンが選択された場合、ジョブ2について印刷開始時刻は変更可能と判断する。他方、ジョブ2について印刷時間を短縮させたくないとして「No」ボタンが選択された場合、ジョブ2について印刷開始時刻は変更不可能と判断する。なお、上述の「印刷時間を守るために印刷画質を低下させてもよい」チェックボタン94による設定に基づき、チェックボタン94がチェックされている場合、ジョブ2について印刷開始時刻は変更可能と判断し、チェックボタン94がチェックされていない場合、ジョブ2について印刷開始時刻は変更不可能と判断してもよい。そして、ジョブ2について印刷開始時刻が変更不可能である場合、ステップS144に移行する。ステップS144での処理は上述の通りであるので、説明は省く。
他方、ステップS142において、ジョブ2について印刷開始時刻が変更可能である場合、ステップS143に移行する。そして、ステップS143において、切替処理制限ルーチンの処理対象をジョブ1からジョブ2に変更して、ステップS101以降の処理を行う。この際、ステップS101において、ジョブ2について初期状態の印刷所要時間TSを計算し、ステップS102において、第1制限時間TL1の替わりに、ジョブ1の印刷終了時刻からジョブ2の印刷終了時刻までの第2制限時間TL2を算出する。そして、ステップS103以降では、第1制限時間TL1を第2制限時間TL2に置き換えて、以後の処理をジョブ2に対して行う。
その結果、ジョブ2についての処理において、ステップS127に移行することなく終了するのであれば、ジョブ2を第2制限時間TL2内に完了させることができるということであり、ジョブ1及びジョブ2の両方の印刷をユーザの所望する時刻通りに実行することができる。
他方、ジョブ2についての処理において、ステップS127に移行する場合には、ジョブ2を第2制限時間TL2内に完了させることができないということであり、ステップS127において、図7に示すユーザインターフェース99が表示され、ジョブ1について印刷時間が足りない旨が報知される。
このジョブ2に対するステップS143、S106〜S111、S112〜S115、S123、S125〜126が、ジョブ2の印刷開始時刻から第2指定手段により指定されたジョブ2の印刷終了時刻までの印刷所要時間Tが、ジョブ1の印刷終了時刻からジョブ2の印刷終了時刻までの第2制限時間TL2以下となる最大の切替回数Mを切替時間TCに基づき算出する第2算出手段に相当する。
また、ジョブ2に対するステップS112〜S117が、第2算出手段により算出された最大の切替回数Mに基づいて、切替処理を制限する第2制限手段に相当する。
さらに、ステップS127が、第2算出手段により算出された切替回数が0回であっても印刷所要時間が第2制限時間TL2を超える場合には、第1指定手段による指定を禁止する禁止手段に相当する。
図9に実施例1の印刷装置の作用効果を示す具体例を示す。この例では、ジョブ1について、切替処理の制限をすることなく印刷する場合には、ジョブ2の印刷開始時刻までに、ジョブ1の印刷が完了しないが、第1算出手段及び第1制限手段により、3回の切替のうち1回を制限して時間短縮することで、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了させることが可能となっている。また、第1算出手段及び第1制限手段により、切替回数を減らし過ぎないようにして、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らして、カラーモードでの印刷の実行を抑制しているので、消耗材の寿命を延ばすことができる。
また、図10に実施例1の印刷装置の作用効果を示す別の具体例を示す。この例では、ジョブ2の印刷終了時刻が指定されており、それに基づいて、ジョブ2の印刷開始時刻が定まるが、ジョブ2については、印刷画質が低下してもよい設定となっている。そして、ジョブ1について切替回数を0回としても、ジョブ1の印刷終了時刻がジョブ2の印刷開始時刻を超えてしまうか、又はジョブ1がファインモードやトナー等の消耗品(部材)セーブモード等の設定が行われている為に切替回数の制限を行えない(印刷所要時間の短縮が行えない)ため、ジョブ1の印刷終了時刻がジョブ2の印刷開始時刻を超えてしまう場合、このままでは、ジョブ1の印刷を実行できない。この場合に、第2算出手段及び第2制限手段により、ジョブ2の2回の切替のうち1回を制限して時間短縮する(但し、ジョブ2が印刷開始時間の変更が可能であることが条件)ことにより、ジョブ1の印刷をジョブ2の印刷開始時刻までに完了させることが可能となっている。また、第2算出手段及び第2制限手段により切替回数を減らし過ぎないようにして、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らして、カラーモードでの印刷の実行を抑制しているので、消耗材の寿命を延ばすことができる。
このように、実施例1の印刷装置は、上述の印刷手段70と、切替手段と、第1算出手段と、第1制限手段とを備えていることから、制限時刻までに印刷を完了できる範囲で、切替回数を減らすことができるので、その分だけ切替時間を削減して印刷所要時間を短縮できる。
さらに、この印刷装置は、第1算出手段により、制限時刻に対して切替回数を減らし過ぎることがないので、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らして、カラーモードでの印刷の実行を抑制することができる。
したがって、実施例1の印刷装置は、印刷所要時間を短縮できるとともに、消耗材の寿命を極力延ばすことができる。
また、この印刷装置において、制限時刻は指定されることが比較的多い他のジョブの印刷開始時刻であることから、第1発明の作用効果を確実に享受できる。
さらに、この印刷装置は、上述の第1制限手段により、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数を極力減らして、カラーモードでの印刷の実行を確実に抑制することができる。このため、この印刷装置は、本発明の作用効果を確実に奏することができる。
また、この印刷装置は、上述の第1指定手段と、禁止手段とにより、ジョブ1の印刷処理と、第1制限時間TL1後に実行しなければいけないジョブ2の印刷処理とが重なることを防止できる。
さらに、この印刷装置は、上述の第2指定手段と、第2算出手段と、第2制限手段と、禁止手段とにより、ジョブ2の印刷所要時間を短縮することができる場合にジョブ1の印刷開始時刻の指定範囲を広げることができる。
実施例2の印刷装置は、実施例1の印刷装置における切替処理制限ルーチンの替わりに、図11に示す切替処理調整ルーチン(ステップS200〜S220)を備えている。その他の構成は、実施例1の印刷装置と同様であるので、説明を省略又は簡略する。
実施例2の印刷装置は、ユーザが所定の割合Rを予め定めることにより、ジョブの切替処理における切替回数を大よそ割合Rで減らして、ジョブの印刷を実行するものである。
例えば、ユーザがジョブを送信する際、ユーザが操作する情報端末装置等の表示画面には、図12に示す「切替処理の調整設定」ユーザインターフェース97が適宜表示される。
インターフェース97には、「切替処理の調整をする」チェックボタン97aが配置され、その右側には「割合R」設定欄97bが配置されている。
ユーザは、切替処理の調整をする際には、チェックボタン97aをチェックし、設定欄97bに、0≦R≦1の範囲で所望の値を入力して、割合Rを設定する。
こうして、ユーザがユーザインターフェース97を使用して設定した切替処理の調整の設定内容は、ジョブに付随する制御情報に反映されるようになっている。このユーザインターフェース97が割合Rをユーザに設定させる設定手段に相当する。
そして、外部の情報端末装置等から伝達されるジョブを制御手段が受信すれば、制御手段は、そのジョブに付随する制御情報に基づいて切替処理調整ルーチンを実施する。
ここで、切替処理調整ルーチンのうち、ステップS204〜S209、S211、S212は、切替処理制限ルーチンのステップS112〜S117、S125、S126と同一であるので説明を省略又は簡略し、切替処理制限ルーチンと異なるステップS201〜S203、S213、S214について詳述する。
まず、ステップS200により切替処理調整ルーチンが開始されると、ステップS201において、ジョブについて初期状態の切替回数MSを計算する。
ステップS202では、調整切替回数MCを算出する。ここで、調整切替回数MCは、初期状態の切替回数MSに上述の割合R(0≦R≦1)を掛けて四捨五入した値である。なお、調整切替回数MCは、後述するステップS207の判定結果により、ステップS214において修正され得る。
ステップS203では、切替制限回数Nを算出する。ここで、切替制限回数N=[初期状態の切替回数MS]−[調整切替回数MC]である。なお、切替制限回数Nは、ステップS207の判定結果により、ステップS211において修正され得る。
ステップS214では、ステップS202で算出した調整切替回数MCが現実には実施不可能である場合に調整切替回数MCを再設定する。この場合には、ステップS211において、切替制限回数Nも修正される。
ステップS213では、エラー処理として、例えば、設定された割合Rでは切替処理の調整ができない旨がユーザに報知される。
ステップS201〜S207、S212、S212、S214が、切替処理における切替回数を予め定めた割合Rで減らして調整切替回数MCを算出する第3算出手段に相当する。
また、ステップS204〜S209が、調整切替回数MCに基づいて、切替処理を制限する第3制限手段に相当する。
このような構成である実施例2の印刷装置は、ユーザがチェックボタン97a及び設定欄97bに入力して、割合Rを任意に設定することにより、ジョブの印刷所要時間の短縮の程度を調整できる。このため、ユーザが、ジョブの印刷を開始するよう指示したが、制限時刻までに印刷を完了できないとして指示を拒絶された場合でも、ユーザがユーザインターフェース97により割合Rを減らして設定することにより、ジョブの印刷所要時間を短縮することができる。このため、この印刷装置は、制限時刻までに印刷を完了できる範囲で、切替回数を減らすことができるので、その分だけ切替時間TCを削減して印刷所要時間を短縮できる。
さらに、この印刷装置は、制限時刻に対して切替回数を減らし過ぎないように、ユーザが割合Rを設定することにより、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らして、カラーモードでの印刷の実行を抑制することができる。
したがって、実施例2の印刷装置も、印刷所要時間を短縮できるとともに、消耗材の寿命を極力延ばすことができる。
また、この印刷装置において制限時刻が定められていない場合でも、ユーザが印刷時間短縮又はトナー消費抑制を優先したいときには、状況に応じて割合Rを増減させて、切替処理の制限の程度を調整することができる。
さらに、この印刷装置は、上述の第3制限手段により、本来モノクロモードで印刷すべきモノクロページをカラーモードで印刷する枚数を極力減らして、カラーモードでの印刷の実行を確実に抑制することができる。このため、この印刷装置は、本発明の作用効果を確実に奏することができる。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例1の印刷装置のスケジュールエラー処理ルーチンにおいて、ステップS142とステップS143との間に、ジョブ1とジョブ2とが同じユーザによるものか否かを判定するステップを追加してもよい。この場合、ジョブ2が他のユーザによるものであって、他のユーザがジョブ2について印刷所要時間の短縮を望まないにもかかわらず、印刷所要時間が短縮されてしまうという事態を抑制することができる。
また、実施例1の印刷装置のステップS111において説明した通り、最大切替回数Mと切替制限回数Nとは、[最大切替回数M]=[初期状態の切替回数MS]−[切替制限回数N」という関係にある。このため、第1算出手段が、切替処理に要する切替時間に基づき、印刷開始時刻から印刷終了時刻までの印刷所要時間が前記印刷開始時刻から所定の制限時刻までの第1制限時間以下となる最小の切替制限回数を算出するものであり、第1制限手段が第1算出手段により算出された切替制限回数に基づいて、切替処理を制限するものである構成も、当然に本発明の印刷装置に含まれる。
さらに、実施例1の印刷装置において、「時間指定印刷設定」ユーザインターフェース90、「切替処理の調整設定」インターフェース97、ユーザインターフェース98及びユーザインターフェース99は、ユーザが操作する情報端末装置等の表示装置等に表示されるが、このような実施形態に限定するものではない。例えば、上記のユーザインターフェース90、97〜99等は、印刷装置に設けられた表示パネルに表示されるようにしてもかまわない。この場合、ユーザが情報端末装置等を操作しておこなう上述の入力操作を印刷装置に設けられた操作ボタンにより行うようにしてもよい。
本発明は印刷装置に利用可能である。
実施例1の印刷装置に係り、(a)はカラーモードの状態にある印刷手段を示す模式図であり、(b)はモノクロモードの状態にある印刷手段を示す模式図である。 実施例1の印刷装置に係り、切替処理制限ルーチンを示すフローチャートである。 実施例1の印刷装置に係り、切替処理制限ルーチンを示すフローチャートである。 実施例1の印刷装置に係り、印刷スケジュールエラー処理ルーチンを示すフローチャートである。 実施例1の印刷装置に係り、「時間指定印刷設定」ユーザインターフェースを示す説明図である。 実施例1の印刷装置に係り、ユーザインターフェースを示す説明図である。 実施例1の印刷装置に係り、ユーザインターフェースを示す説明図である。 実施例1の印刷装置に係り、ジョブ1のページ群の構成例1、2を示す説明図である。 実施例1の印刷装置に係り、具体例を示す説明図である。 実施例1の印刷装置に係り、具体例を示す説明図である。 実施例2の印刷装置に係り、切替処理調整ルーチンを示すフローチャートである。 実施例2の印刷装置に係り、「切替処理の調整設定」ユーザインターフェースを示す説明図である。
70…印刷手段
92a、92b…第1指定手段(92a…「印刷開始時間を指定する」チェックボタン、92b…「何分後に印刷開始」設定欄)
93a、93b…第2指定手段(92a…「印刷終了時間を指定する」チェックボタン、92b…「何分後に印刷終了」設定欄)
97…設定手段(「切替処理の調整設定」インターフェース)
T…印刷所要時間
TC…切替時間
TL1…第1制限時間
TL2…第2制限時間
M…最大の切替回数
S106〜S111、S112〜S115、S123、S125〜126…第1算出手段
S143、S106〜S111、S112〜S115、S123、S125〜126…第2算出手段
S112〜S117…第1制限手段
S112〜S117…第2制限手段
S127…禁止手段
S201〜S207、S212、S212、S214…第3算出手段
S204〜S209…第3制限手段

Claims (4)

  1. ダイレクトタンデム式の印刷装置であって、
    ジョブに基づいてカラーモード又はモノクロモードで被記録媒体に画像を印刷する印刷手段と、
    カラーページを印刷する際には前記カラーモードに、モノクロページを印刷する際には前記モノクロモードに切り替える切替処理を行う切替手段と、
    前記切替処理に要する切替時間に基づき、前記ジョブについて、印刷開始時刻から印刷終了時刻までの印刷所要時間(T)が前記印刷開始時刻から所定の制限時刻までの第1制限時間(TL1)以下となる最大切替回数(M)を算出する第1算出手段と、
    前記第1算出手段により算出された前記最大切替回数(M)に基づいて、本来前記モノクロモードで印刷すべき前記モノクロページを前記カラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らすように、前記ジョブについての前記切替処理を制限する第1制限手段とを備え
    前記第1制限手段は、前記ジョブにおける前記モノクロページが連続するページ群のうち、1又は2以上の前記ページ群を前記カラーモードに変更する場合に前記最大切替回数(M)と一致する切替回数で前記切替処理を行わせる前記ページ群の組合せが抽出された場合、ページ数の総和が最小である前記組合せを構成する前記ページ群を前記カラーモードで印刷するように設定を変更し、
    前記第1制限手段は、前記組合せの抽出数が0である場合には、前記最大切替回数(M)を1回減算することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制限時刻は、他のジョブの印刷開始時刻である請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記第1制限手段により前記切替処理を制限される前記ジョブの前記印刷開始時刻を指定する第1指定手段と、
    前記最大切替回数(M)が0回であっても、前記ジョブの前記印刷所要時間(T)が前記第1制限時間(TL1)である前記他のジョブの前記印刷開始時刻を超える場合には、前記第1指定手段による前記ジョブの前記印刷開始時刻の指定を禁止する禁止手段とを備える請求項記載の印刷装置。
  4. ダイレクトタンデム式の印刷装置であって、
    ジョブに基づいてカラーモード又はモノクロモードで被記録媒体に画像を印刷する印刷手段と、
    カラーページを印刷する際には前記カラーモードに、モノクロページを印刷する際には前記モノクロモードに切り替える切替処理を行う切替手段と、
    前記ジョブについて、前記切替処理における切替回数を予め定めた割合で減らし調整切替回数(MC)を算出する第3算出手段と、
    前記割合をユーザに設定させる設定手段と、
    前記調整切替回数(MC)に基づいて、本来前記モノクロモードで印刷すべき前記モノクロページを前記カラーモードで印刷する枚数を可能な限り減らすように、前記ジョブについての前記切替処理を制限する第3制限手段とを備え
    前記第3制限手段は、前記ジョブにおける前記モノクロページが連続するページ群のうち、1又は2以上の前記ページ群を前記カラーモードに変更する場合に前記調整切替回数(MC)と一致する切替回数で前記切替処理を行わせる前記ページ群の組合せが抽出された場合、ページ数の総和が最小である前記組合せを構成する前記ページ群を前記カラーモードで印刷するように設定を変更し、
    前記第3制限手段は、前記組合せの抽出数が0である場合には、前記調整切替回数(MC)を1回減算することを特徴とする印刷装置。
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