JP2000318220A - カラー画像形成装置及び印刷エンジンの切替え方法 - Google Patents

カラー画像形成装置及び印刷エンジンの切替え方法

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JP2000318220A
JP2000318220A JP11131848A JP13184899A JP2000318220A JP 2000318220 A JP2000318220 A JP 2000318220A JP 11131848 A JP11131848 A JP 11131848A JP 13184899 A JP13184899 A JP 13184899A JP 2000318220 A JP2000318220 A JP 2000318220A
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Tetsuei Kogai
哲英 小飼
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Casio Electronics Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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  • Color, Gradation (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドキュメントがモノクロとカラーの場合と
で、印刷モードを切替えるカラー画像形成装置は、ドキ
ュメントにカラーとモノクロが混在している場合印刷速
度が遅い。 【解決手段】 モノクロによる印刷を指定してあるペー
ジは、モノクロ印刷モードに、カラーによる印刷を指定
してあるページは、カラー印刷モードに印刷エンジンを
切替えて印刷を行う。そして1つの印刷ジョブ内でカラ
ー印刷を特定枚数以上行うと、以降の印刷は全てカラー
印刷モードで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーのドキュメ
ントとモノクロのドキュメントで印刷モードを切替える
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷機やカラープリンタ、カラーコピー
機などのカラー画像形成装置では、減法混色の三原色で
あるY(イエロー:黄色)トナー、M(マゼンタ:赤色
染料)トナー及び、C(シアン:緑味のある青色)トナ
ーの各色トナーと、文字等の印字等に使用されるK(ブ
ラック:黒)トナーの合計4種類のトナー、及び各トナ
ーに対する現像機器を組装置化(ユニット化)して印刷
(画像転写)エンジンに備えている。画像転写時には、
各色毎のフレームメモリ上に展開されている画素情報に
基づいて、各色のユニットを稼動させてトナーを印刷用
紙に転写する。
【0003】この様なカラー画像形成装置では、印刷
(画像転写)されるドキュメントは必ずしもカラードキ
ュメントに限られるものでは無く、実際には、カラード
キュメントとモノクロドキュメントの両方の印刷に用い
られている。
【0004】モノクロのドキュメントは、通常Kトナー
のプロセスユニット(以下モノクロプロセスユニット、
その他のプロセスユニットをカラープロセスユニットと
いう)のみを用いれば印刷を行える。よってカラー画像
形成装置の中には、トナーの消費や摩擦等によるプロセ
スユニットの劣化を削減するために、印刷ドキュメント
がモノクロの場合はカラープロセスユニットを稼動させ
ないように切り離し、モノクロプロセスユニットのみを
稼動するようにすることによりカラープロセスユニット
の消費を防止する機能を備えているものがある。
【0005】尚、本明細書でのプロセスユニットの稼動
とは、上記機能を持たない画像形成装置でのモノクロ印
刷時のカラープロセスユニットのような、実質的には印
刷を行っておらず単にプロセスユニットが空転している
状態をも含んでいる。
【0006】この様な切替えを行うカラー画像形成装置
の例として、例えば図5にカラー画像形成装置の代表的
なプロセス方式の1つであるタンデム型のカラープリン
タの例を示す。タンデム式のプロセス方式は、図5に示
すように各トナー毎にドラムを備え、これらを搬送路に
並設して、1行程で全色の転写を行うことにより高速な
印刷処理を実現するものである。
【0007】図7のカラープリンタは、カラーページの
印刷を行う時は並設しているプロセスユニット全てを稼
動させ、モノクロのドキュメントの印刷時にはモノクロ
プロセスユニットのみ稼動させる機能を備えている。
【0008】同図(a)は、カラー印刷を行う場合の状
態(以下カラー印刷モードという)を示し、同図(b)
は、モノクロ印刷を行う場合の状態(以下モノクロ印刷
モード)を示す印刷エンジンの断面図である。
【0009】図(a)、(b)に示すように、印刷エン
ジンはカラープロセスユニットの感光体ドラム41a、
41b及び41c、及びモノクプロセスロユニットの感
光体ドラム42の4個の感光体ドラムを直列多段式に並
設して備えている。これらの感光体ドラム41a、41
b、41c及び42は、それぞれ個々に所定の色トナー
像を担持する。また、これらの感光体ドラム41a、4
1b、41c及び42に対向して、これら感光体ドラム
41a、41b、41c及び42の図の矢印Hで示す並
設方向に循環移動する搬送ベルト43が配設される。搬
送ベルト43は、回転ローラ46、47間にループ状に
配置され、外周面に用紙(転写材)を吸着し、上記感光
体ドラム41a、41b、41c及び42に用紙を接触
させるべく循環移動する。
【0010】駆動回転ローラ46及び従動回転ローラ4
7が図の反時計回り方向に回転すると、用紙(転写材)
が従動回転ローラ47側から駆動回転ローラ46側へ搬
送される間に用紙にトナー像が転写されるように搬送ベ
ルト43を循環移動させる。
【0011】また搬送ベルト43の上循環部と下循環部
の間にある可動アーム55が配設される。この可動アー
ム55は、一方の端部に固定支持ロ一ラ56を備え、他
方の端部には可動支持ローラ57を備えている。
【0012】固定支持ロ一ラ56は、支軸59により装
置本体のフレーム52に回転自在に位置固定されてい
る。固定支持ロ一ラ56は、駆動回転ローラ46に最も
近い感光体ドラム42と搬送ベルト43を常時接触させ
るべく搬送ベルト43の内周面に当接し、これにより、
感光体ドラム42に対して用紙(転写材)を常時同一姿
勢で接触させるべく搬送ベルト43を転写可能位置に保
持している。
【0013】また可動支持ローラ57は、搬送ベルト4
3の内周面に当接して搬送ベルト43を支持している。
この可動アーム55の下部にはカム係合部61が側方に
突設して形成されており、このカム係合部61に対し、
カム63が滑動自在に当接している。カム63は、支点
62を中心にして正逆両方向に90度回動し、可動アー
ム55を選択的に移動制御して可動アーム55の位置決
めを行う。可動アーム55は、可動支持ローラ57側端
部が支軸59を中心にして図の両方向矢印Jに示すよう
に上下方向(搬送ベルト43面に交差する方向)に回動
(揺動)し、可動支持ローラ57を介して搬送ベルト4
3を移動させる。
【0014】同図(a)は、カム63が反時計回り方向
へ90度回動した状態を示している。このときカム63
のカム係合部61への当接点は支点62から最も遠い点
となっており、可動アーム55はカム63に押し上げら
れて上方向に回動し、上位置に定位している。これによ
って、可動アーム55は、カム63による移動制御によ
り、可動支持ローラ57を介して、常時転写可能位置に
あるモノクロプロセスユニットの感光体ドラム42以外
の他の感光体ドラム41に対して、搬送ベルト43を転
写可能位置に移動させる。
【0015】また、同図(b)は、カム63が同図
(a)の位置から時計回り方向へ90度回動した状態を
示している。このときカム63のカム係合部61への当
接点は支点62から最も近い点となっており、可動アー
ム55は下方に回動して下位置に定位している。これに
よって、可動アーム55は、カム63による移動制御に
より、感光体ドラム42のみを除き、カラープロセスユ
ニットの感光体ドラム41に対して搬送ベルト43を転
写不能位置に移動させ、切り離す。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ドキ
ュメントがカラーかモノクロかによる印刷モードの切替
えは、機械的な稼動によって各プロセスユニットと用紙
の接触の切り離しが行われている。またこの印刷モード
の切替えは、用紙が完全に排紙された状態になるまで行
えない。よって1回の切替えを行うには10〜30秒程
度と非常に時間がかかる。その為1つのジョブにカラー
ページとモノクロページが混在する印刷を行う場合、そ
の都度の切替えに時間を要してしまい、タンデム方式の
メリットである高速性を生かすことが出来ない。
【0017】また、このことは上記したタンデム式の印
刷エンジンを持つものだけに限られることではなく、他
の例えば単一ヘッドによる方式や、中間転写体を用いる
場合でも、印刷モードの切替えは機械的な手法によって
行われるので、同様に切替えに大きな時間を費やすの
で、モノクロとカラーが混在する場合、印刷速度が遅く
なるという問題点を持つ。
【0018】本発明は、上記問題点を鑑み、プロセスユ
ニットの消費抑えると共に印刷スピードを確保すること
が出来る画像形成装置を提供することを課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明の態様
によれば、モノクロ印刷モードとカラー印刷モードの切
替えを行う印刷モード切替え手段と、印刷ジョブに前記
カラー印刷モード若しくは前記モノクロ印刷モードでの
印刷処理の指示が含まれている場合、所定回数だけ前記
印刷モード切替え手段にモード切替えを指示する切替え
指示手段と、該切替え指示手段によって指示されたモー
ドに従って、印刷データに対する印刷処理を行う印刷処
理手段とを備えるカラー画像形成装置を提供することに
よって達成できる。
【0020】また、上記課題は本発明の他の態様によれ
ば、モノクロ印刷モードとカラー印刷モードの切替えが
可能な印刷エンジンを備えるカラー画像形成装置におい
て、モノクロによる印刷が指定してある場合は、前記モ
ノクロ印刷モードに、カラーによる印刷が指定してある
場合は、前記カラー印刷モードに前記印刷エンジンを切
替える印刷モード切替え手段と、1つの印刷ジョブ処理
中に、特定の条件を満足すると前記印刷モード切替え手
段に前記印刷ジョブの以降の印刷を全て前記カラー印刷
モード若しくは前記モノクロ印刷モードで行うよう指示
する切替え指示手段とを備えるカラー画像形成装置を提
供することによって達成できる。
【0021】すなわち、本発明によるカラー画像形成装
置は、モノクロ印刷モードとカラー印刷モードの切替え
が可能な印刷エンジンを備えることを前提とし、印刷モ
ード切替え手段及び切替え指示手段を備える。
【0022】印刷モード切替え手段は、印刷モード切替
え手段は、モノクロによる印刷が指定してある場合は、
上記モノクロ印刷モードに、カラーによる印刷が指定し
てある場合は、上記カラー印刷モードに上記印刷エンジ
ンを切替える。
【0023】切替え指示手段は、1つの印刷ジョブ処理
中に、特定の条件を満足した場合、例えば上記印刷ジョ
ブ内にカラーによる印刷指定がある場合、或は上記印刷
ジョブ内にカラーによる印刷指定が特定数以上ある場合
などに、上記印刷モード切替え手段に上記印刷ジョブの
以降の印刷を全て上記カラー印刷モード若しくは上記モ
ノクロ印刷モードで行うよう指示する。
【0024】本発明によれば、印刷モード切替え手段が
カラー印刷指定の場合はカラー印刷モードに、モノクロ
印刷指定の場合はモノクロ印刷モードに印刷エンジンを
切替えることができる。
【0025】また、1つの印刷ジョブにカラー印刷指定
とモノクロ印刷指定が混在している場合には、切替え指
示手段が、特定条件を満たすと以降の印刷を全てモノク
ロ印刷モード或はカラー印刷モードで行うよう指示す
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は本実施形態において使用するカラー画
像形成装置として、タンデム方式のカラープリンタの例
を説明するものである。
【0027】同図において、カラープリンタ1は、用紙
供給/搬送機構2、複数の画像形成ユニット3、定着器
4で構成されている。用紙供給/搬送機構2は、用紙P
を積載収納した給紙カセット5、及び用紙搬送系6で構
成されている。また、用紙搬送系6は給紙カセット5か
ら用紙Pを搬出するための給紙コロ7、給紙コロ7によ
って搬出された用紙Pを搬送する用紙搬送経路8、用紙
位置をトナー像に一致させて給紙するための待機ロール
9、不図示のモータによって駆動する駆動ロール10、
11、駆動ロール10、11によって回動する搬送ベル
ト12で構成されている。
【0028】給紙カセット5から給紙コロ7の回動によ
り用紙搬送経路8に搬出される用紙Pは、給紙コロ7の
回動により待機ロール9まで送られ、後述する感光体ド
ラムに形成されるトナー像と一致するタイミングで搬送
ベルト12上を移動する。
【0029】用紙Pが搬送ベルト12を移動する間、搬
送ベルト12上の用紙Pには各画像形成ユニット15、
16、17、18によって各色のトナーが転写され、用
紙Pにカラー転写が行われる。その後、定着器4によっ
て熱定着処理を施し、用紙Pを機外に搬出する。
【0030】また、定着器4は熱ロール4aと圧接ロー
ル4bで構成され、用紙Pがこの熱ロール4aと圧接ロ
ール4b間を挟持搬送される間、用紙Pに転写された例
えば複数色のカラートナーは溶融して用紙Pに印刷され
る。
【0031】一方、画像形成ユニット部3は上述のよう
に、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、
ブラック(BK)の4個の画像形成ユニット15〜18
で構成され、この順序で配設されている。イエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)は、減法混色に
よりカラー印刷を行う画像形成ユニット15〜17であ
り、ブラック(BK)の画像形成ユニット18はモノク
ロ印刷に使用する画像形成ユニットである。
【0032】各画像形成ユニット15〜18は、現像容
器に収納された現像剤(の色)を除き、全く同じ構成で
あり、感光体ドラムの周面近傍に帯電器、印字ヘッド、
現像器、転写器を順次配置する構成である。ここで、4
個の画像形成ユニット15〜18を代表してシアン用の
画像形成ユニット17を例にして構成を説明する。感光
体ドラム20は、その周面が例えば有機光導電性材料で
構成され、感光体ドラム20の周面近傍には、帯電器2
1a、印字ヘッド21b、現像ロール(現像器21c、
転写ロール21dが順次配設されている。感光体ドラム
20は矢印方向に回動し、先ず帯電器21aからの電荷
付与により、感光体ドラム20の周面を一様に帯電す
る。次に、印字ヘッド21bから印字情報に基づく光書
き込みにより、感光体ドラム20の周面に静電潜像を形
成し、現像ロール21cによる現像処理によりトナー像
を形成する。この時、感光体ドラム20の周面に形成す
るトナー像は、現像容器21cに収納したシアン(C)
色のトナーによる。このようにして感光体ドラム20の
周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム20の矢印
方向の回動に伴って転写ロール21dの位置に達し、転
写ロール21dによって搬送ベルト12上を搬送される
用紙Pに転写される。
【0033】用紙Pの上面に転写されたトナー像は、搬
送ベルト12の移動と共に矢印方向に搬送され、上述と
同様の構成の他の画像形成ユニット15、16によって
順次転写された、他のイエロー(Y)及びマゼンダ
(M)のトナーと共に減法混色に基づくカラー印刷が行
われる。
【0034】例えば、印刷画像が青色であれば、減法混
色の原理に基づき画像形成ユニット16からマゼンタ
(M)色のトナーを用紙Pに転写した後、画像形成ユニ
ット17からシアン(C)色のトナーを用紙Pに転写
し、青色画像を実現する。また、例えば、印刷画像が赤
色であれば、現像ユニット15からイエロー(Y)色の
トナーを用紙Pに転写した後、画像形成ユニット16か
らマゼンタ(M)色のトナーを用紙Pに転写し、赤色画
像を実現する。
【0035】上述のようにしてカラー印刷が行われた用
紙Pは搬送ロール22によって排紙部に導かれ、排紙ロ
ール22’によって排紙部22”に排出される。以上の
様な機構をプリンタ装置が持ち、上述のように処理する
ことにより、希望のカラー印刷を行うことができる。
【0036】次に、図2は上述のカラープリンタ1のシ
ステム図であり、カラープリンタ1は、同図に示すよう
にインターフェイスコントローラ(以下、I/Fコント
ローラで示す)23、プリンタエンジン24で構成され
ている。また、I/Fコントローラ23はCPU25、
システムRAM26、ROM27、セントロニクスイン
ターフェイス(セントロI/F)28、及び複数のフレ
ームメモリ31Y、31M、31C、31BKで構成さ
れている。
【0037】CPU25はホスト機器(PC)から供給
される印刷データを、セントロインターフェイス28を
介して入力し、コマンド解析し、文字コードに対しては
不図示のCG(キャラクタジェネレータ)から対応する
文字パターンデータを読み出し、制御コマンドに対して
は対応するコマンド処理を実行する。尚、上述の処理は
ROM26に記憶されたプログラムに従って処理を行
う。
【0038】ここで、上述のフレームメモリ30Y、3
0M、30C、30BKには対応する色のビットマップ
データが展開される。例えば、フレームメモリ30Yに
は前述のイエロー(Y)のビットマップデータが展開さ
れ、フレームメモリ30Mには前述のマゼンダ(M)の
ビットマップデータが展開され、フレームメモリ30C
には前述のシアン(C)のビットマップデータが展開さ
れ、フレームメモリ30BKには前述のブラック(B
K)のビットマップデータが展開される。
【0039】上記各フレームメモリ30Y、30M、3
0C、30BKに展開されたデータは、CPU25の命
令に基づいて、対応するビデオ転送回路31Y、31
M、31C、31BKに送られ、更にビデオ転送回路3
1Y、31M、31C、31BKからプリンタエンジン
部24に供給される。以上の構成のカラープリンタ1に
おいて、まず本発明の基本原理について説明する。
【0040】これまでのカラープリンタでは、1つの印
刷ジョブ内にモノクロ印刷の指定のあるページとカラー
印刷の指定のあるページとが混在している場合、その都
度ページ単位でモノクロ印刷モードとカラー印刷モード
の切替えを行っていた。
【0041】それに対し本発明では、1つの印刷ジョブ
内にモノクロ印刷の指定ページとカラー印刷の指定ペー
ジとが混在している場合、ページ単位で切替えるのでは
なく、ジョブ単位で切替えを行うかを評価する。
【0042】図3は、本発明での印刷エンジンの切替え
方式の説明図である。同図(a)に示すような、1ペー
ジ目がモノクロ、2ページ目がカラー、3ページ目がモ
ノクロ、..と交互に指定が切り替わる印刷ジョブに対
して、従来の方式は同図(b)に示すように、ページ毎
にその都度印刷エンジンに対しカラー印刷モードとモノ
クロ印刷モードの切替えを行っていた。
【0043】これに対し本発明では、1つの印刷ジョブ
内で特定の条件を満足すると以降の印刷を全てカラー印
刷モードで行うようにする。例えば、同図(c)に示す
ように印刷ジョブ内にカラーページが存在して、一度カ
ラーモードに切り替わるとそれ以降のページ印刷を、モ
ノクロ印刷指定のページも含め全てカラー印刷モードで
印刷するようにする。或はカラー印刷モードへの切替え
回数をカウントし、特定回数カラー印刷モードに切り替
わるとそれ以降のページ印刷を全てカラー印刷モードで
印刷するようにする。
【0044】同図(d)は、上記特定回数を「2」とし
2回カラー印刷モードに切り替わると、以降の印刷を全
てカラー印刷モードで行う。カラー印刷モードとモノク
ロ印刷モードとの切替えをこの様に制御して行うことに
より、プロセスユニットの消費や劣化を抑えつつ印刷ス
ピードを確保することが出来る。
【0045】尚、図3において、ページプリンタの様な
モノクロ/カラーの指定をページ単位で行う場合を例に
して説明してあるが、本発明はこれに限られるものでは
なく、帳表形式などの連続用紙の転写材に対してモノク
ロ/カラーの指定が混在する場合や、1枚の転写材内で
カラー指定部分とモノクロ指定部分が混在するような場
合にも対応出来る。次に本発明の一実施形態としてペー
ジカラーページプリンタを例にして説明する。
【0046】図4は上記切替えを行うカラープリンタの
コントローラのソフト構成図である。同図では、前述の
セントロI/F28(尚、LAN I/F等を経由して
もよい)を介して、PC(パーソナルコンピュータ・外
部機器)から印刷コマンドの形式で印刷ジョブを受取
り、この印刷ジョブの受信データと自己の印刷パネル等
から指定されている指示情報に基づき画像を用紙(転写
材)に転写してゆく。
【0047】通常1つの印刷ジョブには、複数ページ分
の印刷イメージが印刷コマンドの形式で指示されてい
る。プリンタは受信タスク32を発行してデータ受信制
御を行い、1つの印刷ジョブ全てを一度に、或は複数回
に分けて受信バッファ26’(前述のRAM26の一部
領域)に受信する。
【0048】受信バッファ26’は、外部からの受信デ
ータを一時的に保持するもので、通常数Mバイト程度の
大きさを持ち、数ページ分のデータを保持できる。受信
バッファ26’内に保持された受信データは、印刷コマ
ンドとして実行・描画タスク33により順次実行処理さ
れて、各ページ、各色毎の画素データに変換され、それ
ぞれの色に対応するフレームメモリ30Y〜30BK内
に展開されてゆく。
【0049】実行・描画タスク33は、受信バッファ2
6’からデータを取込み、これを画素データに変換して
Y、M、C、Kの各色毎のフレームメモリ30Y〜30
BKに展開すると共にページ制御情報域34にページ制
御情報を設定する。
【0050】フレームメモリ30Y〜30BKは、カラ
ープリンタの制御装置のワークメモリ上に設けられるも
ので、カラーページの印刷の場合にはY、M、C、Kの
各色毎のフレームに、またモノクロページの印刷に対し
てはKのみのフレームとして形成され、画素データが展
開される。
【0051】またこの時、制御装置のワークメモリ上に
はフレームメモリ13と共にページ制御情報域34及び
指示情報域35が設けられる。このページ制御情報域3
4内の情報(以下ページ制御情報という)は、フレーム
メモリ上に作成したビデオ転送データ1ページに1組づ
つ対応して生成されるもので、対応ページに関する制御
情報である。このページ制御情報は、印刷コマンドと共
に印刷ジョブとして外部機器から受信して得られるか、
或は印刷コマンドをフレームメモリ上の画素データに展
開する際の印刷コマンドのデコードにより得られる。
【0052】本実施形態では、このページ制御情報とし
て、少なくとも次の情報を持つ。 a.対応ページがモノクロページかカラーページかの識
別情報 b.対応ページが単位(セット)印刷ジョブの開始ペー
ジ(1ページ目)や終了ページ(最終ページ)であるこ
とを示す識別情報 このページ制御情報は印刷コマンドと共にプリンタに送
信され、或は印刷コマンドから生成されて、実行・描画
タスク33により各印刷ページ毎のページ制御情報領域
34にセットされる。
【0053】また指示情報域35は、インターフェース
を介しての外部からの指示入力、或はプリンタの操作パ
ネルから入力される印刷条件がセットされる。この指示
情報域35内にセットされる印刷条件には少なくとも次
の情報が含まれている。
【0054】a.印刷モードの指定(モノクロモード、
カラーモード、カラーエコノミモード) b.カラーエコノミモード指定時に用いられるページ単
位/ジョブ単位の指定 c.カラーエコノミモードのジョブ単位指定時に用いら
れるジョブ単位制御ページ数 本実施形態のカラープリンタは、印刷モードとしてモノ
クロモード、カラーモード及びカラーエコノミモードの
3つの印刷モードを備え、指示情報域35への設定を変
更することによりこれらを切替えることが出来る。
【0055】カラーモードは、1つの印刷ジョブ内では
印刷エンジンのモード切替えを行わず、印刷を行うペー
ジに対する指定がカラーかモノクロかの如何にかかわら
ず全て印刷エンジンをカラー印刷モードの状態にして印
刷を行う。
【0056】モノクロモードも、1つの印刷ジョブ内で
は印刷エンジンのモード切替えを行わないモードで、印
刷を行うページに対する指定がカラーかモノクロかの如
何にかかわらず、全て印刷エンジンをモノロユニット以
外は切り離したモノクロ印刷モードにして印刷を行う。
【0057】またカラーエコノミモードは、モノクロペ
ージ印刷時はモノクロ印刷モードに印刷エンジンを切替
え、カラーページ印刷時にはカラー印刷モードに切替え
て行う印刷モードである。このカラーエコノミモード選
択時には、カラー印刷モードとモノクロ印刷モードの切
替えをページ単位での評価で行うか、ジョブ単位での評
価により行うかを選択設定することが出来る。ページ単
位での評価の場合、各印刷ページに対する指定がカラー
かモノクロかによって印刷エンジンをカラー印刷モード
とモノクロ印刷モードとで切替えを行う(図3(b)の
切替え方式)。またジョブ単位指定の場合には、カラー
印刷モードでの印刷ページ数を数え、ジョブ単位制御ペ
ージ数分のカラー印刷モードでの印刷後は、モノクロ印
刷指定のページに対してもモノクロ印刷モードへの切替
えを行わずに、そのページ以降の印刷は全てカラー印刷
モードで印刷する(図3(d)の切替え方式)。尚ジョ
ブ単位指定時に、ジョブ単位制御ページが指定されてい
ない時は、ジョブ単位制御ページに「1」が設定されて
いるものとして動作し、カラーページの指定が1ページ
でも存在すれば、以降のページの印刷は、カラー印刷モ
ードで印刷する(図3(c)の切替え方式)。
【0058】フレームメモリへの展開が完了したページ
のデータは、順次給紙/転送/排紙タスク36がキュー
イングを制御しながらビデオI/Fを介して印刷エンジ
ンに出力する。またこの時給紙/転送/排紙タスク36
は、指示情報域35に指定された印刷条件に則って、印
刷モード切替え部37に印刷エンジンのモード切替えを
指示する。印刷モード切替え部37は、給紙/転送/排
紙タスク36の指示に従い、印刷エンジンのカラー印刷
モードへの又はモノクロ印刷モードへの切替えを制御す
る。
【0059】図5は給紙/転送/排紙タスク36による
印刷エンジンの印刷モードの切替え制御処理を示すフロ
ーチャートである。印刷ページのフレームデータがフレ
ームメモリ30Y〜30BKに展開されると、給紙/転
送/排紙タスク36は、ステップS1としてまず指示情
報域35より、この印刷ジョブをどの印刷モードにより
処理するかを調べる。その結果指示情報領域にカラーモ
ード若しくはモノクロモードの指定があるときは(ステ
ップS1、N)、この印刷ジョブはカラーモード若しく
はモノクロモードで処理するので、印刷モード切替え制
御部37に印刷エンジンをカラー印刷モード若しくはモ
ノクロ印刷モードに切替えるように指示し、以降フレー
ムメモリに展開が完了した画素データをキューイングを
管理しながらビデオI/Fに送る。
【0060】また、ステップS1で、指示情報域35に
カラーエコノミモードが設定されている時は(ステップ
S1、Y)、この印刷ジョブはカラーエコノミモードで
処理するので、以下のステップS2以降の処理を行う。
【0061】ステップS2で、給紙/転送/排紙タスク
36は印刷対象となっているページのページ制御情報を
ページ制御情報域34から取込む。そしてこのページ制
御情報から、印刷対象ページがカラーページかモノクロ
ページかが判断される(ステップS3)。その結果カラ
ーページならば(ステップS3、カラーページ)、次に
指示情報域35内に設定されているモード指定とジョブ
単位制御ページ数が調べられる(ステップS4、S
5)。その結果、モード指定がジョブ単位が指定され
(ステップS4、ジョブ単位)、かつジョブ単位制御ペ
ージ数が設定されていれば(ステップS5、有)、次に
ステップS6としてこのジョブ単位制御ページ数とこの
印刷ジョブでカラー印刷が行われたページ数を比較する
(ステップS6)。
【0062】その結果ジョブ単位制御ページ数と印刷し
たカラーページ数が一致しなければ(ステップS6、不
一致)、ステップS7としてカラーページの数を1つイ
ンクリメントした後、また一致した場合には(ステップ
S6、一致)直ちに、印刷モード切替え制御部37に印
刷エンジンをカラー印刷モードにするよう指示する(ス
テップS8)。
【0063】またステップS4及びステップS5で、指
示情報領域35内のモード指定がページ単位が指定され
ている場合(ステップS4、ページ単位)や、ジョブ単
位制御ページ数が設定されていない場合(ステップS
5、無)は、ステップS8の処理に移り、モード切替え
制御部37に印刷エンジンをカラー印刷モードにするよ
う指示する。
【0064】またステップS3で、印刷対象となるペー
ジがモノクロページである時(ステップS3、モノクロ
ページ)は、次に指示情報域35内に設定されているモ
ード指定とジョブ単位制御ページ数を調べる(ステップ
S10、S11)。その結果モード指定がジョブ単位が
指定され(ステップS10、ジョブ単位)かつジョブ単
位制御ページ数が設定されていれば(ステップS11、
有)、次にステップS12としてこのジョブ単位制御ペ
ージ数とこの印刷ジョブでカラー印刷が行われたページ
数を比較する(ステップS12)。
【0065】その結果ジョブ単位制御ページ数と印刷し
たカラーページ数が一致すれば(ステップS12、一
致)、このページをカラー印刷モードで印刷するので、
ステップS8の処理に移り、モード切替え制御部37に
印刷エンジンをカラー印刷モードにするよう指示する。
【0066】またステップS12でジョブ単位制御ペー
ジ数と印刷したカラーページ数が一致しなければ(ステ
ップS12、不一致)、モード切替え制御部37に印刷
エンジンをモノクロ印刷モードにするよう指示する(ス
テップS13)。
【0067】ステップS8またはS13により、モード
切替え制御部37に印刷エンジンのモード切替えを指定
後、給紙/転送/排紙タスク36は、ステップS9とし
てフレームメモリ30Y〜30BK内の画素データをビ
デオI/Fに転送してこの印刷ページに対する処理を終
了する。以降この印刷ジョブ内の最終ページまで、図5
のステップ2以降の処理を繰り返してゆく。次に給紙/
転送/排紙タスク36による、別形態の印刷エンジンの
印刷モードの切替え制御処理について説明する。
【0068】図5に示した処理例では、給紙/転送/排
紙タスク36は印刷エンジンをカラー印刷モードで印刷
した枚数を数え、特定数に達すると以降の印刷を全てカ
ラー印刷モードで行っていた。しかし、1つの印刷ジョ
ブ内にカラーページとモノクロページが混在する場合、
一般的にカラーページとモノクロページは交互にあるの
ではなく特定箇所に集中してある場合が多い。この様な
場合には、カラーページの数の割には印刷エンジンのモ
ード切替えする回数は少なくなる。この別形態の切替え
制御では、この様な場合の印刷ジョブにも対応したもの
で、これまでの切替え制御が印刷した枚数が特定回数に
達することをモード切替えを停止する条件としているの
に対し、この別形態では、印刷エンジンのモード切替え
の回数が特定値に達すると、以降は全てカラー印刷モー
ドで印刷を行う。
【0069】図6は、この別形態での給紙/転送/排紙
タスク36による印刷エンジンの印刷モードの切替え制
御処理の示すフローチャートである。印刷ページのフレ
ームデータがフレームメモリに展開されると、給紙/転
送/排紙タスク36は、ステップS21として、まず指
示情報域35からこの印刷ジョブをどの印刷モードによ
って処理するかを調べる。その結果指示情報領域にカラ
ーモード若しくはモノクロモードの指定があるときは
(ステップS21、N)、この印刷ジョブはカラーモー
ド若しくはモノクロモードで処理するので、印刷モード
切替え制御部15に印刷エンジンをカラー印刷モード若
しくはモノクロ印刷モードに切替えるように指示し、以
降フレームメモリに展開が完了した画素データをキュー
イングを管理しながらビデオI/Fに送る。
【0070】またステップS21で、指示情報域35に
カラーエコノミモードが設定されている時は(ステップ
S21、Y)、この印刷ジョブはカラーエコノミモード
で処理するので、給紙/転送/排紙タスク36は、次に
ステップS22として指示情報域35内に設定されてい
るモード指定を調べる(ステップS22)。その結果、
ページ単位が指定されている場合(ステップS22、ペ
ージ単位)には、図5で説明したように以降ページ単位
で印刷エンジンを切替えて印刷を行ってゆく。
【0071】またステップS22でモード指定にジョブ
単位が指定されていれば(ステップS22、ジョブ単
位)、次にステップS23としてジョブ単位制御ページ
数が調べられ、ジョブ単位制御ページ数が指定されてい
れば、ステップS25に直ちに処理を移し、指定されて
いなければ(ステップS23、無)、ジョブ単位制御ペ
ージ数に「1」が設定した後処理をステップS25に移
す。
【0072】ステップS25で、給紙/転送/排紙タス
ク36は印刷対象となっているページのページ制御情報
を取込む。そしてこのページ制御情報から、ステップS
26として印刷ページがカラーページかモノクロページ
かを判断し、カラーページならば(ステップS26、
Y)、次にステップS27として印刷エンジンの現在の
モードを調べる。その結果カラー印刷モードならば(ス
テップS27、カラー)、モード切替えの必要はないの
で、フレームメモリ13内のデータをビデオI/Fに転
送する(ステップS30)。またステップS27で、現
在印刷エンジンがモノクロ印刷モードにあるのならば
(ステップS27、モノクロ)、ステップS28として
切替え回数を1つインクリメントした後、モード切替え
制御部37に印刷エンジンをカラー印刷モードに切替え
るよう指示する(ステップS29)と共に、ステップS
30としてフレームメモリ13内のデータをビデオI/
Fに転送する(ステップS30)。
【0073】またステップS26で、印刷対象となって
いるページがモノクロ印刷が指定されているのならば
(ステップS26、N)、ステップS31として印刷エ
ンジンの現在のモードを調べる。その結果カラー印刷モ
ードならば(ステップS31、モノクロ)、モード切替
えの必要はないので、ステップS30に処理を移す。ま
た現在印刷エンジンがカラー印刷モードならば(ステッ
プS31、カラー)、次にステップS32としてカウン
トしている切替え回数と指示情報域35に指定されてい
る制御ページ数を比較する。その結果切替え回数と制御
ページ数が同じならば(ステップS32、Y)、以降の
印刷では印刷エンジンのモード切替えを行わないので直
ちに、また切替え回数が制御ページ数にまだ達していな
いのならば(ステップS32、N)、モード切替え部1
5に印刷エンジンをモノクロ印刷モードに切替えるよう
指示し(ステップS33)た後、ステップS30に処理
を移し、フレームメモリ30Y〜30BK内のデータを
ビデオI/Fに転送する。
【0074】以降印刷ジョブの各ページに対してステッ
プS25以降の処理を最終ページまで繰り返すことによ
り、給紙/転送/排紙タスク36は、印刷エンジンの印
刷モードの切替え制御処理を実行する。
【0075】尚給紙/転送/排紙タスク36による、印
刷エンジンの印刷モードの切替え指示はこれまで記載し
てきたものだけに限らず、例えば各色のプロセスユニッ
トにセンサーを設け、カラーユニットのトナーが不足し
た場合、印刷エンジンをモノクロ印刷モードに切替え、
たとえカラー印刷の指定があっても以降の印刷を全てモ
ノクロ印刷を行うよう制御することも出来る。或は逆
に、モノクロユニットのトナーが欠乏したら、印刷エン
ジンをカラー印刷モードに切替えて以降の印刷を行うよ
う制御することも出来る。
【0076】また受信バッファ26’に保持した複数ペ
ージ分のデータ内に1ページ又は1部分でもカラー印刷
指定のデータが存在する場合には、そのジョブの最初か
ら、若しくはそのカラー印刷指定のページ以降カラー印
刷モードで動作するように制御することもできる。
【0077】更には例えば印刷ジョブの先頭部分にこの
印刷ジョブ内の全てのページのカラー/モノクロ指定を
通知する情報を付加するなどの方法により、1ジョブの
中に所定量以上のカラー印刷データが含まれることが事
前に識別される場合には、ジョブの最初からカラー印刷
処理を行うようにすることも出来る。
【0078】また本発明のモノクロ印刷とは、黒色によ
る印刷のみを指すのではなく、単色印刷全体を含む。ま
た本発明はモノクロ印刷/カラー印刷の指定に対して印
刷モードを変更する画像形成装置だけではなく、モノク
ロ印刷と2色刷り印刷、或は二色刷り印刷とカラー印刷
で印刷エンジンのモードを切替える場合にもモノクロ印
刷/カラー印刷と同様に対応することが出来る。
【0079】
【発明の効果】本発明による画像形成装置では、印刷ジ
ョブ全体がモノクロ印刷指定の場合は印刷エンジンをモ
ノクロ印刷モードで印刷するため、トナーやドラム等の
プロセスユニットの消費や劣化を抑えることが出来る。
また1つの印刷ジョブ内にカラー指定部分とモノクロ指
定部分が混在している場合でも、所定の印刷処理スピー
ドを確保することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の全体図である。
【図2】本発明のカラー画像形成装置のシステム図であ
る。
【図3】本発明での切替え方式の説明図である。
【図4】本実施形態に於けるカラープリンタのコントロ
ーラのソフト構成図である。
【図5】給紙/転送/排紙タスクによる印刷エンジンの
モードの切替え制御処理を示すフローチャートである。
【図6】別形態の印刷エンジンのモードの切替え制御処
理を示すフローチャートである。
【図7】タンデム型のカラープリンタによる印刷エンジ
ンの切替えを示す図である。
【符号の説明】
1 カラープリンタ 2 用紙供給/搬送機構 3 画像形成ユニット 4 定着器 5 給紙カセット 6 用紙搬送系 7 給紙コロ 8 用紙搬送経路 9 待機ロール 10、11 駆動ロール 12 搬送ベルト 13 補助ロール 15〜18 画像形成ユニット 20 感光体ドラム 21a 帯電器 21b 印字ヘッド 21c 現像器 21d 転写ロール 22 搬送ロール 22’ 排紙ロール 22” 排紙部 23 インターフェイスコントローラ 24 プリンタコントローラ 25 CPU 26 システムRAM 26’ 受信バッファ 27 ROM 28 セントロインターフェイス 30Y〜30BK フレームメモリ 31Y〜31BK ビデオ転送回路 32 受信タスク 33 実行・描画タスク 34 ページ制御情報域 35 指示情報域 36 給紙/転送/排紙タスク 37 モード切替え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 CA09 EA04 EA17 GA40 2H027 FA28 FA35 2H030 AD07 5C079 HA11 HB03 LA31 LB11 LB15 MA11 MA19 NA11 NA25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノクロ印刷モードとカラー印刷モード
    の切替えを行う印刷モード切替え手段と、 印刷ジョブに前記カラー印刷モード若しくは前記モノク
    ロ印刷モードでの印刷処理の指示が含まれている場合、
    所定回数だけ前記印刷モード切替え手段にモード切替え
    を指示する切替え指示手段と、 該切替え指示手段によって指示されたモードに従って、
    印刷データに対する印刷処理を行う印刷処理手段と、 を備えることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 モノクロ印刷モードとカラー印刷モード
    の切替えが可能な印刷エンジンを備えるカラー画像形成
    装置において、 モノクロによる印刷が指定してある場合は、前記モノク
    ロ印刷モードに、カラーによる印刷が指定してある場合
    は、前記カラー印刷モードに前記印刷エンジンを切替え
    る印刷モード切替え手段と、 1つの印刷ジョブ処理中に、特定の条件を満足すると前
    記印刷モード切替え手段に前記印刷ジョブの以降の印刷
    を全て前記カラー印刷モード若しくは前記モノクロ印刷
    モードで行うよう指示する切替え指示手段と、 を備えることを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記切替え指示手段は、前記印刷ジョブ
    内にカラーによる印刷指定があると、前記印刷ジョブの
    以降の印刷を全て前記カラー印刷モードで行うよう指示
    することを特徴とする請求項1、又は2記載のカラー画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記切替え指示手段は、前記印刷ジョブ
    内にカラーによる印刷指定が特定数以上あると、該特定
    数以降の印刷を全て前記カラー印刷モードで行うよう指
    示することを特徴とする請求項1、又は2記載のカラー
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記切替え指示手段は、前記印刷エンジ
    ンが1つの印刷ジョブ内で特定回数前記モノクロ印刷モ
    ードから前記カラー印刷モードに切替わると、以降の印
    刷を全て前記カラー印刷モードで行うよう指示すること
    を特徴とする請求項1、又は2記載のカラー画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の色のプロセスユニットを備え、該
    複数の色のうちの1つ以上の特定色のプロセスユニット
    のみを稼動させる第1の印刷モードと、該複数の色全て
    のプロセスユニットを稼動させる第2の印刷モードを持
    つ印刷エンジンを有する画像形成装置であって前記特定
    色による印刷の指定に対しては前記第1の印刷モード
    に、前記全ての色による印刷の指定に対しては前記第2
    の印刷モードに前記印刷エンジンを切替える印刷モード
    切替え手段と、 1つの印刷ジョブ処理中に、特定の条件を満足すると前
    記印刷モード切替え手段に前記印刷ジョブの以降の印刷
    を全て前記第1の印刷モード若しくは前記第2の印刷モ
    ードで行うよう指示する切替え指示手段と、 を備えることを特徴とするカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 モノクロ印刷モードとカラー印刷モード
    の切替えが可能な印刷エンジンを備えるカラー画像形成
    装置における印刷エンジンのモードの切替え制御方法で
    あって、 モノクロによる印刷が指定してある場合は、前記モノク
    ロ印刷モードに、カラーによる印刷が指定してある場合
    は、前記カラー印刷モードに前記印刷エンジンを切替
    え、 特定の条件を満足すると以降の印刷を全て前記カラー印
    刷モード若しくは前記モノクロ印刷モードで行うよう前
    記印刷エンジンのモードを切替える、 ことを特徴とする切替え制御方法。
  8. 【請求項8】 複数の色のプロセスユニットを備え、印
    刷色の指定に基づいて稼動させるプロセスユニットを切
    替える画像形成装置による印刷方法であって、 前記複数色のうちの1つ以上の特定の色による印刷が指
    定してある時は、該指定された色のプロセスユニットの
    みを稼動させて印刷を行い、 全ての色による印刷が指定してある時は、全ての色のプ
    ロセスユニットを稼動させて印刷を行い、 1つの印刷ジョブ内で特定の条件を満足すると、以降の
    印刷を全ての色のプロセスユニットを稼動させて印刷を
    行う印刷方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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