JP6550874B2 - 画像形成装置、制御方法および制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、制御方法および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、制御方法および制御プログラムに関する。
カラー印刷装置を使用して、カラーページおよびモノクロページが混在した印刷ジョブを効率良く印刷する技術が望まれている。通常、カラー印刷装置は、カラー出力およびモノクロ出力の2つの出力モードを備えている。このようなカラー印刷装置を使用して、カラーページまたはモノクロページのみを含む印刷ジョブを印刷する場合は、出力モードを切り替える必要がないため、印刷処理は「待ち時間」が生じることなく、効率的に実施される。
ところが、カラー印刷装置を使用して、カラーページおよびモノクロページが混在した印刷ジョブを印刷する場合には、出力モードを切り替える必要がある。この出力モードの切り替えには、たとえば、カラー印刷装置の定着部における機械的な制御や温度制御などの印刷プロセス制御の切り替えが含まれうる。印刷プロセス制御を切り替えている間、カラー印刷装置は、印刷プロセスを停止し、印刷プロセスの空転により部品が消耗することを抑制しようとする(「サイクルダウン」と呼ばれる)ため、印刷処理に待ち時間が生じ、効率の低下を招く可能性がある。
これに関連して、出力モードの切り替えによるサイクルダウンを抑制する技術が提案されている。たとえば、下記特許文献1には、印刷ジョブにカラーページおよびモノクロページが混在している場合、モノクロページをカラーページとして扱い、カラー出力用のプロセスにより印刷する技術が開示されている。しかしながら、モノクロページをカラー印刷するのでは、カラー出力用のプロセスの部品の消耗が著しくなる上、カラー印刷とモノクロ印刷との間において課金形態が異なるので、ユーザーが支払うコストが増加してしまう。
また、下記特許文献2および3には、カラー印刷装置に送信する画像データの生成または解析時に各ページのカラー/モノクロ情報を判別し、事前にカラー印刷装置に送信することにより、サイクルダウンを低減させることを目的とする技術が開示されている。
しかしながら、特許文献2および3の技術では、複数の印刷ジョブを連続的に印刷するためのバッチ処理については考慮されていないため、サイクルダウンの低減効果が十分に発揮されず、印刷ジョブ間の処理効率を向上できないという問題がある。
特開2011−123678号公報 特開2010−262180号公報 特開2010−244278号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、カラーページおよびモノクロページが混在した複数の印刷ジョブ間の処理効率を向上できる画像形成装置、制御方法および制御プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記によって達成される。
(1)カラーまたはモノクロの出力モードを切り替え可能に構成される画像形成装置であって、第1ジョブと当該第1ジョブに後続する第2ジョブを取得するジョブ取得部と、前記第1ジョブおよび前記第2ジョブのページごとのカラーまたはモノクロの出力属性を取得する出力属性取得部と、前記第2ジョブにおいて第1ページから前記出力属性が切り替わる直前の第nページまで出力するのにかかる出力処理時間を推定する出力処理時間推定部と、前記出力モードの切り替えにかかる切替処理時間を推定する切替処理時間推定部と、前記切替処理時間を除く、前記第1ジョブの終了に関する処理と前記第2ジョブの開始に関する処理とにかかるジョブ間処理時間を推定するジョブ間処理時間推定部と、前記第2ジョブが待機状態である場合、前記第1および第2ジョブの出力属性、前記出力処理時間、前記ジョブ間処理時間および前記切替処理時間に応じて、前記第2ジョブの前記第1ジョブに対する出力タイミングを制御するタイミング制御部と、を有する、画像形成装置。
(2)前記タイミング制御部は、前記第2ジョブを前記第1ジョブの後に連続して出力するように、前記第2ジョブの少なくとも一部を前記第1ジョブに結合することを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記タイミング制御部は、前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの全ページの出力属性とが一致する場合、前記第2ジョブの全ページを前記第1ジョブに結合することを特徴とする上記(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記タイミング制御部は、前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの第1ページから第nページまでの出力属性とが一致する場合であって、前記出力処理時間と前記ジョブ間処理時間との和が前記切替処理時間よりも長い場合、前記第2ジョブの第1ページから、第nページ以降で前記出力属性が切り替わる直前の第mページまでを前記第1ジョブに結合する一方で、前記出力処理時間と前記ジョブ間処理時間との和が前記切替処理時間よりも短い場合、前記第2ジョブの第1ページから第nページまでを前記第1ジョブに結合することを特徴とする上記(2)に記載の画像形成装置。
(5)前記タイミング制御部は、前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの第1ページの出力属性とが一致しない場合であって、
前記ジョブ間処理時間が前記切替処理時間よりも長い場合、前記第2ジョブの第1ページから前記第nページまでを連続して出力するように、前記第2ジョブの第1ページから前記第nページまでを前記第1ジョブに結合する一方で、前記ジョブ間処理時間が前記切替処理時間よりも短い場合、前記第2ジョブを前記第1ジョブに結合しないことを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置。
(6)前記第1および第2ジョブを出力する出力装置をさらに有することを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(7)カラーまたはモノクロの出力モードを切り替え可能に構成される画像形成装置の制御方法であって、第1ジョブと当該第1ジョブに後続する第2ジョブを取得するステップ(a)と、前記第1ジョブおよび前記第2ジョブのページごとのカラーまたはモノクロの出力属性を取得するステップ(b)と、前記第2ジョブにおいて第1ページから前記出力属性が切り替わる直前の第nページまで出力するのにかかる出力処理時間を推定するステップ(c)と、前記出力モードの切り替えにかかる切替処理時間を推定するステップ(d)と、前記切替処理時間を除く、前記第1ジョブの終了に関する処理と前記第2ジョブの開始に関する処理とにかかるジョブ間処理時間を推定するステップ()と、前記第2ジョブが待機状態である場合、前記第1および第2ジョブの出力属性、前記出力処理時間、前記ジョブ間処理時間および前記切替処理時間に応じて、前記第2ジョブの前記第1ジョブに対する出力タイミングを制御するステップ(f)と、を有する、制御方法。
(8)前記ステップ(f)において、前記第2ジョブを前記第1ジョブの後に連続して出力するように、前記第2ジョブの少なくとも一部を前記第1ジョブに結合することを特徴とする上記(7)に記載の制御方法。
(9)前記ステップ(f)において、前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの全ページの出力属性とが一致する場合、前記第2ジョブの全ページを前記第1ジョブに結合することを特徴とする上記(8)に記載の制御方法。
(10)前記ステップ(f)において、前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの第1ページから第nページまでの出力属性とが一致する場合であって、前記出力処理時間と前記ジョブ間処理時間との和が前記切替処理時間よりも長い場合、前記第2ジョブの第1ページから、第nページ以降で前記出力属性が切り替わる直前の第mページまでを前記第1ジョブに結合する一方で、前記出力処理時間と前記ジョブ間処理時間との和が前記切替処理時間よりも短い場合、前記第2ジョブの第1ページから第nページまでを前記第1ジョブに結合することを特徴とする上記(8)に記載の制御方法。
(11)前記ステップ(f)において、前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの第1ページの出力属性とが一致しない場合であって、前記ジョブ間処理時間が前記切替処理時間よりも長い場合、前記第2ジョブの第1ページから前記第nページまでを連続して出力するように、前記第2ジョブの第1ページから前記第nページまでを前記第1ジョブに結合する一方で、前記ジョブ間処理時間が前記切替処理時間よりも短い場合、前記第2ジョブを前記第1ジョブに結合しないことを特徴とする上記(7)に記載の制御方法。
(12)コンピューターに上記(7)〜(11)のいずれか1つに記載の制御方法を実行させるように構成される、制御プログラム。
本発明によれば、次ジョブおよび前ジョブの各ページの出力属性を考慮して次ジョブの前ジョブに対する出力タイミングが制御されるので、カラーページおよびモノクロページが混在した複数の印刷ジョブ間の処理効率を向上できる。したがって、複数蓄積されている印刷ジョブを効率的に出力できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成を説明するための概略ブロック図である。 図1に示すクライアント端末のハードウェア構成を説明するための概略ブロックである。 図1に示すプリントコントローラーのハードウェア構成を説明するための概略ブロック図である。 図3に示すプリントコントローラーが有する機能について説明するための機能ブロック図である。 図1に示す画像形成装置の制御方法の概要を説明するためのフローチャートである。 図5Aに示すフローチャートのジョブ結合判定処理について説明するためのサブルーチンフローチャートである。 本発明の一実施形態において、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの全ページの出力属性とが一致する場合の次ジョブの出力タイミングを例示するための図である。 本発明の一実施形態において、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの第nページまでの出力属性とが一致する場合の次ジョブの出力タイミングを例示するための図である。 本発明の一実施形態において、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの第nページまでの出力属性とが一致する場合の次ジョブの出力タイミングを例示するための図である。 本発明の一実施形態において、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの第1ページの出力属性が一致しない場合の次ジョブの出力タイミングを例示するための図である。 本発明の一実施形態において、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの第1ページの出力属性が一致しない場合の次ジョブの出力タイミングを例示するための図である。
以下、添付した図面を参照して本発明の画像形成装置、制御方法および制御プログラムの実施形態を説明する。なお、図中、同一の部材には同一の符号を用いた。
(実施形態)
<画像形成システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成を説明するための概略ブロック図である。図1に示すように、画像形成システム600はクライアント端末100および画像形成装置200を有し、画像形成装置200は印刷装置300およびプリントコントローラー400を有する。クライアント端末100および画像形成装置200は、通信回線500を通じて互いに通信可能に接続されている。通信回線500は、イーサネット(登録商標)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)などの規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)などを備えうる。なお、通信回線500に接続される上記各構成要素の台数は図1に例示する場合に限定されない。
<クライアント端末のハードウェア構成>
図2は、図1に示すクライアント端末100のハードウェア構成を説明するための概略ブロック図である。図2に示すように、クライアント端末100は、制御部110、画像出力部120および入力操作部130を有する。
制御部110は、画像出力部120および入力操作部130を制御する。また、制御部110は、通信回線500を介して、プリントコントローラー400や他のクライアント端末と通信する。
制御部110は、メモリー111、補助記憶部112、通信I/F部113およびCPU114を有し、これらの構成要素は、内部バス115により接続されている。メモリー111は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)を備える(不図示)。上記RAMは、作業領域として一時的にプログラムおよび送受信データを記憶する高速アクセス可能な主記憶装置である。また、上記ROMは、各種プログラムや各種データを記憶している。
補助記憶部112は、たとえばフラッシュメモリー、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブなどの大容量の記憶装置を備え、オペレーティングシステム、アプリケーションソフトウェアやプリンタードライバーなどを含む各種プログラムを記憶する。
通信I/F部113は、通信回線500を介してプリントコントローラー400や他のクライアント端末と通信するためのインターフェースである。
CPU114は、上記各種プログラムに従って、通信I/F部113、画像出力部120および入力操作部130を制御するため、各種の判断処理や演算処理を実行する。クライアント端末100の機能は、各々の機能に対応するプログラムをCPU114が実行することにより実現される。
画像出力部120は、ユーザー入力の受け付け画面、印刷設定画面、印刷プレビュー画面、処理結果などの各種情報を表示する。画像出力部120は、たとえば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどの表示装置を備える。
入力操作部130は、ユーザー入力を受け付けて、CPU114に伝達する。入力操作部130は、たとえばキーボード、マウスなどのポインティングデバイスを有し、ユーザーから各種設定、各種指示などを受け付ける。
クライアント端末100は、たとえばパーソナルコンピューター(PC)であり、印刷ジョブ(以下、単に「ジョブ」と書く)を生成し、プリントコントローラー400に送信する。ジョブは、印刷データおよび印刷設定情報を含む。
印刷データは、たとえばページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述された少なくとも1ページの画像データを含む。また、印刷設定情報は、印刷データを印刷する際の各種設定を含み、たとえば用紙サイズ、紙種、両面印刷、後処理設定、出力属性などの情報を含む。
出力属性は、印刷装置300において上記画像データに基づく画像を印刷する際にカラーおよびモノクロのどちらで印刷するかを指示するための情報であり、ページごとに指定することが可能である。ユーザーは、クライアント端末100上で動作するプリンタードライバーを使用して、印刷設定情報の内容を確認したり、一部の設定内容を変更したりすることが可能である。
また、画像データは、たとえばユーザーがクライアント端末100上で動作する文書作成ソフトウェアなどのアプリケーションソフトウェアを使用して作成されうる。
<印刷装置のハードウェア構成>
印刷装置300は、出力装置として機能し、プリントコントローラー400からの印刷画像データに基づいて用紙に画像を印刷する。印刷装置300は、図示しない画像形成部および定着部を有する。
画像形成部は、電子写真プロセス(以下、「印刷プロセス」と書く」によってトナー像を形成し、用紙に転写する。たとえば、印刷装置300においては、像担持体として、感光体ドラム(Y、M、C、K)および中間転写ベルトが用いられる。中間転写ベルトは、無端ベルトであり、複数のローラーにより巻回され、走行可能に支持される。感光体ドラム(Y、M、C、K)に形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト上に逐次転写され、各色(Y、M、C、K)の層が重畳したトナー像(カラー画像)が中間転写ベルト上に形成される。そして、トナーと逆極性のバイアスを転写ローラーに印加することにより、中間転写ベルト上に形成されたトナー像は用紙上に転写される。
定着部は、用紙上に転写されたトナー像を加熱することによって用紙上に定着させる。たとえば、定着部は、加熱源である加熱部材と、トナー像が形成された用紙を当該加熱部材に対して圧着する加圧部材とを有する。これにより、加熱部材と加圧部材との定着ニップ部において熱および圧力が加えられ、用紙にトナー像が溶融定着する。
本実施形態では、印刷装置300は、上記印刷設定情報に含まれる出力属性がカラーであるか、あるいはモノクロであるかに応じて、カラーまたはモノクロの出力モード(印刷プロセス)を切り替え可能に構成されている。なお、出力モードの切り替えには、たとえば、印刷装置300の定着部における機械的な制御や温度制御などの印刷プロセス制御の切り替えが含まれうる。
また、印刷装置300は、たとえば上記定着部の温度などの印刷プロセスの状態に関する情報をプリントコントローラー400に送信する。
<プリントコントローラーのハードウェア構成>
図3は、図1に示すプリントコントローラー400のハードウェア構成を説明するための概略ブロック図である。図3に示すように、プリントコントローラー400は、メモリー411、補助記憶部412、通信I/F部413およびCPU414を有し、これらの構成要素は、内部バス415により接続されている。メモリー411は、RAMおよびROMを備える(不図示)。上記RAMは、作業領域として一時的にプログラムおよび送受信データを記憶する高速アクセス可能な主記憶装置である。また、上記ROMは、各種プログラムや各種データを記憶している。
補助記憶部412は、たとえば、フラッシュメモリー、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブなどの大容量の記憶装置を備え、オペレーティングシステム、制御プログラムPなどを含む各種プログラムを記憶する。
通信I/F部413は、通信回線500を介してクライアント端末100との間でデータを送受信するためのインターフェースである。
CPU414は、上記各種プログラムに従って、通信I/F部413および印刷装置300を制御するため、各種の判断処理や演算処理を実行する。プリントコントローラー400の機能は、各々の機能に対応するプログラムをCPU414が実行することにより実現される。
このような構成を有するプリントコントローラー400は、印刷画像データを生成し、印刷装置300に送信する。プリントコントローラー400は、クライアント端末100から受信したジョブを解析し、色変換、スクリーニングおよびラスタライズなどの処理を実行し、ビットマップ形式の印刷画像データを生成する。
また、本実施形態では、プリントコントローラー400は、上記印刷設定情報に含まれるカラーまたはモノクロの出力属性情報および印刷装置300の印刷プロセスの状態に基づいて、ジョブの出力タイミングを制御する。本実施形態におけるジョブの出力タイミング制御の詳細については、後述する。
<プリントコントローラーの機能ブロック構成>
図4は、図3に示すプリントコントローラー400が有する機能について説明するための機能ブロック図である。図4に示すように、プリントコントローラー400は、機能ブロックとして、ジョブ取得部421、出力属性取得部422、印刷プロセス状態取得部423、出力処理時間推定部424、ジョブ間処理時間推定部425、切替処理時間推定部426およびタイミング制御部427を有する。
ジョブ取得部421は、通信回線500を通じて、クライアント端末100からジョブを順次受信し、メモリー411に蓄積する。ジョブ取得部421は、メモリー411に蓄積された連続する2つのジョブを前ジョブ(第1ジョブ)および当該前ジョブに後続する次ジョブ(第2ジョブ)として取得する。
出力属性取得部422は、ジョブ取得部421によって取得された上記前ジョブおよび上記次ジョブの印刷設定情報から、各々のジョブについてページごとのカラーまたはモノクロの出力属性を取得する。
印刷プロセス状態取得部423は、印刷装置300の印刷プロセスの状態、たとえば定着部の温度に関する情報を取得する。
出力処理時間推定部424は、上記次ジョブの第1ページから上記出力属性が切り替わる直前の第nページまで出力するのにかかる時間(以下「出力処理時間」と書く)を推定する。以下、出力処理時間推定部424によって推定された出力処理時間を「PTn」と書く。
ジョブ間処理時間推定部425は、上記前ジョブと上記次ジョブとの間におけるジョブ間処理にかかる時間(以下、「ジョブ間処理時間」と書く)を推定する。以下、ジョブ間処理時間推定部425によって推定されたジョブ間処理時間を「EST」と書く。ジョブ間では、前ジョブの終了シーケンスおよび次ジョブの開始シーケンスが実施される。
切替処理時間推定部426は、印刷プロセス状態取得部423によって取得された情報に基づいて、印刷装置300におけるカラーまたはモノクロの出力モードの切り替えにかかる時間(以下、「切替処理時間」と書く)を推定する。出力モード切替処理には、出力モードの切り替えに伴うデータ送受信やデータ処理など印刷処理と同時並行的に実施できる処理と、印刷プロセスの機械的な切り替えなど印刷処理と同時並行的に実施できない処理とが含まれうる。切替処理時間は、上記2つの処理にかかる合計の時間である。以下、切替処理時間推定部426によって推定された切替処理時間を「PCT」と書く。印刷装置300の印刷プロセスの状態、たとえば定着部の温度は、時々刻々変化するので、PCTも時間に対して変化しうる。
タイミング制御部427は、上記次ジョブが待機状態である場合、取得した出力属性、PTn、ESTおよびPCTに応じて、上記次ジョブの上記前ジョブに対する出力タイミングを制御する。待機状態は、出力が開始される前の状態である。
また、タイミング制御部427は、前ジョブの終了シーケンスと次ジョブの開始シーケンスの実施によるジョブ間処理に費やされる時間を削減するため、内部処理として複数のジョブを結合する機能を有する。この機能により、画像形成装置200は、メモリー411に複数のジョブが蓄積されている場合、当該複数のジョブを結合し、連続して出力できる。
<画像形成装置の制御方法の概要>
次に、図5Aおよび図5B、ならびに図6A〜図6Eを参照して、以上のように構成された本実施形態の画像形成装置200の制御方法の概要について説明する。なお、図5Aおよび図5Bに示す処理は、CPU414が制御プログラムPを実行することにより実現される。
本実施形態の画像形成装置200の制御方法は、前ジョブと次ジョブとの結合の適否を、出力属性、PTn、EST、PCTに基づいて判定し、判定結果に応じて上記結合を実施するように、次ジョブの前ジョブに対する出力タイミングを制御するものである。
図5Aは図1に示す画像形成装置200の制御方法の概要を説明するためのフローチャートである。図5Aに示すように、まず、ジョブを取得する(ステップS101)。ジョブ取得部421は、プリントコントローラー400上において出力可能なジョブを前ジョブとして取得する。
次に、前ジョブの頁(ページ)ごとの出力属性を取得する(ステップS102)。出力属性取得部422は、上記前ジョブのページごとのカラーまたはモノクロの出力属性を取得する。
次に、出力属性に基づき前ジョブを出力する(ステップS103)。CPU414は、出力属性取得部422によって取得した出力属性に基づいて前ジョブを出力するように印刷装置300を制御する。
次に、ジョブを取得する(ステップS104)。ジョブ取得部421は、メモリー411上にジョブがある場合、上記前ジョブに後続するジョブを次ジョブとして取得する。
次に、次ジョブのページごとの出力属性を取得する(ステップS105)。出力属性取得部422は、上記次ジョブのページごとのカラーまたはモノクロの出力属性を取得する。
次に、次ジョブが待機中か否かを判断する(ステップS106)。次ジョブが待機中ではない場合(ステップS106:NO)、処理中ジョブの全ページの出力が完了したか否かを判断する(ステップS107)。処理中ジョブの全ページの出力が完了した場合(ステップS107:YES)、処理を終了する(エンド)。一方、処理中ジョブの全ページの出力が完了していない場合(ステップS107:NO)、処理中ジョブの全ページの出力が完了するまで待機する。
一方、次ジョブが待機中である場合(ステップS106:YES)、ジョブ結合判定処理を実行する(ステップS108)。ジョブ結合判定処理の処理手順の詳細については、後述する。
次に、前ジョブに次ジョブを結合するか否かを判断する(ステップS109)。タイミング制御部427は、ジョブ結合判定処理の判定結果に基づいて、前ジョブに次ジョブを結合するか否かを判断する。前ジョブに次ジョブを結合しない場合(ステップS109:NO)、前ジョブに次ジョブを結合せず、出力属性に基づき出力する(ステップS110)。そして、上記次ジョブを新たな前ジョブとして、ステップS115の処理に移行する。
ステップS115において、プリントコントローラー400上にジョブがあるか否かを判断する。プリントコントローラー400のメモリー411上にジョブがある場合(ステップS115:YES)、ステップS104の処理に移行する。一方、メモリー411上にジョブがない場合(ステップS115:NO)、処理を終了する(エンド)。
一方、前ジョブに次ジョブを結合する場合(ステップS109:YES)、前ジョブに次ジョブの全ページを結合するか否かを判断する(ステップS111)。前ジョブに次ジョブの全ページを結合する場合(ステップS111:YES)、前ジョブに次ジョブの全ページを結合し、出力属性に基づき出力する(ステップS112)。そして、出力された前ジョブを新たな前ジョブとして、ステップS115の処理に移行する。
一方、前ジョブに次ジョブの全ページを結合しない場合(ステップS111:NO)、前ジョブに次ジョブの第1ページから指定ページまでを結合し、出力属性に基づき出力する(ステップS113)。指定ページは、ジョブ結合判定処理にて指定されるページである。そして、上記指定ページまで結合した前ジョブを新たな前ジョブとして、ステップS115の処理に移行する。
次に、次ジョブの全ページの出力が完了したか否かを判断する(ステップS114)。次ジョブの全ページの出力が完了した場合(ステップS114:YES)、出力した次ジョブを新たな前ジョブとして、ステップS115の処理に移行する。一方、次ジョブの全ページの出力が完了していない場合(ステップS114:NO)、ステップS108の処理に移行する。
このように、図5Aに示す処理では、画像形成装置200は、前ジョブと当該前ジョブに後続する次ジョブを取得し、当該前ジョブおよび次ジョブのページごとのカラーまたはモノクロの出力属性を取得する。そして、上記次ジョブが待機状態である場合、ジョブ結合判定処理の判定結果に基づいて、上記前ジョブに上記次ジョブの少なくとも一部のページを結合するか、あるいは上記前ジョブに上記次ジョブを結合しないかを判断する。すなわち、取得した出力属性、PTn、ESTおよびPCTに応じて、上記次ジョブの上記前ジョブに対する出力タイミングを制御する。さらに、上記前ジョブに上記次ジョブが結合された場合は、結合後の前ジョブを新たな前ジョブとし、上記前ジョブに上記次ジョブが結合されない場合は上記次ジョブを新たな前ジョブとして、待機状態のジョブが無くなるまで以上の処理を繰り返す。
<ジョブ結合判定処理の処理手順>
以下、図5Bを参照して、ジョブ結合判定処理の処理手順の一例について説明する。図5Bは図5Aに示すフローチャートのジョブ結合判定処理(ステップS108)について説明するためのサブルーチンフローチャートである。
また、図6A〜図6Eは、本実施形態において、取得した前ジョブおよび次ジョブの出力属性に応じた次ジョブの出力タイミングを例示するための図である。図6A〜図6Eにおいて、「ジョブ結合判定前のジョブ区分」は、ジョブ結合判定前の前ジョブおよび次ジョブの区分を示し、「取得ジョブ」は、取得した前ジョブおよび次ジョブを示す。「取得ジョブ」におけるグレー部はカラーの出力属性を示し、白色部はモノクロの出力属性を示す。また、「ジョブ結合判定後のジョブ区分」は、ジョブ結合判定後の前ジョブおよび次ジョブの区分を示し、「出力タイミング」は次ジョブの出力タイミングを示す。
図5Bに示すように、まず、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの第1ページの出力属性とが一致するか否かを判断する(ステップS201)。前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの第1ページの出力属性が一致する場合(ステップS201:YES)、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの全ページの出力属性とが一致するか否かを判断する(ステップS202)。前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの全ページの出力属性とが一致する場合(ステップS202:YES)、前ジョブに次ジョブの全ページを結合すると判定する(ステップS203)。そして、ジョブ結合判定処理を終了する(リターン)。
たとえば、図6Aには、取得した前ジョブの最終ページの出力属性と、次ジョブの第1ページから第nページまでの出力属性とがカラーである場合が示されている。図6Aに示すように、前ジョブの最終ページと次ジョブの全ページとが同じカラーの出力属性であるため、ジョブ間処理を実行せずに、前ジョブに次ジョブの全ページを結合すると判定する。したがって、この場合、ジョブ間処理が実行されないので、出力処理の効率がEST分だけ向上する(濃いグレー部分)。
一方、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの全ページの出力属性とが一致しない場合(ステップS202:NO)、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの第nページまでの出力属性とが一致するとして、PTn、ESTおよびPCTを取得する(ステップS204)。具体的には、出力処理時間推定部424、ジョブ間処理時間推定部425および切替処理時間推定部426は、それぞれPTn、ESTおよびPCTを取得する。
次に、PTnとESTの和がPCT以上であるか否かを判断する(ステップS205)。PTnとESTの和がPCT以上である場合(ステップS205:YES)、前ジョブに次ジョブの第1ページから第m頁までを結合すると判定(ステップS206)し、ジョブ結合判定処理を終了する(リターン)。
たとえば、図6Bには、前ジョブの最終ページの出力属性がカラー、次ジョブの第1ページから第nページまでの出力属性がカラー、第(n+1)ページから第mページの出力属性がモノクロ、第(m+1)ページ以降の出力属性がカラーである場合が示されている。出力モード切替処理が次ジョブの出力処理と同時に開始され、次ジョブの第nページの出力処理の後にジョブ間処理が挿入されることを想定すると、ジョブ間処理の終了する時間は、次ジョブの出力処理の開始から(PTn+EST)経過した時間となる。一方、出力モード切替処理の終了する時間は、次ジョブの出力処理の開始からPCT経過した時間となる。図6Bに示す例のように、(PTn+EST)がPCTよりも長い場合、ジョブ間処理を実行すると、(PTn+EST−PCT)だけ次ジョブの第(n+1)ページ以降の出力処理が遅延することが予想される。そこで、次ジョブの第nページの出力処理の後にジョブ間処理を実行せずに、前ジョブに次ジョブの第m頁まで結合すると判定する。これにより、出力モード切替処理の終了後、直ちにモノクロのページを出力することができる。その結果、(PTn+EST−PCT)の時間分の出力処理の効率が向上する(濃いグレー部分)。また、ジョブ結合判定前の次ジョブの第1ページから第nページまでは、前ジョブの末尾に結合されている。したがって、ジョブ結合判定前の次ジョブの第1ページから第nページまでは、前ジョブとして直ちに出力されるので、ユーザーは用紙に印刷された次ジョブの画像をいち早く確認することができる(ハッチをかけた部分)。
一方、PTnとESTの和がPCT未満である場合(ステップS205:NO)、前ジョブに次ジョブの第1ページから第n頁までを結合すると判定(ステップS207)し、ジョブ結合判定処理を終了する(リターン)。
たとえば、図6Cには、前ジョブの最終ページの出力属性がカラー、次ジョブの第1ページから第nページまでの出力属性がカラー、第(n+1)ページから第mページの出力属性がモノクロ、第(m+1)ページ以降の出力属性がカラーである場合が示されている。出力モード切替処理が次ジョブの出力処理と同時に開始され、次ジョブの第nページの出力処理の後にジョブ間処理が挿入されることを想定すると、ジョブ間処理の終了する時間は、次ジョブの出力処理の開始から(PTn+EST)経過した時間となる。一方、出力モード切替処理の終了する時間は、次ジョブの出力処理の開始からPCT経過した時間となる。図6Cに示す例のように、(PTn+EST)がPCTよりも短い場合、ジョブ間処理の終了後に出力モード切替処理が終了することが予想される。そこで、この場合は、次ジョブの第nページの出力処理の後にジョブ間処理を実行し、前ジョブに次ジョブの第n頁まで結合すると判定する。したがって、ジョブ結合判定前の次ジョブの第1ページから第nページまでは、前ジョブとして直ちに出力されるので、ユーザーは用紙に印刷された次ジョブの画像をいち早く確認することができる(ハッチをかけた部分)。
一方、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブの第1ページの出力属性が一致しない場合(ステップS201:NO)、ESTおよびPCTを取得する(ステップS208)。具体的には、ジョブ間処理時間推定部425および切替処理時間推定部426は、それぞれESTおよびPCTを取得する。
次に、ESTがPCT以上であるか否かを判断する(ステップS209)。ESTがPCT以上である場合(ステップS209:YES)、前ジョブに次ジョブの第1ページから第n頁までを結合すると判定(ステップS207)し、ジョブ結合判定処理を終了する(リターン)。
たとえば、図6Dには、前ジョブの最終ページの出力属性がカラー、次ジョブの第1ページから第nページまでの出力属性がモノクロ、第(n+1)ページ以降の出力属性がカラーである場合が示されている。出力モード切替処理およびジョブ間処理が次ジョブの出力処理と同時に開始されることを想定すると、ジョブ間処理の終了する時間は、次ジョブの出力処理の開始からEST経過した時間となる。一方、出力モード切替処理の終了する時間は、次ジョブの出力処理の開始からPCT経過した時間となる。図6Dに示す例のように、ESTがPCTよりも長い場合、ジョブ間処理を実行すると、(EST−PCT)だけ次ジョブの出力処理が遅延することが予想される。そこで、ジョブ間処理を実行せずに、前ジョブに次ジョブの第n頁まで結合すると判定する。これにより、出力モード切替処理の終了後、直ちにモノクロのページを出力することができる。その結果、(EST−PCT)の時間分の出力処理の効率が向上する(濃いグレー部分)。
一方、ESTがPCT未満である場合(ステップS209:NO)、前ジョブに次ジョブを結合しないと判定(ステップS210)し、ジョブ結合判定処理を終了する(リターン)。
たとえば、図6Eには、前ジョブの最終ページの出力属性がカラー、次ジョブの全ページの出力属性がモノクロである場合が示されている。出力モード切替処理およびジョブ間処理が次ジョブの出力処理と同時に開始されることを想定すると、ジョブ間処理の終了する時間は、次ジョブの出力処理の開始からEST経過した時間となる。一方、ジョブ間処理の終了する時間は、次ジョブの出力処理の開始からPCT経過した時間となる。図6Eに示す例のように、ESTがPCTよりも短い場合、ジョブ間処理の終了後に出力モード切替処理が終了することが予想される。そこで、この場合は、ジョブ間処理を実行し、前ジョブに次ジョブを結合しないと判定する。
このように、図5Bに示す処理では、前ジョブの最終ページの出力属性と次ジョブのページの出力属性との比較結果と、PTn、ESTおよびPCTの関係とに基づいて、前ジョブと次ジョブとのジョブ結合判定処理を実施する。ジョブ結合判定処理の具体的な内容は、下記の表1に示すとおりである。
以上のように構成される本実施形態の画像形成装置200は、下記の効果を奏する。
本実施形態の画像形成装置200によれば、次ジョブおよび前ジョブの各ページの出力属性を考慮して次ジョブの前ジョブに対する出力タイミングが制御されるので、カラーページおよびモノクロページが混在した複数の印刷ジョブ間の処理効率を向上できる。したがって、複数蓄積されている印刷ジョブを効率的に出力できる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。たとえば、上述の実施形態では、プリントコントローラーが、前ジョブに対する次ジョブの出力タイミングを制御するタイミング制御部を有する場合について説明した。しかしながら、本発明は、このような場合に限定されず、たとえば印刷装置がタイミング制御部を有するように構成してもよい。また、印刷装置とプリントコントローラーとを別々にせずに、印刷装置にプリントコントローラーを搭載するように構成してもよい。
本発明の画像形成装置における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROMなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネットなどのネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスクなどの記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
P 制御プログラム、
100 クライアント端末、
110 制御部、
111 メモリー、
112 補助記憶部、
113 通信I/F部、
114 CPU、
115 内部バス、
120 画像出力部、
130 入力操作部、
200 画像形成装置、
300 印刷装置、
400 プリントコントローラー、
411 メモリー、
412 補助記憶部、
413 通信I/F部、
414 CPU、
415 内部バス、
421 ジョブ取得部、
422 出力属性取得部、
423 印刷プロセス状態取得部、
424 出力処理時間推定部、
425 ジョブ間処理時間推定部、
426 切替処理時間推定部、
427 タイミング制御部、
500 通信回線、
600 画像形成システム。

Claims (12)

  1. カラーまたはモノクロの出力モードを切り替え可能に構成される画像形成装置であって、
    第1ジョブと当該第1ジョブに後続する第2ジョブを取得するジョブ取得部と、
    前記第1ジョブおよび前記第2ジョブのページごとのカラーまたはモノクロの出力属性を取得する出力属性取得部と、
    前記第2ジョブにおいて第1ページから前記出力属性が切り替わる直前の第nページまで出力するのにかかる出力処理時間を推定する出力処理時間推定部と、
    前記出力モードの切り替えにかかる切替処理時間を推定する切替処理時間推定部と、
    前記切替処理時間を除く、前記第1ジョブの終了に関する処理と前記第2ジョブの開始に関する処理とにかかるジョブ間処理時間を推定するジョブ間処理時間推定部と
    記第2ジョブが待機状態である場合、前記第1および第2ジョブの出力属性、前記出力処理時間、前記ジョブ間処理時間および前記切替処理時間に応じて、前記第2ジョブの前記第1ジョブに対する出力タイミングを制御するタイミング制御部と、を有する、画像形成装置。
  2. 前記タイミング制御部は、
    前記第2ジョブを前記第1ジョブの後に連続して出力するように、前記第2ジョブの少なくとも一部を前記第1ジョブに結合することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記タイミング制御部は、
    前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの全ページの出力属性とが一致する場合、
    前記第2ジョブの全ページを前記第1ジョブに結合することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記タイミング制御部は、
    前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの第1ページから第nページまでの出力属性とが一致する場合であって、
    前記出力処理時間と前記ジョブ間処理時間との和が前記切替処理時間よりも長い場合、前記第2ジョブの第1ページから、第nページ以降で前記出力属性が切り替わる直前の第mページまでを前記第1ジョブに結合する一方で、
    前記出力処理時間と前記ジョブ間処理時間との和が前記切替処理時間よりも短い場合、前記第2ジョブの第1ページから第nページまでを前記第1ジョブに結合することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記タイミング制御部は、
    前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの第1ページの出力属性とが一致しない場合であって、
    前記ジョブ間処理時間が前記切替処理時間よりも長い場合、前記第2ジョブの第1ページから前記第nページまでを連続して出力するように、前記第2ジョブの第1ページから前記第nページまでを前記第1ジョブに結合する一方で、
    前記ジョブ間処理時間が前記切替処理時間よりも短い場合、前記第2ジョブを前記第1ジョブに結合しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1および第2ジョブを出力する出力装置をさらに有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. カラーまたはモノクロの出力モードを切り替え可能に構成される画像形成装置の制御方法であって、
    第1ジョブと当該第1ジョブに後続する第2ジョブを取得するステップ(a)と、
    前記第1ジョブおよび前記第2ジョブのページごとのカラーまたはモノクロの出力属性を取得するステップ(b)と、
    前記第2ジョブにおいて第1ページから前記出力属性が切り替わる直前の第nページまで出力するのにかかる出力処理時間を推定するステップ(c)と、
    前記出力モードの切り替えにかかる切替処理時間を推定するステップ(d)と、
    前記切替処理時間を除く、前記第1ジョブの終了に関する処理と前記第2ジョブの開始に関する処理とにかかるジョブ間処理時間を推定するステップ()と
    記第2ジョブが待機状態である場合、前記第1および第2ジョブの出力属性、前記出力処理時間、前記ジョブ間処理時間および前記切替処理時間に応じて、前記第2ジョブの前記第1ジョブに対する出力タイミングを制御するステップ(f)と、を有する、制御方法。
  8. 前記ステップ(f)において、
    前記第2ジョブを前記第1ジョブの後に連続して出力するように、前記第2ジョブの少なくとも一部を前記第1ジョブに結合することを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
  9. 前記ステップ(f)において、
    前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの全ページの出力属性とが一致する場合、
    前記第2ジョブの全ページを前記第1ジョブに結合することを特徴とする請求項8に記載の制御方法。
  10. 前記ステップ(f)において、
    前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの第1ページから第nページまでの出力属性とが一致する場合であって、
    前記出力処理時間と前記ジョブ間処理時間との和が切替処理時間よりも長い場合、前記第2ジョブの第1ページから、前記第nページ以降で前記出力属性が切り替わる直前の第mページまでを前記第1ジョブに結合する一方で、
    前記出力処理時間と前記ジョブ間処理時間との和が前記切替処理時間よりも短い場合、前記第2ジョブの第1ページから第nページまでを前記第1ジョブに結合することを特徴とする請求項8に記載の制御方法。
  11. 前記ステップ(f)において、
    前記第1ジョブの最終ページの出力属性と前記第2ジョブの第1ページの出力属性とが一致しない場合であって、
    前記ジョブ間処理時間が前記切替処理時間よりも長い場合、前記第2ジョブの第1ページから前記第nページまでを連続して出力するように、前記第2ジョブの第1ページから前記第nページまでを前記第1ジョブに結合する一方で、
    前記ジョブ間処理時間が前記切替処理時間よりも短い場合、前記第2ジョブを前記第1ジョブに結合しないことを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
  12. コンピューターに請求項7〜11のいずれか1項に記載の制御方法を実行させるように構成される、制御プログラム。
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