JP5326595B2 - 画像形成装置、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、およびプログラムに関する。
ネットワーク等の通信回線に接続されたプリンタや複写機等の画像形成装置は、通常、画像形成処理を実行した際の処理内容に関する履歴情報を例えばハードディスク(HDD)等の記憶装置に記憶している。そして、通信回線に接続された画像形成装置各々の履歴情報を管理する例えばサーバ装置からの送信要求に応じて、自身の履歴情報をサーバ装置に送信する。
例えば特許文献1には、設定された集計項目に基づいてジョブ情報(履歴情報)を取得し、取得したジョブ情報に含まれる例えば枚数情報等のジョブ情報を集計し、集計したジョブ情報の集計結果をクライアントコンピュータに出力することにより、クライアントコンピュータからプリンタに出力されたジョブ情報を管理するジョブアカウントサーバが記載されている。
特開2004−178325号公報
ここで一般に、通信回線に接続された画像形成装置では、例えば通信回線を介して送信される画像形成命令の受信状況等に応じて、消費電力を低く抑える省電力状態が設定される。しかし、省電力状態の設定中に、画像形成装置が通信回線を介して例えばサーバ装置から履歴情報等の各種情報の送信要求を受ける場合がある。その場合には、画像形成装置は履歴情報等の各種情報が記憶されたハードディスク(HDD)を稼働状態に復帰させる必要が生じる。そのため、省電力状態にある画像形成装置は、情報の送信要求を受ける度にハードディスクを起動させることとなり、消費電力が増加する。
本発明は、通信回線を介して情報の送信要求を受ける画像形成装置における電力消費の低減を図ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、画像形成命令を取得して演算装置と主記憶装置とにより当該画像形成命令に含まれる画像データを当該画像形成命令に従って処理する処理手段と、稼動状態と当該稼動状態よりも消費電力が低い省電力状態とが設定され、当該稼動状態にて前記処理手段により処理された前記画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段の動作状態に対応して前記稼動状態と前記省電力状態とが設定され、前記処理手段にて前記画像データに関わる情報を履歴情報として記憶する外部記憶装置と、前記外部記憶装置の前記省電力状態への設定に対応させて当該外部記憶装置に記憶された前記履歴情報を、前記画像形成手段による画像形成が実行されない前記省電力状態時に空き状態になる前記主記憶装置のメモリ領域に転送して記憶させる転送制御手段と、前記省電力状態にて外部装置から前記履歴情報の送信要求があった場合に前記主記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記メモリ領域は、前記画像形成手段が前記稼動状態に設定され、前記処理手段の前記演算装置が前記画像データを画素の並びで表現された画像形成用の画像データに展開する際に使用する領域であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記送信手段は、前記稼動状態にて前記外部装置から前記履歴情報の送信要求があった場合に前記外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部装置に送信することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記転送制御手段は、前記送信手段にて前記外部記憶装置に記憶された前記履歴情報を前記主記憶装置に転送する場合には、当該外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を消去し、当該外部記憶装置を前記稼動状態に設定するに際し、当該主記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部記憶装置に転送して記憶させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記外部記憶装置は、ハードディスクに前記履歴情報を記憶する記憶装置からなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、画像形成命令を取得する機能と、取得した画像形成命令に含まれる画像データを主記憶装置内に構成された作業領域を使用しながら当該画像形成命令に従って処理させる機能と、処理された前記画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成手段の動作状態に対応して稼動状態と当該稼動状態よりも消費電力が低い省電力状態とが設定される外部記憶装置に、前記画像データ各々に関わる情報を履歴情報として記憶させる機能と、前記外部記憶装置を前記省電力状態に設定する場合に当該外部記憶装置に記憶された前記履歴情報を、前記画像形成手段による画像形成が実行されない前記省電力状態時に空き状態になる前記主記憶装置のメモリ領域に転送して記憶させる機能と、前記省電力状態にて外部装置から前記履歴情報の送信要求があった場合に前記主記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部装置に送信させる機能とを実現させることを特徴とするプログラムである。
請求項に記載の発明は、前記メモリ領域は、前記画像形成手段が前記稼動状態に設定され、前記画像データを画素の並びで表現された画像形成用の画像データに展開する際に使用する領域であることを特徴とする請求項6記載のプログラムである。
請求項8に記載の発明は、前記履歴情報を前記外部装置に送信させる機能は、前記稼動状態にて当該外部装置から当該履歴情報の送信要求があった場合に前記外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部装置に送信することを特徴とする請求項6または7記載のプログラムである。
請求項9に記載の発明は、前記履歴情報を前記メモリ領域に転送して記憶させる機能は、前記外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を前記主記憶装置に転送する際に、当該外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を消去し、当該外部記憶装置を前記稼動状態に設定するに際し、当該主記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部記憶装置に転送して記憶させることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項記載のプログラムである。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べ、画像形成装置の省電力状態の設定時に外部記憶装置を稼働状態に復帰させる頻度を低減させることができ、通信回線を介して情報の送信要求を受ける画像形成装置における電力消費の低減を図ることができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べ、画像形成用の画像データに展開する際に使用する主記憶装置のメモリ領域を省電力状態の設定時に有効利用することができる。
本発明の請求項3によれば、本発明を採用しない場合に比べ、画像形成装置の省電力状態及び稼動状態に応じて、主記憶装置と外部記憶装置とを適切に利用することが可能になる。
本発明の請求項4によれば、主記憶装置の履歴情報と外部記憶装置の履歴情報とが並存することがないため処理の混乱を防止でき、かつ、主記憶装置の履歴情報に変更があったか否かの判断を省略できる。
本発明の請求項5によれば、本発明を採用しない場合に比べ、安価で大きな記憶容量を有するが機械的駆動機構を備えるために消費電力が大きなハードディスクを駆動させる頻度が低下され、装置全体としての消費電力をより低減することができる。
本発明の請求項6によれば、本発明を採用しない場合に比べ、画像形成装置の省電力状態の設定時に外部記憶装置を稼働状態に復帰させる頻度を低減させることができ、通信回線を介して情報の送信要求を受ける画像形成装置における電力消費の低減を図ることができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べ、画像形成用の画像データに展開する際に使用する主記憶装置のメモリ領域を省電力状態の設定時に有効利用することができる。
本発明の請求項8によれば、本発明を採用しない場合に比べ、画像形成装置の省電力状態及び稼動状態に応じて、主記憶装置と外部記憶装置とを適切に利用することが可能になる。
本発明の請求項9によれば、主記憶装置の履歴情報と外部記憶装置の履歴情報とが並存することがないため処理の混乱を防止でき、かつ、主記憶装置の履歴情報に変更があったか否かの判断を省略できる。
本実施の形態の画像形成システムの構成例を示す図である。 本実施の形態の端末装置の構成を説明するブロック図である。 本実施の形態の画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 本実施の形態の画像形成装置にて設定される動作モードを説明する図である。 本実施の形態の画像形成装置が画像形成処理に関する履歴情報に関して行う処理内容の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成システムの説明>
図1は、本実施の形態の画像形成システム1の構成例を示す図である。図1に例示した画像形成システム1では、例えばユーザ(操作者、作業者)の作業スペース(例えば、デスク)等に設置された外部装置の一例としての端末装置2と、端末装置2からの画像形成命令に基づき用紙上に画像を形成する画像形成装置の一例としての画像形成装置3A,3B(以下、「画像形成装置3」とも総称する)と、画像形成装置3A,3Bにて実行された画像形成処理各々の内容に関する履歴情報を管理する管理サーバ4とが、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信回線の一例としてのネットワーク5を介して双方向に通信可能に接続されている。通信回線としては、電話回線や衛星通信回線(例えば、デジタル衛星放送における空間伝送路)等を含んでもよい。
なお、ネットワーク5上には通常、複数の端末装置2と複数の画像形成装置3とが接続可能であるが、図1では、その一例として、それぞれ1台の端末装置2と2台の画像形成装置3A,3Bとが接続された構成を示している。
<端末装置の説明>
まず、端末装置2について説明する。
ネットワーク5に接続される端末装置2は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)が用いられ、文書や図形、グラフィック、写真等からなる画像データを作成・記憶する。
図2は、本実施の形態の端末装置2の構成を説明するブロック図である。図2に示したように、端末装置2は、端末装置2全体の動作制御や各種の情報処理を行う制御部20、予め定めたアプリケーションソフトに従って画像データを作成する画像データ作成部21、ユーザからの指示入力の受付やユーザへの各種情報の表示を行うユーザインタフェース(UI)部22を備えている。また、端末装置2は、プログラムや各種データ等が記憶される外部記憶部23、ネットワーク5との通信を行い、例えば画像データに関する画像形成命令を画像形成装置3に送信する通信部24を備えている。さらに、端末装置2は、端末装置2の各構成部に対し電力線27を介して電力を供給する電力供給部25を備えている。
この制御部20、画像データ作成部21、UI部22、外部記憶部23、通信部24、および電力供給部25は、PCI(Peripheral Components Interconnect bus)バス26に接続され、相互に信号や情報の送受信を行う。
端末装置2の上記した構成部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、外部記憶部23に、端末装置2の各構成部を制御するためのオペレーティングシステム、オペレーティングシステムと協働して各構成部の特定の機能を実行するアプリケーションソフト、さらには、画像データ作成部21にて作成された画像データや外部記憶部23に記憶された画像データ等に関する画像形成装置3への画像形成命令(印刷命令:以下、「印刷ジョブ」)を生成するプリンタドライバプログラム等が記憶されている。そして、端末装置2の図示しないCPUが、これらのプログラムを外部記憶部23から主記憶装置(例えば、RAM)に読み込み、制御部20、画像データ作成部21、および通信部24等の各構成部の機能を実現する処理を行う。
<端末装置での印刷ジョブの生成/送信処理の説明>
端末装置2においてユーザによる印刷指示がUI部22に入力されると、制御部20は、外部記憶部23からプリンタドライバプログラムを読み込み、起動させる。それにより、制御部20はプリンタドライバプログラムに従って、画像データ作成部21にて作成された画像データや外部記憶部23に記憶された画像データ等に関する印刷ジョブの生成処理を実行する。そして、制御部20は、生成した印刷ジョブを通信部24から画像形成装置3に送信する。
なお、「画像形成命令(印刷ジョブ)」とは、画像データに、例えば印刷部数、用紙サイズ、N−up(用紙の1ページ(物理ページ)内に電子文書のNページ(論理ページ)を割り付ける印刷)、余白の大きさ等の印刷形式を指定する各種属性データが付加された1つのまとまったデータの集合(印刷ジョブデータ)を意味する。
<画像形成装置の説明>
次に、画像形成装置3(3A,3B)について説明する。
本実施の形態の画像形成装置3は、画像形成処理を実行した場合には、画像形成処理各々の内容に関する履歴情報(所謂「ジョブログ」:以下、「ジョブ情報」)として、例えば画像形成処理の実行年月日、実行時間、印刷枚数(論理ページ数や物理ページ数)、カラー画像/白黒画像の区別、用紙サイズ、紙詰まりの有無等の処理内容を記憶する。さらには、ジョブ情報として、印刷ジョブの送信元である端末装置2のデバイス名、ネットワーク5上にて送信元である端末装置2を特定するMAC(Medium Access Control)アドレスやIP(Internet Protocol)アドレスの識別情報等を記憶する。そして、画像形成装置3は、管理サーバ4からジョブ情報の送信を要求された場合には、ジョブ情報を管理サーバ4に送信する。
画像形成装置3は、ジョブ情報をハードディスク(HDD)からなる外部記憶装置に記憶している。そのため、稼働状態に設定された画像形成装置3が管理サーバ4からジョブ情報の送信を要求された場合には、画像形成装置3は、外部記憶装置からジョブ情報を管理サーバ4に送信する。
一方、画像形成装置3は、例えば端末装置2からの直近の画像形成命令の送信から予め定められた時間を経過しても次の画像形成命令が送信されない場合等には、消費電力が画像形成処理が実行される動作状態(稼働状態)よりも低減された動作状態(省電力状態)に移行される。そこで、本実施の形態の画像形成装置3は、省電力状態に移行する際には、ハードディスク(外部記憶装置)に記憶されたジョブ情報を処理手段(制御部:後段参照)の主記憶装置(メインメモリ)に転送する。そして、省電力状態に移行した画像形成装置3が管理サーバ4からジョブ情報の送信を要求された場合には、画像形成装置3は、主記憶装置からジョブ情報を管理サーバ4に送信する。その後、省電力状態から稼働状態に復帰した場合には、画像形成装置3は、外部記憶装置からジョブ情報を管理サーバ4に送信する。
なお、ハードディスクに記憶されたジョブ情報を主記憶装置に転送する際には、ジョブ情報をハードディスクに残存させた状態で主記憶装置に転送してもよいし、ジョブ情報をハードディスクから消去してもよい。ただし、ジョブ情報をハードディスクから消去した場合、主記憶装置に記憶されたジョブ情報に変更が加えられた場合には、省電力状態から稼働状態に復帰する際に、処理手段(制御部)の主記憶装置(メインメモリ)に記憶されたジョブ情報をハードディスク(外部記憶装置)に転送する。
このように、本実施の形態の画像形成装置3においては、省電力状態に移行する際には、ハードディスク(外部記憶装置)に記憶されたジョブ情報を主記憶装置に転送する。それにより、省電力状態に移行した画像形成装置3が管理サーバ4からジョブ情報の送信を要求された場合には、画像形成装置3は、主記憶装置からジョブ情報を管理サーバ4に送信する。そのため、管理サーバ4からジョブ情報の送信要求が行われる度に、機械的駆動機構を備えたハードディスクを省電力状態から稼働状態に復帰させる必要がなくなるので、画像形成装置3での電力消費が低減される。
ところで、画像形成装置3で実行される画像形成処理においては、通常、端末装置2から送信された印刷ジョブに含まれる画像データに対して次のような処理が行われる。すなわち、印刷ジョブに含まれる例えばPDL(Page Description Language:ページ記述言語)形式の画像データを解析して中間データを生成するPDL解析処理、PDL解析処理により生成された中間データを画素の並びで表現された画像形成用の画像データ(ラスタ画像データ等)に展開(レンダリング)するレンダリング処理、レンダリングされた画像データを印刷処理に適した表色系の画像データ(例えば、YMCK)に色変換する色変換処理、色変換処理された画像データに対するスクリーン処理等が行われる。そして、中間データを画像形成用の画像データに展開するレンダリング処理に際しては、作業領域として主記憶装置内に予め割り当てられているメモリ領域が使用される。この主記憶装置内のメモリ領域は、一般に、記憶容量が数100MBのメモリ領域で構成され、画像形成処理が実行されない省電力状態設定時には、使用されない空き状態となる。そのため、省電力状態設定時には、レンダリング処理時に作業領域として使用される主記憶装置内のメモリ領域が、ジョブ情報を記憶しておくための充分なメモリ領域として存在している。
そこで、本実施の形態の画像形成装置3では、省電力状態の設定時に、主記憶装置内のレンダリング処理用の作業メモリ領域にハードディスク(外部記憶装置)に記憶されたジョブ情報を記憶する。そして、省電力状態に移行した画像形成装置3が管理サーバ4からジョブ情報の送信を要求された場合には、主記憶装置内のレンダリング処理用の作業メモリ領域から管理サーバ4にジョブ情報を送信する。それにより、管理サーバ4からジョブ情報の送信要求が行われる度にハードディスクを省電力状態から復帰させる必要がなくなる。ハードディスク(HDD)は、ディスクを回転駆動させるための機械的駆動機構を備えるために消費電力が比較的大きいことから、ハードディスクを省電力状態から復帰させる必要がなくなることにより、画像形成装置3での電力消費が低減される。
引き続いて、上記した動作を行う本実施の形態の画像形成装置3の構成について述べる。
図3は、本実施の形態の画像形成装置3の構成を説明するブロック図である。図3に示したように、画像形成装置3は、画像形成装置3全体の動作制御や画像処理を含む各種の情報処理を行う処理手段の一例としての制御部30、ネットワーク5との通信を行って信号や情報を送受信する送信手段の一例としての通信部31を備えている。
制御部30は、動作制御や情報処理を実行する際の演算処理を行う演算装置の一例としてのCPU301、CPU301の作業用メモリ等として用いられる主記憶装置の一例としてのRAM302、CPU301により実行されるプログラム等にて用いられる設定値等のデータが格納されるROM303を備えている。そして、これらはPCIバス304を介して相互に接続される。
また、画像形成装置3は、ユーザからの指示入力の受付やユーザへの各種情報の表示を行うユーザインタフェース(UI)部32、ネットワーク5を介して端末装置2から送信される印刷ジョブに従って用紙上に画像を形成する画像形成手段の一例としての画像出力部33を備えている。画像出力部33としては、例えば電子写真方式の画像形成エンジンが用いられる。
加えて、画像形成装置3は、画像形成装置3の各構成部を制御するためのオペレーティングシステム、オペレーティングシステムと協働して各構成部の特定の機能を実行するアプリケーションソフト等の各種のプログラムや、画像データ等の各種のデータが記憶される外部記憶装置の一例としての外部記憶部34を備えている。外部記憶部34としては、記憶容量が例えば160GBと大きく、かつ安価なハードディスク(HDD)が用いられる。
また、画像形成装置3は、商用電源から供給される例えば100Vの交流電力または商用電源からの交流電力を予め定めた直流電圧(例えば、24V,12V,5V,3V)に変換して各構成部に供給する電力供給部35を備えている。電力供給部35には、画像出力部33や外部記憶部34等の各構成部への例えば交流電圧100V、直流電圧24V、12V等の駆動系電力を供給する第1電力線351と、各構成部への例えば電圧5Vや3Vの制御系電力を供給する第2電力線352と、制御部30や通信部31、さらにはUI部32の入力部(不図示)への制御系電力を供給する第3電力線353とが接続されている。
そして、電力供給部35は、制御部30にて設定される画像形成装置3の動作モード(動作状態)に応じて、第1電力線351への駆動系電力の供給や停止を設定し、第2電力線352への制御系電力の供給や停止を設定する。一方、電力供給部35は、第3電力線353への制御系電力は常時供給する。
画像形成装置3に配置された上記の制御部30、通信部31、UI部32、画像出力部33、外部記憶部34、および電力供給部35は、PCIバス36に接続され、相互に信号の送受信を行う。
また、画像形成装置3の上記した構成部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、画像形成装置3の制御部30のCPU301が、オペレーティングシステムやアプリケーションソフト等の各種プログラムを外部記憶部34から主記憶装置(RAM302)に読み込み、制御部30、通信部31、UI部32、画像出力部33、外部記憶部34、および電力供給部35等の各構成部の機能を実現させる処理を行い、さらには各構成部に対する動作制御や情報処理等を実行する。
なお、このオペレーティングシステムやアプリケーションソフト等の各種プログラムに関するその他の提供形態としては、予めROM303に格納された状態にて提供され、RAM302にロードされる形態がある。さらに、EEPROM等の書き換え可能なROM303を備えている場合には、制御部30のCPU301がセッティングされた後に、プログラムだけがROM303にインストールされ、RAM302にロードされる形態がある。また、インターネット等のネットワーク5を介して制御部30にプログラムが伝送され、制御部30のROM303にインストールされ、RAM302にロードされる形態がある。さらにまた、DVD−ROMやフラッシュメモリ等の外部記録媒体からRAM302にロードされる形態がある。
<画像形成装置の制御部の機能の説明>
次に、画像形成装置3の制御部30の機能について説明する。
画像形成装置3の制御部30は、まず、例えば端末装置2からネットワーク5を介して画像形成装置3自身に向けて送信された印刷ジョブを処理する機能を有する。すなわち、制御部30は、ネットワーク5を介して送信された印刷ジョブに従って印刷ジョブに含まれる画像データに処理(レンダリング処理等の画像処理)を施し、処理済みの画像データを画像出力部33に転送する。
また、制御部30は、例えば端末装置2からの印刷ジョブの受信状況等に応じて画像形成装置3の動作モード(動作状態)を制御する機能を有する。図4は、本実施の形態の画像形成装置3にて設定される動作モードを説明する図である。図4に示したように、制御部30は、動作モードとして「画像形成動作モード」と「スタンバイモード」と「スリープモード」とを選択的に設定する。
画像形成動作モードは、画像処理済みの画像データが画像出力部33に転送された場合に設定され、画像出力部33にて印刷ジョブに従った用紙上への画像形成動作を実行している動作状態である。また、スタンバイモードは、例えば端末装置2から印刷ジョブを取得した場合やUI部32にてユーザからの指示入力があった場合に設定される。そしてスタンバイモードは、例えば制御部30にて印刷ジョブに含まれる画像データの全部または一部に関する画像処理が終了した際に直ちに画像形成動作モードに移行する動作状態である。さらにまた、スタンバイモードは、画像形成動作モードの終了後の予め定めた期間においても設定される場合がある。画像形成動作モードやそれに準ずるスタンバイモードでは、電力供給部35から第1電力線351を介して画像形成装置3内の画像形成に関する動作を行う構成部に駆動系電力が供給され、第2電力線352を介して画像形成装置3内の制御・処理に関する動作を行う構成部に制御系電力が供給される。
スリープモードは、例えば画像形成動作モードが終了しスタンバイモードが設定された後の予め定めた時間長の待機時間Tを経過しても再び印刷ジョブの受信やUI部32でのユーザからの指示入力がない場合に設定される動作状態である。スリープモードでは、制御部30や通信部31、UI部32の入力部(不図示)だけが動作を継続し、それ以外の構成部は動作を停止する。すなわち、スリープモードにおいては、電力供給部35から第3電力線353を介した通信部31への制御系電力の供給は継続される。その一方で、電力供給部35から第1電力線351を介した画像形成装置3内の画像形成に関する動作を行う構成部への駆動系電力が停止され、第2電力線352を介した画像形成装置3内の制御・処理に関する動作を行う構成部への制御系電力が停止される。それにより、スリープモードによる画像形成装置3の省電力化が図られる。
ここで、スリープモードにおいて、制御部30のCPU301への制御系電力を停止し、制御部30内のRAM302およびROM303への制御系電力の供給だけを継続するように構成してもよい。それにより、スリープモードにおいてCPU301が停止状態に設定され、画像形成装置3の更なる省電力化が図られる。本実施の形態では、スリープモードにおいて制御部30のCPU301への制御系電力を停止するものとする。
制御部30は、例えば画像形成動作モードの終了後にスタンバイモードが設定されてから待機時間Tを経過しても印刷ジョブの受信等がない場合には、スリープモードへの移行を指示するスリープモード移行信号を生成する。なお、ここでの待機時間Tは“0”も含み、スタンバイモードが設定された直後にスリープモード移行信号を生成してもよい。
一方、スリープモードが設定された状態で印刷ジョブを受信した場合、またはスリープモードが設定された状態でUI部32にてユーザからの指示入力があった場合には、制御部30のCPU301に対する第3電力線353からの制御系電力の供給が再開される。それにより、制御部30のCPU301は停止状態から復帰して、スリープモードからの復帰を指示するスリープモード復帰信号を生成する。
そして、制御部30(CPU301)は、生成したスリープモード移行信号またはスリープモード復帰信号をPCIバス36を介して電力供給部35に送信する。電力供給部35が制御部30からスリープモード移行信号を取得した場合には、第1電力線351からの駆動系電力の供給を停止し、第2電力線352からの制御系電力の供給を停止する。それにより、制御部30や通信部31、UI部32の入力部(不図示)以外の構成部(CPU301を含む)は動作を停止する。
また、電力供給部35が制御部30からスリープモード復帰信号を取得した場合には、第1電力線351からの駆動系電力の供給を開始し、第2電力線352からの制御系電力の供給を開始する。それにより、画像出力部33や外部記憶部34等といった画像形成処理に関連する構成部が動作可能状態(稼動状態)に設定される。
また、画像形成装置3の制御部30は、例えば端末装置2からの印刷ジョブを画像形成処理した場合には、画像データについて行った画像形成処理各々の内容に関する履歴情報(ジョブ情報)として、例えば画像形成処理の実行年月日、実行時間、印刷枚数(論理ページ数や物理ページ数)、カラー画像/白黒画像の区別、用紙サイズ、紙詰まりの有無等、さらには、印刷ジョブの送信元である端末装置2のデバイス名、ネットワーク5上にて送信元である端末装置2を特定するMACアドレスやIPアドレスの識別情報等を外部記憶部34に記憶する。
そして、画像形成装置3(3A,3B)各々における履歴情報は、管理サーバ4の送信要求に応じて、画像形成装置3から管理サーバ4に送信される。それにより、管理サーバ4は、画像形成装置3各々における履歴情報を集計して、各画像形成装置3にて行われた画像形成処理の内容や実行状況を管理する。
その場合に、画像形成動作モードまたはスタンバイモードの設定時に管理サーバ4から履歴情報の送信要求があった場合には、制御部30(CPU301)は、外部記憶部34から履歴情報を読み出し、履歴情報を通信部31から管理サーバ4に送信する。
一方、動作モードをスリープモードへ移行させる場合には、制御部30は、外部記憶部34に記憶された履歴情報を制御部30内のRAM302に転送して記憶させる。この場合に履歴情報を記憶するRAM302内のメモリ領域は、上記したように、レンダリング処理用の作業領域(メモリ領域)である。そして、スリープモード設定時に管理サーバ4から履歴情報の送信要求があった場合には、制御部30のCPU301が停止状態から復帰して、RAM302から履歴情報を読み出し、履歴情報を通信部31から管理サーバ4に送信する。
<画像形成装置での画像形成処理に関する履歴情報の送信処理の説明>
図5は、本実施の形態の画像形成装置3が画像形成処理に関する履歴情報に関して行う処理内容の一例を示すフローチャートである。
図5に示したように、画像形成装置3では、通信部31が例えば端末装置2からの印刷ジョブの受信や管理サーバ4からの履歴情報の送信要求の受信を監視し、UI部32がユーザからの指示入力の受付を監視する(S101)。通信部31が印刷ジョブを受信するか、またはUI部32がユーザからの指示入力を受け付けた場合には(S102でYes)、制御部30が起動されて、画像形成装置3にスタンバイモード、さらには画像形成動作モードを設定する(S103)。ここでの「設定」には、既に画像形成装置3にスタンバイモードまたは画像形成動作モードが設定され、これらの動作モードを制御部30が「維持」する場合も含まれる。
そして、制御部30がスリープモードからスタンバイモードを設定した際には、RAM302内のレンダリング処理用の作業領域(メモリ領域)をクリア(消去)する(S104)。スリープモードからスタンバイモードを設定した場合には、履歴情報が記憶されている可能性があるためである。
その後、制御部30は、再びステップ101に戻り、通信部31での印刷ジョブの受信、管理サーバ4からの履歴情報の送信要求の受信、またはUI部32でのユーザからの指示入力の受付を監視する。
一方、画像形成装置3の制御部30は、画像形成動作モードの終了後にスタンバイモードが設定されてから待機時間Tを経過しても、印刷ジョブおよび管理サーバ4からの履歴情報の送信要求の受信、さらにはユーザからの指示入力の受付の何れもが行われない場合には(S102でNo、S105でNo、S106でYes)、制御部30は、画像形成装置3をスリープモードに設定する(S107)。
画像形成装置3をスリープモードに設定する際には、制御部30は、転送制御手段として機能し、外部記憶部34に記憶された履歴情報を制御部30内のRAM302に転送して記憶させる(S108)。
また、画像形成動作モードの終了後にスタンバイモードが設定されてから待機時間Tを経過するまでは(S102でNo、S105でNo、S106でNo)、制御部30は、再びステップ101に戻って、通信部31での印刷ジョブの受信、管理サーバ4からの履歴情報の送信要求の受信、またはUI部32でのユーザからの指示入力の受付を監視する。
通信部31が管理サーバ4からの履歴情報の送信要求を受信した場合には(S102でNo、S105でYes)、制御部30は、画像形成装置3の動作モードに応じた履歴情報の送信処理を行う。
すなわち、制御部30は、画像形成装置3にスタンバイモードまたは画像形成動作モードが設定されている場合には(S109でYes)、履歴情報が外部記憶部34に記憶されているので、外部記憶部34から履歴情報を読み出し、履歴情報を通信部31から管理サーバ4に送信する(S110)。
また、画像形成装置3にスリープモードが設定されている場合には(S109でNo)、履歴情報が制御部30内のRAM302に記憶されているので、制御部30は、制御部30内のRAM302から履歴情報を読み出し、履歴情報を通信部31から管理サーバ4に送信する(S111)。
制御部30が外部記憶部34に記憶されている履歴情報を管理サーバ4に送信した後、または、制御部30内のRAM302に記憶されている履歴情報を管理サーバ4に送信した後、制御部30は、再びステップ101に戻り、通信部31での印刷ジョブの受信、管理サーバ4からの履歴情報の送信要求の受信、またはUI部32でのユーザからの指示入力の受付を監視する。
なお、図5のステップ108にて、制御部30が外部記憶部34に記憶された履歴情報を制御部30内のRAM302に転送して記憶させる場合に、外部記憶部34から履歴情報を消去してもよい。その場合には、スリープモードからスタンバイモードに移行させる際に、制御部30は、制御部30内のRAM302に記憶された履歴情報を外部記憶部34に転送して記憶させる処理を行う。
さらには、制御部30内のRAM302に記憶された履歴情報に変更が加えられた場合においても、転送制御手段として機能する制御部30は、スリープモードからスタンバイモードに移行させる際に、制御部30内のRAM302に記憶された履歴情報を外部記憶部34に転送して記憶させる処理を行う。
また、本実施の形態では、画像形成装置3での画像形成処理に関する履歴情報を管理サーバ4に送信する場合について説明した。管理サーバ4に送信する情報は、画像形成処理に関する履歴情報に代え、または画像形成処理に関する履歴情報に加えて、外部記憶部34に構成された親展ボックス内に記憶された画像データに関する情報や、画像形成装置3を使用するユーザに関する情報等といった画像形成装置3の使用に関連する各種の情報であってもよい。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成システム1に用いられる画像形成装置3においては、省電力状態(スリープモード)の設定時に、ハードディスクからなる外部記憶装置(外部記憶部34)に記憶されたジョブ情報等の情報を主記憶装置(RAM302)内のレンダリング処理用の作業メモリ領域に転送して記憶させる。そして、省電力状態(スリープモード)に移行した画像形成装置3が管理サーバ4からジョブ情報等の情報の送信を要求された場合には、主記憶装置(RAM302)内のレンダリング処理用の作業メモリ領域から管理サーバ4に情報を送信する。それにより、管理サーバ4から情報の送信要求が行われる度にハードディスクを省電力状態から復帰させる必要がなくなる。それにより、画像形成装置3での電力消費が低減される。
1…画像形成システム、2…端末装置、3(3A,3B)…画像形成装置、4…管理サーバ、5…ネットワーク、20,30…制御部、21…画像データ作成部、22,32…ユーザインタフェース(UI)部、24,31…通信部、33…画像出力部、34…外部記憶部、35…電力供給部、301…CPU、302…RAM

Claims (9)

  1. 画像形成命令を取得して演算装置と主記憶装置とにより当該画像形成命令に含まれる画像データを当該画像形成命令に従って処理する処理手段と、
    稼動状態と当該稼動状態よりも消費電力が低い省電力状態とが設定され、当該稼動状態にて前記処理手段により処理された前記画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段の動作状態に対応して前記稼動状態と前記省電力状態とが設定され、前記処理手段にて前記画像データに関わる情報を履歴情報として記憶する外部記憶装置と、
    前記外部記憶装置の前記省電力状態への設定に対応させて当該外部記憶装置に記憶された前記履歴情報を、前記画像形成手段による画像形成が実行されない前記省電力状態時に空き状態になる前記主記憶装置のメモリ領域に転送して記憶させる転送制御手段と
    前記省電力状態にて外部装置から前記履歴情報の送信要求があった場合に前記主記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部装置に送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記メモリ領域は、前記画像形成手段が前記稼動状態に設定され、前記処理手段の前記演算装置が前記画像データを画素の並びで表現された画像形成用の画像データに展開する際に使用する領域であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記送信手段は、前記稼動状態にて前記外部装置から前記履歴情報の送信要求があった場合に前記外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部装置に送信することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記転送制御手段は、前記送信手段にて前記外部記憶装置に記憶された前記履歴情報を前記主記憶装置に転送する場合には、当該外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を消去し、当該外部記憶装置を前記稼動状態に設定するに際し、当該主記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部記憶装置に転送して記憶させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記外部記憶装置は、ハードディスクに前記履歴情報を記憶する記憶装置からなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の画像形成装置。
  6. コンピュータに、
    画像形成命令を取得する機能と、
    取得した画像形成命令に含まれる画像データを主記憶装置内に構成された作業領域を使用しながら当該画像形成命令に従って処理させる機能と、
    処理された前記画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成手段の動作状態に対応して稼動状態と当該稼動状態よりも消費電力が低い省電力状態とが設定される外部記憶装置に、前記画像データ各々に関わる情報を履歴情報として記憶させる機能と、
    前記外部記憶装置を前記省電力状態に設定する場合に当該外部記憶装置に記憶された前記履歴情報を、前記画像形成手段による画像形成が実行されない前記省電力状態時に空き状態になる前記主記憶装置のメモリ領域に転送して記憶させる機能と
    前記省電力状態にて外部装置から前記履歴情報の送信要求があった場合に前記主記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部装置に送信させる機能と
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  7. 前記メモリ領域は、前記画像形成手段が前記稼動状態に設定され、前記画像データを画素の並びで表現された画像形成用の画像データに展開する際に使用する領域であることを特徴とする請求項6記載のプログラム。
  8. 前記履歴情報を前記外部装置に送信させる機能は、前記稼動状態にて当該外部装置から当該履歴情報の送信要求があった場合に前記外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部装置に送信することを特徴とする請求項6または7記載のプログラム。
  9. 前記履歴情報を前記メモリ領域に転送して記憶させる機能は、前記外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を前記主記憶装置に転送する際に、当該外部記憶装置に記憶された当該履歴情報を消去し、当該外部記憶装置を前記稼動状態に設定するに際し、当該主記憶装置に記憶された当該履歴情報を当該外部記憶装置に転送して記憶させることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項記載のプログラム。
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