JP5326254B2 - 情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
このような画像処理装置においては、装置が所定時間使用されなかった場合等に装置の特定部位への電源供給を停止し、省電力化を図ることが行われている。電源供給が停止される部分の例としては、定着ヒータや装置全体のコントローラ等が挙げられる。このような装置の省電力化においては、電源供給を再開するタイミングの判断が重要な技術の1つとなる。電源供給再開の技術として、データの送信又は受信の開始に関する信号に基づいて電源供給を再開する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に開示された技術においては、データの送受信開始に応じて装置の一部への電源供給を再開することにより、余分な回路への電源供給再開を省き、更なる省電力化を実現する。
参考までに、OSとしてウィンドウズ(登録商標)が実装されたクライアント端末装置における印刷処理の典型的な手順を説明する。最初の印刷指示を行うと、印刷ダイアログボックスが開き、印刷ダイアログボックス中の印刷ボタンを押すことにより実際に印刷機器に情報が送られて印刷指示が完了し印刷機器側処理が開始される。この場合、印刷機器が省電力モードにある場合には復帰処理が開始され、一定時間経過後に印刷可能状態となると実際の印刷処理が行われることになる。なお、印刷指示に際して必要に応じて印刷ダイアログボックス内の印刷プロパティ設定画面でどのような印刷結果を得たいかの詳細を設定することができる。また、アプリケーションプログラムから印刷プレビューを起動して現在の設定による印刷結果の事前確認をすることができるように設計するのが標準的設計となっている。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、既存の画像形成装置が省電力状態である場合に、稼働状態への復帰時間に基づく画像形成完了までの遅延を短縮することを目的とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記複数の機器を前記省電力状態から前記稼働状態へ遷移させる状態遷移命令を入力する状態遷移命令入力手段を有し、前記解除信号送信手段は、前記状態遷移命令の入力に応じて前記省電力解除信号を送信することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3いずれか1項に記載の情報処理装置において、前記出力処理の実行命令を入力する実行命令入力手段を有し、前記解除信号送信手段は、前記出力処理の実行命令の入力に応じて前記省電力解除信号を送信することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の情報処理装置において、前記出力処理の実行命令の入力に応じて前記複数の機器に前記出力処理の実行命令を送信する実行命令送信手段を更に有し、前記実行命令送信手段は、前記省電力解除信号が送信された後に前記出力処理の実行命令を送信することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6いずれか1項に記載の情報処理装置において、出力処理対象の画像情報を前記複数の機器それぞれに対応した形式に変換する画像処理手段と、記画像処理手段による画像処理の実行条件に関する画像処理条件情報を入力する画像処理条件情報入力手段とを有し、前記解除信号送信手段は、前記画像処理条件情報入力手段の動作に応じて前記省電力解除信号を送信することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7いずれか1項に記載の情報処理装置において、前記出力処理の結果形成される画像を表示させる表示命令を入力する表示命令入力手段を有し、前記解除信号送信手段は、前記表示命令の入力に応じて前記省電力解除信号を送信することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、出力処理が実行可能な稼働状態と当該稼働状態よりも消費電力が低減された省電力状態とを有する複数の機器とネットワークを介して接続され、起動命令入力手段と、事前送信手段を有し、前記出力処理の実行命令の送信を行うアプリケーションプログラムを備える情報処理装置における情報処理方法であって、前記複数の機器の稼働状態と省電力状態との遷移に関する状態遷移情報を取得し、前記省電力状態から前記稼働状態へ遷移させる省電力解除信号を前記複数の機器それぞれに応じて生成するための信号形式の情報に基づいて生成し、起動命令入力手段が、前記アプリケーションプログラムの起動命令を入力し、前記事前送信手段が、前記アプリケーションプログラムから前記実行命令が送信された場合に、前記出力処理に必要な事前情報をポートモニタへと送信し、前記事前送信手段による前記事前情報の前記ポートモニタへの送信を契機として、前記省電力解除信号を前記機器に対して送信することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、制御プログラムであって、請求項10に記載の情報処理方法を情報処理装置に実行させることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、記録媒体であって、請求項11に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする。
実施の形態1.
図1は、本発明に係るネットワークプリントシステムの一実施例を示すシステム構成図である。図2は、本発明で言う情報処理装置であるクライアント端末装置に搭載される印刷支援クライアントシステム等の制御プログラムの構成を示すシステム構成図である。
図1に示すように、実施形態のネットワークプリントシステム500は、省電力モードを備えた印刷機器(プリンタ)100a、100bと、後で詳述する如きの解除信号を印刷機器に対して送信する機能(励起機能)を備えたクライアントPC(Personal Computer)200(クライアント端末装置、ホストコンピュータとも言われる)とが、ネットワーク300を介して接続されている。図1では例示的に印刷機器A;100aと印刷機器B;100bのみ図示しているが、より多数でもあるいは1台であっても良い。なお、本実施形態における印刷機器は、印刷機能のみを有する例えばレーザープリンタ(LP:Laser Printer)などでも良いし、印刷機能の他にもスキャン機能やコピー機能、ファクシミリ機能を有する複合機(MFP:Multi Function Printer)であっても良い。また、デジタル複写機、ファクシミリ装置等の他の印刷機器を用いてもよい。
オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム、デバイスドライバ(プリンタドライバ)、通信制御用のプログラムなどはRAMにロードされて、CPUの制御によって処理が実行される。プログラム及び関連データは、フレキシブルディスク(FD)やCD−ROM等の中に記憶され、そこからクライアントPCに供給され実装される。また、クライアントPCはユーザインタフェースとしてのマウスやキーボードを有する。ユーザはクライアントPCに接続されたマウスやキーボードを操作手段として、クライアントPC200を操作する操作情報を入力する。
クライアントPC200に実装されている印刷支援クライアントシステムは、ネットワークを経由して印刷機器に印刷データを送信し印刷物を得るための支援を行う(プログラム)システムで、特に、実際の印刷を開始させる前に即座に印刷できる状態にするための励起機能を備えている。この機能は、クライアントPCが読出した印刷支援クライアントシステムのプログラムコードを実行することにより実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も意味するものとする。
常駐プログラム401はネットワークに接続された各印刷機器を機器情報記憶部に登録し、またその監視ができる。登録した印刷機器に対して、常駐プログラム401は、ネットワークを介して接続されている印刷機器A及び印刷機器Bに設定されている個々の印刷機器特有の情報を表すMIB(Management Information Base)情報を、公知であるネットワークのSNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルにより任意のタイミングで閲覧し、その機器情報を機器情報記憶部に保持する。即ち、常駐プログラム401は、印刷機器A、B等の画像形成装置の情報を取得する装置情報記憶手段として機能する。ポートモニタ402は、印刷データを印刷機器に送信するための各ポートを監視・制御する役割を持つ。なお、上記機能の一部あるいは全部は、OSレベルあるいは上位プログラムで提供される場合もある。
そして、ユーザがマウスやキーボード等の操作手段を操作し、常駐プログラム処理受付のメニューを開くためのアイコンをクリックする等の操作情報を入力すると(ステップ;S304:YES)、常駐プログラムは、クライアントPCに接続されたディスプレイモニタ等の表示装置に、メニューを表示する。常駐プログラムのメニューは、上記表示装置に表示されたグラフィカルユーザインタフェース上に表示される。このメニュー中に、S303において確認された夫々の機器毎の状態が表示される(ステップ;S305)。
図4の例において、二重丸記号(◎)が描かれていればその印刷機器はアクティブ状態(稼働状態)であることを示しており、白抜き三角マーク(△)が描かれていれば休止状態(省電力状態)にあることを示している。その他、(○)の場合は、作像機構のみ停止して待機している状態であり、(×)の場合は、主電源が供給されていない状態である。なお、図4においては、簡便化のため各印刷機器名の表示の前に◎・△などの記号を描くようにして状態を示しているが、この他、“稼動中”、“待機中”、“省電力中”及び“非稼働”等の、より詳細な表示によって表現することもできる。また前記印刷機器名の表示(領域)をクリックすると、機器の状態の詳細を文字情報として表示するようにすることもできる。
このときクライアントPC使用者はメニュー一覧に表示された印刷機器の名前に対して指示(名前表示領域クリックするなど)を行うことができ、省電力モードにある印刷機器名をクリックすれば(S503)、この指示に対応して常駐プログラムが省電力解除信号を印刷機器に送信する(S504)。即ち、常駐プログラム401によって表示されたメニュー画面の、夫々の印刷機器を示す表示部が、印刷機器を省電力状態から稼働状態へ遷移させる状態遷移命令を入力する状態遷移命令入力手段として機能する。これにより印刷機器が省電力モードから復帰する。すなわち、印刷機器の指定を契機に、常駐プログラム401が解除信号生成手段として機能すると共に、ポートモニタ及びネットワークインタフェース等の信号送信部と連動して解除信号送信手段として機能し、印刷機器の励起(省電力モードからの復帰指示)を行うことができる。
その後、印刷ダイアログボックス中の印刷ボタンクリック操作;従来における印刷指示開始操作)が行われ(S505)、印刷情報としての実際の印刷データが送信される(S506)。この際には、即時に印刷データの印刷が行われるので、結果、待ち時間が短縮される。以上説明したように、本実施形態にかかる情報処理装置としてのクライアントPCでは、印刷支援クライアントシステムを備えることにより、既存の画像形成装置が省電力状態である場合に、稼働状態への復帰時間に基づく画像形成完了までの遅延を短縮することが可能となる。
上記実施形態では、使用者の明示的な操作で解除信号を送出する例を説明した。これ以外にも、適時に自動的に解除信号を送出するように設定することが可能である。図6のフローチャートは、アプリケーションプログラムを起動したときに、印刷指示の前に事前に印刷機器に対して解除信号を送信し、その後、印刷情報を送信する機能を説明したものである。図6で示すように、印刷支援クライアントシステム400が起動され(ステップ;S301)、その後にアプリケーションプログラム420が起動されると(S602)、図2中に示した常駐プログラム401がアプリケーションプログラム420の起動を検知し(S603)、解除信号を印刷機器に送信する(S604)。
これにより印刷機器が省電力モードから復帰する。その後、印刷ダイアログボックス中の印刷ボタンクリック操作(従来における印刷指示開始操作)が行われると(S805)、印刷情報としての実際の印刷データが送信される(S806)。この場合も、待ち時間が短縮される。なお、アプリケーションプログラム420の起動は、必ずしも短時間内での印刷操作が伴うとは限らないが、大きな不都合は生じない。アプリケーションプログラム420の起動は、一般的なPCと同様にマウスやキーボード等の操作部から行い、OS等の基本ソフトウェアによって処理される。即ち、クライアントPCの操作部及びそれらのハードウェアの操作を処理するハードウェアインタフェースが、アプリケーションプログラムの起動命令を入力する起動命令入力手段として機能する。
常駐プログラム401は、印刷ダイアログボックスの起動を検知し、印刷機器を励起するための前述の解除信号を印刷機器に送信する(S705)。その後の、印刷ダイアログボックス中の印刷ボタンクリック操作(S805)、印刷情報としての実際の印刷データ送信(S806)の各処理は、前実施形態と全く同様である。アプリケーションプログラムの印刷ダイアログボックスとは、即ち、画像形成動作の詳細を設定する機能のユーザインタフェースであり、画像形成条件情報入力手段として機能する。従って、常駐プログラム401は、画像形成条件情報入力手段の起動に基づいて、省電力解除信号を送信する。この他、印刷ダイアログボックスへの情報入力など、画像形成条件情報入力手段の動作に基づいて、上記信号を送信することも可能である。
すなわち、クライアントPC使用者がアプリケーションプログラムのメニューから印刷を選択し、前実施例と同様なステップ;S703までの過程を経て、図8で示すように印刷ダイアログボックスを起動したあと、更に印刷ダイアログボックス内の印刷機器のプロパティを設定する画面表示を起動した場合(S904)に、アプリケーションプログラム420が、印刷のために必要となる事前情報をスプールサービスを経由してポートモニタに送る(ステップ;S905)。常駐プログラム401がこれを検知し、印刷機器を励起するための前述の解除信号を印刷機器に送信する(ステップ;S906)。その後の、印刷ダイアログボックス中の印刷ボタンクリック操作(S805)、第2送信手段による印刷情報としての実際の印刷データ送信(S806)の各処理は、これまでの実施形態と同様であり図示を省略した。
印刷機器のプロパティ設定画面とは、夫々のクライアントPCにおいて、夫々の画像形成装置に対応した形式に画像情報を変換するプリンタドライバの機能設定を行うユーザインタフェースである。即ち、プリンタドライバとは画像処理手段として機能し、印刷機器のプロパティ設定画面は、画像処理条件情報入力手段として機能する。従って、常駐プログラム401は、画像処理手段の起動に基づいて、省電力解除信号を送信する。この他、印刷機器のプロパティ設定画面への情報入力など、画像処理条件情報入力手段の動作に基づいて、上記信号を送信することも可能である。
その後の、印刷ダイアログボックス中の印刷ボタンクリック操作(S805)、第2送信手段による印刷情報としての実際の印刷データ送信(S806)の各処理は、これまでの実施形態と同様であり図示を省略した。印刷プレビューとは、典型的には、プリンタドライバによって提供される機能であり、印刷機器における画像形成動作の結果形成される画像を表示する機能である。この印刷プレビューは、一般的なPCと同様にマウスやキーボード等の操作部から行い、OS等の基本ソフトウェア及びプリンタドライバによって処理される。即ち、クライアントPCの操作部及びそれらのハードウェアの操作を処理するハードウェアインタフェース並びにプリンタドライバが、印刷プレビューの起動命令を入力する表示命令入力手段として機能する。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の形態で実施可能である。必ずしも上述実施形態で挙げた、解除信号を送出する全ての契機を備える必要はなく、既述した契機のいずれかを採用した形態としても相応の待機時間短縮効果が得られる。すなわち、クライアント装置が、印刷機器に実際の印刷を開始させる前に、送出される省電力モードを解除する解除信号をネットワーク接続された印刷機器に送出する機能を備えていれば良く、印刷機器のハードウェア構成に変更を加えたり、印刷機器のハードウェア自体の変更をすることなしに、既存クライアントPCに印刷支援クライアントシステム(プログラム)を導入することによって、既存の機器をそのまま利用して、印刷に要する総時間を削減して印刷処理を従前のものより高速化するとの主目的が達成される。
Claims (12)
- 出力処理が実行可能な稼働状態と当該稼働状態よりも消費電力が低減された省電力状態とを有する複数の機器とネットワークを介して接続された情報処理装置であって、
前記複数の機器の稼働状態と省電力状態との遷移に関する情報を取得して記憶する装置情報記憶手段と、
前記省電力状態から前記稼働状態へ遷移させる省電力解除信号を前記複数の機器それぞれに応じて生成するための信号形式の情報を記憶する信号情報記憶手段と、
前記複数の機器それぞれに対応した前記省電力解除信号を前記信号情報記憶手段に記憶された前記信号形式の情報に基づいて生成する解除信号生成手段と、
前記省電力解除信号を前記機器に対して送信する解除信号送信手段と、
前記出力処理の実行命令の送信を行うアプリケーションプログラムの起動命令を入力する起動命令入力手段と、
前記アプリケーションプログラムから前記実行命令が送信された場合に、前記出力処理に必要な事前情報をポートモニタへと送信する事前送信手段と、
を有し、
前記解除信号送信手段は、前記事前送信手段による前記事前情報の前記ポートモニタへの送信を契機として、前記省電力解除信号を送信する
ことを特徴とする、情報処理装置。 - 前記複数の機器の状態に関する装置状態情報を取得する装置状態情報取得部と、
前記取得した装置状態情報を前記情報処理装置の操作者に通知する装置状態情報通知部と、を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記複数の機器を前記省電力状態から前記稼働状態へ遷移させる状態遷移命令を入力する状態遷移命令入力手段を有し、
前記解除信号送信手段は、前記状態遷移命令の入力に応じて前記省電力解除信号を送信することを特徴とする、請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記出力処理の実行命令を入力する実行命令入力手段を有し、
前記解除信号送信手段は、前記出力処理の実行命令の入力に応じて前記省電力解除信号を送信することを特徴とする、請求項1乃至3いずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記出力処理の実行命令の入力に応じて前記複数の機器に前記出力処理の実行命令を送信する実行命令送信手段を更に有し、
前記実行命令送信手段は、前記省電力解除信号が送信された後に前記出力処理の実行命令を送信することを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記出力処理の実行条件に関する条件情報を入力する条件情報入力手段を有し、
前記解除信号送信手段は、前記条件情報入力手段の動作に応じて前記省電力解除信号を送信することを特徴とする、請求項1乃至5いずれか1項に記載の情報処置装置。 - 出力処理対象の画像情報を前記複数の機器それぞれに対応した形式に変換する画像処理手段と、記画像処理手段による画像処理の実行条件に関する画像処理条件情報を入力する画像処理条件情報入力手段とを有し、
前記解除信号送信手段は、前記画像処理条件情報入力手段の動作に応じて前記省電力解除信号を送信することを特徴とする、請求項1乃至6いずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記出力処理の結果形成される画像を表示させる表示命令を入力する表示命令入力手段を有し、
前記解除信号送信手段は、前記表示命令の入力に応じて前記省電力解除信号を送信することを特徴とする、請求項1乃至7いずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記複数の機器の稼働状態と省電力状態との遷移に関する情報は、前記複数の機器に入力することにより当該情報処理装置が前記稼働状態から前記省電力状態に遷移する信号に関する情報であることを特徴とする、請求項1乃至8いずれか1項に記載の情報処理装置。
- 出力処理が実行可能な稼働状態と当該稼働状態よりも消費電力が低減された省電力状態とを有する複数の機器とネットワークを介して接続され、起動命令入力手段と、事前送信手段を有し、前記出力処理の実行命令の送信を行うアプリケーションプログラムを備える情報処理装置における情報処理方法であって、
前記複数の機器の稼働状態と省電力状態との遷移に関する状態遷移情報を取得し、
前記省電力状態から前記稼働状態へ遷移させる省電力解除信号を前記複数の機器それぞれに応じて生成するための信号形式の情報に基づいて生成し、
起動命令入力手段が、前記アプリケーションプログラムの起動命令を入力し、
前記事前送信手段が、前記アプリケーションプログラムから前記実行命令が送信された場合に、前記出力処理に必要な事前情報をポートモニタへと送信し、
前記事前送信手段による前記事前情報の前記ポートモニタへの送信を契機として、前記省電力解除信号を前記機器に対して送信する
ことを特徴とする、情報処理方法。 - 請求項10に記載の情報処理方法を情報処理装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
- 請求項11に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
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