JP5680377B2 - 画像形成装置、アプリケーションの動作状態の制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、アプリケーションの動作状態の制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、サーバ装置とネットワーク接続した画像形成装置におけるアプリケーションの起動に関するものである。
近年、コピー機能、スキャン機能、印刷機能、FAX送受信機能、イメージ送信機能等の複数の機能を併せ持つ画像形成装置(複合機、MFP:Multi Function Peripherals)において、Webサーバを備え、複数のWebアプリケーションを動作させることができる装置が知られている。このような複合機では、ブラウザや外部からの要求を処理するために、Webアプリケーションを起動させて待機状態(外部からのリクエストを処理できる状態)にしておく必要がある。この場合、待機状態にしておくために、複合機の動作メモリや記憶領域などのリソースを確保しておく必要がある。
しかし、物理的なメモリ量が少ない複合機では、多数のWebアプリケーションを待機状態とさせておくことは無駄にメモリを消費することに繋がり、複合機のパフォーマンスの低下などを招く恐れがある。
そこで、例えば、特許文献1には、過去のそれぞれの時間帯における利用頻度や使用状況に応じてアプリケーションの優先順位を決め、必要最小限のアプリケーションのみ起動させておく技術が提案されている。また、例えば、特許文献2には、ユーザインターフェースを介したユーザのログアウトあるいはログイン時に、ユーザに起動状態にするあるいは停止状態にするアプリケーションを選択させる技術が開示されている。
特開2007−279792号公報(2007年10月25日公開) 特開2010−39761号公報(2010年2月18日公開)
アプリケーションがユーザインターフェース(UI)を持たないサービス(例えば複合機外部からリクエストを受け、使用枚数情報を返す場合など)を提供するものである場合、アプリケーションを常時起動させておく必要がある。しかしながら、従来の技術では、使用するアプリケーションの種類については全く考慮されておらず、常時起動させておく必要があるアプリケーションであっても起動されない可能性がある。
特許文献1のように、利用頻度や使用状況に応じて優先順位を決め起動したとしても、そのアプリケーションが実行されるかどうかは不明であり、起動していないアプリケーションが実行できない点でユーザの利便性は損なわれたままである。また、特許文献2のように、ユーザに起動状態にするあるいは停止状態にするアプリケーションを選択させるのでは、ユーザに負担を強いることになる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、アプリケーションの起動状態について、ユーザの利便性を考慮し、無駄なリソース消費を抑えることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、上記課題を解決するために、ユーザからの指示入力を受け付ける操作部と、アプリケーションを格納するアプリケーション部と、前記アプリケーションを動作させるサーバ部と、を備えた画像形成装置であって、前記アプリケーション部に格納されたアプリケーションが、前記操作部からの指示入力に従い動作する通常型アプリケーションか、前記操作部からの指示入力を必要としないサービス型アプリケーションか、を判定する判定手段と、前記判定手段により通常型アプリケーションと判定されたアプリケーションを、停止状態になるよう制御し、前記判定手段によりサービス型アプリケーションと判定されたアプリケーションを、起動し当該アプリケーションへのアクセスが可能な待機状態になるよう制御する、動作状態制御手段と、を備えたことを特徴とする。
操作部からの指示入力を必要としないサービス型アプリケーションは、画像形成装置の内部、または外部からいつアクセスされてもよいように常に起動させ、待機状態としておく必要がある。一方、操作部からの指示入力に従い動作する通常型アプリケーションは、操作画面から利用されるため、常には起動しておく必要はない。そのため、通常型アプリケーションを起動して待機状態として、実行されるのを待つという処理のために、画像形成装置のメモリやリソースが確保され続けられるのは望ましくない。
しかし、上記構成によると、操作部からの指示入力を必要としないサービス型アプリケーションは、起動され当該アプリケーションへのアクセスが可能な待機状態になるように制御される。一方、操作部からの指示入力に従い動作する通常型アプリケーションは、停止状態となるよう制御される。
よって、常に起動させておく必要のあるサービス型アプリケーションと、必要のない通常型アプリケーションとに分け、サービス型アプリケーションを待機状態とし、通常型アプリケーションを停止状態とすることで、アプリケーションの起動状態について、ユーザの利便性を考慮し、無駄なリソース消費を抑えることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、上記構成に加え、前記判定手段による判定及び前記動作状態制御手段による制御は、当該画像形成装置の起動時に実行されてもよい。
上記構成によると、画像形成装置の起動時に、通常型アプリケーションを停止状態にし、サービス型アプリケーションを待機状態にする。よって、画像形成装置の起動時から常時このような状態にしておける。よって、常時、ユーザの利便性を考慮し、無駄なリソース消費を抑えることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、上記構成に加え、前記動作状態制御手段は、前記操作部が通常型アプリケーションの起動要求の指示入力を受け付けると、起動要求された通常型アプリケーションを起動して待機状態にし、通常型アプリケーションの使用が終了すると、当該通常型アプリケーションを停止状態にしてもよい。
上記構成によると、起動要求されると、通常型アプリケーションを待機状態にし、通常型アプリケーションの使用が終了すると、当該通常型アプリケーションを停止状態にする。このように、必要なときだけ通常型アプリケーションを待機状態にすることで無駄なリソース消費を抑えることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、上記構成に加え、前記操作部は表示部を備えており、前記判定手段は、判定対象のアプリケーションが、前記表示部に表示させるユーザインターフェースを提供する画面コンテンツを有するか否かの判定を行い、当該画面コンテンツを有する場合には、判定対象のアプリケーションを通常型アプリケーションと判定してもよい。
上記構成によると、アプリケーションを待機状態にしておくか否かを、表示部に表示させるユーザインターフェースを提供する画面コンテンツを有するか否かによって決定することができる。具体的には、判定対象のアプリケーションが、上記画面コンテンツを有する場合には、通常型アプリケーションと判定し、停止状態にし、他方、上記画面コンテンツを有していない場合には、サービス型アプリケーションと判定し、待機状態とすることができる。
ここで、前記判定手段は、前記ユーザインターフェースを提供する画面コンテンツを有するか否かの判定を、アプリケーションを構成するファイルの拡張子が、画面コンテンツ用のものであるか否かの判定、あるいは、アプリケーションを構成するファイル内に、画面コンテンツを示す識別情報が含まれているか否かの判定、の少なくとも一方によって行ってもよい。
または、前記判定手段は、通常型アプリケーションかサービス型アプリケーションかの判定を、前記アプリケーション部に格納されたアプリケーションには、通常型アプリケーションかサービス型アプリケーションかを識別する識別情報が対応付けられており、判定対象のアプリケーションに対応する識別情報による判定、あるいは、前記アプリケーション部は、通常型アプリケーションを格納する通常型アプリケーショ領域と、サービス型アプリケーションを格納するサービス型アプリケーショ領域と有しており、判定対象のアプリケーションが格納されている領域による判定、の少なくとも一方によって行ってもよい。
上記のように、
前記方法で、機器制御部が自動判定することにより、不要なアプリケーションの起動を防ぐことが可能となる。
本発明のアプリケーションの動作状態の制御方法は、上記課題を解決するために、入力指示を受け付けるユーザインターフェースと、アプリケーションを格納するアプリケーション部と、前記アプリケーションを動作させるサーバ部と、を備えた画像形成装置での前記アプリケーションの動作状態の制御方法であって、前記アプリケーション部に格納されたアプリケーションが、前記ユーザインターフェースからの入力指示に従い動作する通常型アプリケーションか、ユーザインターフェースからの入力指示を必要としないサービス型アプリケーションか、を判定する判定ステップと、前記判定ステップにて通常型アプリケーションと判定されたアプリケーションを停止状態になるよう制御し、前記判定ステップにてサービス型アプリケーションと判定されたアプリケーションを起動して当該アプリケーションへのアクセスが可能な待機状態になるよう制御する、動作状態制御ステップと、を含むことを特徴としている。
上記方法によると、上記画像形成装置と同様の効果を奏し、アプリケーションの起動状態について、ユーザの利便性を考慮し、無駄なリソース消費を抑えることが可能となる。
なお、本発明の画像形成装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各部として動作させることにより上記画像形成装置をコンピュータにて実現させるプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の画像形成装置は、以上のように、前記アプリケーション部に格納されたアプリケーションが、前記操作部からの指示入力に従い動作する通常型アプリケーションか、操前記作部からの指示入力を必要としないサービス型アプリケーションか、を判定する判定手段と、前記判定手段により通常型アプリケーションと判定されたアプリケーションを、停止状態になるよう制御し、前記判定手段によりサービス型アプリケーションと判定されたアプリケーションを、起動して当該アプリケーションへのアクセスが可能な待機状態になるよう制御する、動作状態制御手段と、を備えている。
上記構成によると、操作部からの指示入力を必要としないサービス型アプリケーションは、起動され当該アプリケーションへのアクセスが可能な待機状態になるように制御される。一方、操作部からの指示入力に従い動作する通常型アプリケーションは、停止状態となるよう制御される。
よって、常に起動させておく必要のあるサービス型アプリケーションと、必要のない通常型アプリケーションとに分け、サービス型アプリケーションを待機状態とし、通常型アプリケーションを停止状態とすることで、アプリケーションの起動状態について、ユーザの利便性を考慮し、無駄なリソース消費を抑えることが可能となる。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 上記画像形成装置の起動時のアプリケーションの動作状態の制御処理についての流れを示す図である。 上記画像形成装置の操作部からアプリケーションが選択された際のアプリケーション動作状態の制御処理の流れを示す図である。 アプリケーション一覧画面の一例を示す図である。 アプリケーション情報管理テーブルの一例を示す図である。 アプリケーションで示す画面を記述するプログラムの一例である。 上記プログラムにより表示される画面の一例を示す図である。 アプリケーションが有するファイルの一例を示す図である。
本発明の一実施形態について図1〜8に基づいて説明すると以下の通りである。
(画像形成装置)
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。本実施形態の画像形成装置1は、コピー機能、スキャン機能、印刷機能、FAX送受信機能、イメージ送信機能等の複数の機能を併せ持つ複合機(MFP:Multi Function Peripherals)であるとする。なお、イメージ送信機能には、スキャン機能で読み取り生成した画像データを、e-mailで送信する機能(scan to e-mail)や、usbメモリに格納する機能(scan to usb)が含まれる。なお、画像形成装置1が有する機能はこれらに限定されない。また、画像形成装置1は、上記の機能の全てを有していなくてもよい。つまり、1つあるいは2つ以上の機能を有していてもよい。
画像形成装置1は、画像読取部2、画像形成部3、操作部4、ウェブブラウザ部7、制御部8、通信部9、ウェブサーバ部13、及びアプリケーション部10を備えている。
操作部4は、ユーザに対して各種情報を通知するとともに、ユーザからの入力を受け付ける、ユーザインターフェース(UI)を提供するブロックである。操作部4は、各種の入力キーあるいはボタンを含む入力部5と、液晶ディスプレイ等の表示部6とを備えている。入力部5は、ユーザからの画像形成装置1の設定や動作指示に対する操作入力を受け付ける。表示部6は、各種画面表示を行う。
操作部4は、表示部6と入力部5とが一体として構成されたタッチパネルとして実現されてもよい。その場合、各種画面表示以外に各種操作ボタン等の表示を行い、その表示された各種操作ボタンを介してユーザから入力される、画像形成装置1の設定や動作指示に対する操作入力信号を、制御部8に送信する。
画像読取部2は、原稿を光学的に読み取り、読み取った光学信号を変換して画像データを生成し、画像形成部3に出力するブロックである。画像読取部2は、スキャナと原稿をスキャナの位置まで搬送する原稿搬送部とを含んでいる。なお、画像読取部2は、所定の解像度で画像を読み取る。
画像形成部3は、画像読取部2が読み取った画像データ、あるいは、(図示しない)外部装置から受信した画像データに対して、操作部4からの操作入力に応じた処理、あるいは、(図示しない)外部装置から受信した指示に従った画像処理を施し、出力処理するブロックである。ここでの出力処理とは、印刷、FAX送信、イメージデータ送信、表示部6への表示の何れかであるとする。また、出力処理に、画像データの保存を含めてもよい。
なお、ここでは画像形成部3が出力処理を行うものとして説明したが、出力処理を行う画像出力部を別途備えていてもよい。その場合、画像形成部3では、画像データに画像処理を施し、画像処理を施した画像データを画像出力部に送信する。そして、画像出力部では、受信した画像データを出力処理する。
制御部8は、画像形成装置1における各種構成、各種機能の動作を統括的に制御するブロックである。制御部8は、操作部4からの操作入力、あるいは、(図示しない)外部装置から受信した指示に応じて、図示しない記憶部に記憶されている情報に基づいて、画像形成装置1を制御する。例えば、制御部8は、コピー機能、スキャン機能、印刷機能、FAX送受信機能、イメージ送信機能などを実行するよう画像形成装置1の各ブロックを制御する。なお、これらの機能の実行方法としては公知の方法を用いることができる。
また、制御部8、判定部(判定手段)81及び動作状態制御部(動作状態制御手段)82とを備えている。
判定部81は、アプリケーション部10に格納されたアプリケーションが、操作部4からの指示入力に従い動作する通常型アプリケーション12か、操作部4からの指示入力を必要としないサービス型アプリケーション11か、を判定する。
動作状態制御部82は、判定部81により通常型アプリケーションと判定されたアプリケーションを停止状態になるよう制御し、判定部81によりサービス型アプリケーションと判定されたアプリケーションを起動して待機状態になるよう制御する。判定部81及び動作状態制御部82のさらなる処理については、後述する。
通信部9は、ネットワークを介して、(図示しない)外部装置との間での通信を行うためのインターフェイスである。また、通信部9は、アクセス先として自装置のIPアドレスが示されている場合、画像形成装置1内部のウェブサーバ部13にアクセスすることもできる。なお、上記ネットワークとしては、イーサネット(登録商標)等のLAN、インターネット、電話線、シリアルケーブル、または、他の有線回線もしくは無線回線などの通信回線が利用できる。
ウェブブラウザ部7は、通信部9を介して、ウェブサーバ部に対して要求を行い、当該要求に対する応答を受信するものである。ここで、要求先であるウェブサーバ部は、外部装置が備えたものであっても、画像形成装置1が備えたウェブサーバ部13であってもよい。つまり、ウェブブラウザ部7は、通信部9を介して、外部装置のウェブサーバ部だけでなく、画像形成装置1内部のウェブサーバ部13に対しても通信を行うことができる。
ウェブブラウザ部7は、汎用されているウェブブラウザのソフトウェアに従った動作を行う。
ウェブサーバ部13は、ウェブブラウザ部7、または外部装置からの要求(HTTPリクエスト)を受信し、当該要求に応じたアプリケーションを実行させ、ウェブブラウザ部7、または外部装置に対して応答(HTTPレスポンス)を行うブロックである。
ウェブサーバ部13は、ウェブサーバのソフトウェアに従って動作する。ここで、ウェブサーバとは、インターネット上の情報システムであるWWW(World Wide Web)を構成するサーバ装置の機能を提供するソフトウェアである。
アプリケーション部10は、ウェブサーバ部13上で動作するアプリケーションを格納するブロックである。アプリケーション部10に格納されるアプリケーションには、外部装置からの制御リクエストを受け制御部8に伝え、結果を返すサービス型アプリケーション11と、画像形成装置1自身が有する操作部4からユーザ操作によって起動される通常型アプリケーション12とがある。
通常型アプリケーション12については、操作部4からユーザによる起動要求を受け付けると、その要求は制御部8に伝えられる。制御部8はウェブブラウザ部7の起動要求を行うと共に、要求されたアプリケーションのURL情報をウェブブラウザ部7に伝える。ウェブブラウザ部7は、制御部8より取得したURLに対してHTTPプロトコルにて接続要求を行う。接続は、ウェブブラウザ部7から通信部9、ウェブサーバ部13を介して通常型アプリケーション12に伝えられる。
(アプリケーションの動作状態の制御)
次に、画像形成装置1の起動時の処理について図2を参照して説明する。図2は、起動時におけるアプリケーションの動作状態の制御処理についての流れを示すフローチャートである。
画像形成装置1の電源が投入されると(S201)、判定部81は、アプリケーション部10に格納されたアプリケーションについて、サービス型アプリケーションか否かを判定する(S202)(判定ステップ)。サービス型アプリケーションで無い場合いは、通常型アプリケーションであるので、S202では、サービス型アプリケーションか通常型アプリケーションかを判定してもよい。
サービス型アプリケーションであると判定すると(S202においてYES)、動作状態制御部82は、判定部81により判定されたアプリケーションを、待機状態へ遷移させる(S203)(動作状態制御ステップ)。ここで待機状態とは、ウェブサーバ部13上で、アプリケーションが起動状態であり、外部装置、またはウェブブラウザ部7からいつでもアクセス可能な状態を指す。
一方で、サービス型アプリケーションでないと判定する(または、通常型アプリケーションであると判定)と(S202においてNO)、動作状態制御部82は、判定部81により判定されたアプリケーションを、待機状態へ遷移させる必要がないと判断し、停止状態に遷移させる(S204)(動作状態制御ステップ)。停止状態とは、ウェブサーバ部13上にアプリケーションは配置されているが、外部装置、または画像形成装置1のウェブブラウザ部7からアクセスできない状態を指す。
上記のように、S204では停止状態に遷移させるが、もともと停止状態にあるアプリケーションであれば、停止状態を維持する(停止状態のままにする)。
なお、S201の電源投入時は、画像形成装置の全ての機能は停止しており、ウェブサーバ部13の機能も停止しているため、サービス型アプリケーションも、通常型アプリケーションも、使用できない状態にある。
次に、操作部4からアプリケーションの起動要求を行ったときの処理を、図3を参照に説明する。なお、操作部4からアプリケーションの起動要求を行うのは、通常型アプリケーションに対してである。サービス型アプリケーションは、上記したように、画像形成装置1の起動時に、起動される。図3は、操作部4でアプリケーションが選択された際のアプリケーション動作状態の制御処理の流れを示すフローチャートである。
画像形成装置1のアプリケーション部10に通常型アプリケーションが格納されている場合、操作部4の表示部6にはアプリケーション一覧画面が表示される。図4はアプリケーション一覧画面の一例である。ここでは、例として、アプリケーション一覧画面には、「本人確認書類コピーアプリケーション」と「帳票印刷アプリケーション」とが表示されているものとする。
そこで、ユーザは、操作部4の表示部6に表示されたアプリケーション一覧画面から使用したいアプリケーションを選択する。この選択により、制御部8は操作部4から起動要求を受け付ける(S301)。制御部8は、起動要求を受けた通常型アプリケーションを特定し、動作状態制御部82は、特定された通常型アプリケーションを待機状態とする(S302)。起動要求と受けたアプリケーションを特定するために、制御部8は、例えば、図5に示すような、アプリケーション情報管理テーブルに登録された登録情報を参照する。ここで、アプリケーション情報管理テーブルとは、画像形成装置1がアプリケーション部10に格納しているアプリケーションを管理するためのテーブルである。
例えば、アプリケーション一覧画面にて、「本人確認書類コピーアプリケーション」が選択されると、どこに格納されているかを示す登録アドレス情報(URL情報)からアプリケーション部10に格納されている通常型アプリケーション12(ここでは、「本人確認書類コピーアプリケーション」)を特定し、待機状態にする。
起動要求を受けた通常型アプリケーション12が待機状態となると、制御部8はウェブブラウザ部7を起動する(S303)。それとともに、ウェブブラウザ部7にアクセスするアプリケーションのURL情報を渡す。URL情報は前述の図5に示すような、アプリケーション情報管理テーブルに登録された情報である。
起動したウェブブラウザ部7は、指定されたURLに対してアクセスする(S304)。このアクセスでは、HTTPプロトコルに基づくリクエストが発行され、通常型アプリケーション12に対するアクセスである。
ウェブブラウザ部7からリクエスト要求を受けた通常型アプリケーション12は、応答を返す。起動した通常型アプリケーションが「本人確認書類コピーアプリケーション」の場合、例えば応答する画面コンテンツは図6のようなHTMLに基づくものである。
ウェブブラウザ部7は取得したHTMLを、操作部4の表示部6にて表示する(S305)。図7は、図6の画面データをウェブブラウザ部7が表示部6にて表示したときの画面例である。
図7の画面上でユーザがコピーを実行するなどの操作を行い、アプリケーションを終了させる(S307)と、動作状態制御部82は、通常型アプリケーション12の動作を停止状態に遷移させる(S308)。
(判定部)
次に、判定部81が、判定対象のアプリケーションが、通常型アプリケーションかサービス型アプリケーションかを判定するための方法を説明する。
通常型アプリケーションは、操作部4からの入力指示に従い動作するアプリケーションであるため、操作部4の表示部6に表示される画面データ(ユーザインターフェースを提供する画面コンテンツ)を持っているか否かで判定することが可能である。例えば、図6に示すように、画面データはhtmlによって記述されるため、アプリケーション内(アプリケーションを構成するファイル内)にhtmlのタグ(画面データを示す識別情報、画面コンテンツを示す識別情報)がある否かで判定してもよい。
また、判定部81は、判定対象のアプリケーションのファイル構成を参照し、拡張子がhtmlまたはhtm(画面データ用の拡張子、画面コンテンツ用の拡張子)のファイルを有するアプリケーションは画面データを持っていると判定してもよい。図8の例を用いると、default.htmlは、拡張子がhtmlであるため、画面データ用のファイルであると判定可能である。
また、アプリケーションをアプリケーション部10に格納する際(画像形成装置1に登録する際)に、サービス型であるか通常型であるか、どちらのタイプのアプリケーションかを示す識別情報を、画像形成装置1に登録してもよい。その場合、図5に示すような、画像形成装置1がアプリケーション部10に格納しているアプリケーションを管理するためのアプリケーション情報管理テーブルには、アプリケーションのタイプの識別情報を示す列が追加される。よって、判定部81は、このアプリケーション情報管理テーブルを参照に判定することが可能となる。
さらに、アプリケーションをアプリケーション部10に格納する際(画像形成装置1に登録する際)に、どちらのアプリケーションかを識別可能な場合は、アプリケーション部10を、サービス型アプリケーションを格納するサービス型アプリケーション部(サービス型アプリケーショ領域)と、通常型アプリケーションを格納する通常型アプリケーション部(通常型アプリケーショ領域)とに分けておき、それぞれ対応する領域に格納してもよい。よって、判定部81は、アプリケーションが格納されている場所(サービス型アプリケーション部か通常型アプリケーション部か)の情報から判定することが可能となる。
(プログラム・記録媒体)
本実施形態の画像形成装置1の各ブロック、特に制御部8は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、画像形成装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラム及び各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像形成装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、画像形成装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、画像形成装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、上述した実施形態において開示された各技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、アプリケーションを動作させる画像形成装置、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機(MFP:Multi Function Printer)等に適用可能である。
1 画像形成装置
2 画像読取部
3 画像形成部
4 操作部
5 入力部
6 表示部
7 ウェブブラウザ部
8 制御部
9 通信部
10 アプリケーション部
11 サービス型アプリケーション
12 通常型アプリケーション
13 ウェブサーバ部
81 判定部(判定手段)
82 動作状態制御部(動作状態制御手段)

Claims (9)

  1. ユーザからの指示入力を受け付ける操作部と、アプリケーションを格納するアプリケーション部と、前記アプリケーションを動作させるサーバ部と、を備えた画像形成装置であって、
    前記アプリケーション部に格納されたアプリケーションが、前記操作部からの指示入力に従い動作する通常型アプリケーションか、前記操作部からの指示入力を必要としないサービス型アプリケーションか、を判定する判定手段と、
    前記判定手段により通常型アプリケーションと判定されたアプリケーションを、停止状態になるよう制御し、前記判定手段によりサービス型アプリケーションと判定されたアプリケーションを、起動して当該アプリケーションへのアクセスが可能な待機状態になるよう制御する、動作状態制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判定手段による判定及び前記動作状態制御手段による制御は、当該画像形成装置の起動時に実行されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記動作状態制御手段は、
    前記操作部が通常型アプリケーションの起動要求の指示入力を受け付けると、起動要求された通常型アプリケーションを待機状態にし、
    待機状態の通常型アプリケーションの使用が終了すると、当該通常型アプリケーションを停止状態にすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作部は表示部を備えており、
    前記判定手段は、判定対象のアプリケーションが、前記表示部に表示させるユーザインターフェースを提供する画面コンテンツを有するか否かの判定を行い、当該画面コンテンツを有する場合には、判定対象のアプリケーションを通常型アプリケーションと判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記判定手段は、前記ユーザインターフェースを提供する画面コンテンツを有するか否かの判定を、
    アプリケーションを構成するファイルの拡張子が、画面コンテンツ用のものであるか否かの判定、あるいは、
    アプリケーションを構成するファイル内に、画面コンテンツを示す識別情報が含まれているか否かの判定、
    の少なくとも一方により行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記判定手段は、通常型アプリケーションかサービス型アプリケーションかの判定を、
    前記アプリケーション部に格納されたアプリケーションには、通常型アプリケーションかサービス型アプリケーションかを識別する識別情報が対応付けられており、判定対象のアプリケーションに対応する識別情報による判定、あるいは、
    前記アプリケーション部は、通常型アプリケーションを格納する通常型アプリケーショ領域と、サービス型アプリケーションを格納するサービス型アプリケーショ領域と有しており、判定対象のアプリケーションが格納されている領域による判定、
    の少なくとも一方により行うとを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. ユーザからの指示入力を受け付ける操作部と、アプリケーションを格納するアプリケーション部と、前記アプリケーションを動作させるサーバ部と、を備えた画像形成装置での前記アプリケーションの動作状態の制御方法であって、
    前記アプリケーション部に格納されたアプリケーションが、前記操作部からの入力指示に従い動作する通常型アプリケーションか、前記操作部からの入力指示を必要としないサービス型アプリケーションか、を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにて通常型アプリケーションと判定されたアプリケーションを停止状態になるよう制御し、前記判定ステップにてサービス型アプリケーションと判定されたアプリケーションを起動して当該アプリケーションへのアクセスが可能な待機状態になるよう制御する、動作状態制御ステップと、を含むことを特徴とするアプリケーションの動作状態の制御方法。
  8. 請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置が備える前記各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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